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復活! マイケルの「小さなことからコツコツ党宣言」

先ずは自分と周囲の人が幸せになるにはどうすればいいかを考えてみる。

基本的にFacebookに書いたものからエントリーを厳選し、実名やらを編集したり、ひまじんの文字数制限を満たす様に削ったりしてます。Facebookの方に興味がある場合は、コメントなどでお知らせください。でも、後で思いついた小ネタをひまじんの方だけに仕込むこともありますよ。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-09-02 トマティーナ報告〜(3) 調達したのは...
2004-09-02 トマティーナ報告〜(2) 去年のフェリアの教訓を踏まえ...
2004-09-02 トマティーナ報告〜(1) プロローグ
2004-08-26 I am in Barcelona.
2004-03-01 【閑話休題】マイケル 父親になる
2004-02-03 今だけ New York & アルゼンチン日記〜Ushuaiaに到着
2004-01-31 【閑話休題】 ♪ 想いのとどく日
2004-01-30 今だけ New York & アルゼンチン日記〜Buenos Aires 拾遺集
2004-01-28 今だけ New York & アルゼンチン日記〜Tango
2004-01-27 今だけ New York & アルゼンチン日記〜Boca Juniors


2004-09-02 トマティーナ報告〜(3) 調達したのは...

旅行には困らない程度のスペイン語が喋れても、素の自分のままではなかなか現地人に溶け込んでゆくのは難しい。そこで相手にツッコミを入れる隙を用意することにした僕が思いついたのは、

・あまりお金もかけずにできる「コスプレ」であり
・現地人受けが良さそうで
・白だからトマト色に染まりやすく
・現地に捨ててきてもこれっぽっちも惜しくない

...という様々な要求を満たす素晴らしい衣装。

すなわち...

柔道着

なのだった。

ヤフオクって結構柔道着が出品されてるんですよ。ちなみに身長160cmの僕には3号の柔道着がジャストフィット。「子供が使用しました」という柔道着を1,500円で落札しました。用意周到です。

流石にヴァレンシアの宿から柔道着で出てくるのは、宿の人にも失礼と思い、ブニョルに着いてから駅のトイレで着替えました。

あとはウエストポーチの中に防水対策としてジップロックに入れた着替えのTシャツと海パン、そして帰りの切符と必要最低限のお金(20ユーロくらい)。足元はサンダル(本当は下駄にしたかったけど転んだら危なそうなので)、首からは防水仕様の使い捨てカメラ。

前日になって、「金メダル用意するかなぁ?」というアイデアを思いついた(ダンボールを丸く切り抜いて、金紙で包む)が、観光の合間に文房具屋を探す時間が取れなかったのが残念。

だけど、

「金メダルを取るために日本からやってきました」
「厳しい戦いでしたが、勝つことができてとても幸せです」

と、テレビ局にインタビューされた時のためのコメントはしっかりスペイン語で用意。

さて、いざ出陣! なのであった。

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ここでは、止まらなかった。でも次の展開で筆が止まってる... / マイケル ( 2004-09-06 16:06 )
君の今までの旅行記を見てると、この辺で止まりそうな気が、やばいくらいする・・。今回はここで止まったらたぶん殴ります。Tienes que escribir sobre la tomatina en un segundo! / あやや ( 2004-09-02 12:14 )

2004-09-02 トマティーナ報告〜(2) 去年のフェリアの教訓を踏まえ...

その作戦の話にはまた1年前に遡らねばなるまい。

去年のアンダルシア訪問の目的の一つ、セビリアで「フェリア」という所謂「春祭り」に参加した時のことだ。

「セマナ・サンタ(聖週間)」という復活祭のお祭りが1週間。インターバルの1週間を置いて、更に1週間開催される「フェリア」。

「Feria」ってのは英語の「Fear」と同じで、元はといえば家畜の品評会。会場にテントを張って、そこで寝起きして行っていた品評会が、いつの間にか本来の目的から逸れて行き、会場に張ったテントで一週間飲み食い踊る、というお祭りに変わってしまった本末転倒モノ。いろんな町や村でも行われているけど、アンダルシア地方で一番の大都会、セビリアのものが規模が大きくて有名。

カセータと呼ばれるテントの中には簡易バル(スペイン風居酒屋)があり、生バンドが入っていて、民族衣装(フラメンコの衣装にも似たフリルがこれでもか〜とついたドレス)を美しく着飾った女性たちがセビジャーナスという踊りを踊っていたりする。しかし、カセータのほとんどが個人所有で、入り口にガードマン(!)が立っていて、招待客かどうかをチェックしている。当然コネがない僕は入れない。

まぁ、中には一般客にも公開しているカセータもあることにはあるけど、誰も知り合いがいないと、イマイチ楽しみどころがないお祭りなのは確かだ。

ちなみに僕は滞在中2回、会場に繰り出した。

1回目は取り付く島も与えてもらえず玉砕。

だから2回目は行くかどうか迷ったけど、セビリア滞在最後の夜だったし、サッカー観戦(ベティス vs エスパニョール)後の興奮そのままに会場に足を運んでみた。

すると、

「試合はどうだったんだ!?」

20分の間に10人に質問された(笑)。みんなサッカーの試合は気になるんだけど、ず〜っと会場で飲んでいたから結果などわかるはずがない。そこに現れたベティスのユニフォームを着込んだ東洋人に、俄然みんなが大注目したというわけ。

「ベティスファンならアミーゴだ、まぁ一杯やれ」と酒をおごってくれる人。
「おれはセビリアファンだから、お前に売る酒はない」と売店の親父。
「フリオ・サリナ〜ス!(マリノスでプレーしたことのある元スペイン代表選手)」と叫ぶあんちゃん。

みんな僕がベティスのユニフォームを着ていなければ接点がなかった人たちである。

そこで考え付いた作戦とは、「相手にツッコミを入れさせる隙を残すことが大事」といいうことだった。トマト祭りも、普通にTシャツ・短パンじゃ面白くないのである。

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2004-09-02 トマティーナ報告〜(1) プロローグ

古株のひまじんライターの皆さん。

こんなタイトルを以前どこかで見たような気がするかもしれませんが、多分それは気のせいです。

アルゼンチン日記を中途半端な状態で放置したままなんだけど、早速先週のバルセロナ・ヴァレンシア旅行のハイライトを書こうと思う。

きっかけは昨年ゴールデンウィークの旅行(そういえばその時の旅日記も放置したままだな...)の前に、偶然本屋で発見し、購入した1冊のガイドブック。

トラベルジャーナル社のスペイン―気分はいつもエスパーニャ ヨーロッパ・カルチャーガイド (6)がそれ。

普通のガイドブックに書かれているような有名観光地の紹介や、交通機関・宿・レストランといった情報系の記事は皆無。その代わりスペインの国民性、文化、そしてサブカルチャーに関する各種コラムが充実していてなかなか楽しい一冊です。1997年初版発行のため(ところどころ追記はありますが)情報が一部古いのは仕方がない(特にサッカー関連...)のですが、この本と中丸明さんの著作数点は、普通のガイドブックに書いていないちょっと濃ゆいスペイン情報が満載でお薦めです。

さて、その「気分はいつもエスパーニャ 」内でも取り上げられていて、僕の心をわしづかみしたのは、天下のバカ祭り「トマティーナ」。

皆さんもテレビのニュースか何かで見たことありませんか? 老若男女が街角でトマトをぶつけ合っているスーパー・ハイテンションな光景を。あれは8月の最終水曜日に、バレンシア郊外のブニョルという村で行われるお祭りなのです。

その記事を読んでから、僕の2004年のヴァカンスの目的地は「バルセロナ&ヴァレンシア、途中でブニョルで思いっきりトマト投げ」に決めました。もうゴールデンウィークの最中、まだアンダルシアを周っていた時から。1年以上前の話である。

「もっと、詳しい情報を!」とネットを検索すると、ありましたありました。トマト祭りに関する詳細なレポートが。(ちなみにこのサイトはバルセロナに関するかなり詳しいサイトで、今回の旅行のあらゆる局面で参考にさせてもらいました。感謝感謝。)

僕自身も勘違いしていましたが、あれは「トマトの収穫祭」ではありません。実はブニョル近郊ではトマトは生産していません。このお祭りのためにわざわざ村の予算で調達してくるのです。

1999年の祭りでは、120トンのトマトを25,000人が投げあった、と村のホームページにはありましたが、その後この祭りの知名度は上がっているので、トマトの量はもっともっと増えているに違いないです。

こんなお祭りですが、来るもの拒まずで、参加費は無料。村の方が納めている税金で部外者の僕らが楽しんでしまう、という素晴らしいすぎるお祭りです。

さて、参加することはすんなり決まりましたが、ただ一人で行って、トマト投げてストレスを発散してくるだけでは芸がない。そこで僕はとある作戦を考えました。

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今書いてるから待ちなさい。(たぶん明日の昼までには...) / マイケル ( 2004-09-02 01:21 )
ふむふむ。で、その作戦とは? / マッキィ。 ( 2004-09-02 01:07 )

2004-08-26 I am in Barcelona.

Hello, Michael desu.
I am in Barcelona for vacation.

Today, I went to Bunol, which is small town near the Valencia.
I was there because I participate for Tomatina (Tomato festival).

Please refer to the following web page in detail.
http://barcelona.s28.xrea.com/tomatina/index.htm

And after the festival, I saw Japanese TV reporter there.
Unfortunately, I was not interviewed, but he told me the news will be on air on August 26th, Thursday.

DON´T MISS IT!! And you must know how CRAZY festival it is!!

TV Asahi, Super J Channel (http://www.tv-asahi.co.jp/super-j/)
16:55 - 18:59

The program runs more than 2 hours, but the topic of tomatina must be a few minutes.

See you soon!

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I miss it〜!! But I am not regretful. Because I will participate for it someday!!! これだけ書くのに辞書引きました……私の英語力は確実に中学生未満です / みなみ ( 2004-09-01 00:06 )
I have watched this festival on TV before. I want to see you be crazy about tomatina.  こんな英語で合ってるんだろうか。。。いつも心配しつつ英語書いてるマッキィ。。 / マッキィ ( 2004-08-26 09:35 )

2004-03-01 【閑話休題】マイケル 父親になる

これはエイプリル・フールの勇み足ではありません。(丁度一月後ですが)
ましてや動物とか人形とかを「子供」に見立てているわけでもありません。
更にお断りすると、どっかよそのマイケルさんが父親になったというオチでもありません。

子供の名前は Emerson(エメルソン)。5歳の男の子で、ペルーに住んでいます。

Foster Planで、紹介してもらった僕の「里子」です。

Foster Plan は国連に公認・登録されたNGOです。Foster Plan が推進する発展途上国の地域開発プロジェクト(主にインフラの整備)のサポートのため、僕は月々三千円を寄付します。Foster Plan は支援される地域の子供の中から、「フォスター・チャイルド」を選んで紹介してくれます。フォスター・ペアレント(僕)は手紙のやりとりを通して、その子の成長を見守ることができるのです。

先日、最初の「ペアレント・キット」というものが届きました。ちょっとオドオドした表情の男の子がおばあちゃんと手を繋いでいる写真とともに、ペルーという国の悲しい現実...

・5歳未満児死亡率、1,000人に対し50人(日本は4人)。
・1人あたりのGNPは2,100ドル(日本は34,210ドル)
・1日1ドル以下で暮らす人の比率、16%
・小学校5年生の定着率、87%
・成人識字率、90%
・平均寿命、69歳

...についての情報もありました。

サッカーと歌と踊りが大好きで、大きくなったらお医者さんになりたいという Emerson。
ペルーでは、近くに学校がなかったり、家の仕事を手伝うために、初等教育を修了できないケースも多いようですが、彼の夢のために微力でも役に立てればと思う、今日この頃。

まずは簡単な手紙を書いてみよう。

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最近更新はいかがですか?(笑)フォスタープラン・・月3、000円だけでも出来るという気持ちに尊敬です。ちょっと今度資料に目を通してみようと思います。 / りゃん吉 ( 2004-08-17 20:40 )
マイケルさん、トマト祭り行くんですね。うらやましすぎ……。わたしもいつか行きたいっす。 / みなみ ( 2004-07-30 20:46 )
フォスターペアレントは私も一度資料をいただいた事があるよ。 それと時を同じにして知り合いのユニセフ関係者の方に頼まれて今はそちらと、さらにもう1つの団体に定期的に寄付してます。 商売してるし一定の社会貢献は義務だよね。  / さにゃえもん ( 2004-07-16 01:21 )
なんと絶妙のタイミング! 旅の様子のメモ帖が行方不明だったのですが、2ヶ月ぶりに職場の机の奥から発掘されました。ずっと家を探していたのに! / マイケル ( 2004-04-14 16:11 )
あのー、人のこといえないのですが、続きは・・・? / あやや ( 2004-04-13 20:38 )
僕がやっているのは月3,000円からのものです。もし余裕ができましたら是非... / マイケル ( 2004-04-12 13:32 )
フォスタープランですかあ。わたしも1時期考えた事が。。@いまは無理。昔は、たしか…5千円だったように記憶しているのですが。。あ?ちがったかなー?? / ちづぞー。素敵なおとうさん♪ ( 2004-04-10 13:19 )
せっかくスペイン語勉強したんだから、手紙もスペイン語で書いてみたいと思い中南米を指定しました。この間手紙を出したばかりだけど、もう返事が待ち遠しいです。 / マイケル ( 2004-03-19 15:14 )
マイケルさんもですか!僕もフォスタープラン、やっております。僕は、ブラジルの女の子の「里親」になっています。お互い「南米」ですね。 / ナライフ ( 2004-03-18 20:17 )
実の親子!? 僕がペルーに行ったのは3年前だから計算が...(笑) / マイケル ( 2004-03-11 13:50 )
マイケルさんは素敵なお父さんですね。本当の親子と言われても疑われない?!10年ほど前から新聞で見つける度にやろうかなぁって考えて結局ボランティア貯金を始めました。でも今残高ゼロに近くて貢献してません。。。 / おとじろう ( 2004-03-11 12:54 )
azzurriさん、今年の旅行計画はもう立てたので(笑)、早ければ来年にでも...なんて考えてますがどうなることか... / マイケル ( 2004-03-11 12:25 )
ウサ子さん、自信も何も自動引き落としですから...ってそういう意味じゃないですよねぇ... / マイケル ( 2004-03-11 12:23 )
こういう制度があることすら知りませんでした。いつか会いに行けるといいですね^^♪ / azzurri ( 2004-03-09 22:27 )
時々お知らせをいただいて興味はあったのですが、まだきちんと継続してあげれる自信がないので見送ってました。素敵な足長おじさんになってください☆ / ウサ子 ( 2004-03-09 19:55 )
こんなオチですんませんね〜 先週末、エメルソンへのお手紙にピッタリな桜と富士山が写った「いかにも」な絵葉書を見つけました。 / マイケル ( 2004-03-09 11:05 )
「またマイケルさんったら〜」と思っていたら、こういうことだったんですね。エメルソンくんの素敵な足長おじさんになってください! / よちみ ( 2004-03-04 02:18 )
スペイン語はローマ字を読むような感じでほとんどOKです。一応この子が援助が必要なくなる年齢に達するまでは続ける予定です。いつか会いに行きたいし! / マイケル ( 2004-03-02 14:21 )
一時、こういったプログラムが、言葉は悪いかもしれませんが「流行った」時があったのを思い出しました・・・。はじめたからにはずっと続けて頑張ってお子さんを見守ってあげて下さい!ところで読み方はエマーソンじゃなくてエメルソンなのですね。ペルー読み?? / rica ( 2004-03-02 13:25 )

2004-02-03 今だけ New York & アルゼンチン日記〜Ushuaiaに到着


12/25 クリスマス。

タンゴ鑑賞から戻ってきて、約3時間の睡眠の後、起床。Ushuaia 行きの飛行機に乗るために宿をチェックアウト、リムジンバスに乗る。

僕が利用したアルゼンチン航空1892便は、エセイサ国際空港を朝の8:30に出発し、途中 Calafate という街を経由してから Ushuaia に向かう。Calafate は Perito Moreno 氷河の観光の起点となっているところで、空港に面した湖がこの世のものとは思えない綺麗な「青」をしてた。ちょっと前のアクエリアスかポカリ・スウェットのCMに氷河トレッキングのシーンがあったけど、あんな感じの色...

Ushuaia は Beagle 海峡に面した世界最南端の都市。(実は更に南に世界最南端の村があるが...)緯度にすると南緯55度なんだけど、これを北半球に置き換えると、モスクワとほぼ同緯度で、北欧の国々やバルト三国なんかの方が実は高緯度だったりする。

背後に山が迫る狭いエリアに約50,000人が住んでいる。

Ushuaia は Tierra del Fuego という島にある。(この島は南米大陸の本土とはマゼラン海峡で隔たれている。)「Tierra del Fuego」とは「火の大地」という意味。マゼランが先住民が焚いた松明と思われるいくつもの火を見たことに由来しているらしい。島自体は九州よりも大きく、約半分がチリ領、残りがアルゼンチン領となっている。

Ushuaia には、20世紀初頭には刑務所しかなかったのだが、今では南極クルーズの起点として、またタックスフリー地区として産業も発展している。

ホテルにチェックインした後、Tierra del Fuego 国立公園を観光することにする。

【写真】

# Ushuaia での宿。アパートメントタイプで各部屋にキッチン付き。料金は今回の南極クルーズに含まれている。

# Ushuaia ではあらゆる所でマゼランペンギンのマスコットやイラストを見かける。

# 港の入り口にあった露店。

# タイムカプセル。1992年にコロンブスの新大陸「発見」500周年を記念したもの。なんと開けられるのは更に500年後の2492年! その頃まで人類が生き長らえていてくれますように...

# フォークランド諸島(英領:スペイン語では Islas Malvinas)返還を訴えるモニュメント。

先頭 表紙

すんませんね、滞ってて... / マイケル ( 2004-03-02 14:22 )
先日はありがとうございました!マイコーさんの旅日記、ゆっくり読みたいのにぃ・・・。 / azzurri ( 2004-02-26 02:01 )
りゃんちゃん、オルテガってこの記事によると引退したらしい...ところで、現地人とサッカーの話になった時にモネール(アルゼンチン人)の名前が思い出せずに悔しい思いをした! / マイケル ( 2004-02-16 13:51 )
さにゃえもん、野生のペンギンも大体こんな感じで密集作ってるし! / マイケル ( 2004-02-16 13:33 )
アルゼンチンでサッカーの名(迷??)MFオルテガに逢いませんでしたか?彼は今何してるんでしょうか。マイケルさん、葛西臨海公園のペンちゃん見たことありますか?かなり人懐っこいやつらですえ・。 / りゃん吉@久しぶりです! ( 2004-02-13 21:23 )
うわぁこの売り方ツボ。。。。 素敵なクリスマスむかえてたんだね。 うらやましいな。 / さにゃえもん ( 2004-02-11 21:35 )
真冬さん。僕はぬいぐるみを集める趣味はないんですが、ちょっとだけ惹かれてしまいました。何だかまとまった数を見ると、ちょっと欲しくなるのは不思議です。 / マイケル ( 2004-02-10 09:30 )
ricaさんご無沙汰です! アルゼンチンは帰ってきてから映画とか本とかで色々情報仕入れています。いつかまた、今度は隅々? 回ってみたい国です。 / マイケル ( 2004-02-10 09:29 )
私と娘なら絶対にこのペンギン買っちゃうだろうなぁ、自信あるわ。うちにカンガルーが3匹いるのが何よりの証拠。 / 真冬@もちろんコアラもキングコングも ( 2004-02-10 05:58 )
ご無沙汰しています!やっとボストンに戻ってきてひまじん復活しました・・・マイケルさんの日記、たくさん読むものがたまっているので、またゆっくりと読ませて頂きます〜♪♪色々な国のお話を聞くのはとても興味深いです! / rica ( 2004-02-07 10:39 )

2004-01-31 【閑話休題】 ♪ 想いのとどく日

Ushuaiaに南極関連の本を専門に扱う本屋があった。そこを冷やかしで覗いている時、店内のBGMでとても素敵な曲が流れていた。

店員に聞くと、それは Luis Miguel が歌う「El día que me quieras」というタンゴの曲だという。

Luis Miguel は名前だけは知っていた。ボレロと呼ばれるラテン系のスロー・バラードに定評のあるメキシコ人だ。なんとな〜くイメージ的にマダム・キラーのおっさんだと思っていたら、1970年生まれだという。俺より若いんかい! 全然知らなかったけど、以前は Mariah Carey とも付き合っていたことがあるらしい。

早速この曲が入ったCD「Segundo Romance」を購入してみた。ジャケット写真は確かにおっさんくさい。とても当時24歳だったようには見えない。

このアルバムはラテン・スタンダードのカヴァー集だったのだが、「El día que me quieras」はなんと1935年の作品だというのが判明した。

「70年前の曲!?」と耳を疑ってしまった。アレンジのせいもあるかもしれないけど、全然古さを感じさせない。充分今でも通用する曲だよな...

ちょっと気になったので、この曲について調べてみた。

1935年6月、飛行機事故で45歳の短い生涯を終えた、アルゼンチン出身の不世出のタンゴ歌手・Carlos Gardel。「El día que me quieras」は彼が主演し、ニューヨークで製作された同名のパラマウント映画の主題歌だという。この曲は彼の代表作でもあると同時にタンゴの歌を代表する超有名曲なのだ。ちなみにタイトルを直訳すると「君が私を愛する日」となるが、邦題では「想いのとどく日」と訳されている。

で、この映画なんだが、なんと驚くことに当時13歳だった、Astor Piazolla が新聞少年役でチラッと出演しているらしい。彼の父親が熱烈な Gardel のファンだったらしく、贈り物の人形を撮影所に届けに行った Piazzolla 少年を Gardel がたいそう気に入っての登場と相成った、と本に書いてあった。

この映画は日本ではビデオ化されていないが、アメリカではDVD化されている。気になって仕方が無いのでアマゾンで注文するつもりだ。

ところでアルゼンチンにはその名もズバリ、Carlos Gardel 賞という、権威ある音楽賞があるのだが、2001年にその四部門を獲得したのは、現地では俳優としても有名な Alfredo Casero が歌う「島唄 Shimauta (Cancion de la Isla)」だった。もちろん、日本の The Boom のカヴァー。W杯の時に話題になったよね。

それにしてもどうでもいい豆知識ばかりが増えて行く、今日この頃だ。

♪♪♪ 

最近ちょっと聴く音楽としてのタンゴにちょっと興味を持ちつつある。お気に入りは Daniel Barenboim (アルゼンチン生まれ)がアルゼンチンのミュージシャンと Carlos Gardel や Astor Piazolla の曲を取り上げてる、「我が懐しのブエノスアイレス 〜バレンボイム、タンゴを弾く」。

次は Piazzolla を聴いてみよう! とは思うものの、安易なベスト盤には手を出したくないのと、とはいうものの魅力的なタイトルは在庫切れだったり、と未だ手にしてない。

先頭 表紙

パンドラさん、「Segundo Romance」って日本未発売ですよね? 今度思い出話も聞かせてください。 / マイケル ( 2004-02-02 01:38 )
一つのことをきっかけにバーッと世界が広がる感じが楽しいんですが、前にも言ったとおり、体系的に知識を蓄えるのがニガテなので、表面的な豆知識ばかりが増えてゆくのです。 / マイケル ( 2004-02-02 01:36 )
LOUIS MIGUEL!! 大好きよ。「Segundo Romance」持ってます。第二のシナトラか、ってくらい向こうではメジャーなお方と聞いてます。 ミゲルちゃんには、いろいろ思い出がいっぱいよ〜♪ / パンドラ@「想いのとどく日」もこれまた大好き ( 2004-02-01 07:21 )
タンゴ良いですね♪ところですごく雑学の豊富な友人がおりまして、彼の情報源は本でした。また、毎日映画を必ず見る友人もおりまして、この二人に共通しているのは「本(映画)を通じて自分の経験できないことを疑似体験できる」でした。マイケルさんの場合はさしずめ、全て実体験からのマメ知識ですかね〜 / こひつじ ( 2004-01-31 23:36 )

2004-01-30 今だけ New York & アルゼンチン日記〜Buenos Aires 拾遺集


ホントはもっとさらっと終わらせるはずだった Buenos Aires 篇も書き始めると結構なボリュームになってしまった。今回は一つ一つで記事を成立させるほどではないものの、ちょっと書き留めておきたいスナップショット。

【上】

Buenos Aires では街の至るところに、電話ブース兼インターネットアクセスのお店がある。(ここは3軒並びであった。)ひょっとして一般家庭にはあまりインターネットは普及していないのか?

【中】

Buenos Aires の地下鉄。一番古いA線は銀座線を着工する際に日本からの視察団が来たほど昔からあったらしい。B線は東京の丸の内線の古い車体を譲り受けて、「乗務員室」とかいう表示もそのままに(!)使っているという。

この写真にあるC線では、名古屋市営地下鉄を引退した黄色い車体が活躍しているらしい(もともとあった車体と混在している)。一連の事実は日本に帰ってきてから知ったので、これが元からあったのか日本から来たのかの確認は行っていない。残念。

【下左】

カフェの看板。medialuna とは media(半分)+luna(月)でクロワッサン。もともと「クロワッサン」が「三日月」という意味のフランス語。それに習って漢字を当てれば、「三日月餅」とか「半月餅」になる(本当か?)。たまに medialuna のことを 1/2 luna って書いてある看板とかがあって、間違っちゃいないかもしれんが、ちょっと意味不明だと思った。

【下右】

空港の売店で見つけた、川端康成の本。うぅむ...
「千羽鶴」という作品ではないかと思われる。

先頭 表紙

無理でしょう。「人はパンのみにて生きるにあらず」と聖書にも書いてます。(多分、引用の仕方が間違ってます) / マイケル ( 2004-01-31 15:17 )
クロワッサンが好物なので、それだけ覚えておけばアルゼンチンで生きていけるかも?(ムリです。) / チャンプルー ( 2004-01-31 14:39 )
もともとホットチョコレートはあまり好きではないので、ノーチェックでした。でも、アルゼンチンでは赤ワインばかり飲んでました。あとはマテ茶を買ってきました。(これについてはそのうち書きます) / マイケル ( 2004-01-30 14:19 )
日本から帰る時に吉本ばななの「不倫と南米」を読んで、サブマリーノというホットチョコレートがすごく飲みたくなりました。マイケルさんは飲んだ? 下のオベリスコの写真、その本の写真と同じ感じだったのでびっくりしました。 / りり ( 2004-01-30 12:42 )

2004-01-28 今だけ New York & アルゼンチン日記〜Tango


やはり一度はタンゴを見なければ...ってなわけで Tanguería(タンゲリーア=タンゴのライブハウス)「La Ventana」へ。予約の際にホテルの人は、「送迎付き、食事付き、chica(=スペイン語で若い娘)付き。」と言った。キャバクラじゃあるまいしテーブルに女の子がついてくれるはずなかろう。あれは何だったのか?(多分、ただの聞き違い)一瞬期待した僕も僕だが。

San Telmo 地区は Boca のお隣。有名な Tanguería はこの付近に多いようだ。

僕と相席にばったのは、メキシコ人の小太りの若者、ミネアポリスからきたおっさん、Mr.スポック(Star Trek)みたいな日本人のおばさんである。Chica がいないのでテンションは下がっている。

フルコースの食事を楽しんだ後は、いよいよショーの始まり! 

歌手の独唱で幕が上がると、そこは昔の Buenos Aires の街角。思うのだが、タンゴっていかがわしい地域で発生した、いかがわしい踊りだよな。舞台で繰り広げられているのは、いかにも「夜の女」な3人と、それを品定めしている伊達男3人の駆け引き。

動物のディスプレイ行為と一緒で、「ホレ、見なはれ。えぇ、仕事しまっせ!(関西弁?)」というアピールみたいなもんだもんな。最後の「キメ!」のポーズの後、この2人はこれから闇に紛れてどこに消えるんだろ...なんて想像すると、お子様連れで来てはいけないような気もするが、余計なお世話か。

前半はコントラバス、ピアノ、バンドネオンという小編成。ところが途中から「何でもあり」の様相を呈してくる。

エビータ登場! 有名な「♪ Don't cry for me Argentina 〜」をそれに相当するスペイン語で歌っていたのだが、元はと言えばイギリス人の手による歌(詞 Tim Rice、曲 Andrew Lloyd Webber)だと思うんだが。これって逆輸入なのか?

そして、なぜかフォロクローレ楽団が登場。背景の画もクスコ風になり、「コンドルは飛んで行く」とか吉田拓郎の「落陽」の元ネタ?を演奏。しまいにはガウチョ(アルゼンチン版カウ・ボーイ)の踊りも登場。ちょっとタップ・ダンスっぽくもあった。Riverdance と競演させてみたい。

終盤になるとバンドネオンx3、バイオリンx2、コントラバス、ピアノという大編成が登場。おなじみの「ラ・クンパルシータ」に続き、大団円はフォロクローレの3人も加わり、客席も含めて「Caminito」の大合唱で幕を閉じる。「黒猫のタンゴ」は演奏しなかった(当たり前)。

内容はこんな感じですが、充分楽しかったです。ただ次回行くとしたら、小さい所も見てみたいですけどね。例えば帰国後にビデオで見たウォン・カーウァイの映画「ブエノス・アイレス」に出て来た「Bar Sur」とか...

全ての演目終了後、なし崩し的にダンスパーティーが始まる。この日はイヴだったのだが、お店からシャンパンが振舞われ、意味もなくクリスマスへのカウント・ダウンもした(20秒くらい早かったが...)。

隣のテーブルにいたブラジル美女2人(てっきり4人家族だと思っていたら、全く関係ない老夫婦と相席になっていたとのこと)と意気投合した。なんと泊っているホテルも一緒だと言う。

...すみません、言い過ぎです。ちょっと会話がかみ合っただけです。

ところで僕の踊りは「ドリフの大爆笑」レベルなので、ダンスで彼女達のハートをゲットすることは出来ませんでした。写真をメールしたのに返事が来ない(笑)。

【写真】

これぞタンゴ。「キメ!」のポーズ

なぜかエビータ

フォロクローレ楽団とガウチョ

そしてフィナーレ

先頭 表紙

レンタルビデオでEvita借りてきたので、これから見る予定です。舞台でやっていた頃は、実はあまりミュージカルに興味が無かったのです(^_^) / マイケル ( 2004-02-01 09:10 )
Don't cry for me Argentina あははは(^^; いい曲ですけどね。サー・ウェイバーのEVITA好きです。 / ウサ子 ( 2004-02-01 00:39 )
おぉ〜、そういう名前だったのか!こっちもスッキリした。調べてみたら原題は「El Humahuaqueno (nの上に〜が付きます。ウマウアカの人、という意味)」というアルゼンチンの曲らしい。「花祭り」っていうのはフランス人が詞を付けた時のタイトルの日本語訳で、もともとの歌詞とは関係ないんだって。 / マイケル ( 2004-01-31 11:52 )
「花祭り」だよね。落陽の素ネタか・・長年気になっていた「何かに似てる・・」に終止符が打たれた。すっきりした・・・  / あやや ( 2004-01-31 10:59 )

2004-01-27 今だけ New York & アルゼンチン日記〜Boca Juniors


Buenos Aires のプロサッカーチームに、Boca Juniors というのがある。先日行われたトヨタカップにて、A.C.Milanを下したチームである。

「Boca」とはスペイン語で「口」のこと。La Plata 川の支流、Riachuelo の河口に開けた港町が、Bocaである。今では、更に北の方に新港ができたので、もう港としては機能していないが、以前はヨーロッパからの移民を受け入れる玄関口だった。

港町独特のいかがわしさ溢れる Boca はタンゴ発祥の地とも言われている。エリアの中心は「Caminito(小径)」というタンゴの名曲にその名を由来する一角。赤・青・黄色の派手な色で塗られた家や壁が印象的な観光名所でもある Caminito から3ブロック北に入ると、そこに Bombonera はある。

Bombonera... チョコレートの箱 - あまりにもきつい傾斜の客席ゆえ、そう呼ばれるようになった、Boca Juniors のホームスタジアムである。

そこにはオフィシャルショップと Boca Juniors の栄光の歴史を展示してある博物館があるのだが、あいにく博物館はクリスマス、ということもあってか閉鎖されていた。ただ、それでもスタジアムの見学は出来た。

見学を終え、オフィシャルショップを出る時に、店員曰く、

「この付近はあぶないからすぐ帰った方が良いよ」

確かにこの日はクリスマスということもあって、人通りが極端に少ない。カミニート博物館も開いていないし、タンゴを踊る大道芸人も、絵描きもいない。

それでも来た記念に、とカミニートの様子を写真に撮っていると、お巡りさんにも、「今日は早く帰った方がいい」と忠告されてしまった (^_^; どうやら冗談ではなく、本当に危ないらしい。

さて、Boca Juniors の永遠のライバルといえば、Riverplate(リバープレート...現地の人は「リーベル」と呼んでいる)。バレンシアのアイマールもバルセロナのサビオラもここの出身。庶民派の Boca とは対照的に、こちらは富裕層のファンが多い。

実は今回の滞在中、ここのスタジアムも見てみようと思っていたのだが、ホテルの人に聞いたら、「遠いし、ツアーも無いし...」とのことであった。後で気付いたことだけど、お昼ご飯を食べた Costanera 地区のちょっと北なだけだった。(ガイドブックに載ってるエリアからは外れるけどね)

そもそも Riverplate とは元々、La Plata 川を意味する英語。川沿いにあるのは容易に想像がつく。ただどれだけ遡ればいいのか判らなかったのだ。ま、行った所で中に入れるとは限らないけどね...(実際には時間的余裕も無かった)

リーベルはフットボールだけじゃなくて、一大総合スポーツクラブで、テニスプレーヤーのサバチーニもここの出身だ。

次の訪問地・Ushuaia にて、タクシーの運ちゃんに聞いたところ、Boca のファンはリーベルのファンのことを「ガジーナ(gallina = 雌鳥)」と呼んで、バカにしているらしい。仕事仲間を指差して、「見ろ、あいつはガジーナだ。グワッグワッグワ、グワーッ!」とやっていた。いい年した大人なのに(笑)...

【写真】

見よ、2・3階席の急勾配を! たまに興奮して階段を転げ落ちるファンもいるのだとか。

街角で見た「ボカ命」Tシャツ。「何て書いてあるんだ?」と聞かれたら、「Boca, Mi corazon!」と答えよう。

カミニート。確かに人通りが少ない...

先頭 表紙

これオフィシャルグッズらしく、結構いい値段します。洒落で買うには勿体無いほどの... / マイケル ( 2004-02-03 15:53 )
ボカ命! とても和みます。 ライバルのファンのことをバカにする気持ち・・・よく分かります・・・・。 / nis ( 2004-02-03 02:28 )

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