朝起きて、お弁当をつくる。
そして遠足のつきそい。
帰ってすぐ、ムスメをピアノに送り届けてその足で自分の病院。
夕食の買い物をして、子供たちが寝ている間に食事の支度。
起こして、食べさせて、隣町のお祭りに行く。
2時間、幼子二人と練り歩く。その1/3の行程は1歳児をだっこ。
家に戻って布団を敷き、歯磨きをさせて、お風呂に押し込む。
出てきた二人の体を拭いて、髪を乾かして、寝かしつける。
4人分の夕食の片づけを済ませる。
明日のお祭りのために、汚れた甚平を洗濯する。
自分のためにお風呂に入れるのは日付が変わってから。
その頃にはカラダがドロドロに溶けてなくなりそうになっている。
みんなやってることよね。
私の母も、そのまた母も。周りのお母さんたちも、みんなみんな通った道。
欲しくて、欲しくてやっと授かった子供たち。
一緒にいると楽しい。
それでも。疲れるものは疲れる。
だから、何かが欲しい。この先がんばっていけるだけの。何か。
一番嬉しいのは労いの言葉。
サラリーマンが、やるべきことをきちんとやったことへの報酬としてお給料が支払われるように。
私は、私を認めてくれる言葉が欲しい。
「子供の成長が何よりの励みでしょ。」
そういわれることもあるけれど、子供は勝手に育ってってるだけ。
私にできることは、ほんの少しのお手伝いだけ。
確かに子供の笑顔で癒されることは多い。
これ以上を願うのは私の我がままですか? |