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みなみの「さぼのーと」

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★からだ内観日記(パーソナルトレーニングの記録)★

★お買い物ブログ 「こんなものを買った」

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2008-03-31 パラレルワールド
2008-03-18 専業主婦になってよかったこと
2008-03-04 妊婦女装
2008-03-01 母子密着(その1)
2008-03-01 母子密着(その2)
2008-02-24 けめ子近況
2008-02-19 ラーメン屋で反省する
2008-02-17 ピエール・マルコリーニ
2008-02-16 "かわいい"に関する彼の思想
2008-02-16 妊婦健診(第21週)


2008-03-31 パラレルワールド

小さい子供を持つということは
自分が目を離した隙に子供がどうなるかわからないという
無意識下の危惧――もっとはっきり言うと恐怖感―ーと
常に同居することなのか? と、たまに思わないでもない。



先日見た夢。

私は何かの宗教の儀式のようなものに一日中参加していた。
けめ子のことは気にかけつつ、それでもはっと気づくと
彼女がどこにいるのか思い出せなくて、あわてて探した。
すると、トイレのような水色のタイル張りの場所で、
白衣を着た医師らしき男性が言った。
「かなり具合が悪そうだったので、ああしています」

けめ子は裸で、中に水の流れる、白い陶製の、小さなバスタブのような、
大きな便器のようなものに入れられて目を閉じていた。
これはあんまりだ、と思って抱きかかえると
死んでいるのか、死にかけているのか、冷たくてぐったりしていた。
「けめちゃん、けめちゃん、お母さんだよ」
と声をかけたが反応はなかった。
そこで目が覚めた。



今朝見た夢。

けめ子は私の子供ではなく、私の母の子供になっていた。
母は今よりずっと若かった。
けめ子は、スイミングスクールのレッスン中に姿を消してしまったらしい。
そして、どうやらそれは、1ヶ月前のことらしかった。

母は、けめ子と同じスイミングスクールに通っている
女子中学生のグループにけめ子の写真を送ったり、
アイドルのような立場の人に手紙を送ったり(?)して
けめ子の行方を捜していた。
その様子は、尋常ならぬ必死さが伝わってくるものだったが、
夢の中の私にはどれも的外れな方法に思えて、
これを他の人が見たら、母の気が狂ったと思われるのでは……と考えていた。

一方、夢の中の私は、この一ヶ月間、けめ子が身近にいたという妄想にとらわれて、
けめ子が失踪したのかしていないのか、混乱して正確な判断ができないようだった。
そのため、母に「本当にけめ子は1ヶ月前にいなくなったのか」などと、
あれこれと聞いて確かめていた。

夢の中の私はこうも言った。
「友達と一緒にスキーに行った時、けめ子から開放されて清々していたのに」
「ついこの前、何日もけめ子の看病をしていたような気がするのに」

しかし、今はもう本当にけめ子がいないのだ、と実感が湧いてきた。
夢の中の私は、けめ子は臓器売買のためにさらわれたのだと考えていた。
母が中学生に送ろうとしていたけめ子の写真を眺めながら
もう二度と会えないと思って、とても絶望的な気分になり
大声で泣き叫んだ。
そこでふと気づいたら、隣でけめ子が寝ていた。
目が覚めたのだった。
目が覚めても、夢の余韻は覚めずに、しばらく悲しくて泣いていた。

夢の中の私は「何日もけめ子の看病をしていたような気がする」と話していた。
それは現実の私がしていたことだ。つい先週、けめ子が体調を崩したので。
まあ、スキーには行っていないけど。

現実の私が夢の中の私のことを夢に見たように
夢の中の私が現実の私のことを何かしら感じ取ったのかしら、
だから夢の中の私はあんなことを言ったのかしらと思った。
現実のけめ子はちゃんとここにいるから大丈夫だよ、と
夢の中の私に対して思った。

あ、でもやっぱり、夢の中のけめ子は人攫いにさらわれて、
内臓をバラされてしまっているのかなあ。

先頭 表紙

pirucolさん>おおおー、「ねないこだれだ」読者でしたか。やっぱり子供心にも怖いんですね……あれ。しつけ絵本としては、眠れなくなったら逆効果のような(笑) 「おっとあぶない」、図書館で探してみます。 / みなみ ( 2008-04-19 00:13 )
「ねないこだれだ」は幼少期のころ見ました・・・。あれは早く寝たくなりますが布団に入ってもなかなか寝れなかったです。あとしつけ系の絵本で思い出したのですが、怖くはないんですが「おっとあぶない」が残酷なんですがコミカルで面白いですw / pirucol ( 2008-04-08 11:55 )
つづき>あ、そういえば「ねないこだれだ」という幼児向けの絵本知ってます? 夜寝ない子はお化けがお化けの世界に連れて行っちゃう、という本当にただそれだけの話なんですけど、お化けが子供の手を引いて空を飛んでいくところで終わっていて。ごくごくシンプルで何の説明もないだけに、不気味なんですよー。子供の頃読んだら何を感じたかなと思います。 / みなみ ( 2008-04-06 01:49 )
pirucolさん>この夢を見た直後、トイレに行こうとしたらけめ子に後追いされ、泣き叫ばれました。毎度のことで「ウザー」と思ってしまったのですが、こういう夢の後だっただけに、彼女はいつも私が見えなくなるたび、すごい不安や喪失感を感じているのかもしれないな……と思いました。雅さんによると「幼子と抱き合って眠るとお互い似たような夢を見る」そうですし。 / みなみ ( 2008-04-06 01:48 )
僕も小さい頃よく家族がお化けにさらわれる夢を見ていたので、逆にけめちゃんも同じようにお母さんが急にいなくなっちゃうパラレルワールドの夢も見ているかもしれませんねw / pirucol ( 2008-04-02 12:10 )
この夢の中に、多分もう15年以上は会っていない小中学校の同級生が出てきた。中学の部活と塾が同じ、小学校の頃は特にクラスが同じでよく一緒に遊んでいた。赤い自転車(籠は丸くて黒い)も夢に出てきた。目が覚めてよく考えてみたら確かに彼女が小学生のころ乗っていた自転車だった。記憶というものにびっくり。 / みなみ ( 2008-04-01 02:47 )

2008-03-18 専業主婦になってよかったこと

■体調を崩しにくくなった

外で働いている時に比べて頭痛や風邪などが減った。
視力もかなり回復した(それでも目は悪いけど)。
肉体的・精神的なストレスが減ったおかげだと思う。
もちろん専業主婦になって別種のストレスはあるのだが
とにかく、ストレスの総量は圧倒的に少ない。

■自分の体調や精神状態に敏感になった

その日の体調や天気に関わらず
毎日同じ時刻の電車に乗り、同じ時刻に出勤し、
同僚や上司、客に囲まれながら仕事をするためには
自分の状態を一定に保つ努力をする必要がある。
少しの風邪くらいでは休めない。
言いかえれば、それは、自分に対して鈍感にならないといけないということだ。
それがなくなって、自分の調子がその日の天候一つ、
ちょっとした鼻風邪一つにも、大きく左右されることを知った。

■自分で時間の管理ができるようになった

その日の調子に合わせて、自分で仕事の内容を組める。
スケジュール自由自在。なんて素晴らしい。

子供が生まれてから時間の使い方も上手くなった。
この前、新聞で、世界的なキャリアウーマンの女性
(19歳で会計士免許取得、21歳で長子出産)が
「子供が生まれたことは仕事の障害ではなく、
 仕事を効率よくこなせるようになったきっかけ」と語っていた。
その言葉の内容が、私にも身をもって理解できる。

私も21歳でソレ(=出産ではない、念のため)に気づいていたら……。
有効に使えた時間がもっといーーーっぱいあったかも。
「出来る人」は早熟なのかもしれない。
そして早熟ゆえに学ぶべきことを早くに学べて
「さらに出来る人」になれるんだな、多分。
凡人は、早熟ではない時点で、すでに天才には追いつけないのだ。

■仕事や人生に理由付けをしなくなった

これは主婦になってからというより、子供ができてからかな。
自分は何のために働いているのかなどと昔はよく考えた。
今は、ただ天が与えてくれた自分の仕事があるからそれをやる。
そこには、疑問や不満や悩みが存在しない。
義務は感じるが苦痛は伴わない。
正直なところ、これがとても楽で、とても幸せ。
本当に本当に、これが一番幸せ。

多分だけど、過去の私は、本能からかけ離れた生き方をしていた。
でも今は否応なしに本能的生活に引きずり込まれている感じ。
でもそれってとても楽な生き方かもしれない。私にとっては。
過去の私は辛かった。
子育てが終わったらまた元に戻るのかもね。
でも一度こういうのを経験できた以上、
過去とまったく同じ地点に戻ることはないだろう。






と、いろいろ書いてみた。

他の人から見たら「何そのお気楽な生活!」と呆れられ、軽蔑されるのかも。
でも、だからといって、
私は何もお気楽に、このお気楽生活を手に入れたわけではない……と思っている。
自分が一番大切だと思ったもののために
捨てたくなかったものを捨て、変えたくなかったものを変えながら
自分なりに前向きにやってきた結果、というか、結果へと向かう過程の一つ、
それが現状だと思う。

これから2人目の子供が生まれたらどう変わるかわからないけれど、
現時点で自分を観察する限り、
私は、子育て専業主婦生活に閉塞感を感じるタイプではないようだ。
閉塞感どころか、かえって、この本能どっぷり生活ができることには感謝している。
子供を10人くらい育てるのではない限り、こんな生活、人生の一時期しかできないと思うし。

ただ、時々、自分の中に「外でお仕事用の脳みそ」が余っていると
感じることがある。
しばらくしたら、また外で働きたいとは思っている。

先頭 表紙

雅さん>雅さんからのつっこみを読むと、毎回、2人目が生まれるのが楽しみになります〜〜。専業主婦&母は本当にやりがいのある仕事だなーと私も思います! 替えの利く歯車として会社で働くのも悪くないけど……。今後の雅さんのライフスタイルは、ぜひぜひ参考にさせてもらいますよ。ふっふっふ♪ / みなみ ( 2008-04-01 01:50 )
フィー子さん>この前、うちに子育てサークル勧誘(といっていたけど実際は宗教っぽい)の人が来たんですよ。その人が、「私は育児で鬱になってしまって、その頃家庭内も夫婦の仲が悪くて……」と言っていたのを聞いて、「そうか、育児で鬱になる場合もあるんだ!」とハッとしてしまいました。私は、育児していてイライラすることはあるけど、鬱とは程遠くなりました。全然悩まなくなったというか……。本当、これには感謝感謝です。 / みなみ ( 2008-04-01 01:49 )
霜月さん>霜月さんの少し前の「生きるための生活」について書いた日記、とってもとっても興味深く読ませてもらいました。日々時間や仕事に追われていると見失ってしまうものもある、よね。 / みなみ ( 2008-04-01 01:49 )
ゆめっちさん>時間の使い方、私はもともとかなーりダメなんで、上手くなったとはいえやはりダメにはあまり変わりはありません。でも随分マシにはなったような。専業主婦にお仕事主婦、立場は人それぞれ、個人の資質や環境に合わせて選んで(選べない場合もあるけど)、後は「どれだけその人が自分の仕事に打ち込むか」が一番の問題なんだろうなと、思います。 / みなみ ( 2008-04-01 01:48 )
みーさん>昔は、子供ができたら自分がどう変わるかなんて考えたこともなかったし、条件のいい仕事をやめてまで専業主婦になる人がいるのも理解できない……なんて思っていました。でもまあ、実際にやってみるとうーん、なるほど、という事もあるもんですねー。専業主婦って主に家族をサポートするのが仕事なのかな? と思うんですが、そういうのも結構悪くないと思えるようになりました。 / みなみ ( 2008-04-01 01:48 )
ウチは子供が2人になってからの方がますます専業主婦って感じになりました!やりがいのある、職業だと思いますよ!ただ、下の子が幼稚園に入るまでとってもシアワセだったので、これからどうしようか迷ってるとこです。あと数週間で生活激変になるので。自分のお茶代くらいは稼ぎたいなと思いつつも子供の夏休みにあわせて休める仕事って・・・ねぇ? / 雅(みやび) ( 2008-03-30 00:35 )
うーん、ひとつひとつうなづきながら読みました!もちろん全てとは言わないけれど、かなり近い感覚かなと思います。閉塞感を感じるタイプもまわりにたくさんいますもんね。日々感謝です。 / フィー子 ( 2008-03-25 21:14 )
とてもよく分かります。生きるための生活をしているなぁと専業主婦になって思います。お仕事をするのも素敵ですが、専業主婦も大切なお仕事ですね。 / 霜月 透子 ( 2008-03-25 16:22 )
時間の使い方って、本当に上手な人は上手ですよね〜でも、真似できない私(^_^;)お仕事と専業主婦と、人それぞれの環境条件があるのでどちらが良いとか悪いとか、対比するものでもないですものね。今を良かったと思えることは素敵なことですよね。 / ゆめっち ( 2008-03-20 21:10 )
なんか深く考えさせられる文章でした。みなみさんはお母さんになって本当に良かったんだってことがすごくよくわかるね♪そしてそれを心から幸せだと感じることが出来て、それ自体も幸せだし、けめちゃんにとっても盲腸クンにとってもものすごく幸せなことなんだろうな〜(^o^) 天が与えてくれた命と運命に感謝、ね♪ / みー ( 2008-03-19 21:20 )

2008-03-04 妊婦女装

マタニティ用の水着を買いたいと思い
ネットの海を彷徨っていたら
世の中には「妊婦女装」なる趣味が存在する!
という事実を知った。

妊婦女装を趣味とする方のHPなど見てみると
お腹や前張りのパーツの作り方など
いろいろ工夫がされていて
なかなかコアーな感じ。

女装趣味の中のひとつとして、妊婦女装をしている人もいれば
まず妊婦装をしたくて、となると女装もつきもの、
という人もいるらしい。

世の中いろいろな趣味の人がいるものだなあー。
でもまあ、妊婦(になること)に憧れる男性の気持ちは
特別理解しがたいものでもない。

お腹が大きくなってくると、物理的な不快症状も無いわけではないが
自分の身体の中にもう一つの命を抱えているというのは
結構シアワセで楽しいものである。

先頭 表紙

秋さん>オメデタ? と聞かれるのもつらいが聞かれなくなるのもつらい……! 前にも話したかもですが、ウチの弟は、出産後の従妹に「今妊娠何ヶ月?」と聞いていました。アタタ……。 / みなみ ( 2008-03-26 00:49 )
ちゃなさん>確かに実証できないけど……(笑)、ただ、HPを見る限りで、違うな〜と思うのは、妊婦女装の人はお腹を強調したファッションを好むのかなって感じがします(そりゃそうか)。実際の妊婦さんはできるだけスマートに見える服を好みますね……マタニティウェアの雑誌とか見る限り。私自身も、別に隠したいわけじゃないけど、できれば「お腹ドドーン」みたいな服じゃない方がいいなあ。 / みなみ ( 2008-03-26 00:44 )
むらぱぴぃさん>あっ、そんなっ。ご無体なっ。 / みなみ ( 2008-03-26 00:40 )
pirucolさん>大丈夫、たぶん趣味の妊婦さんは見も心も妊婦になりきっているから。堂々と席を譲りましょう。 / みなみ ( 2008-03-26 00:40 )
ビッケさん>あー、うちのダンナもやったやった! オモリ入りエプロン。でもあれって、重さが全部肩にかかるから、実際の妊娠とはかなり感覚が違うんじゃないかなと思う。ところで、父親教室(両親教室)での周りのカップルの観察おもしろいよね……。って自分も観察されてたんだろうけど。ちなみにメタボと妊娠では全然お腹の出方が違うらしいよ!(妊婦女装HPより) / みなみ ( 2008-03-26 00:39 )
揚水さん>れっつ・ちゃれんじ。あ、画像送ってくださいね。 / みなみ ( 2008-03-26 00:37 )
フィー子さん>「妊娠できる・経験した性」にとっては意外というか、なんか盲点ですよねえ……、この嗜好。 / みなみ ( 2008-03-26 00:36 )
扮装などしなくてもしっかり妊婦体系なのに誰ももう妊婦とは見てくれない(泣)。「オメデタですか?」と聞かれなくなってはや十数年・・・。うわぁ〜ん。 / ( 2008-03-19 05:45 )
妊婦女装の人の気持ちと、妊婦さんの気持ちはどうちがうのか・・・興味があるが、これ実証できないよね(笑)。 / ちゃな坊 ( 2008-03-15 00:25 )
ぎょっ!きもっ! / むらぱぴぃ ( 2008-03-14 01:12 )
電車とかで妊婦に席を譲ろうとしたら「いえ、妊婦女装ですから。」とキッパリ断られたらどうしようww / pirucol ( 2008-03-07 10:33 )
こ、怖くて検索出来ん・・・。でも何か出産前の父親教室思い出すなぁ。金髪ヤンキーやかなり歳のいったおっさんやらと一緒にお腹に詰め物入れたエプロンみたいな服着て異様な光景だったよ。まあナチュラルに腹が出てるヲイラにはそんなの必要なかったけど・・・。 / ビッケ ( 2008-03-04 23:03 )
あ。興味あるかも…。 / 揚水 ( 2008-03-04 21:19 )
へえ〜〜〜〜〜!!! / フィー子 ( 2008-03-04 21:16 )

2008-03-01 母子密着(その1)

眠れなくなりました(ただいま02:46)。

01:30ごろに突然の電話で叩き起こされ、さらにちょっとイライラすることが重なったら
いきなり怒りの回線がショートしますた。ぶち。
後は15分くらい一人でぴぎゃーと叫びっ放し(家人は留守。というか電話が帰るコールだった)。
叫びつつ「こんな些細なことでどうしてこんなにキレているんだろう?」と
自分でも半ば冷静に、疑問に感じたくらいのキレっぷり。
たぶん、本当にぐっすり寝ていたところをいきなり起こされて
脳の変なところにスイッチが入ったのではないかと思うのだけれど。
衝動的に殺人を犯したりする人は、まさにこういう感じなのではないかなと思いました。

かわいそうなのがけめ子で、彼女は母が起きれば起きるし、
母がどれほど怒り狂っていようと、
本能的に母にぺっとりひっついているしか術がないらしく、
結果的に私の暴発した感情をすべて見聞してしまいました。
頭の片隅で「ああ、かわいそうに」とは思っても
何しろ自分で「なぜこんなにキレているのか不思議」と感じながら
それを止められないくらい激昂しているので、
その思いやりを行動で示してやれるわけもなく。

子供に対して思いやりの余裕を持てないということは、
子供を自分の一部のように思っているということなのですかね。
冷静になってから、なんとなく、
改めて母子というものの一体化ぶりを実感しました。

子供が幼いと、生活も、感情も、お互いかなり高いレベルで共有せざるを得ず、
彼我の境界もあいまいになるように思います。
たとえば私も他の友達から、
「自分が父親(別居)と喧嘩していたら、その間、子供(当時0歳)が
 離乳食を食べなくなってしまった」
「夫婦喧嘩をしたら、保育園の先生から即座に”子供の様子がおかしい。
 家で何かあったのか”と連絡が来た」
などという話を聞いたことがあります。

「子供を独立した一個の人格として尊重しましょう」などという
(多分に欧米的な)スローガンは実に美しく聞えるけれど、
それはもちろん理想だとしても、現実に果たしてどこまで実現可能なのか?
子供が本当に小さなうちは、それはちょっと無理なんではないかな……
と思いました。

というのは、母子の彼我の境界があいまいになるほど密着して生活しなければ、
子供は母親に庇護されきれない、母親は子供を守りきれないと
お互い本能的にわかっているから、そうしているのではないかなと。
そして、そういう風に密着しながら、子供は、
母親の表現する喜怒哀楽や、母親の従っている社会のルール、生きる方法を
全身で学んでいるのではないかなと。

まあもちろん、子供の前で負の感情を爆発させることが、決していいとは思わないけれど、
母子が密着することによって、
母親が子供に感情というものの学習をさせているのだとしたら、
「怒」や「哀」だけでなく、「喜」や「楽」も見せているはずで、
そうであれば、「怒」や「哀」を見せてそれにつき合わせてしまうことだけを
極端に忌避しなくてもいいんではないか……。
(……と、自分で書いていて、すごく自分に都合がイイというか、
 敢えて良い方に言いかえれば、とっても前向きな気がする)

先頭 表紙

レイさん多角的監視カメラ! うちもいまにそうなるのかー(笑) 覚悟しておきます。そして私もその脱力の境地へ! そうか……親の機嫌を伺うことによって空気の読める子になる、という考え方もできますねえ。いつもいつも人の顔色を伺うようになっては困るけれど、ある程度はそれも大事かな。 / みなみ ( 2008-03-26 00:35 )
あ〜、なんかわかるかも、その感覚。ついイラっときて子供の前で感情丸出しにしちゃった時の嫌悪感。その度に思うのよ。完璧に自分の感情をコントロールできれば素晴らしいとは思うけどそれじゃ子供は周りの空気の読めない人間になるよなぁと。いつもいつもじゃ困るけど時には母も機嫌の悪いときがあるとかそういうのはあってもいっか、なんてね。子供が二人になると多角的監視カメラです(笑)もう諦めというか一人のときより力が抜けたかな。 / レイ ( 2008-03-01 23:56 )

2008-03-01 母子密着(その2)

っていうかさー、ぶっちゃけ、またもし今回のように突然
怒りの回線がショートする事態が起こったら
私はいつどこでキレればいいんですかあーーーーーということです。
(いや、時と場所を選べないからショートなんだけど)

考えようによっては子供は24時間密着稼動の監視カメラ。
ぐっすり寝ているように見えてもちょっとしたことで起きてきたりするし……。
着替えとか歯磨きとかにぐずぐずと時間をかけられて
内心「おめー早くしろよ! さっさとやれよ!」とイライラしても
ここでそれを見せてはいかんと思い
一生懸命笑顔でおだてつつ、気長につきあっている自分には
たまに頭が下がります。ホホ……

はー。ホント、興奮するといろいろ脳内物質が出てしまって、眠れませんな。
幸い明日(今日)は土曜だし、寝るのはあきらめてこういうことを書いてみました。
ただいま03:46。それでは。

先頭 表紙

霜月さん>あー、後で起こっていた理由をちゃんと話すのは、大事かもしれないですね。でないと子供は勘違いしてしまうから……。心がけてみまっす★ / みなみ ( 2008-03-18 07:10 )
雅さん>それ面白い〜! 幼子とのこの一体感を味わえるのも、あと少しなのかな。楽しみまーす。けめ子がもう少し喋れるようになったら、夢も内容を聞いてみたい! 似た夢だったら感動。 / みなみ ( 2008-03-18 07:09 )
ちゃあ。>ドラクエのパーティ! その超的確な例えに大笑いしちゃったよ。本当にそうだよね。うちも二人目生まれたらさらにパーティ感が増すんだろうなあ……。ところで引越し荷物は片付いた〜? 片付けって子供がいるとホントに思うように進まないよね。子供がいない時は、一度片付けたものが二度と散らからなくて快感。 / みなみ ( 2008-03-18 07:08 )
お母さんだって人間なので、怒り狂ってる時は爆発してもしかたないんじゃないかしら。あんまり怒ってばかりはよくないけど。冷静になってから、怒ってた理由が子供のせいじゃないことをちゃんと話して謝るとかすればいいのじゃないかしら / 霜月 透子 ( 2008-03-02 16:10 )
2歳児と手を繋いだり、体の一部分を密着させて、しばらそのままでいると、どこまでが自分の体なのかわからなくなるよ。これが5歳児だと明らかに他人の体なんだけどね。気分的なものもそうかな。寝てるとき、幼子とは同じような夢をみてたりする。 / 雅(みやび) ( 2008-03-01 20:40 )
おつかれー。いやもうホント子供と密着って疲れるよね。疲れるからちょっとしたことでイラつくし。私も今引越しの片付けが進まなくてイライラだよ。そんで旦那が土曜も仕事とか言うし「子供と一日中一緒だとやっぱり怒りっぽくなるね」って…違うとは言わないが、それだけじゃねぇよ!と叫びたかった…。何をするにもドラクエのパーティーみたいについてくる生き物はかわいいが正直ウザイ今日この頃です。 / ちゃあ。 ( 2008-03-01 15:30 )

2008-02-24 けめ子近況

けめ子最近のブーム。

■「ぱぱの」「ままの」「けめちゃんの」
いろいろなものを指差してこれを言う。
洗濯物、眼鏡、財布など、なかなか的確に所有者を把握している。

■くまちゃん大好き
大きなクマのぬいぐるみを自分の椅子に座らせて、部屋中を移動する。
(椅子を押して歩くのが大好きで、その結果、よく他の部屋や台所に
 椅子が放置されている。微妙に鬱陶しい)
クマのイラストなどを見ると「くまちゃん、くまちゃん」と反応する。

■みっぴーたん大好き
基本的にミッフィー好き。ウサギのイラスト、およびキティちゃんは
すべて「みっぴーたん」。発音が徐々に「みっふぃーちゃん」に
近づいてきた。

■にゃんにゃんぱんつ
トレーニングパンツの柄にこだわり始めた。一番のお気に入りはネコの柄。
きのことお星様のイラストのパンツは、星を指差して「きれー、きれー」と
言う。無地やストライプ模様のパンツはあまり興味がなく、穿かせるのが
難しい時もある。

■お返事遊び
「ぱぱ」「まま」「けめちゃん」とお互いに呼び合い、返事をする遊び。
大声で呼ぶと大声で、ささやき声で呼ぶとささやき声で返事をするのが
かわいい。

■ちょうだい
人に物を渡すとき、「ちょうだい」と言う。「どうぞ・あげる」と
混同しているようだ。


【けめ子とめんめん】

最近、小さな赤ちゃんが何人も出てくるテレビCMが放映されている。
それを初めて見た時、けめ子が「めんめんがいっぱい」と言うので
びっくりしてしまった。
内容にも驚いたけど、「が」って、助詞がついてる?!
その後も、同じCMを見るたびにテレビを指差し
「めんめん、いっぱい」と言う。
この前は、産婦人科でもらったエコー写真を見て「めんめん」と
言うので、それもびっくりしてしまった。
(それは以前に教えたような気がするが)

けめ子の言動を見ている限り、
「めんめん=赤ちゃん=エコー写真=ままのお腹の中にいる」
という理解は、ほぼ成り立っているように思える。

先頭 表紙

ちゃなさん>昨今の学生さんの文章力はスゴイらしいですねえ。ネットが発達して、上手な子はもっと上手になっているんじゃないかとも思いますが。それにしても子供が文章らしいものを話し出すと感動します。この前は私が「けめちゃん、うんちやわらかいね」と話しかけたら、「うんち、やわらかいの」と言っていました。あ、こりゃ単なる反芻ですね。でも受けました。 / みなみ ( 2008-03-18 07:05 )
フィー子さん>けめ子は動物を擬人化したものが好きみたいで、しまじろうとかも大好きです。あと案外、大型犬とかも平気で、飛びつかれても平然としていたり……まだ怖い思いをしていないからかな? ZZ子ちゃんはどうでした? / みなみ ( 2008-03-18 07:03 )
霜月さん>よその子の成長は早いでしょ(笑)。自分で育てていても早いな〜と思うけど。本当にあっという間です。 / みなみ ( 2008-03-18 07:01 )
しえろさん>うん、可愛い可愛い! 日記でいろんなことに感動してたり、ちょっとぼそってつぶやいていたり、そんなしえろさんは可愛いですようー。 / みなみ ( 2008-03-18 07:00 )
あみボン。>うちも、後で思い返せるよう、今たくさん写真を撮っておかなくちゃ(笑)。 / みなみ ( 2008-03-18 06:58 )
すごい!助詞が入ってるなんて。子どもの成長力ってすごいなぁ。でも、どうしてうちの学生ちゃんたちは、学習したはずの“てにおは”がはちゃめちゃなレポートを書くのだろう・・・(苦笑)。 / ちゃな坊@まるで宇宙語でっせ。 ( 2008-02-29 21:22 )
くまちゃんにミッフィーちゃんかあ、丸っこいものに惹かれるのかな?! / フィー子 ( 2008-02-29 14:14 )
けめちゃん、すごい成長したんだね〜。赤ちゃんが生まれたらいいお姉さんになってくれるかしら。 / 霜月 透子 ( 2008-02-28 09:27 )
ウチも子たちもそんな可愛い頃があったわ・・・そうよ、私だって、そんな可愛い頃があったのね。今でも可愛いけど。 / スーパーしえろ ( 2008-02-27 13:26 )
ウチの娘にもそんな可愛い頃があったなぁ…昔の写真見たくなったヨン / あみボン。 ( 2008-02-26 08:34 )

2008-02-19 ラーメン屋で反省する

先日、家族でラーメン屋に行きまして。
盲腸君は先にビールとぎょうざを頼んで、私はラーメンを頼んで、
私が食べ終わった頃に盲腸君がラーメンを頼んで、
つまり時間差でラーメンを食べました。

そこで、二人して、
「これ、ラーメン一杯だけ頼んで、替え玉して一人一玉ずつ食べる手もあったかも」
という、実にせこい話をしました。
そして、
「でも、それは明らかにルール違反だろう」
という当たり前の結論に達しました。

そしてこの前の週末、違うラーメン屋に行きました。
カウンターしかない店で、私たちの隣の男の人が替え玉を頼んでいました。
それを見て、私たちは
「替え玉だ……」
「替え玉だ……」
「”替え玉”、する?」
「いや、”アレ”はやっぱりルール違反だよね……」
という会話をしました。

替え玉を頼んでいた男の人が、帰りがけに何かを盲腸君にぼそぼそと
話しかけていました。
私にはその内容が聞こえませんでしたが
盲腸君は「あ、はい」と答えていました。

何を話しかけられたのかと思ったら、
私たちの「替え玉はルール違反」発言に対する
苦情だったのでした。



あああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーー



そうだよね。
自分が替え玉頼んだ隣で、「替え玉はルール違反」とか言われたら
めちゃくちゃ気分悪いよね。
狭いカウンター席だったので、丸聞こえだったのですな。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

本当に悪いことをしたなと思って、
それですっかり食欲が失せてしまって、その後のラーメンは食べる気がしませんでした。
おいしいと評判の店だったのだけれど(私は初めて行った)、
そして確かにまずくはなかったけど、
そもそも自分の好みのタイプのラーメンじゃなかったこともあるし
たぶん私はもうあの店には行かないと思います。

でも、彼は私以上にもっと美味しくないラーメンを食べたに違いない。
ぐあー。

その後は夫婦して、なんだかぐったりしてしまいました。
ああいうことがあると、体力も精神力もげっそり搾り取られる気がします。

先頭 表紙

いしざきさん>確かに確かに。嫌な気分や汚いところで食べるご飯は美味しくないし、その逆もまたしかり。自分が他人にとってその「悪い環境」にならないよう気をつけねばと思いました。ところで、最近子供を連れてピクニックとかするようになって思ったんですが、青空の下で友達と楽しく食事すると、コンビニのごはんでも美味しいですね。家だとなんかむなしいけど……。 / みなみ ( 2008-03-18 06:56 )
マッキィ。>すごく勉強になりました。そうだよねー、お店で他の人が「なにこれ」なんて言っていたら、急に料理がまずくなっちゃう。家でたまにダンナに「これ食感が気持ち悪い」といわれたりすることがあるんだけど、一気にメシまずくなります。「わたしはちょっと苦手かも」、今度からその言い方真似しよう! どうもありがとー。 / みなみ ( 2008-03-15 12:08 )
みーさん>そーなんですよねー。痛い経験だったけど、反省する機会にはなったので良かったかなと。言われなかったら絶対気づかなかったと思うし。ホント、胸倉つかまれなかったのは幸いでした。 / みなみ ( 2008-03-15 12:07 )
霜月さん>そう、気性の荒い人だったら喧嘩ふっかけられていてもおかしくなかったなーと。それは幸いでした。ちなみに相手のお兄ちゃんは昔の文研にいそうな感じの人でした……。痩せててメガネかけてて神経質そうな感じ。 / みなみ ( 2008-03-15 12:05 )
Artghaさん>もうね、もうね、あああああああああああとしか。分かってもらえて嬉しい。 / みなみ ( 2008-03-15 12:03 )
揚水さん>妙に「宙」と「ふらふら」が合ってますね。 / みなみ ( 2008-03-15 12:03 )
揚水さん>いやいや……自分も、相手が悪いと思ったら一人で激怒しています。車の中では特に。「てめー何様のつもりだ! おめーが避けろよ! 何でここで私が避けなきゃなんないんだよ!」とか暴言吐きまくりです。娘は全部それを聞いています。この前はスポーツクラブの狭い出口で、車を出そうと切り返していたところに、強引に入ってきた初心者マークのお姉ちゃんがいてむかつきました。 / みなみ ( 2008-03-15 12:02 )
食事って食べ物の美味しさ自体だけじゃなくて、そのときの精神状態にも左右されますよね。何を食べても美味しいときもあればその逆もあったり・・・。 / いしざきともこ ( 2008-02-22 20:09 )
何事も、気づいて反省して、それからはしない、そう思うことが大切かなと思いました。 お店で食べながら、食べ物の批評をするのはしないようにしてます。言うにしても、「わたしはちょっと苦手かも」と、直接的に言わないようにしてます。もし、わたしが好きでおいしく食べてるものを、「なにこれ?」とか声が聞こえたらイヤなので。そう思えるようになって、昔の行動を思うと反省しっぱなしです。。。 / マッキィ ( 2008-02-20 11:29 )
あちゃー(^^; それはぐったりでしたねぇ。でも反論してくれたことに感謝?するっていう考え方もあるかもよ?反省できたし、そのひとも悶々としたまま黙って帰るよりちゃんと「聞こえてたよ」って言ってくれたわけだし(苦笑) いきなり胸ぐらつかまれなくてよかったと思おう!(慰めになってない?^^;) / みー ( 2008-02-19 22:45 )
まさに「ああああああああ・・・」でしたね。ま、悪気はなくても起こっちゃうことってあるんですよね〜。相手の方が穏やかな人でよかったです。 / 霜月 透子 ( 2008-02-19 20:18 )
「あああああああああああああ」のところ、気持ちすごい分かる(笑) / Artgha ( 2008-02-19 20:12 )
しまった、「宙」ってなんだよ…、自分。 / 揚水 ( 2008-02-19 19:35 )
ああ、それは、もう、もはやなんと言ってよいやら…。悪気なはなかったにしても、取り合わせが不幸だったかもしれません。けれど世には反省できない人も多いのでその点立派だと思います。今日も運転宙ふらふらと前を行く車に腹を立てていた自分を反省します。 / 揚水 ( 2008-02-19 19:34 )

2008-02-17 ピエール・マルコリーニ

しばらく前に書いた文章。UPし損ねたのを思い出したので載せてみる。



もうすぐバレンタイン。
この時期になると、テレビなどで、ベルギーのチョコレート会社
「ピエール・マルコリーニ」の名前を聞く。

この日記の記録によると2001年の10月、
私は友達と二人でヨーロッパへ旅行した。
フランス、ベルギー、オランダと北上し、日本との往復を含め
10日間くらいの旅だったと記憶している。

パリからブリュッセルに向かう特急の中で、
スイスにいるおばあさんに会いに行くという、
ブリュッセル在住の、若い弁護士の女の子に出会った。
ブリュッセルでのおすすめを教えてほしいと頼むと、
彼女は、「ここのチョコレートがおいしいの」と、
ピエール・マルコリーニの本店を教えてくれた。
当時、ピエール・マルコリーニは日本に上陸しておらず、
日本国内では無名だった。

さて、無事にブリュッセルのユースホステルに着いた私たちは
そこで私たちと同い年の日本人の男の子、コマイ君と知り合った。
コマイ君はバックパッカーとして、単身、ロシアから
ヨーロッパを数ヶ月かけて南下中だった。
何かのきっかけで、一緒に外出しようということになり、
三人で、弁護士の女の子が書いてくれた地図を頼りに
ピエール・マルコリーニ(と、もうひとつ、彼女おすすめのレストラン)を
探すことになった。

地図が間違っていて、レストラン探しはてこずったが、
ピエール・マルコリーニの方は、割とすんなりたどり着くことができた。
お洒落で高級感たっぷりの店内で、私と友達はチョコレートを買った、
はずなのだが、それがどんな品物だったのか、実はほとんど覚えていない。

とりあえず、チョコレートを買うという目的を果たした後、
私たちはグラン・プラスへ行き、小便小僧と小便小娘を見て、
手近なレストランに入り、ブリュッセル名物の
バケツ山盛りのムール貝を食べた。もちろんビールも。

後日、私たちは、ヨーロッパから一時帰国したコマイ君と
新宿の思い出横丁で再会した。
彼は、旅の間、オリンパス勤務の友達に勧められて買ったという
オリンパス製の、ズームのない、ごくシンプルな
フィルム・コンパクトカメラを持ち歩いていた。
そのカメラで撮った、旅の写真の数々を持ってきて見せてくれたのだが、
その中には、グラン・プラスを背景にした私たちもいた。
写真には私たちの名前がメモされていた。
そしてコマイ君は、次は南北アメリカへ行くのだと話していた。

それから1〜2年ほどして、ピエール・マルコリーニが日本に上陸した。
バレンタインの時期、テレビや雑誌が先をこぞって
かのブランドのチョコレートを紹介した。
当然のごとく私と友達はそれを話題にし、
「私達、日本上陸より先に本店行っちゃったもんね。ぐふふふふ」
「流行先取りしたもんね。ぐふふふふふ」と
優越感に浸ったのであった。

私は今でも、「ピエール・マルコリーニ」という名前を聞くたび
あの時のことを鮮明に思い出すのだが、
その時買ったチョコレートがどんなものだったのか、
そしてその味がどうだったのか、
ということについては、やはり、一向に思い出せないのだった。
友達は覚えているだろうか。
以前、一度、友達に尋ねてみた気がする。
彼女は「さあ……どんなだっけ……」と答えたような気がする。

先頭 表紙

秋さん>笑ってくださいって……そんな卑屈ちゃんにならないでくださいっ(笑) ピエール・マルコリー二のパフェやらガトーショコラやら、想像するだに美味しそうですね。そして高そうですね。見た目も凝っていてきれいなんでしょうねえ。ああ、じゅるじゅる。いいですね。 / みなみ ( 2008-02-19 01:22 )
ゆめっちさん>私も高級チョコって自分では食べないですね。バレンタインデーに人にあげるだけです(笑) 今年ダンナへのチョコはデメルにしました。パッケージが可愛かったので。渡すときについつい「高かったんだよ! 高級だよ!」といわずにはいられない私です。貧乏性……。 / みなみ ( 2008-02-19 01:19 )
みーさん>ほほー、やっぱりピエール・マルコリー二って美味しいのですか。改めて食べてみたい。でも自分で自分の為に買おうかなって値段じゃないですよね。私もガーナチョコとかでいいやー。安くて十分おいしいし。 / みなみ ( 2008-02-19 01:17 )
先月銀座店に友だちに引っ張って行かれました。オノボリのおばさんが二人であのおしゃれな狭い店内のカウンターでパフェとガトーショコラを食べる図を思い描いて笑って下さい。友人のパフェは美味しそうでした。私のガトーショコラはしっとりと硬くてフォークが刺さらずにガチャンとお皿にぶつかる音がして恥ずかしかったです。夫に5個で2100円のお土産を買ったのに「高いチョコだと緊張して味もわからない」だって。買うんじゃなかったヨ。 / 秋 ( 2008-02-17 14:11 )
どんなチョコレートを食べたのでしょうね?私は、高級チョコレートは先日夫に買ったゴディバが初めてなくらいで縁がないです(^_^;) / ゆめっち ( 2008-02-17 12:33 )
おぉ〜思いっきり先取りしてたわけですね☆今じゃこぞってみんなが褒め称えてるもんね。実際おいしいけどフツーの板チョコがおいしく感じてしまったりするワタシですがヾ(^o^)ゞ / みー ( 2008-02-17 09:54 )

2008-02-16 "かわいい"に関する彼の思想

pirucolさんの日記に触発されて書いてみる(笑)

いつも1着100円の古着を着せられているわが娘。
ある日、盲腸君を連れて、ママさんブラス(みんな子連れで練習に来る)の父親参観に行った。
その後、一緒に児童館に行った。
家に帰ってから一日の感想を聞いたら、曰く「うちの子が一番みすぼらしい」。

そうですか、そうですね、だってほとんど全部100円だもん。
というわけで、通販でかわいい服を買ってやった。
かわいい服を着せると確かにかわいさ倍増。ああかわいい。
(注:値段は倍増どころか20倍、30倍)
外に連れて行くと、いつになくいろんな人が「かわいいね」とほめてくれる。

「服にお金をかけて”かわいい、かわいい”と褒められる人生と
 お金をかけなくて褒められない人生と、けめ子にはどっちがいいと思う?」と
盲腸君に聞いたら、曰く
「”服が”かわいいのを、”自分が”かわいいと勘違いする子に育ったら良くない」
だそうだ。ははあ。
しかしだ、自惚れの強い子になるのも困るが、
あまり自己評価の低い卑屈な子になるのも困る。
(盲腸君は卑屈派である)

「最近、なんだか小雪がいいと思えるようになってきた」と言うと
「そりゃあこれだけテレビに出てればね。けめちゃんだって毎日見てるから
 かわいいでしょ」とこれまた彼。
そうですね。確かにそうだと思います。

先頭 表紙

pirucolさん>一択か……(笑) まあ、親にとっては子供はどんな服着てようがどんなアホだろうが可愛いもんですよね。多分。 / みなみ ( 2008-02-19 01:30 )
秋さん>そうかー、ママ居ないって泣いてもらえるのは今だけなんですね(笑)。確かに、20年後にもしそう泣かれたら気持ち悪いし(っていうかそれ育児失敗)。今の状態をたっぷり堪能しときます。 / みなみ ( 2008-02-19 01:26 )
ゆめっちさん>そうですね……愛すべき存在ですね。なんであんなに「まま」好きなのかしらっていうくらいママ好きな我が娘。どこの子もそうだと思いますが。自分は非力だから母親に庇護してもらおうという本能なんでしょうね、やっぱり。 / みなみ ( 2008-02-19 01:24 )
我が家には生まれてきた時点で『お金をかけて・・・』の選択肢はありませんww親の収入をいっぱい恨んで生活してもらうの1択でww / pirucol ( 2008-02-18 16:51 )
たま〜に平日家に居ると、学校から帰った娘に「お母さん居たの?」といかにもうっとおしそうに言われます。いない、と泣かれてみたい!もう一度(笑)。 / 秋@うらやましい〜 ( 2008-02-17 14:03 )
やはり、何は無くても「まま」ですよね♪愛すべき可愛い存在がいて羨ましいです♪ / ゆめっち ( 2008-02-17 12:34 )
この日記を書いている間に隣の部屋でけめ子が目覚めて、「まま、いない。まま、いない」と泣いた。かかかかわいいなあーー。 / みなみ ( 2008-02-17 00:16 )

2008-02-16 妊婦健診(第21週)

なんだか本当にもう、子供×2に汚染されきっている
この日記であることよ……。
まあいいか。

結局、戌の日参りには行っていない。ごめんよめんめん。
さて、健診。担当はS先生。


■めんめん(赤子)

推定体重380g。
胎児の体重を言われるたびに、そしてその重さや体積を
よりリアルにイメージするために、いつもスーパーで買う
豚肉のパックを思い浮かべるのは私だけか。
そういえば先日もデパ地下の量り売りで
400gの肉買ったし……。

エコーを見ると、頭蓋骨がこれまたかなりリアルな感じになってきた。
眼窩がごつい形にはっきり見えた。
性別もなんとなくわかったかも?

胎動も、徐々に大きくなってきた。
たまに、お腹全体を揺らす感じで「どふどふ」と動いたりする。
それから、「ぐるぐる」と、体を回転させている感じもある。


■母体

体重は51.2kg。前回比増減なし。
今回は、いつも着ていくジーンズではなく、スカートで行ってしまった。
スカートはジーンズに比べて確実に軽いはず。
なので、実際の体重は少し増えていると思う。

前回、果物を減らすようにと指導を受けて以来
果物は一切買っていない。
本当は適度に食べた方がいいんだろうけど、
買うとついつい一気に食べてしまうと思うから。
けめ子は出生時2500gと小さめだったけど、
それでも生むのにだいぶ苦労したので、
めんめんにも大きくなって欲しくはない。
あまり太らないように気をつけよう……。

前回出た尿蛋白++(強反応)は、今回はすっかり消えていた。
前回の健診の前日、ラーメンの味の濃いスープを
たっぷり飲んでいたので、蛋白が出たのはそのせいかと
思っていたのだが、先生によると、強反応というのは
それくらいでは出ないものらしい。
内臓の機能に異常はないので、採尿の時に
おりものが混ざったりしたのではないか……という話。
妊娠中毒症による蛋白も、出るとしたら8ヶ月以降とのこと。
まあとにかく、心配はないそうなので、よかった。

今のところ経過は何も問題なく、非常に順調な様子。
「何か気をつけることはありますか」と先生に質問したら
「よく食べてよく寝る。今が一番、子供の体が作られる大事な時だから」
とのこと。どきっ……。
最近、睡眠時間が短いし、食事もいい加減になりがちだった。
頑張ろう……。

先頭 表紙

ゆきちゃん>産婦人科によってはお母さんの骨盤と胎児の頭を計測して、帝王切開の有無を確認するところもあるみたいだね。苦労して普通分娩させるより、大変そうなら先にお腹開いてさっさと出しちゃおうという、産婦人科側の都合によるところが大きい検査のような気がしなくもないけれど……。下の子の方が楽、本当にそうだったらいいなあ。でも期待してがっかりするのはつらいので、大変かもという覚悟はしておきます……。 / みなみ ( 2008-02-19 01:35 )
赤ちゃんは骨盤に合わせた大きさになると聞いたことがあります。うちの子供たちは2人とも3400グラム超でした。でも下の子のほうが楽だったというのは本当だと思うよん。 / ゆき ( 2008-02-18 18:04 )

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