2002-05-29 ロッカールームで。
2002-05-24 妄想してみたり。
2002-05-23 パンセ。
2002-05-20 好きなところ。
2002-05-19 超能力が欲しい。
2002-05-15 Clafoutis.
2002-05-12 MY MOTHER'S DAY.
2002-05-11 Pomme de terre.
2002-05-10 形から。
2002-05-09 料理をしよう。

　温泉なんて信じられない。

というのは、

　ナマで魚を食べるなんて野蛮！
　
（北欧人の立場は？
　それ以前に骨ごと砕いた鳩を食べさせるLa Tour D'argentは一体？）

に通じる、単純な異文化蔑視のひとつなんだな、と思う。



だって、みんな……








"Le Coq Sportif"

先頭 表紙

このところ、ジムにきちんと通っている。

夕方、アトリエからそのまま。
帰宅は、当然２１時を過ぎてしまう。

わたしが何もかも上手くできるわけないので、どこかにしわ寄せがくる。
「どこか」って、食事なんだけど。

今日の夕ごはんは、メロンとクラッカー、でした。



その、とても情けない夕食？を採りながらひまじんを徘徊するのは、とてもとても切ない。
ついつい、これが本当に長屋なら…、なんて考えてしまう。
本当なら？
もちろん、毎晩、どこかのお家を襲うのです。
なんて良いアイディア！









妄想中？

先頭 表紙

今では親友となった友人に最初にかけられた言葉は、「何を怒ってるの？」だった。

その時、わたしは、教室の入り口に立っている生徒を見ていただけなのに、視力が悪いせいか、ただ「見て」いるだけなのに、睨んでいるようにみえたらしい。
　
「怒ってないよ。」と返したけれど、そう聞こえなかったらしい。
彼女はその後、わたしが同じようにしていると「何を思ってるの？」と訊ねるようになった。

怒っている、なんて決めつけたから、傷つけたかと思ったの。

わざわざ、何を思ってるの？なんて聞かなくてもいいようになった頃、彼女はそう告白した。
「ぼーっとしてただけだったのにね。」
その通り。

その時の彼女の、優しい気持ちが愛おしくて、今でも時々わざと黙っちゃおうかと思う。









何を考えているの？
Pensee

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金曜日は、ダーリンと映画デート。


公開されたばかりの『スターウォーズ』を観て、彼はご機嫌。
小さなジェダイ候補生が、心底羨ましいみたいだった。

映画の後は、カフェでアイスクリームを食べた。
そこでは、パリでいちばんおいしいGlacierのアイスクリームが食べられる。
わたしは、苺とカカオ（両方ともシャーベット、めずらしいことに）。
彼は、ヴァニラとキャラメルとラムレーズン（大人！）。

半分ずつ食べた。



彼は、春休みに滞在したという、田舎の曾祖父母の家の話をしてくれ、
夏になったら、そこに自分用の家を建ててもらうと言う。
わたしと暮らすため？の家らしい。

　「夏には、日本に帰るよ。」
そういうと、「どれくらい？」と、とても悲しそうに尋ねてきた。
　「7月の終わり頃から、ずっと。」
今度は、きゅうっと眉根を寄せて、「そんなの、いや」。
相変わらず、熱烈だ。
ひさしぶりに、「わたしのどこが好きなの？」と、訊いてしまった。

　「いじわるなところ。」

こんな答えは、はじめて。
今までは、本を一冊余計に読むところや
芝生で裸足、を許すところや
アイスクリームを注文する時に短いスプーンを頼まないところ、だったのに。
ああ、驚いた。









映画を観て、アイスクリーム食べて、それから帰宅しても、まだ明るい。
もう、初夏なんて。

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スプーンが曲げられたり、
カードの記号がわかったり、
３０ｃｍ、空中に浮いてみたり。

そんなことより、転ばないで歩けることのほうが、よほどすごい能力だと思う。



昔からずっと、よく転ぶ。
段差があるとか、雨で滑りやすいとかは関係なし。
何もないところで。
「急に視界から消えないで」と、何度言われたことか。


どこかで聞いた、よく転ぶ理由はふたつ。

　１、バレエを長く続けたから
　２、道に迷わないから

その両方ともがぴったり当てはまるわたしが転ぶのは、もう仕方のないことなのかもしれない。







今日、久々に派手に転んだ。
しかも、二度も。

一度めは、試着室の絨毯敷の床だったので、恥ずかしいだけで何ごともなかったのだけど、二度めは横断歩道の真ん中。
ここ最近なかった、まるで三歳児のような、『転び方大全』に載せて欲しいようなかんじだった。生ける見本。

転んで、ひとりで立ち上がるのなんて慣れたものだし、膝が少し痛むのなんてへいきなんだけど、履いていた不思議な青のオードリィ・シューズの爪先がひどく擦れてしまった。
月曜日になったら、靴屋に相談しに行こう。
望み薄、だけど。悲しい。

薄手のジーンズの膝も擦れて、ちょっと生地が痛んでしまった。
去年のだけど、気に入ってたのに。
悲しい。

夜になったら、膝の痛みが強くなった。
うっかり触って、やっぱり痛い。
悲しい。
悲しい、悲しい。







明日のヨガはおやすみかも？
膝をつくポーズがあるんだもん。

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ふたつだけ、レシピを覚えているお菓子があって、そのひとつがさくらんぼのクラフティ。
小さい頃、山形の祖父母がさくらんぼを送ってくれると、まずはそのまま楽しんで、そのあと、熟しすぎたところを選んでクラフティを焼いてもらった。

さくらんぼの種をとるのが、わたしの仕事。



くらふてぃ、が、Clafoutis、というフランスの菓子だということを知ったのは、たしか、堀井和子さんの記事だったはず。

暗記しているのは、家で作ってもらっていたのと、堀井さんのとをミックスして生み出した？もっとも簡単なやりかただけど。








Clafoutis aux Cerieses.

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２５年前の５月の初めに、母はわたしを産み
その少し後に、２５歳になった。

わたしはその時の彼女と同じ年齢になり
今では彼女の知らないことも知っていたりするけれど
それでもやっぱり、ちっともかなわない。

かないたくも、ない。










５月は彼女のもの。

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昔々、最低限の言葉だけ覚えて、はじめてこの国に来た時のこと。

料理の付け合わせはPommes fritesよ、と言われて、
揚げたりんご？？？となった。
出てきたのはフライドポテトで安心したけれど。

夕食後は、その日わからなかった言葉を辞書で調べるのが日課だった。


じゃがいも、は、Pomme de terre。
大地のりんご？

由来は今も知らないの。








新じゃが。
これも、春の味覚。

まずは、塩とローズマリーをふってオーヴンに。
あとはどうやって食べようか。

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ひまじんでも大人気。

母に、買えば？と言われていたけれど、あんまり重いので敬遠していた。
でも、なんといっても、お料理上手なあの方も愛用なさってるし？

ひとり用のスキレットを買ってみたら、とても使いやすい。
お肉に焼き色をつけたら、そのままオーヴンに入れられるのもいい。

結局。
引っ越し後すぐに、ココットをふたつ、購入しました。








達人は道具を選ばないけど、へなちょこさんは選ばないと！
言い訳。

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昨日の夕食は、FLOで見繕ったもの。

フォアグラのテリーヌ
小海老のカクテル
にんじんサラダ

ちぎったレタスと、ポワラーヌの田舎パン、グラーヴの白と一緒に。
美味しかったけど、ちょっと反省かも？


ふだんはなかなか自分では作れないから、連休中は、ゆっくりと楽しみたいな。








"Petite Asperge"

ふわふわと柔らかい穂先。
何にしても美味しいけど、軽く湯がいて、辛子醤油で食べるのがいい。
もしくは、くすぐるのに最適。

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