先週末から、目がチクチクするのが気になっていた。
「二人連れて遠い意病院には行けないよね〜。」そうぼやいていたら、ツレが「明日は出社が遅くなっても大丈夫だから行ってきたら?」と勧めてくれた。
「9時半からサークルなんだもん。」「じゃあ、連れて行くからタッチ交替。」
そういう会話がなされ、ありがたく目医者に行けることになった。
ただし、3ヶ月の乳児連れ。
初めての病院だったけど、診察の間、受付の人が赤ちゃんを抱っこしてくれたりして思ったより大変ではなかった。肝心の目は「ただの傷。治りかけ。」
うんうん。そうだよね。一番辛いときにはいけないもんだよね・・・。
でも、悪い病気じゃないってわかったから良かった。
そういうわけで11時過ぎにサークルの場所に到着。
私の顔を見て嬉しそうに走ってくるムスメ。いとおしい。
これって離れていたあとの醍醐味だと思う。
そのせいか、いつもは適当にこなしているカードのコーナーで大ハッスル。
果物や野菜の名前を先生が言って子供たちが絵柄のカードをとるというものだけど、それはそれはすごいスピードでほとんどのカードを取り去っていく。
他の子が圧倒されている。
これはさすがにまずいと思って「ちょっと休憩しようか。」「いっぱい持ってるからお友達にもやらせてあげようか?」そう説得しても「やるの!」
とうとう最後の2枚になった段階で先生が「持ってないお友達二人にやらせてあげようね。」「やる!」の押し問答がはじまった。
抱きかかえて場を離れる私の腕からすり抜けようとしたので仕方なしに羽交い絞めにしてしまった。
当然のことながら張り切っていたムスメは号泣。
ウン。あなたの気持ちはわかる・・・。「勝負」は「勝負」だよね。「お友達におもちゃを貸してあげる。」ということとはわけが違う。
今回の場合。「協調性を養う。」そういってしまえば簡単だけど、それは大人社会の綺麗事。
2歳の子にしてみれば「一所懸命やっちゃいけません。本気でやっちゃいけません。」ていわれているようなもの。理不尽な事この上ない。
このサークル。先生も熱心だし、家から5分の近所なのが利点なんだけど、ムスメともうひとりをのぞくと早生まれの子ばっかりなのが難点。2歳児で半年違うと「できること。」のレベルが全然違ってくるのだから。
先生も何でもムスメはできて当然と思ってる。1月産まれの子ができたら「できたね!」と手放しで褒めてあげている。
「うちの子は30ピースのパズルができるんです。」「凄いわ〜。」てなもん。褒められたお母さんは嬉しそう・・・。
一方ワタシの方は「うちのは55ピースのパズルが10分弱でできてしまいます。」そう言いたい気持ちをこらえる。だって、もうすぐ3歳なんだから当然って思われるだけだから。
家では「おねえちゃんだから。」外では「一番としうえだから。」
我慢ばっかり強いられてストレスたまっちゃうよね・・・。
多分、そう諮詢している私の葛藤も伝わってしまっていたのかもしれない。
割とあきらめの早いはずのムスメが今日はいつまでも泣き止まなかった。
「あら、泣くなんて珍しいわね。」他のお母さん達も気を使ってくれていたけど、相当悔しかったらしくずいぶん長い間ムスメは泣き続けていた。
2歳の子に。「手加減する。」ということを覚えさせなきゃいけないのってツライいよな・・・。と新米ママは思う今日この頃でした。
※噂のパズル。 |