2005-09-30 また高熱　〜フィー子泣く〜
2005-09-27 第一回親バカ大会
2005-09-24 バムとケロ
2005-09-22 あなたのしつけが・・・〜もう一度行きたいワイナリー〜
2005-09-19 晴れ、時々曇り、時々雨
2005-09-18 いきなりオルスバン
2005-09-16 幼稚園の話題で盛り上がる今日この頃
2005-09-12 軽井沢へ　〜親いらずの週末〜
2005-09-08 うちだけだったらどうしよう
2005-09-03 アメリカ食べる

土曜の夜から熱が出はじめ、水曜朝に治った。3日間熱が上がったり下がったり。38度〜40度くらいを行ったり来たり。月曜の午前、小児科に行くと、「鼻も咳もないので、本当は尿の検査をしたいところだけど、無理だよね？」と医者。何が無理なんだろう？と5秒くらいの空白。「ああ、ＺＺ子はもうおトイレでしますよ。」とようやく答えた。そうか、おむつだと尿検査ってできないのか。

そんなわけで、初の尿検査。何度もコップの中身を「みせてみせて！」も苦笑したけれど、「それ、のんでいい？」には参った。
聴診器を当てられるのも好きだし、ノドをあーんと見せるのも得意げで、いつも病院では誉められて、本人大変満足。病院でも薬局でも39度以上あるようには見えないですねと言われた。
「わたし、おとなになったらおいしゃさんになるの。おなかいた〜いっていってるこ（子）をなおしてあげるのー！」だって。録音して将来脅せばよかった（笑）。

熱があるわりには元気だけれど、やはりちょっとしたことでぐずぐず。また以前の泣き虫に戻った感じ。病気だからといって甘やかしていてはその後元に戻すのも大変だと思い、今回はいつも通り厳しく対応。火曜水曜は私の方が具合が悪くなり、ＺＺ子は昼寝しないのに、私だけ横になってたり。

泣く→説得→泣く→怒る、の繰り返しで、私のストレスもピークに。そういえばパパがＺＺ子と出かけてくれたのは、以前ここにも書いた遊園地以来一度も無い。育児が嫌とかＺＺ子を可愛く思えないとかそういうわけではないのだけど、もう3ヶ月離れてない、と気づいたら、無性にひとりの時間が欲しくなった。甘ったれが何をほざくか、と自分でも思うけれど、イライラしてＺＺ子にあたるよりは、もう私駄目です宣言をして一日フリーにしてもらおうと思い、パパに交渉。来週の水曜にフリーの日をもらう。

フリーの確約を取り付けたのに、昨日ＺＺ子がほんとに小さなことで泣き出した時に、（最初はもちろん穏やかに話したけれど）私もボロボロ泣き出してしまった。0歳1歳の時はこういうピーク（我慢の限界）が月に一度くらいあったような気がするが、最近はほとんど無かったのに・・・。
「泣いたら、ママのお話が聞こえないでしょう？泣いたら、ＺＺちゃんの言いたいこと、言えないでしょう？泣くと、ママとお話できなくなっちゃうんだよ。ＺＺちゃんが言いたいこと、上手に言えなくても、ママはゆっくり待って聞いてあげるからね。ＺＺちゃんが一生懸命言おうとして、ママも一生懸命聞こうとして、そうやってお話するんでしょう？ＺＺちゃんはもう赤ちゃんと違って、お話ができるんだよ。だから泣かないで、お話してごらん。ＺＺちゃんが泣くと、ママは悲しい・・・」
と言ったあたりで、疲れやストレスやらでぼわ〜〜と涙が出てしまい、ＺＺ子にぽたぽたと垂れた。ＺＺ子は恥ずかしそうにティッシュを一枚くれました。

私もＺＺ子もまだまだです。一進一退、いや一進二退くらいか。


画像：七五三の練習に撮ってもらった写真。普通は＜おすまし＞顔を選ぶらしい（2枚目の写真として笑顔だとか）が、ＺＺ子らしいやと選んだ写真はこんなポーズ。写真屋さんいわく、「普通は有り得ない」（笑）。

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友達のＹちゃんは1歳の男の子のママ。もう15年以上の付き合いで、ちょくちょく会っている。ＺＺ子の使っていたベビーバスや哺乳瓶消毒ケースなど、産後使うものをごっそりと貸していた（お下がりばかりを貸していたので、今思えば貸すほどのものでもなかった(~_~;)）。もう1歳になるので一気に返却するということで、8月のある日ご主人が車を出して家族でうちに来た。

フィー子夫より１０ほども年下のご主人は、とてもユニークでフットワークが軽く、頭の回転がむちゃくちゃ速い。案の定、子どもの相手が上手で、0歳児に向かって会話するように楽しく話す。固まるＺＺ子にもどんどん話しかけて、いつの間にか惹きこむ。男の人には珍しいタイプかもしれない。

そのご主人とフィー子夫が、ふと気づくとこんな会話をしていた。

Ｆ夫「やっぱり自分の子って可愛いって思うでしょう？」
Ｙ夫「そりゃそうですよ、可愛いなんてもんじゃないですよ。フィー子夫さんもそうでしょう？」
Ｆ夫「うん、だって可愛いのは事実だからしょうがないよね。」
Ｙ夫「うんうん、外でおばちゃんが『まあ色白ちゃんねえ』とか言うの、信じらんないですよ、まず見て、第一声は『かわいい！』でしょう。こんなに可愛いんだから、まず可愛いって言えよ、ばばあって思いますよ。」
Ｆ夫「そうだよねえ。」

・・・・・・・・・・！！！

私とＹちゃんはお腹がよじれるかと思いました。デロデロメロメロってこういうことを言うんでしょうか。

第二回親バカ大会はいつ開かれるのか、今から楽しみです。



画像：お友達に頂いた親子お揃いのルームシューズ。最近のお気に入り。（ＺＺ子にはまだ大きいが深いので脱げない）

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最近はまっている絵本は、バムとケロのシリーズ。ほんの数週間前までは全く知らなかったのだが、図書館で、ＺＺ子が「これがいいー！」と言うので、開いたら字が少ないので「よし、これにしよう」（笑）と借りてきた。その晩読んだときは、あっさりと。なんだか絵が細かいなというくらいの印象。
ところがところが・・・

毎日毎日読むたびに、新しい発見があり、なんて面白い絵本なんだろう！ＺＺ子も細かい絵をよく見るので、2人で毎度読むのが楽しくてしょうがない。
図書館に返すのを大幅に遅らせてもらって読んでいたのだが、さすがに返却せねば。で、シリーズの他の本を借りてきちゃった。るん。

返したら、今度は買う予定です(^o^)丿

お勧め絵本：バムとケロのおかいもの


画像：兄夫婦は毎年、母の誕生日に母を行き先を告げずにどこかへ連れて行く。まさにミステリーツアー。今年は下記の葉山のレストランに行ったらしく、プリンのお土産をいただいた。大きくて美味しかった。ＺＺ子が一番美味しいと食べていたのは、後からわかったのだが、ウイスキーのプリンだった！
マーロウのプリン

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いろんな話をいろいろと・・・

先日乗り換え３回して友人宅に遊びに行った。一番長く乗る電車は空いていて、３人がけの席にＺＺ子と一緒に座ったら、目の前の人の足元には盲導犬。２人で盲導犬を見て、小さな声で「偉い犬だねえ」とか「お行儀がいいねえ」と微笑んでいた。
降りる時に、目の不自由な人の隣にいた品のいいおばあさんが私のところに来て、「ほんっとに可愛いお嬢さんで。あなたのしつけが良くてらっしゃって、ほんっとに素晴らしいわ。」と言って去っていった。
うーーーむ。そういえば過去にも、片手じゃ足りないくらい、同じようなことを言われたことがある。わざわざ言ってくださるのだからよほどそう思った場合なのだろう。電車に乗ってるほんの１０分とかだから、たまたまいい子に見えたんだろう、な〜んてこれまでは思っていたのだけれど・・・。
今回はそのおばあさんが見ていた２０分間、

ＺＺ子は家から持参したおにぎりを５個たいらげ！

さらにラムネまで食べるとのたまい！

ラムネは後にしなさいというのを聞かず・・

一口ごとに喜びの雄たけびをあげていたのだ！！

これで「あなたのしつけが良くてらっしゃって」と言われた私。恥ずかしくて穴を掘って入りたいくらいでした。。。



近所のお祭りに誘われた。子ども神輿もあったので、あんなのＺＺ子にできるかなあ？と不安げに行くと、子ども神輿は小学生以上。ＺＺ子のようなちびっ子は太鼓の乗ったリヤカーに長い紐をつけて、それをゆっくり引いて練り歩くだけ。牛歩のようにゆっくり歩いては、すぐ休憩（笑）。その度にお菓子やジュースがもらえるので、その仕組み？を覚えたＺＺ子も頑張って歩く。小さな範囲を３時間かかって練り歩いた。
しかし途中でＺＺ子は抱っこで寝てしまい、結局１時間半は私がＺＺ子を担いだ。（←神輿の方が軽くない？(ーー;)）。大量にお土産をもらい、ＺＺ子大喜び。ママはくたくた（笑）。ＺＺ子以外の子はほとんどが神輿を担ぐ格好をしていて、とても可愛い。来年はＺＺ子にも着せようかなあ〜。



先日軽井沢へ行った際、日経新聞に「もう一度行きたいワイナリー」の１位に選ばれていたという玉村豊男さんのワイナリーへ行った。あいにく雨が激しく降ってしまって、カフェでランチをしただけで後にした。まさに「もう一度行きたいワイナリー」になってしまった。



画像：３回乗り換えして遊びに行ったお友達と。

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最近気がついたのだけど、あれ？ＺＺ子、いい子になってる？（笑）
私も日本人なので、人前で相好崩して「ＺＺちゃんはいい子ねいい子ね」とはあまり言えない。そんな私がつい外でもそっとＺＺ子にささやいてしまう機会が増えた。これはどういうこと？！と考えてみたら、簡単なことだった。

ずーっと、ＺＺ子は、＜基本ぐずぐず＞の子だったのに、いつの間にか＜基本が機嫌いい＞子になっていたから。もちろん＜基本ぐずぐず＞の時でも楽しければ大笑いするし、機嫌のいい時もたくさんあったけれど、イギリスの天気といえばいいのか、基本は雨や曇りで、時々晴れ間がさす、みたいな感じだったのだ。それが基本的に天気が良く、時々雨や曇りになった。これは非常に大きな変化だ。

生まれたときから、基本は機嫌がいいという子の方が多いらしい。これがどんなに羨ましかったか。何とか２年半かかってここまできた。素直に嬉しい。


他のママにトイレに連れて行ってもらうと、「○○ちゃんのママ、こうやってこうやっておさえてくれたの」（おしっこが飛び散るのを手で覆ってくれたらしい）
「○○ちゃんのママ、ＺＺちゃんがこうやったら、いいこいいこってあたまなでてくれたの」
「きょうは、○○くん、スイミングでないちゃったの」
「りょうてでこうやってこうやってつかまってあるいてたら、プールのなかにおちちゃったの、かわいそうだったね、おことのこ。」（プールの柵がわりのロープがずれてひとりの男の子がおぼれたことがあり、そのことを表現している）

最近驚くほどしっかり報告してくれる。

昨夜はパパが「ＺＺ子、パジャマのズボン、着ようね。」と言ったら「パパ、ズボンはきるんじゃなくて、はくものよ。」と訂正したとか。２歳児に日本語を直されるパパ・・・(^^ゞ

画像：スイミングへ行くＺＺ子。よく、カバンが歩いてると言われる。

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＜お留守番＞っていつからやらせていいものなんでしょうか？

先日思いがけずその機会がやってきた。珍しく出かける予定もなく、パパが１４時頃家を出る、という日であった。それではと、１５時に脱毛（笑）の予定を入れて、「一緒に買い物とエステ、つきあってね」とＺＺ子に言うと一緒に行くと喜ぶ。ところがパパが出かける頃急にぐずぐずし始めて、泣きやんだと思ったら私の腕の中でウトウト。滅多に昼寝をしないので、珍しい。ところがもうエステに行く時間（エステには子供連れで行くことを言ってあった）。
「ＺＺちゃん、お出かけしよう。」
「グミ、かってきて。グミかってきてくれたら、ＺＺちゃんなかないから。」
「え？一緒に行かないの？一人でお留守番するの？」
「うん、ＺＺちゃんいいこでねんねしてる。」

まあ驚いたのなんの。昼寝もしないし、ひとりで寝ることも有り得ないし、そのうえ、お留守番とな？
３秒くらいの時間かもしれないが、一気に頭の中で考えたこと。
・このままリビングにいればいいけれど、玄関に行って危ないことはないだろうか。→今自分がいる場所より暗いところへ行く子ではない（怖がりなので）。
・玄関や寝室へ行ってママを探す際に、重いドアに挟まれないか→気をつけるとは思うけれどちょっと心配。
・ベランダに出ないだろうか→飛び降りるどころかひとりでベランダに出ることは有り得ない（怖がりなので）。
・キッチンは大丈夫か→包丁等確認する。
・起きた時に気づけるようなところにお菓子を置いておこう→ダイニングテーブルの上より、椅子の上の方が視線がちょうどよくていい。

こんなことが頭の中をめぐって、「じゃあママ行ってくるね。いい子でねんねしててね。」ほんとかな、玄関に行ったら「わたしもいくー！」と走ってくるんじゃないかな、そんなふうに思いながら身支度。ＺＺ子の声は追ってこなかった。
玄関を出てもマンションを出ても、ＺＺ子の泣き声は聞こえない。賭けのような気持ちでエステへ。
結局買い物も含めて、１時間２０分のお留守番となった。

玄関をカタンと開けると、リビングのソファのＺＺ子と目が合った。どうやら本当にソファで寝ていた様子。お菓子にも手をつけていないし、リビングも出て行く前と何も変化なし。

案の定パパには怒られた。３歳までは基本的にお留守番をさせないこと。どういうことをしてはいけないか、危ないか、お留守番がどういうことかをよくよく話して聞かせてから徐々にやっていこう、ということになった。
みなさんはどうされてるんでしょうか？



画像：秋祭りで山車（だし）を引く。３時間も歩いてママがヘトヘト。

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このところ、幼稚園の説明会がいっせいに催されており、たくさん見に行く人はほぼ毎日のように幼稚園へ行ってる様子。私は水曜と土曜だけ。水曜は最も近くの幼稚園の説明会だったのだが、ドアtoドアで徒歩何分かなあと計ってみたら、２分！！近すぎ〜(+_+)。
明日土曜に行くところは、以前に見学に行っているのでたぶん目新しいこともないとは思うけど、自転車で何分かかるか、とか知りたいので（笑）一応行っておこうかなと。もう一つ検討しているところは１０月末まで説明会が無いので、それを聞くまではまだ何とも決められない。
上記３つ以外にもう一つ、迷っていたところがあるのだが、その幼稚園も含めると、３園が試験日が一緒だったことがわかり、いつかは一つに絞るしかない。大学じゃあるまいし、ま、一つ受ければいいんだけど。


比較的お友達と上手に遊べる方ではあるのかな、と思っていたけれど、Ｋちゃんという、英語もスイミングも一緒のお友達といる時は特に、ママから離れてとても楽しそうに遊ぶ。８月生まれのＫちゃんは５ヶ月も誕生日が早いのもあって、体も一回り大きい。手をあげるようなタイプではなく、おとなしいのだけど、言う時は言う、という感じ。
いつもＺＺ子が遊びの提案をし、Ｋちゃんが真似して付いて来る。「ＺＺちゃんとおんなじのがいいー！」というのがＫちゃんの口癖（笑）。食べるものは必ずＺＺ子の真似をするし、ＺＺ子が持っているものを必ず欲しがる。同じ髪型にしたい、同じようにバッグを持ちたい、同じように踊る。二人で笑いあったり抱き合ったり、お互いの靴を履かせあったり、鼻までちーんとかんであげたり。

こんなに小さい子でも、お互いに何か惹かれあうものがあるのだろうか。習い事が重なってたりして、長い時間過ごす友達は他にもいるのに、ここまで仲良しなのはＫちゃんだけ。２人で一丁前の会話をしてちゃんと仲良く遊ぶ姿は微笑ましい。


軽井沢の旅行の最後、友人（ムーチョ母）宅に寄った。短い滞在なので、友人の子供（ちゅんちゅん）とＺＺ子は意識したままでそれほど遊べなかった様子。車の中で、ＺＺ子が「○○〜（←ちゅんちゅんの本名）」と歌う。その様子をじーっと見ているちゅんちゅん。ＺＺ子がちゅんちゅんを見ると、さっと窓の方を向いて知らないフリのちゅんちゅん。これを何度も繰り返していました（笑）。２歳でも一丁前に恥ずかしがったり慣れるのに時間がかかったり。
「○○、はずかしがりやさんなのかなあ。」
女の子はおませです。


２歳８ヶ月のＺＺ子
身長：８６センチ
体重：１０．０１キロ


画像：最後かなあ、最後かなあ、と思いつつ、いったいいつまでベランダでプールができるんでしょうか。早く秋よ来い〜〜〜〜

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ＺＺ子の英語教室もはじまり、本格的に平常運転開始。また早寝の毎日が始まっている。

土日、Ｋファミリーと一緒に軽井沢へ。Ｋ一家には4年生と2年生の女の子がいて、それはそれはＺＺ子を可愛がってくれる。去年館山へ一緒に行った際は、まだ私が育児に余裕がなくてピリピリしていたことを思い出した。恥ずかしいけど仕方が無い。まだ子犬のようだったＺＺ子を2人のお姉ちゃんが一生懸命世話してくれていた。大人だけでフットサルやテニスができたことが奇跡のように感じた。

今回は安心して2人のお姉ちゃんに預けて、大人だけで飲んだりスポーツしたり。ＺＺ子も一丁前に「こんどはこれしよう〜！」なんて遊びの提案をする。遊んでもらいながらも自分の意思は伝えられるようになっている。さすがにオセロはできないけど（笑）、お姉ちゃんたちの横で真似して、白だの黒だの言いながら並べたりして。

車の中でも3人横に並んで遊び、お風呂では頭まで洗ってもらい、階段はいつも2人のお姉ちゃんに手をつないでもらって上がり、歯磨きまでしてもらった。時々ママ抱っこ〜と言うけれど、すかさず2年生のお姉ちゃんが、「私が抱っこしてあげる」とすぐ抱っこしてくれる。こんなに親いらずの週末は初めて。ああありがたやありがたや。

大型マンションや団地のように中庭にいつも子供たちがあふれているようなところならいいけれど、私のマンションではごくごく近所の友達が自然と遊べる雰囲気は無い。小学校中学校と公立でいいかなあと今は思っているけれど、いざ見学に行ってみたら考えが変わって受験となるかもしれない。そうなると近所の友達も学校の友達も地元にいない、ということになる。そんな子が現代ではたくさんいるのだろうと思う。昔よりも家の中で過ごす時間が長いような気もする。そうなると兄弟・姉妹の存在はとても大きい。
まるで性格の違う姉妹2人を見ていて、あらためて姉妹・兄弟っていいなあと思った。

長女らしい4年生のお姉ちゃんは、完ぺき主義でプライドが高くあまり愛想のいい方ではないという。その子がＺＺ子のおどけた様子を見ては何度も何度も笑っていた。いつもＺＺ子を気遣って、先回りしてＺＺ子の世話を焼いてくれて。おばちゃん、いつまでも忘れないよ、ありがとう。



画像：2年生のお姉ちゃんが描いてくれた「つぶ子」とＺＺ子が旅行に持って行った「つぶ子」（ブタのぬいぐるみ）

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話せるようになったとはいえ、まだまだボキャブラリーが少ないゆえ、とっさの際など、まずいきなり「だめーーー！」と叫ぶ。
たとえばシャンプーボトルをぷしゅっと押していたらボトルが倒れてしまった。

「だめーーーーー！！！」

とボトルに怒鳴り、時によってはボトルに手をあげる。ボトルは何も悪くない。

輪ゴムを引っ張って遊んでいて、輪ゴムがピン！と自分の手に当たる。

「だめーーーーー！！！」

輪ゴムを投げて怒る。輪ゴムは何も悪くない。

2歳になったあたりからこの傾向は現れたのだが、半年ほど放っておいた。「駄目ー！じゃないでしょう！！」と私が怒っても逆撫でするだけだし、第一次反抗期は生理的なものなので、人に押さえ付けられたところでどうしようもないんじゃないかと思って。そんなわけで、気がおさまるまで基本的に放っておいていた。

2歳半くらいになって、だいぶ言葉も増えてきたし、そろそろ言ってもいいかなと思い、その都度、「ボトルが倒れちゃったー、って言えばいいんじゃない？」とか「輪ゴム痛かったわーって言ってみたらどう？」と根気よく。
すると最近では、とっさに「だめーーーーー！！！」

と言ったあと、自分で、「あ〜おっこっちゃったわ〜っていえばいいかー」などと言うようになった。こういう対応でいいのかよくわからないけれど・・・。

もう一つ気になるのは、人形でひとり遊びをしている時に、最初は優しく、
「しまじろう、だっこなの〜？おねえちゃん、だっこしてあげるよ〜」なんて抱きしめたりしているのだが、
「えー、だっこー？じぶんであるきなさいよ。あるきなさいっていってるの。あるかないの？

あるきなさいってイッテンデショーーーーー！！！」

と激怒。まさか本気で怒ってるわけでなく、彼女なりの演技ではあるようだが、よく人形に怒っている気が・・・。どう考えても私の真似である。
他のお子さんもママの怒る真似をしているんでしょうか。
人形に怒るなんてストレスがたまっている証拠なんでしょうか。
うちだけだったらどうしよう・・・。


画像：ママの服を着て。

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生後数ヶ月で保育園に預けた友人が言っていた。
「子供が何を言ってるのか全然わかんないよ。友達の名前言われてもわかんないしさ。」
ああそうか、ママは子供の専属通訳であり、盲導犬であり、聴導犬であり、秘書であり、なんて思っていたけれど、それは私が育児に専念できる主婦だからなのか、なんて単純なことを改めて思い知った。

ＺＺ子が見ているもの、ＺＺ子が聞いたこと、かなりの部分、私は知っている。だから、言葉が足りなくても理解できるし、昨日のことを今日のことのように話されても、すぐについていける。

自転車のカゴでＺＺ子が話す。「あそこにかめさんいるねえ。」大きな亀の銅像だ。「あのおじさん、だれ〜？へんなおじさん〜♪」おじさんも銅像である。「きのう、あかいおねえさん、ほっぺいたそうだったねえ」昨夜見たドラマ「積み木崩し」の主役が頬をナイフで切られたシーンのことである。
「ほんと大きな亀さんだねえ」「あのおじさん、誰だろうねえ」「ほっぺた痛そうだったね」間髪入れず、返事ができる。心から返事ができる。
たぶん、これは幸せなことなんだろう。そんな時期は短いんだよ、と言われる、まさにその時期なんだろう。


「ＺＺちゃん、アメリカたべるー！」


これを聞いて「ＺＺ子はアメリカンドックを食べたい」と即座に通訳できるのは世界中に私一人であろう。




画像：七五三の着付け（の練習）。写真館新規開店で、無料で着付け・メイク・撮影をやってもらった。やはりＺＺ子にはまだ着物が大きすぎ。本番は来年にします。

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