2006-09-20 感謝
2006-08-02 週末の出来事
2006-06-19 W杯の中継にお笑いは必要ないぞ
2006-04-17 不思議な交友関係
2006-04-14 見てはいけない光景？
2006-04-06 同期の桜
2006-01-09 不覚...
2006-01-06 酒バトン
2006-01-05 あけましておめでとうございます　〜　我が家のＨＧ
2005-10-07 モロッコ紀行〜その２　♪マラケッシュ（9/17の午前中）

↓　人が死んだ話でずっと放置しておくのもなんなので...

本日無事に３９回目の誕生日を迎えることが出来ました。

今日生まれた有名人にはこんな人たちがいます。

http://www.d4.dion.ne.jp/~warapon/data00/birth-0920.htm

小田和正、高橋真美（欽ドコのたまえ - 生まれた年も一緒）、安室奈美恵、一青窈は知っていたけど、麻生外務大臣と誕生日が一緒だったとは知らなんだ。急に親近感が沸いたりして。（総裁選、残念でした...）

さて、ちょっと前までは「また一つ歳を取った...」とか「今年も一人で過ごすのかよ」とかいう風に誕生日に関して少しシニカルな気持ちで臨むことが多かったのですが、そういう風に思うのは辞めることにしました。

僕が生まれて、ここにいるということ。
そのこと、そして両親に感謝を捧げたいと思います。天国の母親に。

世の中暗い話題が多くて、先も見えなくて、愚痴ばっかりの毎日だけど、僕は元気です。

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先週木曜の未明に従兄弟が亡くなりました。

彼の母親と、僕の母親に結構年齢差があったので、従兄弟といっても14歳違いですが、それでも52歳の誕生日の直前。早すぎます。

あまり詳しい状況は知らないのですが、もともと糖尿病を患っていた上に、高血圧な体質、更に奥さんと別れてからは不摂生な生活を送っていたと聞きます。

彼は実家の商売を手伝っていたのですが、朝になっても出勤しなかったので、親戚が自宅を訪ねたところ、部屋で倒れていたそうです。

病院に運ばれてから約１週間弱、持ちこたえましたが、死因は脳内出血。実は彼のお兄さんも同じく脳内出血で８年ほど前に他界していました。

僕が幼い頃、盆正月で親戚が集まる時には、彼にはプロレスごっこなどで良く遊んでもらいました。不思議なものでここ数年は病気の影響か随分とやせ細ってましたが、当時の丸々太っていた印象が強くて、棺桶の中のやせ細った姿には驚きました。数ヶ月前も見かけているのに、なぜかそういう印象は残っていないのです。記憶っていい加減ですよね...

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僕は時々、突然亡くなる人の、その瞬間の意識について、思いを巡らせる。
一人暮らしをしていると、たまにちょっと風邪をこじらせて熱があるだけなのに、

「今夜このまま死んでしまったら、僕の死体は誰が見つけることになるんだろうか」

なんてことを考える。

故人は一人暮らしの部屋で倒れた瞬間にどんなことを考えたのだろうか？
一人息子のこと？　別れた奥さんのこと？　この世に残してゆく母親のことは考えただろうか？　あの世で待っている父親や兄のことだろうか？

僕はといえばできれば眠りにつくように、スッと、安らかに死にたい。

プールの排水溝に吸い込まれたり、信号待ちの最中に曲がりきれずに横転したタンクローリーの下敷きになるような死に方は絶対に嫌だ。ましてや空爆なんかの犠牲には...

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繰上法要を終え、親戚で集まった時のこと。

喪主を務めた故人の息子（確か25歳くらい）に対し、

「最後の挨拶が、とても落ち着いていて立派だった」

と親戚中が大絶賛。その場にいた親戚連中でも実は彼が最年少だったのだ。

「この間まで、子供だ子供だと思っていたのに、立派になったよね〜」

良くある台詞なのだが、言い終えた瞬間に発言者に対し一斉にツッコミが入った。

「お前がいうか！」
「おれだってまさか○○ちゃんが子供産むとは思わなかったぞ！」
「△△君（喪主）が子供の頃は○○ちゃんも子供だったよ！」

発言の主の○○ちゃんとははその場で２番目に若い、今年30歳になったばかりの我が妹だった...　前から思っていたが、こういう台詞を素で言えるこのセンス、只者ではない。

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「さ●まさんがメッシのユニフォームを着ていたら、ホントに出てきた！」なんていうのは副音声でやってもらえませんかねぇ？

あと、「サビオラはバルセロナで芽が出なかったからセビリアに移籍した」といった日テレのアナウンサー。あなたはボールを持っている選手の名前をやたらと連呼しまくるフジの某アナとともに、Ｗ杯実況で当たりたくない実況アナ第１位であります。

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４月１日付で業務内容の一部が変更になり、今まで他の部で行っていた業務をうちの部が引き継ぐことになった。

その一環で、僕が新たに受け持つことになった製品があるのだが、その営業担当の山本実さん（仮名）についての仰天コメントを同僚から聞いた。

「山本さんって、あの駅弁王の人ですよね？」

なんじゃその「駅弁王」って？

頭の中を「駅弁ＸｘｘＸ」でおなじみ？の某氏の生々しい映像がよぎる。（仕事中なのに）

「な、なんすか？　その駅弁王とやらは？」と聞き返すと、帰ってきた答えは至極まとも。

「テレビチャンピオンの駅弁の会で優勝したんですよ。」（ゴメンナサイ！）

テレ東ＨＰにある、その回のオンエアのサマリーのＵＲＬに飛んだが、ご本人かどうかは判るはずがない。だって未だお会いしたことがないんだもの。

「山本」も「実」もよくある名前だ。ちなみにうちの社内に同姓同名の人は３人いた。

昼休みにそんな話をしていたら、午後２時頃にその山本さん（仮名）から僕宛に電話が！
「○○の納期のことで困っているんですが...」

はい！　早速伺わせていただきます！　
５分後に、山本さんの席付近にて小ミーティング。机の上に駅弁の空容器とお顔に指差し確認！


で、その翌日。

仕事で関わりの強い、とあるヨーロッパのベンチャー企業が日本に出張所を開設することになった。
そこの社長がご挨拶に来たいと言うので、生憎出張中の部長に代わり、課長と僕とで応対。

ビジネスの話も非常に興味深かったのだが、帰り際に日本支社長（日本語堪能なフランス人）がうちの課長に漏らした一言。

「実は私、Ｋ１でレフェリーやってるんですよ。」

...しかし、いかんせん、僕も課長も格闘技には全く興味がないので、微妙で薄い反応しか出来ないのであった。

Ｋ１でレフェリーをやるってことは、きっとあの人も格闘家だよね。力ずくで契約とか取られそうだよね...などというありがちなことを話し合う、僕と課長であった。

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先日みなとみらいに買い物に行った時のこと。
ちょっと歩き疲れたので、コーヒーを飲みながら一休み。

するとそこに、「結婚披露宴以外に考えられない」華やかな服装で着飾った女性のグループがご来店。

店の雰囲気も一気に華やいだが、同時に違和感も全開に。

なぜなら僕がコーヒーを飲んでいたのはマクドナルドで、グループの皆さんは思いっきりハンバーガーを頬張っていたのだから。

披露宴でどんな食事が出されたのか非常に気になるところではある。

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オンライン辞書で「同期」の意味を調べると下記のような結果が出てくる。

１ 同じ時期。「前年の―の生産高をうわまわる」

２ 入学・卒業・入社などの年度が同じであること。「会社の―」「―会」

３ 作動を時間的に一致させること。シンクロナイズさせること。「画面と音声とを―する」

「Yahoo! 辞書」より。

当然、今日の表題と同じ名前の軍歌において「同期」は２の意味なわけだが、こと桜の花の咲き方に関しては３の意味ではないかと思うくらいに、見事にシンクロしている。

なんでもソメイヨシノが一斉に咲くのは、殆どが挿木か接木で増やした同じ遺伝子を持つクローン種だから...ということらしい。

でも、ちょっと待った。

花が一斉に咲くのは遺伝子が同じだからなの？
花って常に一斉に咲くような気がするのは、それは僕が花に関する知識を全く持ち合わせていないから？

一方で、人間でも全く遺伝子情報が一緒な人たちっていますよね。例えば「一卵性双生児」とか。

一卵性の双子って、もともと一つの卵子が分裂するわけだから遺伝子的には全く同じ。まさに「クローン」。でも一卵性でも全く同じ環境で育つわけではないし、それぞれ違った個性を持ちますよねぇ。もちろん同じ病気にかかりやすい、とかそういうことはあるんでしょうが。

人間の双子にとっての「個性」と桜が咲く時期ってのを遺伝子のレベルで語ろうにも、知識がなくて何だかまとまりがないものになってしまった。

久々の書き込みだと言うのに...

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ちなみに三倉茉奈・佳奈は二卵性双生児。でもあれだけ言動が同期するのは遺伝子というよりは、むしろ「芸」なんだと思う。

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キャンセル待ちしてまで取った今月末の韓国行きの航空券。
だけど、今月末の日曜日は旧正月だった...

買い物もグルメも期待できないらしい。
どうりで13人待ちでも取れたのか...

悔しいけどキャンセルするかなぁ。

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どこからきたのか、酒バトン...

不特定多数に振っていたあの人からということにしておこう。

基本的に、一人では飲みません。量飲めないし、楽しくない。
でも旅先なら不思議と美味い。同じ酒を日常空間で飲むとそうでもない。どちらかというと酒よりも、そのシチュエーションが楽しいのかも。

体調が良くて気のおけない仲間と飲む時は、自分でもびっくりするくらい量を飲める。そういう時は楽しく酔っ払ってる。逆に義理関係の飲みとか、疲れている時はあっという間に酔っ払い、しかも眠くなる。心も体も正直者。

余談ですが酔っ払って他人に迷惑をかける人は天敵です。酔っ払い親父が転んで蹲っていても、それは自業自得なんで助けなくてよろし。こんなの助けるくらいなら、世界の飢餓に瀕した子供のために寄付します。（まぁ別におっさん助けて、寄付もすりゃいいけど）「邪魔くせー」とか声に出してわざわざ蹴飛ばしに行きたくなる衝動にかられます。

同様に、飲めない人に無理矢理飲ませる人も嫌いです。ホント苦痛なんだからやめて下さい。

そんな僕ですから、飲み会の時は早め早めにブレーキかけます。今ひとつ弾け切れない時もあるけど、他人に迷惑かけてまで楽しみたくはありません。（たまにからむけどな）


【1.冷蔵庫に入ってるお酒の容量】

飲む機会が生じて初めて買いに行くと言う感じで全然ストックしない。
だから一月に一滴も飲まなかったこともある。今は、

・チリで買った赤ワイン。
・この間買ったフレシネ
・２年位前に貰ったウーロンハイ。飲まないのでもう捨てます。

冷やしてないけど、メキシコ人にお土産に貰ったナゾの甘いお酒（未開封）もある。


【2.好きな銘柄】

最近、カヴァ（スペインのスパークリング）とか萌えとかの泡系が好き。あれの小さいボトルだったら毎日飲みたい。

あと安い赤ワインでチリの「サンライズ」とか好きです。特にカヴェルネのしっかりした味のやつ。こんな僕ですが、サンチアゴ（チリ）の寿司屋で知り合った日本人マダムに、「もっといいお酒を飲みなさい！」と突っ込まれたことがあります。


【3.最近最後に飲んだお店】

一昨日。恵比寿の中華の店にてシャンパン・ロゼと白ワイン。お店を変えて生ビール。


【4.良く飲むor思い入れのある5杯】

旅先で印象深かったのは以下のもの。

・運良くアップグレードされたKLM航空のビジネスクラスで飲んだモエ
・マラガで飲んだティント・デ・ベラーノ（赤ワインのソーダ割り）
・パリの安食堂で飲んだミュスカデ（白ワイン）
・マイアミで飲んだモヒート（ラムベースのカクテル）
・プラハで飲んだビール


【5.お酒が入るとここが変わります(こんな癖がでます)】

声を枯らすか、寝る。


【6.お酒が絡んだ最大の失敗】

好意を持っていた女性を、酔った勢いで押し倒して、無理矢理キスを迫ったことが一度だけあります。それまではそんなに雰囲気は悪くなかったと思いますが、その後二度と会うことはなくなりました。

洒落になりませんね。
すみません、もうしません。

あと僕は飲酒運転は何度かしました。事故にはあいませんでしたが、これも立派な犯罪です。もうしません。

笑える意味での「失敗」を披露すべきなのだろうが、それはないです。


【7.ジョッキを渡す5人】

↑何か後味が悪くなってしまったが...

何で５人なの？　バトンって普通１対１でしょうが。メールで５人に...だったら不幸の手紙だけど、まぁトラフィックが増えるわけじゃないからいいのか。

などと妙に納得するけど、別に続かなくてもいい。

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遅ればせながらあけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

さてこれが私にとっての2006年ひまじん初書き込みになります。
昨年この日記は１１回しか更新されていません。理由はお気づきの通り、旅日記を書き始めては途中で中断してしまうからです。

今までは「何とか頑張って書きかけの旅日記を終えて、そして日常の日記を...」と思ってましたが、もう諦めます。

もう旅日記は書きません。少なくとも日常の日記と同様にリアルタイムで更新できるくらい、コンパクトに文章を整理できる能力がつくまでは。

旅日記を期待してここを読まれている方も多いと思います。今まで散々期待を裏切ってすみません。もしよろしければこれからもお付き合いいただけると幸いです。

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この年末年始は実家に帰ってきました。ここ数年は海外旅行や引越し、海外勤務という事情もあり、この時期に帰るのは実に1998-99年の年越し以来になります。

この時期に帰ってもうちの田舎じゃ退屈でやることも無いし、ピーク時で航空券の手配も面倒くさいのに、それでもなお帰った理由は、昨年１２月１８日に妹が女の子を出産したからなのです。うちの親にとっては初孫。僕も姪とご対面したくてウズウズしてました。

いやぁ〜本当に可愛かった！

母親である妹に似てるという人もいるし、若い頃は美人で評判だったという僕の祖母（つまり本人にとっては曾祖母：故人）に似ているという人もいる。ちなみに我が一族は誰もこの「美人」の血を受け継がなかったようで、もし曾祖母の美貌を受け継いだとすると、実に90年ぶりの快挙である。

この子は基本的にあまり泣かないし、時々オッサンのような物凄い音の屁（！）をこく以外は常に機嫌がいいし、親戚一同のアイドルだ。

しかしこの子には「○○子・ＨＧ」なる不名誉なニックネームがついているのである。何といっても誕生日があのレイザーラモンＨＧと同じだし、そして妹が嫁いだ先のセイ・セイ・姓をアルファベット表記すると「HxxxGxxx」になるからなのだ。僕はこの子に例の「フォー！」ポーズを教え込もうとしたが、さすがに生後２週間の新生児には無理な話だった。彼女が「フォー！」を覚える頃までＨＧは生き延びてくれるだろうか？　なんなら、くまだまさしでも良いのだが。

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ところで、昨年末に発売されたアサヒの発泡酒、その名も「新生３」。なんでも既存の「新生」の味を磨くべく、「新生２」なる商品を開発していたところ、これを更に上回る商品が出来てしまったので、「２」を飛ばして、いきなり「３」を発売することになったらしい。

あと半年くらい粘って開発を続けていれば「新生４」が出ていたのかもね。もちろんＣＭのイメージキャラはＨＧで（くまだまさしでもいいけど）。

「いきなり４（フォー！）」

【写真】○○子・ＨＧとうちの親父

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マラケッシュと言えば思い出す。松田聖子のあの歌を。

「♪　マラケッシュ　ちゃららららら...」

実はメロディはサビの４章節分くらいしか知らないし、歌詞も全く知らない。それで「思い出す」もないもんだが。

朝のフナ広場は昨夜の喧騒が嘘みたいに静まり返っていた。一夜にして生まれ、そして消える儚い夢のようである。

僕はマラケッシュで３泊の予定。一方、同宿の青年は２泊の予定だというので、お互いのペースで観光するために、飯だけ一緒に食うことにしてそれぞれ別行動した。

午前中は主にスーク（市場）を見学。最初にスークの奥にあるなめし革の工房付近で「案内人」に掴まる。工房を覗いたり、写真を撮ったりというのはこの人たちがいないと確かに無理。でもそれに見合う対価はせいぜい１０ＤＨくらいだろう（１ＤＨは約１３円）。見学の後に「俺一人のためじゃない、工房の皆のためだ」と言われ、最初は２００ＤＨくらい吹っかけられる。冷静さを欠き、つい「５０ＤＨなら...」と口を滑らしてしまい大失敗。

物価の基準としては安宿１泊８０ＤＨ、庶民的なレストランでの食事が５０ＤＨ、何といっても前日の空港〜マラケッシュの電車代が１０６ＤＨ... 「チラッと工房見て５０ＤＨ」の如何に割にあわないことか！　本来こういうのは事前に交渉して納得いかなければ見なければいいだけの話なのだが...

確かに日本円に換算したら大した額ではない。でも僕が嫌なのはそれまで「親切」に振舞っていた人が、お金を要求する時に見せる表情の変化なのだ。（この辺りに関しては長くなるので、もし無事に旅のダイジェストを書き終わったらもっと詳しく書こうと思う）

そんな訳で朝っぱらからちょっとばかし凹む。

それにしてもマラケッシュのスークはワンダーランドだ。迷路のように入り組んだ細い道に、時々荷物を載せたロバやラバが通る。絨毯、香辛料、革製品、アクセサリ、お皿、ミントティー用のグラス、民族楽器などなど... なぜか同じ業種が一つのエリアに固まって出店している。そして商品には定価がない。

歩いているだけで、「ジャパン！」「コンニチハ！」「ビンボー！」「ナカータ！」（ヒデなのか、浩二なのか？　というツッコミは無し、です）「ソラトブジュータン！」（飛ばへん、飛ばへん）などと次々と声がかかる。

本当はこういう店員さんをからかいながら、値切り倒して買い物をするのも楽しみの一つだが、何せまだ旅は始まったばかりで、この時点では荷物は増やしたくなかった。ちょっと商品を見ているだけで「興味がある」ことになってしまい、「いらない」と言っているのに「じゃ、いくらなら買うのか？」という話になるのが（だからいらないんだってば！）いちいちかったるい。

ただ、他の街も回った末での結論を言うと、やはりマラケッシュのスークが一番品揃えが豊富だし、店員のおっちゃん達も強烈なキャラ揃いだ。もし次にもう一度モロッコに行くチャンスがあるとしたら、マラケッシュは旅の終盤に訪れて「買い倒れ」したいものである。

【写真】朝のフナ広場。昨夜の屋台群は一体どこへ？

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