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揚水の「人生薔薇色計画」

僕のハンドルは「ようすい」ではなく「あげみ」と読みます。表記はaghemiとしています。

妻の海月は「くらげ」と読みます。



ふりぃのかうんた

yesterday ふりぃのかうんた today ふりぃのかうんた


自分が何者であるか今よりももっとわからず身悶えしていた学生の頃、何をしたらいいのかについて友達と話しに話した。
結論は出なかった。どころか何をしてもいいんだということにすらなった。
ただし、本当に何をしてもいいというのではなかった。
一つだけ基準がある。
それは俺の、俺たちの、ひいてはほかの人たちの人生を薔薇色にするか、その一点。
時々それを思い出しては行動する。
それが僕たちの人生薔薇色計画。



    よそいき仕事日記   

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2003-08-06 ピカ
2003-08-05 最近空を飛ばない
2003-08-01 矢といえば?
2003-07-31 しどろもどろ
2003-07-26 何段活用?
2003-07-26 「950円になります」
2003-07-25 流浪 19  雄弁
2003-07-24 僕たちの可愛い筍
2003-07-24 俺は河童をまだ見ない
2003-07-21 目の前を急に横切ったりなんかされるとびっくりするじゃないか、君


2003-08-06 ピカ

世界で初めて、放射能を発する兵器が本来の目的である殺戮の為に使用された日。

今では僕らの国は唯一の被爆国ということでなくなってしまっている。
劣化ウラン弾ってなんなんだよ?

人を愛するのも人であるのならば、
遠方から簡単にしかも大量に人を殺すのも人。

兵士たちを前線に送り出すことに何の痛痒も後ろめたさも感じない御仁よ。
あんまし頭に乗ってんじゃねえぞ。

ドンとくるぞ。
死ぬのは爆弾を降らされた方ばかりじゃない。
お前らも、あるいはお前らの子や孫らも道連れだ。

そんな世界になりませんように。

先頭 表紙

大切な、なにごともなく平穏でありふれた当たり前のつまらない日々、毎日がそういかないのであってもせめてそうした時間の為に。 / 揚水 ( 2003-08-08 01:36 )
しかたがない面もあると思います。長崎では(多分広島でも)、小学生の頃から夏休みの宿題には原爆の投下日を、それを知っていることは当たり前のように教えられ、投下日そのものが登校日になっています。けれど僕は恥ずかしながら沖縄戦が行われた日付を知りません。もちろんそれは僕自身積極的に知ろうとしてこなかったからですが、ひとつには当たり前のこととして教えられないからです。その証拠にたいていの日本人は敗戦記念日を知っています。 / 揚水 ( 2003-08-08 01:32 )
モノオタクの中には戦争が科学や機械の進歩をうながしたと、したり顔で言ってはばからない輩もいます。僕はその台詞を聞くまで彼のことを友人だと思っていましたが、その時から彼は僕にとって知人と友人のボーダーにいます。悲しかった。 / 揚水 ( 2003-08-08 01:27 )
そうなんです。「原子爆弾ぶちこまれてもそれにはかなわない」、というのは単なるレトリックであってそんなものは嘘です。人の暮らしを、喜びも悲しみも根こそぎ奪っていくのがああいった兵器です。原子爆弾を落としたことは栄光であり戦略的には正しかったのであって多少(?)の犠牲はあったものの正義を行ったのだ、と考える国家がまた別の気に喰わない国に今回のような戦争を仕掛けて自分は正しいというのはある意味それは道理です。そして先回落とされた国は支持を表明している。胃の腑がよじれます。 / 揚水 ( 2003-08-08 01:24 )
わたくしは悪態を吐いているのに、祈る方がおられるのを知ると、恥ずかしくなります。 / 揚水 ( 2003-08-08 01:18 )
私は戦争は知らないけれど、長崎という町がとても好きで、なんちゃってクリスチャンということや友達が住んでいるということもあり、いろいろな意味で長崎に降り立つたびに、そして8月6日と9日には、この広島と長崎が、この国が、この地球が平穏でよりエキサイティングであれって祈るよ。 / kotarou ( 2003-08-08 00:23 )
だめ。私昨日は全然思い出しもしなかった、朝刊読んであり?って・・・日々の生活のなかに埋もれて忘れてしまう過去。でも、だからって過去は現実だってことまでも忘れちゃいけまんね。反省 / 闇猫 ( 2003-08-07 17:07 )
今朝の新聞に、山下清画伯の言葉が載ってました。科学の力を爆弾でなく、花火に使えば誰も死ななかったのに、とか、そんな内容でした。ほんと、美しい火や人の命をはぐくむ火だけでいいよ。。。 / ( 2003-08-07 11:44 )
揚水サンの、「原子爆弾ぶちこまれてもそれにはかなわない」が、とってもとっても好きでした。 ちょっと思い出しました(〃_〃)  / ぷらら ( 2003-08-06 18:06 )
何処までも現実世界は、果てしなくも、厳しい。でも。祈りほど強いものはない、わたし、そう、おもいます。 / ちづぞー。だから。日々。祈ってます。 ( 2003-08-06 13:14 )

2003-08-05 最近空を飛ばない

最近空を飛ぶ夢を見ない。自由にすいすい飛ぶ夢も、何かから逃れようとじたばた飛ぶ夢も。

自由に飛ぶ時は、羽ばたくこともなくついと意思を向けるだけで燕や隼が空を切るよりも自由に宙空を舞う。
何かから逃れる時は必死に意識を集中して浮揚することを念じ、それでも高度を保てずに平泳ぎのように虚空を掻く。ばたばたと腕を振るう。

そのどちらの夢も見ない。

「浮遊感のある夢というのは二種類ある」

そう先輩は言った。
20期ほども上の先輩の言葉に、後輩たちはおとなしく耳を傾けている。
僕もその時の一人だ。

僕らの大学の学生が伝統的にアルバイトに行くところがあった。
月に一回弘法さんのご命日に真言宗の寺の手伝いをする。
もちろん学生の総数にすれば数は少ないのだけれど、連綿と先輩から後輩に受け継がれていた。
今はどうなっているのか、僕は知らない。

その先輩は久し振りで寺に遊びに来ていた。たまたまその日がご命日だった。

「空を飛ぶ夢と水に浮かぶ夢だ」

そこで先輩は一同を見渡す。にやりと笑う。

「君らはどっちを見る?」

みなが口々に答える。

僕も答える。

「どっちも見ますねえ」

言って後先輩の顔を見てからやっと、自分がまずいことを言ったことを悟る。

人が浮遊感のある夢を見る場合、だいたい飛ぶ夢か浮かぶ夢のどちらかであるらしい。
先輩は後輩らを大まかに二手に振り分けて、そこから話を進める算段だったらしい。

「まあそういう人間もいるようだけれど、」

その後の先輩の、飛ぶ夢を見る人間と浮かぶ夢を見る人間の間の相違についての話の内容はすっかり忘れた。きれいさっぱり忘れた。

別に自分が特別だなどと言う気はない。
どちらの夢も見ることが普通だとその時それまでずっと、それが当たり前のことだとすら思わないくらいに当然のこととして生きてきたのだから。

それはどうでもいい。
そんなことはどうでもいい。

最近僕は空を飛ぶ夢を見ない。
少女に導かれて海辺の小さな町を彷徨う夢なら、見た。
美しい水の寄せる浜辺近く歩みながら、けれど泳ぐ夢も見ない。

そしてそれもどうでもいいこと。

飛ぶ夢を見る人間の精神は自由であるのか不自由なのか。
最近僕は空を飛ばない。
そしてそれもまたどうでもいいこと。

先頭 表紙

青さんへのレス訂正。美味く→上手く、です。 / 揚水 ( 2003-08-08 02:03 )
それでヨイではないですか。枝葉を識っていることを披瀝するばかりが物事を捉える形じゃないはずですから。 / 揚水 ( 2003-08-08 01:15 )
僕はそういう経験は一度もないです。飛ぶことや泳ぐことはよくやりましたが。 / 揚水 ( 2003-08-08 01:12 )
水田に落ちる辺り芸細ですねえ。僕は美味く飛べないときに限って、なんとか上昇しようとするのになぜかそこいらじゅうに電線が張り巡らされていて、避けるのに難儀する夢を以前よく見ていました。 / 揚水 ( 2003-08-08 01:11 )
そうですね、どうでもいいこと。そしてどうでもいいことはとても大切なこと。 / 揚水 ( 2003-08-08 01:08 )
あまり、と。イウか。。。明るくはないもんで。。。お恥ずかしい(^^;)ゞ 。。。ただ、世間が「めでたやお正月〜♪」と浮かれてイルトキニ、ぼろを纏いされこうべを杖の先端に据えて「正月は明度のたびへの〜」と。ろうろうと謳いあげながら世間を禅師は練り歩いた。ソノ、エピソードが、わたしのあたまからこびりついて離れてくれないのです。 / ちづぞー。おはようございます。(^^) ( 2003-08-07 08:03 )
正月は 冥途の旅への 一里塚 目出度くもあり 目出度くも無し  / ちづぞー ( 2003-08-06 13:16 )
そーいえば私も最近「おでかけ」してません。お盆なんであちらの道も混んでるのかしらね / 闇猫 ( 2003-08-06 12:05 )
先日、久々に飛びました(笑)一度水田に落ちたけど、また飛びましたよ。 / ( 2003-08-06 10:05 )
私もずっと見ていないな。どこからか落ちる夢が最後だったような(怖)それもまたどうでもよいこと、かな。空を飛ぶよりも泳ぐ夢も多かった気がする。または風に乗って飛ぶ夢。相違について知りたかったな。うん、どうでもよいことなのだけど、ね。 / りょう ( 2003-08-05 22:53 )

2003-08-01 矢といえば?

「やまつり」町という町があるそうです。

海月がテレビで観たその町に関するニュースを説明してくれました。
まずはその町名がどういった文字で書かれるのかから。

話し言葉である言葉がどういった文字で書かれるのかを説明する際、ほかのもっと判りやすい言葉やその文字に対する説明の慣用で言い換えますね。

たとえば「川内揚水」であれば「さんぼんがわの川に内外の内、さつま揚げとか揚げ足取る時の揚げ、そして水、飲む水」。こんな風に説明しますね。
アルファベットであれば「エレファントのE」とか。

で、海月の「やまつり」町の説明。

「吹き矢の矢にお祭りの祭」
ふんふん。
ん? 待て。
「矢といえば弓矢の矢でしょう?」

僕が異を唱えると彼女はそれに肯うことなし。

「矢といえば吹き矢の矢でしょう? 10人いれば3人、ううん、4人はそうだと思うよ」
「ええ〜?」

僕は彼女が数十人か百人に一人の逸材であるように思えるのですが。
だって吹き矢ですよ、吹き矢。

あなたは10人のうち6人、4人、どちらですか?

先頭 表紙

弓矢さん、と。 / 揚水 ( 2003-08-08 01:05 )
計数不能に、と。 / 揚水@可愛い(照)? ( 2003-08-08 01:05 )
弓矢さん、と。 / 揚水 ( 2003-08-08 01:00 )
その他いち、と。 / 揚水@「や」が違うがね ( 2003-08-08 01:00 )
弓矢に、と。 / 揚水 ( 2003-08-08 00:59 )
弓矢いち、と。 / 揚水 ( 2003-08-08 00:58 )
吹き矢に、かな? / 揚水@はじめまして ( 2003-08-08 00:58 )
吹き矢いち、と。 / 揚水 ( 2003-08-08 00:57 )
なんですと? それでは紳士の間ではナニが流行っているのでしょうか。 / 揚水 ( 2003-08-08 00:56 )
弓矢やアーチェリーの矢。ですねえ・・・ / ( 2003-08-06 10:06 )
可愛い話・・・♪ / りょう ( 2003-08-05 22:56 )
矢と言えば弓矢を思い浮かべたわ^^ / みるみる ( 2003-08-05 15:24 )
破魔矢・・・今ならシブヤ? / kotarou ( 2003-08-05 00:29 )
私の通ってた学校は時代錯誤の女子高だったため、ナゼか弓道が必修科目でした。 お陰で市営のボロ弓道場はOGの溜まり場っす。 矢と言っただけで重みと感触が再現されるじぇ。 だから弓矢! / さにゃえもん ( 2003-08-04 22:27 )
弓矢だなぁ / ゆず ( 2003-08-04 14:29 )
吹き矢??????? / そううつ ( 2003-08-03 00:41 )
吹き矢です。もちろん。 / ど〜にゃ ( 2003-08-02 16:58 )
最近。なんだか、淑女の皆さまのあいだでは「スポーツ吹き矢」なるものが流行。…だそーでぃす。。 / ちづぞー。外、淑女。<( ̄^ ̄)> ( 2003-08-02 11:22 )

2003-07-31 しどろもどろ

何事もなかった日は泣きたくなる。

何事も感じることなくただ目の前に与えられ割り当てられたことをこなすだけの時間。

日々平穏、平凡。
それならばいい、望むところだ。

けれど僕は何も感じない。そして何も感じない時間は、自分が呼び寄せたこと。
何も感じないのは状況がそうさせるのでなく、僕自身の貧困な想像力が招いた結果。
だから余計やるせない。

「考えるように生きなければならない、でなければ生きてきたように考えてしまう」、とは、フランスの誰だったかの言葉だったか。

日々平穏、平凡。
そういうのとは違って、自分の考えるのとは異なる、やらねばならないことに追われるように過ごす日々。
誰だってそうしたものだと言ってしまうのは簡単。

僕は何も感じない、そういう日々を積み重ねてここ数日を過ごす。
ひょっとしたらこの先数日数十日、数ヶ月、数年。

そらぞっとするわ。

考えるように生きるとは、すわ想像力だ。
そのように日々を過ごせば、お前は何者だ、と問われても答えられない。

へどもどする。
そして与えられたことすらこなせやしない。

人生も年月で言って折り返し点に近付いてきて、それじゃあんまり寂しいや。

痩せ細ってないでそこに構えてみろよ、自分。
相対する世界に目を閉じる馬鹿なお前で満足か?

なんてね。

今日もまた事もなし、そして僕は不感症。

バーロィ、ちきしょめい。
だーれが泣いてなんかやるもんか。

先頭 表紙

はいな。 / 揚水 ( 2003-08-08 00:55 )
ソノ意気ですとも!揚水さん! / ちづぞー。Ъ(^ー’) ( 2003-08-06 11:16 )
それではその片足を引っこ抜かなければ。 / 揚水 ( 2003-08-05 13:15 )
揚水 さん、ソレは、ジブンのイキカタのスパイラルに片足ツっ込んでるダケですよ。だいじょうぶ。(^^) / ちづぞー。ぐりぐりスパイラー。 ( 2003-08-02 11:25 )
みるさん、「平凡な日があってもいい、それが穏やかに感じられる」、そうであればどれだけいいか。また少し異なるのです。実際にはありもしない他人の悪意に晒されているように感じる神経過敏もともなって。やばいやばい。海月と出会ってから忘れていたけれど躁鬱の気があるようで久々に深いタニにいるのかもしれないです。今日、というか日付上昨日はお休みでした。海月にも逢えたしね。ありがとう。 / 揚水 ( 2003-08-02 02:23 )
あみさん僕はルーティンワーク、けして嫌いではないんですけれど、ここんとこそうしたものともまた何か違うのです。なんだかよく判らないけどなんだかもう、なのです。 / 揚水 ( 2003-08-02 02:18 )
確かに昔の人はうまいことを言います。 / 揚水 ( 2003-08-02 02:17 )
何も感じないって考えているじゃない。平凡な日があってもいい、それが穏やかに感じられるのも大事よね。最近休んでる? / みるみる@お祝いメッセージありがと! ( 2003-08-01 10:51 )
いつも同じ事を繰り返す。見方を変えれば同じ事を違うように処理してませんか。自分では気づかないところで...? / あみすけ@おひさです ( 2003-08-01 00:33 )
ソウイウこと、なのです。(笑)むかしのひとは、いぃーこと、言うです。はい。 / ちづぞー。(^^) ( 2003-07-31 18:50 )
クレタ人の彼が言うことを信じるならばクレタ人である彼が言うことは嘘なのだから、彼が言っていることは嘘なのであって、であればクレタ人である彼が言うこともまた嘘ということになるからさすればクレタ人は正直者ということになって、であれば彼の言うことは本当のことであるからクレタ人は嘘つきということになって、そうすれば彼の言うことはやはり嘘だからクレタ人は嘘つきではないから彼の言うことは本当のことで…。永遠に続くなあ(笑)。 / 揚水 ( 2003-07-31 01:52 )
えらく昔。ぎりしゃじだいかな。「クレタ人は嘘吐きだ。」といった哲学者が、居ましたよ。。。。でも。ソノ人っったら、クレタ島出身。。。(大笑!) / ちづぞー。( ̄ー ̄)にやり。 ( 2003-07-31 01:35 )

2003-07-26 何段活用?

僕は悪阻らない。

悪阻らない
悪阻ります
悪阻る
悪阻る時
悪阻れば
悪阻れ

こんな活用ないっちゅーの。

そんな、「こんな活用ない」っての、たまに考えたりしませんか?

先頭 表紙

おんなのひとのおなかがやわらかいとぞくぞくします。ぞくぞく。 / 揚水 ( 2003-07-31 01:46 )
かきごおってください、思う存分。 / 揚水 ( 2003-07-31 01:46 )
思いついたらご報告くださいな。 / 揚水 ( 2003-07-31 01:45 )
ありがとう、こちらこそ。 / 揚水 ( 2003-07-31 01:44 )
三段活用・・・いや、三段腹。 / ど〜にゃ ( 2003-07-30 23:11 )
かきごおらない。 かき氷ます。かきごおる。かきごおる時。かきごおれ。 ・・・・この時間にかき氷が食べたくなっちゃって・・・自分の中で葛藤中。 かきごおっていいですか? / さにゃえもん ( 2003-07-30 01:46 )
う〜ん 今考えたけど 思いつかないわ。普段からへんな言葉使ってるからかも。 / うっちゃ ( 2003-07-28 15:56 )
サラマッ ポ          / - ( 2003-07-27 07:10 )

2003-07-26 「950円になります」

僕はイマドキのムスメというのが苦手なのである。
自分はかつて茶パツにも金パツにもしていたくせに、たとえば茶パツのムスメっ娘というのはダメなのである。

イマドキ風に、きれいに整えた眉とか、睫毛にラメなんか入っていたりなんかしたらもう、ダメなのである。
どっこい、どんなんがイマドキのムスメの装いなのかつゆ知らないが。

格好はまあともかく、とにかくイマドキのムスメっ娘は、誰もなんとも言わないが、誰がなんと言おうとダメなのである。
それはもちろんあくまでも外見だけのハナシだけれど。
なんか苦手。

20数年前ムスメっ娘だった人間にべた惚れなのだから、今のムスメっ娘が苦手なのはそれはそれで道理ではあるが。

ローソンの制服は左右両側にポケットが付いている。
そんな当たり前のようなことに、今日いまさら気が付いた。

夜勤というか夕勤というか、今朝5時に勤務が終わって帰り道、ローソンに寄って買い物した。

「950円になります」
コンビニではレジに人が溜まると、すかさず隣のレジで「こちらへどうぞ」というのが通例になっているようだけれど、今日のレジの女の子二人はひとつのレジに二人がかりだった。
どちらかがまだあまり慣れてないんだろうななんて思いながら自分の番を待っていた。

いざ自分の番になって金額を告げられてみれば、なんとこっ恥ずかしい、財布の中には948円。2円足りない。

「うわ恥ずかしー、2円足らんわ」

僕がそう言うと同時、4本の腕が同時にひゅっと伸びて二人の両の手がそれぞれの左右のポケットに突っ込まれた。

びっくりした。何事だ?

片方の女の子が「あ、あったあった」と言う。

何が?

彼女の左手からは10円玉。
特に何を言ってくれた訳でもないが、どうやらそれを足して買い物しろと言ってくれているらしい。
僕はしどろもどろ。
「いやそんな」

そのくらいの端数が足らない客が来た時にはそうした対応をとるようにマニュアル付けられているのかもしれない。
そのための金は自腹ではなく店が用意しているのかも。
客に残念な思いをさせないように、恥ずかしいには恥ずかしいけれど恥ずかしさを少なくさせるように、そうした対応が教育されているのかな、などと想像した。

そのマニュアルが全店共通のものなのかその店の接客なのか知らない。
そもそもそんなマニュアルがあるかもしれないだなんてことは僕の想像に過ぎない。
バイトの仲間内でごく自然に生まれてきたものかもしれない。

そんなことはどうでもいい。

ああ嬉しかった。
恥ずかしかったけどね。

「車にあったら返します」
「いいですよいいですよ」

「では今度返します」
「いいですよいいですよ」

残念なことにズボラなのか何なのか、二人とも名札をつけていない。
4本の腕の伸びるすばやさはあんなに鮮やかだったというのに。
名札がないのがたとえズボラでも、この対応、気の入った仕事であることは間違いない。
いい娘たちだなあ。

どうにも、お礼を言ってモノを買った。
「ありがとうございました」

頭をぴょこんと下げて店を辞した。

僕の苦手なタイプの女性。それはもちろんあくまでも外見だけのハナシだけれど。
惚れそうになるわ。

ラブレターってどういう風に書けばいいんでしたっけ?

先頭 表紙

おお! そうだ、お礼状でいいんだ! / 揚水 ( 2003-07-31 01:44 )
昔はせっせと実家に帰った恋人に文を書き送ったもんですが。「やっぱり恋人っていうより友達としか思えない」とか言われて。玉砕(笑)。メールがあるから書かないですね、今では。書いたほうがいいかしら。 / 揚水 ( 2003-07-31 01:43 )
あら素敵だなんて。照れちゃうわ。20数年前ムスメっ娘だった人間にべた惚れなのだから、ラブレターを書く必要なんか本来ないんですけどね。素敵だなんて言われりゃ舞い上がっちまう。 / 揚水 ( 2003-07-31 01:41 )
うふふ・・・・取りあえず、お礼状にしておけば?素敵じゃない?失礼しました!(^m^) / みるみる ( 2003-07-29 10:23 )
確かに。遠い昔のことで忘れてしまったわ(笑) / ゆず@そのうち息子に教えるか ( 2003-07-28 11:02 )
“ラブレターってどういう風に書けばいいんでしたっけ? ”…コレとても素敵。 / ちづぞー。(^^) ( 2003-07-26 19:11 )

2003-07-25 流浪 19  雄弁

べて積んでいく。窯の屋根になる高さまで炭の材料になる薪を積み上げる頃には日も暮れようとしていた。かわらけと赤土で屋根を葺くのは明日の仕事になりそうだ。仕事をする間も僕はほとんど無言だったが、食事の際に重い口を開いて今日の出来事を男に語った。未遂だからといって許されることではないだろうし、娘がお針子の家に住んでいることやその娘と親爺の人相風体を語ることは避けたつもりだったが、男は襲った男も襲われた娘もどこの誰だか承知しているようだった。僕はかいつまんで話をして、後は黙って男の話に耳を傾けた。あの爺に会ったか、あの酒飲みのどうしようもない男に。この里は。僕の見るところ男は普段この小屋と里とを対比するものと考えているようだったが、ここでは一括りに語った。この里はどこにもいられなくなったような人間が、半ばなにかに追い立てられるようにしてやってくるところだ。追い立てるのは自分自身だったり、他人だったりまちまちだろうが、何かに追い立てられるような奴、そういう人間が最後に辿り着く場所だ。他所じゃみんな役立たずか邪魔者さ。だけど勘違いしてはならない、だからこそ、そんな役立たずでもこの里にいる限りは誰かの役に立たなけりゃならない、ここはそうしたところだ。あいつにはそれが判らない。どこまでも甘ったれた野郎だ。ああいう輩は簡単に許しちゃあならねえ。はっきり言やあ、あの爺は屑だ。でもな、そういうあいつでも追い出す訳にもいかない。どうあれこの里に来る奴は程度の差こそあれ似たり寄ったり、どこかにいられなくなってここまでやってきた訳だ。あいつを追い出すことはすなわち自分をここから追い出すことと同じ事さ。だから誰もあいつを追い出そうなどとはしない、そう思いもしない。あいつがどんなに屑でもな。そうです、か。僕はやっとそれだけ答えた。そうさ。男は僕の次の言葉を待つ素振りをしたが、僕は何も答えることが出来なかった。あいつが自分から気づくのを待つばかりだな。今夜の男は、僕が問いかけなくてもいつになくよく喋る。嫌がる女を、自分より弱い女をいっぺんでも襲ったような奴は、またやっちまうんだよ。そしてあの娘は。娘は? あの娘のどこが悪いわけでもないんだが、そういう奴に狙われやすい。これはもう彼女が悪いとか悪くないとかそういうことではなくて、もう今のところどうしようもないんだ。多分、彼女が誰も攻撃することがない、誰かの心を踏みにじることがない優しさに付け込まれるんだろうな。僕は娘が親爺の頭に石を振り下ろしたことを思い起こしたが、それについては黙っていた。男の言うことはそういうことではない。悲しいことですね。そう、悲しい。多分彼女はそうした奴らにとって、彼女を襲うことで救われるというか癒されるような気がするんだろう。憂さを晴らすのか甘えているのか俺なんかにゃ判らないがな、彼女にしてみればこの上もなく迷惑な話だ。自分の優しさが自分を傷つける人間を呼び寄せるんだからな。僕はまた黙ってしまった。二人の間に沈黙が横たわる。これまでは二人の間にそんなに多くの会話が為されないことの方が常態であったので、ひとたび多くの言葉を費やした後の沈黙は奇妙に重く感じられた。多くの言葉といってもそれほどたくさんの言葉ではなかったはずなのに、普段ほとんど話すこともない二人が常になく話したものだから、僕らはいやにお喋りをしたように感じていた。だからいつも身近にあったはずの沈黙が、今夜はやけに重かった。いやな話だな。男はばつが悪そうに笑って僕の木椀に汁をよそってくれた。今夜の汁は僕が前日に獲

先頭 表紙

2003-07-24 僕たちの可愛い筍

情けない国の情けない男の、情けない性器。

彼はそれを無為にぶら下げて、今日もうろついている。
性交能力をもてあましながら。

かわいそうな男性性器。

だらしない国のだらしない男の、だらしない性器。

彼はそれを無駄に屹立させて、今日も彷徨っている。
生殖能力も振るえないまま。

かわいそうな男性性器。

女性のそれの周辺の体毛は、彼女の望まないままに日の目を見た。
しかし彼はいつも布に覆い隠されている。

(秘所を曝こうという視線はいつも「男性性」のものだから、か?)

かわいそうな男性性器。

それと生まれたからには、
強く、硬く、大きく、そして、
女性を導かなければならないとの錯覚を強制されている。
(その錯覚を強制させる男性性がひとえに男だけの持ち物と断定することは酷なことではあるが)

かわいそうな男性性器。

女の中にすら巨根神話の歪められた教義を信奉するものもいる。
それは誰だ?
説明するのも面倒くさいから各々よく考えてみてくれたまえ。

犯す、犯される、そこに生まれる快感。
それをまでも否定はしない。

けれど。
人とのかかわりを征服・被征服でのみ語ることはよしてくれ。

やってなんぼ、やられる方もヨロコンでいただなんてくだらないことは聞かせてくれるな。

それはもう語りではなく騙りだといいかげん気付いてくれ。

僕らのペニスはそんなかわいそうなものではないはず、だ。

たとえばね。

僕たちの可愛い筍を、愛に溢れつましく愛しておくれ。

先頭 表紙

僕はも少し性器でいきます。も少しね。 / 揚水 ( 2003-07-31 01:34 )
「真心」。そりゃまたそうね、その通り。僕は2〜3日前に女の子になった夢を見ました。そのうち多少脚色して書きますね。また今度いつか。 / 揚水 ( 2003-07-31 01:33 )
カワイイっすよ(笑)。 / 揚水 ( 2003-07-31 01:31 )
共感いただけて光栄至極。 / 揚水 ( 2003-07-31 01:30 )
もう。泌尿器でいいや。 / 闇猫 ( 2003-07-25 08:23 )
一ヶ月くらい男になってみたいとよく考えます。どんな風に愛情を持つのかなって。 / りょう ( 2003-07-24 23:42 )
せっく○は「真心」です。←全然違うか。ゴメンナサイ。大きさや固さよりも重要なものがたくさんあって、でもってつまり、←書けって言われてませんね・・・ ・・・。 / りょう ( 2003-07-24 23:38 )
ホントにカワイかったりして(^m^) モノより思い出・・・ / kotarou ( 2003-07-24 21:57 )
ふむふむ。最後のフレーズは同感だ。 / 夢樂堂 ( 2003-07-24 14:31 )

2003-07-24 俺は河童をまだ見ない

世に河童という生き物がいるということだが、残念ながら俺はまだその姿を見たことがない。
俺がこの先どれだけ生きるか知らないが、死ぬまでに一匹くらい見る機会がないものだろうか。
人間なら毎日見ているのだが、河童は見ない。

けれど人は河太郎なんざより余程奇妙な生き物かも知れぬ。
今はそれで満足しておくべきか。

なにやら、今日は「河童忌」という日に当たるらしい。

俺はそれでも多分まだ河童を見ない。

先頭 表紙

夢樂堂さん、そうした河童も確かにおられますね。 / 揚水 ( 2003-07-26 10:42 )
kotarouさん、ぷららさん、なるほど見ましたわ。 / 揚水 ( 2003-07-26 10:41 )
妹尾河童なら見たけどね。 / 夢樂堂 ( 2003-07-24 14:32 )
↓あはは♪ ワタシも見た見た☆ 4ヶ月ぶりにハニーに会いに、魔女の宅急便みたく飛んでったよね(^-^)  / ぷらら(^▽^)  ( 2003-07-24 10:04 )
昨日かなぁ。某ひまじんさんのとこにいたよ(笑)箒に乗って北へ向かってた / kotarou ( 2003-07-24 09:10 )

2003-07-21 目の前を急に横切ったりなんかされるとびっくりするじゃないか、君

念願叶って草を刈ったのである。
僕の草刈機はエンジンこそかかるもののスロットルを開くと止まってしまうので、友人の家の草刈機を借りてきた。

草刈りを終えて、車一台ほどの狭い坂道、道路から家まで上がる道に散らばった草を熊手で集めていたと思いねえ。

僕は眼下の狭い範囲のみに視線を向けていた。

と。

目の前を走り抜ける明るい褐色の物体。

「うわ、びっくりした!」

誰もいないのにそう叫んだ間抜けなわたくし。

走り抜けたほうを見遣れば彼のイキモノもちょうどこちらを振り返っていた。
で、すぐに走り去った。

大きな栗鼠だった。
山の方から来るならともかく、彼奴は道路の方から上ってきたぞ。

なんでまた。

栗鼠のやってきた方を見ると、僕の視線に仔狸がぎくりと立ち止まった。

「ちぇ」

名残惜しそうに振り返り振り返り立ち去る仔狸はそうつぶやいたように思えた。
狸が栗鼠を追っていたものとみえる。

悪かったな、邪魔しちまってよ。

先頭 表紙

いやさにゃえさん、それはちょっと穿ちすぎかも(笑)。確かに「僕」は僕と重なる部分もありますが、僕はどちらかといえば「僕」よりも訳も判らず殺し合っていた兵士に近いように思います、自分で自分を見て。「流浪」は多分まだまだ続きますからこの先どうなるのか…。書きますからまた読んでくださいね。 / 揚水 ( 2003-07-23 07:27 )
わたくしも蛇はちょっとギョッとします。 / 揚水 ( 2003-07-23 07:24 )
なんか当たり前に見てますので。でも家を離れていたのでずいぶん久し振りに見ました。 / 揚水 ( 2003-07-23 07:23 )
りすりす、りすなのよ(笑)。 / 揚水 ( 2003-07-23 07:22 )
栗鼠のいる環境っていいなあ。 流浪の少女が栗鼠で親爺が狸で主人公があなたなのね。 / さにゃえもん ( 2003-07-22 23:07 )
昔、ユースホステルの庭を草刈したことがあります。その時は蛇がたくさん。蛇なのに鳥肌が立ちました。 / 夢樂堂 ( 2003-07-22 13:32 )
栗鼠に狸?いいですなぁ。生き物は心を和ませてくれます。私は昨日、都会の住宅街を「ブタ」が散歩しているのに遭遇しました。詳細は今夜。 / kotarou ( 2003-07-22 09:54 )
よかったねーー!念願の草刈り。あー、うちも剪定しなきゃなぁ・・・。でさ、狸が何を追っていたのぉ? / みるみる ( 2003-07-22 09:00 )

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