2003-07-09 就眠儀式
2003-05-12 ありがとう車掌さん
2003-04-22 俺にもクレ。
2003-04-13 ええキモチ
2003-03-25 1年たったぜ！
2003-03-03 変化球
2003-02-24 ぱちぱち。
2003-01-07 「ロタ」ですって。
2003-01-06 涙がでない泣き顔
2002-12-29 シマリスふたたび。

コウタはタオルが好きだ。
と言うか毛羽立ったモサモサフワフワが好きだ。

我が家の枕カバーはタオル地なのだが
ヤツは眠くなると
枕とタオルの間に手を入れて、左右に寝返りを始める。

その顔は実に恍惚としている。

お気に入りの毛布がないと眠れないのは
どこの国のベイビイだったか。
ウチのボウズは

枕カバーである。

ふわふわの肉球で実にいとおしそうに

触る。さわさわ。


触る。ふわふわ。

最近さすがに飽きたと見えて、取り込んだ洗濯物の山に
ダイブして標的を探し始めた。
その結果見つけたのは


ハンドタオル。

眠くなると洗濯物からタオルを取り出し
両手でつかんで、くしゃくしゃねじったり、開いたりしている。
そして目がうつろに、いつもの破壊オーラが弱り始め・・・。

でもそういう時に限ってきちゃうんだよな。ピンポン攻撃。


「奥さん、また読○いかがッスか！」


息子の眠いサインをつかむところまで来たのに
私もコウタもなかなかその恩恵にあずかれないでいる。



子供いる家にピンポン連打すんじゃねえ。



ベランダの洗濯物みりゃわかるだろ（怒）。

つっこみ 先頭 表紙

昨日から二つ目の芸が完成した。

それはね、
愛子サマもマスコミ陣にご披露した

「ばいばい」さ。

しかし何か違和感がある。
なんでだろう・・と首をかしげて気がついた。ヤツのは

左右ではなく前後スイングのバイバイ。


なんかまあ、おばちゃんの


「ちょっと聞いてよ奥さーん（涎）。」って感じである。


最近後追いがかなりひどくて
(後で愚痴としてネタにします）
今日は実家に日帰りで2時間ほど昼寝をさせてもらってきた。
いつもはクルマを使うのだが、とても往復3時間弱を運転する体力がなくて。

考えてみれば我が家は駅から徒歩５分。
荷物を最小限にして、電車で出かけた。

最近コウタはクルマだけでなく、電車も大のお気に入り。
我が家から見える電車の影をめざとくキャッチして

「あー！あああー！」とそちらに手を伸ばす。

まるで手を伸ばせば触れそうな気がするんだろう。

片道３０分の電車おでかけは興奮より睡魔の方が強かった。
しかし、なんせ各駅停車なので、ウトウトすると
案内アナウンスは響くし、ドアは開くし、で
かなり不機嫌なコウタ。おまけにトドメは


車両連結作業・・・。途中５分待ち・・・。


コウタのご機嫌に冷や汗かきながら駅に着く。
自分の乗っていた電車が流れていくのを見て
コウタの前後スイングが始まった。

そこへ、車両から手をおでこに敬礼し流れていく車掌さん。
コウタのスイングに気がつき、ピシッと決めた手を
一瞬「バイバイ。」にしてくれた。

コウタもそれに気がつき、顔がほころぶ。

車掌さんは若い女性だった。

ありがとう。JR宇都宮線のあなた。
チビ助のしぐさに、わざわざ応えてくれて。

コウタは今日また電車が好きになったよきっと。

つっこみ 先頭 表紙

どうしてコドモって親の持つものが気になるんだろう。

コウタを産んでから、ワタシは仕事が増えた。
ソレは補充とか買い足しが多い気がする。


フレームがへしゃげた眼鏡。


破り千切れた保険証。


アンテナが折れ液晶画面がブレる携帯。


床に叩きつけられたマウス。


破られた手帳。


ヒゲが描かれた免許証。


眼鏡屋さんには毎月必ず行ってる。
いくら無料修理をうたっていても、私はお兄さんの目をまともに見られない。

自慢じゃないが、私はゴールド免許なんて持ってない。
これから5年使う、ドラえもんな私。


絶対捕まれない。

つっこみ 先頭 表紙

誕生日後から急に歩き出した。
まるで思い出したかのように。

毎日、数歩ずつだけど確実に歩数は伸びている。

こうなると

二足歩行ラヴ☆で


意地でも「はいはい」はしたくないらしい。


機嫌がいいと、つかまり立ち→モノがなくなると３０歩くらい歩いて、と
言う公式で結構な距離まで移動していてビックリする。
しかし、後追いも絶好調。
ワタシが急に隣の部屋にワープしていると


母ちゃんには追いつきたい。


しかし、這って歩くのは封印したい俺。


と、小さい脳みそでしばし苦悶し結局


「んぎゃあああああ！（訳、てめえ来いや！！）」と


反り返ってハハを呼びつけるのである。

しかし先週は「おずおず。」と

あるっちゃってスイマセンねって感じだったのに

最近は歩幅も大きくなって、左右に揺れながら「ぺったんぺったん」と
歩いてくる。

その姿は何かに似ている。


ペンギン？


酔っ払い？


どっちにしても見てるとマグマのように笑いがこみ上げてくる。
後ろ姿がイチオシ、です。

つっこみ 先頭 表紙

コウタ、１歳になりました！


「ああ・・・・・・。」


なんだかね、そう言っただけでコトバになりません。
この１年は本当に本当にいろんなコトがあって
そのどれもが、初めてだし、このコを守ることばかりで。

私はあまりマメじゃないし、毎日毎日が必死で
ビデオやカメラなどで、コウタを記録する気持ちの余裕もなかった。
育児日記も生まれて２週間でやめました。
その頃は、なんか記録するコトがしんどくて。

唯一続いているのは、４ヶ月くらいから手帳に時折メモし始めた
コウタの生活。それはホント2、３行くらいで味気ないですが。

そんな一日一日が積み重なって、今のワタシとコウタがいる。


感謝感謝です。


当日は雨降りだしダンナも忙しく
お出かけはしませんでしたが
スタジオアリスで写真を撮りました。

いやあ、衣装があるある！


ワタシはこういうの親の自己満足って感じで

苦手でしたが、記念ということでお願いしやした。

で、撮り終わって帰る頃には

「２歳の時も撮るか。」


「今度は和装だな。」と野望が煮えたぎってました。

ああ、ハズカシー。

だってね、だってね。
あんな小さかったのに
カラダを起こすことも出来ず、寝てばかりいたコウタが

タキシード着てるんスよ。


ちゃんと立って。


もう母ちゃんバカになっちゃいます。嬉しくて。


ごめんなさい。
今回は（特に）うまくコトバに出来ません。
皆さん、アリガトウ。
コウタ、大きくなりました。

・・・ってコトで画像も巨大に。

最近デジカメに突進して破壊されそうなんで
こんな画像ばっか・・・（涙）

つっこみ 先頭 表紙

コータはカラダもでかいが、声もでかい。

泣き声なんざ親への威嚇に等しい。

しょっちゅう「ふにゃふにゃ」しゃべっているが
何を言ってるかは判読不可能。
もしかしたら単語も話してるのかもしれないが
１１ヶ月の今まで聞き取れず、コウタの初ワードをとても楽しみにしてた。

やっぱ「ママ☆」だよな。


フェイントで「パパ★」だったら離乳食抜きだな。

なのに今日ミルクを飲ませた瞬間



「あぢっ。」・・・


ご丁寧に舌まで出して・・・。

先頭 表紙

数日前からコウタが芸を始めた。
それは。

拍手。

最近たっちも１分近くできるようになり
ちょっとフラつく腰つきで
目が合うと。

ぱちぱちぱち！そしてニヤっ。


くーーーーーーーかわいいやねえ（呆）。


すっかりスケベ爺になって、おひねりあげまくりたくなる。
お座りしながらやってるのも、親を腰砕けにするよ。

コウタの手のひらは肉厚で、まるで肉球だから

拍手の音もキレがなく、

ぱふぱふ。って感じなんだけど

なんだかとってもシアワセを感じる音だ。

それにしても
少しずつオトナの真似を始めるんだよなあ。
冷蔵庫もドアも引き戸も開けちゃうし
この間はチップスターのふたを開けて食べてた。

親も少しずつシツケなおさなきゃ。

先頭 表紙

点滴さまはすごい。

嘔吐は完璧におさまった。
しかし明けがた、コウタが隣に寝ている私を殴って号泣。

空腹で。

昨日胃液まで戻しておなかはからっぽ。
所詮点滴さまは生きる為のお水。
また嘔吐が心配だったけれど、おっぱいをあげる。


ゴキュゴキュッ！


食われそうな勢いで吸ったあと、涙の跡をいっぱいつけて
眠ったコウタ。
うまく言えないけれど生きるチカラって
コドモの方が強いって思う。カラダが小さいから必死だよね。

そして時間内に再診。
なんせ正月休み明けの大学病院。
9，5キロのコウタを抱き、前に進むのは難しい・・・。

ここは福袋売り場？

そんなワケでちゃんと便などを検査してもらえなかったが
センセイいわく

「ロタですね。」

ようするに、冬にベビがかかる、ウイルス性の胃腸炎。
諸悪の根源の名前は「ロタウイルス」と言うらしい。
胃腸炎・・・。

そう。あの嘔吐は前奏。

次にコウタを待っていたのは下痢。

今度も激しい水の音が聞こえるような
正真正銘の水便が始まった。
色は薄いレモン色。
おむつ替えはラクだが、多分腹痛も伴うのだろうし
カラダ全体で苦しんで、泣きながら出している。

ツライ・・・。

その後、数日して水だけが「ヒドイ下痢」状になって
一進一退しながら、２週間近くかかって
ロタはコウタから離れてくれた。

でも私は忘れない。
あまりにも長引く為、途中でコウタのうんちを検査してもらった時だ。
看護婦にコウタのオムツと、検査依頼書を渡した時。
手袋をしながらも、オムツを指でつまんで


「あら、ロタですって、ロタ！」と言ったオマエ。


あの時、コウタは確かに悲しそうな顔をした。
患者の前でそんなコトするオマエにもビックリしたが
ベビにも気持ちの痛みは確かにあるんだ。

ほんと冴えない年明けだったけど
勉強になったよ。コウタ。

どうか、バカでもいいです。
神さま、コウタがカラダで泣くことがひとつでも少なくしてください。

先頭 表紙

なんとなくダルそうだった。
いつもは２時間くらいする午後のねんねも１時間弱で目覚めた。

そんなこともあるかな。
正月休みのダンナが風邪をひいていたので
気晴らしにコウタを夕飯の買い物に連れ出した。
その帰り道。

「びちゃあっ！」

後部座席に座るコウタから水音がした。
最初はオシッコかな？と何がなんだかわからなかった。
既に日は暮れていてコウタの顔色すらわからない。
そうしているウチに今度は繰り返し、そしてコウタの激しい泣き声。
チャイルドシートは

嘔吐の嵐だった・・・。

慌てて家に戻り、ダンナをたたき起こす。
そうしているうちにも次から次に吐き続けるコウタ。
どんどん顔色が悪くなり、ぐったりしてきた。

トモダチから「嘔吐下痢症」が流行っていることは聞いていたが
診療時間内に行けばいいくらい、と言っていた。でも。
既に唇の色がなくなってきている・・・。

オヤバカでもなんでもいいや。

ダンナに運転を頼み、クルマで４０分ほどの大学病院にいく。
その間もぐったりしたコウタを容赦なく吐き気が襲う。
そのたびに小さなカラダ全身を使って
戻すコウタが痛々しくてたまらない。

気がつけば１時間で１５回吐いていた。

脱水がひどく、その日はオシッコが出るまで点滴になった。
針を刺す瞬間、羽交い絞めにしてやるから？か
親の私は外に出ているように言われて
外でコウタの泣き叫ぶ声がした時。

情けないほどナミダが出てしまった。

たかが針を刺すだけなのに。
これから成長する間、何回もそんな機会あるのに。
どうしてだろう。
あのときはポタポタ涙が止まらなかったよ。

点滴の準備が出来て、中に入った時

コウタはいつものファイティングスピリット全開で

センセイに威嚇泣きをしていた。
でも目から涙は出ていなかった。

完璧に脱水。

オシッコが出るまで、ということで結局その日は２時間半
コウタは点滴に拘束された。
乳児のせいか、点滴の間は親が抱けるようにしてくれた。

翌日はダンナは仕事はじめの為先に帰して
実家の親が迎えに来てくれた。
気がつけば時計は１２時をまわり
コウタの冴えない一日がようやく終わった。

先頭 表紙

明日、地元で高校時代の悪友たちと集まることになった。

横浜や八王子の県外組も交えて久々に４人で。
みんな母親になっていて

コウタも含めて6人のコドモと１人の胎児が押しかける。

コウタはまだ公園デブウもしていないし
近所に仲のいいオトモダチもいなくて
年齢層も違う「コドモ」にまみれるのは初めて。
いつもと勝手が違って泣くかな？戸惑うかな。

私の出身校は、希望の県立を失敗してしまったコばかりの
ちょっとスネてる私立。


付属の短大があるが、音楽科しかないので

先に進みたかったら自分でどうにかしちくり。と言うガッコウである。
そのコウチョウのお気楽さは、中身によくあられてる。

音楽科はもちろんあったが１学年１４クラスの中１クラスのみ。
他には今は名前が違うらしいが、普通科、家政科、商業科。

そして卒業と同時に調理師免状がもらえる調理科なんていうのもあった。

私は普通科。なんと進学を前提としているので普通科のコは

部活に入れないのである。それどころか

生徒会活動も禁止。

修学旅行はもちろん３年に入る前に。確かルートの中に京大前つーのもあったな。

それなのに進学状況なんてサッパリなのだ。
当たり前である。

勉強しないんだもん。

私は中学卒業まで、すごく優等生のイヤなガキだった。
自分より成績が悪い友達は、ココロの何処かでバカにして
順位をつけてた気がする。

それが高校でめぐり合ったのは

アクの塊みたいなおねーちゃんばかり。

まず中学時代は敬遠してたヒトたち。

ところが私はやつらに捕まった。
スカートの丈も直せず、いつもキッチリ髪をしばり
生徒手帳どおりに生活してた私がいると
空気が中和されるらしいのである。

おねーちゃんたちは暴れまくる。

白塗りのメイクを教師に「地肌」と言い張り

全校集会の途中で抜け出し酒盛りをして

スキな男の子に赤点をつけた政経の教師の下駄箱に

生ゴミをつっこみ

放課後の掃除は逃げだし担任の教師に追いかけられ

ガッコウ前の道路向こうまで毎日逃走した。

もう何度やめてくれと頼んだことか。
（とくに推薦入試が聞こえてくるシーズンは）

そんなわけで私のキャラは、当時流行っていたマンガ「ぼのぼの」から


「いぢめる？」のシマリスだった・・・。

でも不思議なことに
おすまし中学生の時や日本全国から集まった大学時代の友には
言えないコトがおねーちゃんタチには言える。
弱さが出せて、少しだけ泣かせてもらえる。

コウタはこれからどんな友達が出来るんだろう。
きっといっぱい暴れながら、喧嘩しながら

（そのたびに親が菓子折り持って謝りながら）

トモダチを捜していくんだろうな。

神様にコウタのことをお願い出来るのなら
まずは健康。そしてもうひとつ、トモダチに恵まれますように。
老若男女、なんだっていい。
コウタにヒトを思いやれる優しさと
一緒にいられるあったかさを教えてくれるヒト。

明日は少し早起きして
今までのアルバムから写真を何枚か選んで持って行こう。

思いっきりヘンなやつ。

実家までの１時間ちょいの道のりも
明日はきっと楽しい。

先頭 表紙