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口車大王「旅のおもひで」

 
口車大王の、旅行で遭遇したことなどを。。。

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外から見ると、まことに不思議な台湾の政治
なぜ、台湾は国際社会の正面ドアをノックしないのか

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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2002-01-02 晩秋のオスロへ その12 通り雨、そして二重の虹
2001-12-17 晩秋のオスロへ その11 ムンク美術館
2001-12-02 晩秋のオスロへ その10 オスロ大学植物園
2001-11-29 晩秋のオスロへ その9 オスロで見つけた技術立国日本の底力
2001-11-22 晩秋のオスロへ その8 波止場に沿って歩いてみる
2001-11-19 晩秋のオスロへ その7 Radison SAS Plaza Hotel
2001-11-05 晩秋のオスロへ その6 オスロ駅
2001-10-29 晩秋のオスロへ その5 オスロの朝
2001-10-29 晩秋のオスロへ その4 千歳発アムステルダム経由オスロ
2001-10-22 晩秋のオスロへ その3 新千歳空港国際線待合室と免税店


2002-01-02 晩秋のオスロへ その12 通り雨、そして二重の虹


 新年、明けましておめでとうございます。オスロの旅行記は、結局年を越してしまいましたなぁ。

 ムンク美術館を後にして、歩いて30分ほどの距離を、オスロ最古の石造りの教会へと向かいました。

 折り返して再びオスロ大学の中を抜け、さらに住宅街を突っ切ります。途中公園があり公園の中に入っていくと、一角に保育園があります。建物は木造です。ここ以外でも同じような建物を見つけたのですが、保育園は、だいたいこういう建物の作りになっているようです。ノルウェーの伝統的な建物は、石造りではなくて木造なのですが、そういう伝統がこういう形で生きているようです。

 その保育園の前に、いろいろな計測器具が設置されたプラットフォームがありました。いったいなんのためにあるのか不明なのですが、どうも日本で言えば「アメダス」のようです。

 さらに歩を進めると、なんだか雲行きが怪しくなってきました。オスロ大学の構内ですでに、遠目に黒い雲が迫っていたのはわかっていましたが、本当に近づいてきました。すると、目の前には雰囲気のある教会が。。。なんか、ホラー映画にでも登場するような雰囲気です。

 そして、小川を渡る辺りで、とうとう雨が降ってきました。通り雨というやつですね。しばらく雨宿りしていましたが、少し小降りになったところでまた歩き出したのが失敗。歩き出した途端にまた雨足が強くなってしまいました。雨宿りするような場所もなし。いやぁ、まいった、まいった。

 ようやく路地に入って住宅の狭い軒先を見つけ、そこで雨宿りします。ようやく空が明るくなって、青空がよみがえってきました。そして、今来た方向にふり返ると、そこには、、、

 建物の上に見事な虹が現れているではありませんか。しかも、しばらく見つめていると、さらに二重に虹が。通り雨で降られても、こういう至福の一時が用意されていました。目的の教会はもう目と鼻の先。丘の上、青空の下に教会は光り輝いていました。


つづく

先頭 表紙

子供が生まれてから虹を見せてあげたくて雨上がりの空をよく見上げます。 / とんぼ ( 2002-02-12 22:52 )
緑の多い、実におちついた街ですねー。石造りの教会なども見てみたい。遅れました、今年もよろしくお願いします。 / ransyu ( 2002-01-09 17:42 )
peachさま,本日仕事しておりました。朝から晩まで英語の翻訳で砂。只今も,家に帰ってきてからぷろじぇくとえっくす見ながら仕事していま砂。 / 口車大王 ( 2002-01-08 21:34 )
口車大王様、お誕生日おめでとうございます!!どんな当日を過ごされているのでしょうか?ご友人とかが多そうだから、ドンちゃかされるのかしら?出来ればご様子の日記が読みたいわ!!素敵な一年間が待っていますように!!おめでとうございます。 / peach ( 2002-01-08 15:25 )
peachさま、明けましておめでとうございます。をを、そうなんですか!確かに、この直後に良いこと置きましたよ! / 口車大王 ( 2002-01-03 21:51 )
口車大王様。あけましておめでとうございます。二重の虹って、見ると良い事が興るんだそうですよね!!お正月早々、素敵なものを見せて頂けましたワ!本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 / peach ( 2002-01-03 12:18 )

2001-12-17 晩秋のオスロへ その11 ムンク美術館


 さて、

 トラムの停留所から、オスロ大学の植物園を抜けると、ムンク美術館があります。エントランスの雰囲気は、伊豆一碧湖畔にある池田20世紀美術館と似ています。

 以下、切符売り場のおばちゃんとのやりとりです。

お「今日は、展示の入替えで半分しか見られないから、大人は半額の、学生料金よ。」
口「それはラッキーなんですか?」
お「そうね、半分ラッキーで半分アンラッキーね。」
お「ところで、あなた横浜から来たの?」
口「はっ?な、な、なんでわかるんですか?うちのオフィス横浜なんですけれど。」
お「あのね、日本人で文通している人がいて、その人が横浜なのよ。『コーナン』って言ったかしら。私、一度言ったことあるのよ。」
口「おお、『港南』ですか。当方からはちょっと遠いですね。それにしても、いきなり横浜と言われて驚きました。」
お「クリスマスカード書いてあげるから、あなたの住所書いてくれる?」
口「はいはい、よろしいですよ。」

 美術館の入口でこんなやりとりしたの初めてだな。


つづく

先頭 表紙

Hirokoさま,ようこそお越しを。それではよいお年を〜! / 口車大王 ( 2001-12-31 20:22 )
あ、すみません。初めまして! でしたー(笑)    夕暮れ時に魂の叫びを聞いた、かな? / Hiroko ( 2001-12-28 01:41 )
ああーー、いとしのムンク〜♪ 「叫び」好きです♪ アレは確かムンクが端を渡ろうと思った時に夕暮れ時の(夕日の?)叫びを聞いた、とか、そんなのが起源じゃありませんでしたっけ? はじめて美術館でムンクの作品展に行った時、本当に叫び声が聞こえたようなきがしたのです。 桟橋で綺麗なドレス着た女の人達の絵も好きです。 あー、見たいー!! / Hiroko ( 2001-12-28 01:40 )
をを、保管のことを考えると、環境は最高っすね。ず、ずるい!さなえもんどの / 口車大王 ( 2001-12-24 22:46 )
連作だったのですね。知らなかったー。 骨董品屋なので美術館には子供の時から出入りしてます。保管が面倒臭いと『個人蔵』で預けると便利なんだな。で、お得意さんに「あそこにあるから見てくれ」と宣伝してたりする・・・・。 化石を置きに行った時「中国産にすると、本国に帰さなくちゃいけないからメキシコ産あたりにしときます」だって。結構いい加減でいい感じっす。 / さなえもん ( 2001-12-22 01:53 )
ransyu さま、展示室に入ってまず真正面にあり、右を見たらまた1まいあった。「おや?」と思いました。 / 口車大王 ( 2001-12-20 23:09 )
くすのき燕さま、「叫び」を見ていると精神的にどっかおかしいのではないかと思うのですが、写真を見ると普通の人なんですよね。しかも長寿を全うしている。 / 口車大王 ( 2001-12-20 23:08 )
ホント、「叫び」が何枚もあるとは知りませんでした。池田20世紀美術館は行ったことあるけどオスロは行かないだろうなー。 / ransyu ( 2001-12-20 19:30 )
10数年前、ビンボー旅行でヨーロッパを数ヶ月ふらふら。北欧では寒かったし、すぐに暗くなっちゃうので、比較的安く入れる美術館で長い時間を過ごしていました。たしか、「まあ考えてみれば、あたり前だけど、ムンクって普通っていうか明るい絵も書いているんだな」と思った気がします。 / くすのき燕 ( 2001-12-20 10:04 )
ゆーさま、油彩と水彩なんですけれどね、飾ってあったのは。でも、てっきり油彩が一枚だと思っていたので、ほっほぉと思いました。ここでの心残りは、Made in Tiwanの「叫び」空気で膨らまし人形を買わなかったこと。 / 口車大王 ( 2001-12-19 22:02 )
プルー様、そうではないかと。ただ、なんせ「半分ラッキー日」でしたから。。。 / 口車大王 ( 2001-12-19 22:01 )
叫びって何枚かあったのですね〜、全然知りませんでした!!! / ゆー ( 2001-12-18 11:00 )
ムンクの作品はほとんどここにあるのかしら。叫びは確か、倉敷美術館にもあったような気がするけれど。 / プルー ( 2001-12-17 22:42 )
肝心な「叫び」の写りが悪くて残念。 / 口車大王 ( 2001-12-17 19:43 )

2001-12-02 晩秋のオスロへ その10 オスロ大学植物園


 10月3日

 昨日の1日中の会議のおかげで、この日は会議も午前中で終わり、夜の歓迎パーティーまで自由時間。本日も本当に気持ちの良い晴天です。そこでムンク美術館まで行ってみることにしました。

 ホテルでトラムの乗り方を聞いて地図を貰い、オスロ中央駅前からトラムに乗ります。15分乗るとそこは住宅街。街区を抜けてオスロ大学の敷地に行き当たります。ここの植物園を突き抜けた反対側にムンク美術館はあります。

 植物園は散歩をするのに最高。快晴の空の下に広がる紅葉は見事の一言。最近、日本国内ではなかなか見事な紅葉にお目にかかれないのですが、昨年のストックホルムと言い、北欧ではなぜかタイミングが合います。会議室に缶詰め状態の疲れを癒す、至福の一時でした。


つづく

先頭 表紙

口車さん。いろいろありがとうございました。そのうち活かしますので。 / ransyu ( 2001-12-08 19:58 )
ransyuどの、この写真はデジカメで撮ったものを、画像編集ソフトでひとつにまとめています。具体的にはGraphicConverterというソフトを使ってます。スキャナをお使いでしたら、付属に例えばPhotoshope LEとかが付いていると思います。 / 口車大王 ( 2001-12-07 21:54 )
すいません。もう一つ。私は2枚いっしょにスキャナーで、なんですが、これだけだと。あ、スキャナーじゃないんでしょうか。 / ransyu ( 2001-12-07 20:15 )
みかりんどの、オスロは緑の豊かな街で、オスロ中央駅の辺りから車で10分も行くと、もう公園や林がいっぱいあります。昔、そういうコマーシャルがありましたな、「ハヤシもあるでよ!」 / 口車大王 ( 2001-12-04 18:46 )
パンドラ殿、実際の風景はこれらの写真なんかよりもっと広がりがあった。それが伝えられないのが残念です。 / 口車大王 ( 2001-12-04 18:44 )
すごく綺麗なところですね。。緑がいっぱいで嬉しくなります♪赤いツタが絡まっているところが、なんとも言えません。。 / みかりん ( 2001-12-03 22:34 )
ああ素敵すてき!!! 空が高い!みどりも赤もきれい!! あ〜〜今ワープしたいでっす。 / パンドラ ( 2001-12-03 21:28 )
ゆーさま,昨年のストックホルム市庁舎(ノーベル賞の晩餐会やるところ)も真っ赤だったざんす。 / 口車大王 ( 2001-12-03 21:15 )
すごい、ツタが赤く染まっているのは初めて見た気がします。。。 / ゆー ( 2001-12-03 18:27 )
ransyuさま,これは本文中にばらばらにということですか?そうであれば,本文中に自分の写真のファイルを置いておけるサーバにリンクを張って,本文中にその写真を参照するURLをIMG SRCコマンドで記述します。口車,これが面倒なのでまとめていますけれど。 / 口車大王 ( 2001-12-03 17:00 )
peachさま,最近くそいそがしくてなかなか皆さんの日記を読む暇ないのですけれど,よろしく。 / 口車大王 ( 2001-12-03 16:49 )
いい写真ばかりですねー。ところで別々に2枚の写真の載せ方教えてくれませんか。 / ransyu ( 2001-12-03 15:21 )
ご免なさい。。。本文とは関係無いのですが、口車大王様、お祝いのメッセ〜ジを頂けて嬉しかったのです。本当にありがとうございました。また、これからもどうぞ宜しくですヨン。 / peach ( 2001-12-03 08:30 )

2001-11-29 晩秋のオスロへ その9 オスロで見つけた技術立国日本の底力


 今回も堅い話。

 10月2日火曜日,この日は予定になかった会議を急遽やることになり,会議場のホテルの中に部屋を確保できないので,タクシーで15分ほど行ったところにあるNEK(ノルウェー電気技術協会)へ移動しました。

 NEKの入っているビルは,中が吹き抜けになっていて白が基調になっています。天井がガラス張りになっていて自然光が差してくる。日照の少ない北欧ならではの設計です。10月になってから北欧でこれだけの晴天は珍しい。

 本日の会議はワークグループという,実際の作業に則した討議を行う場で少人数。しかしまあ,こんなに良い天気の日に会議はやりたくありませんなぁ。上の写真その怠惰な雰囲気がうまく写し取られているので,思わずここに掲載してしまいました。写真の後ろ側が建物の内部に面した壁なのですが,外光が差し込んでいて,自然光をうまく利用しているのがわかります。

 さて,会議後廊下を歩いていると,壁に1枚の写真を見つけました。

FIRST IEC COUNCIL MEETNG, LONDON
19 OCTOBER 1908

 こんな見出しがついてます。

 すなわち,IEC(国際電気標準会議)の最初の設立総会が開催されたときの,参加者の集合写真です。こんなところで当時の写真に巡り合えるなんて,驚きました。

 この1枚の写真が,当時の社会情勢をいろいろ物語ってくれます。

 IECは,当時いろいろな国で科学技術産業が発達し,規格を統一しないといろいろ不都合が生じてきたことを反映して設立されました。ロンドンで開催されたということは,いちはやく産業革命が起きたのがイギリスであり,第一次世界大戦までは世界の科学技術をリードしていた国がイギリスであったという証です。

 そして,写真をよく見てさらに驚きました。なんと日本人が写っているのです。最前列右から2人目と3人目が,日本からの参加者です。

 明治維新からたった40年後,すでに「先進工業国クラブ」に顔を出していたことに,改めて驚かされます。ひとつには,日露戦争に戦勝したことで,日本の存在感が認められたのでしょう。そして,もうひとつ重要なことは,IECの場に積極的に参加するすることの意義を,明治の先達の中に理解していた人たちが存在したことです。

 科学技術というものは,IECの規格作りのような基礎的なものから積み上げていって,ピラミッドの頂点に最先端のものがあります。口車も,IECの活動にかかわるようになってから10年以上になりますが,こういう活動に後ろ向きな日本の企業の壁に何度もぶつかっています。しかし,中には積極的に関わることの重要性を理解している人たちも存在するのですが,それが,すでにIEC設立の時からちゃんといたというところに,日本の技術力の底力を感じるのです。すべてでなくてよい,1割でもよいからこういう人たちが存在すれば良いのです。

 最近,東アジアの国々の工業生産の追い上げが激しく,日本は置いていかれて没落するのではないかとも言われています。しかしながら,技術立国としての日本はそんな柔なものでないことを,この1枚の写真は雄弁に物語っています。

 ちょっと前に日経ビジネスに経済評論家(かな?)の唐津一さんも書かれていましたが,こういう基礎技術の重要性を,これらの国々の政府は全くといってよいほど理解していない。すなわち,今は日本は調子悪いかもしれないが,日本が置いてきぼりを食うようなことはあり得ないのです。

つづく

先頭 表紙

夢樂堂様、経済産業省、努力は認めるが感覚がずれています。関係者の調整を取らないで勝手に突っ走るというところが、省庁改編以来とくにひどくなっています。 / 口車大王 ( 2001-12-01 19:38 )
lamancha様、そうなんです。それと、時間がかかる。インターネットの登場は、こういうデ・ジュール・スタンダード作りに、革新的な環境を与えました。ほんとに楽になった。 / 口車大王 ( 2001-12-01 19:37 )
本当、そう思う。世界最高の技術がゴロゴロしているのにバックアップしない政府、お馬鹿そのものだと思う。 / 夢樂堂@お祝い多謝 ( 2001-11-29 21:56 )
規格は先見の明がいるでしょうし、各国の利害も絡むから大変でしょうね。先端は流行った廃ったで終わるけど、規格は産業の基盤だからそれこそ波及効果は絶大でしょうね。面白いです。オスローの町並みも味がありますね。 / lamancha ( 2001-11-29 13:31 )

2001-11-22 晩秋のオスロへ その8 波止場に沿って歩いてみる


 初日の会議の後、雨も上がってきたので、夕食がてらホテルから駅とは反対に、王宮へ向かって歩いてみました。

 駅前から王宮にかけて一本道が通っており、途中までは店舗や飲食店が続いているのですが、途中から途切れて王宮へと続いています。その途中にはコンサートホールもあり、その前を抜けて王宮に対して左手に歩いていくと、波止場へと続いています。

 そのあたりは、観光船の船着き場になっていて、今は季節外れ、静かなたたずまいです。オスロはまだ夏時間、もう夜の7時だというのに、まだまだ明るい。船着き場の前には旧オスロ西駅の建物。今はインフォメーションになっています。船着き場の広い石畳の上には路面電車の線路が通っており、気をつけていないと電車の接近に直前まで気がつきません。路面電車のある風景は、どこへ行ってもほっとするものです。

 旧西駅を通り過ぎて歩いていくと、波止場に面してオープンテラスのあるレストランが続いています。ここも今は季節外れ、テーブルとイスは片づけてあります。夏のにぎわいが伝わってきます。

 レストランの一軒に入ってみました。

 横浜は中華街にNorgeという名前のバーがあるのですが、内装がそっくり。日本もノルウェーも海洋国家。そして捕鯨国同士でもある。やはり、御互いに親近感を感じるというものです。落ち着いた雰囲気で、料理の味もなかなかなのですが、難点は高い!別のこのレストランが観光客相手でぼったくっているわけではなく、オスロの物価がめちゃくちゃ高いのです。夕食の前でも、駅構内のちょっとしたカフェテラスで食事して、あっという間に1000円が飛んでしまいました。おそらく、オスロはただいま世界で一番物価が高いのではないでしょうか。お隣のスウェーデンのストックホルムでは全く高いと感じなかったのに、大きな違いです。

 食後、行きに来た王宮前の道ではなく、遠回りですが波止場に沿って歩いてみました。途中には、ライトアップされた館もあります。ああ、デートするには最高なんですが。。。

つづく

先頭 表紙

あー,ばれましたか。それ,口車のクローン人間別でござる。んなことはなくて,28日は,午後はずっと7時まで赤坂虎屋ビルの5階で規格の翻訳作業をやっていて,その後は,よせばよいのに新宿の英語学校に行っていたのであった。であるから,有楽町の御仁は別人でござる。ちなみに16日の金曜日は,有楽町の高速の下の,Swingの近所で飲んでいただ。 / 口車大王 ( 2001-11-29 22:21 )
28日〜。そっくりな人を見て、私も自信なくてその人も自信なくて、1分くらい見詰め合ってたの〜。なんか喋れば一瞬で「すんませんでした〜」で済むのに何やってんだかよー。ちなみに私は髪ばっさり切ってメガネもかけてたので、わかんなかったのかなーと思ったの。回りくどい説明になったけど、つまり別人だったってことでよろしおすな〜。おさわがせしましてん。 / あややん ( 2001-11-29 13:02 )
おを,突然。。。水曜日とは,本日28日のことであらうか?否,21日のことであらうか? / 口車大王 ( 2001-11-28 23:46 )
くっちー、水曜日有楽町にいなかった? / あやや ( 2001-11-28 14:54 )
うー,書き方が悪かったか。1000円というのは昼食のことで,ここではたいして飲食していないのに一人3000円超えたかな。だいたい,日本の1.5倍はします。 / 口車大王 ( 2001-11-27 23:02 )
ransyuさま,これで値段が安ければ。。。横浜中華街,なんとバーが36軒あるそうな。NORGEはその中の1軒で,ほんとにこのレストランと内装似ています。ほかにも雰囲気のあるバーいっぱいあります。口車,最近のおなじみはActor & Actress。ここは,「大魔神」とか「男はつらいよ」とか,オリジナルカクテルがあるっす。 / 口車大王 ( 2001-11-27 23:00 )
さなえもんどの,(憧)と書かれてもだねぇ,いなければしょうがないっす。ところで,特典てなんだ? / 口車大王 ( 2001-11-27 22:58 )
ゆーさま,あ,そゆことですな。ストックホルムは,そうでもないっす。 / 口車大王 ( 2001-11-27 22:56 )
なんかムードのいい感じですね。一人で1,000円は高いけど二人で2,000円は安いかもね。 / 夢樂堂 ( 2001-11-25 22:20 )
レストランの雰囲気、いいですねー。バーもきっとこんなかんじなんでしょうね。 / ransyu ( 2001-11-25 19:47 )
くっちーさんの恋人さんは素敵な特典がたくさんだね。いいなあ・・・(憧) / さなえもん ( 2001-11-25 01:27 )
オスロのデートは高くつく・・・覚えておきます。。。 / ゆー ( 2001-11-24 13:06 )

2001-11-19 晩秋のオスロへ その7 Radison SAS Plaza Hotel


 10月1日、オスロは1日雨でした。

 10月1日から4日間、オスロ駅前にあるPlaza Hotelの33階で会議です。ここはノルウェーで最も高い建物。9月11日の事件からまだ3週間弱、あまり良い気持ちはしません。

 しかし、周りに遮るものがないので長めは最高。どんよりとした北国の雨模様の風景も、こうしてみると絵になります。足下にはオスロ駅が見え、列車が出入りしているのが見えます。

 おっと、風景を見てぼおぉっとしているわけにもいきません。

 会議の初日はワークショップ。各分科会での活動状況や、我々の委員会での問題点の発表です。1年前のストックホルムのところで書きましたが、この会議はIEC(国際電気標準会議)の、ドキュメンテーションや図記号の規格を決める委員会。IECが1908年に設立されて以来の古い委員会で、どちらかというと地味な委員会だったのですが、ここ数年、ISO9000シリーズの具体的に「どのようにすればよいか?」という規格を決めていたり、電子商取引の基本となる「辞書」を決めているので、いろいろ注目を集めるようにはなっています。

 しかし、「人」がいないんですな。今や、委員会のメンバーの平均年齢は、限りなく60に近い50代でしょうか。もっとも、御歳84歳になるイギリスの委員が押し上げているという説もありますが。それから、21世紀になって、各国ぼつぼつ世代交代が始まってはいます。日本は、逆に「ただいいるだけ」だったのがじっくりと活動してくれる委員が増えていて、それが救いでしょうか。それはすなわち、日本の国益につながりますから。

 今回は、ちょっと堅い話になってしまいました。

つづく

先頭 表紙

ううう,ransyuどの,あっしに一番にあわねぃ言葉っすね。 / 口車大王 ( 2001-11-22 20:13 )
口車さんはエリートだったんですね。知らなかった。私は外国へは物見遊山とお酒だけ。 / ransyu ( 2001-11-21 18:14 )
左様でござりまする。不肖口車、JIS C 0617「電気用図記号」の編集委員でござる。なを、「直流」の記号02-02-03は直線の下に線2本になっていますが、これは線3本が正しいです。1996年に発行されたIEC 60617で間違っていたのが、そのままJISになってしまいました。IECの方はすでに訂正されています。 / 口車大王 ( 2001-11-21 14:54 )
をを,こんなところで決めてましたか.抵抗のマークはギザギザがいいなぁ.四角じゃ味気ない. / 八百八六助 ( 2001-11-19 20:59 )

2001-11-05 晩秋のオスロへ その6 オスロ駅


 10月1日朝8時過ぎ、朝食をとって会議が開かれるRadison SAS Plaza Hotelに向かいます。泊まったホテルからオスロ駅までは歩いて3分。Plaza Hotelは駅の隣。歩いて10分もかかりません。天気は雨、気温は10度C弱で、冬の気配です。

 オスロ駅はそんなに大きな駅でもなく、建物もどちらかというと何の変哲もない感じですが、駅舎の中は改装され、隣に建ったショッピングモールのビルと一体となり、レトロな感じの中にもモダンな雰囲気を漂わせており、人がそんなに多くないこともあって、落ち着く空間になっています。

 駅舎正面の広場には、一番上右の写真ですが、大きな虎君が佇んでいます。ここは恰好の待ち合わせポイントになっています。駅舎の中に入るとコンコースがあり、通路の両側に店が並んでいます。さらに奥へ進むと列車への乗り口のホールになっています。

 ここいセブンイレブンがあります。ストックホルムもそうでしたが、日本の店舗とは、ずいぶん雰囲気が違います。

つづく

先頭 表紙

さなえもんさま,それから,感度をあげてストロボをたかないようにしているんですね. / 口車大王 ( 2001-11-07 19:59 )
ゆーさま,ヨーロッパはどこもそうですね.それでも,オスロは比較的新しい建物が多いです.それから,普段見慣れている日本の風景,ヨーロッパからに来た人たちにとっては絵になるんですな.今回の会議を7年前に日本でやったとき,有楽町のガード下の焼鳥屋連れていったら,"Marvelous!!"を連発しておりました. / 口車大王 ( 2001-11-07 19:58 )
さなえもんさま,この写真はデジカメのオートを解除し,マニュアルでホワイトバランスを設定して暖色を強調するようにして写しています.一応,「腕」ざんす-:). / 口車大王 ( 2001-11-07 19:55 )
どこもかしこも、絵になるなあ〜☆ / ゆー ( 2001-11-06 12:54 )
この黄色い光って落ち着くよね。蛍光灯ってあんまり好きじゃない。光の使い方が大好きです。  / さなえもん ( 2001-11-06 01:37 )

2001-10-29 晩秋のオスロへ その5 オスロの朝


 翌朝10月1日、6時くらいに目が覚めます。いつもの生活だと、こんな時間に目が覚めるなんて信じられない。どうも、口車体内時計は、ヨーロッパに最適化されているようです。

 秋分を過ぎているうえにまだ夏時間なので、外はまだ真っ暗。写真は7時過ぎですが、こんな感じです。夏のヨーロッパはもちろん良いのですが、口車、実はこういう、雨に濡れた初冬の風景も好きです。真下では、ごみ収集車が活動中。そんなことも絵になってしまいます。

 日本はようやく秋の気配という頃に、オスロはすでに晩秋。すっかり冬の気配です。

つづく

先頭 表紙

皆さま、思ったほど寒くなくて気持ちの良い朝でした。雨でしたけれどね。 / 口車大王 ( 2001-11-05 23:04 )
はあああ〜〜・・・・・うっとり^^ / パンドラ ( 2001-11-05 22:07 )
雰囲気ありますね♪♪ / みなみ ( 2001-11-01 05:31 )
空の色がキレイどす〜 / あやや ( 2001-10-31 23:06 )
なんか旅情をさそう写真だなー。羨ましい。 / ransyu ( 2001-10-30 17:31 )
おお〜、もうすでに寒そうっ! / ゆー ( 2001-10-30 09:35 )

2001-10-29 晩秋のオスロへ その4 千歳発アムステルダム経由オスロ

 新千歳空港を飛び立ったKLM870便は、進路を北西にとり、一気に日本海を越え、シベリアへと向かいます。今回の座席は内側5列の通路側。その両側のはじっこに二人しか座っていません。加えて、もう一方の端のの人は添乗さん。楽でした。やはり、飛行機はすいているに限る。

 アムステルダム、スキポール空港までの飛行時間は11時間弱。現地時間18時過ぎにほぼ定刻で到着します。アムステルダムからオスロまでのフライトは、約1時間半の余裕。昨年、乗り継ぎには1時間を見ておかなければならないと聞いていたのですが、今年は余裕があります。昨年は結局乗り継ぎ便に荷物が間に合わなかったのですが(それも、フランスのトラック組合のストの影響。おい!ここわ和蘭陀だぜい!)、今年はそんなこともありませんでした。途中、頼まれていたランコムのオードトワレを買う余裕もあり。

 驚いたのが、乗り継ぎ便のターミナルまで行くのに、なんと途中にパスポートコントロール。すなわち、ここで入国手続きです。昨年ストックホルムへアムステルダム経由で行ったときはパスポートコントロールなんて通った記憶はなかったのですが、今回のゲートは国内線イコールEU域内のフライトのゲートのようです。でも、ノルウェーってEUに入っていないから、本当は「外国」のはずなんですが。オスロへのフライトのセキュリティチェックは、パスポートの確認が増えたくらいで、大丈夫かというくらい何もありませんでした。

 21時過ぎにオスロ到着。ほぼ、東京、札幌間の距離でしょうか。荷物をとって途中チェックされることもなく、ノルウェー入国。直前までばたばたしていたので、宿泊するホテルの場所も知りません。当然地図も持っていません。もっとも、昨年のストックホルムではついてすぐに宿探しをしなければならなかったので、それよりはずっとましですが、やはり不安です。

 空港からオスロまでは鉄道が通っているのですが、案内にしたがってロビーを歩いていると、駅までの途中にインフォメーション発見。「ノルウェー初めてなんですけれど。」と切り出したらカウンターのおにいさん、いきなり"Welcome to Norway!"ときた。そこで、宿泊するホテルの名前を言ったら、カウンターの上の1枚ものの地図を差し出し、ホテルまでは駅から3ブロックでしかないことを教えてくれました。駅から歩いて5分なので、とりあえず一安心。

 オスロまでの運賃は130クローネ。だいたい1900円くらい。到着したばかりで現地通貨も持っていないときにクレジットカードで切符が買えるのは、本当に助かります。アムステルダムで気がついたのですが、昨年と今年で変わったのは、クレジットカードを使うとお客に向かってカードリーダがあり、そこにカードを通して緑色のボタンを押すようになったことです。そして金額が表示されて確認します。今回はそれだけだったのですが、そこでパスワードを入力したりもするのでしょう。

 電車は山形新幹線のようなスタイリッシュです。時速200キロメートルくらいは出ているでしょうか。30分足らずでオスロ駅に到着します。駅舎自体は古そうなのですが、中は改装されていて店舗とか現代的です。コンコースを抜けて駅前広場に出ると、思ったより寒くなかったのですが、駅前広場はかなりの雨。いやいや、傘を持っていてよかった。ホテルは、日本で言えばビジネスホテルクラスですか。その割には13,000円ほどで、朝食付とは言えかなり高めです。部屋にたどり着いたのは22時前。日本時間では15時くらいなのですが、そのままばたんきゅーで寝てしまいました。

つづく

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満席Cより、ガラガラYのほうがよっぽど居住性いいときありますね〜。 / ゆー ( 2001-10-30 09:33 )

2001-10-22 晩秋のオスロへ その3 新千歳空港国際線待合室と免税店


 さてと。。。

 食事を済ませていよいよ出国手続きへ。出国手続きのゲートチェックは、チェックインカウンタのさらに左、ターミナルビルの一番端にあります。例の事件のおかげでセキュリティチェックは長蛇の列。羽田より時間がかかりました。まあ、ゲート数が少ないのでしようがないのですが。セキュリティチェックを通り、イミグレーションを通り抜けると階段を上り、国際線待合室です。その左手には免税店。規模は小さいですが、結構充実しています。

 KLM870便の機材はMD11。747より一回り小さいのですがそれでも空席があり、満席でないフライトは久しぶりでした。やはり疲れませんねぇ。

つづく

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夢楽堂様、口車パスポートはあと7年有効期間があります。今回のパスポート取ってから毎年どこかへ行っているから、結構いろいろスタンプが捺されている。 / 口車大王 ( 2001-11-05 23:03 )
パスポート切れていました。やっと更新する気になった。これでアジア・ヘナチョコ旅行が出来るかな。 / 夢樂堂 ( 2001-10-29 21:43 )
雨さま、アムステルダムも観光都市で、きっと同じように観光客が激減しているのでしょうね。それに今年は天気も悪かったそうな。なお、アムステルダムからの帰りの飛行機は混んでいました。 / 口車大王 ( 2001-10-27 18:09 )
真賀砂州子さま、ワールドパークスはJASでも使えるのがおいしいっす。それから、マイレージの有効期限がないのがおいしいっす。 / 口車大王 ( 2001-10-27 18:06 )
先日知り合いがパリから帰国しました。思ったより混んでいたみたいですぅ。でもしばらく飛行機には乗りたくないって。そうでしょうね〜。 ちなみにパリも観光都市なので、今回の件ですっかり暗い雰囲気になってしまったそうです。 / プリティ雨郷 ( 2001-10-25 01:48 )
ワールドパークスにのりかえてみようかな.... なんて気になりますね。 今の時期はどこも空席が目立つのでしょうけれども、千歳空港から海外へ! 今まで関空、伊丹、成田からしかとんだことがないので、ぜひぜひチャレンジしてみたいで砂。 / 真賀砂州子 ( 2001-10-25 01:15 )
ransyuさま&ゆーさま、これは9月30日です。今回はオスロでインターネット接続がちゃんと確保できなかったので、帰ってきてからです。去年のストックホルムは実況中継ありましたけれど。 / 口車大王 ( 2001-10-23 22:15 )
パンドラ様、15分くらいでしょうか。これがまだ序の口であるということは、その後思い知らされました。 / 口車大王 ( 2001-10-23 22:13 )
↓ホントに、口車様、戻られてからしばらく経ってるんですよね!すごくこまかな描写まであるし、すごいです。 / ゆー ( 2001-10-23 21:06 )
これは帰ってきてから書いてるんですね。はじめ、パソコン持っての実況中継かと思いました。これからが楽しみ。 / ransyu ( 2001-10-23 10:28 )
セキュリティチェックすごい列ですねえ! ・・・どのくらい並んではったんですか? / パンドラ ( 2001-10-22 23:51 )

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