2004-01-30 目測を誤った
2004-01-29 つくばさんろくおーむなく
2004-01-28 本能
2004-01-27 いちごのモンブラン
2004-01-26 まじっすか?!
2004-01-25 本末ところてん
2004-01-24 マウスであそぼう
2004-01-23 お料理行進曲
2004-01-22 失敗の予感・・・・牛すじ丼
2004-01-21 振り上げた拳の行方

その日、私は持病の腰痛が思わしくなく、立っているのが少々辛い状態でした。
駅のホームに滑り込んできた列車はほぼ満席の状態。
しかし、降りる人次第では座れない事もないはず。
幸い前の電車に乗り遅れた私は、列の一番前に並んでいます。
目の前に停止した車両には空席が。「これならいける」私はそう確信しました。

しかし、私が車両に足を踏み入れるその前に、降りてくる人の間をすり抜け、隣の女性が私が目を付けていたシートにしっかり腰を下ろしてしまったのでした。
彼女が座った（私が座ろうと思っていた）シートは、端から３番目。
一人おいて端に男性が座っています・・・男性と彼女の間には一人分弱の空間が。
自慢ではありませんが、私のお尻は自他共に認めるそれはそれは立派なお尻です。
いつもの私なら、仮に目に前の人が席を立ったとしても、その空間が「一人分」であったら、絶対に腰は下ろしません。
でも、その日私は腰が痛かったのです。

彼女の反対側には一人男性が座っており、その隣にはわずかな空間が。これなら何とかなる。
腰痛に負けた私は、意を決して「一人分弱」の空間に腰を沈めました。

「むぎゅ〜」

私はシートの奥までお尻を進める事は出来ませんでした。
両隣の男性と女性が、迷惑そうに体をずらします。
明らかにその空間は私が座るには狭すぎました。
腰の痛みに判断力を失った私は、目測を誤ったのです。

今さら立ち上がるのは恥ずかしすぎます。
隣の女性は身をよじりながらメールを打っています。
「でぶいおばさんが無理矢理つっこんで来て、ちょ〜ムカツク！」とか書いているのかもしれない。
消え入りそうになりながら、しかし体は消え入るどころか両隣を圧迫し続けます。
なんてこったい！
私はうつむき、「だっちゅ〜の！」スタイルでひたすら時間が過ぎるのを待ちました。

・・・・そして永遠とも思われた辛い時間は終わり、３つ目の駅でやっとさ端っこの男性が電車を降りました。


もう二度と無理はしない。
そう心に誓った夜でした。



画像はとても快適だった常磐線の車内です。

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呪文のようなこの言葉が頭の中をぐるぐる巡ります。
これが何だったのか思い出せない・・・キモチワルイ。


久々に電話した友達から「遊びにおいで」とお招きを受けたので、久しぶりに一人で電車に乗っていって出かけてきました。
彼女が住むのは、まだ一度も足を踏み入れた事のない遙かな地、筑波。
人より少しだけ「鉄」分の多い私は、初めての常磐線に胸をときめかせ、上野駅１０番ホームでいわき行きの電車が入線するのを待ちました。
やって来たのはセミクロスシートの中距離電車。
平日の午前中。上り電車は３割方のお客さんで、私が乗ったボックスは私一人だけ。
下がっていたシールドを跳ね上げて、まぶしい日差しにも負けず車窓にかぶりつき。
発車する前からカメラのシャッター押しまくりです。
常磐線に乗りに来たわけではないのですが・・・電車の旅は大好きなんですよ。

荒川をこえて、江戸川をこえて、千葉県に入り、利根川を渡っていよいよ茨城県へ。
初めての茨城県は、寒かったです。
荒川沖駅のホームに降り立った瞬間、スカートで来た事を後悔しました。
こぢんまりした駅のキオスクには、「干し納豆」「わら納豆」「おつまみ納豆」「納豆せんべい」「水戸納豆飴」がずらりと並び、否が応でもここが茨城である事を感じさせます。
迎えに来てくれた友人の車に乗って、向かったのは平日昼間フリータイムのカラオケ屋さんでした。

夕方までカラオケそっちのけでおしゃべりに花を咲かせ、その後だんな様の留守宅に上がり込み、再び地下鉄に接続する最終の電車が出るまで、スーパーで買ってきたお寿司をつまみながらのおしゃべり三昧。
いったい何しに言ったんだか・・・・はい、おしゃべりです。

帰りの常磐線では、車窓の外にぽっかり浮かんだお月様と一緒に東京に帰りました。



その後、いつものグーグルで「語呂合わせ」及び「筑波山麓」で別々に検索をかけると、ようやく「つくばさんろく　おーむなく」の謎が解けました。

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Ｍさんの代理母出産報道は、私にとってたまらなく不愉快なものでした。
極めてパーソナルな事件をマスメディアに晒す無神経さや、他人の生殖行為の持つ生臭さを見せつけられるのが嫌だったからです。
どうしてもＴさんの血を引く子供が欲しい、という彼女の言葉に傲慢さを感じました。

Ｈｉｍａｊｉｎ日記をランダムに眺めていると、不妊治療後第三子を出産した女性の日記がありました。
既に二人子供がいるのに何故不妊治療をしてまで、と思いました。
最初のページに、彼女自身の答えがありました。
『理由なんて「子供が欲しい」それだけです。』

その言葉はどんな理由よりも説得力を持って、私の疑問に答えてくれました。

子供が欲しいと思うのは太古から受け継がれた遺伝子に書き込まれた種の宿命であり、がむしゃらに妊娠を望むのはそれが本能故の行為だからです。

死への恐怖が延命医療を成長させ、子供が欲しいという叫びが生殖医療の礎となりました。
人は、生と死を司る神の領域に踏み込んでしまっているのでしょうか。
それとも、それさえも予め生命のプログラムに組み入れられているのでしょうか。

医療は常に宗教と共にあるべきだと思います。
宗教はかなえられない本能の欲求への答えだからです。

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春の香りに誘われて、近所のファミマで『いちごのモンブラン』一個を購入いたしました。以前から気になっていたのです。
ワクワクしながらパッケージを開き、早速いただきました。
ふわふスポンジ台に乗った生クリームといちごクリームに、いちごが一つ埋まっています。甘さ抑え気味のクリームにいちごの酸味がアクセントになり大変おいしゅうございました・・・・中身はね。
そしてモンブランにはつきものの、というかこれがあるからモンブランと呼んでしまう山頂部分いちご色のラーメン状のものの正体は・・・白あんでした。
中の生クリームのなめらかさに比べ、どうも舌にざらざらした感じが残ります。
ここだけ妙に和風な味わいでした。

私一人で食べてしまうと同居人が３年ぐらい根に持つので、半分こするつもりで「あ〜ん」したのですが、珍しく口を開きません。「甘そうだからイヤ」だそうで。相変わらず食べ物に関しては鼻がきく生き物です。



『いちごのモンブラン』
原材料：白生餡、植物油脂、鶏卵、砂糖、小麦粉、乳製品、糖類、ゼラチン、澱粉、卵白粉末、ソルビット、リン酸塩（Ｎａ）、ゲル化剤（増粘多糖類）、ｐｈ調整剤、酒精、保存料（プロタミン）、グリシン、乳化剤、着色料（カロチン、コチニール）、香料




ところで、正統派モンブランとは何だろう？と例によって「モンブラン」でググってみると、面白いものを見つけました。
『モンブラン葬』
２５万円でモンブランに散骨してもらえるそうです。但し分骨のみ。
葬儀についてもつれつれ考えたのですが、その話はまた後日。

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１２月２３日〜１月２６日分
当月ご使用分　１１０ｍ3　　請求予定金額　１３，８２１円

ガス代　いちまんさんぜんはっぴゃくにじゅういちえん
・・・・・・・・泣きそうです。

六畳二間のこぢんまりした巣に、ひっそり暮らしている家庭に請求するにはあんまりな金額ですわ、東京ガス様。

電化住宅にはほど遠く、台所とお風呂の給湯、それに灯油禁止の老朽アパートにはなくてはならないファンヒーターも全部ガスです。
冬になるとガス代が跳ね上がるのは毎年の事ですが、１万円を超えると正直しんどいです。

今年の寒さは早くもフトコロ直撃です。


画像は「本末ところてんの湯」に入ってごきげんさんの同居人。
そうか！休日の１日２回入浴（追い炊き機能なし）も、ガス代高騰の一端を担っているのかもしれませんね。
でも、おかげで「温泉に行こう！」とは言わなくなりました。
下手な単純泉より、自宅のスペシャル入浴剤入り風呂の方が泉質が上のような気がすると申しております。
湯船のあわあわはクナイプ効果ですよ。

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今日は同居人のスーツを買いにお出かけです。
例によってちびすけと銀龍号に乗って、４つ向こうの駅まで。
今までは電車で行っていた街も、今は銀ちゃんでひとっ走りです。
同居人がめざとく見つけた中華料理屋に寄り道し、ラーメンとチャーハンを注文すると、これが予想外においしく、この店を見つけただけでもここまで来た甲斐があるというものです。幸せな気分で再び目的地に向かってＧＯ。

「コナカ」「アオキ」と量販店２軒はしごして、結局「アオキ」でビジネススーツ１着購入。実は「コナカ」で２着目は￥１０００セールをやっていたのを見てきていたので、「アオキ」でも同じ条件にならないかと交渉すると・・・「コナカさん以下に勉強させて頂きます！」ですって。これだから量販店は好きよ。
ライバル店には負けられないのは、家電業界だけではないようです。
欲しいスーツが１着しかなかったので２着目￥１０００にはならなかったけど、それでも値引き価格を更に値切って、良い買い物をしたと満足して店を出ました。

帰りに薬局でクナイプの入浴剤を購入。一回分￥１５０也。
買ってきた入浴剤の値段を聞いた同居人から「お前の頭は本末ところてんか？」と言われてしまいました。
そういえば我が家の特製入浴剤は、一回分が炭酸水素ナトリウム（重曹）１００ｇ（約￥２０）に伯方の塩大さじ２杯（約￥１０）、合わせて￥３０の有効成分たっぷり且つ格安が売り。
リラックス効果を付加する為に加える入浴剤が￥１５０では何の為に格安入浴剤を家庭で調合しているのかわからないのね。
「お前は一つ新しい事をおぼえると、何の為にそうしていたのか忘れるんだな」
・・・・・うまい事を言うと思いました。
￥３０＋￥１５０のお風呂は、良い湯加減だったそうです。

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とある事情から、我が家にもう一つマウスがやってきました。
今回やって来たのは『Microsoft IntelliMouse Explorer』です。
昨年１１月、我が家にやってきた『Microsoft Wireless Optical Mouse 』の兄弟分です。
インテリマウスの方は右手用５つボタンで有線。オプティカルマウスの方は両手用ワイヤレス。どちらも光学式で水平スクロールのチルトホイール付き。
ワイヤレスの軽快感になれてしまうと、インテリマウスのしっぽが煩わしいのですが、その分電池が入っていないので軽いのです。
左でマウス操作をする事もあるので、左右対称のオプティカルマウスの方が使い勝手は良いのですが、インテリマウスの５つボタンも捨てがたく右手にはしっかりフィットします。
どっちを使うかと言われても、そんなの決められないよ。
いつまでも決められないままに・・・両方付けてしまいました。
インテリマウスはＰＳ２。オプティカルマウスはＵＳＢ。
もちろん両方使えます。

両方使えるという事はどういうことかというと、隣でちょっかい出し放題と言うことなのですよ。
私がインテリマウスでネットしている隣で、同居人がオプティカルマウスでマウスポイントをくるくると・・・。
二つのマウスを左右別方向に動かし「マウス綱引き〜」とか。
想像以上に・・・・邪魔です。

どちらかのマウスに落ち着くまで、当分この大騒ぎが続きそうです。

先頭 表紙

いざ進めやキッチン　 めざすはジャガイモ
ゆでたら皮をむいて　 グニグニとつぶせ
さぁ勇気を出し　 みじん切りだ包丁
タマネギ目にしみても　涙こらえて
炒めよう　ミンチ　塩・コショウで
混ぜたなら　ポテト　丸く握れ
小麦粉・卵に
パン粉をまぶして
揚げれば コロッケだよ
キャベツはどうした？
　　　　　　　　　　　　　　　『お料理行進曲』

と言うわけで、晩御飯はコロッケになりましたとさ。

・・・しかし、本当の目的はコロッケではなかった事を同居人は知らなかった。


以前より気になっていた「干し柿のベーコン巻き」です。
「干し柿のさっぱりした甘さに適度な塩味が加わり、程よいバランスを作り出しています」とあるのですが、それを更にベーコンでまいてフライに。
レシピを見てもできあがりが想像できない、不思議な代物。
先日届いた救援物資の中に入っていた干し柿を使い、作ってみました。
結果は・・・・甘い！！！　干し柿が甘い！
クリームチーズの酸味がわずかに感じられるものの、やっぱり干し柿は干し柿でした。ベーコンの味はどこへやら。
干し柿好きな私にはおっけーでも同居人にはさすがに無理だろうと思い、それでもコロッケの横にこっそり一切れだけのせて出したのです。
しかし・・・同居人は平然とこの不思議な食べ物を口に運ぶではないですか。しかもソースをかけて。
おそるおそる「どうだった？」と聞いてみると「ん？うまかったよ」
ほんまですか〜？
やはり、料理は作って食べてみるまでわからないと思いました。




　■干し柿のベーコン巻き【２人分】────────────────

　【材料】
　　　　干し柿・・・・・・・・・・・・・１個
　　　　クリームチーズ・・・・・・・・・適量
　　　　ベーコン・・・・・・・・・・・・１枚
　　　　小麦粉・溶き卵・パン粉・揚げ油・適量
　　　　菜の花又は青菜(飾り用)・・・・・・・・・適量

　【作り方】───────────────────────────
　　　　1）干し柿のヘタを取って、均等に開きます。
　　　　2）その中心に、棒状に切ったクリームチーズを巻きます。
　　　　3）2をさらにベーコンで巻き、
　　　　　小麦粉、溶き卵、パン粉をつけて油で揚げます。
　　　　4）揚がったものを、４等分にカットします。
　　　　5）2切れを一人分として、飾りに菜の花を添えます。
　────────────────────────────────

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時は１月２１日。
ご多分に漏れず、我が家にも「給料前」はやって来ます。
こぢんまりした巣に合わせた小さな冷蔵庫の中も、次第に奥の壁面が見えるようになってきました。
一番上の棚のタンパク質コーナーが最初に空になり、時を同じくして下の青果コーナーも底に沈んだ玉葱の皮などがちらほら目視出来るようになってきます。
困った時に助けてくれるシーチキンや焼き海苔も、今月はとうに在庫切れです。
やむなく冷凍庫の中を漁ってみると、いつぞや買い置きしておいた牛すじが出て参りました。ラッキ〜。
早速正月の残りの清酒をだぱだぱ入れて、たっぷりの水で下煮を始めました。
目指すは貧乏学生時代、先輩が作って食べさせてくれた「牛すじ丼」です。
初日、まずまず良い感じで煮えています。
箸でつまむと筋部分のコリコリが残っていますが、この分なら明日には「とろけるような」牛すじ肉に変わっているでしょう。

一晩おいて、翌２２日。
朝からうきうきしながら鍋に火を入れました。
鍋の中が温まってくると、固まっていた脂肪が溶け出し、箸でつまむとほろほろと落ちそうです。
ほどよいところで火から下ろし、一旦煮汁を全部捨てて、さぁ味付けです。
酒、醤油、みりん、砂糖で甘辛く味を付け、くしぎり玉葱を加えてしばらく煮込みます。
すると、ふんわりとろける牛すじ丼の具のできあがりの筈ですが・・・いまいち。
しっかり下煮して臭みを抜いて味付けも私にしては濃いめに仕上げたはずなのに、すじ肉の臭みが取れていないのです。
何故だろう？
とりあえずおろし生姜を投入してみたのですが、なんだかなぁ〜。
こんな筈ではなかったのですが。

ひとまず夕方まで休ませて、それでも味が落ち着かないようなら、卵でも入れてみましょうか。
同居人には内緒ですよ。

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「戦争には勝利者などいない。この事実が往々にして忘れられる。戦争を始めるのは簡単だが、続けるには金がかかり、終わらせるのは難しい。戦争は普通、だれかが勝利を確信したときに始まり、国家、個人のプライドやメンツが戦争をやめさせない。そして戦争は一方または双方が破壊され、士気が低下したとき、あるいはまれに突如、何もかもがバカバカしいと目覚めたときに終わるのである。」　　　　『新・戦争のテクノロジー』


イラクに派兵された自衛隊員が帰ってこれるのは何時なんだろう。
「何時」帰ってくるのか、政府は言明しただろうか？
日本は国益の為の戦争に参加してしまった。
「派遣された自衛隊員に犠牲者が出たら、首相は責任をとって辞任すべきだ」との論調がある。
戦争に行くのに、戦死者が出ないとでも？
戦死者を出したくなければ、今すぐ撤退すべきだ。
国民の命を犠牲にする覚悟がなければ、為政者は戦争を始めるべきではない。
大切なものを差し出す覚悟がなければ、国民は戦争を支持してはいけない。
そして戦争に反対する国民は、国家が戦争に参加しない事によって受ける国際的な不利益のことも忘れてはならない。

（画像は時事通信のニュースから）

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