秋は行事が目白押し。運動会から始まって、どんぐり拾いにお芋掘り。
幼児のいる家庭がこんなに大変だったなんて知りませんでした。
さすがに疲れがたまってあちこちにガタが来たので、病院をはしごした結果。再発。またまた再発?
命に係わる病気ではないけれど、しばらく通院しなければいけないのが面倒。
ついうっかり、仲良しのYちゃんにこぼしてしまったところ。
メールが来てしまいました。
ああ・・・。ストレス。
少し前にわかったのだけど、Yちゃんは或る健康食品の信奉者だったのです。
前回、体調を崩した時に私の体を心配した彼女が、
「ここの物を使うようになって家族みんな病気をしなくなったの。」
と、そこのビタミン剤を勧めてくれたのですが。
その効果がどうしても信じられなかった私。
「心配してくれてありがとう。でも、私には効かないと思うわ。なんだかマルチっぽく思えちゃったから。信じないと効かないじゃない?でも、Yちゃんには効いてるのね。良かったわ。」と答えたのです。
商品を売る。インセンティブが入る。売った相手が販売員になる。商品が売れる。そのインセンティブも入る。本当にいい商品だったら、そんなネズミ講みたいなやり方をせずに普通に販売すればいいのに。というのが私の考えだから。
「子供にも効いてるわよ。子供は洗脳されないでしょ。それに売ってくれたのが真面目な人だもの。全然強く勧められなかったし。」
まさにそれ。真面目な人が嵌りやすいシステム。そこには善意しかない。
そして気になったのが時期。
子供の病気、入院。何かに縋りたいと思った時にそのビタミン剤に出会ってしまった。「ああ、我が子がこんなに健康になった。」。
Yちゃんのその満足感を叩き壊す気はない。信じられるものがあるのは幸福だと思うから。
今、1歳半の子供を育てていて実感してるのだけど、この位の子は初めて出会う病気がいっぱいで体調を崩してばかり。だから母親も疲れを溜めてしまう。それも3歳位まで。その後は免疫もつくので丈夫にもなるし、母も楽になる。
今、彼女の子供は3才。大変な時期が過ぎている。だから本当に「薬のおかげ」なのかなぁと。うがち過ぎ?
念の為ネットで調べたら、やはり、いい感じがしなかったので、彼女にも伝えました。
その時は「思ってることを言ってくれるところに好感が持てる。ちゃんと説明させてね。」と言ってたけど。お互い話すタイミングを逃してずるずる。
そして今日。私の体調を心配してメールをくれたのだけど。最後はやっぱり。
「あの会社を誤解してる。私の言葉を信じないで、ネットの中傷を信じるのね。」と書かれてありました。だから、また体調を崩したのよ。って意味?
少女漫画の台詞みたいだし?
疲れているときは心のガードもガタガタなのでかなりの痛手を浴びてしまった私。
心配してくれてるのはわかったので。
「あなたのことは信じてるわ。ただ私にはあわないし、係わりたくない。」そう返信しちゃったけど。我ながらもっといい言葉が浮かばないかとまたまた落ち込みました。
私と全然違うからYちゃんが好きなのであって。
違う考え方をするヒトだから尊敬できるのであって。
私が納得できないものを信じているYちゃんでも。
それでも私は、いい。友達でいたい。
だから私のことも説得しようと思わないで欲しい。
人柄は信じる。誠意も受け止める。でも、モノを信じられないキモチもあることも受け入れて欲しいだけなのに。
二人っきりでちゃんと話したいね。Yちゃんもそう言ってるけど。
母たちにはそんな時間をつくることがなかなか難しいのです。 |