2000-10-12 ホントにゲージツの秋ですわ。
2000-10-11 ２チャンネル
2000-10-10 「ＯＵＴ」
2000-10-09 Ｋちゃんレポートまだ続く。
2000-10-08 ちょっと高尚に。
2000-10-07 Ｍ夫人の不倫
2000-10-06 社宅妻Ｋちゃん・その３
2000-10-06 社宅妻Ｋちゃん・その２
2000-10-06 社宅妻Ｋちゃん・その１
2000-10-05 私はＢ子の親友らしい。

あやや様とよちみ様に影響されて、私もマウスでお絵かきしてみました。
はずかしくない程度に上達したらここにＵＰしてみようかしらん。

自分でいくつかのＨＰを運営しているカレンですが、壁紙などの素材はいわゆる「素材やさん」から借りている。ちょっとはまっていろんなところを覗けば覗くほど自分のツボにはまるものがどんどん出てきて、結局ひとつのサイトの中にさまざまなテイストが盛りこまれてしまう。はっきり言えば「統一感がなくてセンスがばらばら」なのである。

昨日兄の結納準備の経過報告を聞く。なんでも彼女と新居の家具を選んでる段階とか。家具は勿論、ソファーも生地からオーダーだとか。いいなあ、と思う。あ、これ、お値段のことじゃありませんよ。必ずしもオーダー品が既成品より高いわけじゃないですもの。

選ぶセンスのある人がとってもウラヤマシイ。何を選べば全体のイメージが統一するか、
分かっているのである。家具やソファなんて、洋服のように飽きたらポイ、じゃないんだもの。食器や、電化製品や、飾り物たちとの調和も考えねばならない。家のイメージ、家族のイメージ。

うちのリビングや食器だなを見るといつもため息。好きなものばかりが並んでいるのだけど、趣味がバラバラ（爆）。ついでに自分のＨＰ達も、デザインはてんでバラバラ。
私のような人が沢山いるからデパートが賑わい、素材やさんが賑わうのだと信じよう。

家具やソファは手遅れだけど（爆）、ＨＰの壁紙くらいはテーマを統一して自分のオリジナルを作り上げたいものだ。できるだろうか。

つっこみ 先頭 表紙

ふう。徹夜しました。徹夜！
仕事です。期日迫ってます（笑）。一度午前４時ごろにフラフラしてきて寝ようかなーとベッドに入りましたが、頭の中をいろんなアイデアが駆け巡り・・・。むくっと起きてまた仕事です。結局８時まで。で、寝て起きたら夕方４時（汗）。人差し指の先が凹んでるううー（ノートパソコン事情により）。ダーリンは朝とても静かに家を出てくれた模様。ありがと♪

と、起き抜けに、パソコンを開き、いつものお気に入りコースを巡回。なななんと、私が毎日チェックしていたＮ嬢の日記が閉鎖してしまった！オー、ノー！！
自分とは全く違う世界に足を踏み入れているＮさんの日記は、なんだか２チャンネルで取り上げられて随分叩かれて、掲示板もすごい勢いでヒドイ書きこみで埋められていた（前からだけどね）。

簡単に言うと、ホストに貢ぐために某大手商社（多分Ｎ社だと思う）のＯＬを辞めて
風俗嬢になったＮちゃんの日記。ひょんなことから読むようになったらハマってしまった。Ｈネタは殆どなし。掲示板のレスのつけ方なんかウマイな、と思うことがあったりして、読み続けていきたいなーと思ってたのになあ。

２チャンネルの存在を知ったのはその日記を見てから。それだけ需要があるから個人サイトへの影響も出るんだろうけど、マナーは守らないと。・・・ってすごい当たり前のことだっつーのにさ。残念がってる読者は沢山いるんだよ。もう。

自分なら一生関わらないだろう世界を垣間見るのがネットの利点だっていうのにさ。
別に多少作り話だろうが、妄想はいってようが、いいじゃないの。ふう。

明日は奥様会でランチ兼俳句教室があるんだけど、起きられそうにないなあ。
お断りしてしまえっ。

つっこみ 先頭 表紙

「クッチーとカレンの交換日記」にタイトルを変えようかと思った程（笑）すっかり口車様からのつっこみオンリーなこの頃。もっと皆さんに愛される日記にしなければ（何をいまさら・・）♪

毎週日曜日は、インターナショナルチャンネルにて、夜日本のドラマが放送されます。
普段連ドラのビデオを一切見ない私にとって楽しみなんだけど、なんだか毎回良いドラマが続いててうれしい。前回は「彼女達の時代」（深津絵里、中山忍、椎名きっぺい）で、終わってしまったーーっ、と思ったら今度は「ＯＵＴ」。桐野夏生原作、田中美佐子、渡辺えり子、飯島直子他。昨日は第３回目かな。

このドラマ、沢山のメッセージが詰まっている。夫婦のあり方、老人問題、サラ金、外国人（ブラジル人）、女性のキャリア、ヤクザ社会・・・。
まだ３回しか見てないし、原作も読んだ事ないので今のところの印象ではありますが。
前回の「彼女達のドラマ」も、なかなか深かったです。

日本では「くたばれ専業主婦」だの「ふざけるな専業主婦」だのという本が話題をよんだそうですが。私は読んでないので詳しい内容は分からないけど、それに対抗したＨＰなんかがあるようで、ちらりと拝見しました。（作者のＨＰはつぶされたらしい）http://member.nifty.ne.jp/Tam/against.htm

この本の作者の本心がどこにあるかは知らないけど、主婦層に目をつけ、本にして、すごいタイトルで人を煽り、メデイアをフル活用して宣伝した、という過程に関しては、商売としては上手くやったわね、という感じかしらん。どれくらい売れたんだろう？

「ＯＵＴ」に戻りますが、田中美佐子（既婚、１８くらいの息子は不登校になってバイト生活）は、信用金庫に２０年以上勤めた女性。部長や支店長よりもその支店に長くいるわけだから、彼らには煙たがれる。部長の間違いを指摘したのがきっかけで、「一緒に仕事がしにくい」から、と、転勤（超いやがらせ）を言い渡される。それをキッカケに退社。

私の友達Ｋちゃんの社宅友達のお話を聞いてても思ったのですが、３０代後半以降くらいの女性で専業主婦をしている女性の中には、「えーーーーっ、勿体無い！！働けばいいのにー！」と私のような凡人がひっくり返りそうになるほど優秀で（高学歴とか学校名だけでなく）資格だの、スキルだの持ち合わせた人がいたりする。

ドラマの中の田中美佐子のように、優秀（あるいは高学歴）だからこそ、女だからということで「働きにくい」という経験をした人達は、出産や結婚を機に、家にはいることを望むのでしょうか。

ちなみに田中美佐子さんは、現在は深夜（１２時〜朝６時まで）のお弁当工場での仕事を毎晩している。そこで一緒の渡辺えりこや原沙知絵（だっけ？ＣＬＡＳＳＹに載ったりしてた子）や高田聖子と知り合って、そして、犯罪につながっていく・・・。

見逃した方、オススメしますよー。私は原作も読んでみたいなあ。

つっこみ 先頭 表紙

すっかり昼夜逆転しそうな、ＰＣに向かいっぱなしのお仕事カレンです。
今はＪＡＶＡと格闘中。うーむ。

Ｂ子ちゃんからまたまたグチ電話がかかってきたけど、聞いてるヒマないのよー、ごめんね。それにしても、この人は、自分が過去に私に言った事など覚えてないのかな。なんか聞くたびに彼女の生い立ちやダンナ様の家庭事情が違う気がするんだけど。
それと！私の話した事も、記憶の彼方なのね。なんなんざましょ。

社宅レポート。社宅の全世帯に配る用のその地域の地図だかなんだかを
印刷やさんだかお役所だかがお当番のＫちゃんのところに届けてくれたらしい。
あいにくＫちゃん、急用で里帰り中、伝言通りだんな様がお当番２号のＹ夫人に
そのまま届けたと。１００枚の紙と、業者にもらった洗濯洗剤（小）２箱。

数日後に東京から戻ると、社宅ではうわさ話が。
「まったく当番たる人が、業者から賄賂を受取るなんて。返すべきよ。」・・・って。賄賂って・・洗剤？？？

「ばかばかしくってイヤになるよ。」と嘆くＫちゃん。だんな様にグチったら
「そうだよね、ボクが受取るべきじゃなかったんだ。これは皆さんに謝るべきだね」
とのお返事。

おぼっちゃまダーリンの発言は、いつも面白い、私ら第三者にとっては。
だがＫちゃんにとってはどうなのかなー。
「私だけがおかしいみたいな錯覚におちいるわ」と泣いてました。おーよしよし。

つっこみ 先頭 表紙

えーと。
あんまり対象が分かることを書いてはいけませんわ、と、私の友人で唯一ここのページを
見ている人に言われましたので、少し自粛しながら続行。（ほんとかな）

まーでもこういうウワサ話が広まる過程というのは、日本人に限らずどこの国のお方も
一緒。以前はイギリス人と共に働いていましたが、彼ら皇室系のゴシップは男女問わず
すごい。さすがのダイアナ妃、「大好き」派と「大っきらい！」派がはっきり分れていたし、意外やカミラさんをサポートする人もいたりして。あちらはあちらで、チャールズと同級生だった人とか、ダイアナ妃の元同僚（保母さん）とどこかで繋がるらしく、常にあの手の話題は盛りあがっていましたね。イギリスも日本同様せまいから、きっと「友達の友達の友達の友達・・・」って辿っていったら結局みんなつながるんでしょう。

私もそんなこんなで、雅子様のお話をいろいろ聞いた事があります。留学時代のことから
外務省での勤務のご様子など。個人的にはああいう女性にあこがれるカレンですので
彼女のイメージを損なうウワサはここでは全て削除。
やはりあの通り、誰もが憧れる素敵な女性だったそうです。なっとく。

つっこみ 先頭 表紙

まったくアメリカにいるのに日本の社宅話ばかりなカレンでございます。

ここでは私の興味をそそる女性があんまりいないので、ゴシップを聞いても右から左に抜けることが多い。しかし。人妻の不倫に関して私は賛成も反対もしませんが。同じ街に住む日本人同士で、というのはリスキー過ぎやしませんか。

女性っていうのは（私も含めて）、ゼッタイに自分の幸せ＆不幸せを、誰かに言いたいのである。ゼッタイ言っちゃう。愚痴に関しては言ってもショウガナイ、って分かってても、とにかくウダウダ言いたい。で、それを聞いちゃった方も、誰かに発散したい。現に私だって、Ｋちゃんの話をここでネタとして出してる。Ｋちゃんの社宅の人に言うんじゃないからいいかな、と自分にいい訳してる。無責任なのだ。内容の重大さに関係なく、誰かに言えば気がおさまる、ってその程度。

なので、Ｍ夫人も、夫の所属する会社や学校が違うから、という安心感でカレンを始め何人かの日本人に自分のラブストーリーを話している。へええ、Ｍさん、Ｗさんなんかが
好みなんだー、ふうううん。と思ったのが２ヶ月くらい前。

先日久しぶりに奥様ランチに出席してみたら、Ｍ夫人、ご親戚の結婚式だとかで日本に帰国中。で、いない人の話で盛りあがる、盛りあがる。私を含めて８人だったんだけど、みーーんな知ってるじゃないの、二人の関係。そのうちの一人、Ｒ子の夫がＷ氏と同じ職場らしく、Ｒ子は夫と手分けしてＷ氏とＭ夫人を観察していたらしい。（しかしこの夫婦はこんなこと以外にやることはないのか。）

知らぬは本人達ばかり、となる日も近し。Ｍ夫人も、彼とのＨがどーのこーのと、
得意気に話すのもどうだろうか。ネット恋愛にあこがれるＪ子ちゃんを思いっきりアオってしまった様子。Ｊ子ちゃん、ネット上だけじゃなく、実在の男性に目を向けるという選択肢を増やした模様。

誰かのお家で開催される会というのはエンドレスになること必至。
そのうえ車社会なので、「ＯＯさんがＸＸさんを拾って・・・」なんていう
集団登校、いや、運転手の割り振り、いやいや、効率的な参加方法が暗黙の了解で決められている。だから、帰りたくっても、自分の勝手に帰れない。
私はいつも運転手を買って出て、誰かひとりをピックアップする。ひとりくらいなら、
もし私が先に帰っても、誰かが送っていってくれるからだ。
しかし、毎回早く退場するのもはばかれるので、今回は最後まで参加。
人ごとだから、聞いてて面白いけれど、いやはや、毎週参加のみなさま、すごいわー。

本腰いれて就職活動しようかな、と思い始めてる今日この頃。

先頭 表紙

その２に続いています。

そこでＫちゃんの発言。
「大体、皆好意の意味をはきちがえいる。子供のいない人達は、傷つくこともあるし、繊細さを持ち合わせているから相手を気遣うことを知っててお付き合いしやすいけれど、社会から離脱され、親にもなれない寂しさからやたらと同じ立場（に見える）人達と連帯感を持とうとする。それは理解できる。だけど、同じ所に行ったり一緒にお稽古事を習ったりすることが「友達」じゃないんだよね。そんなの女子校以下だよ。」
ふーむ。勇気ある発言。それでも寂しさから八方美人に皆にイイ顔してしまうであろうカレンにはイタイお言葉。でも的を得てると思う。

プラス、Ｋちゃんは彼女のスタイルというものを確立していて、育った家庭環境から身に付けたお料理に対するこだわりがある。インスタントものは一切使わないとか、おぼっちゃまダーリンが口が肥えてるので、１００ｇでいくら以下のお肉は口にしない、とかいろいろ。だから
「まとめ買いしたブルドックソースを、いくら一本９８円の安売りだったからといって
おすそ分けしてくれないでほしい。私はコロッケは大好きだけど、ブルドックソースは一切使わないから。」
という姿勢があるため、日々の「仲良しごっこ」には困ってしまうと。

「私はいつもイＯリ（紀伊国屋の関西版）の袋を下げ、着るものにも気を遣って生活している。それは見栄でも自慢でもなく、自分の決して譲れない感覚を全身でアピールしてるのだ。」

だから、こんな自分と合わないと思う人は、どうか近づいてこないで欲しい、
仲良くなっても、人に自分の好みを押しつけるのだけはカンベンしてほしい、
好意の本当の意味ってそういうことじゃないでしょ、と。

私は、ハウスバーモントカレーとCook Doとキューピーマヨネーズがない
生活は想像ができない無能主婦です。Ｋちゃんとはそんなギャップを超越した友達歴２０年の仲なので今までお料理のことなど二人で喋った事もなかったけど、話を聞いてて学ぶものがあります。

「日本人がこんなに世界中で生活できるようになったのも、ヒトエに、この世界最先端を誇るインスタント食品の最高品質と流通の発展のおかげよ！」
と、ヒデキ感激ハウスバーモントカレーを絶賛した私に、Ｋちゃんは爆笑スマイルを返してくれました。

「カワイイから妬まれるのよねー」という一言だけでは解決できそうにない、深い深い社宅のお話でした。

先頭 表紙

子供がいるかいないかで、社交関係が変わってくるというのは確か。
「子供のために」お友達を作る機会を持つ、となったら、自分のことより真剣になるだろうな。

Ｋちゃんみたいなキレイな人が近くにいたら、私も同じ子供なし妻としては、
お近づきになりたいと思う。・・・実際そういう人が周りにいて、目上の人にも
年下ちゃんにも好かれるので、Ｋちゃんにも気の合う友達が少ないけど、いる。
だけど、それでも「同じ社宅だから」という理由だけではなかなか心を開かないＫちゃんに、周りのお友達はよけい好奇心を抱くと思う。

３０過ぎて、結婚３、４年以上たってて、子供がいないと、何だか「事情があるのかしら・・・」と同情する人がいますが、これ、とっても失礼なので、やめましょう。
欲しくてもできない人だっているし、身体の異常はないのにセックスレスという夫婦もあるし、治療中、通院中の人だっている。中には、作らない、と決めてる人だっているでしょう。私も過去に、「子供を産まない人生なんて何が楽しいの！」的な発言をされて、かなり傷ついたことがあります。心の中で思うのは勝手だけど、本人の前で言わないでね。＞Ｔさん

Ｋちゃんの親しくしているＹ奥様。
その方は子供が欲しいのにできなくて、通院中。なので、Ｙさんより年上のＫちゃんのこともゼッタイそうだわ、と勝手に推測、Ａ大病院はどーの、Ｂ婦人科はどーの、と自分の報告をしがてら「Ｋさんもそうなんでしょ？情報さしあげるわ」的空気が漂いまくってるとか。「Ｋさんのことも聞かせて」ってなもんだ。コワイ。
その他同世代チームからも、お稽古事や安売り情報など、お誘いをよく受ける。
駐車場を見れば外出してるかどうかすぐ分かるから、Ｋちゃんが自宅にいると分かると
電話がかかってくる。出ないと、ファックス。または、Ｅメール。すごい。

つづく。

先頭 表紙

気分を変えて、私の仲良し友達Ｋちゃんの社宅物語。
第三者としてその面倒くさそうな話を聞きながらもＫちゃんの人間観察＆
分析力には、心から感心する。

Ｋちゃん、私と同い年。子供なし。東京から関西某所の巨大社宅へ引っ越して早３年。
ダンナ様とは社内恋愛ではないために、「社内恋愛組」（前いた部署・支店の話で
ウチワ受けする）にも「ママさんグループ」にも入れず。
ただでさえ初めての関西デビューにより、おぼっちゃまなダーリン共々
参ってしまう日々。年に４回は一人で実家にお帰りのＫちゃん。

しかしかなりマイペースな彼女、女子校でさんざん経験した金魚のフン的
お付き合いは好まず、浜崎あゆみの担当のカリスマ美容師に紹介された関西支店に
ひとりでいき、公私ともに認めるグルメの女王、美味しいケーキやチョコレートのためには
どこまででも行く。周りの奥様に近所の理髪店の「お友達紹介カード」をもらおうと、
スーパーの安売りに誘われようと、ただの「おつきあい」のためだけには行かないＫちゃん。
勿論そんな感情は決して顔には出さず、熱があろうとカナシイモードだろうと人当たり度２００点。
「自慢話はご法度」と、お茶やお花の腕前も、書道の師範も、語学の才も過去のキャリア話も
子供の頃に劇団からの勧誘がすごくて「おしん」役になってたかもしれなかったという過去も、
能ある鷹は爪を一切隠し、お免状すら家には飾らず、めざせ！透明人間な姿勢。

特にＫちゃんは、誰もが認める上品できれいな奥様。ファッションのセンスは勿論、その愛くるしい
お顔といい、知性あふるる受け答えといい、私は友達としてすっごく自慢。
と同時に、社宅のオバ様達からは「派手な外車にのったカワイ子ちゃん」とカッコウのターゲット。

私は今や海外暮らし１０年を越え、友達も知り合いもいない土地での生活が、どんなに
退屈だかを良く知っている。仕事してたって、愛するダーリンがいたって、
自分と気の合う人がいるのといないのとでは、生活の潤いが違ってくる。

そしてそういう意味では、別に海外だから、とは限らず、Ｋちゃんのように日本国内で
全く知らない土地に行った場合も同じだと思う。借り上げならともかく巨大団地のような
その社宅は（何度か宿泊経験ありな私）「会社がらみ」で繋がれたファミリーの集合体。
「あの奥さん、嫌い」なーんてわがままはまかり通らない。せめて表面上は。

そう思うと海外組、同じ会社の人間が１００人もいるわけじゃなく、妻が失言はいたところで
（ウワサはすごいスピードで流れはするが）夫の仕事に影響は特にない。
たった数名の同僚の奥様とのお付き合いだけでもかなり気を遣う私、１００世帯のファミリーと
共同生活（！）しているなんて、尊敬してしまう。いろんな派閥に融合するのもスゴイし、
Ｋちゃんのようにマイペースを貫くのもすごい。
社宅については昨今いろいろ言われているようですが、私はその中で自分のポリシーをしっかり貫いている人達を応援しています。がんばれー！

つづく。

先頭 表紙

Ｂ子は日本の（大阪）高校を卒業後、アメリカの大学を卒業して、ここの某日系企業で働く主婦。２８歳。夫はアメリカ生まれの日本人、３２歳。大学卒業以来ずっとアメリカ暮らしで、いわゆる日本でのＯＬ経験、バブリー女子大生経験のないＢ子、だんな様の会社の日本人奥様グループとは合わない模様。

私は３年前までアジア某都市に住んでたし、ずっと仕事していることもあって、専業主婦奥様連とは違うグループにはいると思われるのか、Ｂ子からは妙になつかれている。
今は在宅で以前いた会社から依頼される仕事をこなしているのだが、ＰＣを離れたらただのグータラ専業主婦な私。ただ、東京での大企業ＯＬ経験者としては、近所の日本人奥様連とは合い通じるものも多々あり、子供がいないながらも、時々参加する皆さんとのランチでは昔の話で花が咲きまくり、そんなイヤな思いも今のところ経験なし。

しかーしＢ子は、物事ナナメに取るようで、彼女らが全然英語ができないだとか、日本の短大卒をバカにした発言とか、日本のＯＬってのは能力がない、だとか、アメリカの大学がいかにすごいか、とか、いつも言ってる。
それも、東京の短卒で、アメリカの大学いったことなくて、日本でお気楽ＯＬをやっていた経験ありの私の前でいう。（一体アンタはなんぼのもんじゃ、と私は言いたい。＞大学、専攻、今やってる仕事の内容など。）

「カレンさんは違うわよ。ＯＯＯ（某都市名）でも立派なお仕事されてたし、今だって」といつも付け足すけれど、私は、Ｂ子よりも他の奥様との方がずっと親近感を感じるのである。それが証拠に、こちらからは一切連絡をしていない。大体こういう人って、他では私のことも悪く言ってそうで、どうも信じられん。

先日、Ｂ子がお友達のグチを私にこぼしたので、
「まあ、この年からホントの友達を作るのってムズカシイよね。」と助言した。
私には、女子校時代の、今や２０年の付き合いとなった大親友と呼べる友達が何人かいる。海外生活でそれなりに親しくなった人も沢山いるけれど、やはり知り合った人数に対してその比率はかなり低い。共通の話題で盛りあがれる人はいても、本当に心を許せるなんて相手はなかなかできないし、そもそもそんな人は一人か二人いれば十分だと思っている。

同じ土地に住んでるから、同じ日本人だから、なんてことで友達になんてなれるわけない。と私は思うが、Ｂ子のグチのレベルは非常に幼稚で、そのＡちゃんとやらの悪口を連発する。私はそうだね、そうだね、と優しいオネエ様ぶって聞いててあげた。
「やっぱり、カレンさん、私の親友。カレンさんがいるからもうほかに友達なんていらない。」

車で１０分の距離に住んでいるＢ子とは、もう１ヶ月以上も会っていない。
今年になって一度も私から電話をかけたことも、メールをしたこともない。
そんな私が「親友」だなんて、一体どういうことなんだろう。

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