2001-07-16 星空を探しに行く旅〜地上の星編〜
2001-07-15 星空を探しに行く旅〜2日目山間の水辺編〜
2001-07-12 星空を探しに行く旅〜出発編〜
2001-07-11 死ぬほど好きなもの紀行〜７〜
2001-07-05 死ぬほど好きなもの紀行〜６〜
2001-07-03 死ぬほど好きなもの紀行〜５〜
2001-07-02 死ぬほど好きなもの紀行〜４〜
2001-06-25 死ぬほど好きなもの紀行〜３〜
2001-06-21 死ぬほど好きなもの紀行〜２〜
2001-06-18 死ぬほど好きなもの紀行〜１〜

冬場はスキーやスノーボードに向かう車で混雑する月夜野インターだが、この日は車はほとんど走っていない。
Rちゃんの運転する車は上越新幹線の「上毛高原駅」へと向かった。

そう・・・ここには、ホタルがいるのだ。

駅のそばに車を止め、しばらく歩くと、民家のそばに田んぼがある。
駅と民家から洩れる明かりと月明かり以外は何もない・・・この日もやはり星は見えなかったのだが、よーく目を凝らすと、田んぼとそばを流れる小川に小さな光が見える。

「ホタルだー！」

ホタルがびっくりしないように小さな声で囁く。
聞けば、日本で天然のホタルが見られる場所は、あまりないらしい。ここもホタルを人工的に放っているらしいのだが、ここでは源氏ホタルと平家ホタル（ホタルに源氏と平家があることすら知らなかった）が同時に見られるのだという。
その違いってわかりますか？

源氏ホタルは、光の明滅が長く、平家ホタルは、逆に短いのだそうだ。
よーく観察していると、その違いがはっきりとわかる。

「ホタルってね、1匹のメスに対して、5匹のオスがつくんだって。でもって、21:00頃までにカップルになれないオスは駄目なんだよー。」とRちゃんが説明してくれる。
「そうなんだ・・・ホタルになりたい。。。」とazzurriが言うと、Rちゃんが「azzurriなら、そう言うと思った（笑）。」と言って、笑った。
Rちゃんは2週間ほど前に来たのだそうだ。その時は、もっとたくさんのホタルが乱舞していたそうだ。

「天上に輝く星は見えなかったけれど、地上に舞い降りた星が見えたよ・・・Rちゃん、ありがとう♪」

本当なら、もっと奥まで行けば、もっとホタルがいたかもしれなかったのだが、azzurriの足の痛みと帰りの電車の時間を考え、しばらくホタルを見てから、帰路についた。
Rちゃんに高崎駅まで送ってもらい、痛む足を引きずり、東京に帰った。


そして翌日、比較的、足の痛みも治まっていたのだが、面接の予定があった会社に断りの電話を入れ、念のために病院に行った。
捻挫だと思っていたので、近くにある救急病院まで5cmぐらいあるヒールのサンダルに自転車（MTB)で行ったのだが・・・。
レントゲンの結果、右足の甲と足の付け根の骨を剥離骨折していたことが判明！！！
ギブスに松葉杖というなんとも情けない姿にさせられてしまった。。。
帰りは仕方なく左足だけサンダル、右足ギブス、バッグと右足の分のサンダルに松葉杖をかついで自転車・・・ということになった。
・・・後ろ指を差されまくって、とっても恥ずかしい帰宅。

azzurriは現在、就職活動中である。
・・・このクソ暑い中、松葉杖姿で企業をまわる羽目になっても、呑みにだけは行く。
ギブスだろうが、自転車にも乗る。

そんな女を見かけたら、azzurriだと思ってください（＞＿＜；）

うぇーん・・・カッチョワルイよー！！！
片足だけルーズソックスはいてるみたいなんだもーん！！！

先頭 表紙

久しぶりにRちゃんと枕を並べ、暗闇の中でいろんなおしゃべりをした。
恋愛のこと、仕事のこと、将来のこと・・・そして、どちらからともなく眠りにつく。。。

目を覚ますと、Rちゃんはすでに身支度を整えていた（Rちゃんは早起き）。
しかし、起きてもazzurriの足の痛みはひくことはなかった・・・幸い、さほど腫れてはいなかったし、歩けなくはないので、骨折ではないだろう。
よく骨折すると左右の太さが違うぐらい晴れ上がり（2倍ぐらい！？）、痛みで歩くことすらできない・・・もしくは、曲がらないと聞く。そこまでじゃないから、ただの捻挫だろう。
牛乳好きのazzurri・・・幼少の頃、車に轢かれても、ブランコや滑り台から落ちても、大人になってもスキーやスノーボードで転んでも骨折だけはしたことのないazzurriなのだ！
自称「毎日骨太」のazzurriなのだ。
azzurriも身支度を整え、Rちゃんママの作ってくれたブランチを二人でいただき、Rちゃんの運転する車に乗り込みしゅっぱーつ！！

azzurriが行きたかったところ・・・それは「吹割の滝」。
群馬県沼田市の山間部にあり、冬場はどうも入れないらしい。川の水流が何千年、何万年という歳月の中で岩を浸食し、奇岩や見事な天然の景観を作っている。
昔、テレビでその景色を見て以来、一度でいいから行きたかったのだが、なかなか機会がなく、今回、Rちゃんが連れて行ってくれたのだ。
ちなみに、駐車場から川のそばまで行くのに歩く・・・普段ならなんでもない道のりが遠い。痛む足を引きずりながらはさすがにしんどい。
しかも、水で濡れた岩肌は滑りやすくなっているため、滑落事故も多々起きているという・・・普段なら、はしゃぎまくって水際のギリギリまで行っているであろうazzurriもさすがに自分のバランスが悪いことに気づいたので、あまり水際には寄らないようにした。

この日はさほど暑くはなかったのだが、緑の中・・・滝の音、川のせせらぎを聞いていると、とても心が落ち着くのを感じる。もちろん、景観もすばらしかった（デジカメを持っていくのを忘れたのが悔やまれる）。
Rちゃんに言わせると、雪解けの頃が一番水量が豊富で、滝の景色が美しいのだそうだ。
緑の中にいるのも滝のそばにいるのもマイナスイオンのおかげでリラックスするのかとても気持ちがよかった♪

一生懸命歩いた後、駐車場のそばにあるおみやげ物屋さんでカキ氷を食べ、車に乗り込み、来る途中にあった「望郷の湯」という温泉に向かう。
ここは「道の駅」にもなっている場所で、屋内と露天風呂、ジャグジーやサウナ、打たせ湯などがあり、広くてとてもきれいなお風呂だった（入浴料2時間500円）。
就職活動やら日々の雑事で疲れた体をRちゃんと二人でグチグチ言いながら、のーんびりと癒す。
足は痛みはあるものの、やはり温泉につかっていると気持ちいい。。。

その後、何故かファミレス（笑）で軽メシを済ませ、月夜野に向かった。

さて、ここには何があるのでしょうか？

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お誕生日のことを書こうかと思ったが、azzurri的にあまりにもショッキングな事件が起こってしまったので、お誕生日のことはまた後日・・・。

7月7日は七夕である。
毎年、星を眺めるのを楽しみにしているのだが、どうもこの日はお天気に恵まれないようだ。
織姫と彦星は無事に一年に一度の逢瀬を楽しめたのかとても気になる、、、

そんな今年は、azzurriの大学時代からの親友で群馬在住のRちゃんの誘いで、Rちゃんのおうちに遊びに行くことになった。
7日に行き、8日の夜に東京に戻ることになっていたのだが、Rちゃんが「合コンがあるから、22時ぐらいに高崎駅に着く快速アーバンで来て欲しい。」とのことだったので、土曜日の夕方までは家で履歴書書きなんかをやっていた。

Rちゃんのおうちには、何度か遊びに行っており、JR高崎線も乗りなれたもんだ。
22:02高崎駅到着の快速アーバンを降り、Rちゃんとの待ち合わせ場所である東口を出た自動販売機に向かっていたazzurriだった・・・

んがっっっ！！！

やはり足元をきちんと見ていなかったのだろう・・・下り階段であと1段だと思っていたところが、実は2段あり、見事に階段を踏み外してしまったのだ！！
右足に鈍い痛みが走り、階段の踊り場でうずくまったまま、立てなくなってしまった。
それでも痛みに耐え、Rちゃんに「着いたよ」メールを入れたのだが、痛くてなかなか立ち上がることができない。
恐らく捻挫してしまったのだろう・・・。
なんとか痛みをこらえ、手すりにつかまり、右足を引きずりながらRちゃんと半年ぶりの再会！

「足を引きずりながら、歩いてくるのが見えたけど、まさかazzurriだとは思わなかった！！どうしたのー！？」
Rちゃんに事情を説明し、家に湿布があるかどうかたずねたが、「ない。」と言われてしまった。
仕方なく、ファミレスで軽メシ＆近況報告した後、コンビニに寄ってもらい、「冷えぴ○」とテープを購入し、Rちゃん家でお風呂をいただき、処置をしたのだが、その間もまともに歩けなかった。

しかも、残念なことに群馬も曇り空で星は見ることができなかった。。。

翌日は、azzurriがずーっと行きたかった場所にRちゃんが連れて行ってくれるというのに、なんとしたことだろう・・・。
保険証を持っていなかったので、救急病院に行くこともできないバカazzurri。。。

転ぶのにもほどがある・・・

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かみのやま温泉駅に戻ったazzurriに悲劇は襲った・・・。

電車を降り、駅の階段を上っている最中に足を踏み外し、転んでしまったのだ！！
5月にも鉄板のカンカン音がする階段で足を踏み外し、踊り場から一番下まで転げ落ちた。
自分のミスもネタにしてしまう根っからの関西人azzurriは、一瞬何が起こったのか把握できなかったが、すぐに体制を立て直した。しかし、弁慶の泣き所を強打してしまったようだ・・・それでも笑っているバカazzurri！！

そばにいた親切なおばさまが「だ・大丈夫！？」とすぐに駆け寄ってくれ、後輩達も心配してくれたのだが、とりあえずは大丈夫だった・・・デニムでよかった・・・足が出ていたら、またしても切り傷を作っていたことだろう。
（5月に転んだ時には、スカートだったため、ひどい切り傷を作ってしまい、未だに跡になっている。）

そう・・・azzurriはよく転ぶのだ。
足元をきちんと見ていないからかもしれないし、注意散漫なのかもしれない・・・。
大人になってそんなにしょっちゅう転ぶ人も珍しいだろう。

痛みに耐え、新幹線の時間まで駅のコンビニで時間を潰し、新幹線の中でいただくビールをだだちゃ豆アイスを買って、荷物をコインロッカーから取り出し、新幹線に乗り込み、帰京。


今回の旅の計画は2月の末ぐらいからで、実際に動き出したのは5月の中頃だった。
メンバーをどうするかや旅の手配等でスムーズにいかなかったこともあったが、旅が始まると、とっても楽しかった！！
さくらんぼ狩りはazzurriのワガママ以外のなにものでもないのだが、一緒に旅を楽しんでくれたMちゃん、Yちゃん、どうもありがとう♪
また、一緒に旅しようね！！

しばらく旅はおあずけ・・・就職活動頑張るぞー！！！



写真は「だだちゃ豆アイス」。
豆豆しくて（笑）、けっこうおいしかった♪

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山形駅から蔵王温泉行きのバスに乗り込んだazzurriたちは、爆睡モードで、50分ほどの道のりをほとんど眠っていた・・・気づくと、蔵王温泉のバスターミナルに到着。
手元にあった地図が曖昧だった為、大露天風呂の位置がよくわからず、途中のお土産物店で道を聞いて、ひたすら山道を登る。
あまりにも良いお天気過ぎて、またしても汗が出てくる。。。

おそらく冬場はスキー客で賑わうであろう蔵王温泉街も、日曜日だというのに閑散としていて、あまり人を見掛けない。
ようやく目的地に辿り着くと、ほとんどの人がマイカーでやってきていた。。。

嗚呼！azzurriに運転免許さえあれば・・・。
こういう時にレンタカーを借りられないことが悔やまれる。。。

蔵王温泉大露天風呂は、本当に露天風呂と脱衣場だけしかなく、強酸性の泉質で、源泉からお湯を持ってきているので、温度もとっても熱い！！
450円と入浴料も安く、ここだけはかなり混雑していたが、パンフレットの写真で見た通りの緑に囲まれたとても気持ちの良いお風呂だった。

入り口の門をくぐると、そこからは男湯が一望でき（笑）、男湯を横目に受付けに行くことになる・・・ちょっと照れながら、横を通り過ぎる花もはじらう乙女3人組み（爆笑）。
お金を払い、着ていたものをバババッと脱ぎ、お風呂に入ったのだが、とにかく熱い！！半端じゃなく熱い！！！
それでも温泉独特の硫黄の匂いはたまらなく、お湯の熱さと刺激で肌がチクチクした。
だが、このチクチク感が後でお肌すべすべ感に変わるのよねー♪
本当に自然の中の天然温泉は気持ち良く、わざわざここまで来た甲斐があったなーと温泉を満喫した。

本来なら、せっかく蔵王まで来たのだから、有名な「お釜」も見たかったのだが、温泉よりも更に遠い所にあるらしく、帰りの東京までの電車の時間を気にしなくてはいけないazzurriたちは、今回は諦めた。

いつか、「お釜」と樹氷を見に行こうね！！

帰りのバスの時間を気にしながら入浴し、山形名物の玉こんにゃくを食べ、山道を転がるように下山し、バスターミナルへ向かった。
なんとかバスに乗り込み、山形駅へ向かう。

山形駅で遅めの昼食に山形牛の焼き肉ランチをいただき、駅のお土産物売り場でお土産を買い、かみのやま温泉駅までまた戻った（新幹線の切符がかみのやま温泉駅からの発車だった為）。


写真は、蔵王温泉大露天風呂。
公共浴場なので、安くいし、お肌にも良くてお勧めです♪

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azzurriは朝が死ぬほど苦手である。
低血圧のためか、午前中はほとんど使い物にならない・・・それは子供の頃から変わらず、大人になった今、時々自分の首を絞めることになってしまう。

それでも、旅行に出かけた時はウキウキする気持ちが先に立つのか、日頃からは想像もできない行動に出てしまう。
山形2日目・・・朝食の前に温泉に入ることになっていたのだが、後輩に起こされてグズることもなく、素直に起き、熱いお湯で体の全ての機能を目覚めさせる。
家にいると、朝風呂なんてしないのだが、やっぱり温泉に来た時は何度でも入りたくなってしまう。陽の光を浴びながら入るお風呂は格別！
「今日も良いお天気やねー♪」

朝食を済ませ、部屋に戻り、片付けと身支度を整える。
今日の洋服はデニムのカプリパンツにさくらんぼ柄のホルターネックのトップス（そんなコギャリーな。。。）！
「だって、さくらんぼ狩りやもーん♪」と喜々として、後輩たちに披露（＾−＾；Ａ

前回の取材旅行では、さくらんぼ狩りは山寺駅から徒歩30分ぐらいの農園で行き当たりばったりだったのだが、今回は旅館が提携している農園だったため、料金も安く、旅館から農園まで送ってくれた。
旅館の女将を始め、従業員が見送ってくれる中、さくらんぼ狩りへレッツ・ゴー！

到着した農園はさほど広くはなかったが、緑の葉の間に見える赤い実を見ると、一番先に農園に乗り込みたい衝動に駆られた。受付を済ませ、案内役のお兄さんと共に農園に入る。
・・・気づくと、azzurriは後輩のことなど目に入らず、すっかりさくらんぼの赤い実に夢中。
どの木のどの枝が一番美味しいか、どこからか手に入れてきた脚立と共に探しまくる。
逆に後輩たちの方が、私を探しに来てくれたほどだ。

やっぱり、シアワセ〜♪
自分の手で自分だけの木と枝を探し、美味しい実を選ぶ・・・。
とりあえず、この時間のためだけに生きてきて良かった〜♪

azzurriにとって、至福のひとときである。。。

流石に後輩たちは食べ飽きてしまい、azzurriも後ろ髪を引かれつつ、友達に送るさくらんぼの発送をお願いし、農園を後にする。
今回、佐藤錦よりも香夏錦という品種の方が美味しく感じたためにそれを送ってもらった。佐藤錦は東京でも手に入るしね！・・・高いけれど。

農園から駅まではタクシーを呼んでもらい、かみのやま温泉駅に荷物を預け、電車に乗り込み、山形駅で降り、今度はバスに乗り、一路、蔵王温泉へ向かう。

先頭 表紙

日記を書く時間をおさぼりしている間に、またひとつ歳をとってしまった、、、
嗚呼・・・無職のままで迎えるバースデー（涙）。

今回の山形ツアーのお宿はかみのやま温泉にある旅館で、某旅行会社が主催するツアーだったため、提携している3つの旅館のお風呂にも入れた。
宿に着いて、お部屋に案内されると3人では広すぎるぐらいのお部屋で、室内もとても奇麗だった。
とりあえず、山寺詣ででかいた汗を流すために、タオルだけ持って、別の旅館のお風呂に入りに行き、ドタバタと入浴、自分の旅館に戻り、夕食を取ることになった。

同じ泉質の温泉でもお風呂の造りで雰囲気もガラリと変わる。
入りに行った旅館のお風呂は、お風呂場に入る入り口が蔵の入り口のようになっていた。中も期待したが、内風呂は意外と普通の造りで、露天風呂もさほど広くはなかったが、汗をかいた体を洗い流すのには充分。

自分たちの宿に戻り、夕食が用意された部屋へと向かう。
お料理は、米沢牛の朴葉焼きやじゅんさいをはじめ、山形の名産品を中心としたもので、かなり前からお料理が用意されてあったみたいで（私たちが一番最後だったみたい）、バタバタと運びこまれ、少し冷めていたものとかもあった。
「すっごく美味しい♪」という印象はあまりないが（笑）、とにかくお腹がいっぱいになった。

その後、部屋に戻り、旅館のお風呂に入りに行く。
ここの旅館の露天風呂は桧造りの大きなたらいのようになっていて（名前をド忘れ）、ジェットバスにもなっているのだが、とにかくお湯の温度が暑く、3人ともヒーヒー言いながら入っていた。
ゆっくりと今日一日と仕事（私以外）の疲れをお風呂で癒した。
「やっぱり日本人は温泉やなぁ〜・・・ほぅ。」ってな感じで（笑）。

部屋に戻り、山形駅で買ってきたさくらんぼのワインを開け、米沢牛のサラミ、笹蒲鉾、持ってきたお菓子などをつまみにテレビを観ながら、プチ宴会。
さくらんぼのワインは、どちらかというとリキュール酒のような感じで、あまり「ワイン」という感じはしなかった。
お酒があまり強くない人はいいかもしれないが、少し物足りない感じ。

女同士の旅の夜・・・と言えば、夜の打ち明け話で盛り上がる！のがお決まりコースなのだが、前日の疲れがたたっていたバカazzurriは、今まで誰と旅行に行っても一番先に寝ることなどなく、悪戯したい放題だったのに、迂闊にもまっ先に寝てしまったのだ！・・・しかもテレビを観ながら。

先輩が寝てしまったのをいいことに、MちゃんとYちゃんは、みっともない浴衣姿で部屋の隅っこの布団ではない場所で転がって眠る私の写真を撮った・・・この写真が世間様に露出してしまっては、もう嫁には行けぬ。

そんなかみのやま温泉＆azzurriの夜はふけていく・・・

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azzurri達一行は無事に山寺駅に到着。
駅から立石寺までは、往復で約2時間かかるという・・・ここまで来て、どうするかを話し合ったが、とにかく足元まで行ってみようということに。
（旅館の迎えを17:00にかみのやま温泉駅でお願いしていたのだが、この時点であと2時間ちょっとで17:00になってしまうのだった）

azzurriが以前、出張で来た時にはあまりにも時間がなさすぎたので、立石寺参詣は諦めたのだ（パンプスで行くのも嫌だったのだが・・・）。

立石寺（りっしゃくじ）・・・おそらく山寺での呼び名の方が親しみ深く、ご存知の方も多いと思うが、ここは松雄芭蕉の「奥の細道」に出てくる句「静けさや岩に染み入る蝉の声」で有名なお寺で、山道に沿って、建てられているいくつもの御堂からなるお寺で、最終的には「奥の院」と呼ばれる御堂まで登ることになる。
「奥の院」には金色の大仏像が置かれており、途中の道のりは、その眺め、岩肌の露出した山と緑の木々、御堂のコントラストがとても美しいところである。
岩山にすっぽりとはめ込まれた御堂などもあり、男性的な印象を強く受けるが、その中にも繊細さが垣間見られるような風景だ。
（どう？Mちゃん、Yちゃん？？？）

土曜日ということもあって、老若男女・・・果ては犬までが参詣のために登っている。
azzurri達もせっかく来たのだから・・・ということになり、登ることに。。。
山道はほとんどが階段なのだが、最初ははしゃいで登っていたのが、途中からは汗が吹き出てくるわ、無口になってくるわで、日ごろの運動不足を痛感せざるを得ないほどだった。途中で休憩を取ったり、「奥の院」まで向かうかも話したが、やはり最後まで登ることに・・・。

おかげで、「奥の院」までたどり着いた時の達成感とその眺めは格別だった！
お参りを済ませ、azzurriだけはおみくじをひく・・・最近、ついてなかったからからね。
おみくじの結果は秘密・・・しゃべってしまうと、ご利益がないような気がするのは私だけ？
その後、「奥の院」より少し下ったところにある展望台へ・・・山形や山寺の観光によく使われている写真の場所である。
ここから眺める山寺の街の景色は豆粒ぐらいに小さく、緑の中に町並みが溶け込んでいるような眺めだった。また、心地よい風がとても涼しく、気持ち良かった。
「ここまで来た甲斐があったね！」とみんなで言い合った。

たくさん汗もかいたので、後のお風呂を楽しみにしながら下山し、出口の近くにある川沿いのお店で「ラ・フランス（洋ナシ）」のソフトクリームを食べた。これは以前にも食べていたのだが、一仕事終えた後のソフトクリームはまた格別で、大満足だったのだが・・・その間に、1時間に1本しかない仙山線山形駅行きの電車は行ってしまった。
仕方なく、付近のお土産物店を散策した後、1時間後の電車に乗り込み、山形駅で夜にいただく用のさくらんぼワインと米沢牛のおつまみ、笹かまぼこなどを買い込み、かみのやま温泉駅へ向かった。

当然、迎えの車には断りの電話を入れて、旅館まではタクシーで向かった。


写真は立石寺の御堂のひとつ

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うろ覚えのazzurriの記憶とともに、以前に取材で訪れた蕎麦屋へ向かう。
・・・と言っても、単純な道のりなので、ドキドキしながらも無事に蕎麦屋へ到着。

さて、ここで思い出して欲しい。
以前、この日記「azzurriのふるさと・・・上高地＆安曇野」で書いた通り、azzurriは蕎麦アレルギーである。ショック死する程ではないが、取材で訪れた帰りにも飛行機の中で蕁麻疹がたくさん出てしまい、痒い思いをした。

しかし！それでもここの蕎麦は美味いのだー！

山形駅から徒歩10分弱にある「庄司屋」。
もしかしたら、知っている方もいらっしゃるかもしれない。
土曜日だったこの日も、お昼時とあって、店内はとっても混んでいた。

山形には蕎麦街道なるものがあり、道沿いに蕎麦屋が乱立している地域があるのだが、ここへは車でないといけない為、今回も諦めることにした。
ここにある「あらき亭」（だったかな？）という蕎麦屋に行ってみたくて仕方ないの。。。

ここでは、azzurriがさらしなと普通の蕎麦の合盛りをチョイス。
MちゃんとYちゃんは揃って、天ざるをチョイスする。
久しぶりに食べたが、やはり美味しい！！
二人が頼んだ天ざるも天麩羅の衣がサクサクしていて、美味しいと好評♪
優しいMちゃんがエビ天をひとつくれたため、azzurriも天麩羅を堪能・・・エビもプリプリで美味だった。

東京では滅多に蕎麦・・・それも冷たいお蕎麦を食べることがないのだが（どこか美味しいお蕎麦屋さんご存知ですか？）、山形という風土がそうさせるのか、満腹満足の山形グルメ第一号だった。
山形へ行く機会があったら、是非とも足を運んでみて欲しい♪

その後、i-modeで電車の時間を調べ（なんといっても田舎なのは否定できない・・・電車やバスが一時間に一本とかしかないのだから）、3人とも満腹のお腹を抱えながら、山形駅へ戻り、そこから仙山線（山形と仙台を結ぶ電車）に乗り込み、山寺へ向かう。

ちなみに、山寺も立石寺自体は行ってはいないが、以前の取材で足下まで行き、山寺の近くにある農園で上司とともにスーツ＆パンプスでサクランボ狩りをしたのだ。
農園のおばちゃんには「出張を装った不倫カップル隠密旅行」だと思われてしまったことが、今となっては懐かしい（笑）。

山形駅から山寺駅までは電車で約30分といったところ。
満腹のYちゃんが眠そうにしていたので「気にせず、寝てていいよ・・・起きたら、一人で仙台だから。」などとおしゃべりしていたら、あっと言う間に時間が経ってしまい、Yちゃんは、ウトウトし始めた頃に山寺駅に着いてしまった。


写真は「庄司屋」の合盛り。
天ざるも撮っておけばよかった。。。

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azzurriには、死ぬほど好きな食べ物がある。
しかも、この季節が旬な食べ物だ。

さて、な〜んだ？

・・・というわけで（どういうわけ？）で、azzurriは12月まで勤めていた会社の後輩二人（MちゃんとYちゃん）と一緒に「つばさ」（東北新幹線）に乗り込み、一路山形へ向かった。
三年前に一度、取材出張で山形に行き、その楽しさと山形グルメにすっかり魅了され、帰ってきたのだが、毎年企画を立てるものの、一緒に行く人がいなかったために、この2年は我慢していたのだが、やっと行けることになった。
やっほー！！

16日（土）に出発だったのだが、懲りないazzurriは、またしても前夜飲んだくれていた。しかも、朝の3時頃まで・・・かなりの量を飲んでいたと思われる。
しかし！！好きなものに対する執着心と楽しみがどれほど大きかったことか！！なんと！セットした目覚ましよりも30分も早くに目覚めたのだ！
・・・しかし、アルコールの抜けていない睡眠不足の体で、後輩たちの待つ東京駅へと向かうことになる。

9:36発の「つばさ」に乗り込み、後輩たちに昨夜の事情を話し、「今日はナチュラル・ハイだから、何をしても許してほしい。」と頼んでおく（笑）。
東北新幹線には初めて乗ったが、意外と快適で、2時間半ほどで宿泊先のある「かみのやま温泉駅」に到着する。

ここで一端、新幹線を降り（JRのパッケージツアーのために切符がここまでしかない）、在来線に乗り換え、山形駅へ向かう。
ちなみに、前回、山形に来たときは飛行機だったため、もっと早くに着いたのだが、某航空会社が採算の合わない路線だとして、羽田−山形線を1日1便にしてしまったため、今回は電車での旅となった・・・でも、電車も好きなazzurriとしては、一向に構わないのだが。

山形駅到着後は、一度観光案内所で必要なパンフレットと情報を仕入れ、一端荷物をコインロッカーに預けてから、azzurriが以前、取材で行った蕎麦屋へランチに向かう・・・3年前のおぼろげな記憶を辿りながら。

何しろ、3年も経つと、駅の周辺もすっかり様変わりしていたのだ、、、

家を出た時は曇天だったお天気も、こちらは晴天！少し暑いぐらいの陽気だった。

二日酔いではないにしろ、やはりazzurriはナチュラル・ハイだったらしい・・・Yちゃんに「azzurriさん、今日はめっちゃテンション高いですねー！でも、発言が噛みまくってますよー（笑）。」と言われてしまった（涙）。
そんなこんなで旅は始まる・・・。


写真は「かみのやま温泉駅」を出る「つばさ号」

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