2002-08-12 番組変更 「バンザイ今日から光通信だ」
2002-08-08 夏休みました　――前哨戦
2002-08-04 爪紅（つまくれない）
2002-08-04 夏の百日
2002-08-03 プチ帰省
2002-08-02 真夏の夜の泡沫 【プロセッコ・ディ・コネリャーノ】
2002-08-01 ぶっとび泡！ 【カヴァ・オリオル・ロッセール】
2002-07-31 あたしンち
2002-07-30 夜に迷いて
2002-07-29 醜きもの

本日は夏休み特集『夏休みました―ＴＤＳその１（仮題）』をお送りする予定でしたが、急遽番組を変更して『PACHI宅Ｂフレッツ開通速報』をお送りいたします。

８月12日午前９時、先週木曜日に管理人不在というアクシデントのため延期を余儀なくされたＢフレッツ開通工事のリベンジを行うべく、NTT東日本の担当にいさんは時間ぴったりにPACHI宅を訪れました。
会社に出かける時間を遅らせて待ち構えていたPACHIの目の前で、担当にいさんはテキパキとHomePNA装置を設置し、テスト通信を終えて去っていきました。
この間15分ほど。
すばらしい手際の良さです……と、だまされてはいけません。

「工事」という名目で行われた「それ」は、電話のモジュラージャックから今までの電話ケーブルを引き抜き、PNA装置につなぎ替えるだけ。
テスト通信といっても、家のパソコンの設定をしてくれるわけではなく、NTT持参のモバイルパソをつないでPNA装置の接続状態を確認するだけ。
横から眺めるアタクシの素人目にすら、簡単この上ないこと見え見えです。
それなのに、この一連の「工事費」、

２万円もするのです！！

ウチのマンションは元々建てられたときから光ファイバーを敷設してあって、屋内工事といったってどうせ配電室のスイッチをいくつか切り替える程度のことに決まっているのです。そりゃ、詳しくは知らないけどさ。
きー！！　たったこれだけのために、私の木曜日と月曜日の朝の貴重な時間は失われたのねーーー！！！
（ノ￣ヘ￣)ノ　┨⌒ρ∵∞：σ．
工事費なんて、結局「出張費」なのよね。ちっ、おいしい商売だわよ。
しかも、このPNA装置って、買取じゃなくて月々700円もするレンタルなのよ？

………とまあ、文句を言っても、常時接続のうまみには変えられないし、とりあえず帰宅後の本接続を楽しみに会社へ行きました。
ああ、今日も休んで、１日中常時接続を堪能したかったよう〜。


そして帰宅したアタクシ。
フレッツ接続はセットアップCD-ROMのガイドに添って設定するだけなので、超簡単でした。
そして、私の目の前には、めくるめくような高速通信の世界が………

広がったのは23時まででした。
やっぱり重い時間には重いみたい。（￣ー￣；
どうかするとダイヤルアップより遅いような気がするのは、果たして気のせい？　ブロードバンドだ、光通信だといってもこんな程度なのね。ちょっとがっかり。
でも、ページへのアクセスには若干時間かかっても、大きな画像データもさくっと開くので、気持ち良いことは気持ち良いです。

……おかげでこんな時間まで遊んでしまっただよ。明日、休みたい。。。


↓問題のPNA装置とお役御免のモジュラーケーブル。でもプロバイダはニフティのままだから、イザというときはアナログ接続もオッケーね。

先頭 表紙

ご無沙汰しておりました。

夏休みパート１として、８月８・９日の２日間を休み、都合４連休しました。
私の会社は夏休みは４日なのですが、いつ取ってもかまわないので、例えば毎週金曜日を休んで３連休×４なんていうこともできます。
で、８日はネットの友人たちが上京するので遊ぶ予定でもあったのですが、Ｂフレッツの開通工事をする都合もあったので、ついでに休みを取ったのでした。
ところが。
なんと木曜日はマンションの管理人さんが休みのため、地下の配電室に入れなくて工事ができないというハメに。(￣□￣；ショック！！

そんなことなら先に言ってよー！
せっかく朝もはよから掃除して待ってたのにー！

というわけでＢフレッツは12日までおあずけになりました。がっくし。
まあ嘆いても仕方がないので、せっかく早起きしたことだし、日頃はしないような時間に洗濯も片付けて、窓拭きまでしてしまった。ううむ、スッキリ。
１〜２時間お昼寝して、午後からは美容院へ行ってリフレッシュ。

夕刻、富山と大阪から来るお友だちと新宿で待ち合わせ。
ボスポラス・ハサンというトルコ料理のお店へ行きました。
3,000円のコースでは、お豆のスープ、４種のメゼ（前菜…鶏肉や野菜・豆のペースト）、エキメク（パン）、サラダ、トルコ風水餃子、４種のケバブ（焼肉料理）、デザート（ライスプリン）、チャイまで、一通り味わえます。
お料理ももちろん美味しかったですが、トルコらしい飲みものがまた面白い。
・アイラン
　　……塩味のヨーグルトドリンク。ノンアルコール。しょっぱくて不思議な味わい。
・トルコビール（EFES　エフェス）
　　……軽めのピルスナー。割と普通のビール。
・トルコワイン（白・たぶんチャンカヤ）
　　……ぐるなびのクーポンでサービスしてもらったグラスワイン。フルーティーだけれどもどこか不思議な味わい。たとえるなら日に干したお布団のニオイ（謎）。香草で香りを付けているのではないかと思われる。
・ラク（YANI RAKI　イエニ・ラク)
　　……トルコの地酒。アニスで香りを付けた葡萄の蒸留酒。アルコール度数45％。生ぬるいくらいに温めて出されてきました。ストレートでは無色透明なのに、水を混ぜると白濁する不思議なお酒。非常に美味♪

食事の後は、途中合流の友人の案内で歌舞伎町にある「ヘーゼル・バーン」というパブ・バーへ。
新宿でのおなじみのアイリッシュ・パブ「シャムロック」が６月末で閉店してしまったのでちょっと淋しく思ってたのですが、ここはすごくエールやウィスキーの種類が多くてすてきなお店でした。サイダー（シードル）が何種類もあるのは珍しい。
アイリッシュというよりは、イングリッシュ・パブなのかな？　若干コストが高めなのが難だけど、落ち着いた雰囲気の店内に、ノリのいい店員さんがとってもいい感じ。お料理も美味しかったです。

私はアボット・エールを１パイント、潮風の香りのハイランド・モルトとオイリーでナッティーでピーティーなアイリッシュを１杯ずつ（変な表現だけど、本当にそういうふうにメニューに解説してあるのよ〜。名前は覚えてません（←修行が足りん））、仕上げにギネスとシャンパンのカクテル（下写真）をいただきました。
次の日はディズニーシーだというのに終電（しかも１駅分タクシー）まで飲んでしまいました。
ふう〜、美味しかったけどフトコロが〜。

「サルホシュ　オルドゥム　ベン！（私は酔ってます）」　←　※トルコ語



で、翌日に続く。

先頭 表紙

おとめたちは
つまくれないで爪を染め
いとしいひとを夢みる。

むかしもいまも
胸焦がす恋をするのは
暑い夏と決まっている。

なにかに酔いでもしなければ
夏は暑くてやってられないのよ。

――なんていったら、怒られるかな。




爪紅――鳳仙花。朝顔と並んで夏の色水作りの主役。種飛ばしも無意味に熱中する。

先頭 表紙

薄青にまどろむ朝まだき。
彼方から来る緑の匂いを乗せた風。
小鳥のさえずりと鈴を転がす虫の声。

強い陽射しを厭う、けだるい昼下がり。
まぶし過ぎる青空よりなお輝く雲。
深く濃い影を落とす緑、色鮮やかな花たち。

赤と紫の光躍る夕間暮れ。
行く百日の夏を惜しむのは
空気をふるわせて高く低く響くひぐらしの歌。

この至福のひとときを
いま、心から恋しく思う。

むかしはこんなに
夏を好きではなかったのに。



百日紅。燃え立つように咲き誇る頃には、夏はもう終わり。

先頭 表紙

３日は千葉の印旛沼花火大会だったこともあり、久しぶりに実家に帰ってきました。
実家は十分通勤圏内だし、会社の同僚も近くの町に住んでいたりするので、「田舎」に「帰省」なんていう表現はちょっとはばかられるのですが、やっぱり電車で１時間以上かけて帰るのはなかなかしんどいです。
成田空港につながる京成線は、ちょうどこれから長期休暇なのでしょう、海外へ行くらしき人々でいっぱい。きー。うらやますぃーわ。

実家には今月末２回目の出産予定の妹が、ダンナと２歳のムスメと共に泊まりに来ていました。そろそろ２歳半になろうかという姪ヒナは、いろいろ言葉を操り始めて、ますます面白い時期になっています。
なんと、もうすぐ生まれる赤ちゃんの名前を、ヒナがつけてあげるのだそうです。
さすがおねえちゃんだねー♪（＾＾）

その名はバナバナ。

………ナニ人じゃっつーの。(;￣ー￣A
子供のセンスって不思議だわー。

ヒナにとって、私は数ヵ月に１回会う程度の伯母なので、たいてい再会するたびにすっかりさっぱり忘れ去られているのですが、今回はさすがに10分程度で思い出してもらえたようです。
でも、モノの固有名詞を覚えはじめのヒナには、私という人間を表すコトバがまだありません。
母親は「まま」、父親は「ぱぱ」、ママのパパは「じいじ」、ママのママは「ばあば」。
犬でさえ、ちゃんと「ぼろ」と認識されています。（本当は「ポロ」だけど）

さあ、ここが肝心です。姪に自分をなんと呼ばせるか――？

その昔、私たち姉妹は母の妹のことを「ケイコちゃん」と呼んでいました。今や質実共に立派なオバさんになったその人を、しかし私たちは今でも「叔母さん」とは呼べません。子供の頃の刷り込みというのは、そのぐらい強烈なものなのです。
でも、私的には自分のことを「ユミコちゃん」（←※PACHIの本名だ）などと呼ばれるのはちょっとこっぱずかしすぎます。
かといって「おばちゃん」もアレだしー。

ここはやっぱし「おばさま」と呼ばせるべきでしょう。(￣ー￣)

しかし、そんなアタクシの野望も、ママである妹の教育の前には簡単に鼻息で吹き飛ばされ……
姪ヒナにおけるアタクシを表すコトバは、今のところ「ばちゃん」で決まりのようです。。。（ＴーＴ）
せめて「お」をつけてくれよぅ。

でも、いつもはパパかじいじと入ってるオフロを、アタクシご指名してくれちゃったりして、やっぱり姪はカワユイのです。(*￣ー￣*)
２歳女児がママ以外の女の人とオフロに入りたい心理って、なんでしょうねえ？

　　　　＊　　＊　　＊

ところで肝心の花火大会は、やや曇り気味だったのと風下だったせいで、そのほとんどが「煙に隠れて見えない」というサイテーの状況でした。
一番最大の玉が打ち上げられたときも、まるで単なる「色付きの雷雨時のカミナリ雲」。ヒナは怖がって泣き出すし、ガッカリでしたわー。
意気消沈した私たちは、早々に家に引き返し、地元ケーブルＴＶの中継で残りの花火を見たのでした。でも、やっぱりほとんど煙に隠れて見えなかった。
今年は大失敗の花火大会だったねえ……。もう私、この市に住民税払ってないけどさ。

ただでも夜景に弱い私のデジカメでは、花火はこんな程度しか写せませんでした。しかも電線入ってるサイテーの場所だしー。でも実際、このあとはこんな花火すら肉眼でも見ることができませんでした。悲し過ぎ。

先頭 表紙

東京近郊は２日連続して超雷雨。
でも今夜はぐっと気温が下がってすごしやすくなりましたねー。
天気予報によれば、まだ明日も大気が不安定で雷雨になりやすいという話ですが、涼しくなるなら大歓迎です。夕立は夏の風物詩。じゃんじゃん降ってくれい。でも明日は花火大会だから降らないでね。降るなら早めに降ってね。

いろいろなところでいろいろな嵐があって、今は小康状態。
……なんて軽い言葉で表現してはいけないんだろうけれども。

みんなみんな、いろんな悩みを抱えてる。
怒りたいこと、いっぱいある。
泣きたいことも。

「同情」という言葉は、いつ頃から偽善的でうわべ的な響きばかりを帯びてしまうようになったんだろう。
苦しんでいる人、哀しんでいる人の心に同調することって、自然な心の動きなんではないのかな。
でも、結局は、その人そのものの苦しみや哀しみは、別のだれかにはわからないこと。
それを知っている自分がいるから……どこか「うそ」だと思うのだろうか。

だけどね、やっぱり痛いよ。

知り合って少ししか経っていない人、しかも、実際には会ったこともない人。
それなのに、その人の苦しみや哀しみは、やっぱり痛いよ。
私は、架空の世界でバーチャルな人生を味わう「遊び」を趣味の１つにしているけれど、そんな「うそ」の人生ですら、痛さを感じるよ。
その感覚は、本当に「うそ」なのかな……。
泣きたくなるほど、実際に涙してしまうほど痛いのに？

「同情」って、いやらしい感情ですか？
こんなに悲しいのに。こんなに痛いのに。
架空の体験は、本当に「うそ」ですか――？

でもね、こうも思うんだ。
痛いと思うのは、自分の人生の中で、それと同じではないにせよ、似たようなことを感じてきた過去があったから。

「同情」ってなに？

自分の中にもあるから感じる痛み？
それとも、知らなくても自然に自分の中に入ってくる痛み？

いろんなことを考えながら、今夜も私は酔ってます。


◆ボッター／プロセッコ・ディ・コネリャーノ・フリッツァンテ

泡泡セットの中の１本。
プロセッコはイタリア・ヴェネト州で栽培されているブドウの品種。だから、このへんで造られるワインも「プロセッコ」と単純に呼ばれるんですね。カベルネやメルローやシャルドネが、そのまんま呼ばれるように。
で、「フリッツァンテ」というのはイタリアの弱発泡性のワインのこと。炭酸の強い本格的な発泡ワインを「スプマンテ」と呼ぶのに対して、こう呼ぶのですね。

私の憧れの地ヴェネツィアの、『ハリーズ・バー』発祥のベリーニというカクテルは、プロセッコにピーチ・ネクターとグレナディン・シロップを組み合わせたものなのですって。
ただでもフルーティーなプロセッコに、さらに桃の香りを加えたカクテルってどんな味わいなのでしょう。
今はどこか気の利いたバーに行けば味わえるかもしれないけれど、どうせならヴェネツィアへ行って味わいたいなあ。

（イタリア・スパークリング／やや辛口／750ml／通常1,180円）

普通のスパークリングと違って、紐で止めてあるコルク。ボトルの形もぽってりして可愛い。

先頭 表紙

二日酔いって、どうして辛いのは夕方までなのかしら。

昔聞いた話によると、アルコール摂取によって体内にたまったアセトアルデヒドの作用は、分解されて減っていくにつれて減少するのではなくて、全部が代謝されてはじめて消えるんだとかなんとか。
確かに、スイッチが切り替わるみたいに、気がつくとすうっと身体のだるさが消えているのは実感できる。これ、ほんと不思議！

で、仕事中は最低な気分だったくせに、家に帰りつく頃にはすっかり元通りなもんだから、いい気になってまた飲んでしまうのよね。
でも、さすがに深酒の翌日は、私だって胃腸をいたわってほどほどにしておいていますのよ？

なわけで、半分飲み残したスパークリングでびっくりしたお話。

◆カヴァ・オリオル・ロッセール／キュヴェ・エスペシアル

カヴァは、シャンパーニュと同じ製法で造られるスペインのスパークリング・ワイン。
一般的なカヴァは最低９ヵ月程度の熟成で出荷されるそうですが、このカヴァは28ヵ月かけて熟成させたという本格発泡酒。果実味たっぷりでちょっと荒削りな味……と評価されることが多いカヴァの中でも、繊細な味わいと泡立ちが特徴になっています。

きりっとした辛口で、暑い日にはぴったりなんですが、私にはちょっと炭酸が強くって、酔っ払ってというよりはお腹いっぱいになってしまって半分残してしまいました。
で、今日帰ってきて冷蔵庫を開けてみたら、あら不思議、閉めたはずのコルク栓が見当たりません。
なんと瓶の中の炭酸ガスの圧力で、栓が吹っ飛んでしまっていたのでした。
栓の抜けた状態では、もうすっかり気が抜けてしまっただろうなあと思って、ちょっとがっかりしながらグラスに注いでみると、どうしてどうして、まだまだびっくりするほどの泡立ち。
２日目も十分に美味しいシュワシュワを楽しめました。

（スペイン・スパーク・白／11.5％　辛口／750ml／980円）

先頭 表紙

ああ、なんだか日記が１日ずれてる……。

昨日、久々の二日酔いで頭痛・腹痛に悩まされながらも懸命に仕事にいそしんでいた（嘘）アタクシのもとへ、臨月で実家に帰っている妹からメールが届きました。
なんとデジカメ機能付き携帯に機種変更したらしいのです。
ナマイキな。(￣ー￣#)


送られてきた画像……

・アロハ〜な格好のおばさん　（ムームー姿のマイ母）

・ランニングシャツ姿のおやぢ　（マイ父。まんま）

・２歳児のオールヌード　（庭で水浴中の姪）

・溶けかかった灰色のボロ状物体　（去年から実家に登場した犬）


……上記３点はプライバシーとメイヨと公序良俗問題にひっかかるおそれがあるので公開できませんが、溶けそうなボロちんの写真だけご紹介しましょう。

ってか、こんな写真を会社のパソ宛に送ってくるなよぅ。

おかげで和めたけど。
いいな。私もいよいよＢフレッツだし、電話代浮くからケータイ買おうかな。
デジカメついてるの、やっぱりいいよな〜。


↓その名のとおりボロ雑巾にしか見えないボロちゃん。（本名：ポロ）　実物見てもどんな顔だかよくわからない。

先頭 表紙

出版物の一部に誤植が見つかって、久しぶりに修正シール貼りのために印刷屋まで出向くことになりました。
部数はたった120冊程度。１人で全部貼ったって１時間かからないくらいです。
それなのに、メンバーは総勢６名。
誤植を出したことに対する責任感ではありません。
みんなの目的は、その後の「慰労会」。
会社から板橋の印刷所まで、所要約40〜50分。現地での実質的作業時間約10分。
……ああ、いい汗かいたわ。移動するだけで。

さて、みんなの帰りの足の便などを考慮して、一同は都営三田線に乗って巣鴨まで移動しました。
巣鴨といえば、とげぬき地蔵、そしておばあちゃんたちの原宿。東京（とその近郊）に暮らして長いアタクシも、行くのはこれがはじめて。
もちろんとげぬき地蔵にお参りすることも、巣鴨の竹下通り（あるのか？）を練り歩くこともありませんでした。
我々の目的はただ１つ、酒を飲むことだけだからです。

印刷所の面々３名を加えて９名になった私たち。
飲んだ酒、生中12杯、土佐の鶴１升と６合、浦霞１升、その他梅酒ソーダ割り若干。もちろん「１升」はビンでオーダー。これ、わが社の常識。
その後、河岸を変えて２軒目。このへんになると、もう何をどのくらい飲んだかよくわからない。
私はこれで撤収したけど、男性陣はまだ３軒目、４軒目まで行ったらしい。みんないいトシして元気よね。

２軒目を出たところで10時くらいだったし、私は巣鴨からなら都営線だけを乗り継いでラクに帰れるので安心していたら……久々にやってしまった。
最近、飲むと電車を乗り過ごしてどこか知らない駅にいたりすることがたまにあるのよねー。
ウトウトしてふと気づいたところはなんと

『でんえんちょうふ〜でんえんちょうふ〜』



なぬっ！？


なんで都営三田線に乗って田園調布まで行ってしまうのだ？！（しかも巣鴨から）
都営三田線って三田まででしょう？
私の持ってる路線図では三田と田園調布をつなぐものは何もないわよぅ？

……そうです。確かにありませんでした。2000年まではね。私の持ってる路線図は1994年版です。もちろん大江戸線だって載っていません。

三田線に縁のない私は、三田線が目黒まで延びていて、東急目黒線に直通していたことを知らなかったのです。
しかもそこから反対方向の電車に乗って引き返しても、なぜか元の三田線には戻れず、着いたところは渋谷でした。東横線に乗っていたのね、アタクシ……（−−；

とりあえずいつもの新宿線に乗り換えてようやく帰途についたとき、終電の１本前でした。早い時間に引き上げておいてよかった〜。
そして今日は昼過ぎまで頭が痛かったです。


↓画像と本文はまったく関係ありませんが、イギリス・ノッティンガムの古いＩＮＮ。12世紀からあるらしい居酒屋兼宿屋。どうせならこんなところで飲みたいねえ……。

先頭 表紙

できることなら

日々美酒に酔いしれ

美しいものだけを見て暮らしたい。



でも、だめなのね。



この世は、闇があるから

美しいのね。


怠惰。

この醜きもの。

その甘美な罠に、私は陥ちていく。




↓


この世って虚しい。虚しいわ……。

先頭 表紙