2001-05-14 Windows2000のインストール、インストール前につまづく 。
2001-05-14 愛と勇気の…
2001-05-13 ナンジャモンジャな花見（ヒトツバタゴを見に行った）
2001-05-12 めんどくせ〜
2001-05-12 いざ払うとなると、やっぱり考えちゃうねぇ…。
2001-05-10 すごい確率？
2001-05-06 この時期に、スタッドレスタイヤを履いた理由
2001-05-05 MUSIC DAY "MIMORI YUSA" at SHIBUYA-AX
2001-05-03 理系のための恋愛論
2001-05-02 子ども相手には何も言えまい…

　「プロバイダに接続する時のパスワードを忘れて、Windowsの再インストールができない」状態になっていましたが、会社で同僚から「見えないパスワードを調べるフリーソフトがある」ことを聞き、早速Vectorで探して落としてみました（土曜日にも調べたんですが、見つけられなかったのよ…）。

　実際、これでダイアルアップのパスワードは調べることができました。「********」と隠されているパスワードが、いとも簡単にクリップボードにコピーされていくのは、確かに便利…だけど、これじゃセキュリティになってないぢゃん(笑)。ただ、NIFTERM（@niftyの自動巡回ソフト）だけは、入力されたパスワードが全く表示されないので、この方法では調べられません。ディレクトリごとバックアップしておけば、パスワードも一緒に保存されるので、知らなくても問題はないのですが、@niftyに問い合わせる必要はありそうです。

　でも、もうJustNetにパスワード再発行の手続きをしてあるので、今になってJustNetのパスワードが分かっても無意味なような…。パスワードが再発行された時点で、今のパスワードは無効になるし、それから新しいパスワードが郵送で送られてくるまでの間は、インターネットできないことになりますが、その間だけ、無料お試し期間のあるプロバイダにでも入って、その場凌ぎでも…(笑)。

　Windows2000に移行すると、使えなくなるソフトのひとつに、Adobe Photoshop 3.05LE-Jがあります。これが使えないから、一度は買ってみたWin2Kを手放したようなものですから。土曜日に、あらためてWin2K OEM版（それもメモリと抱き合わせ…）と一緒に、Photoshop 5.0LE-Jも買って来ました。

　Win2K OEMを安く買うのにも苦労しましたが、Phothop LE-Jは探すだけで苦労しました。大須でソフトの取り扱いの多い店に行っても、あるのは6.0のフルヴァージョン。こんな高いの買えないし、そこまでの機能は必要ないからLEを探してるのに。某大手ショップの店員に事情を話し、系列の他の店舗を探してもらったら、Mac専門店に在庫がありました。LEはWinとMacのハイブリッド版になっているんですが、Mac専門店にしか置いてないんじゃ、探せるわけがないよなぁ(笑)。

　一時はフォトレタッチソフトと言えばPhotoshop…と言うぐらい、Photoshopの独走状態でしたが、Photoshopのフルヴァージョンと同等の機能を持ちながら、考えられないような低価格を実現したフォトレタッチソフトが多数発表された影響で、スキャナなどとのバンドルでしか手に入らなかったPhotoshop-LEも、単体発売されるようになりました。Photoshop以外に優れたソフトがあるのは分かっていますが、操作性や画面表示などが、いまいちピンと来なくて使いにくい。結局、Photoshopに戻ってしまうんですよね。今からこの手のソフトを買う人は、Photoshop以外のソフトを覚えれば、個人ユースでは充分だと思います。

　さて、無事Win2KとPhotoshop LE-Jは買え、パスワードも分かりました…が、またしても大問題発覚。デジカメのスマートメディアを読むためのスマートメディアリーダーが、Win2Kに対応していないのです。このこともあってWin2Kを手放す決意をしたことを忘れてました(汗)。デジカメとシリアル接続すれば問題はないんですが、シリアルポートが１本しかないマザーボードを使っていて、その１本がTAに占有されているからこの手は使えない。サブマシンをWin98専用機にしてLANでつなぎ、ディスプレイ切り替え機で切り替えて使うしかないかな…。

　こうして頭痛のタネは、減るどころか増えていくのでした、ちゃんちゃん。

先頭 表紙

　ＪＲ中央線・大曽根駅の北口に向かう通路に、こんな看板がある。
　地元のアーケード街では、老舗として結構有名な薬局の看板。
　小さい頃、祖母がこの辺りに住んでいたこともあり、よく祖母に連れられてこのアーケードを歩いたことを覚えている。

　この薬局の前には、店のシンボルとも言える小便小僧が置いてある。
　なぜ、薬局の前に小便小僧なのかは分からない。
　子どもだけあって、この小便小僧のことはしっかり覚えている。
　絶えず、小便小僧は店の前で、用を足しながら客を出迎えているのだ。
　それは今でも変わらないだろう。

　この看板に、小便小僧が出ているのは、何ら不思議なことではない。
　でも、看板を見て、ひとつだけ気になることがあった。
　看板に載った小便小僧の下に、小さく書いてあるこの一言。

先頭 表紙

　４月の夜桜の時、花見の第２弾としてかんこお姉さまが話を出してくれた、ヒトツバタゴ（俗称：ナンジャモンジャ）の花見に行って来ました。汗ばむほどの天気に文句はありませんでした…が、参加予定者の都合がどうにも合わない。ということで、最終的に参加としたのは僕を含めて５人。女性４名に男性１名、つまり僕。それも財布を忘れて取りに引き返して、集合時間に遅れるというおまけまでついてしまいました…(^-^;)。

　名鉄百貨店の地下でお昼＋アルコール燃料(笑)を買い出して、名鉄電車に乗って現地へ。目指すは犬山市の某所（博物館明治村の南側…と言えば分かってもらえるかな？）。ヒトツバタゴが日本で自生しているのは、ここも含めて数ヶ所しかないんだそうです。駅を降り、道に迷いながら足場の悪い林道を歩いて、２時間ぐらいでようやく現地に到着。直線距離で４キロぐらいの距離なんですが…(笑)。ヒトツバタゴがきれいなのはいいんですが、日差しが強くて、木陰でお昼を食べる場所がない。というのも、ヒトツバタゴの木陰の部分は立ち入り禁止になっていて（さすがは国定天然記念物）、「あの木陰に入れば涼しそうなのにねぇ」と見ているしかないんです。やむなく？少し森に入った獣道？のようなところでお昼に。いやー、帰りの心配をせずに飲めるっていいねぇ、車で来るとこうはいかないから(笑)。買い出した生春巻やコロッケ、ごま豆腐をお酒といただきました。デザートは、その場で沸かしたジャスミンティと、かんこお姉さま手作りのタルト。いやぁ、幸せだねぇ〜。

　撤収してから、もう一度ヒトツバタゴを見て帰ることに。僕はデジカメとレンズ付きフィルム（荷物の関係でサブの一眼レフは持って行きませんでした…）で何コマか撮った後、明治村の入口まで歩いてバスに乗って犬山駅まで戻る。駅前のイトーヨーカ堂のファーストフードコーナーで一休み＆御代清算、そのまま駅で解散となりました。

　ごま豆腐を食べながら、「七夕に集まって、ごま豆腐と安仁豆腐を作る」という企画が決まりました。今回、直前で不参加となってしまったぷり長が、今度の七夕に集まった時には、新年会の時と同じ役割（ひたすらごまを擦る）をすることが、ほぼ確実となりました(笑)。いろいろと楽しみです。

先頭 表紙

　Windows Media Player 7を入れたら、「起動時に青画面が出ることがある」という、よくワケの分からない不具合に悩まされてます。いったい、オレが何をしたっちゅーねん…(T_T)。

　ということで、再インストール（この際、古いソフトもヴァージョンアップして、Windows2000に全面移行）しようかと思っているんですが、インストール自体は時間を掛ければできます。でも、問題は、紛失してしまった各プロバイダのパスワードのこと。控えてあったザウルスを壊してしまったため、うかつに設定を直せないんです(笑)。

　ということで、JustNetのログインパスワード１個、@niftyのログインパスワードとFTPパスワードをそれぞれ２個づつ計４個（アカウントを２つ持ってるから）、個人運営のメールサービスのメールパスワード２個（こちらもアカウントが２つある）の、合計７個のパスワードを新規発行してもらわないといけません。

　JustNetはFAXで書類を出しました。@niftyは電話して申し込んだ段階で、現在のパスワードが無効になるとのこと。これでは困るので、前準備をしてから申し込むことに。メールサービスは管理者に言えばすぐにでも発行してもらえると思いますが…しかし、面倒ですね。壊したザウルスと同じものが見つからないから、仕方がないんですが…。

　ということで、みなさんも気をつけてください(涙)。

先頭 表紙

　パンクしたタイヤを、工賃のみで中古のタイヤに交換してもらったので、それを取りに行くことに。が、事前に電話して「タイヤ交換をお願いしたので取りに行きます」言っても、相手にはなかなか通じない。「社長は客先にいるし、工場長は私用で今日は戻って来ない…」とかなんとか。最後に「あのー、タイヤは中古で工賃だけでお願いしてあるんですが」と言ったら、「あああ〜、はいはいはい、承っております」と、やっと分かってもらえたが、わざわざ新車を扱うディーラーで、中古のタイヤの交換を頼む客っていうのは、よっぽど少ないんだろうか(笑)。

　2625円を払い、実家の駐車場で交換するついでに、借りてるスタッドレスタイヤを返すことに。タイヤレンチを置いてあるため、作業はとても簡単に進む。どうせ後ろ２輪を外すのだからと、タイヤローテーション（前輪タイヤと後輪タイヤの入れ替え）もしておく。それにしても、交換してもらったタイヤ、ブランドやグレードはもちろん、やつれ具合までほぼ同じものに変わっていたのはちょっと驚き(笑)。全輪交換してテスト走行、なんとなく走りが滑らかなような気がする〜。手放すまでには、なんとかして「無傷」を保たないと…、あ、そろそろオイルも交換しないとヤバいかな？

　実家で夕食を恵んでもらい(笑)、アパートに帰宅。来月から受講する予定のネットワークエンジニア養成セミナーの案内についてメールが届いていた。当初は受講費をローンで分割払いできるとしてあったのに、郵政省メールで届いた受講申込書は一括払いになっている。その辺りをメールで聞いたのだが、返事は「申し訳ありません、一括でお願いすることになりました」とのこと…うーん、まいったな。払えないことはないけど、軽自動車の新車が買えそうな金額を一括で払うのは、結構覚悟がいるんだけどな〜、なけなしの貯金だって底を付くわけだし。ただ、2500円の手数料で５回まで分割できるって言うけど、それでも１回の金額はそれなりのものになる。「行きたい」という気持ちはあれど、いざ払うとなると…。さぁ、どうする？

　…ありゃ、今日のオチ、考えてなかった(笑)。まぁ、たまにはいいか。

先頭 表紙

　いつものように、仕事でノートパソコンの修理をしてます。今日は、ちょっとやっかいな修理品が廻ってきました。何度とマザーボードを交換しているにもかかわらず、どうしても起動してくれないとか。見方を変えて診断した結果、マザーボードのさらに下についているサブボードが悪いのでは…ということになって、その交換を担当することになりました。

　これまでの作業の流れと、僕がするべく作業を確認すべく、修理指示書に目を通します。いっしょに、修理依頼書にも目が…。ほぉ、一世代前のB5ノートの筐体を使ったモデルでは珍しく、Celeron333MHzを搭載したモデルか〜。PentiumIII500MHz搭載のモデルならよく見るけど、Celeron搭載モデルもあったのねぇ…なんて思いながら読んでいると、ユーザーの住所欄で目が止まりました。

　「愛知県瀬戸市○△町□×番地の※」…。ほぉ〜、瀬戸の人か。じゃ、どこの町の人なんだろう…と思って町名を見ると、ちょっと驚き。「□×町」って…、８年前に実家があったのと同じ町じゃないですか。もしかすると知り合いなのかも…と思って、今度は番地を見る。番地が分かれば、町のどこに住んでいる人なのか、だいたい見当がつくから…と思って住所を見た。あれ、番地まで含めて見覚えのある住所…。

　え、これってもしかして！！

　そう、その住所欄に書かれていたのは、８年前に僕が住んでいた住所、そのものだったのです。ユーザー名欄にはＡさんという名前が書いてあったけど、そういえばそんなような名前の人が引っ越してきたって言ってたっけ。見積完了後の連絡先も、Ａさんの勤務先の金融機関になってたけど、そこの仕事が忙しいから、駅に近い一戸建てが欲しくてここにした、っていうようなことを、仲介した不動産屋の営業が言ってた覚えが…。

　それにしても、ものすごい偶然だと思います。以前住んでいた家に引っ越してきた人が、たまたまあるメーカーのノートパソコンを買って、それがたまたま壊れて修理に出したら、たまたま直したのが、その家に元々の住人だったんですから。「だからなんなんだ？」と言えばそれまでなんですが、ちょっとやそっとの確率では起こらないことは確かだと思います。起こったところで、別に何にもいいことはないできごとなんですけどね(^^;)。

　これだけ「すごい確率のできごと」にぶつかるのなら、宝くじとにかも当たりそうなものですが、なかなかそういうわけにはいかないですよねぇ(笑)。まぁ、世の中はそんなものなのか…。

先頭 表紙

　先週の月曜日、クルマをパンクさせてしまいました。左折する時にハンドルを早く切りすぎたために、縁石（のようなもの）に左後輪をこすりつけてしまったんです。そこのタイヤは側面が裂けて無残な姿に…。すぐに応急用タイヤに交換してその場をしのいだものの、このままにしておくわけにはいきません。車高が低くなって床をこすりやすくなるし、雨の日はちょっと怖いと思うし、走行音だってうるさいし。
　タイヤ側面を傷付けてしまっては修復もできません。だからと言って、あと半年以内で手放すことが確実なクルマに新品のタイヤを（それも１本だけ）入れるのは、やっぱりもったいない。となると中古か…と思って、中古を扱うタイヤ屋を廻ろうと思ったんですが、それには時間が掛かる。こうなったら実家に行って、父親が冬場に使っているスタッドレスタイヤを後ろ２輪に履いてしまおう、ということになって借りて来ました。でも、いざ着けてみると、なんかクルマが後ろに傾いてるような気がするんだよな…と思ったら、本当に傾いてる！そう、空気が抜け抜けなんです(笑)。この状態でガソリンスタンドで空気を入れてもらうのもなんか恥ずかしいしなぁ…、早くタイヤをなんとかしないと、と思ってました。
　今日は、自動車保険の更新のためにディーラーに行ったんですが、連休でも営業してる支店に行ったら、今から本店に社長が行くからそちらに行ってほしいとのこと。連休で休みの本店を社長自らが開けてくれて、手続きしました。そこで、ダメもとで「パンクしてしまったけど、もうすぐ手放すかも知れないクルマに新品のタイヤを使うのはもったいない、中古をつけてもらえないか」と頼んでみたら、「確かにもったいないよね。じゃ、探して見つかったら工賃のみで着けてあげるよ」という嬉しい返事が！実は、以前も同じような状態でタイヤをパンクさせてしまい、その時はこのディーラーに出して新品タイヤに交換、15000円もかかったんです。今回、工賃だけなら5000円もしないとのこと。これは嬉しいです。言ってみるもんですね(^^)。
　でも、大手系のディーラーならここまで融通効かなかったかも。僕がお世話になっているのは、「ホンダプリモ」の名前を掲げてあっても、実は限りなく「地元密着型の薄汚い整備屋」に近いディーラー、店舗だって２店しかないし、ホンダ以外の新車の取り寄せも可能とか(笑)。これで、クルマに乗ってても無理のない収入があるんなら、次もここで新車を買ってあげよう！という気分になれるんですが(笑)。
　半年以内にクルマを手放す理由…というのは、今年中に名古屋市内に引っ越すことを考えているから。名古屋市内だと、家賃3万円に駐車料金1.5万円、というのも珍しくないし(笑)。クルマを手放す代わりに、歩きで無理なく地下鉄に乗れる場所に引越したいと思っています。

先頭 表紙

　行って来ました、遊佐未森ライヴ＠SHIBUYA-AX。

　４日０時過ぎに出発、ぷり所長の運転するカミノワゴンで国道１号線＋バイパスをひたすら東に走り、明朝８時に秋葉原着。秋葉電脳街をぷり所長とmaicさんで歩き回り、オーディオとPC関係のパーツを見て回る。それにしても、ラジオデパートとラジオセンターが別物だったなんて…そのせいもあり、数回はぐれてしまいました(^^;)。

　午後３時過ぎにアキバ巡りを終えて、大手町の休日駐禁解除の道路にカミノワゴンを止めて小仮眠、いざSHIBUYA-AXへ！最寄の地下鉄大手町駅から地下鉄１本で行けたのはなかなか快適、会場の建物が大きい割には案外分かりにくくて行き過ぎちゃったけど(笑)。

　１５分遅れで開場、そのぶん遅れて開演。かんこお姉さまにお願いしたチケットの整理番号の若さも手伝って、５列目中央というベストポジションをキープ。ん〜、やっぱ遊佐さんって華奢で美人だねぃ。それでも、唄いだすとあれだけの「チカラ」を秘めてるのは、いったいどうしてなんでしょう？

　最初の数曲に、ちょっと難しい古い曲を充ててしまったこともあって「だいじょうぶかな？」って思ったけど、それもいつものこと。究極の？アコーディオン弾きCoba氏を迎える頃には、すっかり本調子。比較的静かな曲を少なめにしたり、最近のライヴでは聴けない古めの曲も入れたりで、終始同じペースで楽めました。

　遊佐さんのMC中に腰を折るような声掛けには相変わらず興ざめしますし、正直、過去にいろいろとあって、あんまり顔を見たくないなぁ…と思っていたファンの人もちらほらといたけれど、やっぱり僕は、彼女やその音楽が好きなんだなぁとあらためて思いました。ファン間のもめごとがあったり、音楽に大幅な路線変更があったときは、かなり悩みましたけどね…。でも、今でも好きだと思えるわけだから、過去や周囲はどうであれ、これからも好きであり続けるんだろうな…と思います。このところいろいろと凹むできごとがあって、直前まで「ライヴを楽しむ」雰囲気にはなれなかったんだけど、あとあとから「行ってよかった」と思えたのが、なによりの収穫です。

　終演後、すぐに地下鉄に乗って大手町に戻って岐路へ。これまた国道１号線とそのバイパスのみで戻ったんですが、終始ぷり長に運転してもらいました。３度の仮眠休憩を取って、途中にちょっとしたアクシデントもあったんですが、思ったより早いペースで、無事瀬戸に到着。ぷり長もそろそろ岐阜に着いている頃でしょうか、本当にお疲れさまでした。また、次のライヴが楽しみです。

先頭 表紙

　参加してるあるMLで、「理系のための恋愛論」と銘打つサイトが紹介されていました。テーマがテーマだけに、当然、真っ先に読んだわけですが、少し読んでいろいろとフクザツな心境になってしまいました。一番よく感じたのが「恋愛って、ここまで苦労しないと成立しないの？」っていう、どっちかと言うとネガティブな感情です。

　でも、その場では苦労して大変なことでも、後から思い返せば「あんなこともあったよね〜」と、悩んだ自分を愛しく思えることも、「幸福」に必要なことなのかも知れません。そうやって見れば、このサイトにはごくごく当然のことが書いてある…という受け止め方もできます。

　もちろん、このサイトの筆者の意見もあくまで主観的なもので、もっと違った意見を持つ女性も多いかも知れません。それ以前に、僕が恋愛のことで詰まっているのは、このサイトに書いてある以前の問題らしい…ということも分かりつつあります。

　相変わらず「形としての」恋愛にこだわり続けている僕だけれど、それより先に、自分自身への「愛情」をどう得ていくのか…という課題が残っています。これも簡単じゃないけどね(^^;)。やっぱり根気よく、自分と付き合っていくほかにはないようです。

先頭 表紙

　閉店間際のスーパーに、朝食用の食パンだけを買おうとして駆け込んだ。
　「蛍の光」が流れる中、一目散にパンコーナーを目指す。
　よちよち歩きの男の子兄弟を連れた、買い物帰りの若い奥さんとすれ違う。

　その直後に、早足で歩く僕の後ろから「チャリーン、チャリリン…」と澄んだ音がする。
　瞬間的に、手持ちの小銭入れのファスナーを閉め忘れていたことに気付く。
　「しまった！いくら落としたのか？１００円玉何枚かと１円玉しか入っていなかったはずだ…」
　そう自分に言い聞かせて、後ろを振り返ると…

　さきほどすれ違った若い奥さんが連れていた男の子二人が、何かを拾っている。
　その男の子二人のぎこちない仕草を見て、少し和んでしまった僕。
　僕が落としたお金を拾ってくれたものだと思って、その男の子２人の下に歩みだそうとしたその時…、

　男の子二人は何もなかったかのように、若い奥さんの後ろをついて、出口へ行ってしまった。
　手に、何かをしっかりと握り締めて。

　あまりにもさりげない男の子２人の行動には、さすがに、何も言えなかった。

　今はただ、落としたのが５００円玉ではなかったことを、ひたすら祈るのみである。

先頭 表紙