実家に行ってきました。
洗面所の蛇口が変わっていたので。
「新しく買い換えたの?」と母に聞くと。
「そうなの。お風呂のお湯が出なくなってね。業者に来てもらったら、全部変えられちゃって。40万円もかかったのよ!」。
「え?40万円は高すぎでしょ。湯沸かし器変えた?それでもそんなにかからないよ。領収書見せて。」。
見せてもらったところ、領収書が2枚。
修理費用で30万円と交換費用で40万円。
「合計70万も払ってるよ!」。
「40万しか払ってないわよ。それでも高いなぁ〜とは思ったんだけど、手元に先日貸金庫を解約した時の現金が丁度あったから、それで払ったの。」
え?
当日いきなりの現金払い。それも2回!
「お金出してるとこ見られなかった?」
「う〜ん。覚えてない。」
「その封筒見せてみて?」
百万円入っていた封筒には7万円しか残ってませんでした。
もしかして、間違って、内金の領収書の回収し忘れかもしれないと、祈るような気持ちで業者に確認をとると。
「2回にわけて払っていただだいてます。高額なので、何度もご家族に確認されなくて大丈夫なんですか?と言ったのですが、ご本人が大丈夫だとおっしゃるので。」と。
しかも、ご丁寧にその旨、わざわざ見積書に記載されてありました。
これ、ぜったい、高齢者を狙ったぼったくりですよね?
悲しくなりました。
母には「顔見知りじゃない、銀行の人、警察の人、工事の人とかは、一人の時は家にいれない。必ずワタシが同席するから呼んでね」と言ってあったのに。
いつもと違うことが起きたら必ず連絡して。と頼んでいたのに。
ムスメより、郵便受けに入っていたチラシを頼るとは!
そして、70万円払うのは日常のこと?
私が何度も「自分で判断しないで連絡してね。」と念を押したので、叱られたとでも思ってのでしょうか。
「最近、特にぼーっとしてるのよね。」と言い訳してきたので。
「だったら自分で判断しないで、なんでも相談してね。」と言いおいて帰ってきました。
母は「もう払っちゃったし。」とニコニコしてますが。
ワタシは憤懣やるかたないので。
明日、消費生活相談センターにでも電話して相談してみようかなと思います。
お金は戻ってこないだろうけど、次の被害者を減らすためにも。
※ピアノの発表会のあとに食べた回らないお寿司。 |