夏休みですね。
このところ、家族が寝静まった真夜中に本を読む日が続いています。
「決壊」。「クローズドノート」。昨日は「犯人に告ぐ」を読みました。
「犯人に告ぐ」には不愉快な手紙と主人公の絡みが印象的でした。
そんな余韻に浸りながら今朝、自宅の郵便受けを開けると。
差出人の書いていない封筒が。
中身を取り出すと。ワープロで打たれた。
「アイちゃんて、ほんとーーーーーーーーーーーーーーーーーーにブス。」
という文が書いてありました!!!
そのあとアイの容姿と性格が、いかに悪いかが書き綴られ、そして、私が気がきかない「ばか母」であるためじゃないかと続き、最後はツレの容姿の悪口(?)で終わっていました。
全部読んで。
あれ?
差出人は誰?
と隅々まで見てしまった自分に笑っちゃいました。
コレって。
もしかして、嫌がらせの手紙でしたか?
フレンドリーな口語体で書かれているので、最後にオチがついているかと勘違いしていました。
ムスメと私の事はその差出人がそう思っているなら、それは差出人にとっての真実なんでしょう。
私自身、素晴らしい母親だなんてこれっぽっちも思っていませんし。
至らないところだらけです。
だからもし、嫌な思いをしたのなら、こんな無記名の手紙じゃなく、名乗ってくれるなり、直接言ってくれたら、次からは不愉快な思いをさせないように努力するのに。
うちの住所を知っているということは、私が仲良くなりたいと思って名刺を渡した誰かであるわけです。だから、こんな形で伝えられるのはとても残念でした。
書いてあった内容ですが。
要約すると「うちの子におもちゃを貸してくれなかった。酷い親子だ。」ということだと判断したのですが。
年長のアイが「かして」と言われて「だめよ」ってその子の親が見てるとこでするとは思えないんですよね。私が「貸してあげなさい」って助言しなかったって非難されてるんですけど、もし、私が動かなかったとしたら子供達は対等で、子ども同士で解決できることと判断しているわけで。でも、ココ1ヶ月で親がらみで誰かと遊んだという記憶がないし。
親がらみというと、妹のケイのお友達をウチに呼んだことはありますが、その時は、子供たちに慕われて楽しく遊んでいたという印象しかないし。
その時に呼べなかった人が、その不満を「特定されないように」違う言葉でぶつけてきたのでしょうか?
最後に書いてあったツレの容姿ですが。違うんですよね。
コレってツレをよく見たことがないヒトか、それとも特定されないようにわざと間違えて書いたのか。
そうだとすると、作為がありすぎてイヤだなぁと思います。
差出人が、自分の不愉快さを私にぶつけたかったのか、それとも単に私を傷つけてみたかったのか、どういう意図でその手紙をよこしたのかはわかりませんが。
私は、手紙を受け取って、「人を見る目がなかったのだなぁ」とがっかりすることはあっても。
この手紙を書いた犯人の心理を推理することがあっても。
落ち込んだり、おびえたりすることはありませんでした。
本当に、何のためにこんなふざけた手紙を書いたんでしょう。
出だしからして、「−」が18個ですよ?
こんな夏休みに手紙を送って来ても私の反応が見られるわけじゃないのに。
不思議。
そうか。この不可解さ、キモチ悪さを私に味わせるために書いたのかもしれませんね。
そんなことをするよりも。
何度も言うけど。
直接いってくれたら、不愉快な思いをさせたことをきちんと謝るのに。
こんな形で表現されて、とっても残念でした。
※今年も朝顔さきました! |