日課として。
夕食後、好きな遊びをする前に、娘たちは必ずピアノの練習をすることになってます。
お皿を洗っていると長女アイの発表会の曲が流れてきました。
よしよし。リズムの狂いが治ってきたわ〜。
しかし、その後、いつまでたっても次女ケイの練習曲が聞こえてきません。
業を煮やしてアイに。
ハハ:「ケイちゃんのピアノの楽譜を出して、ちゃんと弾いてるか聞いててあげて。」
姉娘:「はーい」
お皿を洗いおえて。
ついでに洗濯機もまわそうと思って。
ハハ:「終わったら、宿題の楽譜の色塗りもみてあげてね。」
姉娘:「はーい。終わったよ。でも、ママ、楽譜どこにしまったかわかんなくなっちゃった。」
ハハ:「ええ?どうして?今、弾くのに使ってた楽譜なのに?」
ハハ:「ケイちゃん、ちゃんとピアノ弾いたの?本当はまだでしょ?」
妹娘:「弾いたよ。」
ハハ:「キッチンまで音が聞こえてこなかったけど?」
次女:「小さい音で弾いたの。」
家事の区切りがついたところでピアノのもとに行って。
ハハ:「練習したなら上手に弾けるはずよね?ママに聞かせて。」
妹娘:「えー。さっきもうやったのに〜。」
としぶしぶ、ちっちゃい、ちっちゃい音で弾き始める。
しかも、間違える。
ハハ:「そんなちっちゃな音じゃ、発表会で後ろの席の人まで聞こえないでしょ。」
妹娘:「はーい。」
大きな音で弾き直しても。やっぱり同じところで間違える。
ハハ:「ケイちゃん、さっき練習したって嘘でしょ?」
妹娘:「三回弾いたよ。」3歳だから3回。
こういうとき、次女の口を割らせることは難しい。
矛先をかえることにした。
ハハ:「アイちゃん。ケイちゃんの練習みてあげてって頼んだよね。」
姉娘::「みてあげたよー。」
ハハ:「じゃあ、どうして四分音符が二分音符になってるの?いい加減に見てたの?」
ハハ:「アイちゃんを信頼してまかせたのに。それとも本当は弾いてないの?嘘ついたの?」
姉娘:「ごめんなさいー。早くTVが見たいから嘘ついてました〜。」
まぁーったくっ!
姉妹で共謀して親を騙そうなんて!!!
3歳と6歳がみえすいた嘘をついて。
しかも「ちっちゃい音」を再現してみる演技までして、何つ−3歳児なのよ。
10年早いっ!
それでも。
アイの方は嘘をつききれないとこが可愛いのかもしれません。
小さい時から、嘘をついているのが顔に出るから不思議。
目と目をあわせて問い詰めると必ず自白します。
悪い事をしたことよりも、それを嘘ついて隠そうとしたことの方が叱られるってわかってるし。
それに比べて、ケイの嘘は見破るのが難しいです。
渦中では、絶対に自分からばらさないし。
個性、ですかね。
それとも親の手のかけ方の違いとか?
私は一人っ子だったので、こういうのを見てると。
姉妹っていいなーと思います。
喧嘩もしょちゅうだけど。
二人で何かを一緒にすることも多い。
自分では経験できなかった、そういう世界を身近で見られるのって楽しい。
※サンシャイン水族館のペンギンをみつめる姉妹。 |