2003-08-14 劇団扉座「きらら浮世伝」＠紀伊国屋サザンシアター
2003-08-12 フリーダ・カーロとその時代　メキシコの女性シュルレアリストたち
2003-08-07 冷麦茶
2003-08-05 久々に芝居三昧になりそうな八月
2003-08-04 HA-NA-BI
2003-08-02 サマージャンボ宝くじ...　は昨日までの発売でした
2003-07-30 パルコ・プロデュース公演　ふたたびの恋
2003-07-28 うちの会社の夏祭り
2003-07-25 小銭の人流、電車の切符の買い方
2003-07-23 小銭の人、株に手を出してみる

８月６日（水）　１９：００〜

作・演出： 横内謙介
出演：山崎銀之丞、木村多江、六角精児ほか

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もう観てから１週間も経ってしまった。見終わった瞬間からどんどん忘れる鶏並みの記憶力の自分からすると、このブランクは致命的...

僕が芝居を好きな理由は、一回限りのそしてその場で演じられると言う、まさにライヴ性だ。演じる者と見る者の間の共犯関係、のような感覚も好きだ。音楽のライヴだと背が低い僕は視界が遮られたり、前の列でキテレツな踊りをしている他の客が気になる僕も、芝居はそういう余計な心配をしなくて済むところもいい。

それでもって日本語のシャワーを浴びるのも気持ちいい。横内謙介氏の台詞はとてもわかりやすい。野田秀樹氏のような複雑にして絶妙な言葉遊びも、鴻上尚史氏の過剰なほどのサービス精神もないけれど、難しい言葉は全然使わずに、それでいてじわじわ効いてくる言葉の力。

この作品は1988年、銀座セゾン劇場プロデュース公演作品として、横内氏が始めて商業演劇のために書いた作品。河合義隆氏の演出で、中村勘九郎、美保純、川谷拓三ほかが出演した。同劇団での再演リクエストのもっとも多い作品の一つだったそうだが、15年の時を得て満を持しての再演。（私は初見）

乱暴にまとめてしまえば、

江戸の町人文化が花開いた寛政時代。表現の自由を規制する御上の改革にもめげず、身上半減のとがめを受けてもなお、自身の夢を追いつづけた気鋭のプロデューサー・蔦屋重三郎。彼と同時代を生きた絵師、戯作者たちとの青春群像劇...

というところか。

蔦谷は最初、吉原大門口で遊女の情報を集めた「吉原細見」を発行していたが、彼が本当にやりたいのは錦絵。己の審美眼には絶対の自信を持つ彼は、従来までのただ作品を摺って売るという商いではなく、作者や絵師を育て、作品の提案を行っていたのだ。

目利きの彼のもとには恋川春町、山東京伝、そして無名時代の喜多川歌麿、葛飾北斎、滝沢馬琴、十返舎一九などそうそうたる面々が集う。

贅沢禁止令にて美人画が禁止され、使える色まで制限された後の彼の秘策は、謎の絵師・写楽の描いた役者の大首絵を雲母を用いたきらら摺りという手法で表現すること。しかし、更なる規制の網は次第に彼を苦しめてゆくのであった...

蔦谷は当時40代半ば。この作品の彼のように挑戦者の姿勢を保ちつづけていたいなぁ。

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紀伊国屋サザンシアターには初めて行った。まだまだ新しく、綺麗な劇場だけど、ロビーが狭いのがちょっと残念。

先頭 表紙

「新日曜美術館」（NHK教育テレビ日曜午前９時〜１０時、同日の午後８時より再放送あり）は放送日を土曜日に変更してくれたらいいのに。

というのも日曜夜の再放送にて、「あ〜この展示観たかったのに！」なんて事が多くてホント困るのだ。（困るのは僕の生活習慣？）

そんなわけで8/10の日曜日、一週間前のオンエアでチェックしていた表題の展示を渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムに観に行った。

番組の中では版画家の山本容子さんがメキシコを訪ね、彼女の生涯を振り返る構成になってましたが、番組中で大きく取り上げられていて、僕もとても気になっていた「ヘンリー・フォード病院」や「二人のフリーダ」といった彼女の代表作数点が出展されておらず（だから取材班はわざわざメキシコまで撮影に行ったのだが）、勝手にフリーダの大回顧展を期待していた僕はちょっと物足りないものを感じました。

ただこの展示と、同じく Bunkamura 内のル・シネマ１にて上映中の映画、「フリーダ」を併せて鑑賞して、彼女の創造の原動力が何だったのかを知ったことは非常に有意義でした。

世の中には別にその作品が作られた背景や、作者の置かれた環境など知らなくても充分に感動できる芸術品は確かに多いですが、彼女の作品は一度見たら、「なぜこういう作品が生まれるのだろう？」と更に気になることは確か。

ザ・ミュージアムの展示は9/7まで。

先頭 表紙

...ってどう考えても「冷・麦茶」だよな。「冷麦・茶」じゃね〜よな。

こんなこと思うのは、麦茶だと思って間違えて素麺のツユ飲んだ...っていうガキの頃の体験があるからに違いない。（だって入れ物が紛らわしかったんだもの）

先頭 表紙

先日、久々に観劇（ふたたびの恋）をして、芝居好きの血がまた騒ぎ出したところ、グッド・タイミングでイープラスからお得チケット情報のメールが舞い込んだ！　そこでさっそくオンラインで２本ブッキング。

一つは劇団扉座の「きらら浮世伝」＠紀伊國屋サザンシアター。

扉座は神奈川県立厚木高校の演劇部出身者が立ち上げた劇団。以前は劇団善人会議と言う名前だった。代表の横内謙介氏はまたの名をＳＭＡＰ座付き作者と呼ばれるほど（呼ばれてへん、呼ばれてへん）、まだブレイクしきれていない頃から彼らの舞台に対し、脚本を提供していた。代表作の一つ「夜曲」では、主人公の放火魔ツトム役を吾郎ちゃんが演じると聞いた時は「ありえなーい！」と叫んだものだ。（ちなみに元々のツトム役は、どことなく大木凡人にも似た、見るからにコンプレックスの固まり的役者さんが演じていたのだ。）

「きらら浮世伝」の初演は銀座セゾン劇場のプロデュース公演。中村勘九郎が主演だったのだな。それを今回は自分の劇団員だけで再演。イープラス特典でパンフレットが無料で付いてくるらしい。

もう一本は、「星の王子さま」＠東京国際フォーラム。

ご存知、サン・テグジュベリ原作（読んでません...）のミュージカル化。出演者も宮崎あおい、保坂尚輝、EPO（！）、ROLLY（！）などなど、豪華かつユニーク。で、演出が白井晃ときたもんだ。最近、役者として三谷作品などでテレビでの露出も多いけど、こういうファンタスティックな作品は彼が得意とする領域なんで、期待大。料金が半額だった、というのも魅力ダス...

お得チケット以外に、「歌舞伎を見ましょう」というお誘いも戴いた。
こちらは「野田版　鼠小僧」＠歌舞伎座。野田作品は「罪と罰」以来、本当に久々...

これらをこの２週間で観る予定。学生の時にもあまり無かったくらいのハイペースだな。

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土曜日に厚木鮎祭りの花火大会に行ってきた。

「横浜」とか「湘南」と比べるとローカルな雰囲気が漂うかもしれないが、実は打ち上げる花火の数は10,000発で、その規模は県下の中でも１〜２を争うほどなのだ。

しかも厚木には「リコー」「日産」「ソニー」「小田急電鉄」といった名の通った企業のオフィスや研究所があって、そういう会社の花火はやはりお金もかかっている分、期待に答えてくれる。

しかし、そんな中で小さいながらも毎年気を吐いているのが「日本レコードセンター（NRC）」なる会社だ。本厚木駅周辺で同社の社員送迎用バスを見かけることはたまにあるが、何をやっている会社なのかを知っている人は意外と少ない。同社のWebによると、日本ビクター出資によるソフト物流会社らしいが、前述の会社に比べるとその知名度や規模は一歩譲るだろう。

でも、ここの花火は毎年派手で、プログラム全てが終わった後に「今年一番印象に残ったのは？」と聞くとかなりの人がNRCを支持するのではないかと思われる。

ただ正直、今年はちょっと地味目だった。一体、NRCに何が？　というくらい普通だった。ひょっとしたらヒット作に恵まれない音楽業界の不況がこんなところまで影響していたのだろうか、と思わせるくらい。まさか「○○君、厚木市民のために我慢してくれないか？」と管理職のボーナスを減給して頑張ってみたけどやっぱりこれが精一杯、ってなくらいに地味だった。いや、ホント、来年は期待してますよNRCさん。

もう一つちょっと納得がいかなかったのが「音楽と花火の競演」なるコーナー。SMAPの「世界に一つだけの花」に合わせての打ち上げ、ってことなんだけど、別に歌詞と花火のデザインや、音楽と花火のタイミングが合っている訳でもなく、単にBGMがついているだけだった...どこが競演なんだろ...

一方、意外と？盛り上がったのがソニーだった。「夜空にSONYの四文字を描きます」というアナウンスに「なんじゃそりゃ？」と思ってたのだけど、打ちあがったらナットク。ちょっと歪んでいるが見ようと思えば「S」の字に見えなくもない文字が夜空に浮かんでいた！

大きな玉の中におそらく、夜空で「S」の字を描くように小さな玉を配置させたに違いない。ただ、見る場所や爆発の仕方で、上下や左右に反転したり、縦横の縮尺が変わってしまうのは致し方ないのだけど...

「S」「O」「N」「Y」の順番に４〜５回繰り返されただろうか？　自然発生的に会場の観客から「エス！」「オー！」「エヌ！」「ワイ！」の掛け声が！　これってまさに同社の思うツボではないか！


あれ？

この光景はどこかで見た気が...

アルファベット４文字...

コール＆レスポンス...

絶叫する観客...


...そうだ！　

「ヤングマン」だ！　「SONY」ができるのならば、技術的には「Y」「M」「C」「A」もそう難しいことではないだろう。（と言いながらも「A」は難しそうな気もする）それに音楽と花火の競演にこれほど相応しい楽曲も無いかもしれない。もれなく観客との一体感もついてくるし！

できればYMCAにスポンサーになって欲しいところだけれど、厚木市にあるYMCA英会話スクールやYMCA健康福祉専門学校には荷が重いか...

となるとどこかの物好きか秀樹本人がやるしかないような...（って何のためにだ）

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所さんが出演してたサマージャンボのＣＭ、秀逸でしたね。太陽が電球になっていて、交換すると一気に夏になると言うヤツ。あれ、梅雨明けが大幅に遅れるのを見越してやったとは思えないんですけど絶妙ですよね〜。

今回も会社の人たちとジャンボをまとめ買いしています。18人で190枚、プラス前回の繰越から更に40枚。

この230枚から３億円が当たった際には、出資額に応じて山分けするので、僕の取り分は約1,500万円。一人で買う時と違って、グループで分割する際には贈与とみなされて、課税されるらしいのだけれど、まぁ、そういう心配は当たってから考えろ、と言うことで...

で取らぬ狸の...と昔から言うけれど、今回もし当たったら、まずは家のローンの繰り上げ返済だな。「夢がない」と言われるかもしれないけど、やっぱり借金返済でしょう！　まぁ、数百万円単位で欲しいものがない、っていうのもあるんだけど。これにドカンと1,200万円。

早速、繰上げ返済をシミュレーションすると、返済期間が18年間も短縮され、更に利息が300万円も少なくなる。あとたった10年で完済か...と感慨に浸る。

あとの300万円は３で割って、

１）家族旅行（韓国食い倒れの旅）
２）自分の旅行のグレードアップ
３）ひまじんフットサルユニフォーム代（！）

に充てようかな。

ユニフォームって、フットサルの後の飲み会ではノリで「作ろう！」とかいう話になるけど、ある程度数集まらないと割高になるし、本当に皆買ってくれるかわからないし（笑）...

だから上下＋ソックス込みで25組くらいうりゃ〜っと作っちゃって、配っちゃうことにします（あくまで宝くじが当たったら、ね ^^; ）。もちろんデザイナーさんにギャラも払おう！　その節は背番号と背文字のリクエストを募りますのでお待ちください。

...なんてことを考えるだけで既に3,000円分の元は取れているような気がする。だけど本当に当たらんかねぇ〜　（当選番号は8/12に発表）

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女は９０７号室。
オーシャンフロントのデラックスツイン、シングルユース。

男はその真下、８０７号室。
スタンダードツイン、シングルユース。

女は誰もが名を知るシナリオライター。
そして男は、知る人ぞ知る、かつての有名脚本家……。

二月。沖縄。シーズンオフのリゾートホテル。
その一階、”サンセット・バー”で、再会する二人。

２年前に失くした恋を、
いまふたたび、紡ぎあうために……。

（以上、パンフレットより引用）

東京千秋楽公演　７月２７日（日）　１４：００　渋谷PARCO劇場
当日券にて入場

作：野沢尚　演出：宮田慶子
出演：役所広司、永作博美、國村隼

上演時間は休憩15分込みで、約３時間。

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「下り坂」の脚本家・室生晃一（役所）が季節外れの沖縄に３泊４日の休暇を取って訪れる。そこに偶然かつての自分のシナリオ教室の生徒で、不倫の相手だった、そして今は売れっ子シナリオライターになっている逢木新子（永作）もやってくる。

ホテルはかつて二人が不倫旅行で訪れた所、そしてそこには以前には無かったこだわりのバーが出来ている。二人の他には利用する客もいないバー。当初はお互いに会うことを避けていた二人。だが新子が構想に行き詰まったシナリオの相談を室生に持ちかけるとこから二人の新たなストーリーが始まる...

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室生の「心にまだ恋の火種は残っているのか？」という台詞にドキッとした。これはほんとに舞台の最初の方に飛び出す台詞で、ドラマの登場人物（かつて高校生の時に愛し合った二人が20年ぶりに偶然再会したことから不倫が始まる）の設定を確認する台詞なんだけど...

もともとバックステージ物とか、こういう虚構と現実世界が絡み合う作品が好き。シナリオのことを話ししているはずが、二人を巡る境遇に二重写しになっているところとか。

最後の永作の長台詞も良かった。決して引き込まれるような演技をするような人ではないんだけど、それまで虚勢を張っていた新子が、ふっと素に戻ったような気がして。

バーテンダー澤田役の國村さんの作るカクテルが美味しそうで、帰りについバーに寄ってしまいました（PRONTOだけど-笑）。こういう大人が楽しめるものがもう少し増えてくれてもいいのに、と思う。なんだか今まで劇評だけ読んで一度も生で観たこと無い、「セイムタイム・ネクストイヤー」が観たくなってしまった。

P.S.

永作博美...もっとぽっちゃりしていたような印象があったのだけど、実物はめちゃくちゃ細くて、めちゃくちゃ小顔だった！

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うちの会社では毎年７月最終金曜日の業務終了時間から９時頃まで、社員と地域住民を対象とした「夏祭り」を行っている。

グラウンドにビールや焼き鳥・焼きそば等の出店が並び、特設ステージでは関連のレコード会社に所属するアーティストがミニライブを行い、航空券や自社製品があたる抽選くじの後、打ち上げ花火で締めくくる、というものだ。

今年は５時頃までは何とか天気がもってくれたのだが、いざ始まると大粒の雨が降り出してしまった！　楽しみにしていた知り合いのバンド演奏も、某大物アーティスト（下記参照）のミニライブも中止。抽選会だけ時間を繰り上げて行われた。

その結果... な、なんと特賞の「札幌 or 福岡 ペア・往復チケット」が当たってしまった！　年内有効だが３連休や年末は使えないなど色々制限もあるし、おまけに先週実家（北海道）に行ったばかりでタイミング的にはイマイチなんだけどそれは贅沢というモノ。秋の楽しみが増えた！　ただ、一緒に行く相手がいないし、見たい所も多いので、分割して札幌と福岡に１回ずつ行きたいのだけど、そういうことは出来るのかな...

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さて、僕が入社した1990年頃は、バブルの最中ということもあってか、部署やクラブ単位で出店を出すために、上司の許可があれば当日午後の職場離脱もOKと、いう今を思うと呑気な時代だった。新人の頃は店員として、２年目は店長として僕も出店した。

「新人の頃の夏祭りのマイケルさんの出店がキッカケで僕ら結婚しました」と言われたこともある。お礼はいいから、何と言うか別な方法で還元して欲しいものだ。

その後、衛生的な配慮と、バブルが弾けたこともあって、93年頃から出店は業者が行うようになり、今に至る。

ステージ上の出し物は社員のパフォーマンスであったり、系列にレコード会社を抱えている関係もあって、売出し中？のアーティストをブッキングして、ミニライブなるものをやることもあった。

僕自身、92年に３人４脚リンボーダンス大会なる意味不明のイヴェントに職場の女性２人と参加したことがある。これは１チーム３人、必ず男女混合で、脚を３人４脚状態にしてリンボーダンスをすると言うものだ。

チームのコンセプトを「トロピカル」と位置付けて、水着着用で臨んだら、そんな気合の入ったチームはうちだけで、見事、審査員特別賞を戴いてしまった。

ミニライブの方はその年によってあったり、なかったり。「誰だこりゃ？」なる演歌歌手とか、物真似タレント（これはそこそこ盛り上がったらしい）がでることもあったが、過去一番のビッグネームは、2000年に来てくれたブレイク直前の「ゴス●ラーズ」だった。この時はアカペラの曲ももちろん、トークも大爆笑で、本当に楽しかった！　あと、直前に激しい雨で中止になった97年は「カ●ン」が来るはずで、丁度その数ヶ月前にお金を払って日清パワーステーション（懐！）に彼らのライブを見に行った僕には雨が恨めしかった！

今年も大雨で中止になってしまったのだけれど、今年のゲストは、何と御大「尾●亜美」！　社内告知を見た時に誰もが目を疑った、こんな工場の夏祭りに来ていただくのは申し訳ないほどの超弩級のビッグネーム！

しかし、あの「オリビアを聴きながら」や「天使のウインク」、その他珠玉の名曲の数々（←実はあまり良く知らない...）を生で耳にする機会は雨と一緒に流れてしまいまった...

ところで、なぜ今年はこんな大物を？　と思ってプログラムをよ〜く見たら... 今年は「花火」がなかったらしい...　こんなところでコストを削っていたか...

先頭 表紙

小銭の人は上京以来１８年（アメリカにいた２年を除いて）、学生時代の向ヶ丘遊園に始まって本厚木、相武台前、そして海老名というように小田急沿線に住んでいる。大学も就職先も小田急沿線なのだ。

以前は車も持っていたが、基本的に行動範囲とライフスタイルが電車でこと足り、あまりにも稼働率が低いので処分した。

車を購入したり、維持するためのお金（駐車場代、ガソリン代、車検代、税金等）を考えると、週末しか乗らないのは勿体無い。本当に必要な時にはタクシーやレンタカーを利用すれば充分だと今は考えている。

小銭の人は通勤には自転車を使っているので、電車に乗るのは殆どプライベートな時だ。いくら小銭の人と言えども電車代が勿体無いから遠出をしない、ということはない。「同じ乗るならいかに安くするか」がテーマである。

とはいえ、間違ってもキセルのことではない。キセルは学生時代を最後に卒業した（時効だよね...）。

一番活躍するのは「土休日回数券」だ。これは土休祝日と12/31〜1/3のみ使える回数券だけど、10枚分の値段で14枚発行される。有効期間は発効日から３ヶ月。多分私鉄各社は出していると思う。ＪＲは普通の11枚の回数券しかありませんが。

10枚のお金で14枚、ということについて３通りの解釈をしてみた。

１）４枚タダで付いてくる
２）４枚分のお金が浮く
３）１枚あたりの単価が安くなる

１）の例として自分で使用するのは当たり前。人に渡すとちょっと喜ばれる。以前彼女がいた頃に、家に来てもらったお礼と、「また今度来てね」という意味で切符を渡したことがあったなぁ。（ホントはパスネットの方が喜んでもらえたかもしれないけどね）

２）最近はあげる相手もいないので、専ら自分で使います（爆）。最近、新宿から帰る時にロマンスカーに空きがある時は結構な頻度で乗るようになりました。「いいや、４枚分節約できたんだし」−　小銭の人もたまにはプチ贅沢をしたいのです。

３）新宿-海老名の区間は480円。10枚の値段で14枚買えるということは１枚あたり約343円。新宿-町田、海老名-喜多見が360円なのを考えると、途中下車しても割安な区間は結構多い。だから下北沢乗換えで井の頭線に乗る時も、代々木上原乗換えで千代田線に乗る時もこの回数券を使います。得する金額の総計は減るんですけどね...

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更にどうでもいい裏ワザ（海老名市民限定）なんですが...

海老名→新宿は480円ですが、新宿発の480円区間は実は２つ先の本厚木までです。つまり、この回数券は海老名駅で買ってはダメで、新宿か本厚木で買うべきなのです。

最後はあまりにもピンポイントな話になってしまいましたが...　結構お得ですよ、土休日回数券。皆さんもお試しあれ。

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2002年8月以来、11ヶ月ぶりに日経平均も10,000円台を回復したということで（この原稿をかいている時点では、また9,500円台に戻ってしまいましたが）久々に株を購入してみることにした。

小さなお金にはこだわる小銭の人も、大きなお金となると意外と大雑把。実は以前、思いつきで購入した初めての株が急落した時に、同じ銘柄の株を追加購入（いわゆる難平買い）して購入単価を下げたところ、その会社が３日後に破綻という悲哀もしっかり経験済みだ。（その銘柄は何を隠そう山一證券である。南無ゥ〜）

その時の反省を活かして今回は会社四季報片手に慎重に吟味したかと言えば...なんてことはない、株主優待のみに着目した、これまた安易な銘柄選びになってしまった。大丈夫なのか？　小銭の人よ！

ちなみに選んだのはワタミフードサービス (株)とカルチュア・コンビニエンス・クラブ (株)。

前者は３月及び９月末時点の株主に対し、年２回「和民」グループで使える食事券6,000円が貰える。つまり年間12,000円の還元。現在単位株主になるのに必要な資金が80,000円前後なのを考えるとこれはお得！　個人的にはレストラン＆アメリカンバー「T.G.I. Friday's」を傘下に置く事と、社長が渡邉美樹（ワタナベミキ）だから「ワタミ」と言うのも気に入ってのお買い上げ。（いいのかそれで！）

後者はビデオレンタルでおなじみ「TSUTAYA」。ここも３月及び９月末時点の株主に対し、年２回5,000円分のレンタル優待券が貰える。現在単位株主になるのに必要な資金は100,000円強。

もちろん株価が上がってくれる方がいいのだが、短期間で売買して利益を確保するのではなく、数年間は株を持ちつづけて、この特典を享受したい。「和民」にしても「TSUTAYA」にしても自分が好きで普段利用している会社だからこそこの優待は嬉しいのだ。（つぶれないでくれよ...）

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