帰国に伴い長い間ご愛読いただいたこの日記を終了させていただきます。 もうこのサイトに文章を綴ることはありませんが もしこの先もおつきあいいただけるようであれば メールをいただければ幸甚です。 皆様、本当にありがとうございました。お元気で。 絵日記 |
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2002-09-07 Hit the Screen 2 |
2002-09-07 Hit the Screen 2 | |
また期末試験もノン・ネイティブ学生にとっては大いなるハンディキャップになる。15ページ程度にわたるケースを与えられて5時間で2000ワード程度の論文を書くという出題形式が多いのだが、バイリンガルでない日本人の場合は15ページの高度な内容の英文を読むのに2時間前後を要すると思う。アメリカ人は半分の1時間程度でこれを読み、1時間ほど設問と格闘し文章の構成を考えて2時間〜2時間半ほどで書き上げ、残りの時間を推敲に充てるというのが標準のようだ。日本人の場合英文を書くのにもアメリカ人の2倍近くの時間がかかることを考えると、どうしても設問について考える時間を削るか、文章を短くまとめるか、その両方ということになってしまう。推敲などする余裕はない。嵐のように5時間が過ぎ、後からゆっくり考えれば他の学生に劣らない色々な視点が湧き出てくるのだが、悔しいので考えないようにしている。 |
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ガス欠コインさん、ありがとうございます。第一関門が実は一番厳しいといわれるものだったのでちょっとほっとしているのは事実です。でもあらためて気を引き締めないと。これからの一年は学校との勝負ではなくて今後の僕の人生との勝負のようなものなので。これまで12年間真剣に仕事をしていたのと同じ感覚でなんとかやっていきたいとおもいます。実際のところこれからの一年は仕事なのです。 / Hidey ( 2002-09-15 15:00 ) たらママさん!出張お疲れ様でした。色々大変だったようですね(笑)。日本でも進級が厳しい大学があるのですか。たらママさんはいつも自らを厳しい位置に置かれて鍛えられているというイメージがあります。これからの一年の抱負は次の日記に色々書きましたのでよろしければご覧ください。 / Hidey ( 2002-09-15 14:57 ) Hirokoさん、お久しぶり!PCはともかくHirokoさんはお元気でしたか?相変わらず拙い日記ですがゆっくり読んでやってください。ドイツ、今回は残念ながら優先順位下位に回ったとともに17日間の旅行の一番最後だったので満喫はできませんでした。好きな国なのでもっと色々見たかったのですが。 / Hidey ( 2002-09-15 14:55 ) ウサ子さん、充分目が回ってますよー。でもどっかでバランスを保ってなんとかギリギリのところで正しい努力をしないと本当に振り落とされてしまいそうになるカリキュラムであることは事実です。もうしばらく試験のことは考えたくないです。 / Hidey ( 2002-09-15 14:53 ) ナライフさん、いえいえ、こちらにいると自分のもらっている給料に何も貢献していないという肩身の狭さを感じます。今はナライフさんに食わしてもらっている状態。ほんとすみません。真面目な話、不況の中最前線で少しでも業績を保とうと努力されている皆さんには頭が下がる思いです。これだけ遊ばせてもらったのだからその分貢献していかないとね。プレッシャーです。 / Hidey ( 2002-09-15 14:51 ) misatoさん、ありがとうございます。余裕が感じられるのはなぜか…それはこの下の日記までは3ヵ月半に渡る遊びの記録だったからだと思います(笑)。もう当分余裕のない生活が続きそうです。misatoさんこそいつも余裕を愉しんでらっしゃる生活が浮かんできますが。。。 / Hidey ( 2002-09-15 14:48 ) りぃなさん、続きです。ちょっとプレゼントしたい言葉があったので。うちの会社のカリスマ四代目社長の十訓の中に素晴らしい言葉があります。「計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる」。その通りだと思います。 / Hidey ( 2002-09-15 14:46 ) りぃなさん、ありがとうございます。かなり(とても)スパルタな学校なんです。英語のために休学はもったいないよ。意識さえ保てば日常生活の中でいくらでもピックアップできるはずだから。本当に辛いようならベルリッツのようなところに通うのもいいかもしれませんね。冒険できるのは若さの強み。計画性は大事だけど計画にない学びも引き続き大事にされていいと思いますよ。頑張ってね。 / Hidey ( 2002-09-15 14:43 ) のだくん、びっくりです!読んでくれてたのですね。ご活躍は聞いてました。確かに目的意識を持って選択した授業はpassiveに受けていた授業と比べると遥かに面白いですね。でも実は一年生でも教授に恵まれていたこともありMarketing、Strategy、BGIEなどはとても楽しめました。そうですね。勉強も大事だけど人生でもこんな経験は今年が最後だからより多くの人と有意義な時間を過ごしたいと思っています。拙い日記ですがこれからもちょっと懐かしくなるような話もあるかと思うので読んでいただければ嬉しいです。今度是非会って飲もう! / Hidey ( 2002-09-15 14:39 ) lim.さん、神経すり減りますよ〜。lim.さんも教える立場にまわってもきっと同じ苦労はついてまわるんでしょうね。僕にとっていつまでたっても英語の壁は高く大きいのです。ああ・・・ / Hidey ( 2002-09-15 14:28 ) スーパーしえろさん、最近日本もビジネススクール盛んですね。古くは慶應ビジネススクールがうちと提携したような形でうちのケースを邦訳して使っていると聞いています。国内の状況は分からないので安易には書けませんが、こちらで授業に加わっているとまず驚くのが教授の職人芸です。80人の雑多な学生達の予想不可能な発言を瞬時にしてまとめていくオーケストレーション、芸術的なサマリー。あれはちょっと真似できないです。日本では研究者はいても教育者は少ないのではないかと思います。もっと競争主義を徹底してほしいですね。 / Hidey ( 2002-09-15 14:25 ) しゃどうさん、日記にも書いてらっしゃいましたね。僕なんかより余程大変な状況じゃないですか!でも真剣に人生と勝負するってなかなかない機会ですからね。お互いしゃどう猫くんに学んで体だけは大切にしましょう。そちらも頑張って! / Hidey ( 2002-09-15 14:19 ) パンドラさん、そうでしたね。あのときはまだ成績が発表になっていなかったので正直まだぎこちない気持ちでいたのは事実です。あのあと本当に夏休みを満喫できました(笑)。授業が始まってめっきりお酒が飲めなくなりましたがこの週末は日本と同じく三連休。いまハイネケンで一杯やってます。カンパイ! / Hidey ( 2002-09-15 14:16 ) トモコさん、ありがとうございます。音大は音大の辛さがあるんでしょうけど。。。でも確かに言葉では通じなくても万国共通の音で伝えられるというのは少し羨ましい気がします。海外で孤軍奮闘するロールモデルとして常に見続けてきた中田英寿にしても言葉でなくプレイで表現できるというのはやはり少し羨ましかったりします。ま、泣き言は言わず前進あるのみです。お互い頑張りましょう。 / Hidey ( 2002-09-15 14:14 ) 夢樂堂さん、小泉さんの件、あとで聞いたところだと食事会ではなくうちの総長と日本関連の教授陣、そして上記の日本人学生たちが集まって彼を向かえたたった20分程度のレセプションだったそうです。首相は30秒程度のスピーチをして、あとはNFLの開幕戦に駆けつけたそうです。まあ国内で忙しくしてそのあと日米及び日朝首脳会談とストレスが多い中で少しリラックスしたかったのかもしれませんね。一国の首相のストレスは大変でしょうから。 / Hidey ( 2002-09-15 14:11 ) Ecruさん、ありがとうございます。そうですね外国で学ぶ厳しさに尽きると思います。ネイティブに取っては正直楽な学習方式だと思うのです。英文15ページ程度のケースを毎日二つ三つ予習して、80分の授業の中で一度くらい気の利いたことを言えばいいだけなのですから(笑)。日本語ならどんなに楽だろうと思います。 / Hidey ( 2002-09-15 14:06 ) akemiさん、ありがとうございます。僕も勉強ということはひいては仕事を全うすること、生きることには変わりないので見ているものはakemiさんと一緒だと思います。その辺の話はこれからアップする日記に書かせていただきます。 / Hidey ( 2002-09-15 14:04 ) PAOさん、ありがとうございます。というか皆さんからお祝いの言葉をいただいてしまいましたが進級するという言わば当たり前のことを祝っていただくのは正直かなり恥ずかしいです(笑)。自分にとってはおおごとでしたが。確かに日本の学校、特に大学は大きく変わる必要がありますね。これだけ不況が続いて学生も真剣に自衛手段を考え始めているのだから、より実践的で学びのある環境作りをこの機会に学校側が推進すればいいと思うのですが。。。 / Hidey ( 2002-09-15 14:01 ) 何はともあれ、おめでとうございます。タイトルでは、最初何のことかと思いましたが、とりあえず第一関門、突破ですね。 / ガス欠コイン ( 2002-09-14 18:55 ) 進級が厳しい大学だったので、進級者発表日の緊張は今でも覚えております。事前に教授に進級できたかどうか探りを入れに行ったものでした。 / たらママ ( 2002-09-14 07:58 ) 進級おめでとうございます! 久し振りに来るとやっぱりとっても読み応えのある内容ですね! もったいないから時間のあるときに読もうと思っているうちにどんどん新しくなっていって、もっともったいないことをしているかも。/ お祝いメッセージ有難うございました。PCクラッシュの為、お礼が遅くなってすみません! / Hiroko ( 2002-09-13 00:16 ) おめでとうございますー。にしても大変な試験ですね。私なら目が回ってしまいます(^^; / ウサ子 ( 2002-09-10 20:55 ) おめでとうございます!!一応「同じ釜の飯を食う」間柄なのでしょうが、その環境の違い、負荷の違いに唖然としつつ畏怖の念を覚えます。引き続き頑張って下さいね。 / ナライフ ( 2002-09-10 15:40 ) おめでとうございます!Hideyさん、こんな厳しい環境にいらっしゃるのにどこか余裕が感じられるのはなぜなんでしょう・・。ミサトだったら、勉強以前にプレッシャーに押しつぶされそう・・! / misato ( 2002-09-10 11:37 ) 進級おめでとうございます!そして誤報、残念でしたね。ちょっと(!?)スパルタな学校なんですね。愛情を感じる・・・どころじゃないかしらん? 私も、いい加減、Hit the Screenになるのが怖いです。というのも、英語力。休学して、じっくりやり直したいと思うのですが、卒業を遅らせすぎるのも、と、色々悩みはつきません。冒険するのはいいけど、失敗してばかり。Hideyさんを見習って、腰をすえてやらないと。 / りぃな ( 2002-09-09 18:16 ) Hidey、二年生への進級、心からお祝い申し上げます。二年生の授業は一年目とは比較にならぬほど面白いです。勉強以外のことも含めて、時間・体力・気力の許す限り、あらゆるものを吸収して経験していってください。健闘をお祈りいたします。 / のだ ( 2002-09-09 15:40 ) ひゃ〜。凄い試験ですね。外国語の論文を試験で読むのは本当に神経をすり減らす作業ですよね。もう二度としたくないです。英作文は致命的に苦手だし・・・。ああ・・・ / lim. ( 2002-09-09 13:36 ) Hideyさまの日記を読むと、「本当の勉強」とは何か、ということをつくづく考えさせられます。日本にもビジネススクールができていますが、形だけの「まねっこ」じゃだめだよね。 / スーパーしえろ ( 2002-09-08 23:38 ) ん・・・、あんまり他人事とは思えない、わたしも引き締めていかないと。今年の終わり頃から、落ちたら退学になっちゃう系統の試験、をいっぱい受けることになります。ぐすっ。Hidey様、厳しいカリキュラムの中、進級おめでとうございます。その調子で、後半も突っ走っていっちゃってください。でも、体にはくれぐれも気をつけて。 / しゃどう@健康管理は猫を見習うべし? ( 2002-09-08 14:20 ) をを、おめでとう!!! あの6月の、はじめましての乾杯が、今、おめでとうの前祝のカンパイに変わったよ! さすがだね、ホントにうれしいよ。 Hideyさまの新しい9月にカンパイ!^^ / パンドラ ( 2002-09-08 08:22 ) おめでとうございます!常々「ネイティヴと同じこと要求されたってできないー!」などと大変がっていた私ですが、拝読して、つくづく音大ってなんて楽なんだろうと反省してしまいました。。。Hideyさんのこと、見習わなきゃ。 / トモコ ( 2002-09-07 21:26 ) また新しい始まり。それにしても、小泉首相、食事会だけなんて無粋だぜ。 / 夢樂堂 ( 2002-09-07 20:11 ) いよいよ始まったんですね。まずは、二年生おめでとうございます。外国で学ぶ厳しさというのが、あるんですね。そんな中で良好な結果とは、素晴らしいです。 / Ecru ( 2002-09-07 19:06 ) おめでとうございます。本当に一生懸命勉強をした記憶がないあたしは、お祝いの言葉以外申し上げることはありません。「生きて行くこと」については毎日、必死ですけれど… ^^; あたしは実家でただ働きしてまかないも食わずに帰ることがしばしばですが?>小泉首相。 / akemi ( 2002-09-07 18:47 ) おめでとうございます。hideyさんのがんばりをこの日記で読んでいただけに、次のステップへ進めるようになったと知ってとても嬉しいです。本来学業というものはこういった厳しさを伴っていたものなんでしょうね。とくに現在の日本の場合、本来の意味での学問の環境がほとんど失われているということは非常に残念です。 / 走る酔人(PAO) ( 2002-09-07 18:31 ) |
2002-09-07 Hit the Screen 1 | |
9月3日はビジネススクール二年生の初日だった。当たり前のように講堂で学長のスピーチを聞きながらも、正式に二年生への進級が決まった日の感慨を少し思い出していた。 |
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2002-09-03 USオープン・テニス観戦 4 | |
アガシの試合の途中席を立った僕は向かいから歩いてきた日本人の女性客と顔を合わせた。よく見るとそれは伊達公子さんだった。僕が運営に関わった大会に出場した頃の彼女は日本のホープとしてようやく頭角を現しはじめたばかりだった。確か二回戦あたりで敗れた彼女が僕の手から受け取った賞金は300〜400ドル程度だったと思う。プロの厳しさを痛感したものだが、それから5年後に彼女は世界ランク4位にまで登りつめ、その翌年にはフェドカップで憧れのグラフを破った。プレイだけでなく人格も立派な女性だった。色々なことが瞬時にして思い出されたが、無論声はかけなかった。杉山愛対エイミー・フレイジャーの試合が行われていた10番コートでもう一度伊達さんを見かけた。6-4、6-2でフレイジャーが勝った試合だったが、試合後他の客が席を立つ中、スタンドの端っこに座っていた伊達さんは声をかけるでもなく杉山選手をいつまでも見つめていた。 |
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jさん、ありがとうございました。ほっとしました。ボストンの初雪は早いですよ(笑)。ゆっくりお待ちしています。 / Hidey ( 2002-09-27 14:27 ) 突然、ごめんなさい。ちょっとお休みします。初雪の頃戻ってくるので、見つけてください。こちらこそ、ありがとう。 / j ( 2002-09-17 15:38 ) わかな、そうだったんだ!一緒に見られたらよかったのにね。どの日に行ったのか今度教えてください。わかながテニスをやってたなんて全然知りませんでした。そうだね、音楽の趣味も一緒だしね。ほんと近いうち家に遊びに来てね。 / Hidey ( 2002-09-15 13:58 ) PAOさん、熱血テニス青年だったのですね。僕は高校時代かな。留学試験を受けるためテニス部をやめてしまいましたがテニスへの思いは捨てられず毎日早起きして学校に来て壁打ちをしたりしていました。 / Hidey ( 2002-09-15 13:56 ) 邪夢猫さん!お別れの言葉もなくいなくなるなんて寂しすぎます。クリックしてびっくり。何か心境の変化があったのですか?とにかくこれからもお元気でいらっしゃることをそしていつか再会が叶うことを心からお祈りいたします。ありがとうございました。 / Hidey ( 2002-09-15 13:54 ) Hidey, 実は私もUSOpen行ってました!私はジュニアの頃からテニスをやっていたので、思い入れも強いです。なんだか、いろいろなところでHideyと趣味が似てますね・・・。 / わかな ( 2002-09-12 11:10 ) もう10年ほど前私は会社のコートで毎朝同僚と二人で汗を流していました。シャワーを浴びても朝礼の円陣の中で二人だけ頭から湯気が上がっていたのを思い出します。 / 走る酔人(PAO) ( 2002-09-07 18:20 ) シニアはちらっと中継をやっていたみたいで、夫がTV見ていました。あの人は好きな選手が山のようにいるんで追っかけが大変なんですよ(笑)。 / 邪夢猫 ( 2002-09-07 15:20 ) りぃなさん、あ、あの大学だったんですね。大学がトーナメントをやっちゃったということで話題になってましたね。それはいい経験になったね。確か優勝したセレスも僕の運営した大会でカプリアティ、ナブラチロワと一緒にエージェントを通じて呼びました。払ったお金は合計xx万ドル(笑)。でももちろん選手が欲しいのはお金ではなくてツアーポイントなんだけどね。 / Hidey ( 2002-09-07 14:48 ) 邪夢猫さん、伊達さんはメディアの攻勢に苦しみながらも凛とした日本の誇れる女性でしたね。常に潔さがありました。確かにヒンギスはいつまでも子供だからなー。ところでこのUSオープンでは2週目のシニアの部で懐かしい人がいっぱい出ています。下にも書いたハナちゃんとか、大御所ジョン・ニューカム、バージニア・ウェイドなど!ちょっと観てみたかったです。 / Hidey ( 2002-09-07 14:45 ) ガス欠コインさん、小学校から硬式ってすごいですね!アーロン・クリックスティン、懐かしいですね。たしか日本人に通ずるそれほど背の高くない選手ではなかったでしたっけ?僕はあと気まぐれハナちゃんことハナ・マンドリコワの、実はナブラチロワやエバートを上回る天賦の才も好きでした。 / Hidey ( 2002-09-07 14:42 ) プルーさん、昨年プルーさんも観に行かれたとおっしゃっていたのもちょっと引き金になったのです。お陰さまで本当にいい経験になりました。また今度もウィリアムズ姉妹の対決ですね。がっかり。男子はサンプラス、アガシ、ヒューイットが順当に残って面白いけど。あとなんと明日はexhibitionでマッケンロー対ベッカーというのがあるようですね。観たい! / Hidey ( 2002-09-07 14:39 ) みなみさん、あのウィンブルドンの魅力をここまで的確に表現されたみなみさんにこそ僕は感動しました。ほんと、そうだったよね。あの逆光気味に光る芝生が眩しいんです。一番すごかったのは82年のコナーズ対マッケンローのフルセットの試合かな。高校二年の期末試験直前でしたが朝3時まで親父と一緒に観てたのが懐かしい。 / Hidey ( 2002-09-07 14:32 ) 世界トップの集まる試合は感動が詰まってますよね。オクラホマの、うちの大学でも、去年の春辺りに、女子テニスのインドアの試合があったんですよ。杉山選手はじめ、この日記でも出てきたセレス、カプリアティ、クッツァーも出ていました。世界レベルの試合を見たのは、あれが初めてだったので、息をつく暇もなく見ていたのを思い出します。 / りぃな ( 2002-09-07 04:20 ) 伊達さんは見る見るうちにほんとうに素敵な女性になりましたよね。中身が詰まっているのがよくわかります。日本人の特色でもあるかなぁ。ヒンギスとかを見ていてもあまり感じないことなのだけれど。というか、ヒンギスはしょっちゅうゴシップ記事を地元新聞で見ているからかもしれない。 / 邪夢猫 ( 2002-09-04 15:42 ) 僕自身、レベルは話しになりませんが、小学生の時から、硬式テニスを始めましたね。単に、家の近くに区営の安いコートがあったのがきっかけだったのですが。確かに、あれだけ、ノータッチ・エースが決まるとなあ。自然とテレビや会場でテニスを見る機会は減りましたね。メジャーどころでは、コナーズ、マイナーどころ?では、クリック・ステインが好きでしたね。 / ガス欠コイン ( 2002-09-04 00:04 ) USオープン、見に行かれたんですね。この夏4回目のNYかしら(笑)。 今年はかなり雨にたたられて。月曜の夜なんて、スケジュール調整のためか、アガシ、サンプラス、ローディアックと、試合がめじろ押し。アガシの調子がいいので、嬉しい。日曜の夜は、去年のサンプラスとアガシの試合を放映してましたね。アガシが負けたのは残念だったけれど、あれはとてもいい試合でした。今年、どこまで行けるかしら、わくわくしてます。女性は、セレスとヒンギスです、よね、面白い組み合わせで、楽しみです。 / プルー ( 2002-09-03 23:55 ) USオープン、さすが観客席まで顔ぶれが豪華なんですね。わたしはテニスをしたことはないけれど、ウインブルドンはいつか観戦しに行ってみたいと憧れていました。深夜のテレビに映るあの芝と、目の眩むような日差しと、ギリギリした雰囲気が剥き出しになったプレイヤー達の印象が強烈で。自分とちょうど同年代くらいのカプリアティが荒れていた時には、彼女は大丈夫かしらねと友達と心配したものです……。高校生だった……。 / みなみ ( 2002-09-03 23:42 ) |
2002-09-03 USオープン・テニス観戦 3 | |
ふと気づくと雨がやんでいた。コートの四隅からトンボ(水を掃く道具)を携えた係員が大挙して登場し、会場に大きな拍手が沸きあがった。巨大なドライヤーも現れ、彼らの秩序だった動きはハード・コートをみるみる乾かしていった。 |
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そうですね、あの全豪オープンは僕も久しぶりに感動しました。先日USオープンの昔の映像(1991年)を流していたのですが、デビューして1年半のジェニーちゃんはまだ細くて可愛らしい女の子でした。イタリア系の独特の可愛さがありました。まあ今くらいのほうが体重の載ったショットが打てるのかもしれないけど。 / Hidey ( 2002-09-07 14:29 ) 私もカプリアティの復帰には感動しました。すごいですよね。えーっ、ウソでしょ?って夫に言ったくらいですもの(笑)。 / 邪夢猫 ( 2002-09-04 15:40 ) |
2002-09-03 USオープン・テニス観戦 2 | |
8月29日、当日。朝からボストンは大雨だった。ニューヨークも一日雨との予報。キャンセルのポリシーによると、一試合でも成立すればチケットの払い戻しはないとのこと。とにかくニューヨークまで行ってみるしかない。午前6時に小さなシビックにのって危険な雨のハイウェイをぶっとばした。 |
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マッツ・ビランデル、これも懐かしい名前ですね。アガシの頃は正直既に男子テニスに興味を失っていたのですが、この年まで頑張っているのを見ると応援したくなっちゃいますね。毛もなくなっちゃったし(笑)。 / Hidey ( 2002-09-07 14:26 ) アガシの試合で一番好きなのは、仏オープンのビランデルとの試合です。若さと気迫が溢れていて、いかにも彗星のごとくだったから。 / 邪夢猫 ( 2002-09-04 15:45 ) |
2002-09-03 USオープン・テニス観戦 1 | |
1983年9月3日、10ヶ月間の米国高校留学のため前夜ホームステイ先の家庭に到着した僕は、時差ぼけのため午後1時頃になってようやく目が覚め、誰もいない居間のテレビのスイッチをつけて唖然とした。昼間からUSオープンテニスを生中継している。それもまだ早いラウンドだというのに。当時日本では準決勝と決勝くらいしか中継しないというのが当たり前だった。当時熱狂的なテニスファンだった僕は震えるほど興奮しながら食い入るようにテレビを観た。 |
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りぃなさん、一応妻には断ってからだったけどね(笑)。「そんなことになるんじゃないかと思ってた」そうでした。さすが妻。 / Hidey ( 2002-09-07 14:24 ) 邪夢猫さん、このつっこみを拝見すると邪夢猫さんもそうとうテニス今日のご様子(笑)。ウィブルドンで観戦なさったとは心の底から羨ましい。ああ、グラフが活躍している頃にいけなかったのは一生の心残り…(溜息)。 / Hidey ( 2002-09-07 14:23 ) 思い立ったらスグ行動!・・羨ましいデス。 / りぃな ( 2002-09-07 04:10 ) 私もテニス熱狂家の夫に連れられてはじめてウィンブルドンのセンターコートに(もちろん観客席ですが)足を踏み入れた時は震えるほど感動しました。あそこにはつわものどもの夢の跡が気配として漂っているのですよね。 / 邪夢猫 ( 2002-09-04 15:38 ) |
2002-08-31 アマデウスの愛した街 2 | |
作品は素晴らしかった。少なくとも、オペラに関してはまったくの門外漢である僕を、これから是非定期的に観に行こうという気にさせるほど素晴らしかった。妻も大変感激していた。上から二番目のランクのバルコニー席だったのだが、物価が非常に安いため、一人1750コルナ(約6700円)と非常にリーズナブルだ。 |
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マイケルさん、それはおめでとうございました!いつか日記で読ませていただけると嬉しいです。 / Hidey ( 2002-09-07 14:21 ) あ、日記にはいつか書こうと思っていたのですが2000年の2月にリベンジしています。そうそう、良くも悪くも西欧化されていました。 / マイケル ( 2002-09-04 07:44 ) りりさん、僕もニュースで見て「あのプラハが…」と思って悲しくなりました。オペラ、いい作品があったら教えてくださいね。それからプラハは美食の国でもあるのでぜひ一度どうぞ。ドイツやウィーンよりは洗練された肉料理、そしてロブスターを、ピーチやアボカドを半分に割った上に載せて香味野菜をあしらったカクテルが絶品でした。ビールも世界で一番美味しいところのひとつですしね。 / Hidey ( 2002-09-03 23:19 ) りぃなさん、ボストンもすっかり秋だよー!もう結構肌寒いです。この冬はなんか寒そう。今日から新学期。といっても今日は午後3時からイベントだけだけど。ちょっとしばらく芸術の秋はお預けかな。まずはなまった脳みそを少し慣らさないとね。そちらもよい秋をお迎えください。 / Hidey ( 2002-09-03 23:16 ) おとじろうさん、僕も「アマデウス」は好きで何度か観ています。サリエリとの軋轢と匿名のレクイエム作曲の依頼という実話を創造的に組み合わせた設定が秀逸ですね。ほんとにプラハではモーツァルトの息吹を感じたような気がしました。 / Hidey ( 2002-09-03 23:13 ) ナライフさん、仕事とは言え2週間も滞在していたとは本当に羨ましい!クラシックは全然詳しくありませんが、色々な逸話を聞くにつけモーツァルトはどんどん好きになります。さっそく何枚かCDを買ってきてしまいました。もちろん交響曲38番「プラハ」も。しかし来日公演7万円とは!NYでは一番いい席でも200ドルくらいですよ。プロモーターだか代理店だか、暴利貪りすぎ(笑)。 / Hidey ( 2002-09-03 23:10 ) lim. さん、うっとりしていただけて僕も嬉しいです。劇場は中がまたとても美しかったので、今度チラシの写真をスキャンしてアップしておきます。メトロポリタンではまずカルメンを観ようと思っています。 / Hidey ( 2002-09-03 23:06 ) マイケルさんは確かプラハは少し残念な旅になってしまったんですよね?よくも悪くも今は西欧化していますので何の違和感もなく旅を楽しめると思います。ぜひリベンジをしてみてください。そもそもプラハの春に見られるように東欧圏の中でももっともリベラルな気質をもった国民なんですけどね。 / Hidey ( 2002-09-03 23:04 ) プルーさん、「行ってみたくなった」と言っていただけるのが一番嬉しいです。オペラ、お奨めの作品がありましたら改めて教えてください。またNYに行く回数が増えそうです。 / Hidey ( 2002-09-03 23:01 ) ガス欠コインさん、ご両親のお気持ち、すごく分かります。あの街はミーハー観光客からこだわりのある人まで誰でも楽しめるところです。あまり脚光を浴びていないのが不思議なくらい。でもその程度が嬉しいかな。とっちーさん、読んでくれているだけで嬉しいです! / Hidey ( 2002-09-03 23:00 ) Ecruさん、僕はテレビやCDですらほとんどオペラ鑑賞をしたことはありませんでした。クラシックも門外漢。でも歴史は好きなので、音楽家のエピソードなどを読むのは好きだったのです。今回はオペラだけでなくクラシック・コンサートも他に三つほど行って感激して帰ってきました。趣味の幅が広がって嬉しいです。 / Hidey ( 2002-09-03 22:58 ) 夢樂堂さん、僕もオペラはなにか敷居が高いイメージがあったのですが、ウィーンのオペラ座の30分程度の見学ツアーに参加したところ、一番安い席は1000円もしない程度なのだそうです。日本は敢えて敷居を高く見せているようなところがあってちょっと嫌ですね。是非気軽に行ってみてください。 / Hidey ( 2002-09-03 22:56 ) PAOさん、まさにそのとおり!あの物価の安さには申し訳ないくらい感動しました。最高級ホテルに泊まってもそんなに高くないし美味しいレストランもせいぜい二人で3000円くらい。また行きたい街です。 / Hidey ( 2002-09-03 22:53 ) むらりょうさん、トルコも羨ましいけど、是非今度はプラハに行ってください!街はどこを歩いても風情があるし、郊外には温泉もあるし。お子さんにもきっといい影響を与えるでしょうね。 / Hidey ( 2002-09-03 22:52 ) 彩霞さん、はじめまして。日記を読ませていただきましたが、以前僕もいくつか読ませていただいたことがあります。大変鋭い目をお持ちでいらっしゃいますね。プラハ、満喫できなかったとは残念でしたね。本当にあの街は宝石のように美しかった。でもそれだけでなく同時に芸術を心ゆくまで鑑賞することができたというのは大いなる付加価値でした。是非また行ってみてください。 / Hidey ( 2002-09-03 22:50 ) あややん、本当にすばらしかったです。まだオペラに関しては何も知らない僕ですが、徐々にその世界を覗いていきたいと思います。ヴェルディのお奨めありがとう。さっそくイタリア人化計画に組み込みたいと思います。 / Hidey ( 2002-09-03 22:47 ) これを読んでプラハに行ってみたくなりました。でも8月の水害がひどかったみたいですね…。復旧が上手く行っているといいのですが。オペラ、私も好きです。来週は蝶々夫人を観に行きます。 / りり ( 2002-09-03 15:19 ) こちらでは秋の気配が近づいていますが、ボストンはいかがですか?これから、まさに芸術の秋、本番ですね。良いお時間を過ごされますように☆ / りぃな ( 2002-09-03 14:55 ) 映画「アマデウス」は好きな映画です。悲しい終わり方が印象的というか私の中で尾を引いてます。でも今でも人々や街の中でモーツァルトが生きていることを知りなんかうれしくなりました。 / おとじろう ( 2002-09-02 15:04 ) 3年前に出張で2週間程プラハに滞在したことがあり、プラハは大好きな街です。そしてモーツァルトは、僕が最も愛してやまない音楽家であり、中でも彼のオペラは無人島に真っ先に持っていきたい宝です。オペラは日本だと異常に高価なのでなかなか行けませんが、プラハにしてもNYにしても羨ましいです。かつてメトロポリタンオペラの来日公演での「フィガロの結婚」」など、7万円くらいしましよ。 / ナライフ ( 2002-09-02 14:28 ) 綺麗な建物ですね。こんな所でオペラを見ることができるなんて幸せですね。ドン・ジョバンニ、久しく見ていません。トリスタンとイゾルデも観たいなあ。うっとりうっとりです。 / lim. ( 2002-09-02 13:45 ) 日没後にプラハの旧市街を歩いているとまるで中世にタイムスリップしたような錯覚に陥りますよね。 / マイケル ( 2002-09-02 09:58 ) モーツァルトのオペラ大好き、です。音楽と同様陽気で楽しくメルヘン。 ドンジョヴァンニも。CH13で時々放映されるライブのオペラ、ドンジョヴァンニやってた時思わず全部見てしまいました。TVだと迫力が足りないからあまり集中できないんですが。 / プラハに行ってみたくなりました@プルー ( 2002-09-02 04:17 ) そういえば、先週、とっちーさんと会いました。時々、読み逃げしているそうです(笑)。 / ガス欠コイン ( 2002-09-01 19:41 ) オペラは僕も生で観たことはありませんが、プラハはぜひ訪れたい街のひとつです。両親が行ったことがありますが、熱く語っていたような気がします。 / ガス欠コイン ( 2002-09-01 19:39 ) オペラ、ハイライトをCDでしかありません。絶対、一度は行きたいと思ってるのだけどね。丁度6歳のころ、モーツァルトの曲を練習していて、「神童」という言葉があるのを知りました。 / Ecru ( 2002-09-01 19:05 ) オペラはまだ生で一回も観たことがありません。いいオペラはチケットがすぐに売り切れてしまうしね。一度行きたいな。 / 夢樂堂 ( 2002-09-01 16:05 ) 質の高い芸術を安く鑑賞できるということは、幸せなことです。そしておいしい食べ物を安くいただけるということも。 / 走る酔人(PAO) ( 2002-09-01 11:59 ) プラハは最後の最後まで新婚旅行の候補地でした。結局、まとまった休暇を有効に活かせる(広い)トルコ旅行にしてしまいましたが、今後、チビが旅行できる年齢になったら必ず行こうと思ってます。やはり、すばらしい街ですね。 / むらりょう ( 2002-09-01 10:24 ) 私はモーツァルトやオペラはあまり聴くことはありませせんが、プラハは昔より憧れの街でしたが、いざ念願かなって訪問できた時は体調が悪く、ほとんど見どころもまわれませんでした。この写真のような雰囲気の建物が多かった、と記憶しております。 / 彩霞@初つっこみです ( 2002-08-31 23:44 ) 予定に入っていなかったというのに、すばらしいものをご覧になったのね。その土地その土地で、見て楽しい作品が違いますものね。ミラノに妹さんがいらっしゃるのでしたら、機会があったらスカラで是非ヴェルディの作品をごらんになってください。「ナブッコ」の第三幕、イタリア人第2の国歌とも言われる"Va!Pensiero"のあと、イタリア人の狂喜喝采を聞くのは、きっとHidey夫婦のイタリア人計画にとって価値があるでしょう。 / あやや ( 2002-08-31 13:21 ) |
2002-08-31 アマデウスの愛した街 1 | |
先日の日記に書いたチェコに長年住んでいた伯母の奨めもあり、今回の旅行でもっとも長い3泊4日をプラハ観光に充てた。大きな川を挟んで城の聳える丘と市街が向き合っているところがブタペストとそっくりで、最初はどちらの地図を見ているのか戸惑ったほどだ。ドナウ川の代わりにヴルタヴァ川が流れているのだが、もうひとつ大きく異なるのは、このプラハという街はモーツァルトを深く愛し、またモーツァルトもこの街を深く愛したという点だ。 |
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りぃなさん、僕もはじめは相思相愛という言葉をタイトルに入れようかと思ったのですが言葉がうまく座らないのでやめました(笑)。モーツァルトという人の飾らない音楽性が当時の大仰なウィーンの文化よりは遥かにプラハにマッチしていたんでしょうね。愛した街からも彼の人となりが想像されます。 / Hidey ( 2002-09-03 22:45 ) 最後の段落を読んで、ほぉっ・・・としちゃいました。まさに相思相愛なんですね♪プラハはきっと、モーツァルトにとって運命の街だったんでしょうね。。 / りぃな ( 2002-09-03 14:54 ) |
2002-08-27 旅と文学 2 | |
今回の旅行は準備も慌しく、妻との妥協の産物という側面もあり、そんな大げさなテーマを掲げた旅にはならなかった。夫婦の骨休めの旅に誰がそんな厄介なものを持ち込むだろう。手にした小説もそれほど深く考えて選択したわけではなく、たまたま先日日本で購入した文庫本から三冊選んだだけだった。しかし気がつくと三冊ともドイツ人の手によるものだったというのは、確かに僕という人間の傾向を表しているのだと思う。 |
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りぃなさん、ドイツは家並がほんとに美しいところですよ!統一感のある小奇麗な木造の家が並び、どの家の窓辺にも赤やピンクの花がこぼれそうに咲いています。料理は渋いのが好みなら(ペッパーステーキ、ソーセージ、野菜の煮込みなど)いいけど、一般的には確かに美食とはいえないかもしれませんね。でもグラーシュズッペはあるよ! / Hidey ( 2002-09-03 22:42 ) lim.さん、ありがとう。今度一時帰国する妻に頼んで買ってきてもらいます。 / Hidey ( 2002-09-03 22:29 ) ドイツか〜♪一度でもいいから行ってみたい場所です。Hideyさんのイタリア人計画に対抗して、ドイツ人計画を立てようかな〜♪あ、でも美味しいご飯は必須ね。ドイツの料理文化、あんまりいい評判聞かないからな。。まずは行ってみないと!?ドイツのお料理は、いかがなんでしょう?? / りぃな ( 2002-09-03 14:51 ) はい、そのとおりです。ベルゲングリューンの作品です。短編だし、おとぎ話風で可愛いです。 / lim. ( 2002-09-02 13:42 ) 夢樂堂さん、僕も学生時代は詩に傾注していました。谷川俊太郎も好きな詩人です。僕が今旅をするとしたらリルケと萩原朔太郎かな。 / Hidey ( 2002-08-31 12:14 ) ガス欠コインさん、偏るって時に大切ですね。特に僕らみたいな商売だと。何かひとつにどっぷりつかって本質を見極めた経験があればあとはそれを応用すればいいわけですからね。離れてからその場所について読むことの切ないまでの味わいはとってもよく分かります。往々にして先に街を見て後に読むという順序が正解ってこともありますね。「ニューヨーク・スケッチブック」、覚えておきます。 / Hidey ( 2002-08-31 12:13 ) Ecruさん、たしかにファウストなどは結構やっかいですけど、ここにご紹介した「ウェルテル」や「ヘルマンとドロテーア」などは非常に読みやすい作品です。特に「ウェルテル」は高橋義孝氏の翻訳が絶品です。「ウェルテル」は一生に一度は読むべき作品だと僕は(勝手に)思います。 / Hidey ( 2002-08-31 12:08 ) lim.さん、おっしゃること、とても分かる気がします。文学にしても音楽にしても、理性の裏に潜む深い情熱を感じることが多いです。ヘッセの「知と愛」という小説が好きなのですが、まさに理性と感情の調和を詠った名作で、ここにもドイツ人のバランスのよさが見受けられます。「スペインのバラ」、ネットで軽く調べてみましたがベルゲングリューンという人の著作でしょうか?ぜひ(日本語で)読んでみたいです。 / Hidey ( 2002-08-31 12:05 ) トモコさん、はじめまして。実は僕もトモコさんの文章が先日から気になっていたのですがついぞつっこみを入れられずにいました。Wetzlar、行かれたのですね。HPも読ませていただきました。演奏旅行だったのですね。思いのままに歩いていただけなのでまともな観光はできず、ちゃんとした見どころを押さえられなかったと思います。今度はバランスよく見てみたいです。これからもよろしく! / Hidey ( 2002-08-31 11:58 ) みるみるさん、偶然ですね。「統一物語」、読ませていただきました。実は1年生の終わりの「ビジネス、政府と国際経済」という授業の期末試験がドイツ統一についてのものでした。西側諸国には指標的に遥かに劣る経済状態でも一国の中ではそれなりの秩序があり、しかも東ならではの完全雇用システムがあったわけだし、EU統合をあせりハイレベルな経済指標を維持しようとする旧西ドイツとの統一は相当に歪みを生んだようですね。それを覚悟してまで東の人たちは自由を渇望したということですね。 / Hidey ( 2002-08-31 11:56 ) 夢樂堂は旅に出るとき、谷川俊太郎の詩集を持っていきます。旅をしていると深く読めますからね。 / 夢樂堂 ( 2002-08-31 08:14 ) 僕も偏った人間なので、よく気持ちがわかります(笑)。僕の場合、大学4年に上がる前に1ヵ月、アメリカ本土を回った時、女友達から貰った、ピート・ハミルの「ニューヨーク・スケッチブック」が印象に残っています。NYに一週間いて、離れてから読むようになったもので、感慨深い気分になった記憶があります。 / ガス欠コイン ( 2002-08-29 14:05 ) 何かしらテーマのある旅というのは、素敵ですね。はずかしながらゲーテの本は、ひとつも読んだことがありません。難しそうで…。 / Ecru ( 2002-08-28 21:13 ) 今大学時代の友人が、ドイツに語学留学しているんです。ドイツは言語を学ぶ限りでは厳格で規範的な雰囲気を感じますが、実際にはかなり情熱的なところなのかも、などと思いを馳せてみたり。 ドイツ文学といえば、誰の作品か忘れましたが『スペインのバラ』という短編を原典で読みました。なかなかの代物です。 / lim. ( 2002-08-28 07:55 ) わぁ、Wetzlarだなんて!実は私の大好きな町だったりします。ゲーテが云々なんていうのは全く知らずに行ったのですが、こじんまりしてていい感じですよね♪ / トモコ ( 2002-08-28 04:20 ) 住んでいたところは別のところでした。駄文で誠に申し分けないのですがもし良かったら前に本家日記に東ドイツの事を書いているのでごらんになってください。統一物語 / みるみる@Atelier ( 2002-08-28 00:40 ) 実はそこで勉強していました(笑)あまりの偶然にびっくり。とても素敵な文章ですね。あのころの懐かしい想いが湧き上がってきました。私も公園はよく散歩しました。日本人はまだ私が最初といっていいほどいなかったのですがとても好きな街で得るものは多かったです。旧東ドイツ人の葛藤と優しさにも触れることが出来ました。また懐かしい思い出をありがとうございます。 / みるみる@Atelier ( 2002-08-28 00:35 ) たらママさん!さっそくいらしていただいて嬉しいです。欧州デビューでパスポート!おめでとうございます。今度はご主人にあまり妥協せず好きなところ沢山行ってきてくださいね(笑)。ゲーテハウスは僕も行きました。 / Hidey ( 2002-08-28 00:07 ) ゲーテといえばフランクフルトのゲーテハウスに行ったことを思い出します。私は文学とはどんどん疎遠となっていますが。近々仕事で欧州デビューすることになり、パスポートを再び取得することになりました。Hideyさんも頑張ってください。 / たらママ ( 2002-08-27 20:43 ) |
2002-08-27 旅と文学 1 | |
今回の旅行に際し僕は三冊の本を鞄に入れた。ゲーテの「ヘルマンとドロテーア」、リルケの「マルテの手記」、ヘッセの「郷愁」だ。はじめにお断りしておくが、僕は読書家というには程遠い人間だ。その分せっかく何か本を手にしたからにはそれが駄作だったり時間の無駄だったりすることには耐えられない。ことに大学時代に文学論の授業を取ったとき「文学は五十年の風雪に晒されてはじめてその真価が分かる」という尊敬する教授のひとことを聞いてからは、現代文学はめっきり読まないという非常に偏った人間になった。(この教授が唯一例外として挙げていたのが当時「羊をめぐる冒険」を書いたばかりの村上春樹だった) |
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↓「列車の旅というよりは」→「列車の旅は旅情というよりは」 / Hidey ( 2002-08-31 12:49 ) 邪夢猫さん、そうそう、宿も行き当たりばったりで上限8000円程度。列車の旅というよりはマストでした。でもそこから学んだことは他の旅からまなんだことの数十倍大事なことでした。たった3週間弱の間に沢山の出会いや学びがありました。酔っ払ってユースホステルで寝ていたら、ドイツ人の女の子が他の男と間違えて僕の毛布をめくったりと、結構面白かったです(笑)。 / Hidey ( 2002-08-31 12:24 ) misatoさん、村上春樹は却って読みやすい作品のように思えてしまうのですが、独特の比喩とかが難しいのかな?いずれにしても現代の日本語の模範となりうる彼の文章は言語学習には適しているでしょうね。今度は英訳された彼の作品を読んでみようと思います。こちらに10作近く出てますので。 / Hidey ( 2002-08-31 12:19 ) Ecruさん、ほんとにそんなに読まないんですよー。「ねじまき鳥」、結構疲れますよね。つらい部分っていうの、すぐ想像が沸いてきます(笑)。あの本はアメリカでも相当評価が高いです。 / Hidey ( 2002-08-31 12:16 ) あぁ、若い頃の自由なそれでいてお金のない旅行っていいですよね。もう二度とあのようなことはできないだろうけれど。若きHideyさまの悩み?(笑) / 邪夢猫 ( 2002-08-30 05:36 ) ミサトもEcruさん同様、Hideyさんはぜったい読書家というイメージがあるのですよね・・。日本語を習得した(読み書きOK)海外の知人が村上春樹に挑戦したと言うので、どうだった?と聞いたところ「とてもとても難しい・・」との事でした(笑)。 / misato ( 2002-08-29 12:07 ) なんとなく読書家のイメージが…。村上春樹氏の、「ねじまき鳥クロニクル」を読んでいるところです。すっかり体力もついてきて、つらい部分もあわてずさわがず読んでいます。 / Ecru ( 2002-08-28 21:06 ) プルーさん、それは確か死後三十年を経過した作家ということではなかったでしょうか。「ノルウェイ」の永沢さんですね。教授の話と似通っていたのでかなり印象に残っています。まあでも誰もが同じように思うほど最近の小説は屑ばかりですけどね。 / Hidey ( 2002-08-28 00:05 ) 「五十年の風雪に」うんぬんは村上春樹の小説にも出てきてたような、、、。もしかして、同じ教授の影響でしょうか。。 この文章もまた、彼の小説を読んでるみたい。私は旅には本を持って行くことはあまりないです。ガイドブックなどですでに重くなっているからという実際的な理由もあるのですけど、飛行機は別にして、電車などでは外をぼんやり眺めているのが好きだから。この前の帰国した際も日本の風景も飽きることはなかったみたい。 / デイドリーム趣向あり@プルー ( 2002-08-27 21:04 ) |