2003-08-26 パイレーツ・オブ・カリビアン観てぇ〜
2003-08-24 とろける猫
2003-08-23 常総学院優勝！！
2003-08-20 映画　『バトル・ロワイアル』　１・２
2003-08-12 スープカレー作り大会＠北千住
2003-08-10 「ロバート・キャパ　戦争と子供たち」＠東京富士美術館
2003-08-09 ふられる
2003-08-09 短歌
2003-08-05 映画「踊る大捜査線　THE MOVIE 2」(ネタバレあり注意)
2003-08-05 ROCK IN JAPAN FES ＠ ひたちなか　(１)

いよいよ冷房解禁ですよ。
昨夜は、あまりに暑くて眠れんかった。
熱帯夜。
(イエローモンキーファンはこのあたりでつい一曲歌ってしまいます。)
なので、とうとう、この夏初めてのクーラーをつけました。
クーラーは癖になります。
どうしても必要なほど暑くはないのに
今日もまたクーラー君は活躍しています。
あぁ、私の部屋が天国に。最高。

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ここ数日はマターリと富国強兵にいそしんでいます。
ネットゲームです。私のキャラクターの名前は『ペリー雷光』です。
はっきり言ってかなり気に入っています。名前だけは。
架空のナショナリズムに血道を挙げています。
早く戦争に行きたいです。

先頭 表紙

私の働いている職場は、文字通り山の上にある。
自分の席に座ると、向かい側の壁は、上半分がぜんぶ窓。
いくつかの建物と、近くにある野球場の照明を除けば
ほとんど緑と空しか見えない。
雨が降ると、景色が白く煙って、緑の彩度が低くなり
ちょっと山水画っぽくてきれいだ。

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出勤する時は、最寄りの駅から職場へ向かうのだけれど
帰りは、山の中の道を下って、もうひとつ先の駅まで行く。
その道はやっぱり緑がいっぱいで、ちょうど夕方には
ひぐらしがカナカナと鳴いている。野鳥も鳴いている。

その道にはいつも猫がいる。何匹かいるうちで、
特によくいるのは白い猫。仮にシロとでも呼んでみよう。
シロはいつも道端で寝ている。
誰も自分に危害を加えないと知っているらしく、
常にくつろぎきっている。
道端ではなく、道の真ん中で寝ていることもある。
（車の通れない道なので……。でも人は通るんだけど）

その日も私はその道を下っていた。
シロが道端で巻貝のように丸まって寝ている。
わざと少し足音を立てながら近づいてみた。
起きる気配なし。
鼻先を指でつついてみた。
するとようやく、「んー、なによー」というように
ちょっと薄目をあけて、そのままごろんとお腹を出した。
お腹をなでてみると、「んー、もっともっとー」と
さらに足を伸ばしてお腹を出してきた。
その様子はもう、伸びる白ゴム、溶ける白バター。
でよよよよーーーん。びよーん。
ゴロゴロゴロゴロ（のどを鳴らす音）。

ちょっとの間、お腹をなでてやっていたのだが
また目を開ける気配もないので離れてみた。
やっぱりすでに、また眠りの世界に行ってしまったようで
「あれ、行っちゃうの？」と、まぶたを開いて
見送ってくれることはなかった。
ただ、私がちょっかいを出す前とは
姿勢だけが変わっていた。足がべよよーんと伸びたまま。

毎日、帰り道に猫をいじりながら
ここまで警戒心のない猫(それも野良猫だ)っていうのも
すごいなーと思う。
ああ、のどか。

先頭 表紙

対東北高校の決勝戦見てました。
仕事休みでよかったー。

木内監督コールが起こっていました。
監督生活50年、今年を最後に引退だそうで
いばらきゃーとしては　ありがとうございました　という感じです。

東北は　投手交代なしで、ずっと一人の投手(ダルビッシュ君という
らしい)が投げてましたが、さすがにあれはきつかったのでは。
常総は　今日の決勝と、智弁和歌山戦を見ましたが
守りのチームというだけあって　ほとんどミスがありませんでしたね。

常総学院というと、私は、しょーわ62年の夏の大会準優勝が
印象に残ってるんですが
今回、その時の選手(OB)がアルプススタンドで
インタビューを受けていました。
おじさん　と言って差し支えのない感じだったのでびっくりしましたが
もうあれから16年経っているんだから　まあ当たり前か。
あの時小学生だった自分だって　もう30間近だし。

先頭 表紙

■バトル・ロワイアル

ビデオ、実家にて。

面白かった！
最初の数十分は、けっこう怖くて、「劇場で観なくて良かった……」と思った。
でもやっぱり、これは劇場で観たかった〜。
「タチの悪い冗談みたいな現実」を、映画の中でうまく作り上げていたと思う。
そして、たけしがキモい！　最高。

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■バトル・ロワイアル２

銀座シネパトスにて、けいこさん(valkilさん)と。

この映画、以前にどなたかの日記で
「これを深作欣ニ監督が観たら泣くのでは」という感想を
目にしたことがあったのですが……
まあ、これはこれでいいんじゃないでしょうか。
きっと、亡き監督の遺志をついで完成されたということ自体に
意味のある作品でしょうから。
とはいえ、私が欣ニ監督だったら、ちゃぶだいひっくり返して怒るね☆

とにかく話作りの焦点がボケている。キャラも立ってない。
戦闘シーン長い。長いだけならいいけど、演出がワンパターンだったなー。
カメラ手持ちにして、画面にデジタル処理すりゃ観客を騙せると思っているのか。

でも、たけしは相変わらず良かったし(たけしと前田愛のシーンはとても印象的
だった)、竹内RIKI先生のヘンさには絶句させられたし、
ガオレンジャーブルーの勇姿も拝めたし、いろいろ楽しかったです。
つっこみで楽しむ映画です、確かに(笑)

たけしの醸し出す雰囲気はえも言われぬ迫力と風情がある。
とみに、すでにかなり衰えてきた、顔や身体のラインに味があると思う。
うちの父親も最近あんな風になってきたので(実際はもっと老けている)、
なんかしみじみ見てしまう。
そして、老けたたけしを見ていると、同時に「オレたちひょうきん族」が見たくなる。
あれで育ちましたから私。それと欽ドコ。

最後に、たっちゃん(藤原達也)に一言。

たっちゃん……。アナタ、それじゃどこからどう見ても、テロリストのリーダーじゃなくて　

　教 ☆ 祖 ☆ 様　　だよ！！！

前作でのナイーブな少年役はハマっててとても良かった。
けど、テロリストを演るような線の太さは
彼には足りないような気もする。
っていうか、あやしい衣装着て、いつも床にうずくまってて、
演説する時はすぐ目をウルウルさせるテロリストのリーダー……
私ならついて行きたくないっす。
役作りも難しかっただろうな。

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今はけいこさんに頂いたバトロワ小説読んでます。
けいこさん、ありがとうございましたー♪

先頭 表紙

11日

友人に誘われて、北千住のＯさん(私は今回初対面)の家へ
スープカレーを作りに行きました。総勢５名。
スープカレーが大好きで、もう何度か作っているというＯさんや
Ｏ君にいろいろ聞きながら、野菜を切ったり、スパイスを混ぜたり。
Ｏ君が持ってきてくれたスパイスは、十数種類はあった。
ベースとなるスパイスは、コリアンダーとクミン。
ルーは使わずに、一から作ります。
それから、ヨーグルトと缶詰を使って、マンゴーラッシーもどきも。

2時に集合して、3時近くから作り始めて、完成したのは6時すぎ。
これがとっても美味しかった！！
感動〜。

みんなで食材の買出しに行ったり、料理したり……
学生の時は、自分も友達も、みんな学校の近くのアパートに住んでいたので、
そういうことはしょっちゅうやっていたけれど、
社会人になってからは本当にひさしぶりかも。
楽しいね、やっぱり。












BUMPファンのたわごと　その３

ＡＡフラッシュを紹介した友人(その２で書いた友人とは別人)から
「感動した！(マジレス)　ＣＤ買うよ！」とのメールが。
超うれしい……。布教活動大成功。
でも、ホントは、著作物(音楽や歌詞)を使ったフラッシュって、いけないんですよね。
そのために、一度ＵＰされたフラッシュもどんどん消されているみたい。
だけど、実際は作る人も、見る人も楽しくて、その上プロモーションになっている。
「ボーカルの顔が下からライトアップされてて怖い」と(ファン以外に)評判の
「天体観測」のＰＶより、フラッシュの方がいいんじゃない？　なんて個人的にはちょっと思ったりもする。

先頭 表紙

東京富士美術館で行われているロバート・キャパ　戦争と子供たちに行ってきました。
ここの美術館は、冴えないんだけど(^^;、家からバス一本で行けるので便利。

出展されていたキャパの写真とキャプションは、全部、以前図書館で見た写真集のもの
そのままだった……。あと、展覧会のサブタイトルに「そして９・１１」とあったけれど
ニューヨークのテロの写真は３枚しかなかった……。
微妙に納得いかないけど、そんなもんなんでしょうか。それなりに感動はしたけど。

＊＊＊＊＊＊

印象に残ったことについていくつか。

■
キャパが最後に撮った写真。草原を何人かの兵士が前方に向かって走っていて、
画面左側に少し小高くなった堤防が映っている。キャパはその写真を撮ったあと
その堤防に登り、また草原に戻ったところで地雷を踏んで死んだ。
堤防に登ったのは絶対、そこから見た構図を確かめるためだろう。でも
気に入らなかったから写真を撮らずに下りたんだろうな、と、その写真を
見て思った。

■
ロバート・キャパというのは彼の本名ではないそうだ。キャパという大写真家
が撮った写真を彼の恋人が売り込む、という設定で営業をしていくうちに、
彼は名実ともにロバート・キャパになったらしい。なかなか興味深い。

■
これは写真集を見た時にも思ったのだが、戦時中の写真で、被写体が欧米人から
日中戦争当時の中国人になった途端に何とも言えず嫌な感じがした。
多分、被写体の顔立ちと、自分や、自分が普段の生活で接している周囲の人たちの
顔立ちが同じようだから、余計リアルに感じるのだと思う。言いかえれば
顔立ちの違う人に対して、自分は心の中で一線を画しているのかもしれない。
下着のカタログでは、たいていモデルが欧米人だよな、そういえば……。
あれも、日本人がモデルだと生々しいからという理由があるらしい。

■
沢田教一が撮った写真って、とても角が鋭い感じがする。

■
複数のカメラマンが撮った、アフリカの難民を題材にした写真がいくつかあった。
アフリカは何とも言えず美しいと、初めて思った。
人のたたずまいも、服飾品も、何か呪術的な、プリミティブな造形美があるなぁ。

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帰りに川沿いのバス停で下りて散歩をした。
夕暮れに河川敷を歩くのは本当に気持ちがいい。
自分に課された夏休みの宿題があるので、そのためにデジカメで写真を何十枚か撮った。

最近、写真とか絵画とか音楽とかそういうものに触れるたびに思うのだけど
例えばキャパが写真の技術を磨いて戦争写真を撮り、
平和を訴えたような、

自分はそういう何ものかを持たず、
何にも特化せず死んで行くのかなあと思うと、なんだかなぁという気持ちがする。
いやなんかマジで虚しくなるんである。
今からでも間に合うような、何かはないだろうか。

銀塩カメラ欲しいな。。。

先頭 表紙

夢を見た。それもかなりリアルな。
でも最後には「しょうがないから新しい人を探すぞー☆」としっかり立ち直っていた。














BUMPファンのたわごと　その１

「ラフメイカー」のフラッシュを見せた友人から
「はまった。毎日寝る前に見てる。今度CD持ってきて」とメール。
「ラフメイカー」の世界ってかなり藤くん(←作詞している人です)ワール度高いと思うんだけど
伊達に私の古くからの友人じゃないわねアナタ。人によっては即、拒絶だろうに。
洗脳第一段階成功かね、これは。フフフフフ。


BUMPファンのたわごと　その２

ある日、パソコンを起動しながら着替えをしていて「ぐあ！」と思わずのけぞった私。
デスクトップにはこちらを向いて微笑んでいる藤くんの壁紙が。
私もまだまだ可愛いところがありますわ！　すでに四捨五入ミソジーズ会員だけど！
でも2回目からは平然と着替えている自分がほんの少しだけ、悲しい。

先頭 表紙

日付印確かめながらゆっくり押す証明書係の8月6日

先頭 表紙

下館ミラノ座にて。ネタバレありで書きますのでご注意ください。






や、ひでぇ脚本すね。あんなに役者揃えておいてあれはないよね。

「リーダーが有能ならば最強の」警察組織と、「リーダーがいないゆえに強い」犯罪組織の
対比を通じて主題を語るのなら(少なくとも私はそれが作品の要だと受け取った)、
あの犯罪組織のおざなりな扱い方は一体なに？
動機付けも曖昧、彼らの組織のあり方もよくわからん。
だいたい犯人が逃走中にわざわざ車降りたりしないっつーの。しかも犯人役みんな演技下手だし。

警察組織の描写にしたってひどい。なんのひねりもない。
横暴な女性本部長が登場してきた時点で、彼女にまつわる安直な展開はぜんぶ読める。
(「命令をききなさい」と部下に怒鳴り散らしていた彼女が、上部からの命令によって
本部長を降りたのはちょっと面白かったけど……でも、彼女のキャラクターとしての設定は
かなりひどくて、見ててちょっと不愉快だった)
室井が本部長になった時点で、もうやめて〜って感じ。

いくら映画とはいえ、特殊部隊がその場に何十人もいるのに
人質を連れて徒歩で逃げる犯人を完全に取り逃がす訳があるか？
逃げる犯人ではなく、犯人に撃たれたすみれを、特殊部隊が包囲していたのはなんで？
青島と特殊部隊の面々が地下のトンネルのような場所(？)を走っている間
各所に仕掛けられていた警報作動用の糸は一体なに？　単なる危機感の演出？

前作の方がずっと出来がよかったような気がする。
前作は、それなりにスリルもお笑いもあったし、最後のオチも効いていたしね。
何より織田裕二鑑賞映画としては一級品だったもん。

一緒に見に行った母いわく「織田裕二は、もう溌剌さがなくなってきたね」。
織田裕二は好きだけど、同感。。
さりげなくユースケ・サンタマリアがよかった。
でもやっぱり、彼のキャラクターが担当したファイリングも安直過ぎた。
いくら犯人のメッセージがあったからといって、あんなにあっさり犯人絞り込めるなんて
ちょっとご都合主義すぎ。

個人的な感想はこんな感じです。でもま、話のネタに見に行くのはいいかもね。
見ていて退屈はしないし、何より巷で人気のある作品ではあるからな。

先頭 表紙

今年も行って来ました、ロッキンジャパン。
行くたびに楽しいです。
会場運営も、毎年新しい工夫がされているし、
地ビールは相変わらずうまいし。(しかも値下げされてた！)
林の中、炭火で自らおかずを焼いて食べられる“海鮮定食”は500円。
安くてうまいっす。音楽も食べ物も充実です。

写真は観覧車から会場(メインステージ)を撮ったもの。
窓越しにフラッシュ焚いちゃったので汚いけど。。。
正面の黒い四角がメインステージで、右下の赤いゲートが入り口。
白や青っぽい点々はすべて人やテントです。
海の上に赤いタンカーが停泊しているのが見えます。
左上の煙突は、東海村の原発かな？？

以下、聴いたバンドの感想。

■PE'Z
歌謡ジャズという印象。と言ったら変かな？　(歌謡テイストが好きな私……)
ジャズに慣れていなくても聴きやすい。
会場について早々、チューハイ飲んだらだるくなってしまったので
テントの中で寝ながら。大地に響く音を全身で感じられまつ。
でもこのバンドは、きちんと前に聴きに行けばよかったな。なかなかかっこよかったので。

■エレファントカシマシ
けっこう楽しみにしていたのだけれど、正直な話、あまりピンと来なかったなぁ……。
大好きな「悲しみの果て」を聴けたのは嬉しかったけど。
この曲は去年も演奏したみたい。ライブの定番なのでしょうか？
スタンディングゾーン後方にて。

■BUMP OF CHICKEN
機材にトラブルがあったのか、曲間でちょっともたついていた。
選曲はけっこう意外な感じ。
個人的に非常に問題だったのは、「ラフメイカー」を聴いて
８等身モナーが悩ましげにシャワーを浴びている光景が頭にきっちり浮かんでしまったことだ。
(↑の意味がわからない人は、ヘッドラインに張ってあるリンク先にぜひ行ってみてね☆)

私はモッシュピットまで突入する気力はなかったので
スタンディングゾーンの真ん中あたりで聴いていたのだけれど
演奏が始まったら、コアなファンが集まって盛り上がっているモッシュピットが
とてもうらやましくなってしまった。しかも、気分が悪くなったのか、
座り込んでいる人が近くにおり、その具合がどうしても気になってしまうので、
もっとマイペースで聴けるように、演奏の途中で後ろの方へ移動した。
(その時の曲は、ボーカル藤くんが「野外フェスで演奏したかった曲」と
　アナウンスした曲だった。冬の曲だったので、内心「さすがだよ」とツッコミを入れた。)

大勢の人の間をぬって後ろへ歩きながら、なぜか涙が出てきた。
そしてしばらく泣いた。
目を閉じて空を仰げば視界はまぶしい赤とオレンジ色のグラデーション。
そこに響くボーカルにただひたすら耳を澄ましてみた。
理由のわからない涙を流すことなんて、普段はめったにない。
でも、実のところ、私は好きなバンドの演奏を聴くとたまに泣く。
そういうときの涙は自分でもまったく説明がつけられない。
理屈や前触れなしに、それは暴力的にやってくる。
はっきり言って、演奏がとくべつに素晴らしかったという気もしないしな。
でも、彼らから何かが発信されて、私が何かを受信し、何らかの反応を起こしたと
いうことだけは間違いがない。涙はそれを私に教えてくれる。
これはいったい何なんだろう。すごい謎なんだ。

(つづく)

先頭 表紙