2002-11-17 逃避中
2002-11-14 夢で逢えたら
2002-11-13 社長の顔
2002-11-09 ハートチップル
2002-11-07 ロッキーの恋人
2002-11-05 風邪引き週末
2002-11-01 銀杏実験。
2002-10-31 今日はひまじん
2002-10-30 買い替え時
2002-10-29 部屋のニオイ

あああああ〜〜〜
明日提出予定の企画書があるのに、まだ１行しか書けていない〜〜〜。

ひまじん見てる場合じゃないだろ、自分。
日記書いてる場合じゃないだろ、自分。
こんなときに限って部屋の掃除をしたくなるのはなぜ。

ああ、果たして明日は無事に明けるのか。

すべてを捨てて南の島へ逃げたい………。


↓写真を整理してたら出てきたの。実家で撮った、姪ヒナのハワイアンなキティ＆ダニエル。
小麦色の肌のキティにも驚いたけど、キティに彼氏がいたのにも驚いた。キティって何歳なんだ……？



28歳だそうでした。

先頭 表紙

今朝方はキムタクが夢にお出ましになりました。
私は彼を非常に熱愛しているというわけではないですが、それでもかなり好きなほうなので、やっぱり寝覚めはドキドキします。
大ファンの方にはうらやましがられるかもしれませんが、私は自分の見たい夢をコントロールするなんて器用なマネはできないので許してね。（笑）
でも、言っちゃあなんだけど、彼の出てくる夢はたいていロクなモンじゃないんです。

なぜかキムタクは、私の夢に現れて目覚めの後まで記憶に残るたぶん唯一の有名人。ほかにも誰かの夢を見てるとは思うんだけれど、すぐには思い出せないくらいだから、やっぱり印象度ダントツといっていいでしょう。
それに、なにしろ夢の内容が……

★キムタクとスカイダイビングをしていて、私が飛び降りるのを怖がっていると、後ろから彼が「ウダウダ言ってないでさっさと飛び降りろよー」とかいって突き飛ばす。
★キムタクとホノルルマラソンに参加していて、私が弱音を吐いていると、後ろから彼が「ちんたら走ってるんじゃねーよ」とかいってどつく。
★その他、なんだかよくわからない舞台設定だけど、とにかく私が困っているとキムタクに冷たくあしらわれる。

こんなんばっかしなんで、いやでも覚えてます。
ちなみに今朝はどこかの病院で銃撃戦（刑事ものチックなノリだった）のさなか、やっぱりどつかれてました。ひどいわ。

ううう、せっかくなんだから、もうちっとこう「ろまんちっくなしちゅえーしょん」でもって現れてくれないもんですかねえ。夢って願望が現れるものなんじゃないの？
それともなにかい、アタクシは心の奥底ではキムタクに足蹴にされたいとか望んでるってコト？

ああ、どうせ夢なら、愛しのロバート・デ・ニーロ様と美しい浜辺か湖畔をお散歩している夢でも見たいものだわ。でも英会話ができないから、夢でも緊張しそうだわよね……。




今夜は昨日の飲み残しの「ルビコ」でホットワインにしようと思ったら、カップ半分ぶんだけ中途半端に残ってしまった……ので、自家製チェリー酒もブレンドしてみました。めちゃくちゃ美味しいじょ♪

先頭 表紙

私の仕事の１つに企業の社内報編集があるのだけれど、これをやっていると大企業の役員だとか管理職なんていうポストに就いているおじさま方の写真をよく目にするのです。
大手・中堅どころの大会社の人々だから、おそらくみんな一流大学出身で頭もよく、有能な方々なのでしょう。そして部長クラス以上の職位であるからには、素養だけでなく実績も積み上げてきたのに決まっている。
仕事に自信を持っている男性の顔というのは、みなそれぞれにいい味を醸し出していて、すてきです（美醜とか性格とかはこの際おいといて）。

そんなおじさんたちの顔をつらつらと眺めていると、なんとなく、「この人は将来、社長にまでなれるだろう」とか「ヒラ取締役止まりかな」とか、まったくシツレイ極まりない感想が浮かんできてしまうのね。
立派な人相風体だから必ず将来出世するなんていう法則はこの世に存在しないので、この勝手予測はあんまり当たった試しがないんだけれど、たまに「まさかこの人は社長にはなれないだろう」と思えるほどイマイチ冴えないおじさんが、ある日「新社長に就任」なんていうニュースとともに浮上してくるものだから、企業人事というのはヨソ者には計り知れないものです。

さて、そんなふうに、私的評価では「冴えない顔」に分類されてしまった新社長のおじさんですが……あら不思議。社長就任から月日が経つごとに、だんだんそれらしい風格のあるお顔に変わっていくのですね。
大企業のトップともなれば、広報用の写真ひとつ撮るのにもコーディネーターとかがついたりして、服装から笑い方までチェックしてくれるとか聞きますが、それ以上に、環境がおじさんの姿かたちを洗練させていっているのでしょう。
そして、かたちだけではなくて中身もそれに相応しく充足した時、その人は押しも押されぬ「本物」になるのでしょう。
外的な立場と、内的な自信。
「人の顔は作られる」って、しみじみ真実だなあと感じてしまった秋の１日。


【テッラ・ノストラ／ルビコ】
「顔」テーマってことで……（笑）なぜかポントルモのコシモ・デ・メディチをラベルに掲げるイタリア・ワイン。近所の酒屋で買ったテーブルワイン（Vino da Tavola）なので詳しいプロフィールがわからないけど、こんな肖像を使うところを見るとトスカーナのワインでしょうか。でも、なんか左右逆のような記憶が……何作もあるのかしら。それとも模写？
これ、単体で飲んでもそんなに特徴ないんだけれど、食事のお供にはなぜかグイグイいけてしまう「水」代わりワイン。650円の掘り出しモノ。

先頭 表紙

こんなトシになっても、子供っぽいスナック菓子が大好き。
週末はＴＶやネットのお供にスナック菓子が欠かせない。
定番はポテトチップス。じゃがりことかポテロングなんかのジャガイモ製品も大好き。（最近、なんと揚げジャガイモ系スナック菓子に発ガン性物質が！なんて報道を聞いて大衝撃。それでも食うぞ。）米菓子やコーン菓子も、それぞれに捨てがたい。
新しい商品を次々試すよりも、割と昔からのものを、そればっかり集中して食べるタイプかな。
一度食べなくなると、大好きだったのにそれっきりっていうのも多いけど、再び情熱がよみがえることもしょっちゅう。

そんなわけで、今ブーム再燃してるのが、ハートチップル。

その強烈なニンニク味では他のガーリック系スナック菓子の追随を許さない、ダントツの美味しさ。
翌日激しく後悔することがわかっていてもやめられないその魅力。
だれか私を止めて〜〜〜。

このハートチップル、発売は1973年。
小学校から高校時代くらいまで、おやつといえばハートチップルが欠かせなかったのに、私は名前がいつのまにか「“スーパー”ハートチップル」になってたことさえ気がついていませんでした。ハテ……味は相変わらず美味しいけど、いったいどこが“スーパー”になったのだらう。。。
そして、製造者のリスカって、悪いけれどほかのお菓子では名前を聞いたことなかった……けど、なんとあの「うまい棒」も作っていたのね〜！（←販売元は別会社）

今時、ＨＰを持ってる会社なんて驚くことはないけれど、ハートチップルに納豆味があったなんて驚愕。(￣▽￣；
た、食べた〜〜〜い！！！
だれか食べたことのある方、いらっしゃいません？

先頭 表紙

暦の上では今日が立冬。
だいたい関東平野部あたりでは「立ナントカ」というのは実際の季節感より早めで、「えっ、もう？」って思うことが多いんだけれど、今年はすでに納得の寒さ。春が早かったからかしら。
でもまだ公園のイチョウは色づいていないし、秋はどこへいったのって感じなんだけどな……。

　　　＊　　　＊　　　＊

今日はどういうわけか、朝起きたときから「ロッキーの恋人」の名前が思い出せなくてイライラ。
別に、ボクシングの夢を見たわけでも、スタローンを連想するようなことがあったわけでもないんだけれど（どっちも全然好きじゃないし）、なぜか「あれ？　ロッキーの恋人の名前ってなんだったっけ」という疑問が頭にはりついて離れなくなってしまったのである。
そして、会社に着いたら調べればいいや、とか気楽に考えながら電車に乗っていたら、これまた突然、
「エイドリアンだよ――！！」
と脳裏にヒラメキが。
だからどうしたのだ！と思わず自分にツッコミを入れてしまったけれど、どうして人は突然、こういうどうでもいいことを思い出したりするんでしょうね。かと思えば、非常に重要なことをすっぱり忘れ去っていたり。

ヒトの記憶というのはとてもいい加減なもので、何十年も昔の事件を昨日のことのように憶えていたり、ついさっきあったことを「どっこいしょ」と言ったとたんに忘れてしまったりする。
記憶の鮮明さは、おおむね個人にとっての重要度が基準になっていて、強く感情を動かされたことはいつまでも心に残りやすい。ただし、都合の悪いこと――特に自分の恥ずかしい振る舞いなどについては、終生覚えているケースと、きれいに忘れてしまうケースがある。その上、うれしかったことはより美しく、つらかったことはより悲劇的に脚色されるなど、記憶には「再編」が行われることもある。思い込みがニセの記憶を作り上げることもある。

記憶＝記録、ではないのだ。

それでも人は、鮮やかな記憶を欲しがる。
だから日記をつけ、写真やビデオを撮るのだろう。
記憶は脳細胞が死滅すれば失われてしまうし、紙や磁気媒体も永遠じゃない。
それでも人は、記憶を後世へ残そうとし続ける。
なぜ、憶えておきたいのだろう。
たぶん、それは、生きた証しを残したいから――。

自分の遺伝子の複製を子孫として残そうとするのは「生き物」の宿命だけれど、血をつなぎ、いのちをつないでいく生き物としての目的以上に、ヒトがなにかを残そうとする行為には執念のようなものを感じる。
生きることは、記録し、残すこと。
それは、永遠性への挑戦なのか。

エイドリアンの名前が私の人生の記憶（あるいは記録）にとって重要なこととは思えないけれど、こんな瑣末なことさえ憶えておこうとする私の脳みその働きには感慨深いものを感じる。
そんなことより、なくなりかけているトイレットペーパーの買い置きのことを憶えておくほうが、よほど人生にとって一大事だと思うのだが。　今日こそ買って帰らないとピンチ。

寒い日は煮込みモノに限る。身体もあったまるし、部屋も暖まって一石二鳥。

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不景気下でも、今年もかろうじてお小遣い程度の額が支給された決算賞与。この週末は、お買い物に行こうとルンルン（古語？）でいたのに、風邪を引いてしまいました。。。
毎日酒を飲み、こんなに栄養をとっているのに……（−−；
やっぱり暖房はちゃんとしないとダメだわね。

土曜日の夜から、なにかアタマ痛いな〜、腰も痛いし、とは思っていたんだけど、ちょうどレディーの体調低下期でもあったので、あんまり深く考えていなかったら……なんか熱出てるし。
体温計の目盛りが赤いところを超えているのを見るのは久しぶりだわ〜。
だいたい、お酒が途中で不味くなって飲めなくなるなんて、ただごとじゃないのよね。

というわけで寝込んで過ごしました。かなしー。

今日はだいぶ良くなって、ちゃんと会社へも行きましたが、寝込んで過ごすと余計身体がなまるっていうか、だるいんですよね。本調子に戻るまでしばらくしんどいかも。
今夜もいい子にして早く寝ま〜す。

開けて３日経ってしまったのと、身体を温める目的とで、飲み残しのワインはヴァン・ショー（ホットワイン）にしました。私のお好みはハチミツとシナモンに、レモンの厚切りをどかっと。これもレンジでチンで、とってもお手軽。
フルボディのワインじゃちょっと渋過ぎるし、もったいないんだけれど、超美味〜。これで元気になるぞ。

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なんと、銀杏炒りも電子レンジでＯＫという情報をゲットしたので（ゆうりさん、ありがとー♪）、さっそく実験してみました。（←あみすけさん風味）

しかし……
最初の一歩からいきなり挫けそうになったアタクシ。

だって、ウチには「茶封筒」がないのよーーー！（爆）

別に厳密な茶封筒じゃなくて、色上質紙製の封筒なんかでも大丈夫なんだろうとは思うんだけれど、これが探してみるとあんまりない。
毎日ＤＭはいやになるほど来るけど、あれってだいたいビニール窓がついてるじゃん？
やっぱり溶けそうな可能性のある素材は避けたほうがいいわよね……。
（果たして溶けるのかどうかまで実験してみるほどの実験精神は私にはナイ）

というわけで、部屋中を探索。
数分後、本屋の紙袋を発見。ちょっとぺらぺら感に不安を感じるけど、まあいいかな？

銀杏を20個ほど入れて、口を何回か折りたたんでスタンバイ。きっと激しく爆ぜるものね。タイマーは、とりあえず２分にセット。



１分経過後くらいから、ボンッ！ボボンッ！！と景気よく殻の爆ぜる音が。
中の様子を見ると、紙袋もふくらんで、まるでポップコーンを作っているときのよう。
１分30秒経過の頃、20回分くらいの破裂音を数えた（ような気がした）ので、レンジをストップ。取り出してみました。



………うーん、バクハツしてます。(￣ー￣；

多少水分が出るので、本屋の紙袋ではちょっと薄過ぎてしおしおになってしまいました。レンジの受け皿にも何やら汁が漏れてたし……。
やっぱりクラフト紙くらいの厚みが必要なのかも。
加熱時間は１分でいいのかな。

でも、殻は焦げてないし、中身は程よくモチモチ♪　薄皮もつるりと向けます。
結局、20個中15個くらいがきれいな状態でできあがりました。
香ばしさこそないけど、フライパンで炒るのは５分以上かかるのに比べて１分半でできるのは魅力。おつまみ用にもいいけれど、中華炒めとか、銀杏ごはんなんか作るときには早くていいですね〜。油も使わないからヘルシーだし。

★ちなみに、フライパンで炒る場合、そのまま炒るより油を薄く引いたほうが殻が割りやすくなるし、薄皮もはがれやすくなる気がしました。もちろん風味もよくなります。
★殻は、「あらかじめかなづちで割っておく」というガイドもあるけど、フライパンの場合はふたをしてしまえばいいことなので、無意味。生の銀杏の殻はくるみ割りとかで割るのも結構力加減が難しい。中身までつぶれてしまうし。ただし、いくつかは上の写真のように大爆発するリスクもあり。

電子レンジで枝豆やトウモロコシ茹でもＯＫと知ったとき以来の感動。

ヴィヴァ☆電子レンジ！！

銀杏は大量に食べると中毒を起こすことがあるというので、大人でも40個以上食べてはいけないとか。特に就学前の子供には食べさせてはいけないのね。知らなかったわ。

先頭 表紙

キヨシローさんとミッチーのユニット「ミツキヨ」を見てしまった。
しかもＮＨＫで。
『いけないルージュマジック』なんて何年前さ？
キヨシロー×坂本教授の「ちゅー」も久しぶりに見てしまった。
しかもＮＨＫで。
ヴィヴァ★ミュージックカクテル。

さて、今日は、狙ってた人もさぞかし多かっただろうと思うけれど、アタクシも狙ってしまいました。

「１２３４５６７」

この手の狙い撃ち、あんまり得意じゃないので期待してなかったけど、取れちゃった♪

と思ったら、あれれ？
ほかにも取れた人、いたみたい。
１人だけ限定じゃないってのも、粋かな。

小さな幸せに乾杯♪

夕方頃には1233445なんつー、よくわからない数字もゲット。



しかし、改めてこうして見ると、何が進行中なのか気になる。
ランダム・ジャンプのほかにも、まだ何か進行してるのだろうか。


それにしても、おかげで銀杏が焦げすぎてしまったわ。

先頭 表紙

おやつにお土産物の鳩サブレーを食べようと思ったら残り２枚。
普段はもらっても全然売れ行きが悪いのに、いつのまに誰が食べたのー？
以上、会社のお茶の時間のできごと。

　　　＊　＊　＊

さて、最近PACHIはモノの買い替え時について考える。
というのも、家から独立してそろそろ10年、身の回りの家電製品が世間一般に「寿命」と呼ばれる時期に差しかかっているからである。
すでにＣＤラジカセは壊れて久しく（もう数年前に処分したけど、まだ買い替えてない）、ビデオも壊れ、洗濯機はなにやらモーター音があやしい。パソコンは10年待たずともすでに動きが不穏……。
最近は家電も、修理に出すより新商品を買ったほうが安かったり、機能が優れてたりするんだけれど、私は最初に何か買うときはたいてい「見た目重視」で買うので、気に入っていたデザインのものが壊れてしまうと非常に悩みどころだ。

モノには、モノ本来の用をなさなくなったら買い替えるモノと、まだ十分使えるけれど、古びちゃったとか流行遅れだとか飽きちゃったなんていう、ちょっと贅沢な理由で買い替えるモノとがある。
高価なものはもちろん買い替えに決心がいるけれど、ちょっとしたものであっても、なんとなく二の足踏んでしまう。
というより、「捨てるのに躊躇する」と言ったほうがいいか。

テフロンがはがれてきちゃったフライパン。
いくらネジを締め直しても取っ手がぐらぐらしちゃうなべ。
汚れがこびりつきすぎて掃除するのもお手上げだけど、まだ十分機能するオーブントースター。
ところどころ焼け焦げだらけのさいばし。
洗濯しすぎでヨレヨレだけど、色柄が大好きなランチョンマット。
電池を入れ替えても動かなくなった、1,980円で買った時計―――。

誰でも、身の回りに置くものは機能もさることながら、好きな色・柄・デザインを選んで買っていると思う。10年20年使っても飽きないもの、古びてなお愛着がわくようなものを持ちたいと思うだろう。
でも、どんなに気に入っていても、老朽化に耐えないモノは、いつか処分しなければならない。
とってもつらい。

家具とかなら、結構使い込むほど味が出てきたりするものだけれど、ありふれた日用品たちは、古びてしまうとただひたすら貧相だ。そんなものに囲まれて暮らすのも、なんとなくしみったれている。
さいばしくらいなら、別にデザインもなにもないのだから、さっさと捨ててもいいのだけれど、まだ普通に使えるものを捨てるのは忍びない。
でも、焦げだらけのさいばしは、みすぼらしいことこの上ない。
日々葛藤である。

……とかなんとか言いながら、やっぱり新品を買うのは気分がよくもあり。

モノを厳選するって、タイヘンなことだ。
それが人間関係ならなおのこと。
人間関係は、できることなら飽きず冷めずに永遠のものがいい。

というわけで買い替えたさいばし。うーん、10年の時間を色の差に感じるわ。

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週末、「期限切れスパイス使いきりキャンペーン・カレー」を作ったので、部屋の中がまたしてもエスニックだ。
カレーくさい。

ウチはマンションなので、密閉性が高い。昨今の寒い夜に帰宅しても、外気と５度以上は温度差があるのじゃないかと思うくらい室内は暖かい。（それでうっかり薄着でいると、そのうち冷えてきて風邪をひくのね。学習能力ナシ）
しかも平日は日中だれもいないので閉め切り。

そんなわけで、カレーを作るとだいたい１週間は「ドアを開けるとカレ〜」なニオイに耐えなければならない。
作りたてのカレーの香りはとってもいいのに、なんで残り香はうっとうしいのかしらね。あと、翌日のにんにくのニオイとか。魚焼いたあととか。

人種差別をするわけではないけれど、インドの人は賃貸アパートで断られやすいというのは、激しく納得。
毎日カレーを作る国の人の部屋では、カレーのニオイはもう生活環境の一部なんだろう。
インドは行ったことないけど、東南アジアの国々なんて、街そのものの空気がもうスパイシーだ。あるいはお香のニオイとか。
異文化に理解を示し、その国へ行ったときにはそれを尊重できても、やはり自国でそれを空気のように無意識に受け入れることは難しい。
カレーがどんなに好きでも、毎日カレーの香りの中では暮らせない。

部屋のニオイといえば、最近は涼しくなったので少しは一安心だけど、ゴミのニオイは情けない。生ゴミは気をつけて１回分ごとに袋をしっかりしばって、臭い出す前に集積室へ出してしまうとしても、「不燃ゴミ」に紛れ込んだ食品の空き容器の腐敗臭は、ついついやってしまう。
肉や魚のプラトレイは洗ってから捨てても、中まで洗うのが非常に困難なレトルトパウチや加工食品の真空パックなんて、ほとんど洗わずに捨ててしまう。
不燃ゴミの収集は週１回なので、だいたいためておく。
と、気がつけばたいへんなことに。

世間では、「異臭がすると通報があったので家宅捜索したら、部屋から死体が」なんて物騒なニュースが結構あるけれど、死体を放置していたという異常さに眉をひそめる以前に、ゴミの臭いでさえこんなにつらいのに、よくそんな外まで漏れ出るニオイの中で毎日ガマンして暮らせるものだと思う。
部屋のニオイは慣れてしまうというけれど、それどころの話じゃないだろう。
異常なことに感覚がマヒしてしまうというのは恐ろしい。

それはさておき、「ドアを開けたらいい香り」を目指して、いろんな室内消臭剤やアロマグッズを試してはみるけど、あんまりこれといった香りに出会えないのよね。
お香が「さすが死臭・体臭を消すためのものだけあって効果てきめん」と日記に書かれていたのはどなただったか……。
生活臭というものは、どんなに頑張っても完全に消し去ることは難しいと思うけれど、それでも、消臭効果がばっちりあって、自分の好みにあっていて、しかもスタイルのある、ステキな部屋の香りを見つけたいものである。（あくまでも憧れ）

★☆★期限切れスパイス使いきりキャンペーン・カレー
なすとひき肉のカレーです。いつの写真だよってくらい前の写真だけど、別に何度作っても見た目は変わらないし（笑）。この時はサフランライスだったけど、この週末はナンで食べました。
カレー・ルゥは、小麦粉大さじ４、オリーブ油大さじ２.５、ナツメグ、コリアンダー、キャラウェイ各小さじ１、エスビーカレー粉小さじ１（←笑）……まだちっともスパイスは減らない〜〜〜。

先頭 表紙