2001-06-28 ささやかな・・・。
2001-06-25 イナガキ映画の会「メキシカン」「ディスタンス」その２
2001-06-25 イナガキ映画の会「メキシカン」「ディスタンス」その１
2001-06-25 岩清水君。
2001-06-21 ルパン。
2001-06-19 踊る、スイカの名産地。
2001-06-13 お久しぶり。
2001-06-05 今宵第１０話！
2001-06-05 スマスマ。(20010603)
2001-05-30 君に愛をうたおう。

「ささやかな」出来事、その１。
クマモトで一人暮らしのオット母、町役場の高齢者インターネット講座に
日参中。ムスコやワタクシとメル友になるべくカタカタやってるらしひ。
オット母、御年７１歳。ささやかなＩＴ革命（笑）


◆最近のイナガキ「ささやかな幸せ」篇◆

ザ・テレビジョン、春クール対象の「ドラマアカデミー賞」というのが
あって、あろうことか（おい）イナガキ晴明が主演男優賞３位にランクイン
しておりました。深夜枠の時代劇のＮＨＫでの放映、という一番
この手の賞に遠いポジションの作品のわりに、主演男優がこの評価、というのは
「ささやか〜に、ささやか〜に」喜んでいいんではなかろうか。へへへ。
来週月曜放映の「稲垣芸術不動産」の記事もあったせいか、
ひさびさにジョン＆ガイドをダブルで購入。ついでにファーストドリップ
「アイスボトル」（うみゃい！）も一緒に買って、ささやか〜な贅沢であった。

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◇ディスタンス◇
「メキシカン」とは対照的に、もしも見る機会を逸したらレンタル開始になって
店に置かれた時点で１泊２日ででも借りてみちゃうぞ！というくらい好きなタイプの
映画です。洋画より邦画の方が圧倒的に好きなワタクシ、中でも本作監督の
是枝裕和さんは大好きな監督さんなので気合いも入ります、ふふふ。


これから見る人のためにネタばれに注意しつつ、何度も何度も感想を
書いてみたんですけど、ああ、やっぱり好きな映画だとついついネタばれ
方向に話が向かってしまうのであります。浜村淳に映画解説をやらせると
オチまで聞かされて「あじゃー」となっちゃうんですが、今回私もやりそーな
気がする（あじゃー）


イナガキ氏もレビューで語ってましたが、３年前某カルト集団が起こした
水道水にウイルスを混入、その後、仲間に殺されてしまった、という
無差別殺人事件の「実行犯」の家族たちが彼らが焼かれて灰になって
その底に沈んでいるという湖に「供養」にやってきて・・・という
お話なんですが、とにかくとっつきにくいです。画面切り替えもまるで
大事なとこだけ撮ったらさっさとスイッチ切って、また次の撮影に入る
「運動会」や「学芸会」のホームビデオ状態だし、セリフも自然体が
わざとらしいまで強調されてぼそぼそ聞き取れないし、と馴染むまでが
大変。で、そんな中で一番感情移入しやすくて個人的に物語の水先案内人だわ、と
思っていた敦くん（ＡＲＡＴＡ）に最後「どーん」と突き放されちゃいまして、
ああー、やられたなー、と思ってしまいました。はぁー。
好きなシーンもいっぱいあって、ひとつひとつ言いたいんだけどてんこもりの
ねたばれをやらかしそうなので、がまんがまん・・・ああ、いいたいこと
いっぱいあるんだけど。


イナガキレビューでは出演者中、浅野忠信氏や寺島進氏や山下容莉枝さんなどを
印象的な役者さんとあげていましたが・・・私は「りょう」がよかったなあ。
回想の中に息づく聖女って感じがなんとも。遠藤憲一氏（夏川結衣さんの
ダンナさん役。彼がカルトにハマって、理想を妻に解くシーンの「真理」を
語る言葉の空々しさや、でも本人はそれを信じて疑わないんだろうなー、と
実感させられる狂った信仰心の目は嫌悪感を持つほど素晴らしいもので
ありました）と刑事役の中村梅雀氏（好きだー！）にはもう脱帽って感じでしたわー。


実行犯たちのやったことは許されない事だ。（一方の理屈や思想のために
無作為に殺されたもんはたまったもんじゃない）実行犯の家族たちも
彼らの記憶と共に一生罪悪感を抱いていくんだろう。元信者の浅野氏演じる
「坂田」は一生元信者として生きていくんだろう・・・。
たしかに見た後いろいろ考えさせられる映画でした。はぁ。
でも私は是枝監督・前作の「ワンダフルライフ」の方が好きだ（おい）


主演 ：ＡＲＡＴＡ・伊勢谷友介・寺島進・夏川結衣・浅野忠信
　　　　りょう・遠藤憲一・中村梅雀・他
監督・脚本・編集 ：是枝裕和



次回のイナガキ映画の会は今週号レビューの「夏至」（トラン・アン・ユン監督）
これまたレンタル初日には絶対に借りに行っちゃうぞ！的な作品なので
来月の映画の会もとても楽しみなのでした、へへへっ。

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さてさて、最近なんとなく忙しさに気ばかり焦って、最低限の更新のみで
終わっていたため、週刊誌「ａｎａｎ」におけるイナガキ映画レビューに
基づいた「イナガキ映画の会」のレビューも停滞しておりましたが、
今日はなんだかゆったり気分（ひとつは夏最大の懸念事項であった
ＳＭＡＰ夏コンの申し込みを無事済ませたからだかな？
ああ、一時的にチケット貧乏のワタクシ）
というわけで６月頭に見に行った「メキシカン」と昨日見立てのほやほやの
「ディスタンス」のお話を。


◆「メキシカン」◆
個人的に今まであまりにも見ないジャンルの映画で（笑）タダでさえ重い腰が
さらに重くなったこの映画、見てみればなんのことはない、かわいくてなさけなくて
でも愛すべきダメダメ男・ジェリーに夢中になり（ブラピ）殺し屋さん、
リロイ（Ｊ・ガンドルフィーニ）の心優しさや切なさに涙してればいいだけの映画
だったのでした。ストーリーは特にこれといった萌えポイントもなく、
イナガキレビューがなければビデオ化した後、７泊８日３００円でレンタルに
なっても多分借りないだろうな、という感じのお話なんだけど、この男２人には
なかなか魅せられましたわ。で、ジュリアロバーツはやっぱ口がでかいな、と（笑）


主演 ：ブラッド・ピット・ジュリアロバーツ
監督 ：ゴア・ヴァービンスキー

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昨日、夜、「ＬＯＶＥ　ＳＴＯＲＹ」なるドラマがテレビから
流れておりました（トヨエツやらミポリンやらカトリ氏やらが出ている
「あれ」ですね）クライマックスもクライマックス、トヨエツ氏愛の告白の
シーンでいきなり出てきた人名は私をテレビに釘付けにしたのですた。

トヨエツ氏「僕がもし、岩清水弘だったら」

・・・ぎゃー！　岩清水君だわ！　梶原一騎が生んだ名作「愛と誠」の
登場人物のウラナリで青びょうたんのヒロイン早乙女愛を一途に
思い詰めた岩清水弘くんのことだわー！
いったい何人の人間が「岩清水君」を例えに出してわかるというのだー！
ほら！　ミポリンも「は？」とか言っておめめくりくりさせてるではないかー！
うっわー！


ちなみに「愛と誠」は１９７３年連載開始、我らがイナガキ氏の若き日の？
主演ドラマ「二十歳の約束」の元ネタにもなったコミックですね。
岩清水君はヒロイン早乙女愛ちゃんへの純愛を貫く、今で言うところの
イッちゃったキャラです(^^;)どうイッちゃった人かというと
愛お嬢さんへの恋文に「岩清水弘は君のためなら死ねる！」としたためて
送りつけてしまうくらい・・・あっ！たしかこのセリフは「二十歳の約束」でも
イナガキ氏演じるところの純平くんが・・・（笑）
でも純平君は岩清水君ではなく、主演の太賀誠に相当する人物であったのですが、
誠のような、みんなビンボが悪いんや、的な屈折はなく、むしろナイーブさが
強調されていたため、岩清水君のエッセンスも加えられたのであろうと
推察いたします。７０年代の青春と８０年代の青春像も違ってますしね。



それにしてもそれにしてもクライマックス中のクライマックスで
なんの脈絡もなくいきなり出てくる「岩清水弘」の名。
・・・キタガワエリコはどこへ向かっているのだろうか。
ちょっと先が見えないこわいものみたさで次回作に注目してしまいそうな
最終回でした。あ、「ＬＯＶＥ　ＳＴＯＲＹ」自体はなんのことはない
「凡作」だと思います（おいっ）

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スカイパーフェクＴＶ・キッズステーション（２７６ｃｈ）で
現在「ルパン三世」テレビシリーズＰＡＲＴ１が絶賛？？放映中です。
３０年前のアニメなのにちっとも古くない、それどころか
今のアニメが色あせて見える。毎週１回（時にはリピート放映も含めて
３回見ることもある）ビデオにとりつつ至福の時を過ごしております。
後半の宮崎駿＆高畑勲（いまじゃスタジオジブリの、と言った方がわかりが
いいのだな）コンビよりも大隅正秋Ｄの回のが好き。２話登場の白乾児（パイカル）
９話のプーン、ああ、いい男だ。プーンは昔相棒＆恋人だった不二子に執着する
ちょっと情けないとこがまたよかった。今１０話まで放映していて、あと１話を
残して（１２話）大隅氏演出分は終了、宮崎＆高畑色の強い後半へ突入なのは
ちょっと淋しい・・・今日の日記はアニメをたく度高すぎだわ、陳謝。


ルパンと言えばこないだ金曜ロードショーで「カリオストロの城」が
放映されました。アニメファン＆映画ファンにも評価がめちゃ高いこの作品、
私は唯一の理由で好きになれずにおります。それはルパンが「おじさま」よばわり
されること（爆）ルパンは年齢不詳・国籍不明であってほしかった、という
わがままな理由なんですけど（笑）後半「おぢさまっ！」「おぢさまっ！」と
美姫に連呼されるのはまだしも「は〜〜い、おぢさんはここですよ〜〜！」と
自分で言うな、ルパーーン（泣笑）


とはいうものの、おぢさん呼ばわりされようが（しつこい）
山田康夫さん亡き後栗田貫一さんに声優さんが変わろうが（一度ルパンの声が
古川登志夫さんのＯＶＡがあったっけ・・・）ずーっとルパンシリーズは続いていくし、
私もなんだかんだいいながらちょこちょこ見続けていくんだろうなー。
つくづくすごいですねー、３０年の歴史。ルパン一味とは（含銭形）これからも
すえながーーーくおつきあいしていきたいものです、はい。
これまたをたくでスマヌ(^^;)


◆最近のイナガキ◆

テレビガイド今週号によるとスマスマ新コントで「ほすと」になられる
そうですね・・・しかも源氏名は「優雅」・・・うぷぷぷぷっ。
７月２日には「稲垣芸術不動産」（フジ系２２時１５分〜）が放映。
ベトナムですら黒ずくめ、我が道を行くお姿に期待！です。わっはっは。

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ここで振り付けが見れます。スイカ３兄弟が小首を傾げてお出迎えです（爆）
昨日のスマスマ、スイカに取り憑かれた男、和田さん＠特命リサーチ（中野英雄氏）が
ご登場、どぎまぎしました（笑）好評か不評かよく分からないこのコント、
少なくともワタクシにはツボらしく、家族の呆然とした視線の中、はらわたが
よじれるほどウケまくっております。なぜだ、私(^^;)


それにしてもビストロゲストの渡辺謙さまはほれぼれするほどおステキ・・・。
どれくらいステキかというと「死ぬ気でついてこい！」と言われたら
「どこまでもお供します〜〜」と答えてしまいそうにステキであった・・・はーっ。
いっちゃおうかしら、７月神戸オリエンタル劇場！（をい）

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ドラマ版「陰陽師」が終わってから抜け殻のようなワタクシ・・・。
なんだ！？　こんなに好きだったのか！？　私！？と自分でもびっくり（笑）
昨日も意味なく後番組の「グッド☆コンビネーション」なぞ見てしもた。
（多分来週は見ない、ごめんな←誰に謝っているのだ）
当然のごとく稲垣晴明はおらず、変わりに鳥羽潤くんが青年期特有の
自分から発せられる熱気をもてあまし気味になりつつも自分探しをしていた。
思えば「陰陽師」テレビシリーズも、実は自分自身こそが「出生」という名の
呪にかけられた晴明の魂が解放されていく話だったなあ、と振り返ったり。
それはやはり道満をもってして「日だまり」と言われた博雅や、ほんの少し
甘い感情を分かち合った蜜虫が大きな力となったのだろうな、と甘っちょろく
つらつらと物思いに耽っている。


でもって、ぼーっとしている間にも世情は動いていて晴明たちが思いをはせた
「１０００年後の世の中」は平安の世以上の鬼が蔓延しているのに気付く。
ああ、やだ。もしもウチのムスコがいきなりの暴力で命を失うような事が
あったら、絶対に犯人と差し違えてやる。今の世の中、死刑を廃止しても
いいから敵討ち制度を復活させてくれー、とあまり道徳的ではない思いが
胸をかけめぐる。いかんいかん、落ち着かねば。


そんなこんなで「ＧＩＮＺＡ」７月号にイナガキさんグラビアあり！と聞いて
勇んでゲット！　うわー！うわー！うわー！ワタクシの好みに激しく
ストライク！な「ちょっと髭っぽい」写真がグー！！
月曜日のスマスマの堅井堅ＶＳ平井堅もよかったわ。
夏〜秋に向けて行きたい舞台もてんこもり（それにしても肝心の
イナガキ舞台とスマコンは音沙汰がない、くそぉ）
頑張ってチケット買いあさらなければ。


ちなみに漠然と行きたいなー、と思っている舞台

「花組芝居　泉鏡花の婦系図」「スズキビリーバーズ　悪霊〜下女の恋〜」
「マシーン日記」「白石加代子　百物語」「リリパット・アーミー　乙女回廊」
「ジャンコクトー　堕天使の恋」「ヴァンプショウ」「三文オペラ」
「新・飛龍伝〜私のザンパノ〜」（これは春田純一の為だけに行くのだ！）
「セツァンの善人」「いつかヴァスコ・ダ・ガマのように」

いくついけるかな？

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さてさて、
ＮＨＫＤモード「陰陽師」本日をもって最終回でございます。
今回私が我ながらがんばったぞー、と自分を褒めてやりたいのは
放映後、速攻ファーストインプレッションを書き込み続けた事です。


でも、でもですよ、今日はワタクシ多分めろめろになる可能性大！
でございますので、つっこみ機能を駆使して、放映後にダイレクトに
心のほとばしりを発するべく早めにつっこみ場の設定をしておく
所存でございます。
よろしければ放映後、皆様もほとばしりをどうぞ〜。


それにしても最終話・・・晴明様の正装は！？　正装はあるのか〜！？
まさか絵はがきだけとは、ＭＹＯＪＯのグラビアだけのためとは
言うまいな！？　・・・と結局それかい！？的オチをつけつつ、
ひたすら２３時を待つワタクシさ、はっはっは。

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あっ！　スイカ小僧変化の晴明様とＯＬ貴子様がっ！（爆）


「音楽室」の「みんなのうた」は一緒になって歌ってしもたです。
「ふぞろいの林檎たち」（山田太一脚本・中井貴一主演）を思い出したり。
にこにこして「おかーさーん」と叫ぶ稲垣氏、かわゆいです。
ビストロでもしんつよと絡んでかわいいかわいい。でへへ。



そのあとは引き続き「あいのり」視聴中。
あああああっ！マッチ棒が！！！！
りんごちぁゃん・・・（^^;）←極地ネタやもしれん。

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「陰陽師」ラストを前に、初のフォトエッセイ「馬耳東風」怒濤のプロモ
露出のあいまに（２日には「王様のブランチ」に出るらしい・・・関西では
トミーズが楽しげに関西発信番組をやっております、くう）イナガキゴロー氏
次のお仕事情報流れてまいりました。嬉しい悲鳴、へっへっへ。


タイトル「君に愛をうたおう（仮）」


「頭からキムチが落ちてきて、僕は恋に落ちた」

このナレーションで始まる韓国女性と日本人男性の国境を越えたラブストーリー。
イナガキさん自ら「個人的に、韓国のエンターテインメントに興味があり、
韓国の女優とも共演したかった」と提案した企画だそうで、ひょんな事から
結ばれた２人、それにとまどう家族や互いのカルチャーショックを絡めながら
お互いを理解していく、というお話の模様。イナガキさんは東京下町の佃煮屋の
長男で家業は継がず現在サラリーマン、父・植木等氏　母・木の実ナナ様
姉・北浦共笑嬢妹・雛形あきこちゃんという家族構成。
彼女は金潤敬嬢（こりゃまたかわいいんだ〜）脚本の龍居由佳里さんが以前
手がけてらしたイナガキさん主演の「素晴らしき家族旅行」（林真利子著）の
ようなおもしろーて、せつなくて、ハートウォームなお話になるのかな？
スポーツ新聞でのツーショット写真を見るにつれ（どのスポーツ紙も
「うそ！」というくらい取り上げてるのだ〜、ああ、スポーツ紙全部購入、
コンビニであやしい人あつかいのわし^^;)秋放映が楽しみで仕方ありません。
プロデューサーはイナガキファンにはおなじみの高橋浩太郎Ｐ♪
演出は藤田明二氏（昨年末の北野武主演の三億円事件の演出が近作かな）
なんだかわくわくしてきたぜー。あ、イナガキさん今回は韓国の民族衣装を
お召しになるそうです。やっほうまたコスプレだ。キング　オブ　コスプレの
面目躍如（きゃほ）

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