月初に、図書館で借りた宮部みゆきの「楽園」。
人によって好き嫌いはあるかと思いますが、私は割りとすんなり頭に入ってくる内容でした。
その中で心に残ったのが「第三の眼」という言葉。
言い換えれば「第六感」ということでしょうか。
それを彷彿とさせるできごとがありました。
今日。アイが幼稚園のなかで、怪我をしたのです。
迎えに行って、帰るまでの一遊びの途中で。
本人曰く。
お友達3人で、幼稚園の太鼓橋にふざけてヘンな姿勢でぶらさがって移動して、一回転して顔から落ちてしまったとのこと。
泣きながらも、担任の先生のところに行って手当てを受けていたムスメ。
ムスメを囲んでできる人だかり。
そのことに気がついた知り合いのママがケイの傍にいた私を呼びに来てくれました。
慌てて駆けつけると。
先生がアイの血だらけの鼻の穴にティッシュを詰め込んでいました。
その横で。
現場を見ていたというママが親の私をみるなり「危ないなー。そのうち誰か落ちるなと思って見てたのよ。」と教えてくれました。
もちろん。責任は、一瞬でも目を離した私にあるので。
そんなことを後から言うなら、その場で注意してよ。と思ったことを口には出しませんでしたが。
嫌な気分になったのは確かです。
私だったら、危ないことをしていたら、例えよその子でも注意するし、傍に控えます。
と。本題からそれてしまいました。
幸い。鼻血もすぐにとまったので、大事ではないと安心したところで、ドロだらけの顔を洗ったら。鼻前面に擦り傷・・・。
女の子なのに。参りました。
それではっと気がついたのが。
一昨日、昨日の晩と、ケイが書いた絵。
全ての顔に「鼻血」が書かれていたのです。
見たこともないのに。
「なんで書くの?やめなさい。」って言っても。
「おめめ。おくち。おはな。はなぢもでてるの。」と言いながら書いてしまう。
「はなぢ」なんて書くのは初めてだったので気持ち悪いなと思っていたのですが。
もしかして。
今日の事の予言だったのかもしれません。
アイだって鼻血を出したのは今日で二回目だし。
2歳のケイ。
幼いゆえに。知性より本能が優先していて、そういうものが見えるとか?
私の娘だし?
「第三の眼」ですかね。
※証拠の絵。 |