1週間前にムスメ二人を連れて実家に泊まりに行った。
公園やら、遊園地やらに連れていってもらえて。
次女はとても楽しかったらしい。
帰り道「ケイちゃん、帰らない。今日も一人で泊まってく。」とごねた。
その後、毎日、幼稚園からの帰り道に。
「今日はおばあちゃまの家に一人で泊まりに行く。」と言い続けた。
長女は2歳半で妹ができて以来、長い休みのたびに泊まりに行っていたので、次女も三歳になってからはことあるごとに声をかけてきたのだが。
今まではいくら言っても何やかやと理由をつけては首を縦に振らなかった。
それが、突然、自分から行きたいといい始めた。
夏休みがあけた時。
裏の並木道で集めた大量のセミの抜け殻を幼稚園に持っていった。
そのことがきっかけで、お友達に一目おいてもらえるようになって、自分からも積極的に話しかけられるようになったと先生から報告をうけた。
自信が、もてるようになってきたのかもしれない。
慎重な性格はかわらなくても、一歩踏み出す勇気がでてきたのだ。
これは、転機かもしれないな。と。
今日も朝から「おばあちゃまの家に泊まりに行く。」と言ったので。
しぶる母に頼み込んで、習い事が終わった夕方から、預けに行った。
帰り道、私のほうが切なくて、乗り換え駅で一人、クレープを買い食いしてしまった。ダイエット中なのに〜。
8時半にようやく「眠ったよ。」との電話が母から入った。
夕食の時間だけは。「いつ、ママお迎えにくるの?」とくよくよしていたけれど。
泣かなかったと。
明日、一緒に動物園に行くのを楽しみにしながら手をつないで寝たんだよと。
ハハから少しずつ、離れていく我が子。
成長を喜びながらも、寂しさ半分の複雑な気持ち。
明日はツレが長女と遊園地に行くというので、突然、一日フリーになってしまった。
何して過ごそう?
とりあえず、按摩さんでも行っとくか。
と最初に思ってしまった自分が悲しい。
デパートとか、映画とか。いろいろ選択肢はあるのに。
いまだに身動きとれない、小さな子を二人抱えてますモードのまんまだったりする。
こんなんで本当に小学生のママになんて、なれるんだろうか。
ムスメ達の成長にすっかり置いていかれている老いたハハなのでありました。
※遠足で捕まえたバッタ。 |