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Hideyの「蛍の光の下で」

帰国に伴い長い間ご愛読いただいたこの日記を終了させていただきます。
もうこのサイトに文章を綴ることはありませんが
もしこの先もおつきあいいただけるようであれば
メールをいただければ幸甚です。
皆様、本当にありがとうございました。お元気で。

絵日記

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2001-09-28 カレンに捧ぐ 2
2001-09-28 カレンに捧ぐ 1
2001-09-26 「いよいよ」本物
2001-09-23 Fragments
2001-09-20 Japan as No.1 〜我々の責任 2
2001-09-20 Japan as No.1 〜我々の責任 1
2001-09-17 MBA式経済学
2001-09-15 その後のボストン
2001-09-12 その頃ボストンでは
2001-09-09 ボストンオフ会ご報告


2001-09-28 カレンに捧ぐ 2

(前回より)

多少なりとも大人になり、世の中を知り、新しい音楽を聴き、なぜカーペンターズが一時の熱狂的な人気にも関わらず評価が高くないかが分かるようになった。いみじくもそれはカレン自身が一番よく知っていたことなのだ。

混沌の60年代が終わり、ベトナム戦争への非難の声の高まりとともに、古き良きアメリカの価値観への回帰が叫ばれていた頃、象徴的にデビューしたのがカーペンターズだった。彼らは清く正しいアメリカの若者の理想像を負わされ、本人達、特に兄のリチャードはそれを利用することでスターダムに登り詰めていった。

大ヒット曲 “Superstar”の歌詞の中では、 “And I can hardly wait to sleep with you again.”という原曲の歌詞を “…hardly wait to be with you again.”と修正して歌っている。カレンの清純なイメージを壊さないためだ。

以後彼らは、決して耳を苛立たせず、爽やかで毒のない、新しい平和の時代を象徴する音楽を演奏し続けることを義務付けられる。 “Top of the World”、 “For All We Know”、 “Sing”など、気持ちよく流れても何も残らないようなヒット曲が量産されていく。 これにはカレン自身が一番不本意だった。しかし歯車は回り続けた。こうして彼女の悲劇が始まったのだ。

本当のカレンは、陽気だが控えめで、純粋に音楽を愛し、ドラムを叩きながら気持ちよく歌うのが好きな普通の女の子だった。しかし、敏腕プロデューサーでもあるリチャードは、カレンを前面に出すことが成功の鍵であることを認識する。クラシックにも通じ、音楽的才能においては自他ともに天才を認める彼にとっては皮肉な戦略だった。

リチャードは個人的なスランプに加え、世の中の脚光をカレンが一身に浴びている事実も重なり、不眠解消のために睡眠薬を多用する。こうして心身を病んでいったリチャードは、自分の均衡を保つために、最も近くにいたカレンに対して、自分がいかに音楽的才能に充ちており、カレンが遠く及ばないかを見せつけ、刷り込むことによって自らを癒す方法を取った。兄思いのカレンは、従順にその事実を受け止めたという。こうしてカレンは二人の成功の陰に潜んでいた毒性を一人体内に蓄積していった。

こうして何度も過食と拒食を繰り返し、カレンは衰弱していった。絶望の底から救ってくれた男性との結婚、程なく訪れた離婚。81年、痛々しいまでに痩せこけながらも、久々のヒットとなるアルバム “Made in America”を発表する。しかし、それが最後の花火だった。

評論家の評価がどうであろうと、どんなに虚構に押しつぶされた人生だろうと、唯一、誰にも否定できない価値がある。それはカレンの、類まれな、雄々しいまでの「声」だ。どんな凡曲も今なお人の心を打ち続けるのは、命を懸けて歌い上げた、誰にも真似のできないカレンの「声」が今なお息づいているからなのだ。

こんなドロドロした話を知らずに素直にカーペンターズを愛する方には嫌な思いをさせる文章だったかもしれない。だが、誰もがカレンの悲しい死は知っていると思う。なぜ、と思う方がいるとしたらその真実を知ってほしかった。

彼女の苦悩、悲劇に関係なく、今なお普遍的に高く評価できる作品は沢山ある。普遍的といいながらも結局は僕の主観に過ぎないが、最後にそんな曲を紹介して駄文を締めくくりたいと思う。

“All of My Life”
“Sometimes”
“Bless the Beasts and the Children”
“I Won’t Last a Day Without You”
“You”
そして、奇跡のアルバム、 “Horizon”に収められた名曲たち。

Karen, may you rest in peace.

先頭 表紙

あ〜もったいない。プロレスの本当の良さがわかるのは30過ぎからですぞ!(笑) / akemi ( 2001-10-03 19:22 )
烏丸さん、それは衝撃のひとことですね。何か超自然的な力がお子さんを通じて言葉を発したのでしょうか?「グリーンフーズ」、是非探してみます。それにしてもほんとに幅広い知識をお持ちですね。 / Hidey ( 2001-10-02 13:08 )
akemiさん、プロレスは小学校でかなりの勢いで惚れ込んで、一気に卒業してしまいました。ゴメンなさい。でも、おっしゃるように、何であれどっぷりとはまるものがあるということは人生を豊かにしますよね。 / Hidey ( 2001-10-02 13:04 )
なお,漫画家・山岸凉子の短編集『パエトーン』に収録された「グリーンフーズ」という作品が,カーペンターズとおぼしき兄妹ポップミュージシャンの葛藤と妹の拒食症,死にいたるまでを描いています。細部は明らかに実情と異なっていますが,もし機会がありましたらご一読ください。 / 烏丸 ( 2001-10-01 21:07 )
冗談なんてとんでもない!(以降は蛇足ですが)数年前,朝帰りして酒を飲みながらカーペンターズをかけておりましたら,当時3歳の長男が起きてきて「これ,なに?だれ?」,しばらくしてぽつりと「やさしいうただねぇ」。少々衝撃を受けました。3歳児にもいろいろあるでしょうが,「たべたい」「だっこ」「テレビ」程度の語彙しかなかった子供のセリフとも思えません。なんだか急に背中が重くなるような思いでした。 / 烏丸 ( 2001-10-01 21:07 )
多感な時代にあたしが出会ったものこそ【プロレス】です。今あたしは人生というリングの上でバンプ(受け身)を取りつつ、反撃のチャンスを窺っているのです!ニヤリ! / akemi ( 2001-09-30 20:25 )
たまたまさん、うらやましい限りです。勉強が忙しすぎて、ボストンの街中もろくに見ていません。先日のクインシーマーケットも始めていったくらいです。カナダ、楽しんできてください。 / Hidey ( 2001-09-30 15:51 )
フィー子さん、偉そうなことは言えないけれど、発音が変わるというよりは、よりsloppyな英語を話す人が増えているのだと思います。これはある世代の問題というよりは全社会的な問題かと思います。いついかなる時代にも同じような大きな溝があったのでしょうし。今思うと既に懐かしいのですが、サマースクールではアメリカ人の先生が、自虐的なまでにアメリカ人の発音の曖昧さを指摘していました。 / Hidey ( 2001-09-30 15:49 )
パンドラさん、おっしゃるとおり、彼らの真実とは関わりなく、我々の不確かな生活を今なお無条件に照らしてくれるのが、Karenの歌声なのだと思います。だんだん時代も混沌としつつありますが、我々の前世代を生き延びたこの世の至宝を、ずっと大切にしたいですね。 / Hidey ( 2001-09-30 14:34 )
プルーさん、この話はあまり語られていないはずです。カーペンターズに関する情報ソースはリチャードによって管理されていますし、いわゆるファンの人たちは、二人の醜い時代を知ってか知らずか鼻から無視していますから。そんなレベルを超えて、人間として彼女の魂をいつまでも称えたいと、心から思います。 / Hidey ( 2001-09-30 14:25 )
ガス欠コインさん、こちらこそ、若干年長でいらっしゃると思いますが、同世代の方の確かな視点の文章を読むことを無上の歓びとさせていただいています。あのイージーなメロディーラインに対して、あの、誰も難癖をつけられない絶対的な歌唱力。皮肉な物悲しさをかもしますね。j / Hidey ( 2001-09-30 14:20 )
ゆーさん、一度ひまじんのカレンシンパで集まってみたいものがありますね。大げさではなくて、ひまじんオフを楽しみながら、ちょっとカレンの声が聞こえてくるくらいの感じで。 / Hidey ( 2001-09-30 14:16 )
烏丸さん、ご冗談を。烏丸さんの文章は時々読まさせていただいています。多角的で、確かな裏づけがあり、誰にも媚びない文章が好きです。今後もしびれる評論を楽しみにしています。 / Hidey ( 2001-09-30 14:14 )
マイケルさん、ご無沙汰です。おっしゃるとおり、大好きなひまじんに拘束されないように、バランスを保ちながら投稿しようと思っています。現実逃避の方法論にはしたくないですから。今のところバランスの取れた生活をしていますので大丈夫。日本の生活はどうですか? / Hidey ( 2001-09-30 14:11 )
↓くららさま。 / Hidey ( 2001-09-30 14:09 )
なんだかんだ言いながら、確かにリチャードは天才だと思います。当時考えられたなかった録音のテクニック、限界までこだわった音質。でもそんなものを簡単にひっくり返すくらいの圧倒的なカレンのボーカルは、やはり原動力でしたね。彼女の生の声を聞くことができなかったのは、一生の心残りのひとつです。 / Hidey ( 2001-09-30 14:09 )
akemiさん、あの時代は何者にも変えがたいですよね。みんなそれぞれの癖があった。大人になるための縮図がちゃんとあったのでしょう。akemiさんにとってそれがどんなものだったのか、興味あります! / Hidey ( 2001-09-30 14:06 )
明日の朝から実は、ナイアガラとトロントに行きます。。もういきました??風邪早く治さないと、、、、 / たまたま ( 2001-09-29 12:54 )
素朴な疑問なんですが、カレンのような発音って今でもアメリカ人にとって理想的なのですか?現代のアメリカ英語に触れてどんな感想を持っているのか、そのへんの話もとーっても興味あるのでいつか書いてくださいな。 / フィー子 ( 2001-09-29 10:06 )
なんだか涙がでてきました・・・・カレンの悲しい話は知っていました。でも、どんな悲劇も、あのやさしい繊細な声が全て吹き飛ばしてしまうの・・・。変わらないやすらぎがいつだってある。きっとずうっと好きだよね。 / パンドラ ( 2001-09-29 07:52 )
昔、確かに何気なく聞いていた、カーペンターズ、カレンの中にそんな大変なことがあったなんて、また、Hideyさんに教わりました。有り難う。 / ダウンロードしてみる@プルー ( 2001-09-28 21:49 )
(続き)訃報を聞くまで、そんなことになっていることすら知らなかったと思います。そして、Hideyさんには遠く及びませんが、僕もカーペンターズを聞いて英語を覚えたのです。素晴らしい原稿、本当にありがとう。 / ガス欠コイン ( 2001-09-28 20:23 )
大体のことは知っていましたが、こうして文章で見ると、記憶が鮮やかに蘇ってきます。僕は、Beatlesのカバー、『Ticket to Ride』の3人称を変えて歌っているのが印象的でした。あなたと同世代の僕が初めて聞いたのもカーペンターズです。初めて聞いた時は、とても2人で歌ったものとは思えなかったのを覚えています。誕生日も一緒だった。 / ガス欠コイン ( 2001-09-28 20:23 )
次にカーペンターズを聞く時、少し、感じ方がかわるかもしれません。 / ゆー ( 2001-09-28 19:00 )
素晴らしい文章ですね。 / 烏丸 ( 2001-09-28 18:17 )
Hideyさん、遅ればせながら誕生日のメッセージありがとうございました。最近日記のペースが落ちている僕ですが、マイアミ時代のあの怒涛の更新ペースは何だったのだろう? と時々思います。Hideyさんも日々の勉強大変だと思いますけど、無理せずマイペースで更新してくださいね。これからも楽しみにしています。(ちなみにカーペンターズでは"Close to you"がお気に入りです) / マイケル ( 2001-09-28 17:48 )
中学校の頃カーペンターズファン!美しいメロディ、歌声、歌詞にはまりました。お亡くなりになった時、心の病の奥にあった問題まで知りませんでした。偉大な才能が悲しいわね。ちなみに彼らは青春時代をDowneyという町で過ごしましたが、ここから30分くらい南ののどかな町です。 / くらら ( 2001-09-28 15:26 )
多感な時期になにと出会うか…というのが、人生のその後に大きな影響を与えるのですよね。私が出会ったものはHideyさんとは違うけど、カレンの歌声がHideyさんに与えたものの大きさを感じることはできます。 / akemi ( 2001-09-28 15:23 )

2001-09-28 カレンに捧ぐ 1

パンドラさんの日記に触発されて、カレン・カーペンターについて書いてみたくなった。

出会いは中学時代、今をときめくパキスタンの、カラチ日本人学校に通っていた頃に遡る。当時うちの家にはテレビがなかった。パキスタンのテレビ放送が国営の1チャンネルしかなく、それも夕方5:00から、とても外国人にとっては心躍るとは言えない番組しか流さないからだ。そんなわけで、音楽が我が家の娯楽の中心になった。当時僕はご他聞に漏れずピンク・レディーやらゴダイゴやらを聴く普遍的な中学生だった。

さすがにテープの数にも限りがあって、だんだん、聴くともなしに聴いていた父親のテープに手が伸びるようになる。スタンダード、オールディーズが多い中で、唯一親近感の湧いたのが、もう既に世の中からは忘れられつつあったカーペンターズであった。

少年の好奇心はひとつのきっかけで無限に広がってゆく。まさに1曲聴くごとに新しい世界が開けていくようだった。なぜ今までこんな世界を知らないでいたのか。やがて好奇心は純粋に音楽を愛でる心に変わってゆく。カレンの、腹の底に響く重低音が、成熟した大人の女性のかすれた侘しさを、粘りのある力強さを、14歳の少年に仄めかしていた。

たった2本の海賊版のテープを擦り切れるほど聴いた。歌詞カードなど存在しなかったので、つたないヒアリング能力の限界まで聴き取った。かなり間違って聴いていた部分もあった。だから、1981年に高校受験で帰国したとき、本物のカーペンターズのアルバムを手にした僕の幸福は今思うにも健気なものがある。

小遣いが貯まるとLPレコードを1枚ずつ買った。時間を遡りながら、僕はカレンの声が紡ぎ出す物語を、一つひとつ汲み尽くしていった。どんなアルバムのどんな小曲ひとつもすべて歌詞を暗記した。リフレインのときの発声や発音の加減の細かい違い、息継ぎのタイミングもすべて脳の奥底に染み込んでいた。男子校に通う多感な高校生のことだ。僕はスピーカーに額をつけて目をつむり、カレンの圧倒的な声の中に入り込んだ。音が視覚化した。嵐に揺れる森林のように、夜を切り裂く激しい滝のように、カレンの声が瞳孔の奥に画像を結んだ。

不思議なことに、こうして僕は英語の発音を視覚的に学んだ。いつどこにいてもカレンの声の記憶が再生できたので、自分の発音との「ぶれ」を、視覚的な「隙間」として認識し、それを埋めることによって上達させていった。お陰で今でも発音だけは、アメリカ人からも誉められる。

そして、1983年2月4日が訪れた。僕は高校2年生で、その日は土曜日だったことをはっきり記憶している。先月の日記でも書いた現在スタンフォードに通う、当時は同級生だった親友が、朝6:00過ぎのFENのニュースで、カレンの死を知り、真っ先に僕にそのことを教えてくれた。32歳の、誰からも惜しまれる孤独な死だった。

“A Song for You”という歌がある。 “…And when my life is over, remember when we were together. We were alone and I was singing this song for you.” ひとりで部屋にこもって何度も何度もこの曲を聴いた。ひっそりと営んだカレンの葬式だった。

(次回へつづく)

先頭 表紙

フィー子さん、いまでもいつどこにいても彼女の発音が記憶中枢にちゃんと存在しているのです。でも発音ってやっぱり難しくて、何も考えずにベラベラ話していた大学時代と比べ、ここ何年かは、日本人というアイデンティティが精神的なつっかえ棒になって、敢えてヨーロッパ的な発音をしたり、もっとひどいときにはどこにも属さない発音をしたりしていました。どんどん英語を話すのが嫌になっていた時期でした。今はそんな気持ちは消滅しつつあります。この国の生活に組み込まれるということはやはり何物にも代えがたい経験を生みます。 / Hidey ( 2001-09-30 13:58 )
パンドラさん、まさにカレンに彩られた青春時代でした。当時好きだったのは、"Rainy Days and Mondays," "I Need to Be in Love," "Desperado," "Happy," "Solitaire," "I Believe You," "Maybe It's You," "Happy"というところです。 / Hidey ( 2001-09-30 13:46 )
「日本で英語を学んだ人間でHideyほど発音にこだわって完璧に習得した人を僕は知らない」ってフィー子夫から100回くらい聞いてます(笑)。でも音から入ったり耳から入ったり何かが細胞に訴えかける時ってわかる気がするなあ。それにしても最初に英語に惹きこまれた相手がカレンで本当によかったね♪ / フィー子 ( 2001-09-29 10:03 )
Hideyさまの熱い青春^^ カレンの声につつまれてしあわせだね。 / パンドラ ( 2001-09-29 07:53 )

2001-09-26 「いよいよ」本物

これまで何度も「いよいよ始まる」という趣旨の話を書いたような気がするが、先週は本当にいよいよ始まった一週間だった。

8月27日にはアメリカ人学生を交えて正式な授業がスタートしたのだが、始めの2週間はFoundationという小手調べ的な期間であった。大変多くのリーディングを要求されたが、経済学、現代資本主義、リーダーシップと倫理など、基礎的な学習であったことは否めない。

そして先週、「いよいよ」本物のMBAの授業が始まった。今学期の授業は、アカウンティング(会計)、ファイナンス(財務)、リーダーシップと組織行動(略してLEAD)、テクノロジー&オペレーション・マネジメント(TOM)、マーケティングである。ファイナンスは少し遅れてスタートするので、今のところ4教科をこなしている。

授業は月曜から金曜までで13コマ。1コマの授業時間は80分である。朝イチの授業は8:40からスタートだが、以前にも紹介した自主学習のスタディーグループがあるので、学校には7:30に着いて勉強している。

アカウンティングは実在の企業の事例を取り上げながら、財務諸表の管理の仕方の基本を学ぶ。大リーグの選手組合と球団側が、選手の給与等をバランスシートに記入する際、費用にするか負債にするかなど、細かい話で対立しているところ、調停者としてどのように会計を読むか等々。

LEADは、例えば新興の携帯電話事業者の若き地域マネージャーが、社内の複雑な人間関係のなかで、どのように効果的な経営をすべきか等。

TOMが結構厄介だ。例えば、東芝の青梅工場で、10人の作業員によって成り立つノートパソコンの生産ラインで、それぞれの作業員の作業工程、作業時間などの情報から、全体のリードタイム、サイクルタイム、作業効率などを導き出したりする。ガントチャートという面倒なチャートも登場して、まるで数学パズルのような授業である。しかもその計算式などはまったく事前に教わらないのだ。

マーケティングは、例えばゼロックスがコピー技術を利用して、簡単に製本できるような画期的な技術を開発したが、その技術を他企業にライセンスすべきか、それとも自社で活用して自ら製本業に参入すべきかの経営判断等。

どれをとっても、教授から体系的に理論を学んだりする授業は何ひとつない。先述の「ケース」と呼ばれる教材を読み込み、自分なりに課題に対する「答えのようなもの」を求めるのだ。

学校側はその意義をこう説明する。この学校の学生は究極的には経営者になるための勉強をするので、細かい理論を活用して単に正解・不正解を競うのは時間の無駄で、そもそもビジネスに唯一の正解などありえない。より大局的に、様々な経営的な要素を考慮した上で、どのような「判断」を下すか、それを授業中にあらゆるバックグラウンドを代表する仲間から学ぶ方がよほど大事だということである。

それにしても聞きしに勝る勉強量だ。アメリカ人ですら、目の下にクマを作って、大変だという。ただし彼らはパーティーやスポーツをこなした上でさらに勉強しているので大変なのであり、我々日本人は、すべてを捨てて勉強に集中しても、どうしても3時間睡眠になってしまう。

今日は珍しく宿題が少なく、20:00からクラスメートと7人でイタめしを食べてきた。これでもかというくらいアメリカ仕様のパスタだったが、今は自室で白ワインで口直し。

もはや何も考えまい。いつの日か終わりが来ることを信じて邁進するしかない。書いていても面白くない日記で恐縮だ。しかしこれが紛れもない今の僕の生活なのであり、自分のために一度だけ、こんな面白味のない話をを記しておきたいと思う。

先頭 表紙

しゃむさん、Executive MBAというのは、学校によってあるところないところあるのですが、中間管理職以上の忙しい人たちが、1年間のコンパクトなコースでビジネススクールの授業を受けるというコースです。平均年齢も、通常のMBAは27歳くらい、Executiveだときっと40近くだと思います。Executiveは、学校にとっても大事なコネクションなので、大変待遇がよいそうです。 / Hidey ( 2001-09-28 15:44 )
それこそ寝る間も惜しんで勉強した、という話しばかり聞いていたのでHideyさん余裕が感じられてすごいな、と思います。ExectiveMBAとMBAってどう違うのですか? / しゃむ ( 2001-09-28 04:41 )
おお、Harukiくん、いらっしゃいませ。いつもありがとうございます。ちょっと慣れたかな、と思ったらいきなり壁にぶち当たったり。色々大変です。10月に来るはずだった妻が、事情で11月になってしまい、ちょっと悲しいです。それまでは、ご迷惑お掛けしますが、また遊んでやってください。お大事にね。 / Hidey ( 2001-09-28 02:54 )
ガス欠コインさん、あらゆる国の、あらゆる産業の、あらゆる経営課題をリアルなままに集めた「ケース」。机上でありながら机上でない、しかも80人の職業経験をもつ世界中の学生達と超一流の教授によるコラボレーション。そんな「ケーススタディー」の唯一の欠点は、グループ学習の機会が少ないということです。世界的に大変評価の高いKelloggという学校は、うちとは対照的で、グループスタディーの権化といわれています。 / Hidey ( 2001-09-28 02:51 )
パンドラさん、おっしゃるとおり。特にビジネスリーダーの資質で一番大事なのは、visionary(夢想家)であることだといいます。書きたい絵がちゃんと頭の中にあって、絵の具や絵筆の使い方を学び、もっと言えば、職業画家を指揮してプロデュースする側に回る。夢がなければMBAなんて、何の役にも立たないのです。 / Hidey ( 2001-09-28 02:46 )
はらぽ〜ん、申し訳ないけど学生時代は文系も理系も関係なく、勉強はしませんでした。クラブ活動に没頭しすぎて。今つけが回ってきています。でも、ほんとに理系も文系も同じですよね。きみの場合は知れば知るほど文系なのか理系なのか分からないくらい、素晴らしいクロスオーバーだと思う。 / Hidey ( 2001-09-28 02:42 )
ナライフさん、勉強自体は本当に面白いですよ!ご存知のとおり、アウトプットばかりで身をすり減らして、インプットのない生活をしていたので、そういう意味では理想郷です。ただ、プレッシャーがね。。。発言すること、成績、本当に下手すると落第、などと考えると、ストレスたまるのです。ナライフさんも応募してみては?長期が無理なら短期でも。先日会社の後輩が見学に来てましたよ。 / Hidey ( 2001-09-28 02:40 )
浪花撫子さん、始めまして。友達づきあいは本当に大事にしています。どこの国の学生もこの学校に来る目的のひとつはネットワーキングだと考えているので、毎日そんな活動であふれています。パーティースクールの異名もあるくらい。なるべく参加したいのですが、勉強自体に追われて、平日はちょっとあきらめてます。 / Hidey ( 2001-09-28 02:36 )
アナイスさん、ありがとうございます。この学校の学生の平均年齢は26歳と聞いています。うちのセクション(クラス)でも僕が一番年長。でも若返った気分になって、嬉しいものです。脳みそが固まってきてるので計算とかが辛くなってるのが唯一の難点。 / Hidey ( 2001-09-28 02:34 )
みかりんさん、僕は日本でも気合で年末までは健康を保つほうなので、多分大丈夫。まわりはみんなゴホゴホ風邪ひいてるのですが。ワインは明日までお預けです! / Hidey ( 2001-09-28 02:32 )
たまたまさん、そうですね、あとから振り返ればとても充実している日々になると思います。今はまったくそんな余裕はないけど。見学の件、いつでもどうぞ。言ってもらえれば調整します。でもまずは風邪を治してくださいね。 / Hidey ( 2001-09-28 02:30 )
ゆーさん、そうですね。楽しいこともちゃんとあるし、勉強自体もプレッシャーさえかからなければ面白いので。がんばります! / Hidey ( 2001-09-28 02:28 )
reiさん、でもその努力があって今NYでご活躍なんですよね。勝手ですが目標にさせていただいています。実は英語さえもうちょっとできれば結構楽な授業なんですけどね。きちんと予習してディスカッションで気の利いたことをひとつふたつ言えばいいだけですから。 / Hidey ( 2001-09-28 02:27 )
たらママさん、オールドエコノミーにあっては、経験主義的な経営スタイルでも通用したのだと思います。日本の労働力は熟練を基本におくオールドエコノミーに適していたわけですから。社会構造の変化とニューエコノミーの到来で、あらゆる変化に対応できる、軸の定まった経営理論が求められてきている。それがない企業は「負け組」に回ってしまう。ようやく日本の管理職もそこに思い至っているのでしょうね。 / Hidey ( 2001-09-28 02:23 )
Hideyさん、いつも楽しく拝読させて頂いてます。いよいよ本チャンが始まりましたね。それなりに海外で生活してきた僕も、今回ばかりは苦労してます。ちょっと頑張りすぎたのか、週末に風邪を引いてここ数日は死んでました。健康にはくれぐれも気をつけて頑張りましょう。 / Haruki ( 2001-09-28 02:11 )
まさに、実践ですね。確かに机上の論理など、何の役にも立たないことが多いですもん。判断力も求められているような気がします。僕もパンドラさんのように、精一杯のエールを送らせていただきます。頑張って。 / ガス欠コイン ( 2001-09-27 22:34 )
「ビジネスに唯一の正解などありえない」!!思わず拍手してしまいました。ビジネスだって、夢だよね。最高のビジネスは、その夢で世界がしあわせになるような・・・そんなものじゃないかな、って思う。しんどいこともいっぱいのりこえるチカラが、絶えない夢を見るチカラになるのかな・・・その道を歩まれてるHideyさんに最大のエール!!カンパイ!! / パンドラ ( 2001-09-27 21:59 )
文系も理論、数式などをふんだんに使うんだね。学生時代ちゃんとやってましたか?(もちろんHideyのことだからぬかりはないと思うけど)。理系、文系とはあくまでも勉強の方向性を形式的に区別しただけで、実社会では両方の知識が要求される。されば、僕ももっと文系の知識、思考法を勉強しなければ、この社会では生きていけない。よし、めざすは、たまたまさんだ。 / はらぽ〜ん ( 2001-09-27 15:53 )
お疲れ様です。頑張って下さい。でも概要だけ聞くととても面白そうな授業ですね。聞くのとやるのとでは大違いなのでしょうが。 / ナライフ ( 2001-09-27 09:19 )
義理やしがらみなぞは米国経営には関係なさそうですね。勉強もさることながら、ご学友とのネットワークをぜひぜひ太くなされませ。 / 浪花撫子@安易怠惰でおます。 ( 2001-09-27 05:35 )
Hideyさん 同世代として、読んでいて嬉しい日記です。頑張ってください。 / アナイス ( 2001-09-27 02:06 )
頑張って下さい!睡眠不足で体調を崩さないよう、美味しいものを食べて、ワインでリラックスして下さいね☆ / みかりん ( 2001-09-26 21:24 )
なんか大変さが伝わるのに、それが楽しく思えてくる自分が恐い。もしかしてマゾかも、、、いつも喉元すぎると熱さ忘れるタイプなので、、、確かに忙しいときは辛かったけど、暇になると忙しいときが懐かしい。すごく充実した時間をおくっているHideyさんがうらやましい。近いうちに授業を傍聴しにいきたいです。みなさんによろしく。ゴホッ! / たまたま ( 2001-09-26 15:54 )
わき目もふらず、進むのみ!ですね。応援してます! / ゆー ( 2001-09-26 13:47 )
Hideyさん、読んでるだけでも疲れてしまうくらい大変な勉強量ですね。専門は違いますが、私も大学生の時プロジェクトの量が多くて睡眠時間があまりとれなかったので、大変さが手に取るように分かります。Hang in there! / rei ( 2001-09-26 13:37 )
某資格の勉強でFinancial Accountingの勉強しましたが、リース会計あたりからついて行けなくなりました(涙)。自分で判断し決断する力は確かにマネージメントレベルになると不可欠ですね。日本の教育って、こういう能力を養うのを避けてるんじゃないですか。もっともその方が企業にとっては自社の色に染まるから都合がいいんでしょうけど。管理職向けに管理職セミナーってのが結構繁盛してるらしいですよ。そういう判断能力を養ったことのない人が初めて目からウロコ状態で。 / たらママ ( 2001-09-26 13:27 )

2001-09-23 Fragments

Central Squareというところに住んでいる。ひとつ隣の、歴史的な街の佇まいがこの地を訪れる誰をもうっとりとさせるHarvard Squareとは趣が異なり、より現実的なエネルギーに充ち、雑多な民族の雑多な言葉が聞こえてくる。僕はこの街が好きだ。この国で何者かになろうとしている人たちの息吹がこの夜を越えて感じられるのだ。

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毎朝学校までの一本道を自転車で走る。学校の手前でCharles Riverを渡るのだけど、時々列をなして川を漂うカモの一群を探してしまう。5月に妻とこの地を訪れたとき、河畔に生まれたばかりの子ガモたちが親ガモのまわりでさえずっていた。同じカモたちではないかもしれないけれど。

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数年前までは、世界中の嫌な奴を集めたようなイメージがあったこの学校だが、世界中の、希望に満ちた素晴らしい若者を一堂に会した学校であることを確信している。35年生きていれば、もう充分というくらいの出会いはそれなりにある。でもこの学校は僕をそんなところにとどめておかない。彼らと出会うことが運命によって決まっていたのだと思うと、「見えざる力」に感謝せずにはいられない。

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日本ではあんなに探すのに苦労をしたハーブの数々が、どこのgroceryでも手に入る。プッタネスカをつくるにも、生のオレガノがあるのはとても嬉しい。

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週末の幸せの象徴はスパゲッティ・アレ・ボンゴレ。今日もボストンならではの大ぶりのアサリを買ってきた。日本ならハマグリというくらいの大きさだ。根性が座っていて、オリーブオイルと白ワインでぐつぐつやってもなかなか口を開けない。僕の好みで唐辛子を多めに入れてしまうのだが、アサリの身になるとちょっとつらいのかも。

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休日も早起きの僕は、なるべく朝イチで勉強をするようにしている。勤勉なわけではない。夜に気持ちよくワインを飲んで日記を書きたいからだ。気がそぞろになるのをじっとこらえて、パソコンを封印。今はご褒美にこの日記を書いている。Pouilly Fuisseが癖のある甘味を舌の上に残す。自由に自分を表現できる言語で自分を解放できる嬉しさ。アストラッド・ジルベルトの若かりし頃の歌声が心地よい。

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たった一人の夜が僕は好きだ。この街の静寂の中に、言葉にならない言葉でひそやかに語りかける。「明日」は希望と不安とを公平に半分ずつ抱いてやってくる。どちらを選ぶかは自分次第だ。こんなところにいなければ、希望だけを巧みに選んで「明日」をたぐり寄せるくらいのことはできる。でも僕はこの場所を選んだのだ。静寂の中で、誰にも聞こえない、できうる限りの真摯な言葉を、僕は夜に向かって語りかけるのだ。

先頭 表紙

はらぽ〜ん、復活おめでとう。大変だと思うけど、光太朗君のためにも記録を残してあげてください。 / Hidey ( 2001-09-28 02:56 )
ぼそっと一言、ひまじん見る時間も無い... / はらぽ〜ん ( 2001-09-26 11:53 )
↓Toナライフさん / Hidey ( 2001-09-25 13:28 )
僕も日本にいたときはボンゴレ&白ワイン&セリエA(スカパーよん)の儀式が毎週日曜夜に執り行われ、そのせいで月曜の朝はたいてい二日酔いでした。遅刻も大体月曜日。貝の気持ちになるのはちょっとつらいけど、あのパカっと開くのって見事ですよね。別に開かない生き物でもよかった気もするのですが、律儀に開いてしまう。愛い奴、と思ってしまいます。 / Hidey ( 2001-09-25 13:27 )
僕もボンゴレもワインも好きです。晩晩も妻就寝後、1人でワインを飲んだのはいいのですが、飲み過ぎたようで今朝は気分が悪かったです。そんな時に料理すると貝の気持ちになれるのでしょうか? / ナライフ ( 2001-09-25 10:43 )
プルーさん、そんな、とってもおこがましいです。村上春樹はとても好きな作家ですが、文章が影響受けてる自覚はあまりないです。昔から僕も社会化しない人間だったので、その辺の感覚がどうしても似てきてしまうのかもしれません。彼の比喩にはいつも唸らされますよね。でも彼も「国境の南…」以降、年齢のせいか表現が落ち着いてきてますよね。僕は昔のほうが好きなのですが。 / Hidey ( 2001-09-25 06:17 )
たらママさん、どういたしまして。今度はマグロのグリルなんぞ作ってみたいと思ってます。ほんと、昔はいざ知らず、日本人もアメリカ人も地に足ついてますね。不確実な時代の中、自分だけが頼りだと皆思っているのだと思います。 / Hidey ( 2001-09-25 06:10 )
TAKEさん、お互いがんばりましょー!僕も皆さんの日記に本当に励まされてます。逃げることはできませんよね。 / Hidey ( 2001-09-25 06:08 )
りりさん、そんなかっこいいもんじゃないんですよ。ほんとに。昔イタリアに長く行ったことがあってからパスタだけは自分でつくるようになって、お酒は大好きで、確かに間接照明にこったりボサを聞いて気持ちよくなったりするけど、横で見てる妻にはいつもバカにされています。 / Hidey ( 2001-09-25 06:07 )
フィー子さん、僕も自分で笑っちゃいます。お酒の勢いって恐いよね。フィー子さんは僕のことよく知ってるだけに、笑ってしまうよね。アサリは最後まで口を開かないのが2個あったので、隣でパスタをゆでてた鍋にぶち込んだらちゃんと開きました。 / Hidey ( 2001-09-25 06:04 )
たまたまさん、お大事に!ちょっとやっぱり余裕がなくてなかなかお会いできませんが、絶対そのうちまたやりましょう。はらぽ〜んも落ち着いたら是非光太朗くんに会いたいね! / Hidey ( 2001-09-25 06:00 )
ガス欠コインさん、ひゃー、お恥ずかしい。僕はガス欠コインさんの文章こそ味わいがあって大好きなのですが。 / Hidey ( 2001-09-25 05:58 )
ゆーさん、そういっていただけると嬉しいのですが、自分で未熟なところはよーく分かっているので、ほんとに穴に入りたい思いです。でも、おカタイ話が続いたので、ちょっとやわらかく書きたかったというのは事実。 / Hidey ( 2001-09-25 05:56 )
akemiさん、アナイスさんにも書いたけど、酔った勢いなんですよー。断片的に思ったことを書きたいとは思ってたんだけど、こんなに叙情的になるとは思いませんでした。トホホ。 / Hidey ( 2001-09-25 05:54 )
アナイスさん、はじめまして。ちょっとオイルが多くなるのは気になるので、始めに使ったオイルだけで乳化させるようにしてます。ロマンチストっつーか、この日は酔っ払って書いてたので後から読んでこっぱずかしくなってしまったのですが。 / Hidey ( 2001-09-25 05:53 )
みかりんさん、飲みすぎるとちょっと朝に差し支えるので、ワインを1本空けたら後は控えるようにしてます。 / Hidey ( 2001-09-25 05:50 )
ぴぴさん、我ながらおいしかったですよ!やっぱり自分の味付けってありますもんね。まあ自分で作ったことによる身びいきが一番の調味料なんだけど。 / Hidey ( 2001-09-25 05:49 )
パンドラさん、至福を至福と感じられるためにも努力は欠かせません。中途半端なのが一番いけないですものね。 / Hidey ( 2001-09-25 05:48 )
reiさん、昨日もちょっと歩きながらPearlという店を探してみたんですが、わかりませんでした。機会があったら教えてください。 / Hidey ( 2001-09-25 05:47 )
村上春樹のエッセーを読んでるみたいで、素敵な文章ですね。Hideyさんは、ボンゴレで、私はボロネーゼでした。ワインは、ナパで購入した、カルベネ。まだそんなに涼しくないけど、なんだか、赤が飲みたかったので。 / プルー ( 2001-09-24 23:12 )
お祝いコメントありがとうございました。東海岸ならではのシーフードの充実なんでしょうね。日本もアメリカもバブルが崩壊して、地に足ついた人たちが真剣に勉強していることと思います。 / たらママ ( 2001-09-24 22:43 )
いろんな出会いと、自分と向き合える時間、どれもとても貴重なものですよね。そんなHideyさんの日記に刺激されつつ、オイラもここで頑張ることにします^^ / TAKE ( 2001-09-24 21:56 )
白ワインとボサノヴァなんて、ハルキストそのものですね。プイィ・フュイッセも大人な感じ。私はついつい飲みやすいPouilly‐FumeやSancerreを飲んでしまう、お子様です…。 / りり ( 2001-09-24 14:59 )
どっひょー。この文章で笑ってしまうのはきっと私だけね。きゃー、殴らないで〜(+_+)。お気に入りの部分はアサリの身になったところ。そういうふうに考えてるHideyを知れたことは、日記ならではだなあ。 / フィー子 ( 2001-09-24 14:14 )
ちょっと体調不良と疲れで日記をお休みしています。土曜日、貴大学の前を通りました。なんかボストンに変なうわさがいっぱい流れて嫌な感じですね。次回お会いできるのを楽しみにしています。はらぽ〜んさんとは3回会いました。。 / たまたま ( 2001-09-24 11:46 )
う〜ん、やっていることも文章もカッコいい。期待も不安も何もなかった、遠い昔が懐かしい気もするのが僕です。 / ガス欠コイン ( 2001-09-24 04:24 )
Hidey様の文章大好きです。夜のお気に入りの時間をここで少しわけていただけて光栄です。私も毎朝、PC開けたくてはやる気持ちを抑えつつ、掃除・洗濯を済ませています! / ゆー ( 2001-09-23 23:02 )
御褒美日記の最後の数行が、めちゃめちゃカッコイイです。言葉の魔術師?いや、全然イヤミじゃなしにハイソ(今使うかな?この言葉)な感じ。あたくしの日記…下町仕様となっておりますの。。 / akemi ( 2001-09-23 21:23 )
Hideyさん、ロマンチストですね。あさりが開いておつゆが出てきたら、オリーブオイルを足してパンの中で混ぜあわせると、乳化しておいしいです! / アナイス ハルキのお話し、よろしく。 ( 2001-09-23 20:42 )
頑張った夜のご褒美。。こころが安らぐ時間ですね。。不安も和らいでくれるはずです。。 / みかりん ( 2001-09-23 20:00 )
おいしそー。今、おなかがすいてて、食べ物に関するものにばかり目がとまっちゃう。 / ぴぴ ( 2001-09-23 18:17 )
夜の至福の時間ですね・・・お気に入りのものを丁寧に味わいながら、自分が選び取った時間を愛でるひととき。今Bostonはきっと朝、また新しい1ページを全力で埋め尽くされるのですね。・・・がんばってください! / パンドラ ( 2001-09-23 17:55 )
Central Sq.はボストンの中でも個性的な場所ですよね。昔は治安も悪かったけど、今は感じが少し変わったみたい。Pearlというお店、大好きでよく通っていました。 / rei ( 2001-09-23 15:26 )

2001-09-20 Japan as No.1 〜我々の責任 2

(前回よりつづき)

この頃既にアメリカの自動車市場は、GM、フォード、クライスラーの、いわゆる「ビッグスリー」によって占有されており、3社は、互いに立場を守りあいながら新規参入者を阻んでいた。しかし、この姿勢がのちに大きな災いを呼ぶである。

ビッグスリーは事実上カルテル的な関係を持ち合い、さしたる激しい競争もせず、結果、肝心の製品の性能の開発がおろそかになる。エアコン、ステレオなどのアメニティ寄りの機能以外は、1930年代以来、アメリカのメーカーから画期的な新機能は生まれない。この間日本では、アメリカとは対照的に、トヨタ、日産、ホンダをはじめとする、数多くのメーカーがシェア争いにしのぎを削り、まさに命をかけた性能向上合戦を繰り広げていた。

だから、1973年、オイルショックの打撃を受けたばかりのアメリカが、トヨタの再挑戦を受けたときの衝撃を、当時のフォードの役員はこう表現している。「当時デトロイト(アメリカの自動車産業の中心)は、ビッグスリーにとって、郊外の会員専用テニスコートのようだった。そこにある日、世界のトップテニスプロが、日本人のプロ選手が、コートに降り立ったんだ」思わず教科書を読みながら鳥肌が立った。

それからの「世界のトヨタ」を中心にした日本メーカーの躍進は誰もが知るところである。1980年、日本からの輸入車はアメリカの自動車の20%を占め、これはアメリカのおける輸入車のうち、実に67%に相当した。GMは1921年以来初めての赤字決算を経験。他の2社もそれぞれにキャッシュを失う。そして何より、日本は自動車製造台数で世界のトップに立つのだ。

こうした成功がいかなる日本的な「犠牲」の上に成り立っているかはよく分かっている。「追いつき追い越せ」を旗印にした50〜60年代の盲目的な経済偏重路線が、現代の病的なまでの社会の根底にあることは、肌身に染みて知っている。しかし、我々の文化の奥底にしっかりと根付く、勤勉、献身、努力、知恵が、測定可能な形で今なお世界の評価に値するという事実は、身を震わすに足るものだった。

良くも悪くも、この時代を生きた先達に対しては単純な評価は下せない。正負を超えた絶対値としてのエネルギーにはただ敬服するしかない。戦後という時代をくぐった人たちには、平和ボケした今の日本に生まれ育った自分は、一生太刀打ちできないと思う。

だからこそ、我々には責任がある。なぜなら、彼らの成功に潜んでいた失敗を我々はよく知っているからだ。改めて我々が今どこにいるのか、何をすべきなのかを考えさせられただけでも、僕にとってこの授業は非常に価値ある授業となった。

先頭 表紙

読みました。驚きました。パーっと、相関図が出来あがりました。 / ナライフ ( 2001-09-26 09:31 )
ガス欠コインさん、あらためて、自分達の世代の責任を感じますよね。でも、この日記を通じてたくさんの方の話を読むことは、均衡を保つのにとても役に立っているような気がします。これからもよろしく。 / Hidey ( 2001-09-23 13:28 )
ナライフさん、フィー子さんもつっこんでくれてますが、僕の過去の日記の「スタンフォードの親友宅にて」というのを見ていただくと、「彼」の近況がより分かるかもしれません。日記にも書きましたが、「彼」とは高校時代から切っても切れない間柄なのです。 / Hidey ( 2001-09-23 13:25 )
フィー子さん、ほんとに親には一生かなわない部分があるよね。うちの親が今の僕の歳の頃、僕は既に10歳だったんだと思うと、そして当時の両親のことを思うと、良くも悪くも若僧のままの自分におののくことがあります。 / Hidey ( 2001-09-23 13:22 )
たらママさん、GMは辛うじて日本的経営に似通っている部分があるそうです。社歌を歌っちゃったりなんかして。授業中バカ受けでしたが。トヨタの場合は、日産と違って田舎にベースがあったことが、GHQの厳しい処分を遠ざけ、田舎ならではの企業への恭順を生み、現実的に、リーズナブルな地価、隣接して建てられた関連会社との交通の便を享受するなど、様々な地の利を生んだそうです。 / Hidey ( 2001-09-23 13:19 )
akemiさん、そうですね。さしあたって親には頭が上がらない。でも親の世代のようにはならないように密かに思ってしまうのです。 / Hidey ( 2001-09-23 13:13 )
ゆーさん、西欧でも穿った見方をする人は、トヨタの奇跡ですら、経済的なポテンシャルのあった国が単に先進国に「追いついた」に過ぎないという言い方をしています。でも本当に日本をよく知る人は、西欧的な方法論に対し、日本文化的なエッセンスを加えて、密やかながら独創性を培ってきた日本型ビジネスを、敬意を持って認識してくれています。 / Hidey ( 2001-09-23 13:11 )
ナライフさん、Hideyの「20年来の恋人をたずねて1」の冒頭に出てくるスタンフォードに通う友人、これがあの人なのですよ(笑)。 / フィー子 ( 2001-09-22 12:17 )
でも取り戻した後、何かが狂っていった。幸せを犠牲にしてまで打ち込んだ人も多いのでしょう。もちろん、創ることが幸せだった人もいるだろうけど、家族も含めて。 / ガス欠コイン ( 2001-09-21 23:20 )
僕もその時代を生きた訳じゃないからわかりませんが、最初は何もかもなくなった所から、創り出すことに夢と希望を抱いていたんだと思う。 / ガス欠コイン ( 2001-09-21 23:16 )
ゲッ!! ま、まじですか? / ナライフ ( 2001-09-21 16:45 )
ハイディもそうだと思うけどほんと親の世代の働きぶりってのは尊敬しますよね。男も女もきちんと役割分担があって働くことに疑問さえ抱かなかった人々が多かったような。これだけ選択肢が増えてしまったこれからの時代を日本人はどう生きていくべきなんでしょうね。あれ?経済の話なのにズレてしまいそう(^_^;)。 / フィー子 ( 2001-09-21 15:04 )
終身雇用・年功序列・社宅を供給して、従業員の定着率を上げて忠誠心を確保する・・・アメリカの企業にはなかなかないビジネスモデルじゃないでしょうか。競争のない所に品質向上はありませんね。でも成功しすぎると、95年の日米自動車交渉みたいに不愉快な制限に巻き込まれていきますね。 / たらママ ( 2001-09-21 00:26 )
居ながらにして、学ばせていただける!というのもなかなか画期的です。ほんとに、親のちょっと上の世代からこっち、のバイタリティーはすごかった! / akemi ( 2001-09-21 00:07 )
小学校の社会の授業で日本は資源が乏しいから「加工貿易」に頼ってるって習った時、日本て何も無い国なんだあ〜なんて幼心に思ったのを鮮明に覚えています。だからこそ、かわりに世界に誇れる、知恵・努力・勤勉さがあるっていうのに!でも、これから先はどうなんだろ?学生の学力低下とかいわれてるし・・・。 / ゆー ( 2001-09-20 21:18 )
ナライフさん、時々読ませていただいてました。実は同じ会社だって知ってた?僕はフィー子さんから聞いて知ってたけど。 / Hidey ( 2001-09-20 15:29 )
大変勉強になります。トヨタのパワーは凄まじいものがあります。トヨタと仕事をしたことがありますが、感心しっぱなしでした。 / ナライフ ( 2001-09-20 15:22 )

2001-09-20 Japan as No.1 〜我々の責任 1

先日ウェッジウッドの話で紹介した現代資本主義(Creating Modern Capitalism)という授業で、最後に日本型ビジネスに関して紹介したのでちょっと紹介しておこう。

日本シリーズの1回目では、日本型ビジネスの成り立ちと、世界に冠たるトヨタのサクセスストーリーを学んだ。皆さんよくご存知の話が多いので、くどくど書かず、印象に残った部分だけ記しておく。

うちの教授が書いた本をベースに授業を進めるのだが、鎖国、明治維新、二つの大戦、戦後、終身雇用制、学歴社会と、非常に正確に日本を分析していながら、どうしても文化的な側面が若干足りていない部分は否めない。この日の授業では10回くらい発言させられたのだが、そもそもは中国発の儒教が日本的な封建主義に形を変え、それが戦時中から現代に至るまで随所で影響力を発揮しているのだという趣旨の話を、事例を混ぜながら発言しておいた。

トヨタのサクセスストーリーをアメリカのビジネススクールで学ぶのは、単純に痛快である。「ジャストインタイム」、「かんばん方式」など、教科書も色々な逸話からトヨタの成功の鍵を探るのだが、やはり日本人学生にとってもっとも心躍るのはアメリカの自動車メーカーとの闘いだ。

日本市場では保護主義政策に助けられながらも確固たる地位を得たトヨタは、1958年、いよいよ世界の自動車産業の中心、アメリカのマーケットに挑む。結果は惨憺たるものであった。自慢のクラウンは100km/hを越すとガタガタ揺れ、また、オーバーヒートも問題になった。アメリカ人は日本車を指して「走る棺桶」と称する。1960年、トヨタはアメリカへの出荷を断念する。

(次回へつづく)

先頭 表紙

2001-09-17 MBA式経済学

問題1.家賃の高騰が問題になっている街で、家賃の上限を定める法律を定めることは果たしてよいか悪いか?

問題2.大気汚染を防ぐためにそれぞれの工場が排出できる産業廃棄物の数値規制を一律に設定することは効果的か?複数の工場の間で、この廃棄物を排出できる数値的な権利を金で売買することは許されるか?

これらは、先週まで学んでいた市場経済の授業での問題である。あまり経済の問題という感じがしないかもしれないが、これらは需要と供給の問題を突き詰めることによって簡単に答えが出るのだ。

問題1.の答えは、「悪い」。

というのは、需要・供給曲線が一致している均衡点よりも低いところで家賃の上限を設定してしまうと、まず住宅の供給不足が発生するのだ。要するに、急に相場が安くなると、当然消費者は安い住宅に殺到し、反対に、ある程度元手がかかっている住宅の家賃が急に低く設定されてしまうと、そんな損な商売をする不動産業者は減ってしまう。すると、賃貸業をやめて、アパートを売り払ってしまったりする者が出てきて、供給が少なくなる。そんな状況で何とか住居を探すには、裏金を使ったり、政治的なコネを使ったりして住もうとする者が出てくる。高い家賃が取れなければ、大家はアパートの金のかかるメンテナンスなどしなくなって、住宅は荒れ放題になる。

実はこれが今のニューヨークの置かれている状況なのだ。ニューヨークの場合、ある程度の年数以上住んでいる者に対してこうした優遇措置が適応されるので、大家としてはそういう住人に早いとこ出てもらって、高い家賃の取れる新しい住人に住んでもらったほうがいいわけだ。チンピラやら売春婦やらをわざと近所に呼んできて、住人を住みにくくさせ、追い出そうとする輩も出てくる。市場原理によって、家賃が高めに設定されることで、誰もが価格という一律のルールによって住む・住まないを決定することによって、これらの問題は解決される。

問題2.の答えは、非効率的。権利売買は望ましい。

というのは、全部の工場が一律に公害を減らそうとすると、そのための経費が高くつく工場、低くつく工場がでてくる。社会全体の利益を考えると、安い経費で公害を減らせる工場が集中的に努力したほうが無駄な金がかからなくていいのだ。もちろん経費が高くつく工場が何もしなくていいということはないから、公害を出す権利の価格を設定すれば、その売買が可能になり、社会全体で均衡が取れるというわけだ。しかも、権利売買をするほうが、より効果的に公害を減らせる可能性もある。というのは、自分の工場の廃棄物を減らせば、他の工場に売る権利が増えるので、みんな努力して公害を少なくする新技術を開発したりすることも期待できる。京都議定書問題でも色々と議論があるが、この権利売買に関しては、世界全体での削減目標を設定した上で、これに見合った権利の設定をすれば、その方が環境のためにはよいのである。

日本の大学でも一応経済の授業をとったが、同じ需要供給の話でも、こんなにも現実の社会に関連し、こんなにも「なるほど」と思わせられるものではなかった。こういうところって、やはりアメリカはすごいと思う。勉強の楽しさを教えてくれる学習法に充ちているのだ。

しかし、ニューヨークの家賃の問題は今回の件で大きく動くことになるかもしれない。マンハッタンには住みたくないという人が出てくるだろうし、そうなれば、需要は緩和され、大家にとって悩みの種の、長年の住人も出て行くことになる。

MBAの勉強は、日々動きつつある現代社会の問題にまで関わりを持たせてくれるのだ。

先頭 表紙

↓失礼、ガ「ス」欠コインさま。 / Hidey ( 2001-09-20 15:14 )
ガツ欠コインさん、そうですね。どうしても資本主義は弱者切捨ての理論ですから。僕も資本主義崇拝者では決してないのですが、世の中が資本主義を前提に成り立っているのだとしたら、やはりこういう学問って必要なんでしょうね。 / Hidey ( 2001-09-20 12:49 )
しゃむさん、ビジネスの勉強のいいところは、机上の空論で終わらないところです。現実に根ざした学問ですからね。同じ経済学を学ぶでも、やはり現実のビジネス社会にかかわりのある「斬り方」をするのだと思います。 / Hidey ( 2001-09-20 12:48 )
理論的には十分、納得できるものですが、経済的な弱者にとっては…。でも、アメリカの合理主義は大したものだと思いますよ。そうそう、NYの友達はNew Jerseyに一戸建てを買って、もう随分経つようです。 / ガス欠コイン ( 2001-09-20 03:58 )
頭の中で組み立てながら導き出すのって楽しいでしょうね。私にはちんぷんかんぷんだけど。 / しゃむ ( 2001-09-20 02:04 )
りるりるさん、ようこそ!とてもやさしいだんな様のようですね。できるだけ楽しい話も書いていきたいのですが、最近は勉強ばかりで。。。今もオペレーション・マネジメントと奮闘中です。授業についてはちょっと書きたいネタが二つほどあるのですが、時間が取れないので少しお待ちください。 / Hidey ( 2001-09-19 12:32 )
はじめまして!うちの夫も勉強が楽しくてたまらなかったらしいので、こんなことをしていたのかな〜と過去の日記も興味深く読ませていただきました。これからも面白い授業をどしどし紹介して下さいね。楽しみにしています。 / りるりる ( 2001-09-18 23:00 )
たらママさん、頭の体操みたいになってしまってごめんなさい。でも、この歳であらためて勉強すると色々面白いなと思えるのです。 / Hidey ( 2001-09-18 14:06 )
パンドラさん、今度はもうちょっと面白い話を書こうと思います。最近あんまり遊んでないので。。。 / Hidey ( 2001-09-18 13:47 )
フィー子さん、正反対の状況ですね。ボストンはニューヨーク、サンフランシスコに続いて住宅費が高いのです。会社が払ってくれてるからいいけど、他の留学生に家賃の話をすると、皆ぶっ飛びます。2LDKで30万円ですからね。 / Hidey ( 2001-09-18 13:45 )
くららさん、いずれはシーリングははずすのではないかと思います。そうなると民族大移動が始まります。その分こっこさんのつっこみにあるような異常な相場は落ち着くし、住環境も改善するのですが、部分的には良し悪しですよね。 / Hidey ( 2001-09-18 13:42 )
みかりんさん、ちょっと堅すぎたのでちと反省。今度はもうちょっとみんな興味を持てる内容で書きたいと思います。 / Hidey ( 2001-09-18 13:40 )
たまたまさん、でも、生活の実感から言うと家賃くらい下がってもらわないと困りますよねー。デフレスパイラルは困るけど、ほどよい自己調整機能はやっぱりあってほしいと思うのです。 / Hidey ( 2001-09-18 13:38 )
はらぽ〜ん、よっつもつっこみいれてる暇あるの?落ち着かなかったのかな?もうきっと病院だよね。楽しみ楽しみ。ワールドひまじんは、管理組合にメールをして、「移行お願いします」と書けばやってもらえます。じゃあ、奥さんともどもがんばって! / Hidey ( 2001-09-18 13:35 )
こっこさん、つっこみありがとう。まさに、供給不足なので、rent controlの適用されないアパートについては、異常なくらい高くなるのです。本文に書くべきことでしたね。こっこさんのほうがきっとよくご存知ですよね? / Hidey ( 2001-09-18 13:32 )
あややさん、まだちょっと面白いというレベルなんでいいんですが、これからしゃれになんないくらい大変になりそうです。どこまで続くか、勉学の喜び。。。 / Hidey ( 2001-09-18 13:29 )
マイケルさん、アメリカ的というか、これは現実的に実証されてるんですよねー。逆に非論理的な情緒に流されてはいけないと思って書いてみたのですが。。。皆社会主義でなく資本主義を選んで暮らしているからには、残念ながらどこかで他人との間に優先順位が生じて、誰かが得して誰かが損する世界に生きてるわけです。それを中途半端に社会主義的なことをやると、かえって破綻をきたす、ということなのです。 / Hidey ( 2001-09-18 13:27 )
日本では土地がどんどん安くなっており、家賃もあげられるどころか下げて、さらに質を良くしないとすぐ空室になってしまう状況です。各オーナーがどうしたら魅力的な賃貸を提供できるかを考えるようになったという点ではいいことですが、新規に経営しようという人が増えないのでそのへんが悩ましいところです。これ以上書くとマズイ?のでやめときます(笑)。エヘヘ / フィー子 ( 2001-09-18 11:52 )
そう言えば、友人のCindyはManhattanのアッパーイーストにあるアパートに20年ほど格安価格で住んでいます。どうなるのかなぁ。 / くらら ( 2001-09-18 10:25 )
僕もこういう経済学をコンピュータでシミュレーションするプログラムを作ったことがあります。理屈で考えて出せる答えとちょっと違うこともあるんですよ。こういう場合は、ああいう場合は、こんなこともあるかも、そんなことはないだろうけど、とか色々場合分けを増やしていって、数学(コンピュータプログラム)でどう表現するかとか、理系にも面白いテーマなんですよ。 / はらぽ〜ん ( 2001-09-18 07:28 )
あれ?ワールドに登録するのってどうするんだっけ? / はらぽ〜ん ( 2001-09-18 07:21 )
難しい勉強だけど、こうして説明してもらえて嬉しいです。私にも勉強になりますよ。。うんうん。。☆頑張って下さいね! / みかりん ( 2001-09-18 06:31 )
いまの日本の家賃が下がっているののはどうしたらいいのだろう。日本人はいまでもおいしもの食べ、好きな服着て、楽しく遊んでいてどこの国からみても裕福に見えるが現実は不況でしょー。これが本当に不況なのかもわからないが、、、授業で日本経済再生をテーマにやってもらいたいものだ。 / たまたま ( 2001-09-18 05:56 )
Hidey、今日明日あたりいよいよ... / はらぽ〜ん ( 2001-09-18 02:07 )
Hideyさまはワタシの先生!^^(・・・おまぬけなつっこみでごめんなさい。でもHideyさまの応援ならできるよ!) / パンドラ ( 2001-09-18 00:36 )
問1のような事例、他にも浮かばないかな、とあれこれ考えました。補助金なしにコストを下回る料金を設定できる事例は思いつきませんでした。 / たらママ ( 2001-09-17 23:09 )
ボストンも数年前まで家賃の値上げを禁止していましたね。ところがその禁止を解いたところが、このざま。毎年10-15%アップしてます。去年暮れ安いところに引っ越したのに、今年はそこも値上げされてしまった。 / はらぽ〜ん ( 2001-09-17 22:34 )
2年ごとの更新の度に家賃が5%アップしました。5年前に2500ドルで借りていた部屋は今は4000ドル以上で借りられているそう!投資としてはいいのかもしれないけど、住人としては大変。この先のNYの不動産の状況から目が離せません(個人的に・・・) / こっこ ( 2001-09-17 21:03 )
とっても興味深く読ませていただきました!私も経営学部出身・・。記憶の奥底から勉学の喜びが・・。(??) / あやや ( 2001-09-17 20:10 )
大雑把に分かったつもりでまとめてみると、競争することを一律の目標値を設定することで止めさせてはいけない、って言うことになりますかね...なんだかこの辺もアメリカ的... / マイケル ( 2001-09-17 17:09 )

2001-09-15 その後のボストン

9月12日、学校は平常どおり、授業を実施。しかし、誰もがどこか引きつった表情を見せていた。学校側も相当協議をしたのだろう、1時限目のリーダーシップの教授曰く、「あなた達の中には、今、とても辛い思いをしている人がいるかもしれない。あんなことがあった後で、普通の精神状態で授業を受けられないという気持ちはよく分かる。ここにいるのが辛かったり、他にすべきことがあると思う人は、出て行って構いません。」結局誰も教室を去ることなく授業を続けたが、学校側は、学生やその家族のための、コミュニティスペースを設置、最新情報を提供。さらに、カウンセリングサービス、平日ミサを実施し、学生のケアにあたった。この辺の危機管理能力はさすがである。

2時限目の現代資本主義、3時限目の市場経済の授業では、授業をほとんどつぶして前日の出来事を振り返った。とても救われたことに、うちの学生は国籍に関わらず、みな理性的な見解を持っていた。二次大戦以来の歴史、中東におけるアメリカの関与、世界の警察を自認する特殊な立場、朝鮮戦争、ベトナム戦争からの教訓。しかもこの時点ではまったく犯人の特定ができていない。これらすべてを理解した上で、性急な判断をすべきでないことを、みな分かっているのだ。

ある者は、BBCの放送を見ることにより、客観的に現在アメリカの動向がどのように注目されているのか、他国の見方はどうなのかを知ったと語り、ある者は、「少なくとも現時点でこれは戦争ではない、ということをしっかり認識しなければいけない」と強調した。とてもほっとした気持ちになった。だが、これはあくまでうちの学生の話だ。アメリカ全体では既に愛国心に火がつき、誰もが戦争に及ぶことを踏まえた報復行為を当然としている。

自分達の国で、罪のない一万人にものぼるかという人々が命を失っているのだ。惨事を繰り返さないためにも、戦闘行為によって意志を示す必要があるという気持ちはよく分かる。外敵によって国内を束ねるという不純かつ古典的な政治意図は置いておいたとしても、このような状況で一国のリーダーとして国を統べる難しさは、想像に難くない。安易に報復に反対することはできない。せめて、きちんと手続きを踏み、正当性を確認した上で行動に及んでほしいと思う。そうなれば、いずれにせよ、ここボストンも安全な場所ではなくなってくる。

今日、9月14日は、ブッシュ大統領により被害者追悼の日と定められ、すべての企業、学校等で黙祷をささげることになった。久しぶりの冷たい雨が降りしきる中、図書館前のスペースに集まり、約2000人によるセレモニーを行った。身内の葬儀で参加できなかった学長の代行は、非常に表現を選んだ、中立的なスピーチを読み上げた。特に、自分達が命を落とすことを覚悟しながら、テロリストの目的遂行を阻み、ピッツバーグ郊外に飛行機を墜落させて惨事を阻んだ乗客たちの勇気を称えていた。このような悲しい出来事の中でも、人間はその善性を証明して見せた、どんなときでも希望はあるのだと語った。本当にそう思いたい。

先頭 表紙

peachさん、そうですね、賑やかになるといいですね。これから啓蒙活動したいと思います。ビン・ラディンが捕まったとしても、代わりになるようなテロリストはごまんといるのだそうです。しかも、ビン・ラディンが引き渡された日には、大変な報復行動が予想されると思います。 / Hidey ( 2001-09-17 15:59 )
フィー子さん、アフガニスタンの識者の話が手に入って、ちょっと考えさせられるところがあるので、今度アップしようかと思います。ダンナはきっと平和論者なんじゃないかな。なんとなく想像がつくんですが、いかが? / Hidey ( 2001-09-17 15:57 )
Hidey様、早速お引越しして来て下さって嬉しかったです!!どうもありがとうございます。勧誘も見かけちゃって益々嬉しいです。賑やかにしたいですよね!!ところでね、ビン・ラディンと言う方が政治的な取引とかでアメリカに引き渡されたら、その後何処の国もバックアップしていなかったら、どう言う方向へ行くのでしょうか?経済面を見回してみても、うぅ〜ん。。。 / peach ( 2001-09-17 15:23 )
文章読んで少しほっとしました。想像つくとは思うけど我が家でもいろいろ議論しておりますが、そのような考え方をあまりメディアで聞かないのでHideyの文章を読んで嬉しくなりました。<報復>が<目的>になってしまっては元も子もありませんもんね。それにしてもアメリカって国はいろいろ考えさせられる国ですよね。強さを強調しなくてはならない脆さ、を感じます。こんな話もぜひ今度。 / フィー子 ( 2001-09-17 10:55 )
たまたまさん、パキスタンはもう20年前の話なので、日本人の知り合いはいませんが、もうずっと会っていないパキスタン人の知り合いはいます。アメリカの圧力と国内の猛反発に挟まれ、非常に辛いところですね。 / Hidey ( 2001-09-17 06:11 )
↓akemiさんへ / Hidey ( 2001-09-17 06:10 )
東スポ、意外とあたってるような気もします。ブッシュは会見の中で、月曜日は皆オフィスに行くことになるだろうが、いつ何があるか分からないというような発言をしてましたし、朝鮮日報などによれば、着々と米英の軍が動いているようです。 / Hidey ( 2001-09-17 06:09 )
日本時間の20:27にパキスタンに危険度4(レベル4)がでました。各企業の駐在員に帰国命令がでているようです。お知り合いがいるのでは? / たまたま ( 2001-09-16 23:47 )
Xdayは18日、と伝えているメディアもありますね。すいません、我が家のメディアは東スポです。 / akemi ( 2001-09-16 21:33 )
ゆーさん、昨日のニュースでは、消防士を今日で引退という方がレスキューにあたって不幸にもなくなったこと、その方の葬儀の模様を伝えていました。無念だとは思いますが、その勇気に敬服します。 / Hidey ( 2001-09-16 21:17 )
たまたまさん、脳村ゲーム、バカ受けです!こんなときこそたまたまさんの元気が必要。みんなが輪になって終わりのないメッセージを送っているような気になりました。素晴らしい企画をありがとう。 / Hidey ( 2001-09-16 21:14 )
はらぽ〜ん、それでいいんだと思う。こんなときこそ基本に立ち戻ったほうがいいよね。僕は基本に立ち戻りすぎてMITのMBA1年生の方々と飲み会などしてしまいましたが。 / Hidey ( 2001-09-16 21:12 )
ガス欠コインさん、見てみたかったです。こちらもまだまだ自粛モードが続いてますが、普段の生活をたくましく生きることで、追悼になればと願います。 / Hidey ( 2001-09-16 21:10 )
パンドラさん、まさに「パンドラの箱」であることを望みます。いつも勇気をくれてありがとう。 / Hidey ( 2001-09-16 21:08 )
ぴぴさん、そうですね。僕達は幸運にも生きているんですもんね。しっかり生きなきゃ。 / Hidey@まずは勉強 ( 2001-09-16 21:06 )
akimiさん、残念ながらご存知の通りアメリカは戦争へ向けてまっしぐら。大統領と国務長官の会見がありましたが、唯一アメリカ国民の心情的な足かせになりうる「地上戦」も辞さないというニュアンス。今週には何か起こるのではないでしょうか? / Hidey ( 2001-09-16 21:05 )
りりさん、そうですね、希望は忘れないでいたい。yukiさんの日記にもありますが、アンネ・フランクの言葉が思い出されます。 / Hidey ( 2001-09-16 21:01 )
たらママさん、本当に勇気を与えられる話だと思います。自分もそうあれるか?常に問わなくてはなりません。 / Hidey ( 2001-09-16 20:51 )
ピッツバーグの話は初めて知りました。そうだったんですか。乗客の無念さを思うと、悲しいです。 / ゆー ( 2001-09-16 13:54 )
今日もまたパーティーですか?いいなー。暇なので脳村ゲームを開催中です。遊びにきてください。 / たまたま ( 2001-09-16 12:41 )
僕らは今日たまたまさんも呼んでソフトボールの練習試合を2試合やりました。皆の総意のもと黙祷を捧げてからスタートしました。ガス欠コインさんのつっこみにもあるように、犠牲者を悼む気持ちを大事にしながらも、正常化復帰への努力することも尊い勇気だと思い、僕らも予定されていた練習試合を断行しました。来週にはMLBやNFLも再開されますね。アメリカも必ずやこれまでの元気を取り戻し、健全な精神による最良の解決策を見出してくれることを祈っています。 / はらぽ〜ん ( 2001-09-16 09:02 )
日本時間の昨日の早朝、U-17 世界選手権、日本VSアメリカがトリニダードトバコで行なわれ、日本が1-0で勝利しました。喪章をつけながらも、大会を辞退しなかった17歳以下の少年達に敬意を表したいです。 / ガス欠コイン ( 2001-09-15 23:39 )
Hideyさま、人間の善性・・・・わたしも信じたい。信じます。いくたびかの悲しい傷を乗り越えて、人間は互いを尊重しあえる存在へ進化したのだと・・・信じたいです。 / パンドラ ( 2001-09-15 18:35 )
墜落した飛行機からの電話、崩壊前のビルの中にいた方からの電話、その音声が最後のメッセージだったんだと思うと、涙が止まらない。今、この瞬間をもっと大事に生きなきゃと思います。へこたれないで一生懸命生きなきゃね。 / ぴぴ ( 2001-09-15 18:32 )
うん、どこかのニュースで聞きました。ピッツバーグへ墜落したわけ。今回のテロに至る背景をHideyさんのクラスメイトの方々はしっかり認識されているんだ。。ちょと救われた気持ちになりました。でも、実際はどうなるのでしょうか? / akemi ( 2001-09-15 17:07 )
まだ、涙がとまりません。そして不安です。でも私もどんなときにも希望を忘れないでいたい。人間は進化しているのだと信じたいです。 / りり ( 2001-09-15 16:27 )
そうですか、ピッツバーグの墜落は乗客がそれだけ抵抗したんですか。それもまた悲しい話で心が痛みます。 / たらママ ( 2001-09-15 16:25 )

2001-09-12 その頃ボストンでは

1時限目のリーダーシップの授業が終わり、市場経済の教室に向かった。席に着くと、いつもはひょうきんな教授が、神妙な顔つきでその出来事を告げた。
「航空機テロでワールド・トレード・センターとペンタゴンが炎上している。今日はこれで休講にする。今のところボストンは大丈夫らしい。食堂のテレビでニュースを流しているので、詳しくはそちらを見てほしい。」

続々と学生が食堂に詰め掛けた。壁一面の大スクリーンにCNNが映し出され、最大音量で今この瞬間に起きている出来事を生々しく伝えていた。ワールド・トレード・センターが、不自然なくらい晴れ渡ったニューヨークの空に、もくもくと煙を吐いている。500人以上はいたであろう学生達がただの一言も発せずにいる中、興奮した男性アナウンサーの声だけが響き渡る。僕の近くに座っていた女性は両手に顔をうずめ、隣の男子学生が背中をなでている。

と、今まで何とか形をとどめていたビルが、なだれのような煙とともに崩れ落ちていった。あちこちから嗚咽が聞こえた。抱き合って泣く者もいた。僕の隣の男性は、ずっと床を見つめたまま動かなかった。画面を見上げながら、僕は涙がこぼれ落ちないようにしていた。1時間以上もの間、誰ひとり何も語らないまま、呆然と画面を見つづけていた。

ビジネススクールの学生は基本的に就職経験がある者ばかりなので、この間までニューヨークで働いていた学生も相当いる。中でも金融系が最も多く、ワールド・トレード・センターにオフィスを置いている企業も多いはずだ。かつての同僚、友人たち。本当に気がかりな連中はテレビなど見ていない。食堂の外ではそこここに、携帯でひっきりなしに話している学生がいる。パーソナル・スキルの授業で隣に座った、ニューヨークでファッションの仕事をしていたという女の子は、ベンチに腰掛けて泣きじゃくりながら電話を握り締め、誰かと話していた。

家に帰ってテレビをつけると、ほとんどすべてのチャンネルでノンストップのニュースを流していた。犠牲になった2機の飛行機がボストンのローガン空港を飛び立ったものだったので、地元のニュースにも悲壮感が漂っている。ボストンにもプルデンシャル・タワー、ハンコック・タワーという高層ビルがあり、ビルからの退去命令が出ていた。既に民間航空機が飛んでいない上空に、先ほどから、轟音を響かせて空軍機が飛び交っている。

ニューヨーク市からの避難勧告が生々しく流れる。何万というニューヨーカーが、難民のようにマンハッタンを歩いて脱していく。アングロサクソン、ヒスパニック、アジア、あらゆる人種の波がハイウェイを覆う。これはアメリカに対する脅威ではない。人類に対する脅威なのだ。何度も涙があふれてきた。

怒りと悲しみは、行き場もなく、まだはっきりした形をとれないでいる。こんなことがあり得るのかという唖然とした気持ちのほうがまだ支配的である。アメリカも同様の表情をしている。何かを論じたり、非難したりする余裕もなく、ただ悲惨さを増す被害の状況を綿々と伝えている。今日はここまでしか書けない。いずれ落ち着て振り返れればと思う。ただ間違いないのは、今日この日の出来事が、人類にとって忘れ得ない出来事になったということである。

先頭 表紙

peachさん、良くも悪くも通常の勉強に終われる日々を送っております。peachさんこそ気をつけてね。 / Hidey ( 2001-09-16 22:11 )
Hidey様、ご無事で何よりです。。。寝むれない夜と、気忙しく不安で落ち着かない日々を過ごしている方は本当に多いと想いますが、お身体にはお気を付けて。。。 / peach ( 2001-09-16 17:04 )
Emikoさん、テロにやられる前に過労で死にそうです。ほとんど寝てない一週間でした。 / Hidey ( 2001-09-15 14:29 )
どうぞお体にお気をつけて・・ / Emiko ( 2001-09-14 22:55 )
ムーチョ母さん、一つ前の日記につっこみがあったので返しておきましたよ。場所を間違えてつっこむとそうなっちゃうのです。こちらはいたって元気。時々日記を通して状況をお知らせいたします。 / Hidey ( 2001-09-14 10:51 )
パンドラさん、いつも心配してくださりありがとうございます。でも正直今は勉強で精一杯で、テレビも全然見られない状態。良くも悪くも僕の周りは日常的な状況が続いています。ちゃんと食べてますが、勉強で寝られません。昨日も今日もほぼ徹夜。 / Hidey ( 2001-09-14 10:50 )
ゆーさん、今のところ全然大丈夫。でも着々と報復攻撃への道筋がついてきているようなので、これからが大変です。 / Hidey ( 2001-09-14 10:48 )
はらぽ〜ん、いつもと変わらないボストンの街が不思議なくらいだね。でも明日はブッシュの指示で12時からmourningがありますね。うちも学生、教授、職員全員で芝生に集まることになってます。 / Hidey ( 2001-09-14 10:47 )
ご無事で何よりです・・・。よかったです。(昨日つっこみをいれたつもりなんですが、入っていなかったようなので、また書き込んでいます。)本当に無言にしかなれないショックな事件で、いまだに現実とは受け入れられません・・・。 / ムーチョ母 ( 2001-09-14 06:30 )
Hideyさん、ボストンで起こっていること、たまたまさんの日記で今日知りました。・・・ちゃんと食べて眠れてらしたらいいのだけれど。しばらくはTVから離れられません。とにかくご無事を祈っています。 / パンドラ ( 2001-09-13 22:10 )
これ以上なにも起こらないことを祈ることしかできません。Hidey様も十分お気をつけ下さいね。 / ゆー ( 2001-09-13 10:31 )
だよねぇ。うちも9月17日に日本から妻のお母さんが来ることになっていたんだけど、少し見送ってます。Unitedだと、こちらから呼び寄せ便でチケット買ってeTicketで即オンラインで送って成田空港で受け取れるんだけど、お母さんもUnitedに今乗る気はしないんじゃないかな。ANA買って郵便で送ろうと思ってます。 / はらぽ〜ん ( 2001-09-13 10:10 )
たらママさん、人間ってこんなことができてしまうんですね。本当にショックです。WTCにはうちの卒業生もきっと多くいたと思います。教授もみな沈鬱な表情でした。 / Hidey ( 2001-09-13 07:00 )
えむさん、つっこみありがとうございます。学校関連の行事も軒並みに中止になってます。ほんとは新入生歓迎的なものも色々あったのですが、誰もそんな気分ではないのです。学校の中の教会では特別なミサが行われ、メディカルセンターではカウンセリングサービスが始まっています。 / Hidey ( 2001-09-13 06:58 )
くららさん、ロスもちょっと恐いですよね。お互い危ないところは行かないように、気をつけて行動しましょう。 / Hidey ( 2001-09-13 06:54 )
TAKEさん、フィー子さんへのつっこみ返しにも書きましたが、常識的な人はちゃんといるのです。何とかその声が反映されればよいと思うのですが、これまでのブッシュの人気の低迷、父親の湾岸戦争での「功績」を考えると、ちょっと難しそうですね。正直なところ。 / Hidey ( 2001-09-13 06:53 )
lamanchaさん、ありがとうございます。でも最新情報だとボストンもちょっと怪しいので、本当に気をつけます。 / Hidey ( 2001-09-13 06:51 )
りゅーさん、うちの会社も大変だったみたいですね。うちの仕事柄、部署によっては、これからも混乱が続くと思いますが、頑張ってね。 / Hidey ( 2001-09-13 06:50 )
りりさん、ありがとう。ボストンでもまだまだ油断は禁物のようです。この悲しみは、忘れてはいけない悲しみですね。 / Hidey ( 2001-09-13 06:48 )
フィー子さん、心配してくれてありがとう。多くの方からもメールをもらいました。うちの学校の学生は、みな冷静に受け止めており、大変客観的に、これは戦争ではなく、政治的、社会的な問題で、アメリカも解決するために方法を模索すべきだと、誰もが言っていたことには、とても希望を感じました。でも、アメリカ全体では決してそうではないんですよね。ブッシュさん、親子で同じような状況にある因縁がとても恐いです。 / Hidey ( 2001-09-13 06:45 )
プルーさん、まずはご無事で本当に何よりでした。でもそちらでは特に、これからも悲しみがつづくことになってしまいますね。昨日まであったものが今日はない。昨日までそこにいた人が今日はいない。つらいと思いますが、がんばってください。 / Hidey ( 2001-09-13 06:41 )
akemiさん、無責任な意見は書けないので、自分に今できることは、事実を伝えることしかないと思いました。こんなときになんですが、時々日記読ませていただいてました。とても素敵な日記だと思います。これからもよろしく。 / Hidey ( 2001-09-13 06:37 )
ぴぴさん、心配してくださりありがとうございます。もちろん人の表情は沈鬱なままなのですが、ボストンの街自体はいつもと変わらず、少し妙な気がしています。遅ればせながら、はじめまして。今度落ち着いたらもっと楽しいつっこみあいをしましょう。 / Hidey ( 2001-09-13 06:35 )
パンドラさん、はらぽ〜んからの情報によるとボストンもちょっと雲行きが怪しいとのこと、気をつけたいと思います。日本の皆様も気をつけて。 / Hidey ( 2001-09-13 06:32 )
美奈子さん、本当に昨日は1時間以上、誰もが言葉がありませんでした。今日は、教授が学生の気持ちを察してくれて、とても配慮のある授業になりました。 / Hidey ( 2001-09-13 06:31 )
はらぽ〜ん、いろいろ大変なことになっちゃったね。でも、まずは奥様の出産を第一に考えてあげてください。うちも10月に来るはずの妻が心配。。。 / Hidey ( 2001-09-13 06:28 )
ガス欠コインさん、本当に、人類すべてのために祈る気持ちです。 / Hidey ( 2001-09-13 06:26 )
たまたまさん、そうですね、様々な国の人の様々な思いを知りました。今日は学校で色々あったのですが、また落ち着いたら書きたいと思います。 / Hidey ( 2001-09-13 06:24 )
僕も無事です。でも...、不確かな情報をあまり流すわけにはいかないので、慎重にしますが、どうもボストンでテロ準備グループの幾人かが身柄を拘束され、爆彈も見つかったそうです。ボストンも危険に曝されており、今報道から目を離せません。早く平安が戻って来ることを祈ってやみません。 / はらぽ〜ん ( 2001-09-13 03:53 )
かつての同僚はマンハッタン南端のオフィスのすぐそばのマンションに住んでいました。避難しようがない・・・。金融の中枢が狙われたって感じでした。とてもショックです。 / たらママ ( 2001-09-12 23:34 )
Hideyさんのこの日記を読んで非常に緊迫感が伝わってきました。そして涙が出てきそうになりました。今もまだ混乱の最中だとは思いますが、ご無事を祈っています・・ / えむ ( 2001-09-12 15:31 )
ロスもHigh Alert、厳戒態勢がしかれています。今日一日本当に怖かったです。 / くらら ( 2001-09-12 13:28 )
Hideyさん、ご無事で良かったです。なんの理性も感じられない狂気のテロは恐ろしいばかりですが、報復の応酬にならぬことを祈るばかりです。 / TAKE ( 2001-09-12 13:28 )
これからも、報復テロ、暴動等、十分に注意して下さい。 / lamancha ( 2001-09-12 12:13 )
私も日本のテレビで見ました。ショックでした。ちょうどニュースの第一報が入ってきてテレビをつけたら、まさにその時2機目がビルに突っ込むところで、生々しい映像を見てしまい、ショックで言葉もありませんでした。こんな卑劣な行為許せません。昨日は最新の情報が気になり、寝るに寝られませんでした。ボストン発の飛行機もあったとの情報で心配でしたが、Hideyが無事でよかったです。ほんとに信じられません。 / りゅー ( 2001-09-12 12:02 )
ご無事でよかった。私もショックがとまりません。ただただ、これ以上の混乱が起こらないように祈るのみです。 / りり ( 2001-09-12 11:26 )
日本でも一晩中伝えていました。Hideyに電話しようかと思いました。無事なようでよかった。たまたまさんも書かれていたように、ブッシュがはやまって犯人をでっち上げて報復行為をするんじゃないかと思うと怖いです。それにしても信じられない・・・・ / フィー子 ( 2001-09-12 10:30 )
今日の出来事は、忘れる事は出来ません。1時過ぎごろ、やっとトンネルが部分的にオープンしたと聞いたので、帰ろうとしたのですが、やっぱり無理で、アッパーウエストのTVのあるレストランで時間をつぶし、GWBをやっと通って、NJにたどり着きました。家から、いつも見えていたWTCが見えず、スモークで煙っているのは、とても悲しかったです。 / プルー ( 2001-09-12 09:18 )
テレビのニュースより、こちらのナマの声が未曾有の惨事の有り様をしっかり伝えてくれています。貴重なレポートありがとうございます。かみしめながら拝見しました。他に言葉が見当たりませんが、お気をつけて。。 / akemi ( 2001-09-12 08:38 )
今朝まで知らなくて。。朝からショックです。。悲しみと怒りで胸がいっぱいです。。 / みかりん ( 2001-09-12 07:55 )
ニュースを聞いて、Hidey さんのことも頭をよぎりました。ご無事でなにより。でも、これからも気をつけなきゃ、ですね。何が起こるかわからない、、、 / ぴぴ ( 2001-09-12 07:08 )
ただただ・・・ご無事を祈ります。もはや私たちだってわからないけれど。・・・・どうか、もう、これ以上は・・・。 / パンドラ ( 2001-09-12 07:05 )
生々しいレポートをありがとうございます。本当に信じられないことで、言葉がありません。 / 美奈子 ( 2001-09-12 06:46 )
僕も朝からずっとテレビにくぎ付けになってます。↓のような瑣末なことなどより、たまたまさんも心配しているこれからアメリカ政府のとる行動が気になりますね。ただただ人類の平和を祈ってやみません。 / はらぽ〜ん ( 2001-09-12 05:31 )
アメリカ経済が打撃を受けると、僕の就職活動も危ぶまれる。もちろんこれは全人類の悲劇であるけれど、数多い僕みたいな末端人にも多大な影響を及ぼすのだ。今、Manhattanにあるエージェントと交渉している最中だったのに、どうなることやら... / はらぽ〜ん ( 2001-09-12 05:28 )
祈り…。 / ガス欠コイン ( 2001-09-12 05:16 )
ほとんどの生徒はアメリカ人です。大変でした。ただ、語学学校にきている生徒の中東からきているひとたちにはこのニュースもっと辛かったのではないかと思います。関係ないひとまでこの事件の犠牲になっています。ただ、アメリカの危機管理のすばやさには驚きです。早く落ち着きたいですね。 / たまたま ( 2001-09-12 04:53 )
やっと帰宅許可がでました。ずっと10時すぎからコンピューターとテレビを交代に見てました。民間機が飛んでないとはいえ、まだまだ油断できないことには変わりません。うちのホストファミリーが明日から5日間ラスベガスに旅行いうのもやめるかもしれませんね。こんなに腹立つことは久しぶりです。ただ、アメリカ政府もこれに対してちゃんとした態度で、ただ報復が目的ではやってほしくありません。 / たまたま ( 2001-09-12 04:50 )

2001-09-09 ボストンオフ会ご報告

念願のボストンオフ会が実現した。

あっという間に有名ライターとなった、現在ボストンに短期留学中のたまたま氏と、ブランク実質25年の小学校時代からの友人、ボストン在住のはらぱ〜んと連絡を取り合い、昨日オフを決行。人恋しがり屋さんのたまたま氏の希望は、賑やかな会にして楽しみたい、とのこと。僕の日本人のクラスメート(日本語ペラペラのアメリカ人の女の子Alexisを含む)を6人集めて食事、その後はフィリピン人のクラスメートEllaが企画していたカラオケ・パーティーに合流するという完璧なプランである。

17:50にボストンの観光名所Quincy Market前に集合。2ヶ月以上いながら観光する間などほとんどなかった僕は、おのぼりさん状態でうきうきと集合場所へ向かう。そこには既に、ひょろリ長身のはらぽ〜ん、「174cmくらいで体がっちり、青(紫)のリュック」を探してくれと書いていたとおり、ばっちり体育会系っぽい、真っ赤なロブスターの絵をあしらったファンキーなTシャツのお兄ちゃんが立っていた。これが世界初公開、たまたま氏の実像である。

本当に人なつこい人で、僕も昔からの友達のように話すことができた。お顔は想像よりちょこっと濃かったかな(怒ったらゴメンね!)という感じだが、純粋に人が好きでたまらない、と物語るカワイイおめめと、優しくこぼれるスマイルがとても印象的だ。タクシーで、ボストンきっての有名シーフードレストラン、Anthony’s Pier 4へ向かう。

ハーバー越しにそびえるフィナンシャルディストリクトをバックにデッキで記念撮影を済ませてから、男5人女4人の楽しい食事が始まった。

生牡蠣、生ハマグリ、シュリンプカクテル等のAppetizerに続き、名物クラムチャウダー、ロブスター、それとなんだか忘れてしまったが魚のグリルをいただく。ワインは今日もサンセールの白。大好きなのだ。

僕のクラスメートも時々僕の日記を覗いてくれているので、たまたま氏のこともすんなり理解。たまたま氏はビジネススクールにも大変興味が湧いたようで、彼らとも熱心に話し込む。僕はひまじんがいかに健全で優良なサイトかを力説してしまった。はらぽ〜んも仕事柄今までの世界には余りいなかったというenergeticな面々にすっかりご満悦。日記の話だけに終始しない、誰にとっても実りの多いオフ1次会となった。

すっかり話に夢中になってしまい、2次会のカラオケに向かったのは22:00過ぎ。ここでは、あらゆる国々からのクラスメートが待ち受けていた。こちらのカラオケのスタイルは、みんなでシェアできそうな歌をぼんぼん放り込んで、踊り狂いながらの大合唱。たまたま氏はすっかり打ち解けて楽しんでいた。クラシックに造詣の深いはらぽ〜んは、部屋の片隅にあったピアノを見つけて、今にも「調律がなってない」と言い出しそうで怖かった。はらぽ〜ん、君の絶対音感には大変お聞き苦しい歌唱で申し訳ない。何しろみんなシャウト、シャウトなのだ。

たまたま氏はなんとこの地域からはかなり距離がある彼の学校のクラスメートに遭遇、人気者の彼はそちらの部屋でも放してもらえなかったらしい。

近い再会を約して家路についたのはもう1:00近く。心地よい眠気のなか、充実した一日を振り返った。いずれはニューヨークにも進出してreiさんやプルーさんとも合同オフを実現したいと思う。最後に、偉大なるひまじんネットと、善意あふれる管理者の皆様に、心から感謝いたします。

先頭 表紙

peachさん、こちらこそ、お会いできることを楽しみにしています。また一度は西のほうにも飛んでみたいと思いますし、こんな状況ですが、いずれ落ち着いて東に来るような用事があれば、是非お声かけを。これからもよろしく。 / Hidey ( 2001-09-15 23:59 )
Hiedy様、ひまじんライタ〜さんの中でも男性ばかりが集まった、それも海外オフ会だなんて、何だか考えただけでも面白そうですよね。けれどもソコはちゃぁ〜んと女性も交えて花を添えたのですね!?何時か加わる事が出来たら、凄く面白そうで楽しみです!!これからもどうぞ宜しくね!! / peach ( 2001-09-14 16:18 )
ムーチョ母さん、きっとこれは長い長い試練の始まりに過ぎないのではないかと思います。片時も目を離さずに、平和のためにできること、考えていきたいですね。 / Hidey ( 2001-09-13 09:09 )
ご無事で何よりです・・・。本当にショックな、としか言いようのない事件で、頭の中が真っ白です。本当にご無事でよかったです。 / ムーチョ母 ( 2001-09-13 06:37 )
たまたまさん、ありがとう。大丈夫です。そちらはアメリカ人が少ないのでちょっと感じが違うかもしれませんが、こちらは大変でした。詳しくは今日の日記をご覧ください。 / Hidey ( 2001-09-12 04:35 )
Hideyさん 大丈夫ですかーー。いまは学校で監禁状態です。下↓に書き込んだニューヨークオフ会ちょっと怖いですねー。つい何時間か前にこんな書き込みした自分が怖いです。 / たまたま ( 2001-09-12 03:38 )
ペコさん、僕の知る限りの友人は大丈夫だと思います。地域がちょっと違いますので。それにしても、まだ呆然としてます。これから落ち着いたら日記を書こうと思います。こんなときになんですが、シュリンプカクテルは別に名物じゃありません。クラムチャウダーとロブスターが名物。これからもよろしく。 / Hidey ( 2001-09-12 02:16 )
はらぽ〜ん、ただただショックと悲しみでいっぱいです。 / Hidey ( 2001-09-12 02:14 )
お友達とかだいじょうぶですか〜〜〜 / ペコ ( 2001-09-12 01:10 )
パンドラさん、こちらは大丈夫。でも、学校は1時限だけで休講になりました。皆呆然として食堂のスクリーンに映るテレビの映像を見つめていました。今、家でテレビをつけてたらなんと停電に。多分皆家に入ってエアコンつけてテレビをつけてるからだと思います。 / Hidey ( 2001-09-12 00:55 )
思わず・・・・かきこみしています。今日は眠れそうにありません。 / パンドラ ( 2001-09-12 00:17 )
すごいことが起こってるよ〜。NY。 / はらぽ〜ん ( 2001-09-12 00:08 )
たまたまさんのところから飛んできました〜〜東海岸はシュリンプカクテルって名物なの?ワシントンD.Cもおいしかったよ〜〜たまたまさんが体育会系だなんて・・・・ / ペコ ( 2001-09-11 12:28 )
すぐに日記復活しますよーーー。MBAがんばってくださいーーーー。今日はバーガー食っちゃって腹にたまっているーー。シーフードが一番あるね。 / たまたま ( 2001-09-11 07:08 )
10月19〜22日までNYに行きます。ニューヨークオフ会件、貴方奥様お迎え会をニューヨークでやりますかーーー?無理ですよねー。 / たまたま ( 2001-09-11 07:07 )
たまたまさん、妻は10月の3週ごろじゃないかな。まだ仕事がばっちり忙しくて何もできてないみたいです。 / Hidey ( 2001-09-11 06:58 )
よちみさん、ほんとに世界は小さいと最近感じてます。海外の方の日記はやはり親近感が沸きますね。お互い励みにしていきたいと思ってます。 / Hidey ( 2001-09-11 06:57 )
今週はひまだーーーーー。ひまじんを火曜日からまたがんばろーー。奥様の渡米日時は正確に決まりました?? / たまたま ( 2001-09-11 01:31 )
ふむーー!(鼻息)楽しそうなオフ会でしたのね! ひまじんの人たちはみなさん身近な感じがするけれど、実は海外だったりするからすごく不思議な気分になります。いやー、世界が小さくなってきてますねえ。 / よちみ ( 2001-09-10 23:34 )
くららさん、写真なんですが、デジカメはまだ日本にあって、この日の写真は普通の一眼レフなんですよー。10月末くらいからは写真もアップできるようになりますのでしばしお待ちを。 / Hidey ( 2001-09-10 20:36 )
reiさん、お仕事がたまってて大変なのでは?ボストンにいらっしゃるときはご連絡ください。今度は本物のひまじんオフで、人数限定、しっとりやりましょう。 / Hidey ( 2001-09-10 20:34 )
フィー子さん、あれはやんないよー。多国籍軍だったから英語の歌ばっかし。僕も抑え目でした。みんな若いのに80年代の音楽のほうが好きなんだよね。 / Hidey ( 2001-09-10 20:33 )
ゆーさん、シーフードはこれからますますおいしくなるそうです。いつかボストンに来てみてほしい。またおいしいものがあったらレポートします! / Hidey ( 2001-09-10 20:31 )
れいじくん、遊びすぎて昨日はあんまり勉強に身が入りませんでした。そろそろ遊びもほどほどにしないとね。でもMITの人たちとの飲み会は参加します! / Hidey ( 2001-09-10 20:29 )
みかりんさん、僕もみかりんさんと差しで飲みたい!なんとなく居酒屋で焼酎と日本酒飲みたい気がします。(失礼?)絶対実現しましょう! / Hidey ( 2001-09-10 20:28 )
たまたまさん、お疲れ様でした。これから授業もいよいよ本番になるのでどこまで遊べるかわかりませんが、是非また近いうちに会いましょう!今朝も3:00起きで勉強してます。 / Hidey ( 2001-09-10 20:27 )
lamanchaさん、ここのカラオケは日本語、韓国語、中国語、英語があります。韓国人とはよく行きますよ。尾崎豊の"I Love You"韓国語バージョンを歌ってもらって感動しました。 / Hidey ( 2001-09-10 20:25 )
oggiさん、はじめまして。そうですね、僕もオフ(というのか?これは)というの初めてだったのですが、確かに匿名性も大事だと思います。まあ、ボストンまで来てくれた人にはそれだけ出会いたくなっちゃいますけど。Pier 44はちょっと分かりませんが、東と西ではずいぶんメニューも違うんでしょうね。 / Hidey ( 2001-09-10 20:23 )
くまちゃん、はじめまして。ボストンは本当にいいところですよ。アメリカの年の中でボストンが一番好きって人も結構多い。NYからも近いので、遊びに来るときは是非ご一報を! / Hidey ( 2001-09-10 20:21 )
はらぽ〜ん、僕はどんなに夜遅くても7時や8時に起きてしまうんですよー。昨日は一日勉強だったので、日記は朝いちで済ませました。また会いましょう! / Hidey ( 2001-09-10 20:20 )
パンドラさん、ありがとう。楽しかったです。なんでもかんでもオフをすればいいとは思わないけど、本当にあってみたいと思う人ってやっぱりいますよね。パンドラさんともいつかお酒飲んでみたいです。 / Hidey ( 2001-09-10 20:19 )
いいなぁ〜、楽しそう。盛り上がってよかったですね。ファイナンシャルディストリクトをバックにした記念撮影写真、気になるわ!雰囲気だけでもアップしてくださいませ。 / くらら ( 2001-09-10 13:03 )
楽しそうですねぇ。行けなくて残念でした。またの機会にぜひ会いましょうね。 / rei ( 2001-09-10 12:35 )
Hideyのシャウトってもしや・・・?! / フィー子 ( 2001-09-10 11:48 )
充実のオフ会だったようですね!すごくきれにまとまった報告書で、会った事もない皆さんの顔が浮かんでくるようです〜。魅力的なシーフードが続々と!いいなあ〜、食べたいーーー!!!! / ゆー ( 2001-09-10 11:21 )
おいしかったですねー。たまたまさんや、はらぽ〜んさんにお目にかかれてうれしかったです。またぜひやりましょう。 / れいじ ( 2001-09-10 10:48 )
わあ!楽しかったですね☆ひとなつっこい「たまたまちゃん」に私も会いたいなあ。。Hideyさんと差し向かいで飲みたいわ〜☆ / みかりん ( 2001-09-10 06:28 )
昨日はたのしかったですねー。またオフ会しましょー。フィー子さんとも東京で会ってみマース。次はいつにしましょうか?? / たまたま@やっぱ濃い? ( 2001-09-10 03:51 )
韓国人の集団とカラオケに行ったときに日本語の歌を歌って、日本語を何処で覚えたのかって聞かれたのを思い出しました。カラオケ、集団によって歌が全然違ったりするから面白いです。 / lamancha ( 2001-09-10 01:03 )
ネットのオフ会というのも想像つきませんが、楽しそうですね!シアトルで「Anthony's Pier44」というシーフードのお店に行きました。姉妹店でしょうか? / oggi@初めまして ( 2001-09-10 00:20 )
たのしそー!私もボストンにいきたい。 / くまちゃん ( 2001-09-10 00:11 )
すご〜ぃ。もぅ報告っ書書ぃてる。僕は疲れて今起っきたところで〜す。たまたまさん♂はイメージと全く違ぅ人でした。またボストンに来て下さぃ。(ところでたまたま♂さんはちゃんと帰り着ぃたのでしょぅか?) / はらぽ〜ん ( 2001-09-09 23:56 )
うわあ〜楽しそう! たまたまさんも、そちらでお元気そうで何よりでした。ひまじんの出会いが、こんなふうに広がって、みんなをしあわせにしてくれるって、ステキなことですよね! レポありがとうございます。ワタシもとってもうれしかった。 / パンドラ ( 2001-09-09 23:20 )

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