2004-11-15 色とりどりの幸せ〜金谷の時間　
2004-11-15 ロマンチックブルー　〜『金谷の時間』
2004-11-14 少しずつ幸せになれば良いのだ　〜三回目のお酉様
2004-11-10 月と星　星と空、空と月　そして、ボクのかたわらで祈るキミ
2004-10-19 耳元でHAPPY　BIRTHDAY
2004-09-28 月にこがれるススキ
2004-09-21 明日香村の曼珠沙華はなぜかはにかんだ
2004-09-16 北の国　裸の男爵たち
2004-09-15 美幌峠のアザミ
2004-09-14 夕立に咲く花（１）　網走にて

　金谷ホテルに宿泊したのは10月24日。
　キミの耳元でHappy　Birthdayをささやいて約１週間過ぎたあとだ。

　窓から見る風景に飽き足らず、
　ホテルの前を流れる大谷川沿いに歩いた。
　まだ、紅葉の盛りには早かったが、
　それでも樹木の葉の色が微妙に違って、
　まるで印象派の画家が描いた絵のような錯覚を受ける。

　一本一本の樹木の変化、
　そこにはそれぞれの幸せがある。
　その微妙な変化が紅葉という姿になって現れるのだと思う。

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日光の金谷ホテルに宿泊した時に、
ホテルのあちらこちらで出合った言葉が『金谷の時間』。
数え切れない人たちが、それぞれの時間を過ごし、さまざまな思いを膨らませてきた。
それが『金谷の時間』だと感じた。

キミとボクだけの『金谷の時間』、
神様にも邪魔されない時間があることを窓の外の青い空が教えてくれた。

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今日は二の酉、
浅草のお酉様に出掛けた。

美女とお酉様に繰り出したのは三回目。
古い熊手をお返しして、
作年より少しだけ大きな熊手に替えた。

毎年少しずつ幸せになる。
それがきっと幸せになる作法。
少しずつが二人占め出来れば良い。

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今朝は４時過ぎに目が覚めた。
風呂に入り、食事をし、東の空を見ると、
木星と金星との間で月が輝いている。

そらがあって、ほしがある。
つきがあって、ほしがある。

おひさまがでるのをまちこがれて
いつもははやくあかねいろにそまるひがしのそら、
きょうはすこしだけ、たいようのでばんがおそいような…。

あたりまえのようにほしがきらめき、つきがかがやく。
あたりまえのようにおひさまがでて、つきとほしがきえていく。
そのあたりまえをかんじて、ボクにはとてもうれしかった。

そうおもっているボクのよこでは
キミがおいのりしていた。

てんとちのめぐみがキミとボクをであわせてくれた。
ありがとう、つき。
ありがとう、ほしたち。
ありがとう、おひさま。
ありがとう、そらとだいちのきぎたち。

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キミが眠っている耳元でＨＡＰＰＹ　ＢＩＲＴＨＤＡＹ。
キミと一緒だといつも心は青空さ。
生まれてきてくれてありがとう。

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今日は中秋、でもこのような梅雨のような天気では満月は眺められまい。

このススキは明日香村で咲いていたもの。
古代から丸い月が出るのを待っていたような感じだ。

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8月23日から9月19日まで、仕事で家を空けたのは１０日間。
旅が好きなのだが、仕事だと少しこたえる。

最後の仕事は18〜19日にかけての京都、奈良旅行。
田んぼと曼珠沙華だらけの明日香村は目が和んだ。
赤と黄色は見たことがあるが、これは健康なピンク色。
少しはにかんでいるように見えた。

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　北海道に毎年来ているのに、本格的なじゃがいもの収穫作業を見るのは始めて。
　じゃがいもは地下で育つため、台風16、18号の影響は受けなかった。
　こんな広い畑に鮮やかな農機具、目でもシッカリ楽しめる。

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美幌峠で見た光景、アザミに大きなハチが一匹。
可愛くとまっていたので、
シャッター越しに話をしてみた。

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　台風が北海道を直撃した翌日、網走を訪れた。
　トウモロコシ、ヤマイモ、白花豆は地にふれ伏し、
　緑の樹木はポッキリと折れている。
　
　なのに、ここでは下を向きながらも、
　キレイに咲く花たちがいた。

　前日の嵐をどこかへ洗い流すような夕立、
　慈悲のある雨に凛と咲いているせいか、
　紫色のダリアがとても神々しく見えた。

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