2001-06-24 an・anの「エルメス大図鑑」
2001-06-23 恐怖の味噌汁
2001-06-20 エステのTBCのボディマネージメント飲料で、「当社比」
2001-06-19 明るい吉野家計画の成果はいかに
2001-06-18 勇気をください。「徳勝(とくかつ)さん、とんかつ食べに行かない？」と誘いたい。
2001-06-16 アルプスのナポレオン
2001-06-15 握力(あくりょく)こわ〜！
2001-06-14 何故だ！
2001-06-13 Vの悲劇　
2001-06-12 纏足(てんそく)

アンアンの大図鑑。

餡餡の大豆缶。あ〜ら、マメばっかりですわよん。

ということで、電車の吊り広告についつい引かれて、何年かぶりにan・anを買ってしまいましたわ。「『ムッフフ』でキレイになる」なんていうドル箱企画も投げ出して、ファッション・ニュース誌にコロモ替えだそうで。青春時代にツッパリ系オトナの女を目指した頃のan・anしか記憶にないあたくしといたしましては、まずは雑誌の変貌ぶりを見たかったのでございます。

で、今回は28日にオープンするエルメス銀座店の特集で、エルメスの担当者とのQ&Aが延々と続いておりましたね。それにしても、あたくしがan・anを愛読していた頃は、この雑誌がいつの日かエルメスなんていうぶるぶる爺さん、もとい超「ブルジョア爺ィ」高級ブランドを特集する日が来ようとは、思いもよりませんでしたわ。

実はあたくしの学校の先輩が卒業とともにエルメスに就職しまして、いかに格調高いブランドで、社員にも買えないほど値段が高いかは、よ〜く存じ上げておりました。今日のあたくしなら、別に貯金を下ろせばエルメスの50ン万円のケリーだの、買えなくはありませんが、貯金を下ろす勇気はございませぬ(要は買えないってことですわ、おほほほ)。それにしても、現在日本で予約を入れられるのはこのケリーのみ、だなんて飢餓感を煽る商法がお上手でございますわね。言わば、宇多田ヒカル商法ですわね。

で、３万円台でも買えそうな、「大人気の『フール・トゥ』」なんて、エルメスの中でも１ケタ値段の安い布製のトートバッグが紹介されております。そりゃあ、これなら手が届きますものね。しかも軽くて実用的ですし。・・・ああでも、何だか悲しいですわ。そこに群がるのも。

それにしても、「なぜ、バッグはエルメスなんですか？」という街でのインタビューのページはなかなか、よござんしたわね。女子大生いわく、「おばあちゃんゆずり」。うーむ、よろしい！男性２人は布製のトートでした。うーむ、よろしい！そして、女子高生も布製。うーむ、よろしい！その女子高生の彼女いわく、「革は、もう少し大人になってから」よ、よろしい！でも、この女子高生、フルメークにペディキュアしているのが気になりましたわ。『革は、もう一人のパパに買ってもらうから』なんて思ってはイケませんわよ。

＊ ＊＊ヨネコさん・ワンポイント英会話＊＊＊

留守電「発信音の後にメッセージをお願いします」
ヨネコ　“Hello, this is ヨネコ.”　(もしもし、ヨネコです)
ヨネコ“I miss you.”　(あなたがいなくて寂しいわ)
ヨネコ“I want to see you.”　(あなたに会いたいわ)
ヨネコ“Good night.”　(おやすみなさい)
ガチャッ。
(注：これは、本命のまちゅーら君の留守電ではなく、すべり止めのアトキンちゃんの留守電に残されたものです。)

先頭 表紙

恐怖の味噌汁・・・それは・・・。


今日、『ふ』の味噌汁！


白状しますと、これはあたくしのオリジナルじゃあありません。中学時代だったか、鶴光のオールナイトニッポンを聞きながら試験勉強してた時、「恐怖の味噌汁」の話を、鶴光さんがすっごく怖い声で語ってくれたのを懐かしく思い出しましたの。もちろん、「今日、『ふ』の味噌汁」のお話。


パクリはいけない、と思ったので、

「恐怖の、梅雨」・・・それは・・・。

「今日、『ふ』のおつゆ！」

と、バリエーションをつけようかと思っていましたの。そしたらかねちゃんの「お味噌汁。」を読んで、どうしてもお味噌汁のことを書きたくなったのでございますの。

＊＊＊ヨネコさん、ワンポイント英会話＊＊＊

ぎゃーじん　”Could I speak to Mr.Jones?" (Jonesさんいらっしゃいますか)
ヨネコ　"Sorry, he is in a meeting." (申し訳ありません、只今会議中です)
ぎゃーじん "This is David Griffits of UK..."(私はイギリスの・・・社のDavid Griffits)
ヨネコ　"Could you call again?" (後でもう一度かけてくださいます？←要は聞き取れていない)
ぎゃーじん　"Could　I leave a message?"(伝言していただけますか？)
ヨネコ　"オゥケイ。バァ〜〜イ！"(←ここだけ、やたら発音がいい)

先頭 表紙

スーパーに並びましたわね。エステティックのTBCの「ボディーマネージメント・グレープフルーツ」飲料。飲むだけで美しくなれるのかしら？

実はあたくし、ひと昔前はTBCのサロンに通っておりましたの。そこに、エリザベスさんという、うら若いエステティシャンがいました。その透き通るような白い美肌を見ると、ああ、あたくしもああなりたいわぁ、と憧れたものでした。

実はエリザベスさんは、セールスの才能が抜群におありでした。フェイシャルエステでウトウトと気持ちよく眠りかけたところで、甘いささやきです。「ねえ、たらんてらさん。今度ね、とってもいい商品が出たんですよ。絶対キレイになれます。いかがですか？」そして美しい天使の顔をした悪魔のささやきにあたくしはついつい、美容商品を次々と買わされたのでした。あ、熊の笹や木！なんて言ってる場合じゃありませんでした。

あたくしが唯一抵抗したのが、当時改良間もない美容飲料「ニキータ」でした。なんだ薬品っぽい味でとても飲み続けられないわ、と思ったのでした。

すると、エリザベスさんは「でもね、たらんてらさん、こちらの改良前の「二キータ」と飲み比べくださいよ。」と言って、おもむろに昔の二キー太飲料をコップに注いでくださいました。一口飲んだとたん、「ま、まじーー！！」とあたくしは卒倒しそうになりました。

すると、エリザベスさんは「二キータ」を差出し、「ほら、こっちの方がずっとおいしいでしょ！」と天使のほほえみ。「そ、そうですわね」・・・こういうのを「当社比」商法というのですね。こうしてあたくしは、一升瓶に入った「ニキータ」を購入してトボトボ家に持ち帰ったのでした。で、やっぱり飲めませんでした。んもう、「憎いぃ太」！

そうそう、TBCの「ボディーマネージメント・グレープフルーツ」は、グレープフルーツにアロエ、植物繊維などが入った、さっぱりさわやか系のお味です。森永乳業とタイアップした製品だけあって、あの「憎いぃ太」に比べれば、ずっとおいしいですわ。

＊＊ヨネコさんイメチェン：♪恋する女はキレイさ〜、決してお政治じゃな〜いよ♪＊＊

ヨネコさん「おはよう！」
たらんてら「・・・！！！お、おはよう、ヨネコさん(汗)。髪切った？」

ヨネコさん「うん。イメチェンしよっと思って。」
たらんてら「しゃ、シャギーよね。わざと不ぞろいにするの、流行ってるもんね。」

ヨネコさん「うん。私、自分で切ったのよ。」
たらんてら「・・・」(見ればわかるわよ。普通シャギーって、ギザギザギザギザギザなのに、ヨネコさんったら、ギッザー、ギッザーだけなんだもの。)

先頭 表紙

20歳近くなるまで、「てんやもの」という言葉の意味を知りませんでしたの。育った家で「てんやもの」を見る機会が全くありませんでしたので。テレビで「てんやもの」という言葉を聞くたびに、あれは「せともの」の親類みたいなものなのかしら、いえきっと「てんやわんや」な何かなのよね、と思っておりました。そうか、家族そろって歌合戦の「てんやさん」と「わんやさん」ゆかりの何かなのかもしれない、と。

天ぷらの「てんや」というファーストフード・チェーンには、女性のお客さんも入っておられるようですね。でも、牛丼チェーンには、長らく女性が入りづらい空気がございました。

そこで、吉野家さんもいろいろと知恵を絞られ、明るいイメージのお店を出されるようになりました。あたくしの町に最近新規開店した吉野屋のお店は、通り沿いはほぼ全面ガラス張りで、とても明るいイメージでございます。これなら、女性も安心して入れる、という期待があったに違いありません。

ところが・・・。ガラス張り過ぎるんですよね。そのお店の前は、大変人通りが多いのでございます。そして、牛丼屋さんで食べているお客さんのお顔が丸見え。つまり、そのお店で牛丼を食べていると、ご近所の顔見知りの人たちが結構通りがかって、目が合ったりするわけです。

ですから、あたくしはその牛丼屋さんが開店したその日に、20年来の吉野家ファンの惰唖厘にクギをさしておきました。朝７時から夜10時の間は、絶対にあそこの吉野家には入らないでよって。「あそこのご主人、鬼嫁にご飯も食べさせてもらえないのね」と町じゅうの噂になりかねませんから。

***　ヨネコさんFall in Love！　***
ヨネコさんのターゲットは、みんなのアイドルまちゅーら君でありました。ジャニーズ系、有名大学出身、英語ペラペラの若き貴公子です。さあ、ヨネコさん、どういうまちゅーら君ゲット作戦に出たでしょうか。

先頭 表紙

　苦情を申し立ててばかりの人は、「クレイマー」なんて呼ばれちゃいますね。とすると、映画「クレイマー、クレイマー」とは、常に文句ばっかり言ってる人のことなんでしょうか。あたくしは、年一度、「暮れ、今？」って確認したうえで、暮れ医務室に駆け込めば十分なんですが。

　で、おふらんす菓子店でクレーム・ド・フロマージュの固さに不満があった日には、「そのクレームに対するクレイム」って、発音に気をつけなきゃなりませんね。

　ということで、今日のお昼はとんかつ屋さんに行ってまいりました。ものすご〜く美味しかったら、皆様にもお店を紹介するところでした。でも、確かに柔らかくておいしいひれかつだったんですが、悲しいかな、油ぎれが今いちだったのです。いけませんよね、本職なのに。

　そればかりか、コロモの内側にあろうことか、ラップだかナイロン袋だかの切れ端が入っていたのです！これはいけません。さすがのあたくしもクレイムを言う決心をいたしましてよ。ファミレスなんかで、料理の中に髪の毛が入っていた時の絶望感ったらありません。日頃から馴染みの美味しいお店なら、そのまま黙っていることもあるんですけどね。

　で、このとんかつ屋さんの場合、「すみません」と私が呼びかけても、お店の人たちが無視して誰も来てくれなかったのが致命的でした。もうダメです。あたくしは、「中にナイロンが入ってるんだけど！」とはっきり言っちゃいました。周囲にいるお客さんに聞こえたけど、もう知りません。ちょっとドスがきいてたかしら・・・。

　すると、慌てた店員さんが、言葉を発するよりも早く、あたくしの御膳を下げて走り去り、「すぐ代わりをお持ちします！」とおっしゃいました。いえ、そんなつもりはなかったんですのよ。だってもう、半分くらい食べちゃってました。今さら・・・。そして、再び油ぎれが今いちの、ひれかつ御膳フルセットがやってまいりました。何だか食べて差し上げなきゃ悪いみたいな気がして、無理して食べましたわよ。とほほ。

　それにしても、レジで「今日はサービスさせていたたきます」と言われたのにはビックリいたしました。今どきは、料理に髪の毛が入っていても、お詫びさえすれば、平然と会計は通常通りお願いします、というレストランが結構ありますものね。油ぎれは悪いものの(しつこい)、意外に良心的なお店だったのですね。・・・それとも、あたくしの声がやはりドスがききすぎていたのでしょうか。

先頭 表紙

昔百科事典で見た、白馬に乗った英雄ナポレオン。「世の辞書に不可能はない」とアルプス越え！

見ているあたくしは「セ・シ・ボン(何てステキ)！」。ナポレオンさまぁ、「♪あなたとぉぉ〜、越えたいぃぃ〜・・・♪」・・・それは天城越え！

というわけで、あたくし昨日は、所要で立ち寄った成城で、あこがれの「アルプス」洋菓子店のナポレオンを何年かぶりに味わってまいりました。

首都圏以外の方のためにご説明いたしますと、成城とは、一歩入れば最低何億円の豪邸が立ち並ぶ、芸能人の多い高級住宅街でございます。駅前の高級スーパー「成城石井」は、バナナ１本100円(１房じゃなく1本です)、リンゴ１個400円(4個１皿じゃなくて1個)、さくらんぼ500グラム4900円・・・てな感じです。これは成城価格なのでしょうか、はたまた「成城石井」の横浜青葉店でも、これで正常価格なのでございましょうか。

「アルプス」洋菓子店は駒込にも出店していますが、成城「アルプス」はまさに、成城豪邸マダムたちの集うお店。かつてあたくしの友人が学生時代に成城「アルプス」でウェトレスのバイトをしておりました。彼女は「いつかあたしもこんなお店で優雅に午後のティータイムを過ごせたらいいな、と憧れてたの」と言っていたものでした。

偶然空き時間ができたあたくしは、迷わず成城「アルプス」に行きました。いつもなら行列ができるティールームだそうですが、昨日は雨がやっと途切れたばかりで、すぐに入れました。

ケーキ屋さんの真価はクリスマスの大量生産の時にいかに品質を保てるか、が一つの目安ですわよね。ここの生クリームのクリスマスケーキは高い評判を維持しております。ただ、あたくしは生クリームはちょっと苦手なので、カスタード系のミルフィーユが好きなのであります。ここのナポレオンはその筆頭でございます。

特に、ここのナポレオンは柑橘系の香りがほんのりと漂う絶品でございます。ナイフとフォークで味わって食べますの。ヨーロピアン・コーヒーはポット・サービス、つまりおかわりができます。ケーキセットは930円也でございます。この高めのお値段のせいか、ティールームには若者はあまりいなくて、ほとんどは身なりの良さそうな成城マダムのグループか、紳士と貴婦人のカップルでした。

で、意外にも、あたくしのような１人の客のために、新聞が幾つか用意してございました。朝日・毎日・読売・・・！ええっス、ポーツ新聞が！憧れの成城「アルプス」に、スポーツ新聞だなんて！

傷心のあたくしでございました。

かしこ

先頭 表紙

あ、栗おこわ〜！冷めないうちに食べなくっちゃ。

＊＊＊
今日お買い物中の出来事でございます。普通お店やさんでは、「お代入れ」がレジにありますよね。お釣りは直接手渡さないで、その「お代入れ」に店員さんが置くのが普通です。で、あいにく、今日のお店のレジには「お代入れ」がなかったのです。こういう場合、店員さんは、私にお釣りを手渡されるのが普通ですよね。

ところが、その見知らぬ店員の女性は、私にお釣りを手渡されると同時に、私の手をぎゅっと握りしめられたんですの。ど、ど、どうしてですの？すごい握力でした。

＊＊＊
おふらんす語をもう一つ思い出しました。ずっと以前に洗濯機のCMで、高嶋忠夫が歌っておりました。

「セ・シ・ボン♪私の洗濯機、ゆ〜び1本！」

「セ・シ・ボン」とは、なんてステキ(うっとり)、という意味らしいですわ。「指１本」で持ち上げられる洗濯機なんでございましょうか。なんてステキ(うっとり)！

あるいは、「指1本」とは「指３本」と同じ使い方なんでしょうか。10年ほど前、故宇野総理は愛人に「指３本」、つまり１回３万円のケチ、と暴露されて面目を失われました。ケチはいけませんわ＜総理。

＊＊＊　ヨネコさん日記　＊＊＊
エンジェル・ウィング。
先日、パーティーで、ヨネコさんはドレスにエンジェル・ウィング(天使の翼)をしょっていらっしゃいました。一同目が釘付けでした。「ヨネコさん・・・」
その後、あたくしもマネして買いました、エンジェル・ウィング。でも、すぐ折れちゃいましたの。

先頭 表紙

名瀬だ！ふう〜、やっと着いた！トロピカル奄美大島の都だわ！
＊＊＊

さて、OL生活は毎日が「ナゼ！？」の繰り返しでございます。例えば本日あたくしが素朴に感じた「何故？」のエピソードだけで３つございました。

その１：　
今日は終日雨でございました。ところが、通勤途上であたくしは、大雨の中、傘さしてサンバイザーかぶっている女性を見ましたの。な、ナゼ？

その2：
お昼休みの終わりに、会社の化粧室でいつものようにOLたちは、ランチ後の歯磨きとお化粧直しに専念しておりました。そこに、ダダダダッと美人OL(←ここ肝心)が駆け込んできまして、いきなり顔をジャブジャブ洗いました(注：彼女はスッピンではありませんでした)。そして、お手拭ペーパータオルで顔を拭いて、そのまま、ポカンと口をあけているあたくしたちを置いて、ダダダダッと走り去りました。な、ナゼ？

その3：
明日から出張に行く上司が、突然大きなパンをビニール袋に入れてあたくしに手渡しました。「食べられなかったから、あげるよ。」何だか酸っぱそうなニオイがいたしました。レーズンやナッツがいっぱい入っているパンでしたが、とても固かったのです。念のためあたくしは、「このパン、今日いっぱいくらいは腐らないですよね？」と尋ねました。すると、「うーん、わからない。ダメだったら捨てて。」ですって。な、ナゼ？ナゼそんなパンをくださるの？


＊＊＊宇宙人ヨネコさん日記：定期篇＊＊＊

たらんてら(当時32歳)「ヨネコさん、最近あたくしね、定期に自分の年を書くのが憂鬱なの。今度からサバ読もうかな、なんて思ってるの。」
ヨネコ(当時34歳)「あら〜、あたしはね、48歳って書いてるのよ。」
たらんてら「ど、どうして！？」
ヨネコ(ニッコリ)「だって、これ見た人に、『えぇぇ〜？ずい分若いんだね〜、とても48歳に見えませんねえ』ってビックリしてもらいたいから。」
たらんてら「・・・」(アナタ、48歳で十分違和感ないわよ)

＊＊＊

先頭 表紙

　今朝あたくしは、起きて寝ぼけ眼のまま、何も考えずに一番手近にあったVネックのTシャツを着て、ジャケットを羽織りました。

　出勤してハッと気がつきました。今日は健康診断だったんです。あたくしたちの健康診断の会場では、上半身は自前の無地のTシャツを着てノーブラと定められていますの。金具がレントゲン撮影の妨げになるからノーブラなんです。そして、ハダカで歩き回るわけにいかないからTシャツを羽織るんですの。

　でも、あいにくあたくしの着ていたTシャツには、金箔の飾りが沢山付いておりました。これでは不可です。Tシャツなしで歩き回るわけにはいきません。涙を飲んで健康診断に行くのは諦めましたの。

　ところが、Ｖネックの祟りはまだありましたの。今日は仕事で外部の方たち(♂)とお会いしなければならなかったのでした。案の定、初対面のおぢたちの視線はあたくしのVカットの胸元に集まってしまいました。一応婦警さん並みにおカタイ仕事(秘密ですが)なもので、上司にバレたら、しばかれてしまいます。

　普段は事情あって(といいますか、ニュートンの重力の法則で)、そのVカットに谷間はのぞかないはずでした。ところが、今日に限り、あたくしは偶然フォークリフト式・持ち上げブラをまとっておりました。その結果、普段は見えないはずの谷間が、なぜか今日に限り3ｃｍ上昇してＶネック地帯に出てきてしまったのでした。激やば〜。

　そしてもう一つやばいことが・・・。あたくしとしましたことが・・・。

　・・・胸毛を剃るのを忘れていたのでした。　

　・・・いやん、ばっか〜ん！(オネエ風)

　　　　　　　　　　　　　冗談です(この行を含む最後の４行のみ)。

先頭 表紙

　そうなんです、短いんです(涙)。・・・それは短足！

　赤ペン先生ありがとう！・・・それは添削！

　もう米作っても補助金出んけえ大麻にしたで。・・・それは転作！


　中学の国語の時間に、中国では昔、お嬢様がたは「纏足(てんそく)」と言って、おみ足が大きくならないよう布をぐるぐる巻いていた、と習いましたの。そうしないと、殿方に相手にされないんですって。

　あたくしには、そりゃあ衝撃でした。ちょうどその時、23.0cmのシューズを23.5cmに替えるべきかしら、と思案していたところでしたの。あたくしは即、生涯23.0cm以上の靴は一生履かないワ、と誓いましたの。

　その後、高校に入って身長は3cｍ伸びましたが、あたくしは「23.0cmで打ち止め！」と自分にムチ打ち(ぴしっぴしっ！)、きつい靴で我慢したのでした。これぞ纏足(てんそく)生活！

　おかげで、23.0cmのままでした。ただし、タテのことですわ。タテの成長を妨害したら、ヨコに成長しちゃいましたの。右は2.5E、左は3.5Eサイズまで(涙涙涙)。

　びえぇぇぇぇん、おみあしぃ〜ッ！

先頭 表紙