2001-08-30 寄生虫オフ　その３
2001-08-28 寄生虫オフ　その２
2001-08-27 寄生虫オフ　その１
2001-08-10 ルルルさんが…
2001-08-08 いやん…
2001-08-07 予知夢
2001-08-05 にゃん達の昼下がり
2001-07-30 ハイゼンベルグと道元
2001-07-22 最近
2001-07-01 チェン・ミン

それにしても、ミートちゃんはしらぴょんさんが大好きのようです。片時も離れません。
館を出たところで、くっちーさんと合流。雅叙園へ向かう事になりました。途中お城が立って居ましたので、記念撮影をする事になりました。ただ一件忽然と存在しておりました。お城といいましても、「うふん、あはん♪」なお城にございます。しかし、それは、ミートちゃんにとっても、紛れも無いお城なのでございました。３歳児と三十路ｓ　それぞれの思いと、お城のコンセプトを抱いて、よっちんさんの手による一枚の写真に収まったのです。世代を超えて慕われる、お城。なんと素敵なコンセプトでございましょう。通りすがりのギャラリーの視線はミートちゃんにとっては、羨望の眼差しに、そして我々にとっては、暑さを和らげるものに感じられたに違いありません。

避暑と見物をかねて入った雅叙園では、お昼を食べる事になりました。みな歓談の楽しい一時を過ごす事になりました。入ったレストランのサービスは、あまり良いとは言えませんでした。結婚式場ですので、周りは正装した人だらけで御座います。そんな中、思いっきり普段着な我々は場違いだったのでしょうか？　食事を待つ間、砂州子さん持参の黒七味なるものを一同賞味したのであります。ぴりりと辛い香辛料で、一粒でも、下手をすると咳き込みます。しかし、美味しいものでした。そんなおり、私の左に座っていたさなえもんさんが、つんつんして、「ねえ、手出してみて」というので、心の素直な私は、左手を差し出しました。次の瞬間、ドバっと手の真中に黒七味の盛が出来ていたので御座います。

私とした事が、うかつでございました。しかし、ここで取り乱しては、さなえもんさんに、成功報酬を与えるようなもので御座います。ここで強化学習をされてはたまりません。それだけは、なんとしても…私、おもむろに、右人差し指でその手の中の山を食す事にしたのです。心頭滅却すれば火もまた涼し…なわけありません。私、涙を飲んで耐え忍んだのであります。当のさなえもんさんは、しらぴょんさんに、「ほら、大人の反応よ」などと悠長な事を言っています。そう、私は大人のおネエ。右不不、真毛内輪♪　結局残り半分は、さなえもんさんの提案で出てきたステーキの上に落ち着いたので御座います。七味味のステーキ、また一味違った味わいが…　　さなえもんの　ばかぁん♪

食後、真賀砂州子さんが、ヤニで黒ずんだ歯を再現した付け歯と、自らの長髪を使ってバーコードオヤジを再現してくださいました。しかし、髪の量が多すぎてバーコードよりはむしろ、ターバンのようで御座いました。その装いでシャネルのファンデで化粧するしぐさとコーヒーを上品に飲むアンニュイなマダムを再現していただきました。私、この超絶技巧にノックアウトで御座いました。下品なオヤジと上品なマダムが同居するそのフィギュア。まるで水と油を強制的に混ぜ合わせたようなパラドックス。畏怖と慈愛を同居させたヒンズーの女神のようでもあります。嗚呼、この圧倒的な衝撃を皆様理解していただけますでしょうか？その面影の片鱗は、くっちーさんの日記に載っています。ぜひごらんになってくださいませ。いずれ、わが身においては現実のものとなるバーコード。それを有り余る髪で再現する砂州子さんを、密かに羨ましく思いました。

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で、私たちは、寄生虫博物館に着いたのでございます。７階建てのビルでこざっぱりした綺麗な建物でございました。１階と２階が展示場になっていて、入場料は無く、寄付をすると言うシステム。自由に出入りすることが出来ます。１階の展示物をしばらく見回して、２階に向かいました。

そして、２階への階段を登り終えたところで、私たち一行は衝撃の写真を目にするので御座います。それは、男性の裸の下半身をお尻の方から撮影した、古い白黒写真でした。足が３本生えているので御座います。しかも真中のそれは、残り２本より太く長く、しかもごつごつしていて、まるで溶岩が冷えて固まったような様相をしていたので御座います。この大きく成長した真中の物を運ぶには、リアカーが必要であろうと思われます。それは、蚊が媒介する寄生虫の仕業であることが、説明文から読み取れました。砂州子さんと改めて、トランクスに対するブリーフの優位性を確認し合ったのでした。スグル子さんの感嘆の声が今でも耳に残っています。

２階には売店があり、色々な寄生虫グッズが売られていました。一行はしばし、ここで時間をつぶしました。おネエはティーシャツに関心が有ったものの、サイズが無いので隣の展示室でボケボケしていると、ミートちゃんが突然壁に背中を擦りつけてマーキングを始めたので、私も見習ってマーキングをさせていただきました。

つづく

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先週土曜、スグル子さん幹事の寄生虫男附にいって参りました。総勢１１名強と言う参加人数でございました。ひまじんからは、しらぴょんさん、よっちんさん、カルキチさん、くっちーさん、ぷよねえ、真賀砂州子さん、さなえもんさんが参加されました。スグル子さんのお友達も何人か参加され、賑やかな集団となりました。

１１時目黒駅集合、５分おくれて現地に着きました。熱帯魚のようにうろうろしていると、ぷよねえを発見。一安心。このときさなえもんさんは、私に声をかけようとして、背後で翻弄されていたそうでございます。そんなこととはつゆ知らず、おネエは自分の軽快な足さばきと腰のひねり、そして背負ったバックパックの慣性力を堪能しておりました。おゆるしになって、さなえもんさま♪

実際には、お互い面識が無いだけで、砂州子さん、よっちんさん、かるきちさんも同じ場所で泳いでいたのでございます。しばらくして、スグル子さんは、この日のアイドル、ミートちゃんを連れて登場しました。別々に泳いでいた魚さんたちは、めでたく一集団に統合されたのでございます。しかしながら、この日のナビゲーターくっちーさんが見当たりません。結局カルキチさんの案内で、寄生虫館に向かうことになりました。後で分かったことですが、くっちーさんたら、寝ていたそうです。よっちんさんは、オフが楽しみで朝早く目がさめたというのに。世の中多様であると言うことは素晴らしいことでございます。くっちーさんは、寄生虫館でめでたく合流しました。

つづく

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いない！



リンクたどろうとしたら日記なくなってるじゃない！あ〜んどこへ行っちゃったの？

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目前に締め切りを控えて、午前３時過ぎにひまじんをスクロールする自分がきらい♪

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小学校低学年のころ、親に英会話学校に連れていかれた事があった。学校の建物の前に初めて立った時、どこかで見たことのある建物だなと思った。エメラルドグリーンの壁、交差点の角地に立っていて、角の部分が丸い3〜4階建てのビル。中に入ると、オフィスのおネエさんが教室を案内してくれた。教室は２階だった。螺旋階段を登る途中、これは、絶対見たことのある光景だと確信した。でもどこで見たのか思い出せない。大体親にこの日連れてこられるまで、この学校の界隈には来た事が無かった。しかし、はたと思い当たった。その日より、さらに1年くらい前に見た夢。自分には珍しく建物しか出てこなかった夢。しかも自分は宙をふわふわ浮いている印象深い夢だった。そんなわけでその日まで忘れていた夢をありありと思い出した。

夢の中では、この螺旋階段を登りきるとかなり広い廊下があり、ドアが幾つか並んでいる。そして夢の中では、左から2番目のドアの中に入っていくことになっていた。面白いことに、予想した通りの２階の間取り。引率のおネエさんも左から２番目のドアへ足を向けた。さらに予想してみる。教室はとても明るい日当たりの良い場所でドアを開けるとすぐ左側が黒板で右側に机が並んでいる。引率のおねえさんは左から２番目のドアの所に立ち止まるとドアをノックした。するとドアが開いて、暗い廊下と打って変わってまぶしいくらい明るい教室が目の前に開けた。部屋の様子も全部予想通りだった。

記憶の中ではこの体験にことさら興奮した覚えはない。親に話したかどうかも覚えていない。結局この英会話学校は先生や教え方になじめず長続きしなかった。しかしそこで、不思議な少年に出会った。僕と昔一度だけシーソーや鉄棒で一緒に遊んだことがあると言う。でもその遊んだ場所がぜんぜん知らない町で聞いたことも無ければ行ったこともない所だった。人違いだと思ってそう言ってやったが、彼は歯がゆそうにそんなことないと言う。彼にしてみれば思わぬところで再会した友達に知らないと言われて残念だったろう。客観的には僕の記憶が正確である保証も無い。けれども自分には不可解な事だった。

時々思い出す、不思議な思い出。

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ぶち：暑い日がつづくわねえ〜。

とら：もう、うんざりよ。どうにかならないの、この蒸し暑さ。

ぶち：ねえ、ここの風、ちょっと生暖かくない？

とら：おだまり。あたしは今気力が無いのよ…。

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ニュートン力学の世界では、初期条件と作用している力がが正確に分かれば、未来は一意的に決まる。しかし、極微の量子の世界では、その考えは破綻する事がハイゼンベルグによって示された。ある粒子の運動量と位置は同時に正確に定める事が出来ないと言う物である。つまり、位置の誤差を減らそうとすると運動量の誤差が増え、運動量の誤差を減らそうとすると位置の誤差が増えてしまう。

この事が分かったのは20世紀に入ってからのことで、複雑な事象は細分化すれば究極的には単純な構成要素に分解できるとか、計測能力さえ向上すれば、未来は特定可能だと言ったような科学万能的な世界観に水をさすものであったにちがいない。ほぼ同じころ数学の世界でもゲーデルが純粋理性の限界を不完全性定理の発見で示し、自然科学におけるポストモダニズムは20世紀初頭に始まったとおネエは理解していた。しかし最近になって、哲学的な議論においてはもう700年ほど前に、既にこのような理解に至っている書物がある事におネエは相当に驚いた。以下に示す一節は道元の記した正法眼蔵から取った。訳は石井恭二。

（本文）
心身を挙して色を見取し、心身を挙して声を聴取するに、したしく会取すれども、かがみに影をやどすがごとくにあらず、水と月のごとくにあらず。一方を証するときは、一方はくらし。

（現代語訳）
心身を挙げて物の形を観、心身を挙げて諸々の音声を聞き取るとき、直接それらを受け取っても、鏡に影を宿しているようにはゆかず、水に月が映っているようにはゆかない。主客の一方を認識するときは、一方は見えない。

最初に挙げた、ハイゼンベルグの不確定性原理とは扱っている対象に隔たりがあるものの、主客（又は計測者と計測されるもの）の2面性において完全なる認識（計測）は不可能と言う点のアナロジーがとても美しい。

もしかすると、人類の英知はかならずしも蓄積していくものではなく、むしろ循環していくものなのかしらと思う。あたかもラスコーの壁画のように。

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私、最近いそがし杉ですの。なぜって、２つも論文の締め切りが迫っているから。学生を慣わしとしているいじょう、仕方ありませんわね。それでも学部時代のような徹夜の連続で花字を流しながら、指が震えてキーが打てなくなるまで頑張るといったような子と葉無くなりましたわ。これは年の功でしょうか、それとも単に体力が無くなっただけのことでしょうか。

研究は麻薬と同じで一度手を染めると、「ここをこうしたらドウナルダロウ」とか「あれをああしたらイイ事あるかしら」とか「なんでこんな事になるのかしら」などど見境無くやりつづけてしまうものです。やりすぎると、時間と健康を失いかねません。皆様も気をつけてくださいましね。私、学生であるがゆえに大手を振ってこの麻薬を朝から晩まで堪能しておりますの。しっかり借金もこしらえておりますのよ、奨学金という。

さあ、今宵もめくるめく未知の世界にトリップよ♪


PS 今回は少したらんてらさん風

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昨日、ヴァージン・レコード新宿店で、チェン・ミンの生演奏を聞いた。ニ胡を生で聞くのは初めて。切ない哀愁と、のどかな大らかさが有って、とても素敵な演奏だった。CD買ってサインもしてもらっちゃった♪

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