《24日》
午後から我が家に集まっていた友人達と、映画館へ。
古い『若草物語』を観る。エリザベス・テイラーが出演している作品。ジャネット・リ−の方が好きだけど。
映画の後は、食べ物やお酒を持ち寄って、我が家でパーティ。
シャンパーニュは各一本。
わたしはいつも通りポメリーだけど、なんとテタンジュ・プルミエ・クリュを持ってきたひとが!
ごちそうは、トリュフ入りフォワグラのテリーヌ、パセリバターのエスカルゴ、オマールのグリル、ローストチキン、帆立とサーモンのムースリーヌ、チーズいろいろいろ等。
ケーキも2種類、果物も苺とフランボワ−ズがあって、ガールズナイトに相応しい。
参加者が女子4名、名誉女子1名のガールズナイトだったから、じゃないけれど愛について話す。いろんな愛。
途中、ミサに参加するために2名が退席し、彼女達が帰宅するまで休憩を取る。戻ってから、パーティは再開した。
《25日》
頭の中で天使がバスケットをしていた。
街は静かで、ああ、生まれる直前なんだな、と思った。
きっと、何かが生まれる。
モカチーノを飲んでから、友人達は帰宅。
わたしはベッドに沈んだ。
《26日》
夕方から友人の家へ。
山の家。
炉端でお酒を嘗めながら、雪の降るのを聴く。
積もった雪の圧力で立つことができない。
ノエルだし、馬小屋で寝たいと言ったら怒られた。
《27日》
白くて音のないところにいる。
ウィスキーをたっぷり入れたカフェを魔法瓶に詰めて、万が一?のためにチョコレートを持って、遠乗りに出た。
頬が裂けるかのような風を受ける。気持ちがいい。その風を抜けたところに何かがあるような気がする。もしくは、何かが変わるような。
《28日》
帰宅。
パーティではプレゼント交換を。
2週間ほど前に、名前と色だけ指定された籤を引いて、そのオーダー通りに準備する。
薄いピンクの手袋。指の股だけ濃いピンクなのを用意した。それと同系色の小さいブーケ。
わたしの注文はモスグリーン。
ミラノで見つけた帽子屋ので、大興奮。その店の話を覚えていてくれたのも嬉しかった。 |