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復活! マイケルの「小さなことからコツコツ党宣言」

先ずは自分と周囲の人が幸せになるにはどうすればいいかを考えてみる。

基本的にFacebookに書いたものからエントリーを厳選し、実名やらを編集したり、ひまじんの文字数制限を満たす様に削ったりしてます。Facebookの方に興味がある場合は、コメントなどでお知らせください。でも、後で思いついた小ネタをひまじんの方だけに仕込むこともありますよ。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2002-02-16 多分10秒じゃ着かないよ
2002-02-15 Blue Valentaine's Day
2002-02-13 誰かが足りない (鏑木 again)
2002-02-13 心地よいヴァイブ
2002-01-31 HCJB アンデスの声 (La Voz de Andez)
2002-01-29 TOEIC 〜 750点くらいまではのらりくらり
2002-01-28 MOMA展、ロバート・キャパ展
2002-01-24 スペイン語 - 葬り去ってた二人称
2002-01-22 ベージュといってもそっちじゃなくて...
2002-01-22 楽しいはずなのに何でこんなにもの悲しいのか


2002-02-16 多分10秒じゃ着かないよ

5〜6年前から会社の人たちと宝くじのまとめ買いをやっています。

年に4回ある○○ジャンボ(グリーン、サマー、ドリーム、年末)を一人3,000円から出資して、当選したお金はその出資した額に応じて比例配分しようと言うもの。去年からオータムジャンボも始まりましたが、ボーッとしている間に販売が終了、ちょっと悔しい思いもしました。

このまとめ買い、大体毎回25口の参加があるので、当然250枚の束を購入するわけですが、流石にそれだけの分量になると、くじの束(厚さにして 4cm 位)を見ただけで当たりそうな気がするから不思議です。

10枚くらいのくじだったら、「買わないと当たらないって言うけど、どうせこの数じゃ当たらないだろうだろな」なんてハナから諦めてしまいがちですが、250枚の束を前にするとその想像力もどんどん逞しくなるから面白いものです。確かに自分が普段買う25倍の枚数、6年分以上のくじがそこにあるものですから期待に胸がブレイクダンスするのは当然とも言えます。(ブレイクしちゃいかんがな)

実際には高額当選は一度もなく、たま〜に1万円が当たるくらいですが、今となっては離脱した後に3億とか当たったら悔しい、という理由でメンバー一同、意地になって買いつづけています。

仮に3億当たったとしても25人で割ったら1200万円になります。何年か前に1200万円あったら何をするか前にメンバーと話しをした時、結婚している人は「ローンの返済」「車の買い替え」って声が多くて、一部には「ラスベガスで更に大きく増やす」なんて人もいたけど、「休職して世界一周旅行」なんていうことをいうのは独身の僕だけだった。

1200万円で人生は変わるかな?残りの人生食べていくのに困らないという額じゃないし、独立を考えているわけじゃないから今の仕事は続けるだろう。その分ゆとりは出てくるだろうから、本来だったら手の届かなかった贅沢品や旅行に費やすくらいかな。

この人の場合はどうなんだろう? 彼はジャンボではなくロトで当たったらしい。どのくらいの額が当たったかは知らないが、とにかく会社勤めは続けているようだ。彼が購入したのは高級車のような世間一般の人が考える贅沢品ではなく、背中に背負うジェット噴射式装置。これで随分と取引先と会社の移動が楽になるらしい。

しかし思うのだが、あと10秒で着くのならわざわざ職場に「今から戻る」と電話する必要はないと思う。でも最初の何秒間かは真上に飛んでいるだけだから残りの数秒間で行ける範囲ってのも大した距離じゃなさそうだ。せめて「1分以内に着きます」くらいが妥当なところじゃないのかなぁ、中居君?

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買いはぐった、というのは文脈から意味は判るのですが、どこの言葉なんでしょうか? / 初めて聞きます... ( 2002-02-19 02:07 )
グリーンジャンボ,買いはぐった.Yahooの星占いで今日は勝負運強かったのにぃー. / 八百八六助 ( 2002-02-18 23:50 )
別に買う場所にはこだわってません。メンバーが神奈川の人間が多いので、何かのついでに買うことが多いです。 / マイケル ( 2002-02-17 16:23 )
例の、銀座の1番売場でご購入で?しかし、都内は売場多いっすねぇ☆ついつい買いたくなってまう(^-^; / なっかー@実家は茨城田舎モン ( 2002-02-17 13:52 )
確かに今迄ジャンボに投資した額は5〜6万円。それだけあれば色々贅沢できたはず。ミニロトなら何か美味しいもの食べに行った時の消費税分くらいでできるからいいんじゃないですか? / マイケル ( 2002-02-16 13:35 )
今はtotoがお休みだから、ミニロトあたりからやろうかと考えています。でもそっちにお金使うより、食べ物に使いたくってね〜。。。^^; / マッキ〜 ( 2002-02-16 12:40 )
売り場ごと買い占めればきっと当たるでしょう。 / まずはその資金貯めなきゃ (本末転倒) ( 2002-02-16 11:35 )
はじめましてクマです。宝くじ外れました。( /ー ̄)シクシク / クマ ( 2002-02-16 11:25 )

2002-02-15 Blue Valentaine's Day


たとえ他の女の子からプレゼントされても 僕は君からのでなきゃ嬉しくないのさ

バレンタインにチョコをあげる習慣っていつ頃から?

僕の最初のバレンタインは小4。当時好きだった副委員長、博愛精神溢れる赤塚さんが、「まだチョコもらってない人〜」なんてこと言うもんだから、「はい x 5!」と左右の手を交互に出してゲット。クラス中の男子の眼差しが冷たかった。忘れもしない森永か不二家か明治(忘れてる)のピーナッツが入ったハート型チョコ。

翌年、180度転換して「女子なんて...」が口癖の硬派な小学生になり、照れくささから水谷さんからもらったチョコに対し、「こんなの受け取れるかよ」と口走り、彼女を泣かせた上に友人の大山さんから逆襲をくらう。

その後、更に路線を180度転換させて「女ならば...」という危険路線に走るが、水谷さんの呪いからか、未だ「本命チョコ」を貰ったことが無い。彼女がいたこともあったけどなぜか、誕生日やクリスマス、バレンタインといったイベントの前に破局を迎えることが多かった(;△;)

さて、僕が水谷さんのチョコを粗末に扱っていた頃、大滝詠一は「ナイアガラ・カレンダー」をリリースした。タイトルから推測される通り、12の月をテーマにした曲が収録されている。ここに掲載したのはソニーから再発された時のジャケットだけど、オリジナルのコロンビア盤はジャケットがカレンダーになっていて、初回限定ですごろくや福笑いがついていたらしい。

そして2月の曲が「Blue Valentaine's Day」。好きな女の子がいるけど、彼女からチョコがもらえないのは判っている、そのくせ冒頭のセリフを吐いて強がっている少年の歌。78年当事、どのくらいバレンタインが日本に定着していたかの記憶はないけど、結構先見の明があったのかも。

当事、大滝氏が「最高傑作」と自信を持って世に出したのにセールスが芳しくなかった。彼のレーベルとコロンビアとの間には年4枚リリースの契約があったけど、所属アーチストのシュガーベイブ(山下達郎、大貫妙子)やココナッツ・バンク(伊藤銀次)が解散した為、一人でこの契約を守らねばならなかった。カレンダーの名の通り発売は77年の12月。しかしその一月前に「多羅尾伴内楽團 Vol.1」なるスチール・ギターをフィーチャーしたインストものを出したばかり。

「多羅尾〜」が氏の新作を待っていたファンを失望させ、「カレンダー」のセールスにマイナスに響いたといわれている。「カレンダー」の失敗でコロンビアとの契約が打ち切られることになるのだが、集大成として発表したベストアルバム「DEBUT」(それまで聴いたことのない人の“初めての”アルバムになって欲しい、と言う願いをこめたタイトル)にて、はっぴいえんど時代の松本隆作詞の曲を取り上げたところ、これが好評だった為、後のベストセラー「A Long Vacation」での黄金コンビ復活に繋がるのだった。

「カレンダー」の失敗が無かったら、「ロンバケ」も無かったと言うから不思議なものだ。

大滝作品には「ノベルティー」と言われている、いわゆる「冗談音楽」としか言いようの無い曲があって、このアルバムを「爽やかなポップス」を期待している人が聞くと、唖然とすること請け合い。でも「名月赤坂マンション」はノベルティなのに?心に染み入る名曲(なぜか演歌調)だし「真夏の昼の夢」のメロディの美しさときたら! メロディ、ノベルティ、ポップスという大滝氏の音楽を構成する三本柱が非常にバランス良く配置された作品。

でも本当にこれが売れなくて良かった!

先頭 表紙

実は僕もウクレレ持っています。あのカワイイ外見の中にも哀愁がこもった音色はこの曲にあうかもしれませんね。 / マイケル ( 2002-02-17 12:07 )
この季節は必ずBlue Valentaine's Day思い出します。けだる悲しい歌いっぷリ大滝味出てますよねえ。ウクレレで思わず弾き語ってしまいました。 / 走る酔人(PAO) ( 2002-02-17 00:03 )
大体、「渚のシンドバット」というタイトルも意味不明だけど、その替え歌で「河原の石川五右衛門」ってのも凄すぎですよね。 / マイケル ( 2002-02-16 13:38 )
「河原...」なんてこれまたディープなところを... ♪あぁ釜茹で煮え湯に溺れるぅ〜 / マイケル ( 2002-02-16 13:37 )
追記っす:あっしもナイアガラカレンダー持ってます(Q盤ですが)。渋い系なら、「オリーブの午后」とか、今の季節なら「フィヨルドの少女」ですかねぇ☆ / なっかー ( 2002-02-16 10:53 )
はじめまして!大滝氏、伊藤氏に詳しい方にお会い出来て光栄です☆あっしは「河原の石川五右衛門」が好きですBy「Let's Ondo Again」 / なっかー ( 2002-02-16 10:46 )
オカマ声(失礼)の彼ですね! Chet Baker Sings持ってます。 I fall in love too easily. が好きですね〜 / マイケル ( 2002-02-16 10:10 )
バレンタインといえば私にはチェット・ベイカーの「マイファニーバレンタイン」です。今度それも聞いてみます。ちなみにロンバケは大好きです。しびれるほど。 / パオラ ( 2002-02-16 02:01 )
板チョコもなかならビンゴボンゴ(ユースケ・サンタマリア)なんだけど...国生もでてましたか? / 記憶にございません... ( 2002-02-15 23:51 )
国生さゆりといったらとことんおいしい板チョコアイス、だと思ったけど・・・あれ・・・本当においしいのだよ。 / 乳弾 ( 2002-02-15 23:24 )
beeさん、もう一つの名曲「バレンタインディ・キッス」(by 国生さゆり)も忘れてはいけません。 / マイケル ( 2002-02-15 22:00 )
まゆ猫さん、すみません。僕は小6〜中2までさだまさししか聞いてなかったので、清志郎とかは良く知らないのでございます。 / マイケル ( 2002-02-15 21:57 )
はじめまして。バレンタインデーと言えば、この曲ですね!なつかしい!Niagara Calendar久しぶりに聴こうかな。 / bee@Triangle Vol.1好き ( 2002-02-15 20:35 )
宝島も買ってたよ。清志郎の初期とかはどうなの?私はあの辺のオタクなんだけど。 / まゆ猫@ご訪問ありがとう ( 2002-02-15 20:22 )
ハウサーだったのですか? 僕はどちらかと言うと宝島を愛読してました。 / マイケル ( 2002-02-15 18:33 )
ナイアガラカレンダー持ってたよ。(ああ、ここでも年がバレる)大滝さんが大好きで、ビックリハウスに投稿しまくってた高校時代。 / まゆ猫 ( 2002-02-15 06:49 )

2002-02-13 誰かが足りない (鏑木 again)

新しい au by KDDI の CM 見ましたか?

永瀬正敏と浅野忠信が待ち合わせしていたんだけど、永瀬は自分が今いる場所がわからない。GPS携帯で自分の居場所をメールして浅野に迎えに来てもらう...

KDDIの CM は永瀬と浅野と、更に豊川悦司という豪華布陣だが、不思議と彼らが共演したCMというのを見た覚えがなかった。今回のCMは合コン?という設定らしく、永瀬と浅野の共演が実現した。思うにこの二人って結構個性がぶつかるのでやりにくいのではないか? 今回は浅野が何だかフツーの人っぽくて妙だったけど。

ここでこの合コンにトヨエツが呼ばれなかったのは、やっぱり彼女に国際電話代を払わせようとしたり、ランチを1円単位で割ろうとする金銭感覚が敬遠されたのだろうか?

それとも「スッキリ計画」に基づいて、これから整理されてしまうのだろうか(自分でも言っていて良くわからない)。

そういえば、永瀬+GPS携帯で、布袋が出てくるかもしれんと思ったのだが、流石にそれはふざけすぎか。

布袋と言えば先日、婦人である今井美樹の妊娠が発覚した時に、ワイドショーの映像で爽やかに笑って今井美樹と手を繋いだのを見た時には逆に怖かった。そのうちきっと目が赤く光りだすに違いないと思ってみていたのだが...

先頭 表紙

↓近田さんって誰? えっとサッポロが何を断ったのかな? Bossとのコラボ? Boss はサントリーだからサッポロとコラボはいくらなんでもしないよな〜 / マイケル ( 2002-02-15 23:47 )
間違えてしまった。サポロだったんじゃなかったかしら。近田さんに怒られるわぁーーーーーーーー。 / 乳弾 ( 2002-02-15 23:22 )
Love Beer は最近シロウトさんが登場していい味出してますね。 / マイケル ( 2002-02-15 12:04 )
3鳥居が断ったとか・・・って今はもうあの人出ていないんでしたっけ。ラブビーーーーーーーーーーーァ / 乳弾 ( 2002-02-15 07:41 )
まゆ猫さん、もう僕にはあのキャラ以外の布袋さんは考えられなくなっています。 / マイケル ( 2002-02-14 20:34 )
コラボっていうらしいですね。最近そういうの多いですね。エルメスがAIBOのケース作ったとか、どこかのファッションメーカーがどっかのカフェのロゴの入ったTシャツ作ったとか... / マイケル ( 2002-02-14 20:33 )
私もウケてしまった、最後の三行。確かに布袋さんにはそういう素質がある。 / まゆ猫@はじめまして ( 2002-02-14 16:02 )
なんか最近色々なCM同志が合作(?)してやってますよね。最後まで何のCMかわからない時があります。 / えむ ( 2002-02-14 15:19 )
CMの中で永瀬が「あれ○○さんだ」見たいなこと言いますよね? (ちゃんと聞き取れていないんだけど)それが布袋だったら嫌だなぁ... / 流石にそれはないか ( 2002-02-13 23:06 )
こでまりさん、なるほどノリカとミポリンみたいなものなのか。ってことはトヨエツは常盤貴子みたいなもんか? / ←どういう比較なんだかよくわからない.. ( 2002-02-13 23:05 )
ぎゃははは(笑)最後の3行に笑わせて頂きました;……私も「布袋が出てくるかな」と思っていたのですが。>KDDI そういえば豊川さんは何処へですよね(笑) / らいむ ( 2002-02-13 22:11 )
仲は良いと聞きますけどねー<浅野、永瀬 でもあの二人が共演するCMなんて豪華で変な感じ。ノリカとミポリンが共演するが如く違和感おおありだ。 / こでまり ( 2002-02-13 22:04 )
次のボスのコラボCMはFM-Vなのではないか、と密かに睨んでますがどーかな? / マイケル ( 2002-02-13 22:01 )
そこで調べてしまうところがさすが漢字検定チャレンジャー! 僕はついこの間まで「つぶらぎ」だと思っていて、この書き込みをするにあたって変換できずに冷や汗を流しました。 / マイケル ( 2002-02-13 21:25 )
ふふふ。私は読めてました♪ 小学校か中学校の頃の同級生に鏑木姓の人がいたんですな。それにしても・・・やっぱりそこまで考えちゃいます?(笑) / ぷよん ( 2002-02-13 21:17 )
CMで漢字が読めなくて、ついつい調べちゃいました。(笑)「かぶらぎ」って読むんですよね〜。 / マッキ〜 ( 2002-02-13 20:58 )

2002-02-13 心地よいヴァイブ


... 別に路線変えたわけではないデス。

最近、というか久々にはまっています。CHICK COREA (p) と GARY BURTON (Vib)のライブ盤、「In Concert, Zurich, October 28, 1979」に。今から20年以上前の作品なんですけど。

初めて聴いたのはおよそ10年前。近所の図書館で偶然出会ったのです。久々にどうしても聴きたくなって今度は自分で購入しました。

ジャズのヴィブラフォン奏者の中には乱暴に分けると、2つのタイプに分類できるらしい。両手に一本ずつのマレットを持って、パーカッションを叩くような感じのパワフルな演奏をするタイプと、両手に2本ずつのマレットを持って指でそれらををコントロールしながら、絶妙なハーモニーを奏でるタイプ。

Gary Burton はまさに後者。でもこういったタイプの演奏スタイルは共に和音を奏でる鍵盤奏者とは個性がぶつかることが多いらしく、ピアノとヴァイブと言う組み合わせは意外と少ないのだとか。

しかし、この2人は恐らく音楽性も近いところと、このアルバム以前に2枚アルバムを収録していることから、息もピッタリ。10年前から圧倒されてましたが、やはり冒頭の「Senor Mouse」「Bud Powell」の2曲がスゴイ。これだけでも騙されたと思って聞いてみてください。っていうか僕も殆どこの2曲しか聞かないんですが。(情けな〜)

白状しちゃえば僕はこのアルバムでしか、ちゃんとGary Burtonを聞いたことが無いし、Chick Coreaにしても、「Spain」とか「La Fiesta」っていう有名な曲は知っているけど、彼のリーダー作でまともに通して聞いたことがあるのって「Return to Forever」と「Now He Sings, Now He Sobs」くらいだし。(まさにJazz初心者丸出しですな)

ライブ盤以前の2作品も、溯って聞いたことがありましたが、「綺麗で、透き通っていて、何かエコロジーな感じ」というECMレーベルのイメージのまんまなんだけど、僕はあまり面白味を感じませんでした。

でもこの作品では、過去のそのセッションでお互いの手の内を知り尽くした二人が、スリリングでアグレッシブな演奏を展開し、その様子はまるで技と技のぶつかり合いで、思わず息を止めて聴き入ってしまうほどです。

特にお気に入りは「Bud Powell」で、ユニゾンでテーマの提示、最初は Gary のソロに Chick のバッキング、そして Chick のソロの時には Gary がコードを奏でる。圧巻はその後の、4小節ずつの短いソロの交換。ここでもソロとバッキングを短時間のうちに入れ替えるのだけど、ぱっと聞いただけではいつ入れ替わったのが判らないほど...全部で9分弱の演奏ですけど(Jazzって1曲が長いですよね〜)、本当にあっという間の至福の一時です。

ジャズってルール無用で好き勝手に演奏しているわけでもなく(そういうジャズもありますが)、かといって事前の約束事でガチガチに決められているわけでもない(これまたそういうジャズもありますが)。実力のあるものが最低限のルールの上でバトルを繰り広げているところが好きですね。

先頭 表紙

ツッコミにくいネタだというのは判っていたが... / マイケル ( 2002-02-15 23:45 )

2002-01-31 HCJB アンデスの声 (La Voz de Andez)

昨日ADSL用のモデムが届き、昨日深夜まで悪戦格闘した結果、

無事にADSL開通!

それまでのナローバンド環境に慣れた身としては、いきなりの8Mは早すぎて、何事がおこったのか着いていけなかった(笑)。さぁ、これでムフフ画像もダウンロードし放題だ(←これお約束)。

高速化と同時に手に入れた常時接続のメリットをさっそく享受していて、この文書作成中ずっとBBCのスペイン語放送を聞いている。番組の内容はさっぱり分からないけど、同時にWebでその概要を読んでいると理解も早まるような気がしてる。少し前までは、英語ですら音声とスクリプトを同時に手に入れることなんてなかなか適わなかったのだよね。


それに絡んで昔話を...

僕は小学生の時にBCLという海外放送を受信する趣味を持っていた。当時はあまり通信手段が発達していなかったので、一般人が海外の情報を入手するには短波放送(周波数が 3 - 30MHz)が手っ取り早かった。アメリカの最新ヒットを聞く為に Voice of America を聞いている人もいたそうだ。「ラジオプレスが受信したモスクワ放送のニュースによると...」なんてニュースも流れていた。

当事の僕には外国語なんぞ分かるはずも無いが、あの頃は邦人向けの日本語放送も充実していた。ビッグ・ベンの音で放送開始を告げるBBCはニュース解説に定評があったし、ワルティング・マチルダとワライカワセミの鳴き声が印象的なRadio Australiaは彼の地の大らかさを感じさせる番組が魅力的だった。北京放送と自由中国の声(台湾)、KBS(韓国)と平壌放送(北朝鮮)では同じニュースでも伝え方が全然違ったのも興味深かった。それにしても平壌放送は「偉大なる金日成主席の主体思想」の繰り返しで子供ながらにその「変」さは明らかだった。

「アンデスの声」は南米は赤道直下の国、エクアドルの首都キトにある放送局。「さくらさくら」の音楽とともに始まるこの局の日本語放送のことをフィーチャーしたTV CMを見て、親父のラジオで彼の地に思いを馳せながらチューニングを合わせたことを覚えてる。

ところが家にあった機材の実力不足か、電波状態が良くなかったのか、流石に毎日その放送の為にスタンバイする根気も無く、実際に受信できたのは数えるほどだったけど。

で、中学に進んだ頃から、海外放送からちょっと遠ざかって今日まで至る。

ところが昨年10/3の朝日新聞、いま巷で話題沸騰の「ひと」欄にて、この局の日本語放送を37年間運営していた尾崎一夫牧師と奥さんの久子さんが、取り上げられていた。

僕が放送を聞かなくなった後も、彼らはずっと南米に住む日系移民の為の放送を行っていたが、日系人の経済的地位も向上し、衛星放送で日本のテレビ番組が受信できるようになったため、「役割を終えた」と2000年の12月31日を最後に放送は終了。

ところが、その直後から番組の存続を望む日本のファンからの投書が相次いだそうで、今はメディアを日本向けのBSデジタル放送のラジオと Internet のストリーミングに変えて再開したとのこと。

先日聞いた時は、もう「さくらさくら」は流れなくなったが、日本人学校の子供に日本とエクアドルの年末年始の違いなどをインタビューしていた手作り感に溢れたいい番組だった。

今では各国の放送局も予算削減のあおりを受けて、BBCやラジオ・オーストラリア、バチカン放送、ドイツの声などは日本語の放送を打ち切った。短波放送リスナーは少なくなったのか、と時代の流れを感じたが、「アンデスの声」がノイズや他の放送局との混信のない非常にクリアな音声で聴けると言うのも何か不思議な巡り合わせを感じた。

先頭 表紙

今でもソニーは短波放送が受信できるラジオを作っていますよ。でもこれだけインターネットが盛んになると短波放送の存続意義が薄れてくるのも仕方ないのかなぁ... / マイケル ( 2002-02-12 01:13 )
アンデスの声、何度トライしてもダメだったのですが、偶然1度だけ「さくら、さくら」を聴く事が出来ました。BCLラジオももう売ってないですね。ラジオが楽しかった時代です。 / むらりょう ( 2002-02-11 10:14 )
僕がマイアミで通勤中に聞いていたFM局はインターネットのストリーミングやってました。日本のラジオ局ももっと色々参入して欲しいですね。 / マイケル ( 2002-02-05 14:58 )
画像のストリーミングだと、ナローバンドでは厳しいですけど、ラジオだったらそれほど早くなくてもクリアだと思いますし。でも、日本のラジオ局はそういうのにあまり熱心ではないよなと思う今日この頃・・・。 / ぷよん ( 2002-02-02 14:50 )
cloudsさん、そういえばISDN、すっかり忘れていました、その存在...すっかり存在が薄くなりましたねぇ / マイケル ( 2002-02-02 10:32 )
PAOさん、最初はオヤジの短波もオマケで付いているラジオでしたが、祖母にプロシード買ってもらってそれでBCLを楽しんでいました。ベリカードもちろん集めてましたよ。 / マイケル ( 2002-02-02 00:23 )
ナローバンドでもフレッツISDNならラジオには最適かと…。僕も今日が実質的開通でしたが、あまりの速さに目を疑いました。見るホームページの全部がキャッシュに入ってるような、そんな感じです(^^;)。 / clouds ( 2002-02-01 23:53 )
BCLかあ懐かしい。受信報告送ってカード貰いましたねえ。スカイセンサー派とクーガ派がありました。 / 走る酔人(PAO) ( 2002-02-01 23:13 )
八百八さん、もちろんこの程度ならナローバンドのままでも出来ます。お金がかかりますが... / マイケル ( 2002-02-01 01:10 )
カエルさん、今度ブックマークごと送ってください。 / マイケル ( 2002-02-01 01:04 )
ADSL開通すると,そんなことも出来るんですね.ふむふむ. / 八百八@まだナローバンド ( 2002-01-31 23:36 )
開通おめでとうございます! お勧めムフフサイト、こっそり教えるわよ(これもお約束?) / カエル ( 2002-01-31 22:30 )

2002-01-29 TOEIC 〜 750点くらいまではのらりくらり

さて、これまた年頭の目標に挙げたTOEIC900点について。あんまり参考にはならないと思いますが、私のここまでの体験談などを...

その前に、TOEICって何じゃ? という人のために、ちょっと解説。

これは Test of English for International Communication (日本語で言うと、国際コミュニケーションのための英語試験、てな感じ)の略で、アメリカのEducational testing Service (ETS) とやらが作成し、日本では財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が実施、運営しているものです。

テストは45分のリスニングと75分のリーディングがそれぞれ100問、計200問からなっています。どちらかというとビジネスや海外での生活で使われる英語が多いと思います。

マークシート方式で、990点満点(リスニング495点、リーディング495点)。単純な1問何点、と言った配点ではなく、英語能力に変化がない限り、同じ人が別な問題を受験しても、得点に変動がないように予め統計で求められたスケールを元に配点を割り振っているそうです。

だからこそ、時系列的に目標を立てて勉強するには最適な試験と言えるかもしれません。合格・不合格もないですし。

僕が会社に入った十数年前は、ぜんっぜん英語が喋れなくて、「何でこの部署(海外の拠点と英語でやり取りする)に配属されたのだろう?」と苦悩の日々(嘘)でした。

当時うちの会社にはグループ内に英会話教室があり、そこが作った社内でしか通用しない基準で英語力を測定していましたが、結果はそれはもう散々なものでした。(これがTOEICでどのくらいに相当したのかはさっぱりわかりません)

一緒に仕事をしていた人が非常に厳しいけど、ある意味面倒見のいい人で、いつも僕が作ったFaxに対して、赤ペンでオリジナルが見えなくなるほど添削してくれていました。まぁ、その頃の僕は英語だけではなく、日本語ですらかなりあやしかったですが(恥)。

その人にダメ出しくらう度に、今に見ていろ... と思って頑張っていた入社3年目のある日、2週間英語漬け、という研修を受けさせてもらったところ、これが効いたのか研修の前後でTOEICの点数は660→750点と飛躍的に伸びました。

まだまだ、学生の時に習ったものを思い出しただけのような感じでしたけど。

でも逆にいえば、中学・高校で一生懸命覚えた英語、特に文法の蓄積は、もし100%駆使できれば、それだけでも充分に素晴らしいものだと思います。日本の英語教育は読み書きに重点がおかれ、コミュニケーション能力を伸ばしていない、という批判も充分わかりますが、あそこで蓄えておいた貯金はあながち無駄ではなかった、と思いましたね。

だって、中高生の頃は英語を話す相手もいなかったし...

僕自身は学生時代、あまり英語が好きではなかったけど、やはり文法の基礎中の基礎が出来ていたのと、仕事の中でFaxやメールで英語の読み書きを毎日のようにやっていたことが大きかったと思います。

しかし、ここまでは割と順調でしたが、その後はずっと伸び悩んでいました。と、いうか悩んではいなかったな。勉強は殆どやらないから点数はそのまま700点代の半ばくらいで頭打ち。今思えばこの辺りで安住してたのは情けない話しであったなぁ。

そしてそんなある日、ふと海外赴任の話が舞い込んで来ました。(この続きはまたいつか)

先頭 表紙

今の僕は多少なりとも英語がしゃべれるお陰でリストラされずに済んでいます(言い過ぎかな〜)。でも英語のせいで便利屋扱いされることもあるのでちょっと困りますね。 / マイケル ( 2002-02-12 01:07 )
僕の友人の○産自動車のやつは昔、会社で受けたTOEICで450点ほどだったそうです。工場長から呼ばれたので「怒られるかな?」と思ったら「良くやった」と言われたそうです。「なんちゅう会社だ!」と言ってたら程無くして外人社長になり「会議が英語になっちゃった!」と日夜苦労しているそうです。 / むらりょう ( 2002-02-11 10:25 )
僕なんて三十を過ぎてようやく800点を取れるようになりました。っていうかあんまりマジメに勉強してこなかったからな。 / マイケル ( 2002-02-08 00:07 )
英語を専攻したはずなのに勉強せずにサークルばっかやってたら、卒業直後のTOEICは800点、TOFLEは515点しか取れず、就職先から冷たい目で見られました。その後一念発起してTOFLEを受け続け何とか100点以上アップに成功しましたが、TOEICは受けていません。恥ずかしいから現在の履歴書には「受けたことありません」ということにしてあります。 / たらママ ( 2002-02-07 13:12 )
僕もTOEICレベルのリスニングだと7〜8割は正解できるんですけど(つまりは聞いて理解できる)、じゃ、自分が喋ることができるか?というと別物ですよね〜 そういう意味でTOEICがコミュニケーション能力を測る基準になるとは、あんまり思っていないのです... / マイケル ( 2002-02-05 14:55 )
TOEICかぁ・・・。英語系の学部にいたのに、英語はしばらく使っておりません(爆)。聞いて理解はできるけど、しばらく喋ってないから相当力はおちてると思います。はい。 / ぷよん ( 2002-02-02 14:48 )
八百八さん、これはその次に書こうと思っていたことなんです。でも、僕自身、自分の体験談はあまり他の人の参考にならないような気がしてるんですよね... / マイケル ( 2002-02-01 01:14 )
入社当時470点,今は700点前後をふらふら..語彙を増やすともう少しいけるのかなぁ. / 八百八六助 ( 2002-01-31 23:37 )
四年制大学卒の新入社員の平均点は440点らしい(アルクのWebより)ので、大丈夫です。僕も最初は多分それ以下でした。 / マイケル ( 2002-01-30 02:03 )
その最初の660っていうライン自体、私にはまだまだ先の話であります。 / マッキ〜 ( 2002-01-29 23:45 )

2002-01-28 MOMA展、ロバート・キャパ展

先週土曜日、スペイン語の教室の帰りに上野の森美術館にて開催中のMOMA展に行く。

閉館まであと1週間、土曜日の午後と言うこともあって、混むだろうなぁ〜とは思っていたけれど、案の定長蛇の列。

中に入るまで約3〜40分。会場の中に入っても入口部分と階段部分で係員が入場規制を行っていた。特にダリの2作品(時計がとけてる有名な「記憶の固執」を含む)なんて 30cm 四方くらいしかない小さな作品だから何重にも人垣が出きていて、一瞬しか見れない。思っていたより作品が少なかったこともあり、あれ? もう終りと言う感じもあった。

せっかく前売り券を持っていたのだから、もっと早く行けば良かったのに(去年の10月頃からやっていた)、と後悔しきり。

宣伝上手なフジテレビが主催だから、お客さんはたくさん入っていたけど(入れすぎだよなぁ〜)、それにしても会場が小さすぎる。部分的には満員電車に乗っているように身動きが取れなくて、絵を見に来たんだか、人の頭を見に来たんだかわからねぇんだよ(と、見知らぬ親父がぼやいていた)。

あ〜ぁ、やっぱり本場を見に行かなきゃダメかねぇ?

本場のMOMAはNYのど真ん中、5番街に位置しています。僕はNYが好きで、多分今までに5,6回遊びに行ってると思うのだけれど、最後に行った2000年の年末にも何度目かのMOMAを見てきた。

旅行の合間の忙しいスケジュールの中ではあんまりゆっくり見ることも出来ないし、かと言って一回入ると入場料は12ドルと決して安くない... もっと気軽に、例えば「15分空いているからマグリットだけ見よう」なんてことはできないものか、と思っていたのだけれど、やはりというか "メンバーシップ" があって、NY市から150マイル以上離れた所に住んでいる人は60ドルの会費を払えば、生涯何度でも入場料は必要ないらしい。(ちなみにNYに住んでいる人でも75ドル)

これって安すぎませんか? 5回行くかどうか、っていうの議論が分かれるかもしれないけど(^_^)、60ドルは安いよな〜

上野のMOMA展は2月3日(土)まで。行くなら午前中か木曜の夕方(8時まで開いている)がお奨め。


もう1つ、その前の週には大丸東京店でロバート・キャパ作品展も見てきました。

これはスペイン内戦にて撮影された「崩れ落ちる兵士」等で知られる報道写真家ロバート・キャパの作家としてのもう一つの素顔に迫る、という企画で、彼の著作「ちょっとピンぼけ」から抜粋した文章と第2次大戦の写真とともに構成されていました。もちろん戦争の写真なので悲惨な光景もそこにはありましたが、そんな困難の中でも、力強く、時にはユーモアを感じさせる人々の姿が印象的でした。

ところで、彼は一時期、女優のイングリッド・バーグマンと恋に落ちていたことがあり、ヒッチコックの「裏窓」は彼らがモデルなんですって。知らなかった...

こちらの展示会は明日まで...

先頭 表紙

あぁ、明日からですね。楽しんできてくださいね〜 / マイケル ( 2002-02-06 06:47 )
ロバートキャパ展は七日から京都の大丸でやらはります。行ってきますです。 / 真賀砂州子 ( 2002-02-05 18:48 )
有名な唇ソファーとかにも腰掛けてみたいですね〜 / マイケル ( 2002-02-01 18:44 )
ダリは本当に面白いですよね〜〜〜!!大きいと思ってた絵、実際はすんごい小さかったりしたーー絵を見ることの楽しさを実感しました。 / しっぽな ( 2002-02-01 16:47 )
ナライフさん、裏窓の件は結構有名な話らしいです。二人が出会ったのはナチスから解放されたばかりの1945年のパリなんですって。 / マイケル ( 2002-01-29 22:37 )
へえ〜、『裏窓』ってそうだったんですか!?知らなかったです。MOMAの60ドルとかって話も信じられないですね。住んでいたら真っ先に買いますね。 / ナライフ ( 2002-01-29 19:29 )
アナイスさん、そうですね。本とかで既に見たことある絵ではありますが、実際に見ると「こんなに大きいのか!」とか「こんなに盛り上がる程、絵の具塗りまくってるんだな」とか、そういう新鮮な発見もありますしね。 / マイケル ( 2002-01-29 12:57 )
私も行きたいです。いいな。見たい絵を実際に見られるチャンスなんて、あまりないもの。子どもにも見せたいし。 / アナイス ( 2002-01-29 09:21 )
海外の旅先で美術館行ったりすることありますが、あんなにまで混むことはないですよね。博物館なら結構ありますけど。例えば、ワシントンのホロコーストミュージアム(人数制限あり)とか... / ルセサンス店はどこかに有りそうです(笑) ( 2002-01-29 01:01 )
プルーさん、あぁ、金曜の夜は無料でしたか...今回の日本のMOMAではマチスの「ダンス」が最大のウリモノだったみたいです。 / マイケル ( 2002-01-29 00:57 )
イタリア・ルネサンス展でした。はは。 / パオラ ( 2002-01-28 23:55 )
私はイタリア・ルネサンス店で同じ思いをしました。平日にも関わらす。諦めて「リトル・ダンサー」観に行ったらそっちはえらく感動しました。しかしなぜ皆あんなにでかい絵を10センチの至近距離から観ようとするのでしょうか? / パオラ@わからん ( 2002-01-28 23:55 )
金曜の夜とかは、確か、いくらでも良かったと思います。一ドルでも、50セントでもね。改装工事は終わったのかな。今は、例のダリの絵は日本にあるのね。昔、マチス展がMOMAであった時は、それはすごい混み具合でした。 / プルー ( 2002-01-28 23:34 )
そうそう、今度この手の展覧会を見に行く時は会社休もう、なんて思ってしまいました。 / マイケル ( 2002-01-28 22:51 )
有名な展覧会だと美術館は込んでいて疲れますね.こんな時は会社休んで平日に見に行きます.それでも込んでる.この人達,仕事さぼってるな.(自分含む) / 八百八@東京都現代美術館がすいててお得 ( 2002-01-28 22:32 )

2002-01-24 スペイン語 - 葬り去ってた二人称

年頭の誓いにもあったとおり,スペイン語の教室に通いだしました。

英会話教室と違って、最寄の駅前にあるわけではありません。往復2時間強かけて都心の教室まで1時間半のクラスのために週1回通っています。

僕はマイアミ赴任中に曲がりなりにも1年間プライベートクラスを取っていたので、全くの初心者ではないので、ちょっとレベルの高めのクラスに編入させてもらいました。で、いきなりですけど足引っ張ってます。(笑)

英会話ほど受講生の数もいないので、ちょうどいいレベルのクラスを探すのが大変なんです。ただ、ここの一つ下のクラスだと極端にレベルが落ちるので、気合を入れないとついてゆけないクラスの方がプレッシャーにもなっていいかもしれないですね。これが吉と出るか、凶と出るか...


と、ちょっとここでワンポイント?スペイン語レッスン。

スペイン語では人称と単複数に応じて、ひとつの時勢でも6つの活用があります。例えば、「話す」という動詞「hablar(アブラール)」にしても

    単数   複数
一人称 hablo hablamos
二人称 hablas hablais
三人称 habla hablan

となります。三人称単数形しかない英語に比べると覚えなければならないことが多いです。ちなみに上は現在形であり、過去形や未来形もあるので動詞の活用を覚えるのが結構な試練です!

ところが同じスペイン語でも、スペイン本国で使われているものと中南米で使われているものでは微妙に異なります。僕がマイアミで習っていた中南米のスペイン語には二人称の複数形がありません。

ん? 二人称の複数形がない、どういうこっちゃ? と思ったあなた。

スペイン語では近しい人に対する「君 = tu(トゥ)」は二人称、目上の人とか、ちょっと距離のある人と話す時に使う「あなた = usted(ウステッ)」は三人称なんです。

中南米ではtuの複数形にあたる 「君たち = vosotros(ヴォソトロス)」は慣習として使いません。ustedの複数形「ustedes (ウステデス)」のみです。

つまり、中南米スペイン語では活用をひとつ覚えなくていい。お得(笑)。

しかし、それだけではなく、赴任当時、僕はプライベートクラスであることをいいことに、二人称単数すら積極的に覚えようとはしませんでした(笑)。

だって、先生と話す時には usted で事足りるのだもの...(そういう問題じゃないだろうに)

帰ってきて、日本人の生徒同士で、初めて「tu」を使ったのでした。(情けな〜)

英語で同じことを感じる人も多いと思いますが、テキストとかで字面だけ追っかけている分には結構理解していても、それが音として聞き取れる、そして自然に発声できるっていうのは別の次元ですよね。二人称・単数・過去形...たったそれだけなのに、ちゃんと言えない/聞き取れない、ってのは結構ショックでした。

まぁ、でもすぐに追いついてみせますよ〜

先頭 表紙

あぁ、そういえば「黒いオルフェ」という映画の主題歌がmananha ...何とかでした。(2番目の最初のnの上に〜がつく)...カーニバルの次の日の朝のことを歌ってましたね。 / マイケル ( 2002-02-05 14:53 )
ポルトガル語の場合、「nha」を「ニャ」と発音し、「lha」を「リャ」と発音しますから、発音しないわけではないと思います。 / lamancha ( 2002-02-03 18:39 )
おーゆみこさま、そういえば "Bahia" はバイーアでしたよね。 / 具体例が思い出せて一安心 ( 2002-01-30 17:33 )
あの、hはポルトガル語でも発音しないですよ。少なくともブラジルでは。 / いちおうサンバ歌手のおーゆみこ ( 2002-01-29 22:50 )
ショコラはジュリエット・ビノシュではないですかねぇ? / マイケル ( 2002-01-29 00:53 )
違った。「マレーナ」でした。 / パオラ@ショコラは・・・あああ名前が出ん ( 2002-01-28 23:50 )
「ショコラ」のモニカ・ベルッチがいるじゃありませんか。 / パオラ@それは好きだ ( 2002-01-28 23:48 )
接続法が出るなら僕はアウトです。 / まだそこまで行っていない... ( 2002-01-28 22:53 )
4級って,一通り文法を習ったレベルらしいです.過去未来とか接続法とかのオンパレードです. / 八百八六助 ( 2002-01-28 22:28 )
イタリア人の彼女と言えば、ソフィア・ローレンもいたな... って古過ぎ! / 最近誰がいたっけか? ( 2002-01-28 21:01 )
えっ? ポルトガル語では "h" 発音するんですか? 知らなかった〜 / マイケル ( 2002-01-28 19:16 )
イタリア人の彼女... チチョリーナ?(笑) でも彼女、本当はイタリア人じゃないらしい。それにしても僕が覚えたいのはスペイン語なんだから〜 / マイケル ( 2002-01-28 13:08 )
「 彼氏でもOKですが」さん、うう、どっちにしよう?(彼女でもいいかも?)日系ペルー人ホセに「h」について質問すると、「それは昔からそうだから、うう、ああー、、」でした。わがらない そうです。ひとつわかったのは、ポルトガル語はどうやら読むらしいです。「h」。 / パオラ@調査継続中 ( 2002-01-28 00:08 )
まずはともあれ、イタリア人の彼女を作ることでしょう。 / 彼氏でもOKですが ( 2002-01-27 22:58 )
ええ?イタリア語の場合は外字の場合が多いからな・・・?フランス語まで行くとなんだかもう気取ってるんじゃあないッ!て怒りたくなりますがどうなんでしょう?今度うちのダンディー師匠に質問してみます。ラテン語までさかのぼらないとわからないのでしょうか?「五右衛門」は私も思ったことあります。「五左衛門」て、左は読むのになんで右は?って。バカ謎なんですがね。 / パオラ@八百八六助さん教えてください ( 2002-01-26 00:42 )
八百八さま、4級ってのはどのくらいのレベルなんでしょうか? / 多分僕も落ちると思うけど... ( 2002-01-25 21:39 )
パオラさん、でも発音しない文字は何の為にあるんでしょうね? 話し変わるけど子供の頃、「五右衛門」の「右」は発音しないのかな〜と思ったことがあります。きっと「ごうえもん」が縮まって「ごえもん」になったのだろうけど。 / 全然関係ない話しになってしまった... ( 2002-01-25 21:38 )
スペイン語もフランス語もイタリア語も,ラテン語から来てるんですよね.この間,"ラテン語のはなし"逸見喜一郎,大修館書店,なる本を読みました.名刺にも活用あるんですね.参りました.それと比べれば,スペイン語らくちんです.(でも4級落ちた) / 八百八六助 ( 2002-01-25 21:08 )
そうでした。なんて間抜けなんでしょう?avere(持つ)の人称変化が ho hai ha ですからあたりまえなのに、「こういうもんだ」的に思い込んでました。ははは。バカですねー。 / パオラ@何年イタリア語やってんだ? ( 2002-01-25 00:28 )
こ、この程度で良いんですか? じゃ、ほんとに基礎の更に基礎のスペイン語を取り上げてみますかね〜 / マイケル ( 2002-01-24 23:47 )
スペイン語は今私が一番マスターしたい言葉なんです。これからもご教授よろしくお願いいたします。 / 走る酔人(PAO) ( 2002-01-24 22:37 )
パオラさま、はじめまして。そうです、スペイン語もhは発音しません。イタリア語もポルトガル語も確かそうです。 / マイケル ( 2002-01-24 21:55 )
ポーランドと言えば、バーシアという歌手がポーランド出身でした。基本的に英語でラテン風の曲を歌う人ですが、歌詞にポーランド語が出てくる歌もありましたよ。 / マイケル ( 2002-01-24 21:53 )
口車さま、フランス語って発音が難しくてとっつきにくい印象があります。スペイン語は殆どカタカナ発音でいけるのでおすすめ。 / マイケル ( 2002-01-24 21:51 )
イタリア語も二人称はtuです。でも複数形もあるし使います。おそるべし中南米。ちなみにスペイン語で「h」は読まないって本当ですか?たとえば平井さんは「イライ」さんだ、って南米出身の日系人(?)の人が言ってましたが・・・。それじゃあフランス語とおんなじじゃあありませんか! / パオラ@はじめまして ( 2002-01-24 21:14 )
をを、さすがラテン系どうし。tuはおっフランス語といっしょざんす。で、フランス語の場合同じような情況で二人称複数形のvousを使います。んで、三人称を使う辺りは、ポーランドごといっしょで砂。 / 口車大王2号 ( 2002-01-24 20:16 )

2002-01-22 ベージュといってもそっちじゃなくて...

昨年11月に実家に帰った時に、妹がじいさんにユニクロのフリースをプレゼントした。

「はやってるんだよ、これ」というとじいさんはニコニコしながら、「あったかいべさ」とか言いながら喜んで着ていた。

ちょっと選択を誤ったのはハーフジップだったので、歳とって体が硬くなったじいさんには着たり脱いだりが辛そうに思えたことだった。

来月の頭に週末を利用してまた実家に行くことになったので、その時にまたユニクロでなんか買ってあげよう、どーせならフルジップがいいし、しかもリバーシブルのフリースだったら「これはいい! 裏表着れて得だ!」というにちがいない、なんて話を妹としていた。

妹「じいちゃんベージュだし」

僕「いやじじいがベージュ着るとラクダっぽいからそこはかえって明るい色の方が...」

妹「...」

僕「...」

ベージュはベージュでも「米寿」だった。

うちのじじいは本当は12月生まれのはずなのだが、役所への登録が遅れて戸籍上は2月生まれと言うことになっている。のんきな話である。

しかし、この「米寿」というのも、実は確証がない。

僕自身は、じじいが何年生まれか思い出せないし、息子であるうちの父親すら正確には覚えていないらしい。家族ってそんなもんだっけか? (ちなみに僕はちゃんと親父の生まれた年は知っているけど)

本人はもちろん大正何年生まれか、というのは分かっているはずだけど、じゃ次の誕生日で何歳かっていう計算ができないらしい。

結局、本人がそろそろ米寿だと騒いでいるから、ま、それも良かろう見たいな感じ。

うちのじじいはいまだに車を運転(!)しているので、免許証を見せてもらえばはっきりとしたことが分かるのだが...

ちゃんと調べてまだ米寿じゃなかったら? それともとっくに過ぎていたら? 

この項、また後日取り上げます。

先頭 表紙

え? うちのじじいになりたいのですか? / そんなことは言っていない... ( 2002-01-23 12:06 )
いいなあ。私も自分の歳があんまりわかっていないジジイになりたい。でもフリースはかるくってあったかくって、安くって、衣料革命だと思う。 / 走る酔人(PAO) ( 2002-01-22 23:21 )
米と言う字は、八十八という字からなっているので、88歳が正解。白寿(99歳)は百から一引くから。でも喜寿は判らない... / マイケル ( 2002-01-22 13:56 )
そろそろ米寿だと騒いでいるから、ってのがかわいい。おめでとうございます。ところで米寿は88歳?喜寿が77歳??? / おとじろう ( 2002-01-22 13:37 )

2002-01-22 楽しいはずなのに何でこんなにもの悲しいのか

最近TVで見かける度に、そのものはとても楽しい作りのはずなのに、妙に悲しくなるCMがあります。

それは「マスターカード」のワールドカップチケット5枚プレゼントキャンペーン。

「...おじいちゃんは?」

家で留守番しているのか、それとも...

「女性の方が平均寿命は長いからなぁ」と妹。

やっぱりそうなの?


子供の頃から苦手だったのは、よく肉屋さんの看板とかにある牛とか豚がナイフとフォークもって肉食べているイラスト...

いい年こいてしまった今でも見ると物悲しくなります。

そんなの僕だけ?

先頭 表紙

砂州子さま、CMマニアとしてはバヤリースは見たことがないので、楽しみにしておきます。 / マイケル ( 2002-01-22 13:58 )
おじいちゃんはプレイヤーとかって言うオチは 流石にないですよね。 マスターカードですものね... (でもオチを期待したいです。)/ バヤリースもちょっと悲しいです。 / 真賀砂州子(マガサスコ) ( 2002-01-22 13:48 )
りさ子さん、ありがとうございます。CMの作りとして最後に+1であることが売りなんでしょうけどね。でもこれがおじいちゃんのフェイスペイントだったらそれほど楽しいCMになっていない気もしますね。 / マイケル ( 2002-01-22 12:24 )
爆笑しました(笑) / りさ子 ( 2002-01-22 03:56 )

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