2001-05-17 ヨッパライの癖はヌケナイ？
2001-05-16 ルアー釣りが苦手である。
2001-05-15 真か偽か？無の世界！
2001-05-14 さくら風景と名馬！
2001-05-13 税金で破産する？
2001-05-12 遊び道具の４ＷＤ！
2001-05-11 ファックス事情！
2001-05-10 絶対許されざる行為。
2001-05-09 キタキツネには哀愁があった。
2001-05-08 山も里も・・・春 ！

酒は話題の提供をする。しかし、言えない話題もある。

若かりし頃、友人達と飲んだ帰り道はいつもイタズラをやっていた。道路に立っている幟（のぼり）を全然関係無い場所に移動していた。「貯金は○○へ」というものを自転車屋の前にに立てたり、「特選中古車フェアー」というものを新車販売店の前に立てたり、「出玉！爆発！」というものをダイエーの前に立てたり・・・・兎に角いろいろな幟を移動していた。仲間がノリでやっていたことなのでお遊びのつもりだった。でも、ある種の犯罪でもある。

ある時友人宅に行くと「２９日は肉の日」という幟があった。「これは？」と聞くと「先日酔っ払って持って来てしまったらしい」という。これは持ち主に返さないとイケナイぞ！ということになって近場の肉店を探したが、どこの物か分からない。仕方なく近所の肉屋にそ〜〜っと寄付しておいた。その後その肉屋に買い物に行ったら「な〜不思議だろう？その幟は勝手に立ってたんだよ〜」と他のお客と話をしていた。スマナイことです。

それから１ヶ月後。同じ友人宅に行くと、今度は「焼き鳥」と書いた「ドデカイ提灯」がぶら下がっていた。「これはどこの？」と聞くとやはり「酔っていて・・・覚えていないんだよ」という。大体の帰路を聞いても「覚えていない」という。そんなバカデカイ提灯を持って歩くこと自体スゴイと思ったし、自宅に帰ってくることはスゴイと思った。けれどこの提灯が無くなって困っている焼き鳥屋もあることだろう。もしかしたら「開店祝い」に恩師がくれたものかもしれない。その後、友人と探索したがそれらしき焼き鳥屋は見つからなかった。一体どこから持ってきたのか？どうやって外したのか？疑問が残ったまま提灯は彼の押入れに仕舞われた。

このバカ友人の最高記録は「工事現場から一輪車を押し、途中でどこかの家の庭石を積んできた」ことである。その時、「翌日目覚めるとやけに腕が痛かった」そうです。彼にまつわる伝説の中には「ラーメン屋の行灯を持ってきて自宅で点けていた」とか「鯉のぼりを被って寝ていた」とか、「部屋に犬小屋があった」とか・・・・いろいろありますが、真偽は不明である・・・・・

先頭 表紙

メインページに掲載してありますが・・・・
『全国アウトドアスポーツフェア
ｉｎ 北海道』の講演会に、椎名氏が講師として参加されます。会場は北海道の倶知安町です。８月４日（土）に開会されます。今から楽しみにしております。

アウトドアレジャーと言えば、北海道はこれからが本番ですね。私など、キャンプグッズの手入れに余念がありません。前年の超強風サバイバルキャンプでテントが破損したのですが、その修理が困難を極めている。一番風力加重がかかる場所の破損なので、ちょっとヤバイのです。生半可な修繕では今季のキャンプには耐えられないような気がする。本来なら新品を買うのですが、今年は、私のワガママで無駄使いが多いので躊躇しております。

子供らは「今年は釣りだもんね！なんたって釣りなんだよ！釣りのできるところで野営しようぜ！」と今から「釣りが出来ないキャンプは行かないのだ」という宣言をしている。最近の釣り事情も変わってしまった。ルアーオンリーで釣るらしい。エサを付ける釣りなんて流行らないようです。私はルアーをろくに使ったことがないので、「釣りたい魚に合わせて選ぶんだよ」と子供に言われてもピンときません。「大体だな！ルアーなんてマガイモノで魚を釣ろうなんて魚に失礼じゃないか！」と言っても「そんなの関係ないよ」と全然取り合ってくれません。

今年の目標は「ルアー釣り」の子供らに「エサ釣り」の私が勝利することです。「本物はいつの世も勝つんだぞ！お前ら俺をナメンナヨ！」と今から威張っている。しかし、ベテラン釣り師の義弟に聞くと「いや〜下手なエサなんかより釣れるよ！え？エサ？それよりルアー使いの腕があればず〜っと多く釣れるよ」ということだった。そうだったのですか？う〜む。私は黙ってビールを飲んでアホ面さらしているのが似合っているようだ。早くも戦線離脱の模様である。

先頭 表紙

な〜〜んにも考えない・・・・

ということは実に難しい。無我の境地。無心の境地。色即是空。空即是色。禅の世界のように「無」であることは凡人に出来るものではない。崇高な理念より雑念がほとんどを占める我が軽薄ウスラバカ頭脳は何かを悟るとか、開眼するというカッコイイ心には程遠いレベルである。「禅」のように自己の煩悩に打ち勝つ無我の境地を会得することなど死ぬまであり得えまいと思う。だから、禅修行で「悟った」という偉人が居るとすれば、それは私の想像の外の世界観を持った人間なんだろうと思っている。

「心頭滅却すれば火もまた凉し」という言葉もあるが、これなど恐ろしいほどの無の境地である。何をどうすればそんな境地に達することができるのか？凡人以下の私などが理解できるはずもないというのが真実だろう。]

「お前はな〜んにも考えてないなぁ〜」と言われることが多い人は「無我の境地」になっていることが傍目にも分かるというスゴイ人である。「な〜んも考えてないもんね」と自信を持って「聖人」として生きていってもイイだろうと思う。でも、本当は「な〜んも考えないんだぞ」という難しさを打破したのではなくて「それを考えてなかった」といういうのが正しい事情の場合が多いので「無我」とか「無心」というカッコイイものじゃないことが大半の実情のようです。

実は私。「般若心経」を言えるのだ。しかも、何も見ずに言える。自慢なんだか何なのか分かりませんが、兎に角「般若心経」は簡単に言えるのだ。友人知人は「スゴイなぁ〜」と関心する。確かに普通の人は何も見ないで言えるお経ではないが、言えたからといって大したメリットは無い。「だからどうした」と言われると「はい。そのとおりです」としか言えません。そもそもこれを言えても言葉の意味をな〜んも理解していないのだから、「円周率を１００桁言える」という人と大差ないわけです。いやいや、それ以下である。

私のように「な〜んも考えない」という人は「考える頭が無かっただけ」であり、「本当にな〜んにも考えない人」はスゴイ偉人である。だから「な〜んも考えない」究極の世界は誰にも分からないものかもしれない。今日の日記はな〜〜んにも考えないで書きました。

先頭 表紙

休日だった。何処かへ行こうじゃないか！

ということで、静内町の「二十間道路さくら並木」を見に行ってきました。最盛期はちょっと過ぎたようでハラハラと花びらが舞っている状態でした。平日ということもあり、人出は少なめでゆっくり見ることができた。約一万本の桜が約８ｋｍに渡って咲いている様は圧巻でした。やはり、実際に見てみるものだなぁと関心してしまった。

帰路の途中「新冠町」で一休みする。この町は有名な馬産地であり、名馬ハイセイコーの故郷でもあります。昭和の怪物といわれた勝負強さと美しい走りは競馬ファン以外の人々も魅了した傑出の馬です。その名馬も寿命には勝てず天国へ旅立ったのは昨年の五月でした。そのハイセイコーの銅像が「新冠町の道の駅」に建っている。

つくづく「イイ馬だなぁ〜」とジ〜っと見ていると、次々とオヤジ連中がやって来て「いや〜イイ馬だったね〜本当に・・・」とじっくり眺めたり、記念写真を撮ったりして、オヤジのアイドル的銅像となっておりました。もっともハイセイコーが活躍した当時、私は走っている姿を見たことはありません。いわゆる伝説の競馬馬なのですね。いまだに「あれはイイ馬だったぁ〜」なんて言う人々が多いようです。

私もこの銅像を眺めながら「一度でいいから、走っている姿を目の前で見たかったぞ」と呟いてしまった。

先頭 表紙

お役所から通知が来るとぞっとする。
この時期、税金関連の通知が舞い込む。家を建てると「固定資産税」、車を持っていると「自動車税」などそれなりに税金を払う事になる。車を買うと「取得税」とか「重量税」なども払うのだ。所得には「所得税」。何か買うと「消費税」・・・・。どれだけこの国に税金を払うとイイのだ。

その税金がロクデモナイ使用用途だったりすると、なんだかメチャクチャ馬鹿馬鹿しくなってしまう。しかし、払わないと「差押え」という手段を行使されたりして、いろいろ面倒である。兎に角、人が何かを手に入れる時必ず税金がついてまわる仕組みになっている。これがどうにも嫌ですね。でも「国民の三大義務」の一つなのでシブシブ払うわけです。

個人的に「日本国家」は「ヤクザ」だと思っている。土地を得たり、家を建てたりすると「シャバ代」を請求。儲けると「アガリ」を要求。面倒見るぜという好意にもお金を取られる・・・。まるでヤクザである。あるいは「ヤクザ」が「国家」の真似をしているのか？このような似た手法は合法か非合法かという違いだけであって、基本的な発想は変わらないのじゃないかと思う。

「機密費」は「軍資金」のようなもので「隠し金」と同意語かもしれない。でもねぇ〜機密でも秘密でも水密でも内密でも、なんでもいいけど、資金提供者である国民に対して常に明朗会計であって欲しいと願っています。実際、税金は安くないぞ！

私も「機密費」が欲しいです。でも、捻出は不可能、維持も不可能。赤字経営という点では国家と同レベルだ。んんん？国民は国家を見習ってもいいのだ。それとも、国家が国民を見習っているのか？ところで国家は自己破産できるのか？どうなんだろうか？全然検討もつかない・・・。（所得税は、たいして払っていないのでエラソーに言えないけど・・・・）

先頭 表紙

ランクルとかハイラックスサーフなどでシャコタン風にした車を見る度に「なぜ車高を落とすのだ！何のメリットがあるのだ？」と疑問に思う。本来、車高が高いから意味のある車なのですよね。悪路走破性能を考えると、むしろ車高を上げるのが良いのだが・・・。見た目で「カッコイイ」とは全然思えない。一体何のための４ＷＤマシーンなのか甚だ疑問ではあるが、それは人の自由なので、勝手にするとイイのだろう。

私は山に分け入る時にジムニーという軽四マシーンを使う。理由は「小回りが利く」「スタックしても人手でナントカなる」「壊れても惜しくない」という３点である。山中で木の枝がバシバシぶつかっても、車体に傷が付こうと、全く気にすることはありません。軽四だからといってナメチャいけないのだ。実際の走破性能はランクルとかビックホーンなどの上をいく。岩場で何度も「ガギッ」とか「ゴツン」とかフレーム等にぶつかっているが全然平気です。このマシーンは山では最高のお遊び道具なのです。

そんな私の「お遊びマシーン」も妻には評判が悪い。理由は「燃費が悪い」「人が乗れない」「荷物が積み難い」「小さいくせにタイヤが高い」という４点が問題であり「不経済カー」なのだそうだ。妻の通勤カーになっているので、苦情の気持ちもわかるが、もしも、ホンダのワゴンＲなんかになっちゃうと山に入れない。せめてパジェロミニならイイのだが、クロスカントリー型のマシーンは却下されるだろうと思う。困ったことだ。今、乗っているジムニー君は健気に頑張っている。老体に鞭打って走ってくれる可愛いヤツです。いつまでも乗りたいのだ。

実はジムニー君はバンパーをよくぶつけるのだ。（事故は１００％が妻であるが・・・・）曲がってしまったバンパーを大きなハンマーで叩いて直している。そんな大雑把な修理で何事も無く走るジムニーはとてもエライ。洗車でも、車内にホースを持ちこんでバシャバシャと水洗いできるところも実に素晴らしい。質実剛健。この言葉がよく似合う。ドロンコ遊び万歳！！

先頭 表紙

「パソコンは２台あるのにファックスは無いの？」

そう言われることが多い。生活上必要としなかったから無いだけである。パソコンは生活必需品ではなくて私の趣味の範囲なので今のような状況になっている。でもファックスを必要とする場面は滅多にありません。

購入したこともないので我家に存在したことさえ無いわけです。通信施設発展の段階を考えると間抜けな話である。プッシュホンになって留守番電話になって、ファックスやコードレスタイプになる。それが段階的発展なんだろうと思う。でも、そんなことは関係無いぜ！我家は我家のスタイルで生きて行くのだ。文句あるかってんだ！けっ！

でも、昨夜、ある業者から電話がきて「え〜と車検証をファックスしてください」と言われた。現物のコピーとしての機能も果たすらしい。重要な用件だった。仕方ないので「ハイわかりました」と応えたが、さて、どうしたものか？やはり、我家にもファックスは必要なのだろうか？と思った。しかしね〜使用頻度は物凄く低いことですし〜あえて買う必要もないと思う。妻に頼んで彼女の職場から送ってもらうことにした。パソコンで送れる場合があるがISDNではそれも出来ない。困ったことです。

ある時、妹に「え〜今時期ファックスもない家ってあるの？ダサイね〜」とバカにされた。私は「え〜今時期パソコンも無い家ってあるの？ダセェ〜」とお返ししておいた。本質的に機能が違うのでどちらがエライか？なんて比較できる問題じゃないので、これからも「え〜無いの？」と言われ続けるだろうと思う。「電化製品先進家庭」だと思っていたが、実は「電化製品後進家庭」だったんだよね。やっぱり、ダサイのだろうか？

先頭 表紙

どうも最近のNEWSは暗い・・・・特に幼児に対する虐待・・・

私が子供頃、親も日々の生活に精一杯で、自己の気分次第で子供に何かを当り散らすという余裕さえ無かっただろうと思っている。親は自分の飯より子供の飯を、自分の服より子供の服を、そんな感じで、何もかも必死な時代だった。裕福な家庭は別次元の話で一般家庭では「他人の生活を見て知って一喜一憂する」ということは少なかった。それだけ、ご近所とのコミニュケーションも多かった。だから、それぞれの家庭の事情も内情もある程度わかっていた。子供は地域全体で守られ、育まれていった。それが、普通だった。（少なくとも私の住んでいた地域では）

今はプライバシーの問題がある。そして、「関わりたくない」という防衛構造が大きい。問題発展の素地は出来ているわけです。それで被害が大きくなった時は「時すでに遅し」という事態になっている。これは田舎でも都会でもそれほど変わらないと思う。

子供は親を選べない。子供は親しか頼れない。子供は最後の救いを親に求める。だから親は「時間」をかけ「愛情」をかけ「厳しさ」を持って育て、「庇護」も背負っている。

絶対に逆らえない状況の子供が、親に虐待されることほど理不尽で暴虐的なことはない。小さな子供の目を真っ直ぐ見て欲しい。虐待されても「親に頼らないと生きて行けない」小さな瞳を見つめて欲しい。それだけでも、踏みとどまれる余地はあると思うのだが・・・・残念な気持ちで一杯だ。小さな体で、恐怖や痛みを感じ、受け止め、耐え、震え・・・・それでも親にすがるだろう・・・・時々涙が出そうになる。

先頭 表紙

雪解けの状態を見に行った。

いつもの林道をジムニーで爆走しようと思ったが、雪残っていて走行不能。途中で断念。標高が上がると雪の色が濃い世界である。仕方なく舗装路をジタバタと走っていると「キタキツネ」に出会った。辺りは積雪１メートル以上。何をエサに生きているのか？甚だ疑問ではあったが「お〜い！なにやってんだ？」と窓を開けて声をかけると「むむむ！なんだテメー！なんか食い物よこせ！」という感じのスルドイ目付きで私を見ていた。「スマン！食べ物持ってないんだよなぁ〜」と謝るとプイっと横を向いた。

う〜む！こいつは、もしかして人間の言葉がわかるのか？でも、そんなわけはないだろう。暫し、見詰め合い「車に轢かれるなよ！達者でな！」と言うと冷たい北風に吹かれてちょっと辛そうな顔を見せた。残雪まだ多い厳しい世界で生きている「キタキツネ」は、哀愁を漂わせて道路に佇んでいた。

カメラを向け、距離にして３メートル。それ以上、近づくと逃げるのだ。でも、カメラを向けないと１．５メートルほどまで近づける。野生との距離はこの程度が、ほど良いと思う。それにしても、隙の無いスルドイ目付だ。いつ見てもこの目付きに畏怖を覚える。

先頭 表紙

久しぶりに山へ入った。

下界では蕗が育ち、桜がそろそろ咲く準備に追われているのだが、寒い場所ではまだ雪が残っている。そして、春一番のヤチブキが見えた。季節は人間が勝手に決めているものであって、自然はありのままにその風景を作り出しているだけではないかと思う。人間の都合なんて通用しない営みを山に入るといつも感じる。

カタクリの群生にも出くわしたのだが、あえてヤチブキの画像を載せます。この花をジックリと見たことがない人は多いと思う。なぜか知らないけど花姿をじっくりと観察するのが趣味なので、この画像を撮り終ったあとも１０分くらいジッと見てました。これは食べることもできるのですがニガイのでオススメはしません。その苦さがイイという人も多いのですが、これは花が咲くまで見て欲しいと個人的に思う種類のものです。

先頭 表紙