2001-05-01 【Viva Las Vegas】 Las Vegas　またの名を...
2001-04-30 【Viva Las Vegas】 逃した魚はデカかった？
2001-04-28 【Viva Las Vegas】 潮時だったのかも
2001-04-26 【Viva Las Vegas】 見れなかったショー
2001-04-26 【Viva Las Vegas】 泊まったホテル
2001-04-22 【日常】 明日から Las Vegas
2001-04-17 【番外】 ２２２２２２カウントゲット！
2001-04-17 【飯】 Stonecrab by Joe's
2001-04-17 【飯】 Pan con bistec （ステーキサンドイッチ）
2001-04-16 【アメリカ横断】 計画断念...

月曜日は久々に再会した仕事仲間とビール飲みながら深夜２時頃まで雑談。メンバーは全員日本人なのだけど、勤務先は日本、マイアミ、トロント、サンノゼと様々なので、このメンバーが一度に集まるのは随分と久しぶり…

で、寝る前に、フロントにモーニングコールを頼んでおいた。

ところが僕はそのモーニングコールのちょっと前に目を覚まし、日本に何件か電話をしていた。そのいくつ目かの電話の最中にドアをノックする音が？

こんな朝っぱらから誰だろう？　と見に行くとベッドメイクのおばさん。なんでもモーニングコールに出ないから様子を見に来たとか…

で、疑問なんですけど普通のホテルって、モーニングコールに出なかった（話し中）くらいでワザワザ見に来るものなんでしょうか？

ラスヴェガスってのはご存知の通りギャンブルの街。中には全財産をカジノですっちゃう人もいます。ホテルの部屋の窓は飛び降り自殺防止の為に開けることができない、というのが原則。洗濯物を干す為の紐も首吊り自殺防止の為に備え付けはしていないそうです。

ひょっとしたらフロントの人がいつまでたっても話し中なので僕が自殺したと思って係員を送りこんだのかな？

ヴェガスのホテルそのものがカジノを中心に作られていて、チェックインしてから部屋に行くまでは必ずカジノを通らないと行けないし、そこで多くの人がお金を落として行くから豪華ホテルも驚きの低価格で泊まれる。各種無料アトラクションも充実しているし、カジノでの飲み物なんて酔っ払わせて判断力を失わせる為に無料（ウェートレスにチップは必要）なのだ。

お酒が安く飲めちゃうからアル中になってしまう人も多いので、ヴェガスにはアル中の人のための更正施設も充実しているとの噂。

そんなヴェガスのもう一つの名前は 「Sin City」 罪な街、ってとこかな〜

写真は再びVenetian。なんとホテル内に運河があってゴンドラにも乗れます！

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さて、終日展示会場に詰めていた月曜日。

かつて僕が３年半ほど所属していた部の部長さんだったＴさん。数年前からは関連会社の社長だ。

4/1付けの組織変更で僕の派遣元がこの関連会社の下に付く事になった。つまり僕はこの関連会社に出向ということになり、再びこのＴさんの部下になった。

月曜日の昼頃に人づてに、Ｔさんが自分の所から今回のショーのために出張している人に飯をおごりたいと言っているらしい、とのメッセージを伺った。場所は「Venetian」というヴェニスをテーマにしたホテルの中にあるイタリアンらしい...

う〜なんと魅力的なお誘い！

しかし私には先約があった。

今回うちの会社が Bally's の大宴会場を借りきってやるイヴェントになななんとジェームス・キャメロン（タイタニックの監督）が来るというのだ！　これは次回作"True Lies2"に鳥男として抜擢してもらう為の絶好のアピールタイムではないか！

今後もＴさんにはイタリアンは無理としても、鰻くらいはおごってもらえるチャンス（関連会社は浜松と豊橋の間くらいにある）はあるだろうが、ジェームス・キャメロンはこのチャンスを逃したら２度とあえんかも...

そう思ってパーティー会場へ。うひょ〜めちゃくちゃ広い、人がうじゃうじゃいる〜

立食形式なのだけどちょっと出遅れた関係で...ぬぉ〜チーズとフルーツしかないではないか！　それでも他に食うモンがなかったのでチーズで満腹になる（これ失敗、無理して満腹になる必要はなんにも無かった〜　あぁ、貧乏性！）。

演壇上では当社のシステムを活用して撮影された短編映画の数々が特別上映されていた。日本からも岩井俊二作品が出展されていたけど監督さんは欠席でした...

さて肝心のキャメロン御大は？　えっ欠席？　ドタキャン！？　ビデオでメッセージを伝えるのみ（；△；）　ルーカス御大は昨日のプレス発表にご本人がやってきたと言うのに...

逃した魚がイタリアンなのかキャメロン御大なのかは読者の判断にお任せします。

写真は後日出直して行った Venetian の内部

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一夜明けた23日は終日展示会場につめていた。

それにしてもヤバかったのはアンテナの感度が低くなっていて、様々なブースを見ても特に興味をひかれなくなっている自分（汗）。

僕は元々日本でカスタマーサポートの仕事をやっていた。そうはいっても直接機械を直したり（メーカーだからね）するわけでもなく、ハードやソフトを修正して問題への対策を取るわけでもない、あくまでサービス現場と設計製造部門を繋ぐ仲介人...

マイアミに来たらもっと顧客に近い立場で仕事ができるようになるのでは？ と期待してたけどそうもいかず、仲介人の立場を更に強化したような感じ。

代理店の担当者の訳の判らないレポートに対して「お前の言わんとしてる事がこれこれと言う意味ならあれとあれとあれをやれ、もしこっちの意味だったらこれこれを、そのどちらでもないのなら日本に聞かないと判らないからこれとこれとこれについて教えろ」と無数のオプションを提供する日々。

先進諸国に比べ一世代くらい古い機械がまだまだ現役で活躍しているラテンアメリカの特性上、ここのところの２年間は業界の最新動向よりも、目先の困っている顧客をいかに救済するかと言う事にばかり集中していたような気が。

それはそれで良い事ではあるのだけど、もう何年かこんなスタンスで仕事をしつづけていたら浦島太郎になっただろうな〜バランスは良くなかったと思います。

そんな訳で今回の帰任命令はちょうど良い軌道修正だったのかも。

写真は Ceaser's Palace。映画「レインマン」に登場したカジノはここだそうです。

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ラスベガスで僕が見たかったのは、「O（オー）」もしくは「Mystere（ミスティア）」。ともにcirque du soleilのパフォーマンス。

フランス語で「太陽のサーカス団」という名を持つこの団体は、カナダのケベック州の大道芸人集団を母体に結成されたサーカス団です。日本でも「Areglia（アレグリア）」や現在日本ツアー中の「Saltimbanco（サルティンバンコ）」でお馴染みですよね？

な〜んて偉そうな事いっておきながら、僕はここのパフォーマンスを見たことがありません。思えば、こちらに遊びに来た友人と合流して２泊３日で Orlandoのディズニーワールドに行った時も、「La Nouba」をスケジュールがつかずに見送ったし（その時は日本の家族が来た時に一緒に来れば良いと思ってた）、全米ツアーでマイアミに「Dralion」が一月くらい来た時には一次帰国と重なっていてすっかり忘れてしまった…

今回も体調さえ万全だったら見に行ったのに…ちなみに僕はベガスにいたのは日曜の夕方から火曜の深夜。もともと「Mystere（ミスティア）」は月火が休演、更に、「O（オー）」も今週に限り月〜木が休演。いずれにしても日曜に見るしかなかったし、そのことも知っていたけど本当に辛かったので、このチャンスよりも睡眠をとりました。

かくなる上はいつかラスベガスにリターンマッチをするか、日本で横浜に戻ってくるらしい「Saltimbanco（サルティンバンコ）」でも見に行くかな。

写真はラスベガスに突如現れたエッフェル塔 （Paris）

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America West Airlines で Phoenix 経由で約７時間の長旅。やってきましたLas Vegas（お仕事！）。

日曜日は夕方に到着し、うちの会社が主催しているラテンアメリカの顧客向けセミナーに参加。当然スペイン語なので何言ってるかさっぱりわからず...

引き続いて、カクテル・パーティーにも参加。ただ３時間の時差もあって疲れが溜まったのでそこそこ切り上げて就寝。本当は何かショーでも見たかったのだけど、座席についた途端に眠る自信があったので残念ながら見送り...

毎年この時期に行われるコンベンションの時には、うちの会社は Bally's というホテルをおさえています。ここは今は Hilton の系列に属していて、姉妹ホテル Paris （99年にオープン）とは通路で繋がっています。写真はストリップ（ラスベガスの目抜き通り）に面したBally'sの入り口です。

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といっても旅行ではなく、展示会です。お〜し〜ご〜と〜、なのです。

この業界最大の展示会が毎年この時期にありますが、僕は日本にいた時は一度も参加したことがありませんでした。アメリカに来て最初のチャンスだった昨年は課で僕一人お留守番（涙）。

で、年明けに上司（年下）に「去年留守番だったけど今年は行かせてもらえるよね？」と聞いたら、その時は "Yes" だったのに、3月になって「そろそろ例のショーの話どうなったろうか？」と確認したら、僕には何も断りも無くまた一人で留守番と言うことが決まっていて、既に切符も参加者分一括手配済み...

僕が一時帰国した際にこの話をしたら、派遣元の上司が「○○が在米中に一度もこのショーに行かなかったことは遺憾である」云々と言ったので、急遽派遣が決定。（留守番はいらんのかいな...）

日曜夕方に付いて、火曜の夜に現地を発つと言う強行日程ではあるが何とか見学が出来ることになった。これが決まったのが3月下旬。

ところが僕が行くことになった、というのは他のスタッフたちには全然伝わってなかったらしく、出発間際になって。「○○がくることは知らなかった。もし知っていたら手伝ってほしいことがあったのに」と出発前日にマーケティング担当にいわれる始末... こういうコミュニケーションの悪さが僕の今の上司の弱点である。

これについて長文を作りかけていたけれど、あんまりな内容だったのでアップを見合わせました（笑）

僕としては、彼が上司でなければ日本に帰らなくても済んだのではないか、と密かに思っている口。（密かに...ってここに書いてええんかいな）

僕の頭の中では数年後に彼がクビになって、その後任に現地オペレーションを知っている僕が呼び戻される、というシナリオをシミュレーション中。だから日本に帰ってもスペイン語の勉強は続けなければ...

話しが発散しすぎた,,,

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マッキーさん、便利なソフト教えてくれてありがとう！

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以前アパート自慢した時にその後にすぐ書こうと思っていた、Joe’s Stonecrab Restaurantについて。地球の歩き方にも載っている、冬期間しかオープンしないストーンクラブのお店です。ここは予約を受け付けないので、早いうちに行ってバーで待つのが良いです。週末の夜は１時間半から２時間くらい待たされますね。

予約を受け付けない関係で出張者と来れないのがネックではあります。僕は２年間で３回行きました。最初は新婚旅行でオーランド〜マイアミに来た会社の同期友人。この時は金曜の夜だったので、僕のアパートで時間潰しました。（目の前ですから…） あとは出張者と日曜のランチ（すんなり入れました）。もう一回は２月末に妹が遊びに来た時、でしたね。

基本的に一人でフラッと行く店ではないので、もう食べるチャンスもないかなぁ、と思っていたのですが、ここにはお持ち帰り用のコーナーがあったことを思い出してそこで購入しました。当然待たずに済みます。

ストーンクラブの爪はサイズによって値段も異なり大きくなるほど高くなります。しかも値段は時価で毎日変わるようです。サイズは Medium / Selects / Large / Jumbo とあり、写真のは Large の５本セット、パンがついて税込みで $40.10 でした。あっという間に胃袋に消えました…

人によっては、北海道の毛蟹やアラスカ蟹の方が美味いという人もいます。でもマイアミに10月から5月中旬に来ることがあれば是非立ち寄って欲しいお店です。他にもストーンクラブを売り物にしている店はあるようですが、ここには適いません（っていってもあと２軒しか行ってないけど）。

そうそうここのデザート、キーライムパイも美味いのですよ。今度それだけ買ってレポートしますか…

余談ですが、There's Something About Mary　(メアリーに首ったけ)」という映画の中で、建築家と偽ってMary（Cameron Diaz）に近づいた Pat（Matt Dillon）が、デートの最中に建築展に連れて行かれ、突っ込まれている時に「Joe’sに行かなきゃ」って話しを誤魔化そうとする台詞があります。

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飯シリーズ第２弾はこれまたキューバ風のステーキサンドイッチ。

日本で言うところのサンドイッチって所謂"軽食"で軽くつまむ、って感じだけど、こんなステーキにポテトチップスにトマトやレタスが挟まっているなんて...

とても日本の感覚とは違いますね...

値段は会社の入っているビルの中のカフェテリアで$3.95。でも街のキューバレストランで食べた方が安いような気がする...

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ちょっと前にここで話題にした、「Miami から Los Angeles まで車で移動するのって何か面白そうなんじゃないの？」な企画。結局断念することにしました。

せっかく絵描きとして参加してくれると嬉しいことを言ってくれたあややさんには悪いけど（笑）。

理由の一つはそのあまりにもハードな日程。

例えば、Miamiに住んでて、新婚旅行で僕を訪ねてくれた会社の友人を往復320マイル程度の Key West に日帰りで連れて行くだけで結構疲れるのに、先日のプランのように連日670マイル、580マイル、550マイル...なんて出来るわけが無い。帰任休暇の範囲で最大限ゆっくりできるプランを考えたけど、それでも充分ハード。寝てる間に目的地に連れていってくれるバスや電車と違い、車で一人でここまで無謀な計画はやっぱりやるべきではない。

次に、こんな馬鹿な企画は一人でやっては勿体無い、ということだ。

僕は基本的に一人で旅行することは苦ではない。実現不可能なんじゃないの？ なんて自分でもツッコミを入れたくなるような日程を作って、更に現地でも貪欲に情報を収集してオプションをどんどん増やし、帰りの機内では死んだように眠り、精神はリフレッシュしても肉体的には休み前よりも消耗している...なんて旅を数多くこなしてきた。

時々、旅先で出会った感動的な光景を誰かと共有できないことを残念に思うこともある。で、その時はいつもこう思う。

「今回はいつか誰かとここに来る為の下見なのだ」

今迄旅行して気に入った場所で、後日また行ってみたい！ と思ったところはたくさんあるし、実際に家族や会社の友人と再訪したこともあるし。

エアーズロックも下見、イグアスの滝も下見、香港のスターフェリーからの夜景も下見、モニュメントバレーも下見、キューケンホフ公園も下見、ブルックリン側からみた摩天楼の景色に感動し、一緒に旅した妹と従姉妹に「何で隣にいるのが兄ちゃんな訳？」と聞かれた時も「これは下見なんじゃ！」とカツを入れる。

ヴェニスにてむかつく日本人カップルに「何で兄妹で旅行しているんですか？」 と言われた時もココロの中で「下見下見...」。

しかし「そろそろ下見はえぇっちゅうねん」（笑）と思うのも事実。それでなくても今回は「下見」にしては壮大すぎるプランだというのがネックになった。

若いうちしかできないプランではないか？ とも思ったが、考えようによってはジジイになった時に自分の子供に運転させて、配偶者と一緒に後ろのシートに踏ん反りかえっているというのも面白そう。（おいおい、何十年先だよ！）

もう一つの理由は日本に帰ったら一緒に住む予定の妹の予定。

当初６月末まで働くはずだったのだけど、どうも退職を前倒しにしそうな気配。今は寮住まいの彼女の為に、なるべく早く住む場所を確定させる必要が生じてきた。そんなわけで帰任休暇を完全なリフレッシュじゃなく、（本来あるべき）帰任後の生活のセットアップ期間と位置づけることにしました。

そんなわけでちょっと早めに日本に帰ってくることになりそう。

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