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Rの五感

五感のすべてで感じたことを。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2001-12-07 お天気のパリで。
2001-12-03 12月の赤。
2001-12-02 メディチの秘薬。
2001-11-29 一方通行の思いの痛み。
2001-11-21 冬の花柄。
2001-11-12 螺旋階段。
2001-11-08 葡萄の葉。
2001-11-04 秋の味覚。
2001-11-01 白い花びらに思う。
2001-10-28 夏の終わりと二人のセルジュ。


2001-12-07 お天気のパリで。

実の祖父母のように慕っている先生ご夫妻が日本からいらしているので、朝、早いTGVでパリに行ってきた。


午前中にホテルの部屋を訪ね、少しお話してから昼食にお連れした。
本当は、わたしがパリで一番好きな(正確には、不本意ながら「好きだった」)レストランにご案内したかったのだけど、なんとそのレストランは、9月にパリに行った時にはすでに無くなっていたので、他の店へ(この時は、そのレストランを愛する両親のために、徒歩2分のホテルを取ったというのに!)。
夜が重いだろう、ということで軽めの店を選んだけれど、喜んでいただけて良かった。


昼食後、先生は所用があるということで、奥様のお買い物を手伝った。
サントノレなんて、自分の買い物ではあまり行かないのでひさしぶりだったけれど、何故この時間に?というほど人が多かった。
ま、ノエル前だからね。


先週のうちに店の担当に予定を伝えておいたので、買い物もゆっくり楽しんでもらえた。
奥様は普通の茶のバッグの購入を考えられてたのだけど、ルージュのにひとめ惚れしてしまい、迷いつつも、結局それを選んだ。
銀髪が綺麗な方だからか茶よりずっと似合っていて、担当とわたし、二重奏でお薦めしてしまった。
ものすごく気に入っていただけたようで、わたしにも何か、とおっしゃるので、いろいろ悩んだ挙げ句、鞭を注文した。今日の記念ということで、奥様のバッグと同じ色のもの。引っ越しが済んだら受け取りに行く予定。


少し散歩をしてからお約束のお茶をしてホテルに帰り、奥様を美容室にお連れしたあと、すでに部屋にいらした先生といろいろお話した。


早く日本に帰ってきて、手伝ってくれるのを待っているから、と言われて、泣きそうに嬉しかった。
誰かが自分を待っていてくれる、望んでいてくれるというのは、なんて大きな喜びなのだろう。このところ士気が下がりぎみだったのが、すっかり浮き上がってしまった。
ほんと、単純。


夜の支度が終わって部屋に戻った奥様に挨拶して、お別れした。


夏に進学のために引っ越しした友人と夕食を取り、時間ギリギリにTGVに飛び乗った。
別れ際に先生に渡された手紙を、車中で開ける。
向い合せの席だったので、最後まで読むのが難しかった。






お天気で、良かった。


先頭 表紙

>Hideyさま 求めたり求められたりは、時に嫌なこともあるけれど、やっぱり素晴らしいことだと信じていたいです。 サントノレ、ここは日本か!というくらい人が多かったです。マリ−・アントワネットといえば、首飾り事件の映画の公開が待ち遠しいです。 / R ( 2001-12-08 19:18 )
>葵さま 必要な人と必要としてくれる人、重なっていると最高ですよね。理想だけど。 / R ( 2001-12-08 19:12 )
>プルーさま ルージュ、実はわたしは元々この奥様にぴったりだと思っていて、先週電話した時にルージュも見せてね、と内緒で言っておいたのです。それもあったので、お似合いで嬉しかったの。あの色が似合う女性は絶対素敵だと思う。もちろん、プルーさまも。 / R@黒に合わせるとクールでかっこいい ( 2001-12-08 19:09 )
着物で歩く夢樂堂さま、素敵すぎる!きっと、写真を取る間もないくらい被写体にされちゃうと思います。 / R ( 2001-12-08 19:02 )
>Ecruさま 実はお叱りも頂いたのですけど、それもまた嬉しかったり。 髪の色はほんと重要。わたしももう少し明るくすれば良かったな、と後悔。 / R ( 2001-12-08 19:00 )
>ペコさま このエネルギーで当分頑張れそうです。少ない燃料で長く、だといいのですが…。 / R ( 2001-12-08 18:55 )
>りらさま めずらしく?青空でした。気温も高かったのでお散歩を長く楽しめて良かったです。 心から敬愛してる方たちなので、待たれることが100%嬉しいです。本当は待たれるのって苦手だけど。 / R@でも、りらさまの日記は待ってるの ( 2001-12-08 18:48 )
求められるって、生きていて一番素晴らしいことかもしれませんね。サントノレ。。。実際歩くより前にマリー・アントワネットの小説(ツヴァイク著)を読んでたので、彼女が処刑前に引き回された道としての印象のほうが強いのです。 / Hidey ( 2001-12-08 14:53 )
自分を必要としてくれる人、自分に必要な人、両方居て初めて心が満たされる(ちょっといい表現が出てきませんが)気がします。 / ( 2001-12-07 23:04 )
ルージュって奇麗ね。好きな色の一つ。年をきれいに重ねた女性には似合う色だと思う。今日の私、ルージュのバッグを黒のコートに合わせました。胸元が淋しかったので、真ん中に赤がはいったスカーフを。 / パリの空奇麗ね@プルー ( 2001-12-07 22:58 )
巴里の空の下で、一度着物のでもきて歩いてみたいな。 / 夢樂堂 ( 2001-12-07 22:32 )
そんな風に待っていてもらえるって幸せね。ルージュ色ってすごく素敵と思った。髪の色ってやっぱり重要。ちょっと暗くしすぎて、黒を着たときの印象が変わり実感しています。もう少し明るくすればよかった。 / Ecru ( 2001-12-07 19:02 )
自分のことを認めてくれる人がいるって、素晴らしいことですね。自分のためのエネルギーにもなるし。。。いいなあ / ペコ ( 2001-12-07 16:03 )
あ〜、パリの空だー。うっすらとした雲が軽やか・・・。Rさま、そうやって待っていてくださる方がいるって幸せなことですよね。すてきです。 / りら ( 2001-12-07 13:25 )

2001-12-03 12月の赤。

ひよこの黄色が5月の色なら、12月はやっぱり赤だと思う。


昨日は、9月に手に入れた真っ赤な手袋をして出かけた。
ヘアサロンの予約まで少し時間があったので、その近くのブティックをいくつか眺めていると、理想的なマフラーを見つけた。

赤いマフラーは冬の定番だったのだけど、一昨年、列車の中に忘れてしまって以来、思い描いているものに出会えなくて、去年は手元にないまま、すこし居心地の悪い12月を過ごした。


マフラーのことを頭に置いたまま、サロンへ。

赤いニットや帽子やマフラーを身につけた時のために、いつもよりもう一段、髪の赤みを減らす。
タートルネックやぐるぐる巻の襟元が鬱陶しくならないように、秋よりも軽く髪を切った。


サロンを出て、そのままマフラーを見に行った。

ウィンドウで見ただけで、その光沢から、絶対に触り心地もいいはず、と確信していたけれど、それは正解だった。
一応他のも見せてもらったけど、この場合、最初のインスピレーションに頼るのが正しいのを知っているので、その通りに包んでもらう。


一度帰宅してから、ノエルの贈り物を探しに出かけた。
候補はいくつか上がったので、また、来週。
買い物モードがオンになっていたせいか、薄いクリームベージュのニットも連れて帰った。







今朝、朝市で花を買ったら、樅の木と柊をつけてくれたので、なんちゃってリースを作って、クリスマス気分。


先頭 表紙

>葵さま こういうものは直感が当たるんですよね。それとも「直感」と思っているだけで、実は無意識下で計算しつくしているのかも? / R ( 2001-12-07 07:57 )
最初のインスピレーションは本当に当たりますね。心がクリアな状態なのがいいのでしょうか? / ( 2001-12-06 23:20 )
>ゆーさま ストッキングまでとは、凄いですね。残像現象が起こっていそう。チロリアンなイメージなのでしょうか? / R@とりあえず、ゴミ捨てにでも…(嫌〜) ( 2001-12-06 05:02 )
オーストリア航空の制服を思い出しました!全身赤!ストッキングも!一緒に仕事をしたことがあって、一時期、赤い人恐怖症になりました・・・・・。でも、クリスマス♪と思うとまた感じ方もかわるなっ。これを来ていずこへおでかけでしょう?? / ゆー ( 2001-12-05 09:36 )
>りりさま 素敵なノエルだと良いのですが…。でも、きっと、りりさまのノエルには負けちゃうと思います。 / R ( 2001-12-05 04:52 )
>みずのさま いけません、ムカついてると幸せが逃げます輪。兄は走り屋なのですが、クリスマスも新年も仲間と走っていれば幸せそうです。恋人がいなくても。みずのさまもいかが? / R ( 2001-12-05 04:50 )
>Ecruさま お馴染みのコーディネイトもできなくて「あれ?」という、困ったことになってしまうのです。この日は理想的なエクリュのニットも手に入ったのでご機嫌でした。イメージが強すぎるので、好みのものを見つけるのは大変。 / R ( 2001-12-05 04:42 )
>りるりるさま 南国のトロピカル・クリスマスも素敵ですね。わたしは独り者なので、がんばって気分を盛り上げないと…? / R ( 2001-12-05 04:38 )
こんなマフラーと手袋があれば、素敵なノエルを迎えられそうですね。 / りり ( 2001-12-05 02:47 )
クリスマスカラーで砂。綺麗だけど、ムカつくんですよ(笑)。 / みずの ( 2001-12-04 23:54 )
必要なのに、でも、気に入ったのが見つからなくて「なし」で過ごすのって、ほんと嫌よね。今年はお気に入りを見つけることが出来たみたいで、よかった。これで安心して過ごせるね。 / Ecru ( 2001-12-04 23:09 )
素敵な赤ですね!こんな色を身につけたら、いやでもクリスマス気分が盛り上がってきそう〜。 / りるりる ( 2001-12-04 22:39 )
>撫子さま 白いワンピースに他は全部赤!というのも可愛いね。ワンピースは当然ノースリーブで、長い手袋をするの。それに赤いブーツとストール、もしくはティペットとか? / R@夢が膨らむわ〜 ( 2001-12-03 02:53 )
うぅ、白レザーとはおみそれしました。扱いが大変そう・・・もうそろそろセールだし、白も狙ってみようかな。ストールとか手袋で可愛くするのもいいなぁ。ああ、夢は膨らむ。 / 撫子 ( 2001-12-03 02:34 )
>撫子隊員 白いコートは買いなさい!わたしは弱虫なのでレザーにしたけど、起毛も可愛いわ。赤い下着は個人的に冬限定。今年はリズのを狙ってます。 / R ( 2001-12-03 02:25 )
冬は赤!絶対、絶対!!本当は白いコートに、赤いブーツでも履きたいところなんだけど、いかんせん白いコートって買うのに少しばかり抵抗がある。「汚しちゃったらどうしよー?」とか。でも欲しいなぁ。下着はフルセットで揃っております!隊長!! / 撫子 ( 2001-12-03 02:17 )

2001-12-02 メディチの秘薬。

母から、浮かれきったメイルが届いた。


彼女はある問題を、もう、10年以上抱えている。
これは母だけの問題でなく、祖母や伯母、そして、いずれわたし自身にも波及する難題である。


娘の眼から見ても、母は若い。
実年齢も十分若いのだけど、外見はそれ以上。
肌はハリがあってつやつやしていて、童顔なこともあって、欧米にいると、わたしより男性から声がかかるほど(さすがに日本ではない…今のところ)。

ただ、首筋に皺が出やすい。
どうやら遺伝らしいけど、他には皺なんてないのに、首筋にだけできるのは何故なのか?
この問題の解決は、外科手術を施す以外ないかと思われていた。


ところが、それが解決したらしい。
それも、最新のエステでもコスメでもない、17世紀初めから続く薬局で作られているネック・クリームによって。



フィレンツェにあるその薬局は、今も伝統を守りながら、昔ながらの香水、ヘア&ボディケア用品、石鹸の生産や薬草の調合を行っている。
小さいながらも美しいホールはまるで博物館のようで、フレスコ画や調度品、古い調剤器具で飾られている。
ホールに入って正面にあるカウンターで欲しいものを告げると、壁一面のガラスの戸棚から、ひとつずつ出してくれる。


その時、ネック・クリームは、特別買う予定ではなかった。
適当に戸棚を眺めていたらそれがあったので、「効果があるとは思えないけれどね」といいながら、パッケージに惹かれて購入した。
いつものポプリや石鹸、香水を頼むついでに。


それが、効果があったとは。
まったく期待しないでいてごめんなさい、だ。
そして母は、すっかりメディチ一族?に心酔してしまった。







"Rosa"
ACQUA DI COLONIA

G.UGO STEFANI S.M.NOVELLA


先頭 表紙

それは、「あやめ」の花ですか?? / ペコ ( 2001-12-07 16:01 )
写真の香水は、メディチのお姫さまが愛用していたのと同じシリーズ?だそうです。 / R ( 2001-12-06 04:59 )
>ヒラノさま さあ、どうでしょうか?メディチ某さんが作ったわけではなくとも、当時のフィレンツェ文化のほとんどはメディチが産んだと言っても間違いではないと思いますが…。 / R ( 2001-12-06 04:57 )
ほんとにメディチ家伝来なんですか?へえーー。でもありうるですよね。あんだけの金持ちだったんだから。 / ヒラノ ( 2001-12-06 02:36 )
>Ecruさま きっとロマンティックな妄想に浸れると思います。Ecruさまと一緒に行ったら、何倍も楽しめそう。 / R ( 2001-12-05 04:56 )
メディチ家の秘薬なんて、ぞくぞくしちゃう。行ってみたいな〜その薬局。 / Ecru ( 2001-12-04 23:05 )
>ペコさま イタリアンマダムはいろいろ頑張ってあのスタイルなのかもしれません?薬草茶(ハーブティ?)はいろいろありました。 / R@その薬も買い占めだわ ( 2001-12-04 03:31 )
素敵な瓶だわ・・・・痩せる塗り薬はないのかな・・・・イタリア人太いからなあ・・・ / ペコ ( 2001-12-04 00:46 )
>撫子さま 悩みのない女性は魅力薄よん。と、ヴィ−ナスちゃんにお伝えください? / R ( 2001-12-03 02:28 )
きゃー。いや〜ん。ヴィーナスちゃんは自分を虜にさせることのできない男のことで悩んでるっていうのにー(笑) / 撫子 ( 2001-12-03 02:19 )
>りりさま もしかしたら麻薬かも?偽薬だったらごめんなさい? / R@わたしも今日は彼らの曲を歌いながら歩きました ( 2001-12-03 01:28 )
>oggiさま 教会の裏にあるところです。それは映画に出てきたのでしょうか?混雑しそうですね。 / R@見るだけでも楽しいので、是非行ってください。 ( 2001-12-03 01:24 )
>ゆーさま 遅くなんてないない。一緒に頑張りましょう。すりすりすり…。 / R ( 2001-12-03 01:03 )
秘薬なんて、謎めいていて素敵ですね。私もほしいな〜。 / りり ( 2001-12-03 00:13 )
あの有名な薬局かしら?私も行ったら買ってみよう♪日本で公開されている映画「冷静と情熱の・・」撮影でフィレンツェを訪れたユースケサンタマリアさんが色々と買い占めたらしいです。 / oggi ( 2001-12-02 21:18 )
毎晩、ゲル状クリームすりすりしています・・・。もう遅いかな・・・。 / ゆー ( 2001-12-02 20:31 )
>夢樂堂さま そんなクスリがあったなら、これも買い占めなくては。そして詐欺師になって暮らします。 / R ( 2001-12-02 18:18 )
>ヴィ−ナスさま 必要無いでしょう?ヴィ−ナスさまには。それ以上虜にしてどうするの? / R ( 2001-12-02 18:16 )
>みなみさま Dr.レクタ−をキャッチした(であろう)監視カメラに手を振ってきました〜。映画のせいかわからないけど、アメリカ人のお客さまが多かったです。 / R ( 2001-12-02 18:14 )
>akemiさま 秘密の言葉で、奥から出してくれるのかも? / R ( 2001-12-02 18:11 )
>mignonneさま 早くに始めた方が、絶対的に良いそうです。わたしも顔のついでに首のお手入れをしているのですが、スペシャルケアも始めようかしらん。 / R@クリーム、自分の分も買えばよかった ( 2001-12-02 18:08 )
>kyoさま 父方の女性陣は物凄く!首筋が綺麗なんです。皺も染みもないの。そっちに似たかった…。 / R@いらっしゃいませ ( 2001-12-02 18:04 )
>葵さま 不疲不肥不眠の薬があれば、もう、買い占めます。東京にも販売所があるらしいのですが、あの空間自体が何か秘密を持っていそうです。 / R ( 2001-12-02 18:02 )
メディチ家の魔術ですね。人を魅了させる言葉を出せるクスリなんてえのもあるんでしょうね。 / 夢樂堂 ( 2001-12-02 17:35 )
惚薬が欲しい。そしたらそっと飲みのもに混ぜて・・・飲ませて・・・。彼は私の虜に・・・ / ヴィーナス ( 2001-12-02 15:24 )
もしや「ハンニバル」にも登場した薬局ですか? / みなみ ( 2001-12-02 14:26 )
媚薬もあったりして…意中の殿方を夢中にさせるような…。 / akemi ( 2001-12-02 12:20 )
あのう・・・この年にしてすでに首のしわに悩み、毎日化粧水とクリームすり込んでるんですけど・・・(滝汗) / mignonne ( 2001-12-02 11:37 )
さすがメディチ・・・。首の皺だけは、いつの時代もネックですものねぇ。(笑) / kyo ( 2001-12-02 11:28 )
その秘薬のある薬局に心惹かれます。不老不死の薬もこっそり奥の方にあったりして。。。 / ( 2001-12-02 08:17 )

2001-11-29 一方通行の思いの痛み。

半年ほど前に観た映画『王は踊る(Le roi danse)』のことを、マッキ〜さまの日記を読んで思い出した。

若くして即位したルイ14世と、その宮廷音楽家リュリの愛憎劇である。


早すぎる即位ゆえに、飾りものの王であるルイ。
イタリア出身ゆえに、フランスの宮廷では主流派になることができないリュリ。
バレエを愛するルイは、バレエで権威を表現するため、また、実権を握る母后や枢機卿へのカウンターカルチュアとするために、リュリを引き立て(バレエは元々イタリアのもので、ヴァロワ朝にイタリアから嫁いだカトリーヌ・ドゥ・メディシスがもたらした…はず)、リュリは「王の宮廷音楽家」となる。

この時点で、ルイのためのバレエを創作するリュリとその作品の優秀な表現者であり、リュリの後援者であるルイの関係は、決して一方通行ではない。
ところが、肉体の衰えによって、ルイは踊れなくなる。同時に失われる寵愛…。


踊れなくなったルイにとって、いつまでも踊ることを求めるリュリの存在は、失われた自分のバレエの死骸を見せつけられるようだったのではないだろうか。
わたしもあるものに絶望して、数年間、いっさい触れることができなかったことがある。
それに関わる、すべてが苦痛だった。


切り捨てて、距離を置くことが出来たわたしに比べて、いくら拒絶しても執拗にリュリに求められたルイは、永遠に傷口を晒し続けることを強要されていたようなもの。
リュリが踊れなくなったルイの苦しみに気づいていたら、その関係も変わったかもしれないけれど、飽くまでリュリにとってのルイは神だったし、ルイも神であろうとした。

お互いが、お互いに、一方通行の、痛ましい関係だった。







日曜日に、我が家にやってきた薔薇。
彼らの悲劇については、また今度。


先頭 表紙

>しっぽなさま 了解しました〜。 / R ( 2001-12-04 03:26 )
↓「意見」じゃなくって「威権」でした・・・ごめんなさい。 / しっぽな@変換ーーーっ ( 2001-12-02 21:47 )
>Hideyさま 人生の岐路(大袈裟!)に立ったのが幼かったので、二十歳過ぎたら親族中から脳天気馬鹿娘呼ばわりされるようになりました。ま、生きてれば、どうにかなりますものね〜。 世界中の映画を効率良く見ようと思ったら、東京にいるのが一番でしょう。レンタルも充実してるし。 / R@趣味が高じてTSU○AYAでアルバイトしていたことが… ( 2001-12-02 03:36 )
>葵さま 逃げることも必要だと思うのです。どれを選んでも、後悔しないことなんて無さそうだし。ああ、矛盾矛盾矛盾。 / R ( 2001-12-02 03:29 )
Rさんも色々な思いをされたのですね。とても見てみたい映画ですが、ボストンではちょっと断念。近くのブロックバスターにはまあまあ過去のフランスの話題の映画が入っているのを知ったので少し安心したのですが。 / Hidey ( 2001-12-01 22:27 )
わたしも挫折して二度と足を踏み入れなくなった世界があります。もう一度踏み出す勇気があったなら、今の私ももっと違った人間になっていたかもしれません。 / ( 2001-12-01 21:49 )
>Ecruさま 叶わなかったことは他にもあるのに、ひとつ以外はきちんと消化できた。それが何故なのかを考えています。 / R@10年経ってしまった… ( 2001-12-01 03:58 )
>akemiさま いいこと、見てきました。すごく素敵。オトナな辛口スウィート、まさにakemiさまのイメージでした。 / R@思っていることを書いただけ〜 ( 2001-12-01 03:37 )
わたしもある意味挫折したので、なんだか溜息でちゃいました。わたしの場合はそろそろ乗り越えないとまずいんだけど、一生このままかも…。む〜。 / Ecru ( 2001-11-30 23:15 )
ちょっと〜そ、そんなぁ〜←誉められると弱い人!(爆)ちょっといいみたいなの。いいこともあったの。見て見て〜!Rちゃま。。 / akemi ( 2001-11-30 22:59 )
文中にも書きましたが、わたし、あるものに挫折して、未だそれにきちんと向かえないでいるので、こういった、挫折もの、天賦の才ものには思い入れ過剰なのです。読み返すと恥ずかしさ満載…。 / R ( 2001-11-30 05:27 )
>しっぽなさま お互いに、バレエ越しに相手を見てるような気がします。少なくとも、ルイはバレエがなかったらリュリに興味を抱くことはなかったでしょう。いわゆる「趣味程度」のバレエを受け入れられたら、一番穏やかでいられたと思います。 / R ( 2001-11-30 05:22 )
>みなみさま マジメルの脹ら脛、お気に入りです。 ところで、最近映倫って変わったのでしょうか?日本で見た時もモザイクかかってなかったのだけど。そうだったら、いい傾向ですね。 / R ( 2001-11-30 05:16 )
>夢楽堂さま 逆走というより、90度回転して逃走、が多いわたしです。元に戻ることは、やはりできないでしょうね。 / R@ご丁寧にどうも。素敵な一年をお過ごし下さい ( 2001-11-30 05:06 )
>りらさま 尊敬や憧れも、過ぎると相手が見えなくなる危険なものなのかもしれません。 M○○○I、お好きですか?嬉しい!わたしは無理矢理着ています。身につけているうちに似合うようになれば良いと思って…。 / R@マジメルは『ピアニスト』にも出ていますね ( 2001-11-30 05:02 )
>撫子さま ひとつの関係を同じ気持ちで分かち合えるのは素敵なことね。そのダーリンは離さないように!会えない間に魅力を増して備えてください。 学校は、だるい時は行かなくてもいいよ〜、としか言えません(自分がそうだったの)。 / R ( 2001-11-30 04:49 )
↓はakemiさまへ。 / R ( 2001-11-30 04:44 )
世の中の、大抵のことは一方通行のような気がします。akemi姐さまは、それを向き合うように変える力を持った、希有な人だと思っています。 / R ( 2001-11-30 04:33 )
・・・というかバレエを意見の表現としなければ二人はバレエの存在ゆえに深く結びつく事が出来たのでは!?って思えます・・・ / しっぽな@映画見なきゃいけませんね! ( 2001-11-30 01:00 )
びろうどのような薔薇の花弁。冬仕様。バレエ(争いの為の道具)が二人の間のある限り二人は通じ合えないのですね・・・ / しっぽな ( 2001-11-30 00:57 )
私もこの映画観ました♪♪ いやー、バレエと音楽が圧巻だった。ブノワ・マジメルの演技も繊細ですごかった。また(映画館で!)観たいな。 / みなみ ( 2001-11-29 21:44 )
突如、一方通行、それどころか、逆走した経験がありあります。きっと、もう修復できないんだろうね。 / 夢樂堂@お祝いメッセージ多謝 ( 2001-11-29 19:18 )
映画さっそく観てみます! 自分の情熱と相手に対する気持ちのバランスってすごく難しいと思います、尊敬や憧憬の念が強かったりすると尚更・・・。 / りら@↓ のブランド好きです、まだ憧れだけれど ( 2001-11-29 12:09 )
(私が一方通行にならないように)何かをふたりで共有しようといってくれたダーリンに、感謝。忙しくてぜんぜんあえないけど(涙)でもいいのです。 / なでしこ@学校だるいし。 ( 2001-11-29 11:22 )
一方通行はイヤ!それに気づかぬ自分であったならなおイヤ。。 / akemi ( 2001-11-29 08:23 )

2001-11-21 冬の花柄。

色物や柄物の服を選ぶようになった。

こどもの頃からずっと、華やかな色遣いの服は好きではなく、今もそれは同じなのだけど、ここ2、3年、少しだけ変わった。
少し大人になったのと、自分のことを自分で認められるようになったからだと思う。


去年の冬は、鮮やかなオレンジのマフラーを試して、制服のようにいつも着ているチャコールグレーともの凄く相性がいいことを知った。

今年の夏は、くらりと来るほど綺麗なフューシャピンクも、麻素材だと柔らかくなって、よく肌に馴染むことがわかった。


花柄が気になるようになったのは、ミラノで見つけた(というには十分名が知れていたけど、わたしにとっては発見だった)ブランドのおかげ。
花柄と言うには抽象的で、可愛すぎないけど大人っぽすぎない、気合いは入っていないけど気が抜けてもいない大胆さがちょうど良い。
素材もわたし好みだし、ひとめ惚れだったのでしょう。


残念なことに、この街にはショップがなくて、いつもパリに行った時に寄るセレクトショップで探していて、お目当てのものを見つけるのに苦労していた。
ミラノの路面店なんて、そのまま暮らしたいくらいだった。


ところが。
今年の夏、日本に行った時、複数の百貨店に進出していた。びっくり。
テナントの造りがミラノのお店の雰囲気をなかなかよく再現していて、さらにびっくり。すばらしい!
思わず、短い期間に通いつめてしまったのだけど、秋物の案内を貰っても取り寄せたり入荷を待つ時間がなく、泣く泣くこちらに戻ってきた(大袈裟)。

それにしても、9月の始めにイタリアに行った時は、ほとんど両親のアテンド状態になってしまったので、日本で買い物しておいたのは正解だったけど、価格差にはほんと参ってしまうわ。




これって何の柄?
というくらいの花柄なので、花柄初心者にも難しくないのが嬉しい。
同柄色違いのニットも持ってたり。


先頭 表紙

>ヒラノさま いらっしゃいませ。赤かピンクか、といわれたら今までは「赤」を選んでいたのですが、最近ピンクが気になります。ピンクは幅があるので「似合うピンク」を見つけるのは難しそう。 / R ( 2001-11-29 15:44 )
つっこみありがとうございました。私も最近鮮やかな色の洋服にとても心ひかれます。もちろんさし色程度なんですが。私の場合、ピンクの魅惑には抗いきれません。これはメークも。なんだか落ち着くんですよねー。 / ヒラノ ( 2001-11-29 08:05 )
>オーナーさま ポストマン、支えてくれるかな??? / R@重いのよ! ( 2001-11-28 16:12 )
階段から落ちる時はポストマンの肩にしがみついてね? / ギャラリー@オーナー ( 2001-11-26 18:50 )
>しゃどう猫さま おにゃんになって、いつも夢見心地で暮らしたいものです。しゃどうさまとずっと一緒のヴァカンス、幸せだったでしょうね>しゃどう猫ちゃん / R ( 2001-11-26 18:09 )
>オーナーさま 追加分も見ました!続きを見に行く時は、階段落ちしてしまうかもしれません? / R@ニューヨークに行きたくなっちゃった ( 2001-11-26 18:05 )
写真の色ヅカイが繊細でとても綺麗。なんだか夢見心地になれるわ。 / しゃどう猫 ( 2001-11-26 16:21 )
このたびはギャラリーに足を運んでいただき有難うございました!例の場所を追加させていただきました!またフラリと足を運ばせください!螺旋階段には十分お気を付けて・・・・・ / ギャラリー@オーナー ( 2001-11-26 10:46 )
>oggiさま 薔薇というより野の花のようなものが多いような?Mで始まるブランドです。大人のための、少女的なロマンティシズムが気に入ってます。 / R@大人じゃないのに着て良いのか疑問だけど〜 ( 2001-11-24 07:11 )
花柄と言えばココ・バラ好きのデザイナーさんのブラントでしょうか?ファー付ニットを買おうと思って早数年が過ぎ・・何故かセールの招待状は届いてます。 / oggi ( 2001-11-24 02:20 )
>はるぴょんさん いらっしゃいませ。どこのお店か気になってしまいました。フィレンツェならお店ではありませんが、メディチ・リカルディ宮に住みたいです! / R@住みたいところならたくさん ( 2001-11-23 08:01 )
あ、そうだ。友人はボストンとニューヨークに半分ずつ?住んでいます。彼女がいるうちにボストンに行こうかと思ってたのに、今度は東南アジアに引っ越してしまうのです。すごく残念。 / R ( 2001-11-23 07:51 )
>Hideyさま ○○丹とは!買い物はあまりしませんが(貧乏性なので〜)、日本にいるときは必ず行ってます。↑で書いたブランドも入ってるのですが、他の百貨店のセレクトとの違いを見るのが楽しかったです。 価格を気にしなくてもいいのなら、日本での買い物は効率良くて好きです。「広く浅く」だけど、何でも手に入りますものね。 / R ( 2001-11-23 07:25 )
>Ecruさま 自分くらい自分のことを認めてやらないといけないのです、わたしの場合。 お店はね、今までの自分のテイストとは懸け離れてるんだけど、思わずポーッとなってしまうの。伊勢丹と渋谷西武に入ってます(他は知らない)。 / R ( 2001-11-23 06:58 )
>ゆーさま むー、そのホテルじゃ目前に御馳走があるのに食べられない状態のようですね。なんだか勿体ないような。大きいチェーンホテルって画一的でつまらないと思ってます。特にパリみたいに山ほど個性的なホテルがある街では。 / R@買い物は電光石火 ( 2001-11-23 06:44 )
はじめまして。私はフィレンツェの某ブランド本店に住みたい!と思ったことがあります。(昔の貴族のお屋敷を改築して使っているそうで)商品も魅力的だけれど、お店全体の雰囲気が丸ごと好きでした。 / はるぴょん@実はいつも拝見してました。 ( 2001-11-22 23:16 )
妹の旦那がミラノで○○丹のバイヤーサポートオフィスに勤めています。日本のバイヤーってほんとに動きが速いですよね。東京にいながらにして海外が味わえるのには感謝感謝です。 / Hidey ( 2001-11-22 22:33 )
そのまま暮らしたくなるようなお店に出会ったの?それってどこだろう?想像しています。それから、自分のこと自分で認められるっていいね。 / Ecru@写真の感じもお洋服も綺麗 ( 2001-11-22 20:13 )
パリに行くと、どうしてもきれいな色に目がいってたな。でも、冷静に判断できる時間が無くて買っても買わなくても後悔してばかり。・・いつもお買い物に行けるのはたった1日だったし(涙)、(←ホテル、CDG近くのHYATTだったんですよ!あんまりでしょう?)。じっくり選んで、更にセンスを磨けるR様がうらやましい♪ / ゆー ( 2001-11-22 18:53 )

2001-11-12 螺旋階段。

アパートの階段は古い。
18世紀にこの建物ができた時のまま、今に至っている。
石は時間によって磨耗し、ところどころ欠けていて、滑る。
明かり取りの窓があるだけの階段は昼でも暗く、つめたいので、夕方、大荷物で帰宅して、一度つけた電灯が消えてしまうと、真っ暗な中を、手探りで登らなければならない。
一階ごとにある電灯のスイッチを入れると、階段はまた、ぼうっと明るくなる。そして、また登る。


行き交うこともできないほど、狭い螺旋階段。
時々、人の気配がするけれど、その姿を見ることはない。
この階段は薄暗いので、当然のことかもしれない。
上も下も、ほんの数段しか、見ることができないのだから。


けれども、足下には今まで登ってきた分の段があるらしい。
臆病で、下の方を覗くこともできないわたしには、信じがたいことだけれど。



そんな階段を、のろのろと上がっていく。
次に登る一段をつくりながら。






紫陽花を見ると、もう冬になるのね、と思うようになったことは、すこし切ない。


先頭 表紙

>マッキ〜さま 先入観は、成長のためには是非とも倒したい敵のひとつです。軽やかに再スタートを切ったマッキ〜さま、かっこいい! / R ( 2001-11-21 03:50 )
お祝いありがとうございました。紫陽花は梅雨頃に咲くものだと思っていました。何事も先入観にとらわれてはいけませんね。 / マッキ〜 ( 2001-11-19 23:42 )
>ムッシュ たま〜に来る郵便屋さんくらいしか心当たりがないのだけど。夜明け前には家を出てるし〜。 / R@侘びしい ( 2001-11-18 22:59 )
この狭い螺旋階段で肩と肩を接して何人のジェントルマンがR嬢の重い扉の中に吸い込まれていったのやら・・・・・?そして窓の外は夜明け前・・・・ / ムッシュ ( 2001-11-17 11:31 )
>りりさま 両手が塞がってる時なんて、泣きたくなりませんか?ひどいシステム。サガンにも書いてあるから、ずっとこうなのよね、きっと。フランス人のケチというか細かい習性が表れてるような…? / R@階段はお気に入り! ( 2001-11-17 10:45 )
>Hirokoさま 遊びに来た友人には「牢屋の階段っぽい」「幽閉されてるの」と言われたり…。誰かが助け出してくれればいいけど、なかなかですわ。 / R@たとえばジャン・レノとかね ( 2001-11-17 10:40 )
>撫子さま まっすぐの階段は、登りきると解脱気分が味わえそう。底が抜けたら…ダーリンにキャッチしてもらう? / R ( 2001-11-17 10:36 )
>水野さま わあい、ホラー好きなのでちょっと嬉しいで砂。 ○○盛りは女王様な友人に連れていかれたパーティにあったのです。わたしがやったわけではありませぬ〜。 / R ( 2001-11-17 10:33 )
>みなみさま このアパートの階段もかなり危険なことになってます。下りるのも登るのも滑りそう。 写真は、キッチンのシンクで水を変える最中に上から撮りました。すごく適当。 / R ( 2001-11-17 10:27 )
>Ecruさま 実のところ、今のわたしは登っているというより留まっているので精一杯だったりします。ダメダメ。 / R ( 2001-11-17 10:24 )
>フィー子さま おお、階段好きでいらっしゃる?わたしはシャンボール城のと立石寺のが好きです。 / R ( 2001-11-17 10:13 )
>ゆーさま 毎日手探りは疲れます。せめて心地よい疲労ならいいのですが、なんともはや。 / R ( 2001-11-17 10:02 )
>プルーさま 紫陽花、あまりにも夏前のイメージが強いですよね。青いのだと特に。赤茶っぽいのは、すこし秋らしいです。 / R ( 2001-11-17 10:00 )
途中で消えちゃうのコワイよね。フランスで苦手なものの一つです…。でも螺旋階段は素敵! / りり ( 2001-11-16 14:55 )
なんか映画に出てくるような螺旋階段を想像してしまいました。 そしてそこにはジャン・レノがいて。。。 / Hiroko ( 2001-11-13 01:51 )
まっすぐな階段よりもゆるやかなカーブの螺旋階段のほうが好き。よく人生を階段に例えるようなことがあるけど、私の階段は底が抜けたりしないかしらん? / 撫子 ( 2001-11-13 00:53 )
なにかちょっとホラーな感じさえしま砂。 / 水野あきひろ ( 2001-11-13 00:15 )
そちらでは秋に咲くんですか? ヴェルサイユ宮殿の階段は平行感覚がおかしくなるくらい磨り減っていておどろいたな。ところでこの写真はどういうふうに撮ったのでしょう? / みなみ ( 2001-11-12 21:39 )
冬のあじさいって少し悲しい感じ。とてもきれいだけど。暗いところを登る勇気、なかなか持てないでいます。 / Ecru ( 2001-11-12 19:18 )
古い階段って好きです。石畳ならなおのこと。といっても書かれている階段は実在のではないのかしら? / フィー子 ( 2001-11-12 17:33 )
200年以上も、誰かが上り下りしてきた階段なんですね。最後のくだり、手探りで毎日をつくり出しているような・・そんなふうに感じたのは私だけでしょうか・・。 / ゆー ( 2001-11-12 10:08 )
紫陽花が今の季節に咲くのね。こちらは、早ければ、4月頃かしら。結構長く咲いてるので、奇麗。 / それほど移り気でないのよ@プルー ( 2001-11-12 06:08 )

2001-11-08 葡萄の葉。

日本の雑誌が届いたので、昨夜はそれを眺めて過ごした。

楽しい。
楽しいったら楽しい。
「マストなアトモスフェア」なんて、もう、何語なの、という感じでわけがわからないけど。

日本語学科を勉強している友人に、よく小説や雑誌を貸すのだけど、新しいもの、流行のものほどわからないという。
これは英語、これはドイツ語、これはフランス語から来ているんだよ、と説明すると、とても驚かれる。
最近はFranglaisが増えたとはいえ、自国の言語を守ろうという気風の強く、外来語に厳しいフランス人には、やはり厳格な中国語の方が解りやすいのかもしれない。


送ってもらった雑誌を見ていたら、「ワインが美容にいい」という記事を見つけた。
『caudalie』のスパが紹介されている。
化粧品はいくつか使ったことがあるけれど、スパは未体験。すごく良さそう。
スパで毒素を出し切った身体に、ワインを流し込む。
Gravesならやっぱり白かしら。
ほどよく冷やしたのを、全身のケアの後に飲むなんて、素敵。
これは、ぜひとも行かなくては!




そうはいっても、しばらくまとまった休みもないし、冬のボルドーは淋しいし、当分がまん。
Vigne rougeのお茶でも入れて。


先頭 表紙

>みなみさま 勝沼のワイナリーには一度だけ行ったことがあります。夏だったのからか、空気のなかの葡萄の密度が濃かったのを覚えています。また行きたいな。 / R ( 2001-11-10 17:35 )
きれいな色ですね。日本のぶどうの産地といえば山梨、勝沼ぶどう郷あたりもこの色一色かな。。。(うちから電車で一本なのデス♪) / みなみ ( 2001-11-10 16:33 )
>浪花撫子さま いらっしゃいませ。こちらでは「合道気」と書かれたTシャツが流行ってました。合気道のまちがいらしいのですが、そもそも、何故合気道なのか?かなり不思議です。ハローキティのぬいぐるみリュックを背負っているオトナも不思議ですが。 / R@「東京製」というのも多い。 ( 2001-11-10 05:40 )
>oggiさま VERY。名前はわかるのですが、読んだことはまだありません。若い奥様、ママ御用達という感じですよね? / R ( 2001-11-10 05:35 )
去年「芸者・若い女」と漢字でかかれたTシャツと着たギャルを見掛けやした@米です。たまげたーがな。 / 浪花撫子@やり手ばばあ・おばはーん ( 2001-11-10 05:27 )
25ansもすごいですが、VERYの無理矢理さも笑えます。 / oggi ( 2001-11-10 00:28 )
>Hideyさま いやーん、どうして知っているのですか?わたしがダイエットに失敗し尽くしていることを! / R ( 2001-11-09 20:04 )
>ゆーさま わたしが最初に仏語を習った先生は、パリに住んでいた当時、毎朝パンを買うのに何十分もかかったといってました。クロワッサンの発音矯正をさせられて。 / R ( 2001-11-09 20:03 )
ワインは健康にも美容にもいいわけですね。それは素晴らしいニュースです!といいつつ、こちらに来て飲む機会が減ってからはめっきり痩せたようです。フランスじゃ水と一緒ですもんね。ダイエットも難しそう。 / Hidey ( 2001-11-09 11:36 )
自国の言語を守る・・・。英語の広告も見かけませんものね。タクシーのドライバーに「ルーブル」が通じなくて、とても苦労しました。「ル゛〜ヴォゴホッ」(←表現不能です・・・笑)って一生懸命発音を教えてくれました。 / ゆー ( 2001-11-09 09:22 )
>水野さま 雑誌の名前からして、日本語のものが少ないで砂。小一時間問いつめたいもので酢。 / R ( 2001-11-09 07:48 )
サンローランの脚用ムースも葡萄のエキスが入ってるはず。夜にこのお茶を飲んで眠ると、朝には脚がすごく軽いです。脚がむくみやすい方には激しくお薦め! / R ( 2001-11-09 07:44 )
>Ecruさま このお茶、色が綺麗なだけじゃなくて、脚のむくみがすっきり解消できるすばらしいお茶なのです。 送ってもらったのはまさに25ans。リッチリッチ言い過ぎでたいへんな安っぽいさが漂ってました。今号はいつもよりひどい気がするわ。 / R ( 2001-11-09 07:41 )
「心の臓を一突き」とかいう、ネイティブな日本語のカタログがキボンヌで砂。 / 水野あきひろ ( 2001-11-08 23:31 )
この色きれい。秋は、やっぱり深い色に惹かれます。外国の方でなくても、ファッション誌等の日本語は、意味不明みたい。以前よく買っていた25ansの本の見出しを見て、これどういう意味?とよく夫にたずねられました。 / Ecru ( 2001-11-08 22:50 )

2001-11-04 秋の味覚。

ゆっくり起きて、ひさびさにSaune川沿いの朝市に行った。
このところ、スーパーマーケットでばかり買い物していたので気づかないでいたけれど、秋にしか手に入れることができないものが勢ぞろいしていた。


秋の味覚といえば、ジビエと茸。
両方ともものすごく賑わっていた。
ジビエの方は、養殖(というのも変だけど)であれば一年中手に入るけれど、茸はそうはいかない。
野生の生の茸は、それなりのお値段だけど、「季節のものだから」という理由で、たくさん買い込んでしまった。
今日のお昼は、茸ピラフにしよう。



写真手前の白いのから、時計まわりで、

Pied de mouton 羊の足
Girolle あんず茸
cepe イグチ茸?(なぜ、いぐち?)
Trompette de la mort 死のトランペット

という名前。
茶色いのはなんていうのかしら?
今度聞いてみよう。


先頭 表紙

>Hirokoさま いらっしゃいませ。きのこ料理ならみぞれ和えが好きです。ああ、食べたくなっちゃったわ〜。 / R ( 2001-11-07 04:44 )
きのこをたくさん手に入れると、私はついつい和風パスタを作ってしまいます。 でも↑のきのこは香りがきつくて向かないのかな? フランス語はちらほらと見え隠れしてますねぇ。。。 / Hiroko@はじめまして ( 2001-11-07 00:33 )
>oggiさま 毎日食べているので、ちょっと飽きてしまいました。薫りが強すぎのかしら。 日本の茸も大好き!茸焼そば、美味しそうだわ〜。 / R ( 2001-11-06 20:46 )
>SENRIさま うーん、羊の足が一番味が淡白でした。薫りは藁を生っぽくしたようなかんじ??? / R@匂いの説明って難しい ( 2001-11-06 20:44 )
R様の日記に影響され、今日はきのこ焼きそばを作りました。普通のキノコ達で寂しいんだけどね・・(笑) / oggi ( 2001-11-06 20:14 )
ジビエと茸って聞いただけでヨダレが。羊の足ってお名前に反応しちゃった。どんな味なのかしら? / SENRI ( 2001-11-06 13:16 )
>撫子さま パーティのホステスは辛いものなのね。その分ダーリン(のどれか?)に美味しいものをごちそうしてもらったらいいわ。 / R ( 2001-11-06 05:19 )
>Ecruさま 茸辞典を見ていると、まさしく妖精が座っていそうなものもあります。ちょっと奇妙。 / R@住んで住んで〜 ( 2001-11-06 05:15 )
>あややさま この写真だとわかりにくいのですが、まさにラッパの形です。真っ黒だし、最初に食べた人は結構勇者かも? / R ( 2001-11-06 05:11 )
>Hideyさま 早くヨーロッパ人になりましょう!でも一つ言っておかなければ。フランスの田舎は、魚介に不自由です……。日本より確実に恵まれているのは牡蠣とムールくらいだもの。 / R ( 2001-11-06 05:09 )
>みなみさま 名前、いいでしょう? 「死のトランペット、100グラムください」とか言うの、ちょっと愉しいです。 / R ( 2001-11-06 05:04 )
あたし主催者で、お客様をお呼びしたのです・・・んで、つまみ食いなの・・・。 / 撫子 ( 2001-11-05 23:05 )
色がとてもきれい。わたしもそこに住みたーい! / Ecru ( 2001-11-05 21:51 )
死のトランペットなんて、すごい名前・・!色々想像膨らんじゃいます! / あやや ( 2001-11-05 20:27 )
おお、やはり僕はヨーロッパ人になるべきだと確信してしまいました。田舎のフランス人もいいかもしれないですね。まだあんまりフランスは知らないだけなんです。いろいろ教わりたいと思ってます。 / Hidey ( 2001-11-05 18:56 )
鬱々としたのも、また味があってすてきだと思います。 / みなみ ( 2001-11-05 18:32 )
死のトランペット! なんて詩的な名前! 私好み! でも食べ物にそんな名前つけちゃうところがなんともいえません。確かにすごい色のきのこだけど。。。 私の日記の画像も、今日はきのこの予定です。 / みなみ ( 2001-11-05 18:32 )
>プルーさま お肉はなんといってもフランスが美味しいと思います。ジビエの強い味はなかなかありません。 野菜はニューヨークの方が美味しいと友人が言ってました。でも、値段の高さからしたら「美味しくなきゃ困る!」という感じでしょうか。 / R ( 2001-11-05 16:39 )
>ゆーさま 旬のものって、豊かですよね。いつもこうした食事ができればいいのですが、現実はかなり適当です。 わたしは鬱々とした人間だからか爽やかな写真が撮れません。悩んでます。 / R ( 2001-11-05 16:32 )
>アナイスさま どれも凄く薫りが濃いです。雨の日の森の匂いがします。煙いような、酸っぱいような、炭酸のような? / R ( 2001-11-05 16:26 )
>撫子さま わたしは料理なんてしたことなかったから、一人暮らしになっても適当なものしか食べてなかったの。そうしたら、案の定身体を壊してしまったのです。 時々しかしない、材料を一から揃える、要領が悪いということで男の料理と言われてるけど。 / R@どうして「つまみぐい」なの?? ( 2001-11-05 16:19 )
半島っていうと、ちょっと変だけど、Presq'ileなので他に言い様が……。中洲の方が近いかも? / R ( 2001-11-05 16:11 )
茸って、良い表現ね、食欲をそそるわ。グルメな国、フランス。そして、恋愛の国、フランス。フランス人は苦手だけど、グルメと恋愛、は大好き。そして、茸も、ジビエもね。 / プルー ( 2001-11-05 10:45 )
いいですね!こうやって、食材で季節を感じるのって♪それにしても、Rさま、撮影がお上手ですね、(前回のアクセと薔薇の花びらの時も、ヨーロッパの鬱?とした感じが伝わってきたし・・)今回は、本なんかの、「秋の食材特集っ」(←なんじゃそりゃ)の表紙飾れそう。 / ゆー@デジカメ初心者 ( 2001-11-05 09:31 )
濃くてすごくいい色ですね。どんな薫りがするんだろう? / アナイス ( 2001-11-05 01:32 )
きのこ大好き!!この間パーティーのときケータリングである有名なお店の食事を、つまみぐい!!(ここポイント)メチャうまかったです。1人暮らししてるとなかなか自炊がねえ(笑)>お前ダーリンと食事してるからしてないだけだろ、とか痛いつっこみはなしにして? / 撫子 ( 2001-11-05 01:31 )
>りりさま ローヌとソーヌの間の半島?です。 お料理は上手じゃないの。簡単なものしか作れない…けど、いいんです。あろうさまのお家の子になるから。 / R ( 2001-11-05 00:49 )
お料理もお上手なんですね。ところでR様の住んでいるところはローヌ川とソーヌ川どちらも流れているの? / りり ( 2001-11-05 00:24 )
>あろうさま バター風味の茸ピラフにしてみました〜。それと、鴨とじゃがいもを焼いてローズマリーの香りをつけたのと食べたら美味しかったです。 / R@おなか一杯です! ( 2001-11-05 00:06 )
わぁ、色々と手に入って羨ましいです。どんなお料理に変身するんだろう♪ / あろう ( 2001-11-04 23:32 )

2001-11-01 白い花びらに思う。

先週届いた白い薔薇が綺麗に開ききったので、いつものように花びらをむしった。

教えてもらったとおりに、剥いた花びらの中に手を埋める。
しっとりと重く、指に絡みつく。
ふわりとすべらかな花の膚を、いつもより丹念に撫でた。
その、柔らかくつめたい感触を、わたしは知っていた。


祖母の膚だ。


祖父の死後、祖母に痴呆の症状が表れてから、10年近くが経った。
ゆるやかな進行は、気高かった祖母を激しく痛めつけ、最も身近にいた伯母をも同時に苦しめた。
現在の祖母は、コミュニケーションを取ることがかなわない状態だけれど、顔を見れば、その心は凪いでいるように思える。
病室から見える、海のように。


日本にいたころ、週末になるとよく、兄とドライブがてら、祖母に会いに行った。
祖母のために作られた好物を持って。
わたしが離日するころには、花を持っていくことは許されなくなっていた。
彼女はもう、花を花だと認識することができなかったので。


いつも何かを耐えるように、指をぎゅっと握りしめているので、腕を撫でたり、指を開かせてマッサージをする。
白くつめたい皮膚は、薄い膜をはったようにすべらかで、つややかだった。
死蝋とは、こういう状態なのかな、と不謹慎にも思っていたけれど、これからは、花びらのようだと思おう。



さんざん、花びらを指に絡ませた後、ぎゅっと手の中に握り込むと、最後につよく香った。




伯母が贈ってくれたブレスレット。
祖母の古いアクセサリを、作りなおしてくれたもの。


先頭 表紙

>アナイスさま 確かに、赤い花びらって温かい。同じお水をあげているのに何故なのでしょう?不思議。 / R ( 2001-11-05 16:08 )
白い花弁は冷たく、赤い花弁は熱を包むんです。不思議ですね。 / アナイス ( 2001-11-05 01:39 )
>ゆーさま わたしもゆーさまの日記、拝見してました。可愛らしい若奥様なのね〜と思っていたら、ばりばりのお空の上のプロフェッショナルでいらしたので、多面的魅力にくらくらしてます。 言葉は本当に難しい…ここで修行中なわたしです。 / R ( 2001-11-03 06:04 )
>Ecruさま いっそ、完全にこどものように思えたら楽かもしれません。でも自分より大きい存在だったひとをそうは見られないんですよね。痴呆の患者を赤ん坊のように扱うひとは、わたしは嫌いです。 そんな風におっしゃるだんなさま、素敵ですね。 / R ( 2001-11-03 05:58 )
>Hideyさま 思い出されたのは、お手紙を下さったというおばあさまのことでしょうか?正直に言って、元気だった頃の祖母はわたしからは少し遠い存在だったので、羨ましいです。 / R ( 2001-11-03 05:46 )
>みなみさま どうしてあんなに固く握るのか、不思議でたまりません。身体が全く思うようにならないのに。 おばあさまの御冥福をお祈りします。 / R ( 2001-11-03 05:43 )
Rさま、つっこみをいただきありがとうございました。とはいえ、実はずっとR様の「五感」にひそかに触れさせて頂いておりました(←こんな表現ありでしょうか?)アクセサリ、とてもきれいです。そして、以前の日記で「薔薇を指に・・・」というのを読んで、ずっと思い描いていました、薔薇の感触を。言葉でどう言い表したらよいのか・・・薄いビロードにつつまれた感じ・・?今回の日記で、R様のこの表現、素敵だな〜って(←これも、なんだか何か足りないかんじ)思っていたんですよ♪ / ゆー@言葉って難しい☆ ( 2001-11-02 10:19 )
こんな風にして、物にも心が宿っていくのかしら…。夫から聞いた彼の祖父の話を思い出しました。まるで子供のように振る舞うのに、決して子供ではない気高い大人なのだと。それが、時々とても悲しかったと言っていました。 / Ecru@短い言葉でうまく書けないけれど ( 2001-11-02 08:21 )
僕もいろんなことを思い出させていただきました。ブレスレット、心なしか魂の結晶のように見えます。 / Hidey ( 2001-11-02 06:00 )
私の祖母は痴呆ではなかったものの、脳溢血で倒れて5年間意識があるのかないのか曖昧なまま亡くなってしまいました。だから握った掌の固さなどはなんだか想像がつきます。ブレスレット、きれいですね。 / みなみ ( 2001-11-02 05:24 )
>水野あきひろさま 「魂が宿る」。そうであって欲しいです。大切にします。 / R ( 2001-11-02 05:22 )
>mignonneさま いまの祖母が、何かを感じることができるのかも分かっていないので、完全な自己満足です。それでも、自分達の力で、少しでも安らかでいられるように、祈らずにはいられません。 / R ( 2001-11-02 05:20 )
>りりさま また当たり!と言いたいところですが、今年の夏焼いてしまって後悔の嵐です。 / R@小説まだ読み終わってないの ( 2001-11-02 05:15 )
>マッキ〜さま わたしも最近新しくアクセサリを買ってません。古いものを譲ってもらうばかりです。新しいものを身につけるには早いのかもしれません。 / R@傍観されるのはちょっと恥ずかしい ( 2001-11-02 05:12 )
>たらままさま 初めて身につけるのに、初めてな気がしませんでした。 / R ( 2001-11-02 05:07 )
永く使われてきたものには魂が宿るといいますね。いつまでも大切に。 / 水野あきひろ ( 2001-11-02 00:40 )
読んでいてとても切ない気持ちになりました。おばあ様が日々心安らかでありますように。 / mignonne@初めまして ( 2001-11-01 23:19 )
きれいな色。R様はきっと色白の方だと思います…。 / りり ( 2001-11-01 23:14 )
はじめまして。ずっと傍観者でしたが、そろそろつっこむことにしました。^^; 新しいアクセサリーが欲しいと思っても、何かひらめくものがないので最近は殆ど買っていません。このようなリメイクしたもののほうが何かを秘めているようで、魅力を感じます。 / マッキ〜 ( 2001-11-01 23:03 )
誰かが大切に使っていたアクセサリーって、温かみがあります。 / たらママ ( 2001-11-01 22:35 )

2001-10-28 夏の終わりと二人のセルジュ。

今日は、時間の区切りなんて人間が決めたものだってことを、再確認する日。
春の初めの失われた一時間と、秋の真ん中の、重複した一時間。
タイムマシンの設定からは、はずした方がいい。
切ない混乱を招きそうだから。


ふたりのセルジュ。
ひとりは、なんでも入っちゃう、魔法のバッグを。
もうひとりは、謎めいた、魅惑の香りを。
あなたたちが作ってくれたもののおかげで、どきどきしたり、悩んじゃったりするけど、素敵なものは、やっぱり嬉しい。
沼地で、回廊で、砂漠で。
毎日の幸せに出会わせてくれてありがとう。

だけど、これ以上、購買欲を刺激しないで。



24日に届いた薔薇は、ようやく開きはじめたところ。
はやく、指に絡ませてみたい。


先頭 表紙

>ムッシュ それって、褒め言葉でしょう?めるし。 / R ( 2001-11-01 21:06 )
>SENRIさま Aは美形革職人、Lは資生堂に関係する調香師ですわ。 / R@こちらこそよろぴく〜 ( 2001-11-01 21:05 )
写真が「エロ」だな〜? / ムッシュ ( 2001-11-01 17:34 )
AとL??え〜わかんないー、ヒント、ヒントォー / SENRI@よろぴくね ( 2001-11-01 10:33 )
>りりさま きゃー!当たりよ!嬉し〜!! / R@興奮しすぎ ( 2001-10-30 00:00 )
セルジュAと、セルジュLかしらん…。(自信ないけど) / りり ( 2001-10-29 23:06 )
>撫子さま ムッシュさまのお店の常連なの?いいな。わたしも行ってみたい! レストローズって、ロマンティックでちょっと毒もあって、撫子さまにぴったりね。 / R ( 2001-10-29 20:01 )
>プルーさま そんな素敵な男性にはご縁のないわたしです。プルーさま、余ってません? / R ( 2001-10-29 19:54 )
>akemiさま まったく「ひまじん」には素敵な方が多いですね!みなさまの日記を貪り読む週末。ああ、わたしだけ素敵じゃない〜(がっくり)。 / R@山の手でもなんでもない怪しい繁華街に棲息してます。 ( 2001-10-29 19:48 )
>Ecruさま それでは今度、こっそり。あんまりたいしたことじゃないので、期待されるとちょっと言いにくいのだけど。 / R ( 2001-10-29 19:43 )
きゃー!素敵な薔薇ですね。贈られた薔薇は去年以来・・・。贈った薔薇は9月以来(ムッシュのお店で)いいな、薔薇。素敵。関係ないけど、レストローズのワンピースも欲しいです(笑) / 撫子 ( 2001-10-29 14:12 )
謎めいた魅惑の香りって、一体誰の????ってクエスチョンマークだらけだわ。魅惑の香りなら、素敵な男性に贈ってもらうのがいいかもしれない。。 / プルー ( 2001-10-29 10:57 )
すいません「お」がいっこ多いです(^^;; / akemi ( 2001-10-29 08:19 )
初めてお邪魔いたします。ここひまじんは、なんてセンスのいい方が大勢おいでなんでしょう。山の手ムードだわ!…先ほどおおいでいただいたところは、ダウンタウンですがよろしいでしょうか?(笑) / akemi ( 2001-10-29 08:18 )
なんて、素敵な日記なの!あーん、だけど正直に告白すると、そのセルジュが誰と誰なのか、ピンときてないの。それが、かなしー。 / Ecru ( 2001-10-28 19:11 )

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