2001-04-06 引越し顛末記（５）
2001-04-06 引越し顛末記（１）
2001-04-06 引越し顛末記（２）
2001-04-06 引越し顛末記（４）
2001-04-06 引越し顛末記（３）
2001-04-01 転居のおしらせ
2001-03-29 辛夷の花
2001-03-27 おわかれ
2001-03-27 昨晩の
2001-03-25 ムカつく！

４月1日は晴れ。明日出勤ということで、開梱の手伝いと生活の立ち上げに母が同行。いくつになっても済みません、母上。新幹線で上野を発車し、のんびり花見をしながら（このときはまだ余裕があった）弁当を食べていたら、トンネルを抜けたところで、吹雪に突入！…やはり。前日ネットで天気を確認してはいたけれど、……前途多難の予感。予感はみごとに的中し、駅をおりてみると、雪がドカドカと降っていた。うわーん（泣）。はやく部屋に行ってホッカイロ貼らなくちゃ。

部屋の鍵を開けて最初に中を除いたのは母。にっこり笑って「すごいよ」…入ってみるとダイニングとリビングが繋がってどーんと箱になっている。東と南向きなので、部屋は明るかった。ガス栓発見。それも２つも。なんだー、ガスファンヒーター宅急便にすればよかったよ。

午前中に電化製品と暖房は順調に届いた。母と手分けして開梱し、組みたて。昼過ぎにはラックや食器棚の組みたてはなんとか出来、比較的早く電話もつながった。１時過ぎ、母が焼いてきたコーンブレッドを暖めて食べ、ようやく一服。
しかし、気がついてみると、６つ送ったはずの宅急便のうち５つが届かない。…午前の指定をかけていたのに２時になってもまだ……。しかたなく、業者に連絡。どうやら運転手さんが、一つだけおいて、終わったと思って、あとの５個口の搬入をせずに行ってしまったらしい。荷物がついたのが、午後２時15分ごろ。それから母と買物。
そのころには雪もやんで、地面が見えてきたので、まずは自転車を買いに行く。
４時には石油やさんが灯油を持ってくるから、家にいなくっちゃ！！急げ！！

…その日は初めて一人で、灯油を入れ、石油ファンヒーターを動かす。当日は慌ただしくて、電化製品全般、説明書を殆どよまず、全て勘で操作せざるをえなかった（今だに最低の機能設定しか出来ていないのが情けない）。
夕食は鍋。寒いから辛いやつ、とキムチチゲを作る。ドウバンジャンは宅急便に入れてきたし。買ったのは豚肉と春菊と豆腐、ニラ、うどん、マイタケ、キムチ…あとエノキとか、卵とか納豆とかグレープフルーツとか…キャベツも大きいのひとつ買った。キャベツは入らないとYINは主張したのだが……聞いてもらえず（帰ってみたら、やはり入らなかった。一人用の冷蔵庫は案外小さいのだ）。
夜８時過ぎにキムチ鍋にドウバンジャンを入れて食べた食べた２食分。食べたらホッとして二人でその場で二人とも寝こんでしまった（笑）。気がついたら11時。あわてて風呂のしたくをし、パソコンの設定にかかるが、その日は繋がらず（原因不明…でもインストールは成功しているのに…）。

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入居日４月１日…初出勤４月２日。
これが、判っている限りのスケジュール。
ところが、部屋は内見もしていない状態。
何が必要か、色調はどうしたらいいのかトンと検討がつかない。
しかし、まだ寒い地。じゅうたん、暖房、布団（それも暖かいヤツ）は必須項目だった。
家電は買って配送してもらえば、引越しの荷物はかなり少なくなるだろう。
そして当座の衣料品。以上がおおまかな計画だった。

３月の頭に引越し業者に電話をしたが、大手はどこも予約でいっぱい。○マトの単身パックも検討したが、チェストをそのまま横にしてボックスに入れていくというので、それは想像することにも耐えられず、パス。…とすると、あとはもう少し小さな業者さんに。…たまたま某ＨＰで読んだＭ社に依頼してみると、応対が丁寧で好感がもてた。…しかし、しかし、料金は20万円を超える。…電化製品を一切もっていかないのに…。
しかし、考えてみると、開院は17日。まだ日程に余裕はある。チャーターすると料金が高くなるなら、もしも引越し荷物の期日を指定しなかったらどうだろう、と再度業者に電話して問い合わせてみる。解答は「1週間以内だったら、14万円」「本当にいつでもいいよ便」なら７万円プラス税。「よし、それ、いきましょう」かくして引越しは時間制限なしの長期戦に。

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当初の計画通り、電化製品は全て買って、日付指定で４月1日に現地に送ってもらうことにする。
新しい布団と食器棚、鏡もないだろうと踏んで姿見も買った。
部屋から持って行くものはチェストとスチールラックと、ロッカーのみ。机は置いていく。
スチールラックは書棚に使っていたのだが、奥行きが40センチもあって前のスペースが余り、勿体ないからと手前にも本を置くと、（というか、もう他に置く場所がないのだ）後ろのスペースが死んでしまって、どうも使い心地がわるかった。そこで、引越しを機に台所のラックにすることにした。食器棚はいいのがなくて、困っていたが、ぎりぎりで組みたて式の小さいのをみつけたので、それをラックに入れることにして購入。３月末に一括購入して、配送指定をかけた。ここまでは完璧だった。

…しかし、もう店には暖房設備はない。あるのはエアコンと空気清浄機だけ。在庫もないとのこと。しかし、元住人に寄れば「ＧＷまで暖房は必要」…人一倍寒がりな私…どうしよう……。おまけに、不動産屋さんに確認をお願いしておいた、ガス栓の有無が不明。ガスファンヒーターはもっているのに……
困った挙句ネット上の電気屋さんで石油ファンヒーターを購入。しかし、配送期日の指定ができない…３月中にあちらについてはマズイので送付先を実家にした。実家に届いて、宅急便に間に合えば、それで一緒に送り、そうでなければ、後から配送……。1日２日は暖房なしか……
というところへ、その電気店の係から電話。「配送が２，３遅くなるのですが、いいですか？」「４月に手にはいるのなら構いません、（……！）あ、ところで期日指定できますか？」「はい、できます」「（ラッキー！）では、送付先の住所変更おねがいできます？」「はい」やったーーーー！これで４月１日に石油ファンヒーターが手にはいることになった。

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２日目
流石にこの日は２人とも寝坊。朝は卵かけごはんに、納豆、味噌汁、それから、昨日買ったレバーを煮ておかずとした。そうそう、私が昨晩パソコンと格闘している間にごそごそ何かやっていたとおもったら、漬け物が出てきた。母は品数を減らす様子は一向にないらしい。……おいおい、口は２つしかないんだよーー。
クリニックでの顔合わせのあと、母と食材の買出しに。母は海ごはんの人なので、海産物が安いとすぐに買ってしまう。でも感覚は４人分（爆）果物も好きで、グレープフルーツいきなり３個買ったのにはびっくり。ワカメのメカブとか買ってどうするの……（汗）一人ぢゃ食べきれないよ。この日は、サケを切って、てり焼きと、塩ジャケにした。つけこんでおいて、明日の朝のオカズに。残りは冷凍。この日何を食べたのか、よく憶えていない（爆）。メカブの味噌汁とあと何だっけ…？

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さて、持ち物のなかで当座必要なものは３月29日に宅急便の時間指定で送ることにした。これで、４月初めの身の回りは何とかなる。１〜２週間はしのげるだろう。送るものは、開業したときに手元に欲しい資料、参考文献、衣料品、台所用具、食器の一部、それと化粧品。当日部屋から動けないことを想定して、少々の食材や使い捨てカイロなども梱包。そこへ母が「これも送る」と私の羽毛布団をヒモでキリキリと焼き豚のように（笑）縛って毛布と一緒に段ボールにぶち込んだ。（うわーん；）でも布団袋で送ると、実は4,000円以上するのだ。あと、どうしても早く欲しいと思ったＦＡＸも、午前中指定の宅急便。ＴＡは手で持って行くことにする。母が箒やら、味噌やら、缶詰やらいろいろ込んだので作った荷物は６個になり、送料合計一万円弱なり。夕方送り出してほっと一息。

さて31日は荷物の搬出日。こともあろうに雪。予定は3時から６時だとタカくくって作業していたら、１時に「ピンポン！」「ちょっと早いですがきましたぁ」…ってきいてないよ（泣）。
作業はまだ途中なのに！！。丁度衣料品の最期の箱を組みたてたところだった。それなのに、ばんばん荷物を運び出して行く茶髪のおにーちゃんたち。これがまたテキパキと早い。あっという間に20個の段ボール（うち８つは書籍だった）を運び出して、チェストの搬出にかかる。こちらは、もう持って行くものの選別の余裕がない……わーん！！。「これ、どうしますか？」「これは？」矢継ぎ早の質問。ドサクサに紛れて、一部が壊れていたので置いて行こうとおもっていたＣＤラジカセは持って行くことに……トレスボックス（今はスライドをチェックするのに使っている）は忘れてしまった。ゴミ箱も忘れ、新しくかった衣料品の一部も忘れ、あとから充電器や家電の説明書がでてきたときには、すでにトラックは走り去った後だった。……コレ、全部私が明日もっていくのか〜〜（涙）。

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本日某市に転居いたしました。
大学院在学中は皆様に大変お世話になりました。
これからも何卒よろしくお願い申しあげます。

…とはいっても、まだ荷物は届いていない（笑）。
電化製品と当座の衣料品だけ。
荷物が届くのがいつなのかは、まだ不明……。
まぁいいや、まだ勤め先は開業前だ。
それもまた楽し。

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今日は実習の最終日。

帰りに表参道の同潤会アパートのところにある、大きな辛夷の木をみにいく。
丁度満開。…あと1日早ければもう少し良かったかな…

毎年見てきたこの木とも、しばしお別れ。

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もしもたった今、事故か何かで死んだらラクなのに…、と思うことがある。

2001年３月27日。
今日のことは忘れないだろう。

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夢；

私はS大の大学院の後期課程の入試の２次試験に向かっていた。
ところが試験会場についていみると、テストはもう終わろうとしているようだった。
どうやら、私は試験時間を間違えていたらしい。確認すれば良かったのに……
…机につくと、古文の問題が目に入った。
専門外なので、皆、苦労しているようすだった。
３０人くらいは受験生はいたように思う。
試験官が「この試験で落とすのは二人です」と説明していた。
私は焦ってテストを受けるが、思うようにすすまない。
記号方式だから、適当に書けば良いと思うが、それでも問題文が気になる。
…結局、２つか３つしか書けないまま、試験は終わってしまった。
折角のチャンスだったのにと私は残念に思った。
しかし、同時に私は来月は就職で某県に行くつもりでもあった。



目が醒めて、「まだまだ、学校に未練があるなぁ…」と苦笑。
でも、博士課程に行きたい気持は否定できない。

修士をでたら、満足するかと思ったら…
まだ野心があったってことか。欲張りな私。

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昨日は書籍を梱包した。

…立体ジグソーパズルだ……

同じ四六版といっても、○元社と○文書院と○伊国屋と○すず書房では、サイズが微妙に違う。
文庫も、○出書房はサイズが違うし、○波の同時代ライブラリーもちとサイズが違う。
新書も然り。サイズが違うと、ヘンな隙間ができて気持が悪い。
洋書もサイズはバラバラ。
あっちもこっちも隙間が……。隙間があって本が動くと表紙が傷みそうだし…
絵本とか、図録とか絶対傷めたくないし……
…というわけで、すっかり疲れてしまったのであった。

なんで、サイズが違うんだよー（涙）！
おんなじサイズにしてーーーー！

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