2001-05-04 年に一度のお祭り／Austin-Healey-Day!!!
2001-04-30 お誕生日の話。
2001-04-30 連休イベント、第一弾。
2001-04-28 大手術
2001-04-27 取り敢えず動くようにはなったけど.......。
2001-04-27 お知らせ（プレゼント告知・爆）
2001-04-26 追憶
2001-04-25 トラブル
2001-04-24 ブギ６の「十戒」
2001-04-24 メルセデス・ベンツ・コンプレックス

いや〜、疲れた（笑）。何故って？？

それは、最高に楽しかったから。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
明け方、いや、昨日から降り続いた雨が、止むどころかどんどん激しさを増していった午前中は、一体今日はどうなることやら、風邪を引かないで帰ろう、ぐらいに思っていたのだが、午後のひととき、遂に空は晴れてくれました。

このイベントを年一の最大の楽しみにしているメンバーは、雨が降ろうが風が吹こうが、クルマが壊れようが渋滞地獄に巻き込まれようが、北関東から東京、横浜はもちろん、遠くは愛知（！）、滋賀（！！）、兵庫（！！！）から馳せ参じてくる。やっぱり、晴れてくれなくちゃ。

先頭 表紙

ひまじんの撫子ちゃん、お誕生日おめでとうございます。

ところで、今日は、ウチの車の誕生日でもある！！

クルマに誕生日とは何事か？オタクもほどほどにせいっ！！と言う声も聞こえてきそうだが、一応説明させていただくと.....。

イギリスには、「ブリッティッシュ・モーター・インダストリー・ヘリテージ・トラスト」、直訳すると「英国自動車産業の遺産・管理委員会」みたいな機構がある。ここに、車名とシャーシ番号で問い合わせると、そのクルマがいつ、何処で作られ、オリジナルの色は何だったか、オリジナルの内装は何色だったか、工場出荷時のオプションにどういうものが付いていたか、エンジンの細かい仕様は、最初に納車するディーラーは、そして、最初のオーナーは？というところまで解ってしまう細かい記録付き証明書を発行して貰えるのだ（発行手数料は４年前に£20ぐらいだったと思う）。別にコレはスポーツカーとか、ある特定のメーカーに限った話ではなく、普通のクルマなら全て、小さなファミリーカーまで記録が取ってあるところがまさにイギリスというか、恐ろしいところでもある(笑）。
いかがわしい中古外車屋さんが「鑑定書付き」（爆）などと表記してある場合、殆どがこの「BMIHT」証明書のことである。シャシナンバーで申請すれば誰でも取れるので、この証明書がついているということで特にクルマの価値が上がると言うことはないので、念のため。

で、何をもって「誕生日」としているかというと、下の写真右側下線部の「工場出荷日」で、これが1963年4月30日なのだ。更に、自分のクルマのオリジナルボディーカラーがアイボリーホワイトだったこと、内装が最初は赤の革張りであったこと、当時の日本の正規代理店に向けて出荷されたこと、最初のオーナーさんは米空軍将校レッドさん（おそらく横田基地・立川基地詰めであったろう）であった事などがこの紙切れ一枚でどんどん判明し、どういう経緯を経てきたかまさに一目瞭然であった。

現代のイギリス車までこの機構が掌握しているかどうかは解らないけど、チョイ古めのイギリス車にお乗りの方は是非、この「出生証明書」を発行してもらってはどうでしょうか。

先頭 表紙

連休イベント、第一弾。

今日は月例「朝飯会」（「朝食会」と呼ぶのが普通になってきているが、ブギ６は強硬に「アサメシ会」だと主張している・笑）。別に大した事ではないんだけど、都内某ファミレスの駐車場に集合して、バカ車のクルマバカオーナーがお互いのクルマにちょっかいを出し合うという、のどか且つ楽しいイベント。朝８時に集まって、小一時間ほどダベってからそのファミレスの朝食バイキングに取りかかり、お腹が一杯になったらまたクルマの所に戻ってあーでもないこーでもない、とやって、お昼前に解散。

別に何処かのwebの「オフ会」とかそういうわけでもなく、なーんとなくやっている集まりだけど、もうこの形になってから３年近く経とうとしている。参加者はいずれ劣らぬ結構なツワモノが多いので、イジリに関するノウハウや情報は豊富に手に入る。本日は参加者18人と、かなり盛況。昼前はお天気も良く、ファミレスの二階テラス部分を独占出来た。

今日のスペシャルメニューはドクターさかちゃんによるシャーシのグリスアップサービス。お一人様200円で希望者に行われた（爆）。

ゴールデンウィークは混むので、比較的近距離でも帰り道が大変（涙）。

先頭 表紙

朝６時起床。駐車場にクルマを取りに行く。昨日の内に最低限、運転できる機能を残してミッションを剥き出しにしたままにしたので、クルマの中が部品で一杯だ。助手席も外し、代わりにウマ２脚と工具を全て積み込んで田無のドクターさかちゃん宅へ。８時２０分到着。天気が良くて助かった。到着早々、美味しいアイスコーヒーを淹れていただく。ウマイ〜〜！！

さて、ここから先はメカの話になってしまい、興味のない方にはチンプンカンプンになってしまうと思います.....。ゴメンナサイ。せっかくなので記録しておきます。どうかご容赦。
さて、作業開始。運転席を外し、ハンドルを外し、ミッションのマウントを緩める。クルマを前後に動かしながらプロペラシャフトの連結ボルトを一本ずつ外す。ジャッキを入れてウマを掛ける。マフラーを外す。ベルハウジングの下側２本のボルトを先に外してしまう。この部分に後でジャッキを掛けて持ち上げるので、持ち上げた後では抜けないのだ。ベルハウジングのボルトを全て少しずつ緩める。ケーブル類、関連補機類を全て外すか、緩める。エンジン、ミッションそれぞれの下に一個ずつジャッキを掛けて少しずつ持ち上げる。ミッション側のジャッキは、台車付き。ミッションがギリギリ後に逃げられる高さまで持ち上げたら、ベルハウジングの連結ボルトを全て外す。スターターもこの時点で外す。これで後に向かってミッションを思いっきり引くと、エンジンとミッションが外れる。ここでクラッチがようやく顔を出す。
交換するのは３点、クラッチ板とクラッチカバー、スリーブベアリング。クラッチカバーのボルトを外して、すり減ったクラッチを新品に交換。新品のクラッチカバーと一緒に「芯出しツール」を使って、エンジン（フライホイール）側に組み付ける。ミッション側に付いていたスリーブベアリングを、新品に交換。あとは、バラしと逆の順序で組み付ける。

ドクターさかちゃんが中心になっててきぱきと作業をすすめ、有り難いというか情けないというか、ブギ６は基本的にサポートに廻りながら教わっていく、という形で作業は進行していった。お昼前にbj7.5氏、ヤスヒレ氏、ヤスヒレ氏の兄上赤ヒレ氏も応援に駆けつけていただき、ドクターさかちゃん宅の周りにはご本人の車も含めて５台のヒーレーが取り巻くという大騒ぎだった。皆さん、本当にありがとうございました。

以上、朝８時半から途中コンビニ弁当昼食を挟んで午後四時、全ての組付けが終了。延べ約６時間半。帰りにコイン洗車場に寄ってクルマを洗い、駐車場に帰って、フレームに当たって音を立てていたマフラーのクランプをもう一度場所を変えて組み直し、助手席を取り付けて作業終了。

しかし、普段これだけの作業をひとりでこなしてしまうドクターさかちゃんって、一体......。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
（左上から)クラッチカバーを外すドクターさかちゃん／新品クラッチ装着／（左下から）ヒルメシタイム！／作業終了のガッツポーズ！さかちゃん（向かって左）とブギ６

先頭 表紙

今日は朝７時からジャッキアップして潜ってバラして.....とハードな一日（まだ色々続くけど）だった。

で、結果はどうだったか？というと、一応走れるようにはなったんだけど、やはりクラッチが減っている、という結論に達したわけである（涙）。ちょっと詳しく言うと、スレーブシリンダのストロークがいっぱいいっぱいになっていて、踏んでもクラッチを切るところまでストロークが達していなかったのだ。ペダルストロークが浅かったのは、スレーブシリンダ内でピストンがスナップリングにブチ当たっていた為だったのだ（！！）。で、スレーブシリンダ内のプッシュロッドのアタマにナット２個カマして長さを稼ぎ、一応クラッチが切れるようになったのだが、根本的な解決にはなっていない。
そこで、このクルマのエキスパートである「ドクターさかちゃん」に泣きを入れてしまった。彼はヒーレークラブの大先輩で、ここのところ仲間内のヒーレーのクラッチ交換を何台も立て続けにこなしている超・ツワモノである。あまりみんなが立て続けに作業をお願いするので、あまりに迷惑と思い、「俺は自分だけで何とかしなきゃ」とかエラソーに思っていたのだが、ノウハウの細かい点を質問しようと電話したところ「ひとりじゃキビシイよ？？（笑）持ってきなさい。一緒にやりましょう」との有り難いお言葉をいただいて、それに甘えることにしてしまった（感涙）。明日、朝イチで伺います。ぺこり。ホント、すみません。

大手術になるが、その課程はまた改めてご報告します。

しかし、室内側フロアカバーを外してプロペラシャフトむき出しで走るのは、オソロシイものだ（爆）。写真をみて頂ければ解ると思うが、座ったまま地面にさわれるし（笑）、走れば右肘の僅か15cm下でゲンコツ大のジョイントがグリグリ高速で回っているのだ。ヒエ〜〜〜〜！！！！

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
イラストのリクエストはまだまだ受け付けます（本日夜中の突っ込みまで）のでご心配なく。抽選は原始的に、アミダくじ（爆）。描くのはGW中ぐらいなので、アップするのは4日とか5日とか、それぐらいになるでしょう。お楽しみに。

先頭 表紙

クルマのイラスト描くのが楽しくなって来ちゃいましたが、なかなかネタがないので（笑）

お申し込みいただいた方から抽選で１名様に、

「貴方のリクエストにお応えいたします！！」

世界の名車・珍車・迷車、もちろん、愛車でもオッケー。ただしお申し込みはお一人様一口とさせていただきます（笑）。お申し込みは、この記事に突っ込むだけ！（笑）

締め切りは、次の更新まで（２８日午前０時）。


奮ってお突っ込み下さい。

先頭 表紙

クルマやバイクに乗っていて、事故で命を落とした友人・知り合いが何人ぐらいいるだろうか....。
はっきり人数を数えたくはない。でも、10人前後だろう。一番最初にそういう思いを味わったのは高校生の時だからもう20年前になるということだ。そして、その人の記憶はその当時の年齢で止まっている。いま、健在だったらどういうクルマやバイクに乗っているんだろうな、などと考えてちょっとしんみりしてみたりする.....。

亡くなった人のことを思い出すことは、大切なことだと思っている。辛いことでもあるけれど。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
1986 Lancia Delta S4 "038" with HENRI TOIVONEN

どうしてこう、天才肌のドライバーというものは、早逝してしまうのだろうか。セナが死んだときに一番思い出したのは、彼のことである。僕がリアルタイムでモータースポーツを追っかけるようになってから、最初の衝撃的な事故死が、彼のツール・ド・コルスでの事故だった。あれからもう15年。

先頭 表紙

ここで皆様とクルマバカ話にうつつを抜かし、最近「実物」の方がちょっとおろそかになってきたかな？と思ったら案の定.....。ついさっき、なんかイヤーな予感がして（ホントは天気予報を聞いてボディーカバーを確認しに行きついでに）様子を見てみたら。

クラッチが切れない。（汗）


ゴールデンウィークを間近に控え、これだもん。まあちょっと前からその兆候はあったけど....。なんとか５月いっぱいは保ってくれるのでは？と思ったのが甘かった。明日か明後日、半日潰して潜らなきゃならない。仕事も考えると、暗くなってからの作業も覚悟しなくては....。いや、それより先にパーツを交換しないで済むか？？いや、細かいパーツで済めばいいが、だましだまし使ってきたクラッチそのものを交換しなければならないのか？？（号泣）ただ、クラッチそのものはスペアがもう購入済みなんだけど。

頼む。油圧系とフォークの微調整で、なんとかなってくれ〜〜！！


----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
写真で見える、明るく光っている部品がクラッチのスレーブシリンダー。ペダルを踏むとマスターシリンダーからオイルが入ってきて、ここに圧力を掛ける。それで、この中に仕込んであるピストンがクラッチリリースフォークを押して、クラッチ板が離れる、というものだ。こうやって写真で見ると何のことはないように見えるが、実はこの写真もフレームの間から手をねじ込んでやっと撮った写真だ。ジャッキアップしても、普段はここまで見えない。手も届かない。エア抜きの作業なども、全部手探り作業の連続。工具も届きにくく、うまく噛んだとしてもレンチの首を振るスペースがない。（涙）実際これ以上の作業になると、室内側からシートを外し、床を外しての作業になる。そうなるとまた大変で.......。（涙）

先頭 表紙

普段、お世辞にも「胸を張って道交法をきちんと遵守している」とはいえないブギ６。今の世の中、頑なに道交法を守った場合却って危険なケースも多々ある、というのはクルマを常用する人間にとっては常識である。しかし、やはり守らなければならないコトはあるのだ。マナーとしてのものもあり、物理的に危険というものもあり。ブギ６が自ら「十戒」として戒めていることは？？そして、皆さんが自ら戒めていることは？

１．汝、高速で路肩を走るなかれ。

２．汝、二重駐車するなかれ。

３．汝、交通弱者に意地悪をするなかれ。

４．汝、交差点内駐車をするなかれ。

５．汝、追い越し車線を塞ぐなかれ。

６．汝、大型車両に対して、車間を詰めるなかれ。

７．汝、陸橋を通行中に車線変更するなかれ。

８．汝、やたらにホーンを鳴らすなかれ。

９．汝、物を読みながら運転するなかれ。

１０．汝、人を乗せたら飛ばすなかれ。

以上の点については今までまったく「シロ」だった、というエラそうなことを言うつもりはない。無意識にしてしまった事もあるかも知れないし、「１」なぞは一番嫌いなことだが、昔、関越の上里PA500ｍ手前で遂にやってしまった事がある。だって、おしっこ漏れそうだったんだもん（涙）。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
1956 Lagonda 3L saloon
このクルマはまだ実車を見たことのない一台。いかにもイギリスっぽい、堂々としたサルーンで、前開き（後ヒンジ）のドアが素敵。欲しいなどとはおこがましいけど、いつか見てみたいクルマの一台。

先頭 表紙

メルセデス・ベンツである。「最善か、無か」なのである。いや、もう既にそんなスローガンは過去のことになってしまったんだっけ。バブルが崩壊して久しいとはいえ、東京の街中にはオソロシイ程の数のスリーポインテッド・スターが泳ぎ回っている。クルマ好きのあいだでも、これほど「好き」「嫌い」が別れるクルマもそうないだろう。で、僕がどうかというと、別にどっちでもない（笑）ウソ、ホントはキライ（爆）。最新のC-classにはまだ乗ったことはないけど、きっと素晴らしい出来だろう。まあ、いいんじゃないの？乗りたい人にとって良いクルマであれば、どんなクルマであれケチを付ける筋合いではない。とまあ、そんな風に傍観を決め込んでいた。もちろん今までも、適度にヤレた縦目のコンパクトで薄い綺麗な黄色、ホイールキャップが同色の280CEとか、その一つ後の世代のコンパクト、W123のワゴン「T」のディーゼルターボで内装がMBテックスのチェック模様、とかを見かけるとヨダレが出ていたのは否定しないけど（爆）。あ、190の後期型とかでもいいな、黄色なら。

事の起こりは、仕事の打ち合わせの後の雑談から始まった。僕が元所属していたCMプロダクションでの打ち合わせで、この会社は上から下までどうかしているほどのカーキチ揃いである。で、僕と同い年の女性プロデューサー（独身）が「新しいＣクラス、いいよねー。あたし買おうかな。」いや、これは彼女の態度がデカイとかそういう話ではない。誤解なきよう。この会社の給料が良い、と言う話でもない。いや、実際良いのだが（爆）。ベンツを新車で買う、ということは、クルマが好きかどうかということにはほぼ、関係がない。いや、まあクルマ好き本人がそういう選択をした場合には多少なりとも物理的に「道具を選んだ実感」はあるかもしれないが.....。むしろ世間的には、「一戸建てを買った」とか「コドモが私立に入った」とか、「興した会社が上場した」とか、そういったものと同列に考えられているのだ。ベンツと一緒に「ベンツに乗る自分に対する世間様の扱い」を、一緒に買うわけだ。別に悪い意味で言っているわけではない。決してそういうつもりでない人が買う場合も、そう見えてしまうのが癪なのだ。実際、彼女のこの言葉を聞いたときに自分が思った言葉は意外にも「しっかりしてるよなぁ」だった。ほら、自分だってそうでしょ？情けない....（涙）。

とはいえ、憧れのモデルがないわけではないのだ（笑）。超スーパープレミアムになってしまうのがツライとこなのだが。


-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
1969 Mercedes-Benz Prototype "C111"-A2(3 Roter Version)

いや〜久々にイラスト描いてたら悪戦苦闘で一日飛ばしちゃった！（涙）しかし、このクルマ、忘れがちではあるけれどホントの意味でのスーパーカーだったなぁ.....。これ以来、こういう凄いクルマは出ていないと思う。この後のBタイプからはディーゼルターボになっちゃうんだけど、それでまたディーゼルの世界速度記録とか更新しちゃうし.....。ブギ６の数少ない「憧れのベンツ」。

先頭 表紙