或る日の明け方。
左手の甲が痒くて目が覚めました。
いつものヤツ。
「無理すんなよ。」って体からのお知らせです。
初めて出てきたのは20歳頃だったと思います。
それ以来。
お酒を飲み過ぎたり、体を動かし過ぎたり、気を遣い過ぎたりすると、左手の甲にぽつんと一粒じんましんが出るのです。
もうちょっと頑張っちゃおうかな〜と思っている時に出てくれるので、無理をし過ぎないようになりました。
自分自身の不調って意外とわからないものですから。
さて。
母の退院の日が決まりました。
12日から抗がん剤治療が始まったのですが、胃からの出血が止まらず2回目の輸血をしたそうです。
15日は主治医の先生から電話があって、血管が細くなっていて点滴が入らないから中心静脈カテーテルを入れても良いかと聞かれました。食べ物をまったく受け付けられなくなってしまったそうです。
16日に会った看護師さんからは。
「足がプルプルしちゃってトイレに一人で行けないのでサポートしました。今後はベッドの横にポータブルトイレを置くようになるかもしれません。」と言われました。
「自宅での介護は難しいです。施設に入ることをお勧めしたいのですが。」
コロナ禍ですものね。施設に入っても面会できないんだからそれなら入院したままの方がマシ。
「介護保険がもっと使えるように区分変更を依頼しているんです。」
「わかりました。リモート面談の時に口添えしますね。」
19日。最大の山場。強い副作用が心配される抗がん剤の点滴。
のはずが、メールが来る。「うめぼし持ってきて。」「洗濯物取りに来て。」
ん?なんか調子が良いみたい。
20日。病院のソーシャルワーカーさんから電話。
「主治医の先生が24日頃には退院してよいと言ってますが、どうされますか?」。
「ケアマネージャーさんに相談してみます。」
「では、私からまず説明の電話をしてみますね。」
その後、ケアマネさんからかかってきた電話によると。
「お母さん、トイレまですたすた一人で歩いていってるそうです。食事も取れるようになってきたみたいです。」と。
「それは良かったです。」
「でも、これでは区分変更は無理かもしれません。毎日看護師さんに来てもらうとしたらある程度の費用が発生してしまいます。」
「お金のことは大丈夫です。」
「訪問看護師さんとの契約を27日に入れたので、退院は27日まで待ってください。」
ケアマネさん大活躍。退院の日にちまで仕切っちゃいました。
前回、土曜日に退院して日曜日に吐血してしまったのが相当怖かったみたいです。
平日だと荷物持ちがいないから、ワタシが大変だけど。
プロの方にお任せした方が良いのでしょうね。
退院まであとわずか。いろいろ準備をしないとです。
退院手段、環境づくり、投薬管理、食事の事、カギの事。等々。
早速、ソーシャルワーカーさんに相談に行ってこないと〜。
※今日、お友達に山菜のこごみをいただいたので天ぷらにしてみました〜。 |