2002-07-09 「足るを知る」
2002-07-02 「既成事実の積み重ね」
2002-07-02 「急ブレーキ」（にがてなんです、その３）
2002-06-27 「それとおなじで。」
2002-06-27 「やきとうもろこし」（にがてなんです。その２）
2002-06-25 「BonApetit. 」（苦手なんですその１）
2002-06-24 「それってどうよ？」
2002-06-24 「飲茶」
2002-06-24 「痛いのは最初だけ」
2002-06-14 「だってホラ、２１世紀なんだぜ」

それは夢のような張り紙の文句でした。

氷屋さんの店先にかかれていた
「みつかけ放題」の文字。

常々「もっとたくさんかけてくれればいいのに」と
不満に思っていた私は、ここを先途と3杯もかけてしまいました。

ところが。

世の中うまくしたもので
そんなにかけると、氷が溶けちゃうんですね。
今度は・・・。

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約一ヶ月前から、わが社の事務所に
一匹の猫が住み着きました。

とても人懐っこく
みんなに愛想を振り撒く彼女は
ハナとともに、わが社のマドンナになりつつあります。

しかし、やっぱりみんなハナに遠慮してるのか
それほどちゃんと面倒を見るわけでもなく
一ヶ月が経過。

改めてこれといった名前もつけずに
やってきてしまいました。

「とりあえず、ウチのおっちゃんたちは『にゃんこ先生』って呼んでるけど・・・」

それを聞いた無類の猫好きの彼女は
「それはだめ！かわいそう〜！」
と、電話の向こうでひどく憤慨したような声で言いました。

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「32000円を10人で割るんだから・・・。えっと・・・（おろおろ）」

「10人で割るんだろ？ゼロ一個取ればいいんじゃん」

「あ。そかそか。頭いいなぁ」

「・・・。」

本気で感心する私に、友人たちは半ばあきれ顔。

３ケタを超える数字が登場すると
私の頭はとたんに停止します。

もし私を掣肘したければ
目の前に高次方程式を書き付けた紙を広げてあげればOK。

その効き目たるや
ドラキュラに十字架を突きつけるが如し、です。

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「一生懸命彼女が作ってくれた手料理を食べているときに、『ねぇ。おいしい？』って聞かれてね、『おいしくない』とは言えないでしょ？」

美人パティシエールの彼女は
すこしほろ酔い加減で言いました。

「それと同じで、Hしてる最中に『キモチいい？』ってきかれても・・・ねぇ・・・」

テーブルの上に、うずたかく目から落ちたうろこが積みあがったような気がしましたね。私は。

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私はかみ合わせが逆なので
下あごが前に出ています。

俗にいう「うけくち」というやつ。

だから、これから旬を迎えるとうもろこしを
うまく食べることができません。

いや、だめなんですよ。
あの一列づつ歯ではずしていく食べ方は
上前歯を引っ掛けるほうじゃないと
うまくいかないんです。

下の歯だと、あごが疲れちゃって・・・。

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料理自慢の母に育てられたせいか
好き嫌いなく育った。

しいていえば、ギンナンがだめっていうのくらい。

「だからね。このギンナンあげるから、とりにく頂戴」

茶碗蒸から掘り出して交渉したところ

「何が『だからね』なのか、わかんないけど。ヤ」

きっぱり彼女は言って、これ見よがしに鶏肉を口にはこび
とてもおいしそうに食べてしまいました。

くそぅ・・・。

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今、例によってネットカフェから接続中。

ここは漫画喫茶も併設してるんですけど
いまちょっと不思議なカップルを見かけました。

二人で漫画を読みふけってます。

並んで座って。

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妹と飲茶専門店に行くと
「女性って、ほんとに移り気なんだなぁ・・・」
と思うことしきり。

新しく湯気を立てるワゴンが登場するたびに
「あ。あれなんかおいしそうだよ」
と、まださっきのお皿がきれいになっていないのに
次々と新しい点心を取ってきてしまいます。

あのなぁ・・・。
にーちゃんはディスポーザーぢゃないんだぞ・・・。

「まだ食べられる？」
と、自分のおなかと相談しないで
私の顔色をうかがう妹に
そう言ってやりたくなるのです。

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「痛〜い痛い足つぼ治療。でも、痛いということは血行が悪くなっている証拠。何度も繰り返すことで、痛みも変わっていきます。」

近所のスーパー銭湯のパンフレットに載っている
足つぼマッサージの紹介文がコレ。

ふぅん・・・「何度も繰り返すことによって、痛みも変わっていきます」か・・・。

・・・（はぁはぁ）

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月に人間を送り込み、新幹線を２７０キロで走らせ
１万１千メートルの深海にまで潜ったこのご時世。

その技術力をもってすれば
「すっきりきれいに割ることのできるわりばし」なんてものくらい
ちょいちょいっとできるはずです。

技術の使い方を違ってるよな。絶対。

そうぶつぶつつぶやく
昼下がりの牛丼屋です。

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