多分、私が悪いんだと思う。
でも、100パーセントってことはないでしょ?
さっき、イライラが絶頂になって家を飛び出した。
とはいってもどうせ遠くへはいけやしない。
せいぜいコーヒー屋か本屋。
ちょうど読みたかった雑誌があったのでとりあえず買って家の前まで戻った。
泣き声がやんでいたので入った。
食事は始まっていた。
当のムスメは食卓についているのに狸寝入りしている。
私が先に謝らなきゃいけないのか・・・。
ツレに「何かする?」
「べつに。」
私。いなくてもいいんだ?
迎えに来てももらえないし、帰ってきてもアテにしてもらえない存在。
それなら。
子供たちの食事の世話は任せることにして自分の分だけ仕上げて一人リビングで食事を始めた。
最終的には仲直りしたけれど。あと味がとっても悪い。
そもそも。そのこと事態はたいした揉め事じゃなかった。
夕食の支度を始めたら、ヒマをもてあましたムスメが「TV見るよー。」
「あと15分でご飯だから。」
「15分で消すよー。」
「あと少しだから他のことして遊んでて。」
「見たいよー。」
「じゃあ、パパと相談して。」
ツレは一人、寝室で本を読んでた。
TVがつく音がした。
一緒に見ようねって約束していたアニメのオープニングテーマが聞こえる。
「それはママがみたいから先にみないでー。」
「今、コレがみたいの。」
「ママは食事の支度をしているから今みられないもの。」
「パパがやればいいでしょ。」
ツレがキッチンに来た。
「あと10分でできるから。ご飯のあとに一緒に見よう。」
「今みたいよー。ママはもういらない。うわぁーん。(号泣)」
いくらなだめても、彼女はもう泣き止まなかった
誰かが気をそらせてくれなければ、出口にはたどり着けない。
なのに、ツレはぜんぜん来てくれない。
私から言わなきゃダメなのか・・・。
そう思って、頼みにいって、間に入ってもらったけれど時遅し。ムスメは、いつまでもいつまでも泣き止まない。
ぶちっと私の中で堪忍袋の緒が切れた。
そして、家出。
今朝も起きるなり「ママだっこしてキッチンに連れてって。」。
数日前これを断って延々と泣かれたこともあって、体調が万全でないなか16.4キロを抱いて運んだ。慣れない幼稚園生活でストレスも溜まっているだろうと彼女の要求はなるべく受け入れるようにしていたけれど、なんだか疲れてしまった。
多分、私が本当に腹をたててたのはツレに対してだと思った。
たった15分くらい、ムスメがごねる前に気を利かせて遊んであげて欲しかった。
私は席を暖める暇もなく、朝から掃除、洗濯、買いもの、食事の支度をしているんだから。
せっかくの休日だから本くらい読みたいだろうとは思って、なるべく邪魔をしないように気遣ってたけど、なんだか一方通行。場の雰囲気も読んでもらえないのかと。
昨日も、外出から帰って、私が雨戸を閉めて、布団をしいて、子供の歯磨きをやらせて下の世話をして、お風呂に送り込むまでの間、ツレは一人、本を読んでいた。
子供たちを寝かしつけた後、食器の片づけをして、洗濯をしている間もツレは本を読んでいた。
GWって。休日って。普段真面目に会社に行ったり学校に行ったりする人たちが好きなことをするためにあるのかなって思うけど。
今日は風邪でしんどかったので、そうそう優しくもしてられなかった。
GWもあと一日。挽回できるか?
※微妙な顔。 |