月曜、午後九時。
いつものように重い雨戸を勢いよく閉めた。
左指に激痛が走った!
い・・・いたい!
雨戸と雨戸の間に中指と人差し指の先っぽを挟んでしまったのだ。
ぴょんぴょん跳ねたくなるほどの痛み。
とりあえず冷水で冷やしたものの、あまりの痛みに一晩中眠れなかった。
ずきん。ずきん。ずきん。
骨にヒビが入っているかもしれない。
神経が切れたかもしれない・・・。
翌朝。
とりあえず右手と左の手の平だけでお弁当をつくってサークルの遠足。
普通だったらパスしてしまうのだけど、この日が最後だからムスメのためにも行かなければならなかった。
ずきずき痛み続ける左指。
つくり笑顔も歪む。
夕方。
やっと整形外科に行くことができた。
触られるだけでも飛び上がるほど痛い。
じっと私の指を見ていた医者が一言。「ずいぶんひとつひとつの関節がしっかりしてるねー。」。ずるっ。私の節くれだった指の事はこの際関係ないですからー。
「ま、とりあえずレントゲン。」。
「骨には異常ないよ。大丈夫。」。
それを告げたあと、すくっとたちあがる先生。
真っ赤な消毒液を傷口にぺたぺた塗ってガーゼでガードした上でシップを巻いてくれた。こんなに痛いのに赤チン?それだけ?!
それでもようやく火曜の晩は眠ることができた。
水曜には痛みがひき、しびれるような感覚だけが残った。
木曜。まだ触るといたいし、指は曲がらないけれど、まとも(?)に家事ができるようになった。今まで右手だけで打っていたパソコンにもようやく両手がおけるようになった。
来週、ちゃんと指が動くか見てもらうまで安心はできないけど。
とりあえず一息。
それにしても自分で閉めた雨戸に指を挟んで大怪我するなんて、情けない。
春だから?
※この人たちもスピード出しすぎ! |