小さい頃から野球には全然興味がなかった。
でも、大リーグに野茂が挑戦し始めてからちょっとだけ気になり始めた。
そして今年のGWにたまたまシアトルに行く機会があり、初めて生の大リーグを体験した。野茂vsイチローの試合。
イチローが打って、野茂が勝ってくれるといいなって思って応援していたけれど、生憎、イチロー公式戦初のデッドボールを野茂から受けた試合となり、しかも野茂が負けてしまった。
日本の球場には行ったことがないから比べようもないのだけれど、大リーグの観客は「とてもよく管理されてる」と思った。なんせイチローの背骨にボールが当たった音が聞こえたくらいだ。日本だったら応援の音で聞こえないのでは?
まず、最初は胸に手を当ててアメリカ国家を熱唱。それからここぞと言う時はビデオ・スクリーンに「NOISE」のサインがでて皆で盛り上げる。7回の裏が始まる前には観客は立ち上がって「私を野球に連れてって」の歌を大声で歌う。一体感を感じた。
やはり生で見ると興味が沸いてくるものだ。
帰国後、マリナーズの試合結果が気になりだした。
イチローの打率にも一喜一憂するようになった。
そして、地区優勝。今朝もプレーオフの試合を忙しい朝の身支度の合間に見つづけている。
選手の名前も随分覚えた。
結核にかかっていることがわかって戦線を離れたギーエンのことを心配したりもする。まだ26歳。身長185センチ、81キロ、ベネズエラ出身。とても健康そうに見えたのでこのことは非常に私を驚かせた。でも、昔と違って、結核は「治る病気」なので、そのうちまた復帰してくれるのだろうか?
マリナーズの選手、一人一人のことに気をとられている自分自身にちょっと驚いている。
※写真は「塩釜市場」で見た秋刀魚 |