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復活! マイケルの「小さなことからコツコツ党宣言」

先ずは自分と周囲の人が幸せになるにはどうすればいいかを考えてみる。

基本的にFacebookに書いたものからエントリーを厳選し、実名やらを編集したり、ひまじんの文字数制限を満たす様に削ったりしてます。Facebookの方に興味がある場合は、コメントなどでお知らせください。でも、後で思いついた小ネタをひまじんの方だけに仕込むこともありますよ。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2003-10-27 今週末したこと&来週末したいこと
2003-10-24 久々にお見かけした人
2003-10-23 やっぱり一人足りない
2003-10-23 舟越桂展@北海道立旭川美術館
2003-10-15 久々の海外出張 〜 それでも暇を見つけては楽しんでしまうヤツ
2003-10-04 誕生日記念旅行(12)〜風紋
2003-10-04 誕生日記念旅行(11)〜鳥取砂丘
2003-10-02 誕生日記念旅行(10)〜かろいち いまいち
2003-10-02 誕生日記念旅行(9)〜河原温泉
2003-10-01 誕生日記念旅行(8)〜植田正治写真美術館


2003-10-27 今週末したこと&来週末したいこと

殆どメモ書きのようなものです。

10/25(土)

#映画「死ぬまでにしたい10のこと」を見る。大当たり!

カナダとスペインの合作で「All about my mother」や「Talk to her」の監督、ペドロ・アルモドバールが製作の一人として名を連ねている。昔「KIKA」を見た時には、「あぁこういうのニガテ」と思っていたんだけど、最近の2作は大当たりな上に、今見ると「KIKA」もそんなには悪くない。ひょっとして急激にラテン化した? > 自分

ところで、「Talk to her」で昏睡したバレリーナの役をやっていたレオノール・ワトリングが本作に出ていた。この人、中学の時に好きだった女の子に似ている...

10/26(日)

#葛西臨海水族館にペンギンを見に行く。

その道中のお供に、図書館から借りた鎌倉文也著「ペンギン紀行」を読みながら行く。鎌倉さんは子供の頃からペンギンが好きが高じて、広告写真家のアシスタントからフリーのカメラマンになり、何度も南米パタゴニア地方、フォークランド諸島、南極を訪れてペンギンの写真を撮られている方。

写真は素晴らしいけど、文章はイマイチだな、何か破綻してるし...と思ったら! ページが何枚か破られている! 話が繋がらないはずだよ〜

先日もサンフランシスコのガイドブックを図書館から借りたら、鉛筆で店の名前や地図に印がつけてあったし...

皆さん、図書館の本はくれぐれも大切に扱ってください!

#「ウルルン世界滞在記」にクイズはいらないのでは?

今回はスペイン・カタルーニャでカヴァ(スペイン産スパークリング・ワイン)作りに木村多恵さん(8月に紀伊国屋サザンホールで見た扉座の「きらら浮世伝」にヒロイン役で客演されていた方)が出会った↓(今日のアトム氏、珍しく語尾を下げていた)

どーでもいいが、この番組のディレクター内田剛氏は元法政大学ラグビー部の伝説的タックラーで、今回W杯に出ている伊藤や坂田、苑田と同時期に活躍していたのだ。

【来週末の予定】

来週末は三連休ですね。これも前から思っているんだけど、日本って国民の祝日多すぎませんか? みんなで一斉に休んだところで行楽地は混んでしまうのだから、もう少し平日に各人が有給休暇を取りやすい環境にした方がいいのでは、と思ってるんですが、これって子供がいない人の発想なんでしょうかねぇ〜

さ〜て、来週末のマイケルは?

東京ヴォードヴィルショー創立30周年公演「その場しのぎの男たち」@下北沢本多劇場(脚本:三谷幸喜)をみたい...のだけど、当日券はあるかな?

11/3まで世田谷文学館(芦花公園駅)で開催されている「没後10年-安部公房展」を見に行く。今必死に彼の作品を読み返しているところ... 「砂の女」をほぼ20年ぶりに再読。後は「箱男」と「壁」、読み終えることが出来なかった「密会」でも読むとするか。

先頭 表紙

今度感想聞かせてね〜 / マイケル ( 2003-10-28 12:09 )
「劇団すごろく」の公演よ〜。 / マッキィ ( 2003-10-28 07:13 )
週末は全然ラグビーを見ませんでした! さて、今日のアメリカ戦、何とか意地を見せて欲しいのだけれど... / マイケル ( 2003-10-27 14:18 )
azzurriさん、一緒に行きます? あ、あと3月に追加公演が決まったみたいですよ。そちらのチケットはもうすぐ売り出しらしいです。 / マイケル ( 2003-10-27 14:17 )
まだまだW杯は続く.今日も,来週末も.もう頭がウニになりそう. / 八百八六助 ( 2003-10-27 12:44 )
三谷作品のファンなので、「その場しのぎの男たち」を観に行きたいんですけどね・・・すっかり忘れていました! / azzurri ( 2003-10-27 12:24 )
どこの劇団? / マイケル ( 2003-10-27 01:00 )
マッキ〜は来週は劇団の公演を見に行くんだ〜。楽しみ〜♪ / マッキィ ( 2003-10-27 00:58 )

2003-10-24 久々にお見かけした人

先日、舟越桂展を見に行って以来、気になっていることがあった。

「誰かこの像のような人を知っている気がする」

何となく大貫妙子さんの歌詞に出てくる人のイメージのようでもあった。実際「静かな約束」とか「春の手紙」とか彼女の曲のタイトルって、そのまま舟越さんの作品のタイトルにもなりそうだ。そういや大貫さん自身があの像のモデルになりそうなビジュアルだよなぁ... 曲も展示会場に流れていてもマッチしそうだし。

と、ここまで書いて気づいた。

本当は大貫さんじゃない人のことを書くつもりだったのだ。思いつくままに任せてキーボードを叩いているうちに「そういえば...」と大貫さんのことが気になりだしたのだ。

それはそれで嬉しい発見なんだけど、本当の着地点は別のところに用意していた。

===

昨夜久しぶりにその人を見た。あぁ、舟越さんの作品みたいな人だと思った。

清楚な服装にピンと伸びた背筋、そして凛として引き締まった表情。その眼差しはまっすぐな強い意志を感じさせ、迂闊に近寄れないオーラを発している。

初めてその人を見たのは上京した頃だから、約18年前だ。その人はずっと人ごみの中に立ち続けている。新宿駅を利用する人なら、一度くらいその人を見たことがあると思う。「私の志集」を売ってる女性を。

そう「詩集」ではなく、「志集」。

ずっとこの人が何のために、そしてかくも長きに渡って立っているのか、気になっていた。気にはなっていたんだけど、ずっと声をかけることが出来なかった。肝腎の「志集」がどんなものかも判らないままだ。

「私の志集」をキーワードに検索をかける。

自分以外にも彼女のことを気にしている人がこんなにもいるのか、と言うことに驚かされる。そしていくつかの article から、

彼女が売っているのはやはり「詩集」であること。
その作者は彼女と37歳年上の旦那さんであること。
旦那さんはもともと街頭詩人として活躍されていた方で、旦那さんの意思を継承して立ち続けていること。

などが判った。

僕は未だ作品は読んだことはないが、彼女の立ち続ける姿勢そのものが「詩」のような気がしてならない。

次に彼女を見かけた時には絶対に「志集」を一部買ってみよう。

先頭 表紙

平日はあんまり新宿行くことないので...だから久しぶりだったんだと思う。 / マイケル ( 2003-10-24 22:51 )
平日の夜は良く立っているような気がするんですが.何度か見たことあるよ. / 八百八六助 ( 2003-10-24 22:42 )

2003-10-23 やっぱり一人足りない

去年もほぼ同じネタを書いたが...
松浦亜弥が出演しているエプソンのCMが気になる。

「あややは携帯」
「まややはデジカメ」
「ぱややはネガフィルム」
「ばややは昔の写真」

...じややはどうなった?

職場の人曰く、「私の勘だと、多分じややはもう死んでます。」

そんなぁ〜 (;△;)

どこかのコンビニのCM(会社名失念...)でも、OL風の女性がコンビニに買物に行くと、店内で故郷の家族がコタツを囲んで団欒している、というのがあったのだが...やはりおじいさんはいない。

どうしていつもおじいさんだけ、いないの〜?

先頭 表紙

そういや全部「あ」段で韻を踏んでいるね。でも響きが悪いのが真の理由なんだろうか? / マイケル (多分機能が4つだからが正解) ( 2003-10-24 17:55 )
そうかもぉ〜全然気付かなかった!!じややつぅ〜言葉の響きが悪い? / リヘ ( 2003-10-24 17:37 )
ばややが持ってる「昔の写真」...は自分が若い頃の写真(当然あややそっくり)なんだけど、もしあれがじややの遺影だったらめちゃくちゃブラックですね。 / マイケル ( 2003-10-24 08:30 )
・・・・あのばややの余裕たっぷりの笑み・・・・きっと遺族年金でウハウハなんだよ! じややは遺影。 / さにゃえもん ( 2003-10-24 00:27 )

2003-10-23 舟越桂展@北海道立旭川美術館

以前の日記に書いたけれど、会社の夏祭りの抽選会で当たった無料航空券で実家の旭川に帰ってきた。

当たった航空券が札幌もしくは福岡へペアで、ということだったが、一緒に行く人もいないので(悲)、分割して2回使うことにした。今回はその1回目だ。

学生の頃は親からの仕送りで帰っている、ということもあって「時間かかっても良いから安く」が基本だった。今年から Air Do が羽田-旭川間を飛ぶようになったけど、それを利用しない限りは

(羽田-千歳の飛行機代)+(千歳-旭川の列車代)<(羽田-旭川の飛行機代)

なのだ。というのも、羽田-千歳間は国内有数の競争が激しい路線で、値段も低く抑えられているから。

だけど久々に千歳経由で帰ってみると、千歳-旭川間の2時間強がエライ勿体無い。何せ Door to Door だと6時間かかる。(これが贅沢なのは十分承知の上だが...)今は出来るだけ移動時間は短くという思考になってきた。その割には節約した時間で実家ではだらだら過ごしているのだが。

さて、今回の帰郷の目的の一つが、東京で見逃した舟越桂展。

彼の手による楠の木を彫って軽く彩色が施されている等身大の人物像は、今にもこちらに語りかけてくるような不思議な存在感がある。

展示会場の最初のコーナーを曲がったら、ずらっと並んでいる人物像が圧巻だった。

80年代〜90年代前半にかけての作品は、とてもリアルだ。シャツやスーツなどの質感も見事だし、遠くを見つめるような眼差しには静かな中にも内に秘めた強い意志のようなものが感じられる。ただ、人物はちょっと冷たいような感じもするし、あんまり僕とは仲良くなれそうな気もしないんだけど...それでも、「この人はこういう職業で、家族構成はこうで...」と想像するのは楽しいものだ。像のタイトルは「森へ行く日」「夏のシャワー」「冬の本」といった具合に抽象的で、いつものタイトル当てはさっぱりだったが。

ここ10年くらいの彼の作品は、肩から家が生えてきたり、二人の人物が一つの胴体を共有していたり、背中から手が生えていたり...といった具合にそれまでの写実的な作風からはちょっと変化してきている。僕は作品としては以前の方が好きなんだけど、作家の精神性は近年の方が強いかなぁ。

ちなみに手書きの創作メモなんかも展示されていたけど、字はめちゃくちゃ下手だった...どうでも良い事なんだけどね。

ところで余った航空券で来月、福岡に飛ぼうと思っている。当初はそこから今話題の「S.A.G.A. 佐賀」に行って吉野ヶ里遺跡でも見てこようと思ったんだけど、予定を変更して長崎に行くことにした。その理由は追ってご報告します。

先頭 表紙

知り合いの九州の人、みんな阿蘇が良いと言いますね。今回は時間がなくて行けませんが、機会があったらご指定のルートで回ってみます。軍艦島も以前テレビか何かで見て、気にはなっている場所なんです。 / マイケル ( 2003-10-26 21:25 )
nisさま、僕はあのピアノの作品が一番好きでした。なるほどそういう視点があったとは。 / マイケル ( 2003-10-26 21:24 )
ああ、長崎と言えば軍艦島を忘れていた! おすすめはしませんが・・・。 / nis ( 2003-10-26 04:25 )
九州のおすすめですか・・・。確かに長崎の夜景は素晴らしい。稲佐山展望台をおすすめします。以下は熊本の情報です。阿蘇は、もちろん大観望です。別府→湯布院→やまなみハイウェイ→大観望のルートがおすすめ。逆順はいまいちです。まあ、車限定ですが。熊本ラーメンでおいしいのは・・・北熊と黒亭かな・・・。超・穴場は、内大臣峡・五家荘ですね。道悪く、また高所恐怖症の方にはおすすめできませんが。 / nis ( 2003-10-26 04:23 )
舟越桂展、東京都現代美術館(でしたっけ?)に見に行きましたよ! 角度を変えると表情が変わる(ように見える)のにびっくりしました。ピアノを弾いている彫刻があったのですが、正面遠くから見ると、彼は自信なさげに、嫌々ながら弾いているように見えるのですが、横から見ると、自信に溢れた顔で、凛として弾いているように見えるのです。(私の主観ですが・・・) / nis ( 2003-10-26 04:09 )
僕の文章って結構当り障りのないことしか書いてないような気がするので、そこから興味を持って調べてもらえただなんて嬉しいです。薮内佐斗司さんの名前は知りませんでしたが、作品(の写真)を以前どこかで見たように思います。なかなか楽しそうな作品でした。 / マイケル ( 2003-10-24 09:57 )
舟越桂という人を知らなかったのですが、マイケルさんの描写で気になってネットで検索して公式サイトをみました。すてきですね!3年前にドイツで展覧会をやったようなので、また来てくれないかなぁと期待しています。私は「藪内佐斗司」の彫刻が好きです。 / Kyuco ( 2003-10-23 20:22 )
今回は土曜午後の習い物の後に出発し、有給を使用しないで戻ってくるという、ある目的地だけのピンポイントな旅です。ただ泊りは天神あたりにしようと思っているので、何かオススメ食い物やとかあったら教えていただけると幸いです。 / マイケル ( 2003-10-23 11:33 )
九州人として、観光(?)するのにおすすめなのは、1に長崎、2に熊本です♪ 長崎は異国情緒たっぷり、熊本は車さえ調達できれば、阿蘇の大自然と渓谷を満喫+温泉の楽しみがあるし。いいなー。(特に福岡をススめるわけではないあたり・・・) / あやや ( 2003-10-23 09:22 )

2003-10-15 久々の海外出張 〜 それでも暇を見つけては楽しんでしまうヤツ

10/5〜13までLos Angeles, San Franciscoへ出張してました。

今回の出張は10/1の夜にいきなり打診されたもの。隣の課の仕事という事情もあったけど、自分の業務もかなり暇なので引き受けました。

今回の任務は、同行する3名のツアコン(事実)。

お客様所有の機械の改造がチームとしての任務だけど、他の3名は英語が喋れない。本当は隣の課の課長が行くはずだったけど、他の業務とバッティングしてNG。そこで、赴任経験があって、車の運転ができる(下手だけど)僕に白羽の矢が当たった。

突然の命令と言えども、作業を憶える必要が無かったのが、救いだった。

ただメンバーの中に語学と運転ができる人がいれば、僕は必要無かったし、一週間早く打診があれば、僕が作業内容を覚えれば人数も絞れた。僕の資質が役に立ったのは事実だけど、僕の専門性とは全然関係ない。気分転換には良かったが。

日本のビジネスアワーにあわせるため、作業は現地時間の夕方から深夜。昼間はその準備のため、自由に動ける時間は殆ど無かった。

ただ1日完全フリーな日があった。同行した3名は、出張にガイドブックを持参しないタイプで、行きたい所も見たい物も食べたいものもない、という「お任せコース」。

適当に Santa Monica や Chinese Theater 前などを移動し、昼は中華街で飲茶、夜は韓国人街で焼肉を食べた。夕食後、彼らをホテルにお届けして、僕一人でミュージカルを見たのだ。

演目は「The Producers」。

かつては栄光の頂点にいたブロードウェイの製作者、Max。最近は老婆相手の中年版「若いツバメ」で生活を凌いでいる。

そんな彼の会計士 Leo がふと漏らした言葉に Max は詐欺のアイデアを思いつく。舞台が成功すれば、製作者は利益を出資者と分配するのが決まりだが、舞台がコケたらお金は返す必要がないというもの。

出資金を集めて、絶対失敗する舞台を上演すれば、お金は自分達のもの。MaxとLeoは最悪の脚本と最悪の演出家、最悪の出演者を集めて、史上最悪の舞台を作ろうとする。

彼らが選んだ脚本は「ヒトラーの春」というナチス賛美のもの。更にゲイの勘違い演出家を口説き落とした。そして確実に失敗すると思われたこの舞台は...

ブロードウェイ版では Nathan Lane と Matthew Broderick が演じた Max と Leo を、LA版では Jason Alexander (「Pretty Woman」「Seinfeld」)と Martin Short(「Three Amigos」) というこれまた豪華なメンバーが演じていました。

日本だとテレビや映画でおなじみの役者でも、歌って踊れるとは限らない。でもアメリカのショービジネスではこれが基本なの? とにかく、Jason や Martin の熱演に、台詞が理解できないハンデも何のそので大笑い。層の厚さを感じました。脇の役者もゲイ達者だったし。

この作品の最大の見所は劇中劇。アメリカのショービズ界にはユダヤ系が多く、おそらく主人公もそう。そんな彼らが、ナチスの軍服を着たショーガールがラインダンスを踊るショーを作ってしまうと言う、このブラックさ。しかもそれを真上から見るとハーケンクロイツ(ナチスのマーク、所謂かぎ十字)の形になっているという凝りよう。

一種タブーともいえる素材を用いて、こんなに笑って泣いて鳥肌立つショーに仕上げる(しかもメジャーなカテゴリーで)なんて、アメリカは凄い!

===

ちょっとした空き時間に買い物とかをした以外は、仕事から解放されたのはこの時くらいだったかな。翌日には、Paul Weller の Acoustic tour っていうのもあったんだけどね。普通の 9 to 5 の出張だったら遊び倒して(おい!)いたのにねぇ〜

先頭 表紙

ウサ子さん、ホント「あっれ〜」な感じですよね。翻訳の人は大変だと思いますが... / マイケル ( 2003-10-21 07:55 )
「Hair Spray」も元は映画なので、それを見て面白いと思ったら観に行くのが無難かもしれませんね〜 「お任せ」の人たちは、こっちがオプションを提示しても決めない人たちだったので更に困りました...じゃこっちの好き勝手でいいかというとそうも行かず... / マイケル ( 2003-10-21 07:53 )
おとなしくしておいた方がいいのかなぁ(^^;やっぱり。うんで、英語→ドイツ語は時々あっれ〜みたいな時があります。でも英語→日本語にも慣れているので気になってたら仕方ないと割り切っております。逆に最近聞いているドイツ語→オランダ語はどっちがどっち??状態でかえってやっかいです(笑) / ウサ子 ( 2003-10-19 17:15 )
The Producers観られたのですか〜。いいなぁ。今、ボストンではミュージカル「Hair Spray」が来ていますが、これって面白いのかなあ。絶賛されているようなのですが・・・。海外出張、ご苦労様でした!(「お任せコース」なお客様も結構大変でしょうね。あれこれ「絶対にこれしたい!」というカタマリの人も困るでしょうけど・・・)。 / rica ( 2003-10-19 10:49 )
おとじろうさん、もう一週間早ければ(笑) 今回は僕もAmazon.comで買った本とDVDをホテルにお届けしてもらいましたんで... 次のチャンスに是非? / マイケル ( 2003-10-16 17:57 )
ウサ子さん、とても休み中とは思えない活発さ! それにしてもドイツ語で上演するとどうなるんでしょう? 以前アメリカの子供向けのテレビ番組のドイツ語吹き替えを見たことがありますが、歌の場面では思いっきり字余り現象が起きてました。 / マイケル ( 2003-10-16 17:54 )
あ〜、マイケルさまにクスミコフの紅茶買ってきてもらえばよかった。。。 / おとじろう ( 2003-10-16 17:32 )
Kyucoさま。横レス失礼します。もともとウィーンで今年くらいに上演予定があったのですが、いろいろな事情で消えちゃいました(^^;ドイツでは内容的なことはおいといても予定はなさげです。でも面白いのは各地でやってますのでぜひ。 / ウサ子@未ログイン ( 2003-10-16 14:03 )
もともとがメル・ブルックスの映画の舞台化です。アカデミーの脚本賞も受賞しているらしいので、そちらのビデオを探してみようかと思ってます。 / マイケル ( 2003-10-16 09:56 )
はじめまして。オペラに入れ込んでいてミュージカルはそれほど関心がなかったのですが、先日ロンドンで「オペラ座の怪人」と「マンマ・ミーア」をみて、ヤラれました。The Producers、面白そう。でもドイツではコレ観れないかな・・・ / Kyuco@ドイツ在住 ( 2003-10-16 08:39 )
ドイツ人をあんなにコケにしていいのかな? ってのも気になっていました。 / マイケル ( 2003-10-15 21:54 )
The Producers、みられたんですねー。面白いですよねー。あのブラックさと派手さはブロードウェイミュージカル!って感じで私も大好きです。 / ウサ子@一応お休み中(^^; ( 2003-10-15 21:30 )

2003-10-04 誕生日記念旅行(12)〜風紋


砂丘に風紋がキレイにできる条件と言うのがいくつかあるらしい。

・砂を動かす適度な風が吹くこと
・砂丘上の砂が良く乾燥していること
・砂が固結していないこと
・砂粒の大きさがいっていしていること

つまり、雨上がりの湿った砂丘や植物が繁茂しているようなところでは風紋は望めない、ということらしい。

目覚めた僕が民宿の部屋から最初に見た光景は濡れた舗道と小さな水溜り。

駄目だ、こりゃ。

今回の旅は天候に恵まれなかったのが、残念。それでも気を取り直して、再び砂丘に行ってみる。砂は湿っていて、踏みつけた足跡はそのままの形でずっと留まってしまう。

それでも辛うじて形だけは風紋っぽく残っていた。まぁ、風に吹かれて形を変えてゆくのが風紋なのに、それが「残ってる」ってのも変な話だけど。

デジカメ写真をセピア調に変換してみたら、それだけでどーってことのない写真がアートっぽくなったので、とりあえずアップしてみる。

===

8時半頃、鳥取駅行きのバスに乗る。駅に荷物を預けた後、鳥取温泉(ここは全国でも珍しい、温泉が湧いている県庁所在地なのだ)にて潮風と砂にまみれた体を洗い流し、お昼ご飯に各種ガイドブックにも出ている「花のれん」にてちょっと豪華なランチを味わった後、鳥取空港からのフライトで羽田に帰って来た。

今回は完全にカニのシーズンを外していたので、もし次回このエリアに来るようなことがあれば、こんな駆け足の旅ではなく、温泉地でのんびりしながらカニ三昧と行きたいところだが、多分、鉄砲玉的性格がそれを我慢できない気がしてならない。

先頭 表紙

今回は事前に意見を伺う時間がなかったので、次回(笑)はアドバイス願います。 / マイケル ( 2003-10-14 07:50 )
風紋は私でもなかなかみれなかった代物です〜。何度か蟹とセットでチャレンジしてください。花のれん懐かしいなぁ。お店ならいろいろ紹介しますので(笑)蟹の時はぜひご連絡ください。 / ウサ子 ( 2003-10-12 19:09 )
パンドラさん、いやいや、鳥取ではモロッコの代わりはできません(行ったことはないですが)。あぁ〜行きたい!モロッコ! / マイケル ( 2003-10-09 19:23 )
nisさん、どうも。でも観光用の写真見て期待に胸を膨らませていったら実際は...なんてこともあるので要注意です... / マイケル ( 2003-10-09 19:22 )
さにゃえもん、ガイドやってもいいけど無茶苦茶ハードスケジュールな上に、思いつきでルートが変わるぞ。漫画喫茶泊ってのも過去にあるし、それでもいい? / マイケル ( 2003-10-09 19:19 )
ちづぞーさん、ではオリジナルの写真は封印することにします〜 / マイケル ( 2003-10-09 19:17 )
うぉぉ〜〜〜やっと追いついた! まんぷくの旅だね、おめでとう! 山陰ってまだ行ったことないんだあ。この砂丘でディートリッヒ遊び(モロッコ!)をやってみたい。 / パンドラ ( 2003-10-09 08:01 )
フットサルではどうもでした。この写真の質感はいいですね。行きたくなりましたよ! / nis ( 2003-10-07 03:12 )
何だか地の果てって感じで素敵。 本当にきっちり回れるところ回る旅だねー。 マイケルガイドの旅っていいかも。 ツアーやって〜! / さにゃえもん ( 2003-10-07 00:47 )
いきなり眼に画像が飛び込んできて、美の迫力にびっっくし。大自然とマイケルさんに乾杯! / ちづぞー。ъ( ゜ー^)! ( 2003-10-06 00:57 )
オリジナルな写真は大したことないんです。これぞセピアマジック! / マイケル ( 2003-10-05 08:05 )
すっご〜い綺麗!どこからどう見てこうなっているのかわからないくらいです。自然が広がっている場所って大好きですよ〜。 / rica ( 2003-10-05 07:34 )
雨が降った後だったので、砂のさらさらした質感は完全に失われてしまってますが...さるこさんが行かれるときは天候に恵まれることをお祈りします。 / マイケル ( 2003-10-05 01:07 )
あっ、、波紋じゃなくて風紋だった。。。^^;;あはは。 / さるこ ( 2003-10-04 22:48 )
おお〜これが砂丘なのですね!これが砂丘の波紋なんですね!!秋に行くことが決定したので、生の砂丘を見て来ます☆ / さるこ ( 2003-10-04 22:43 )

2003-10-04 誕生日記念旅行(11)〜鳥取砂丘


賀露(鳥取港)にはサブちゃんの歌声が流れていたが、砂丘近くの土産物屋では水森かおりが流れていた。

多分サブちゃんは紅白で「港春秋」を歌わないだろうが、水森かおりは「鳥取砂丘」が唯一のヒット曲なので紅白出場の暁には当然歌うだろうな。ところでカップリング曲は「天塩川」である。全然違うご当地ソングをカップリングするって、どうよ? 手塩川流域住民に対して不義理ではないのか?

さてご当地ソングと言えば思い出すのが、「そして神戸」なんだが、あの歌に織り込まれる地名は果たして「神戸」である必然性はあるのだろうか? 「♪こぉぅぶぅぇ〜」という響きがメロディラインにフィットしただけであって、それ以外の歌詞に神戸を連想させるものは無い。考えてみれば内山田洋とクールファイブの歌う。一見ご当地ソングっぽいものたち(「長崎は今日も雨だった」「中之島ブルース」「東京砂漠」などなど)は曲のタイトル以外にご当地を示すものは何にも無い。きっと作詞家は現地に行かずにあの詞を書いているよな...

それはさておき、今回の旅の楽しみの一つがこの砂丘である。

砂丘が夕陽色に染まるのと、早朝未だ誰の足跡も付いていない風紋を楽しむために、わざわざ砂丘近くの民宿に泊まることにしていたのだ。

最初に目にした砂丘の風景は、やはり現実のものとは思えなかった。砂丘は南北2.4km、東西16km、という広範囲に渡り、最大高低差も90mだという。「千代川が中国山地から運ぶ砂と日本海の沿岸流が運んだ砂が風と波の力によって集まり、少しずつ気の遠くなるような時間をかけて堆積した」というガイドブックの説明を頭では理解できても、実物をみると「何でこんなものが?」という疑問を禁じえない。

砂丘正面からみる「馬の背」と言われる高さ47.1mの小高い丘。絶対あそこには眠っているブラキオザウルスが埋まっている...

この馬の背を登ると、そこから見えるのは、

--- 一面の海 ---

ただ馬の背から海岸線までは物凄い傾斜、まさに砂の断崖絶壁のようで砂浜に降り立とうという気が起きなかったのが残念。考えてみれば、そのような光景こそ、非日常的なもので、いくら後日筋肉痛で苦しめられようともトライすべきものだったのだ。こんなところでセーブするようになったとはやはり歳をとったのか...

天気は生憎の曇天で、写真で見かけるような夕陽に美しく染まる砂丘は望めなあったし、折からの強風に体に叩きつけられる砂は痛かったが、風の吹いた翌朝の風紋はキレイらしいという地元の人の話に期待に胸を膨らませる。

先頭 表紙

何でも写真撮っただけで、お金がかかるらしいですね。 / マイケル ( 2003-10-14 07:48 )
らくだの花子たちは夕方で撤退、冬にはおりませぬ。観光用ですねぇ。でも高いんだ、あれ。 / ウサ子 ( 2003-10-12 19:10 )
観光用のらくだはいるみたいですね。僕は見かけませんでしたが、ガイドブックには書いてました。 あと僕はらっきょうの自然のままの姿ってみたことがないんです。どーなっているんだろう? / マイケル ( 2003-10-05 08:04 )
鳥取砂丘といえば、ものすご〜く小さい頃に行ったことがあります。らっきょうが育っているのを初めてみて、初めてラクダに乗った場所と記憶していますが、本当にこの記憶、あってるんだろうか・・・(笑)。 / rica ( 2003-10-05 07:33 )
こういうところは真昼間ではなく日の入り・日の出の時間帯が一番キレイだと思うので、車がないのなら砂丘近くの民宿も選択肢の一つでしょう。 / マイケル ( 2003-10-05 01:05 )
砂丘近くの宿に泊まるのっていいですね^^提案してみようかな?ああ〜砂丘楽しみです☆写真で見てもすごいけど、生で見たら全然違うんだろうなぁ〜。うわぁ〜ほんと楽しみです^^ / さるこ ( 2003-10-04 22:45 )
そうか、そういう歌詞があったのか!(夜の丸山...) それって2番の歌詞? / マイケル ( 2003-10-04 13:13 )
明日から久々の海外出張なもんであわててアップしました... / マイケル ( 2003-10-04 13:08 )
本当は砂自体が黄金の輝きを見せてくれるはずだったんだけどね。この写真は実際に目で見た光景よりもコントラストが強くなっていて、予想以上にキレイに撮れました。 / マイケル ( 2003-10-04 13:06 )
「長崎は今日も雨だった」には "夜の丸山ぁ〜゛ てのがあるから許してやってくれ / あやや@九州人 ( 2003-10-04 12:59 )
・・・とか、つっこみウィンドウが残ったままだったので、クリックしたら、風紋の巻がアップされちょった・・・ / あやや ( 2003-10-04 12:56 )
おおおー!すんごいね。 曇ってる日の夕陽って、黄金色というよりピンクがかってて、それもとても綺麗だよね。 風紋が気になる。 / あやや ( 2003-10-04 12:55 )

2003-10-02 誕生日記念旅行(10)〜かろいち いまいち


賀露(鳥取港)にはサブちゃんの歌声が流れていた。

1999年に鳥取港の開港350年を記念して作られた、鳥取の景勝地を歌った「港春秋」。その記念碑は、御影石を歌詞にも登場する「北前船」の形に加工している。案内板のボタンを押すと、サブちゃんの熱唱が流れてくるのだ。

何でも地元の方々は紅白で「港春秋」を歌ってもらうよう、サブちゃんサイドに必死に働きかけているらしいのだが、余計なお世話というような気もする。

さて、このエリアには「かろいち」と言うマーケットがある。港、それも日本海といえば何と言っても「松葉がに」だ。イカも捨てがたい。この両巨頭をはじめとする新鮮な海産物との出会い、思わず期待に胸が躍る。

しかし...結論からいうとフツーの市場だ。

新鮮な魚を買って家で料理をする地元の人にとってはいい場所だろう。だけど観光客にとってはなんとも中途半端なスポットだ。乗用車以外のアクセスはあまり便利ではないし、路線バスでやってくるような物好き(自分)もそう多くは無いだろう。観光客を相手にしてないなら話は別だけど。

僕なんかにとっては自分が選んだ魚をその場で調理してくれるようなお店があったらとても嬉しい。(というか市場にはそういうお店があると信じきっていた)あとそんなに手がかかってなくても良いから、お刺身やフライとかを気軽につまめるところがあった方が良いのではないか。僕が魚市場に期待するのはそういうところだ。

素材はいい物が揃っているんだから、あともう一工夫して欲しいよなぁ〜 と生意気にも思ってしまった。

ところで、このかろいちの隣にこの8月にオープンした県立とっとり賀露かにっこ館がある。子供向けだと思うんだけど、結構面白かった。とかいいながら具体的にはあまりよく憶えてないんだけど (^_^;

賀露を後にし、鳥取駅に戻る。この日は風も強く、寒かった。これから砂丘に行くことを鑑み、長袖シャツを調達することに。

たまたま駅ビル内に「無印良品」があった。鳥取砂丘に似合うのは、やっぱり白いシャツだろうな...植田正治の展示を見た後なので、すんなり決定。

先頭 表紙

ホントはタウンページで「ユニクロ」探してみたんですが、「鳥取スーパーモール...どこじゃそりゃ?」だったもので。無印が駅前にあってよかったです。 / マイケル ( 2003-10-14 07:47 )
あ、↓の文章カットした関係でおかしくなりました(^^;確かに地元民にとってはいいとこなんです、はい。 / ウサ子 ( 2003-10-12 19:06 )
いやいやかろいちは地元民にとってはいいとこなんですよ。おみやげ送るのにちょうどよいので。うんで鳥取の人はみんな車ですからね(^^;ちなみに無印は私がいたころにできて、ニュースにもなりました(笑) / ウサ子@お休み中乱入 ( 2003-10-12 19:02 )
今回の旅の目的が、日本人エキス再注入ですから... / マイケル ( 2003-10-04 00:24 )
魚市場だとか温泉だとか和菓子だとか、どれを取っても羨ましい限り!日本ってやっぱりいいなあ。 / トモコ ( 2003-10-03 21:40 )
ようやく写真が追加できました... / マイケル ( 2003-10-03 09:22 )
いや、確かに寿司屋(7貫5百円の日替わりメニューのみ)とかこじゃれたレストランとかはある。(ごめんね〜紛らわしい書き方で)でも僕は買った魚をそこで調理して欲しい! / マイケル ( 2003-10-03 07:08 )
確かに、魚市場には、とれとれの魚を食べられるお店が1軒くらいはある、と思ってた。TV番組みたいに、魚見てたら(打ち合わせ済みの)近所のおばちゃんに声かけられて、民家で料理してもらって・・みたいなことがあればいいのにね。 / あやや ( 2003-10-03 00:36 )

2003-10-02 誕生日記念旅行(9)〜河原温泉


3日目になりました。

倉吉駅前の宿に荷物を預かってもらい、デイパックに温泉道具一式を詰めて、サンダル履
きのまま駅前のバスターミナルから三朝温泉を目指す。所要時間は20分くらいか。

三朝温泉は含有量世界一のラジウム泉。三徳川沿いに旅館が軒を連ねる温泉街ですが、ここでの楽しみは有名な「河原温泉」。

その名の通り、三朝橋のたもとにある露天風呂。川岸に小さなついたてがあるだけで、橋からは辛うじて隠れているけれど旅館の方からは丸見え?な開放的なロケーションが心地よい。水着着用不可なので、女性の方には辛いかも。その代わり、足湯がありますが...

川のせせらぎも耳に優しいけど、季節によっては三朝の名物?かじか蛙の鳴き声も楽しめるらしい。何でも、川のせせらぎとかじか蛙の鳴き声は環境庁の定める「日本の音風景百選」に選ばれた(平成8年度)、とのことだけど、こういうのって誰が決めてるのかね? 大体、ここでしか聴けない音でもあるまいし。

さて、ここではこの河原温泉を楽しんだ後、倉吉に戻る。

ところが、予定していたよりもことがスムーズに運んだ結果、バス待ち30分、鉄道待ち1時間弱と時間が余る。そして次の目的地・鳥取では日没時間までに砂丘に行く、と言うこと以外特に予定は決めていなかった。この時間が結構勿体無かった...

ただ、今思えばあそこにいっておけば...という場所がある。

三朝温泉から更にバスで30分の三徳山だ。

特に写真家・土門拳の「古寺巡礼」の中でも「日本随一の建築」と称された投入堂(なげいれどう)は、断崖絶壁の岩窟にはめ込まれたように建てられていて、それを見に行くためだけでも充分な価値がありそうだ。地元では世界遺産への登録運動が盛り上がっているらしい。(でも「るるぶ」での扱いは小さい...)

しかし、その時の僕のかっこはラフなサンダル履きで、山を登るには適さない。一旦、戻ってから服装を整えて出直すことも考えたが、今度は三徳山行きの丁度いいバスがない。

またいつか山陰に来るようなことがあったら、足立美術館への再訪とともに是非いってみたいところだ。

さて、鳥取行きの列車の中でたまたま席が向かいになった人から、賀露(鳥取港)がなかなか面白いと言う話を聞く。よし、そこに行ってみるか!

先頭 表紙

眺めるだけってことが出来るんですか? 僕はてっきり登らないと見れないものかと... まぁ、でも覗いたら絶対に登りたくなると思いますので、次回に期待です。 / マイケル ( 2003-10-14 07:45 )
三朝温泉からタクシーで三徳山を覗くところがありまして、そこなら丁度いいくらいでしたかねー。でも次回のお楽しみにしておいてください☆登るのはとてもハードらしいですが(^^;下から眺めるだけでも神秘的でいいとこです。 / ウサ子 ( 2003-10-12 19:04 )
fukuさん、そういえば以前さにゃえもんさんから富士登山のお誘いも受けましたが、日程の都合がつかずパスしたことがあります。また機会があったら是非... / マイケル ( 2003-10-02 18:47 )
つっこみありがとうございました。昔添乗員していたのですが鳥取・島根だけ行ったことがありません。レポを読ませて頂きいつか行く時の想像をしています(笑)。私は島根のタタラ場跡にいってみたいです〜。 / fuku ( 2003-10-02 13:37 )
写真もあることはあるんだけど、デジカメのケーブルが行方不明。そういえば前にもこんなことがあったなぁ... / マイケル ( 2003-10-02 12:21 )

2003-10-01 誕生日記念旅行(8)〜植田正治写真美術館


さて、再び無料シャトルで安来駅まで戻り、お隣の米子で昼食後、更に3駅の岸本で下車。ここには鳥取県境港出身で国内外で高い評価を受けているカメラマン・植田正治氏の作品を展示している美術館がある。

植田氏の作品の特徴といえば、砂丘に代表されるような山陰の自然を背景に、オブジェのように人や物を配置し、まるでルネ・マグリットの絵のような劇的な空間を登場させる演出的な写真だ。

今回展示されていた作品は「砂丘モード」という、80〜90年代にかけて撮影されたシリーズで、主に「キクチタケオ」のコレクションのために制作されたもの。見覚えのある作品もチラホラありました。

この美術館の設計は建築家・高松伸(彼も島根県出身らしい)の手によるもので、彼はこの作品で芸術選奨文部大臣賞を受賞しているそうです。特筆すべきは映像展示室。単なる映写スペースと思ったら大間違い。なななんと、打ちっ放しのコンクリートの壁面に世界最大規模のレンズが組み込まれていて、映像展示室そのものが巨大なカメラの内部になるのです。

ちょっとスペックを書き写させていただきますと...

2郡・5枚のレンズ構成、5枚のレンズの総重量は245kg、鏡胴部を含めると625kg、レンズの最大直径は600mm。焦点距離は8,400mm、F値32、画角21度、反対の壁面に映しだされる映像は直径7m。

その巨大なレンズで何を撮るかと言うと、それはもちろん大山です。僕が訪ねた時は生憎、頂上には雲がかかっていましたが、壁には見事な「逆さ大山」が! そして丁度良いタイミングでひっくり返った伯耆富士の上をスポーツカーが横切ったのも凄く劇的だった!

なかなか興味深い美術館なんだけど、残念なことも多い。

まず、どう考えても入場料やグッズだけで美術館が維持できるとは思えない。
所蔵されている写真は結構あるみたいで、彼の長いキャリアから様々な時代の写真をサンプル的に見れると思ったけど、実際に展示されている写真はホンの僅かで、しかも「砂丘モード」からの似たような写真ばかり。「えっ? これで終わりなの?」とちょっとがっかり。

立派なハコを作ったけど、ソフトが充実していない、という良くある話のようだ。

おまけに(せこいようだが)駅から美術館は歩くと3〜40分かかるのだが、岸本町民用の巡回バスは平日しか運行されておらず、タクシーだと片道1,000円強かかる。

これじゃ、「また来てみたい」という気が失せる。早急に改善を望む!

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岸本を後にし、この日の宿は倉吉駅前のビジネスホテル。夕食に寿司屋で食べた岩牡蠣(1個1,500円)が激うま。また食いたい。

先頭 表紙

ウサ子さん、こんにちは。建物はきれいですよね。ただ同じ日に訪れると足立美術館の経営の見事さとつい比べてしまいます。植田美術館、無事に生き延びてほしいです。 / マイケル ( 2003-10-14 07:43 )
お休み中乱入です(^^;懐かしい所が山盛り・・・。ここは新しい美術館ですから今後に期待と、鳥取は過疎がものすごいので予算的にもバス一本通すのにも本当に大変なんです(--; 矛盾はありますが難しいところですねぇ。 / ウサ子 ( 2003-10-12 19:13 )
さるこさん、ありがとうございました。今週中には鳥取砂丘のことも書きますね〜 / マイケル ( 2003-10-02 11:26 )
つっこみありがとうございましたぁ〜遊びにきました!私も一昨年出雲大社に行きました。雨でカッパを着たままお祈りをしました。。^^;懐かしいなぁ〜。 / さるこ ( 2003-10-02 09:51 )
エンジンがかかってしまったようです。 / マイケル ( 2003-10-01 19:24 )

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