2002-05-03 ミニクイアタシ　その1
2002-04-20 バトロワ
2002-04-19 赤影参上！
2002-04-18 助言は人の為ならず
2002-04-17 すべては必然
2002-04-16 それなりに充実？
2002-04-05 ぷっへ〜
2002-04-04 オカマの日・・・（に桜を思う；謎）
2002-04-03 よくやった！！！
2002-03-31 心が・・・

中野裕之監督の展示会とオールナイトのイベントを渋谷PARCO PART3でやっている。
それのナイトイベントに行ってきた。
中野裕之本人と、麻生久美子がゲストでトークショー（といっても雑談ぽかったけど）がついているスペッシャ〜ルな上映会なのだった。
そんなイベントがあるよ、と元彼に教えてあったのだけど、なんと彼もそのチケットを買っていて、何故か一緒に見ることに。待ち合わせしてたわけじゃないから私が待たせたわけじゃなくてちょっとした自分の思い込みのせいだったんだけど、早くに来てたのに列の後ろの方に並ぶハメになっていらついてたな。
そこで先日レンタルでみまくったばかりの「RED SHADOW」をまた見る。
それから「STEREO FUTURE」(綴りわかんね)ってやつも初めて見た。元彼はこれが目的だったらしい。

中野監督は麻生久美子をベタボメで、終始そればかりで終わった。もっと映画や映像の話してくれよ。麻生久美子も目的だったけど、生の中野監督の話を聞くのが第一の目的だったんだから。
しゃーないのか。監督、メチャメチャ麻生久美子が好きでしょうがないみたいだったから。

ちょっとねー会場で気になることがあったんだ。私のすぐ前に並んでた男の人と2回バッチリ目が合ってね、なんか人なつっこそうな目つきをされて「なんだろう？」って思ったのね。
なんて言うんだろ、なんかよく知った友達とか彼氏とかが、くるっと振り向いて目があったときに「ん？どうかした？」って言うような顔なのよ。
私はその彼と目が2回あった間、ずっと元彼と話をしてる。内容をきちんと聞いていたら気付くかもしれないけど、普通に見たら現役のカップルに見えるはずだ。だから、なおのこと私の真後にいる人の目つきは不思議。要するに”狙う”わけはないんだな。だからそういう意味じゃなかったのよ、きっと。
席に移動するのに歩いてたとき、いい席をとりたくてその人も私達も瞬間、行きつ戻りつしてた。それでちょっと私とぶつかったんだけどね、その時も「あ、すみませーん」ってその声の響きがちょっとやっぱり人なつっこいという気がして・・・。

で、結局それきりでその人は映画が終わったと思ったら早急に会場を出てしまうし、もちろんこっちは元彼とはいえ男の人と一緒にいるし、いなくても私は何かできるタイプじゃないし、
別にいいんだけど、でもねー、その顔がねーーー
その彼の顔がさーーー、メチャメチャ似てるわけなのよ。でもなーー、並んで見るわけないっつーの！
そうだよなー。服のセンスも違うし、ぴったりフィットなスニーカーはいてるし、あーでもわかんね。
オシャレな眼鏡の奥の瞳が、鼻から顎へかけてのラインが・・・。いや、やっぱないない。
でもねー、似てるだけだとしても充分よ！ってくらいそのーーー。
例えばあれ？すっごく似てる人が、自分でそのことを知ってて、誰かがそっくりな自分の存在に気付いてくれないか待ってるって感じなのかなー？勘違いしてキャーキャーされたりしたらいいな〜みたいな？

でもキャラ悪そうじゃなかったんだ、なんとなく。

いいわ、別に。

（その2へ続く）

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土曜日

今日もビデオを借りに行く。狙いは「サトラレ」「スペーストラベラーズ」。
要はスッカリ安藤くんにはまっているのだった。（バカ＆ミーハー）
ああ〜、こんな風に活字に書くだけで頬が赤らむ〜〜（？）。

でも「サトラレ」はなかった！がっくし・・・。
「スペトラ」はゲット！・・・でも、「サトラレ」を見たかったんだよねー、今回は。「スペトラ」はとって置きたかったんだ。「バトロワ」の口直しに！！！
※「バトロワ(BR)」＝深作欣治の大問題作「バトルロワイヤル」

「バトロワ」は、そのレンタルショップにも本数はたくさん置いてあるし、ほとんど洋画ばかりのベスト30に、邦画ではオンリーワンのランクインをしているだけではなく、なんと3位！という好評判ぶり。あああ、やっぱり見なければ・・・。でも怖いんだよ〜、いやだ、いやだ〜〜〜。

でも安藤くんが出てて、メチャ冷酷な殺人鬼で恐ろしくて美しいんだって！！！！

でもでもでもやっぱ怖いよ〜〜〜(T-T)(T-T)(T-T)
実は私、「リング」を映画館に見に行ったとき、ストーリー的には全然怖くなかったのに、深層心理に変な影響が出たのか、自分でもよくわからない”怖さ”に襲われ、同時上映の「らせん」を見るときには体がぶるぶる、その日の夜、夢で貞子の怨念ビデオを忠実に再現するということをやらかし、フラッシュバック状態になって、恐ろしいうめき声をあげ隣に寝てた人に起こされた、という経験をした。以来、ホラーとかオカルトとか心理ものとか、なんかそんなんで「これはヤバイ」と思うと本当に怖くてたまらなくなるトラウマ状態になるのだった・・・ι。
映画版「催眠」をテレビで見るのもメチャ怖かった（でも見たι）。そういえば小さな頃、最後までみればきっと悪は滅ぶと思って必死に見ていた「オーメン」で、悪魔が勝って終わったときはパニックしてたし、大晦日に家族と一緒に「エイリアン」を見ていたら、周囲の人間がどんどん死んで主人公が孤独になっていくにつれ、家族が一人二人と眠っていき自分も孤独にされてしまったときの恐怖とか、蘇るな〜ι

苦手なんだったらやめとけばいいじゃん！！！！って、自分でも思う。でもなんか「見なきゃ！」って使命感に燃えてしまって。そんなに話題になるものって、人間の根元に関わるような”何か”があって、好みでハズしてしまったらもったいないんじゃないのか？なんて思ってしまうんだよね。バカ？

でも、やっぱ「バトロワ」は、ちゃんと見てあげないといけないんだ。
だって安藤くんが、本当に自分の命を削って演じたんだから。
彼が演じていた「桐山」（？）って役は本当に冷酷で残忍だったそうなんだけど、彼は本当にその役に苦しめられて、だんだんその役に自分自身が浸食されていって「このままじゃ俺は壊れてしまう」ってところまで自分を追いつめて、顔ではニヤリと笑って、心では号泣しながら身を切るような痛さで演じていた役なんだよ。
私はにわかファンだけどさ、でももうそのことを知ってしまったんだし、そしたら「桐山」の最後、ちゃんと見届けてやんないとやっぱダメじゃん？

でもこのエピソードを知ったときはほんとショックだったなあ・・・。2、3日本当によくわからないショックにみまわれた・・・。

そんなワケなので近いうちに絶対見てやるぞ！GWの間に絶対見てやる！！！！！
（っつかそこまで賭けるってやっぱバカι）

先頭 表紙

（私の心に。・・・・・・・・あ、ごめんι）

先日書きそびれたので改めて。
前から見たいと思ってた映画だったんだー、コレ。石井竜也と布袋好きの元彼と、布袋が出てた映画だと言って観た映画があったのだけど、それが「サムライ・フィクション」。YASHAファンおなじみの伊東さんこと、吹越さんも出ています。これがまー、お茶目でカッコいい映画なのですよ。モノクロなのも味がきーてるし。ストーリーっていうよりリズムと絵で魅せられるというのか。

その同じ中野裕之監督作品だというこの「RED SHADOW〜赤影」。去年の夏に公開されてたんだけど、2月くらいからビデオが出てたみたい。
んで日曜にやっとこさ観た！！！んーーー、しっかりはまってしまいましたー。いやー7泊8日なんで毎晩のように観てまうわ・・・ι

リズム感と映像のキレは前作より更に際だっていたけど、いやー、かわいい。オチャラケシーン多過ぎなのかもしれないけど、みんな登場人物が子供のようにお茶目でかわいいのだ。これはサムライ・フィクションのときにも感じたこと。「そんなときにそんなフニャフニャなワケねーだろっ！！！」っと思うんだけど、妙に憎めなくてかわいいのね。まー、時代劇だけどそんなの関係なく観ちゃったほうが楽しめます！！！
でも決めるときはバッチリ決めてくれるので、マジカッコイイ！！！忍者アクションはひょっとしてJAC以上？（真田さんごめんなさい。）
そんなカッコよくてかわいい代表格はもちろん主役の赤影、安藤政信くんでありまする。Ｉ藤くんごめんなさい。
女忍者に一喝されて、青影・村上淳といっしょに”ごぉめぇんーなぁさいっ”と素直に謝る仕草とかメチャかわいい。いや、二人セットだからカワイイのよ。女忍者も思わず気がゆるみそうになってたもんねっ。
んー、でも素直に安藤くんがっ、安藤くんがっ、いいですよ。あのちょっと寂しげな大きな黒目がたまらないですな。でもいつもの演技よりちょっと明るいとこも観られるので安藤ファンにはオイシイ映画だったでしょうね。「これ以上大切な人を、死なせるわけにはいかないっ」とかって言われてみてーーっつんだよっ。

「サムライ・フィクション」のときのメンツもたっくさん登場しててそれも楽しいところ。前作でゲストっぽかった藤井フミヤがいい〜キャラの根来忍者役で大活躍したり、逆に前作で主役だった風間杜夫や前出の吹越さん、ばしっと決まってた悪役・布袋がゲストっぽく出たりしてます。もちろん他にもおいしいキャラ満載！こんなに面白い役者ばっか集めていいんか！ってくらいです。いろんな人を見つけてみてみてちょ。女性キャラもみんな強さと可愛らしさと美しさを合わせ持った面々ばかり。
思えば監督の趣味、わっかりやすいかも！前作のヒロインは緒川たまき。今回はくの一のアスカに麻生久美子、姫に奥菜恵、ほらね、なにか共通項が見えてくるよくできた美人ばかりじゃないですか！！（私好みでもあるな）
まー、暗いというか青い画面の中で素早く動かれて、家庭用のテレビじゃよくわかんないシーンもあってもったいないとこもあるんだけど単純に楽しめる作品だと思いまする。

（って、別にこの映画製作会社のまわしもんとかじゃないんで・・・。なんか褒めすぎだよな。引かれそう。トホホι）

先頭 表紙

感情的にちょっとなりかけたことについて、方向性をガラッと変えて書いてみましょうか。

例えば、自分はいつもこういう同じ種類の嫌な目にあう、って何か法則性がある人。それはあなたの環境が悪いのではありません。偶然起こっているのでもありません。あなたがそういう性質で、そう言う風に考えるキャラで、そういう態度に出る人だからいつも出てしまう結果なのです。あなたに起こっていることは、あなたが現在もっているすべてのことは、いいことも悪いこともすべてあなたが源です。そういう意味で、あなたの世界ではあなたが間違いなく中心なのです。
例えば、あなたのまわりにはいつもあまりいい人が集まってこないとします。そのあまりよくない人たちはどこかで示し合わせてあなたをいじめるために順々に現れてきているのだ、などと考えられますか？周りの人間たちはあなたがそうであると同じように、そんなにヒマではありません。みんなそれぞれ自分の人生を必死に生きているだけなのです。だとしたら、そういうよくない人たちを引き寄せてしまう魅力が自分にあるのだ、と思う方が納得がいきませんか？
そんな自分を責める必要も、無理に変えようとすることもありません。ただ自分はそういう人間なのだ、とひとまずは認めてみましょう。自分に負けて自分なんかダメなんだと自分を捨てる必要もありません。あなたはそういう人間であるだけで、いろんな可能性を持っていることには変わりないのだから。
そんな風に考えられたら、何か嫌なことがあったとき、まずは誰かを責めるところから始める、なんてしなくてよくなるんじゃないでしょうか？
安心してください。あなただけではなく、この世の中に生きる人、私も含めてほとんど全ての人が、そうやって簡単に人を責めて自分を可哀想な人にしがちなのです。ただ自分を可哀想にすることの方が、よっぽど自分に対して可哀想なことをしてるってだけです。ほんとうに気づくことができたら、あなたは本当の意味であなた自身の成長のために生きることができます。本当の原因がわかれば、本当に自分に必要な対処も見えてくるものです。

すんごっくエラソーに言ってるけどね、自分に一番言っているんだよね。
人にアドバイスするときとかさ、いつも自分に言っているわけよ。人に言い含めているのは自分に言い含めてる。
思ったの。自分にできないことだからって誰にも何も言ってあげられなくなるんだとしたら、人ってお互いに成長なんかできないじゃんって。自分が誰かに言った分、自分の落ち度も誰かに言ってもらって、できるだけ素直にそのことに耳を傾ければいいんだよね。

まあ、”自分”という荒馬を乗りこなすのは、本当に難しいわ。

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また日がたってしまった。言い訳すると一度書き込もうとした日があったのだが、そのときもマシンがハングしてしまって・・・。断念してしまったのだった。
マシンの調子が悪いんだな、これは・・・。

ホントは書きたいことがあった日なんかあるんだけど、そうやって無駄に時間がかかったり、ちょっとしたことで期を逃してしまうと、なんかもう書く気にならないものだね。いつか書こうなんて、実現しないのが常だし。
まあ、手書きで書き残してはあるから、他の新しい日記を書くに紛れて、いつか紛れ込まそうかな。（でも自分に期待はしない。やらない自分を見つけて責めて苦しくなっても意味ないから。）

思うところがある日もあったわけさ。とある人の日記を読んだのがキッカケで、なんか心がいろんなとこへ馳せていったりして。
例えばね、心ある人が、自分よがりの人の所為で、むやみに責められた友を思って傷ついて、哀しみを感じて、怒って、ちょっとそれをそれとなく示したところ、示された人はそれが自分へ対するものときづきつつもまたしても的はずれな反応をする、といったような。なんだかなんとも言えず、いろんな思いがひた走ったりします。
あたまごなしにオマエが悪い、と言っているのではなく、本当の目で見ようとしなければ真実は見えませんよ、と言ってあげてるだけなのに、と思ってね。

この下にちょっと感情いれた文章書いてたんだけどまたしてもマシンがハング。誰か一人に向けたものではなく、世間一般的な、きわめて相対的な話にしようと思ったのにこうもくじかれるってことは、ああ、これは書くなってことなんだな、などと思って書くのをやめた。
きっと書かない方が今後の自分にとっていいってことなんだろう。世の中には何も偶然なんかないんだっていうから。

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ほんとの日付は定かじゃない日記

くやしー！
ここへ来るまでに何度もテキストエディターがハング！何度も同じ様な文章が消えた・・・。

ので、記述予定だったものをざっと羅列しておく。（しあわせなことの記憶力が薄い自分のために）

・ＣＤ「New Asia」購入（4/11木曜）
(東儀さんとか、世界の坂本とか、チェン・ミンとか、三味線の上妻・・・なんて素敵なアーティストがつまってる！)
・代休とったのに金曜はイラロジでぐーたらすごし後悔・・・（4/12）
・久しぶりになんとかジムのプールに行き、なんとか550ｍ以上は泳ぐ。（4/13土曜）
・ビデオ「GO！」と狙ってたＣＤは貸し出し中・・・（4/13土曜）
・でも！「RED SHADOW　〜赤影」はレンタルげっとぉぉ！（4/13土曜）
・割と早く起きたのにまたイラロジで自滅。イラロジはもう開かないことを誓う。夕方すぎにごそごそ動きだし、やっと洗濯。夜中に「赤影」をやっと観る。シュテキ！（はぁと）（4/17日曜）
・芝居「オイディプス王」のチケット完売で涙・・・。行動遅し。（4/15月曜）
・会社で査定結果を聴く。減給の人が多いらしくちょいブルー。（4/15月曜）
・「オイディプス王」のチケット完売で涙（4/15月曜）
・なんとなく本屋に寄り萩尾望都さんの「残酷な神が支配する」画集ゲット（4/15月曜）
・なんとなく本屋に寄り岡野玲子さんの「陰陽師」画集ゲット（4/16火曜）
　※ここでめでたくガシュービンボーに。でも素晴らしいのでまったく後悔なし！
・「オイディプス王」のチケットげっとぉぉぉ！侮れない必勝法裏技入手（4/17水曜）
　※ここでめでたく更にビンボーに。でもメチャ嬉しいので絶対後悔なし！！

そんなこんなで金には恵まれないが、なんとなく充実した感じがする今日この頃らしいのでした。

先頭 表紙

日記入力してたら、途中でＰＣがハングした〜。
文章がけっこう長くなっていたので、手書きで書き写したけど、今夜は入力する気もうな〜し。ねむ〜い。
でも機嫌がいいからこんなことで不機嫌になったりしないもんね〜。
（私って躁鬱が激しいのかしら・・・機嫌が良すぎるのも不気味よね・・・ま、いっか！！！）

機嫌がいい理由は明日！ちゃんと入力しまっす！おやすみん。

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木曜日

春爛漫と思いきや、今日はちょっと風がきつくて、薄い上着じゃさすがに寒い日だった。
もう桜はすっかり葉になってしまったけど。

でも今年は思いの外桜を楽しんだ。
毎年、桜は突然にして存在感を示し、ボクも桜だよ、実は私も桜だったの、などと口々に正体を明かすようにある日突然わさっと咲き出す。そして毎年思うのだ。
「また、ヤラれた！」と。
んで、今年は例年よりも早く咲きそうだ、というニュースをいたるところで聞いて、電車から見える木々や歩いてる途中にある木々をじっくりじっくり観察しまくっていたのだった。そして今年は徐々につぼみが膨らんでいき、徐々に花が咲いていく姿を目にすることができた。うふふ、今年はやってやったぞ！

結局仕事の忙しさに取り巻かれ、ちゃんとしたお花見は出来なかったけれど、でも近所で素敵な桜の木をまた新たに見つけたのでけっこう満足した。
すぐ近くのお家ではしだれ桜なのか、ピンクが普通より濃くて花びらが沢山ある花をつけて、その花が重いのだといわんばかりに垂れ下がった枝をした美しい樹がある。玄関のライトに下から照らされて、とっても幽玄な世界が広がっていた。
そのとなりの3台ほど車をとめられる駐車場にも桜の木があり、4年くらい前はその3台の車の屋根になるくらい枝を伸ばしていたのを途中で切られ、寂しがっていたものが今年あたりはかなり成長して枝いっぱいに花をつけていた。
この二つは毎年とっても楽しみにしている桜。
今年はそれに加えてもう1本素敵な樹に巡り会えたのだ。自転車で走って5分ほどのやはり一軒家の敷地内にある桜だったのだけど、それはそれは素晴らしく大きな、花の量もかなりある素敵な樹なのだ。下から見上げているとどこにいるのか忘れてしまうような不思議な気分になる。そして香り。桜の樹自体から桜の香りを感じたのは恥ずかしいがこれが初めての体験だった。「ほんとに桜もちの（道明寺の）香りだわー！」と感動したくらい初めてι。その桜の樹にちかづいてくると道全体に甘い香りが漂って本当に素敵なのだった。
夜、その桜には出会ったので、ちょっと早起きをして朝、その木を見に行ってみた。そして普通の桜の樹よりもかなりピンク色が強かったのがわかった。前出のしだれ桜ほどではないけれど、普通の桜の樹のもう白に近い色に比べると明らかにピンク色。桜色。
あの香りの強さは樹の大きさだけではない、本当に勢いのある、おおらかな力を持った樹なのだと思った。感動した。
花が散っても、なにか自分がトゲトゲしてきたと感じたら、またこの樹と話にこよう、と思った。

そうそう。
話は変わってタイトルにちなんだ話（？）
今日、遅出で会社に行く道すがら、すがすがしくそれはそれは楽しそうに手をつないでいるカップルが目の前を歩いていた。つないだ手を大きく揺らし、いいリズムで歩いている。ＣＭの松嶋菜々子みたいに”るん♪”って文字が頭の上にぴょこぴょこ出てきそうなイキオイだった。
二人ともガニマタで・・・坊主頭で・・・けっこう肩幅ががっしりしたタイプの・・・
男の子なのだった。
ともだち？恋人？・・・まあ、いいわ。こっちも幸せな気分になるくらい楽しそうだから。いろんな愛があっていい、なんて、ちょっとむずがゆくなるけど暖かい思いをした昼下がりだった。

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水曜日

「離乳有」

赤ん坊を出産して、その子が乳離れしたワケではありません。
「離乳食有ります」って販売してるワケでもけしてありません。
Re　New　アル　です。
担当している仕事が新期に入るので全面リニューアルになったワケです。
今日がそのアップ日。

やっと終わった・・・
ああ・・・

落ち度が沢山。
こんなに覚悟ができきらず、情けない自体になったのは初めて。
制作のチーフになったハズなのに、誰よりも頼りなかったのではないか？
でも一生懸命、必死でやることはやったのだから、誰にも”あの人ダメね”とか言われてないのだから（少なくとも私の耳に届いてないから）いいことにしよう。
もっと良い作戦はきっとあっただろう。でも予測しきれてない、実は必要でかつ誰もギリギリまで気づかなかったこととか、デザイナーの女の子が咳が止まらなくてあばらにヒビが入って全治一ヶ月になったとか、メチャメチャどうにもならなかったことが山積みだったから、とりあえず疲れてても人前で弱音吐いたり、泣いたり、甘えた態度をとらなかった自分を褒めてあげよう。
いや、もう大人だからできて当たり前なことばかりだけど、それでも自分を褒めてやろう。だって本当に本当に一生懸命やったことは嘘偽りのない事実なのだから。
いろんなことが気になりすぎたり、小さなことで傷つきすぎては生きるのが難しすぎる。
次、もっと納得できる仕事をする以外に策はないのだから。
強くならないと。その為にはちょっとでも自分が頑張ったなら、それをまずは自分で認めてあげないと。誰からも甘い言葉はもらえないなら、自分で自分を可愛がるのだ。

よくやったよ。うん、ほんと、よくやった、オマエは。
いろんな感情の中で闘って、勝ちはしなかったが負けてはいない。
素晴らしかったぞ！未熟ながらも必死にもがいて生きているその姿！大好きだ！

（注：自分に言っていますι）

これがリニューアルした姿だ！

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土曜・日曜

会社に出社。
土曜は朝8時から夜10時半まで。
今日も昼からとはいえやはり夜10時半まで働く。

心が狭くなってる。申し訳ないと思うけど、誰にも弱音は吐けないし、私の気持ちは話せない。無理するしかない。

申し訳ないと思うけど、単なるいろんなすれ違いなんだろうけど、でも自分になにかあったら話すだけ話して、私の話は”単なる気にしすぎだよ”で、終わらせられる。
そういう人がいる。
話を聴いてくれる人は、今度は過度に私を可哀想な人にして、私の悩みが消えたなどと伝えると”そうやって私を卒業していくのね”などと言う。
そういう人がいる。

私は私なりにいろいろデザインをしてる。でも私の思いは人のと融合しないことが多いみたい。私はみんなを認められるのに。

わかってる。自分がこういう人間でいるから、まわりにこういう状況ができていくのだ。
遅刻ばかりしている人がだらしないと思われたり、迂闊なミスを繰り返す人がおっちょこちょいのレッテルを貼られるのと同じように、人にそう扱われて仕方ないことをやっているのは私なのだ。

でも心が狭くなりすぎているのかもな。
自分には落ち度がありすぎて、何をどこまで思いつく限りのことをやっても私はいつも何か注意力が足りないのだ。視野が狭いのだ。と、ここ何日か押される仕事の中で行き届かない部分を見つけるたびに思いすぎた（まあ、落ち度があるのは私だけじゃないけど、もちろん私の中では私のことがクローズアップされるので異常なほど悔しいのだ。）そんな所為で、人の純粋な優しさまで見失ってしまった。

制作のチーフになることになった。でもすぐさま出きる人のように出来ない。すさまじく忙しい。勝手がわからない。だから”今日の仕事はどうでしたか？体は大丈夫ですか？”と、今日休んでいた上司からメールが来たとき、”私の方から報告しなくちゃいけなかったのに、報告していなかったからメールをくれたんだ”と私は思って、”報告をこちらからしなくてすみません”と返信した。でも私が平日も終電間際まで残業をして、土日もでずっぱりだから純粋に心配してくれたのだということがそのあとのメールでわかった。情けなかった。
ほんとうにごめんなさい、だった。あったかくて妙に泣けた。
私のことなど、誰もなんとも思ってないと思っていた。作業をこなすことだけが私の役目だと思っていたし、仕事が終わるまで休みだの私の体だの、私はどうでもいいと思っていた。ただせっかくやった仕事や考えて作ったデザインやレイアウトが単なる思いつきで全然違うものに変えられることや、予定分も終わらないのに予定外の要素をどんどん増やされることにイライラしていた。
だから、本当に嬉しかった。
そんな優しさに気づけないほど、自分は疲れていたんだ、ということも気づいた。
妙に泣けた。ぽろぽろ涙が出る。ちょっとしたことで凄まじくへこんで、ちょっとしたことで妙に泣いてしまう。疲れ切っている。

すべての人が私を本当にわかってくれないワケじゃないし、全ての人が私を否定するワケじゃないのだ。優しい人だっている。見てくれる人だっている。
私のことどうでもいいって人だけじゃなく、私のこともちゃんと自分の周囲の人間と認めて心をはらってくれる人もいる。
ごめんね。ありがとう。本当にありがとうございます。

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