2005-01-24 溶けてゆく顔
2005-01-20 ココロ　ノ　ケア
2005-01-17 手術
2005-01-17 救急車
2005-01-11 2歳目前の記録（10日で2歳になりました。ぺこり〜）
2005-01-08 突入
2005-01-04 もうすぐ2歳　〜絵本のお話〜
2004-12-28 パパが帰ってくるまで
2004-12-24 サンタと女芸人
2004-12-23 フレンチ＜ＯＺＡＷＡ＞

また「はなまる」に出た。今度はクイズではない。1月に入って、突然電話がかかってきて、主婦の血糖値を調べるコーナーに出てくれませんかとのこと。明日の夕方に来てくれと言う。なんで私のような小さな子供がいる人（＝フットワークが重い）に頼むんだろう？ととても不思議だったが、またしても行ってしまった（笑）。ちょうどＺＺ子のぐずぐずが1週間続いていて、いい加減私も離れたかったし、気分転換になりそうだと思った。
「時間保育に数時間預けると5000円くらいかかるので、それ以上いただけるのでしたら出ます」とはっきり言ってみたら、1万円くれるというので即決定。内容は、居酒屋で1時間思い切り飲み食いして、その前後での血糖値を測る、というバイトであった。

夕方から夜にかけて、3,4時間ほど時間保育に預けた。私が去る時はもちろん大泣き。迎えに行くと、顔面神経痛にでもなったかと思うような顔で、いかにこの数時間泣いていたか、泣いていない時もどんなに我慢してたか、が痛いほど伝わってくる。私に会うや否や、怒涛の如くしゃべりだす。もちろん滑らかな文章にはなっていないが、プーさんと遊んだとか、トーマスのビデオを見たとか、先生が抱っこしてくれたとか、お友達がいっぱいいたんだとか、そんなことを必死に話す。
＜夕飯は、泣きすぎて、ほとんど吐いてしまった。何かに夢中になっているときは平気だけれど、ふと我に帰るとずっと泣いていた。＞という報告を聞く。他の保育園児（ほとんどが毎日来ている園児で、時間保育の子はその中に混じる）に比べて明らかに手がかかっているのだろう。

しゃべりながら、ママに触れながら、次第に顔面のひきつりが溶けてゆく。1歳過ぎてからは5回ほど預けただろうか。いつもそうだ。普段の顔が、いかに＜安心＞した顔なのかがものすごくよくわかる。かわいそうだとも思うけれど、預かってくれる人がいない時は仕方が無いし、何より、数時間会わずに迎えに行くと、ものすごく可愛く、愛しく思えるから、私には貴重な体験。パパはいつもこうなのか、とある意味とても羨ましくなったりして。




最近、箸が使えるようになっていて、怖い。豆や魚を上手に掴める。そんなことはいいから、もっと食べられるものが増えて欲しい。進んでいる部分と遅れている部分に差がありすぎ。今日初めて卵のサンドイッチを食べた。イチゴも逃げまくって食べない。まだ果物はバナナだけ。変な子供。

18日、突然「How are you」に対して「fine thank you」と答えた。それまでは、「How are you?」と言うと、「How are you?」と真似するだけだったのに。ある日突然って本当にあるんだと驚いた。っていうか、それよりもっと、野菜を食べてくれたり、夜泣きがおさまってくれる方が嬉しいんだけど。



画像：いったい誰を書いたの？

先頭 表紙

今朝、突然いい子になっていた（笑）。怪我をしてから1週間、毎日ぐずぐずで手を焼いていた。そういえば、お正月の1週間がひどいぐずぐずで、その後の1週間がやけに機嫌がよく、怪我をしてまた機嫌が悪くなった。なぜか1週間ごとに変化。
機嫌がいい時を「いい子」と言ってしまうあたり、いかに普段機嫌のいい時が少ないかが垣間見える・・・。

顔面の傷はだいぶ良くなった。まだ街行く人には「どうしたの？」と言われてしまうので、親が思っているより目立つのかもしれない。右手の包帯は「どうしたの？」と言われないので、人は顔を見ているものだと改めて思ったりして。

アンパンマンに会った（着ぐるみ）ことなどを、何度も思い出してずーっと言っているような子なので、怪我のことを忘れているわけはないとは思いつつも、ＺＺ子は何も言わなかった。金曜に怪我をして、土日は外に出ず、月曜に、病院に行くために自転車に乗った。もしかしたら自転車に乗るのを嫌がるかもしれないと、私は内心ドキドキしていた。すると案外すんなりカゴに乗る。まさか忘れちゃったのか？とこちらもあらためて思い出させるようなことは言わなかった。すると、
「またおっこっちゃうかなぁ」
と一人でつぶやくではないか。
「え？なあに？」と私も白々しく返事をしてみた。するとまた
「またおっこっちゃうかなぁ」
と小さい声でつぶやいている。もう無視するわけにもいかず「大丈夫だよ、大丈夫だよ、もう二度とＺＺちゃん一人にしないからね」と言った。

その後、自転車のカゴが少し傾く度に怖がってしがみついてすすり泣いている。だから、乗っている間中「大丈夫だよ」と私は言い続けている。これも徐々に変化して行くのだろうか。

少なくとも3歳までは、たっぷりと愛情かけて時間かけて「安心」を与えてあげたいと思って仕事も辞めたのに、こうして心に傷を負わせてしまった。駄目な母親である。数日経ってから、事故のことを話して、ＺＺ子にきちんと謝ってみた。ＺＺ子はじーっと天井を見上げ、うん、うんと時々返事をしながら聞いていた。最後に、「いいよ」と言って私を抱きしめてくれた。わかっているのかどうか怪しいけれど・・・。

あと数日で抜糸ができそうだ。今日はお友達とおもちゃ王国へ行った。「○くんと、○ちゃんと、たのしかったね、またあそぼうねえ」と何度も言っていた。今年は2歳になったので、多少のしつけをしていかないとなあ、と思っていたのに、機嫌がよくて楽しそうであれば、もう何でもいいや、という心境になっている。

たくさん笑いたくなって、さまぁ〜ずの「悲しい俳句」（宝島社。1000円）を買ってみた。笑えた。




画像：2歳の誕生日に焼いたラザニア。結構手間がかかるので、滅多に作らない（笑）。

先頭 表紙

病院に着き、手と頭のレントゲンを撮り、問題は手だけということになって、指の手術が始まった。私がＺＺ子を抱きしめたままで、一人の医者がＺＺ子の手を抑え、もう一人の医者がぶら下がっていた爪を切り落とし、針と糸で指先の挫創を縫い合わせた。ガクガクする自分を抑えるのと、ＺＺ子をしっかり抱きしめるのとで、私は全身が筋肉痛になりそうなほど力が入っていた。

「指の傷は治るんでしょうか」
「治りますよ。ただ将来的に爪が変形する可能性はあります。」

治る。治る。治る。指が無くなったわけではなかった。もうそれだけで十分だと思った。爪は生えてくる。

帰りのタクシーで大きなため息をついたら、ＺＺ子の腫れあがった顔が目の前で、「こんちはー、ぺこり〜、よろこび〜」と言った。涙が出そうになったのを必死にこらえた。家に着いて、仕事に行く前のパパがいた。涙があふれてとまらなかった。パパに、心から謝った。

腫れあがり赤い傷だった顔面が、青くなってきて、もうすでに痒がっている。治ってきている証拠だと思う。幸い、左利きのＺＺ子は、片手でも何とか遊んでいる。たぶん、抜糸をしたら、一段階、ほっとすると思う。1ヶ月後くらいには、爪が生えてくると思うので、そこで、ようやくほっとするのかなと思う。

元々が怖がりなＺＺ子なので、できるだけ手を貸さず、多少の危ないことも経験して覚えさせたいと思っていたけれど、今は、ただ歩いてるだけでも危ない気がしてしまうほど、臆病になってしまった。それでは育児はやっていけない。＜本当に、危険を回避してあげないといけないこと＞を、もう一度自分で肝に銘じてみるしかない。この日のことを忘れないよう、血だらけのタオルと切り裂いた洋服をとっておくことにした。

まだ、私も夫も安心して眠れない。ベッドに入ると心臓が張り裂けそうになる。
ＺＺ子、ごめんね。


画像：Rodyにチュー。

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ここに書こうという気持ちが多少出てきた気もするし、まだまだ気持ちの余裕が無くて、書くには早すぎる気もする。ただ＜記録＞として、できるだけ冷静に書こうと思う。

14日の午前、今年最初の体操教室に参加。体操のあと、体育館前の芝生で嬉しそうに遊ぶ子供たちを見ながら、私を含む役員3人で談笑していた。そろそろ帰ろうと、子供乗せ自転車を3台、1メートル間隔くらいでとめて、各々自分の子供を乗せた。最後まで逃げ回っていたＲ君は、靴もコートも脱ぎ捨てており、ようやくＲ君ママがつかまえてきて自転車に乗せたので、私はＲ君の靴を履かせてあげていた。

その時、もう一人のＹ君ママが、「あー、ＺＺちゃん倒れる〜」と。ＺＺ子が乗った自転車が倒れ、その上に助けようとしたＹ君ママの自転車が乗っかってしまった。
私はその時、頭は打ってないな、と思い、ＺＺ子が泣いても、それほどのことだと思わなかった（と思う）。乗っかってしまったＹ君の自転車を起こすのを助けていた時、泣いているＺＺ子をＲ君ママが抱っこしてくれ、「あ、ＺＺちゃん、血が！！」と言った。「え？血が出てる？」とまだその時余裕があった（気がする）。
「指がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！」とＲ君ママが泣きそうな、しかし大声で叫んだ。
ＺＺ子の右手を見た。血だらけで、人差し指の先がぽろっと落ちそうになっていた。

ＺＺ子の右手を高くあげながら、119番。そして、まだ家にいるはずの夫に連絡。私の話し方は、かなり動転していたと思う。心臓が高鳴るどころか、固まってしまったような感じがした。全身に力が入っていたのかもしれない。
（たぶん）15分ほどして救急車が来て、ＺＺ子を抱っこして乗り込んだ。泣き叫ぶＺＺ子の右手や顔面の傷、全身の状態などをチェックされた。
私は救急隊員に、「指はありますか？」と聞いた。
「ありますよ、爪がはがれていますけど。」
「指は、あるんですね？」ＺＺ子を抱きしめながらもう一度確認した。
「ありますよ。指が動いてるので、たぶんだけど、骨も大丈夫なんじゃないかな。」
とりあえず５０％くらい、安心した。それでも医者の言葉を聞くまでは安心はできないと、ＺＺ子をしっかり抱きしめる。ＺＺ子と目が合うときだけは、できるだけ不安な顔をしないようにしようと努めた。

先頭 表紙

ついに2歳。2歳の誕生日を迎える前にできたこと、できないことを記録しておきたい。

・言葉はだいぶ話せるようになっており、結構会話になっている。「ねえ、フィー子〜」と呼び捨てにすることも多い。

・「お父さん」「お母さん」と言う時もある。まさか1歳時点でこう呼ばれるとは思いもしなかった。おじいちゃん、おばあちゃんも言える。

・ピース（指で2歳）は難しいらしく、3本立てて、1本隠して「２さい！」と言っている。

・１，２，３，５か、２，３，５と数える。なぜか４を言わない。

・ワン、テュー、スィー、フォー、ファイと数える。

・食べる＜真似＞ができるようになった（前はほんとに舐めてしまった）。

・シャボン玉が吹ける。

・いただきますといってきますの発音が似ていて、紛らわしい。

・お人形に話しかけることが増えた。「ねえ、アンパンマン、なにしてるの？おかいものいく？いっしょ、いこうか？」「ねえ、しまちゃん、ねんねしてるの？あーそっかそっかー。しまちゃん、いいこだ、ねんねんよー。」「わんわん！ＺＺちゃん、おかいものいってくるね。またあそぼうね、じゃあね、ばいばーい。」などなど。

・アルファベットは１／３くらい覚えている。ＡＢＣの歌はだいたい歌える。

・寝付いてから２,３時間は何度も泣いていたのに、それがすっかりなくなった。とはいえ夜泣きは毎晩で、ほとんどが朝方に集中している。大泣きの日は少なくなり、横にママがいることを確認できればたいした泣き方ではない。

・アイスが絶対の地位を占めていたが、チョコの方が上回っている様子。ただし滅多にあげない。

・まだ飴は舐めさせていない。ラムネはごくたまに、超ぐずった時にだけ出す。

・アンパンマン、プーさん、ミニーマウス、キティちゃんなど、だいたいのキャラクターは好き。お友達に近づいて「ねえ、カレーパンマン知ってる？」と突然聞いていて、その謎の行動に私が大笑いしたら、また友達に近づいて（顔をびったりくっつけて）「ねえ、しょくぱんまん知ってる？」と聞いていた（笑）。

・滑り台やブランコも好きだが、相変わらず怖がりなので、ちょっとでも足を踏み外したりすると急にやらなくなる。

・ダンスしたり、バレリーナの真似をしたり、ジャンプしたり、よく動く。

・お絵かきが異様に好き。

・身長はたぶん80センチちょっと。体重は9.4キロ。洋服は1歳用がやっとちょうどいい。

・野菜は根菜（特に芋）しか食べない。毎日納豆で生きている感じ。「おいしい・・・」とついつぶやいてしまうのは「納豆ご飯」と「納豆巻」。

・食べ物はあまり投げなくなった。ほとんど自分で食べられるが、甘えて食べさせてもらいたがる時もある。箸で、つかめる時もある。

・歯磨きは滅多にやらない(ーー;)。歯の裏側は特に磨かせてくれない。歯は上下10本ずつ。

・「おかいもの、いく」「こうえん、いこー」「あかちゃんほんぽ、いこー」「スーパーで、いいもの、かおー」が、出かけるときに嬉しそうに言う言葉。

・過去形はマスターしている（笑）。「ある」と「いる」の違いもマスターしている。「Ａくん、いた」「ワンワン、いた」「ペン、あった」。ＺＺ子の日本語力は、私の英語力をすでに超えた・・・(ーー;)。


画像：2歳になる前夜に書いた、謎の絵。変わった画風？

先頭 表紙

大晦日から、いよいよ突入した。浅間山荘。じゃなくて、＜魔の2歳児＞に。突如「ヤダヤダ！」と言い始め、（え、もしや？）と思っていたら、そのまま毎日「ヤダヤダ」が口癖のように。

「牛乳飲む〜？」
「ヤダー」
「お茶飲む〜？」
「ヤダー」
「じゃあ何飲む？」
「ぎゅうにゅう」

一日中全てがこの調子。とりあえず「ヤダ」と言いたいらしい。第一次反抗期なのだから、生理的にそうなってしまうのだろうとは思いつつ、かなり厄介だ。
お正月に従姉（小学校1年生）と遊んでもらった際も、ひたすらヤダヤダ言ってて、従姉も辛かったのではないかと、後からごめんねの電話をした。義姉は、
「あんなのまだ序の口よ。これから凄いことになっていくから、いちいち相手に謝ってたら、ママの体がもたないよー。」
　　　体がもたない・・・。ああ恐ろしい・・・。

「外でも構わず大暴れするから、買い物とか怖くなって家に閉じこもっちゃうママも多いけど、とにかく二人きりにならないことが乗り切るコツだと思うわ。ママの言うことには反抗しても、友達のママの言うことなら案外素直に聞くから、子供をチェンジしたりして、周りの人にも協力してもらいながら、頑張って。」
　　　はー・・・。気が重い・・・。


自我が芽生えた1歳頃から、少しずつはじまってはいた。1歳半くらいでは、基本的なこと（食事、お風呂、就寝）に対して、必ず首を振ったり逃げ回ったり。その後言葉がずいぶん出るようになった1歳10ヶ月頃には、「いや！じぶんで！」と言うのが口癖になっていた。そろそろ来るなあとは思っていたけれど、本当に大晦日から突如はっきりとした「ヤダヤダ」が始まった。とにかく今年一年、とても気が重い。

産後の、昼も夜もミルクで、続けて1時間と寝られなかった日々が一番辛かったのか。
いや、その後の、ひたすら抱っこしないと泣き続けた頃がきつかった気もする。
1歳前後の、1メートル離れるだけで、泣いてすがって追いかけてきた頃もきつかった。
いや、その後の、一日中、食べ物を投げつけてた頃もつらかった。
どれも思い出すだけで泣けてくる。どれが一番辛かったのかの順番は、決められない。

すぐぐずぐず泣く性質は変わらないまま、ヤダヤダが加わってしまった。とにかく、今年は気が重いスタートを切った。


画像：英語教室に持って行く上履き。ＺＺ子のお気に入り。相変わらず靴好き。

先頭 表紙

1年前の日記を見てみた。ずいぶんささいなできごとを記録しているなあと思った。ＺＺ子は今、その何倍もできるようになっているのに、たいしたことではないと思ってしまいがち。初心忘るべからず、ということで、地道に記録していこう。


いつからか、家での遊びの中心が「お絵かき」になり、かつてあんなに苦労した「絵本責め」（大量に読まされるので辟易していた）は陰をひそめた。昼間リビングで読むのは、しまじろうの絵本か、ベビーブック（←素晴らしい雑誌。ＺＺ子の好きなキャラクターばかりが登場する）がほとんど。他の本は、寝る前にベッドで読む。しまじろうの絵本と雑誌は、寝ながら読むには、＜仕掛け＞がたくさんあるので、読みにくい。だから、ベッドに持って行く本を選ぶ時には、「ここから選びなさい」と＜その他の本＞を指し示す（←完全に親の都合）。

とはいえ、毎日のことなので、ほとんどの絵本は覚えている感じ。0歳児向けの文字の無い絵本も、いまだに好きだ。その日の気分で本人が絵本を選ぶのだが、数日間ずつブームがある。ミッフィーばかりが続くなあと思うと、急にあんぱんまんになったり、ノンタンになったり、ハム太郎になったり。

私は元々絵本や詩集が好きで、新宿南口に紀伊国屋ができてからは、絵本のコーナーが充実していたので、会社帰りによく立ち寄った。五味太郎さんの絵本を手にしては、いつか自分の子供に読ませたい、なんてほくそえんでいた、怪しいＯＬであった。（←会社帰りの時間帯は絵本コーナーはすいている）
実際には、絵本はほとんど頂き物とお下がりで、五味太郎さんの絵本はわずかである。これもまたよし、と思う。私の選ぶものだけだとどうしても偏ってしまいそうだし。

以前、保育士さんと本の話になった（絵本責めでツライと話した）時、何を言っても誉められた。育児の相談をしてきたママを励まそうとしてのことだったと思うので、たぶん、逆のことを言っても誉めてくれたのだろうと思うけれど。
例えば、
・文字の無い絵本もいまだに好きだ→文字の無い本こそ、面白く読めるかどうか、ママの力量がわかるのだから、ママが上手に読んできた証拠よ。
・絵本はお下がりばかりだ→安いものではないから、図書館で借りることが多いけれど、本当は手元にあって繰り返し読むのがいい。お下がりがあるのはいいことだ。
などなど。たくさん（種類ではなくて）読んでる子は、自然と自分でいい本を選ぶようになるとのこと。ベテラン図書館員さんなら、この子はよく読んでる子だなとすぐわかるそうだ。

話がズレたが、寝る前の絵本は、「もういっかい！」と何度も読ませられるので、最近は限度を3回としている。「これが最後よ」と無理矢理＜指きりげんまん＞して、読み終わるとさっさと電気を消して、歌を歌う。
さて、次回はこの「歌」のお話を・・・。


画像：ＺＺ子作、あんぱんまん

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「週末まで頑張る」とか「夜パパが帰るまでの辛抱」、などという言葉をママ友の口からよく聞いていたが、どうもピンと来なかった。うちの場合は、一般のサラリーマンよりは家にいる時間が長いけれど、部屋にこもって仕事をしていることが多いので、居るからといって育児を頼ることはできない。だからかなあ？などとぼんやり思っていた。

ところが最近その言葉がよくわかるようになった。今更！！と我ながら可笑しい気もするが。要するにパパが遊んでくれるようになったのだ。素晴らしい!

ようやくパパも、子供と遊べるようになったというべきか、ＺＺ子が成長したというべきか。変化した大きな要因はたぶん「言葉」だと思う。今まではぐずぐずくっついてきても無視したりあしらったりできたが、今ははっきりと「パパ！あそんで！」とか「パパ！いっしょ、ペンやって！（お絵かきを一緒にやって）」と椅子から引き摺り下ろすのだ。これを無視するわけにもいかないだろう。言葉も通じるようになって、パパも遊びやすくなっただろうし。

というわけで、ＺＺ子も私も、パパの帰りを首を長くして待っている今日この頃である。オホホ


さてそんな夜、二人で遊んでいるなとふと目を向けると、パパは真顔でサッカー。ＺＺ子はパパの足にくっついているボールにびっくりして、「すごい。すごい。すごいよ」と足の間にあるボールを追っている。二人の真剣で必死な表情が、あまりに可笑しくて私はお腹がつるほど大笑い。とても＜遊んでいる＞表情ではなかったのだ。大笑いしてのた打ち回っていたら、
「ママ、どうしたの？」
・・・・。どうしたの？なんて言葉を発したのが初めてだったので、そこでまたびっくりして大笑い。教えたつもりのない言葉を発する頻度が増えてきて、驚く毎日である。

歌もだいぶはっきりと歌うようになった。「ちょうちょ」「チューリップ」「たろうさんの赤ちゃんが風邪ひいた」「バラが咲いた」「カエルのうた」などなど。
しかしＣＭの歌を歌うのは止めて欲しい・・・。ゼナで元気ってあなた・・・。


画像：おうちでクリスマス。ふーっ！はわたしにまかせて。

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なんと＜気合＞で、風邪は一日で回復。ここまで文字通り＜気合＞で治したことはない気がする。
金曜は、体操教室のクリスマス会。役員（なんと会長である）になってしまった以上、この日に休むわけにはいかない。これまでいろいろと準備してきたので、意地でも出席せねば・・・。
サンタ登場に、ＺＺ子は絶句。本当に嬉しい瞬間は、言葉が出ないらしい。以前、プーさんの大きなぬいぐるみをあげた時もそうだった。その後「サンタ！サンタ！」と大喜びで、握手をしてもらう（若い男の先生がサンタになった）。数日経った今も、「おっきいサンタいたの。あくしゅあくしゅ。」と何度も言っている。


土日は長野の友人宅へ1泊旅行。同じくらいの子供がいるとはいえ、ＺＺ子の夜泣きで迷惑かけるのではないかが心配であった。案の定、激しい夜泣きだったが、幸いその子を起こすことはなくて、なにより。
行きの新幹線はＺＺ子と二人（夫は夕方から合流）だったのだが、乗り物酔いだったのか、3度も吐かれて参った。ほとんど座ることなく、抱っこ。抱っこのまま吐くので、私の腕はゲロまみれ(ーー;)。子連れで出かけると、いろんな経験するものだなあとつくづく思った。
ところが長野に着く手前から急に元気になるＺＺ子。いったい何者だ。
友人宅ではすっかり寛いで遊んでいた。


どうもＺＺ子は（よく言えば）根っからのエンターティナーのような気がする。要するに、ギャグ系・・・。自分もよく笑うけれど、人を笑わせるのが好きな様子。同じくらいの子供が集まると、たいてい笑わせ役である。
ああ、女芸人になったらどうしよう。山田邦子や青木さやかが目に浮かぶ。
最近、真剣に心配になってきた。やはり私のせいだろうか・・・(ーー;)。


画像：子供9人、ママ8人でクリスマス会。プレゼント交換で、一番盛り上がった（ウケた）のは私の持参した豚の人形（丸焼きの豚）であった。ああ親子してどうしてこうなってしまうの・・・(T_T)。

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先週、ＺＺ子を夫に預けて、母とフレンチに行った。恥ずかしながら、この年になっても、毎年母に誕生日プレゼントをもらっている。今年は何が欲しいかと聞かれて、今までは散々「モノ」を要求していたのに、今年は間髪いれず「フレンチ！」と言った。実に2年ぶり。2年前、出産間近のお腹を抱えて、これが最後だわ〜と言いながら食べに行ったことを、ここに書いた覚えがある。
以前から行きたいと思っていた白金（港区）にあるＯＺＡＷＡ。＜母を連れて行きたいと思うフレンチの名店＞、とどこかで読んだ気がする。恥ずかしながら、母の奢りで訪れる、親不孝娘である。

さてその間ＺＺ子は、パパと二人、お風呂に入り、夕飯を食べ、ちょうど寝かしつけの最中に私はそっと帰った。全てが終わった家に帰ってくるなんて、幸せ〜。

その翌日、子供9人、ママ8人が集まってクリスマス会。おもちゃの取り合いが頻繁に勃発する中、ＺＺ子はすまし顔。子供のいるお宅だと、すっかり寛いで遊ぶようになった。ちょっと図々しいんじゃないかと恥ずかしいくらい。ママ似？・・・(ーー;)。

その夜、パパがちょぅぅぅぅ久しぶりにお料理をしてくれた。私の誕生日祝いということで、パエリア。サフランをふんだんに使うあたりが男の料理。母も招いたので、ＺＺ子の相手もせずに済んで、私はラクチン。何かもらったわけでもないのに、妙に幸せを感じた誕生日であった。ＺＺ子がいるから？夫や友人たち、みんなのお陰かな。

その翌日が本当の誕生日であったが、風邪をひいてダウン。大事な日にダウンするタイプ。33年経っても、相変わらずである。
ところが今回は、早急に治したい理由があった。金土日と予定が詰まっていたので、なんとしても治したいと病院で訴えた。「劇的に治す薬はないです。あとは抵抗力で頑張るしかないでしょう」

つづく・・・・・


画像：うさぎを開いて、フォアグラを巻いたもの。ヘルシーなフレンチなので、お年寄りも多く訪れている様子。ＯＺＡＷＡにて。

先頭 表紙