久々に遠くから来たメール。
なかなかベヴィな内容のやり取りだった。
まず。
お互いにとか言うなこらー。
人には人の数の生き方ってもんがあるんだー。
君はいまだ理解してないようだね。
私を理解しようなんて百万年±五年早い!ふはははは!
でも私にも否がある。
人に自分を理解してもらうのがへたっぴだから。
面と向かって「こういうとこあるよね」って言われるのがとってもこっぱずかしい。
正直このメールで再びかなり凹んでいまだに自己嫌悪に陥っている。
もう誰も自分のことを理解してくれなくても構わないくらいに。
しかし、何事にも丸腰で真正面から弾丸のように立ち向かっていく君(そしていつも玉砕)が、
こんな私にメールを送ってくるくらいだから
寂しくて寂しくて、探っても見えなくて届かなくて、不安でいっぱいなんだろう。
私に出来ることは、来るメールにだけ茶化さず誠実に答えること。
君にはブラックユーモアや私の自虐的ギャグが通じないのだ。
本当はそこから本質を汲み取って欲しい。
いやいやそれは無理があるか。
私を解ってないんだし。
私も考えなければね、こういうことをやっていい時といけない時と。
君は私を体育会系の男子なみに扱うが、忘れてないかい?
ああっと、忘れもするか。
男前でポジティブなメールばっかりだもんなっ。
忘れとけ、忘れとけ。
そんなメールもわざとだよっ、一生気付かなくっていい。
私がどんな風に過ごしてどんな思いでいるかなんて知らなくっていい。
君は熱い。私は冷たい。
君は女。私は男。
それだけじゃうちらバランスはとれないって。
もうブランコ押してあげられないよ。
卒業式はとっくに終わったよ。
あの頃からちょっとは成長したんだろうか。
解放しよう。
もうきっと誰も追いかけてこないから。 |