ピアノの連弾コンサートまで2週間を切りました。
アイは今回三曲弾きます。
妹と「かえるのうた」、お友達と「ゆかいなとけい」、父と「メヌエット」。
この日も朝から、私を除いた三人は先生の猛特訓を受けてきました。
晩。
家族で夕食を囲む、楽しい団欒のひととき。
長女アイ(5歳)が父に聞きました。
「パパはどうしてピアノ習ってるの?」
「アイちゃんとずっと一緒に、ピアノの連弾に出たいからだよ。」
ツレは2年前のアイの連弾の伴奏をして触発されて、習いはじめました。
「えー。パパはすぐ間違えるからやだ。他の人に『あ、間違えた。』って言われちゃうから恥ずかしいしぃ〜。」
「そんなこと言わないで。」
「あたしさー。お友達と一緒に弾く方が楽しいから、パパはもうピアノ習いに行かなくていいよ。」
サァー。
その場が凍りつきました。
確かに練習不足の夫はまだ完璧に弾きこなせてないけど。
「ピアノの練習ばっかりしてないで私と遊んで。」って言ってたのはアイでしょ?
アイとプールに行ったりしてるから練習時間が減ってるのに。
女の子って残酷〜。
酷過ぎる〜。
それに。
その台詞、小学校高学年ならわからないでもないけど。
まだ幼稚園生。マセ過ぎでしょ。
5歳って。
友達より、親がいいって年頃じゃないのかしら?
パパ大好き。ママ大好き。って時代はもう終わっちゃったの?
確かに、今回一緒に弾くお友達は、ひとつ上の、とっても上手な男の子で、間違えてもお互い様で。対等で。楽しく合わせられるのでしょうけど。
でも。でも。うまく言えないけど。
もうちょっと。アナタの「幼児時代」を楽しみたいんですけど。
※かえる見てるときは可愛いのに。 |