ああ。
こんなことが本当に起きるとは思ってもみませんでした。
家族団らんのひととき。
姉アイが言いました。
「私の一番好きな人だれだかわかる?」
「A君じゃないの?七夕の短冊に、A君とけっこんできますように。って書いたよね?」
「ううん。A君とけっこんするのはもうやめたの。だって、最近全然遊んでくれないんだもん。」
「ええ?じゃあ誰?」
「当てて見て?」
「まさか!?」
それは。
妹が一番仲良しだったコータ君@年少。でした。
「ええ!コータ君はケイちゃんのカレシじゃないの?」
「ううん。ケイちゃんはいつまでも赤ちゃんみたいだから、もう、好きじゃないんだって。私のことが好きなんだって。」
が〜ん。が〜ん。が〜ん。
いきなり年下ですか?
これって、妹のカレシを姉が略奪ってパターン?!
心配して妹の方に聞きました。
「ケイちゃんはどうする?」
「あたしはR君と結婚するからいいの。」
既に、心変わりのあと?!
あまりの急展開についていけない母。
そういえば。
R君、毎朝ケイのひっくり返った帽子を直してくれてたっけ。
世話好きで優しい男の子。
でも、R君と言えば、クラス一番のイケメン。
モテモテなのよね〜。
お目が高いというか。
なんというか。
3歳と5歳の姉妹ですよ?
二人の、先行きが思いやられます。
※ケイがサークルでスタンプとクレヨンで描いてきた絵。 |