2001-07-04 [旅行記]SimCity (サンフランシスコの気候風土)
2001-07-03 [旅行記]サンフランシスコの高校生
2001-07-03 [実況]イチローが9回2死から同点2ランホームラン
2001-06-30 [旅行記]サンフランシスコの一期一会
2001-06-29 [書評]口車祖父危機一髪 − 片岡覚太郎さんを探せ
2001-06-24 [業務連絡]関西オフラインミーティングのお店
2001-06-23 [旅行記]サンフランシスコの日本人町
2001-06-22 [旅行記]クイズの正解回答の前に、失敗談
2001-06-22 [旅行記]閑話休題、クイズです
2001-06-20 [旅行記]From the Dusk till the Dawn

　6月なんていう、じとっとした梅雨の時期に東京からサンフランシスコに来ると、まあ、信じられないくらいに気候が異なる。この差はちょっとすごいものがある。

　太陽は照りつけるが、風は冷たい。口車、紫外線に対して大変敏感なのであるが、真夏の東京より紫外線がきつい感じがする。そんな日差しだから、日中は結構暑くなり、Tシャツ一枚でも汗ばむくらいである。ところが、空気が大変乾燥していて冷たい。だから、夜になると一気に気温が下がる。ホテルの部屋備え付けのガイドにも気候のことが書いてあって、「気温の差に気をつけてください。」と書いてあった。Tシャツ一枚では、夜はとても寒くていられない。

　そして、アメリカ人がカリフォルニア辺りでやたらサングラスをかけている理由が、実際にサンフランシスコに来てみて良くわかった。かっこつけでもなんでもない。これは必需品である。日本でも盛夏よりは5月の方が紫外線が強いそうだが、その比ではない。とにかくきつく、まぶしいのである。こりゃぁ、来てみないとわかりませんな。日本では想像もつかない。逆に、この時期サンフランシスコ在住の日とが東京にやって来たら、やたら空気を重く感じるであろう。

　話は変わって。

　ちょっと前に、SimCityという都市を作っていくシミュレーションゲームが流行った。地形も自分で作れるのだが、その正方形の丘はいかにも人工的で、やっぱりコンピュータゲームだなと思っていた。ところがである。サンフランシスコに来てどうですか。その街路と坂の感じは、まるっきりSimCityの世界である。なるほど、これだとSimCityの世界を身近なものとして捉えられる。日本の都市では味わえない感覚である。

　日本国内にいただけではわからないこと、いろいろとあるものである。

つづく

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　サンフランシスコ2日目の夜、チャイナタウンで食事をしてLitz-Carltonでジャズを聴いてからホテルへ戻る途中、20人くらいの高校生の男女の集団とすれ違った。歩道一杯に広がった彼ら、わいわいがやがややってくる。すれ違うためにはその集団の中に入らなくてはいけないのだが、すんなりすれ違えないようないやな予感がした。

　案の定、彼らの中に入ってすれ違おうとした瞬間、一人の男の子がだれかにふざけて突き飛ばされ、口車にぶち当たった。がたいが口車よりでかい、体重もあるポリネシア系とおぼしき彼に突き飛ばされて、さすがの口車もよろけた。そして間髪を入れず、"Sorry!"という声が返ってきた。

　それだけでもきちんとしているのだが、すれ違って交差点で信号待ちしていたら、彼は靴が脱げたのだろう、ひとりそこに残り靴を履き直しながら、"Sorry, Sir. Sorry!"と繰り返した。口車、右手を挙げて彼に答えた。

　日本以上に荒んでしまったと言われるアメリカの高校生、なかなかである。今東京の渋谷辺りでこのようなことに遭遇したら、日本の高校生、このような対応が出来るであろうか。この10年、アメリカ経済は好調であったが、どうも人の心と経済は、相関関係がありそうである。

　夜風が気持ちの良い、夜だった。

つづく

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　本日の対テキサスレンジャー戦、9回2死でイチローが同点ホームランを打ちました。10回表にマリナーズが2点入れて、只今大魔神佐々木が投げておりまする。

　あ、やばい！打たれた！と思ったら、軽々とイチローが追いついてアウト。なんであんなに余裕のよっちゃんで追いつくのであらうか。

　をを、三振で2アウトだ。あ、最後は去年までマリナーズにいた佐々木のお友達のロドリゲスだ。をを、三審三者凡退でマリナーズが勝って4連勝で60勝だ。佐々木は29セーブだ。

　すんごいなぁ、イチローと佐々木は。

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　アメリカはこれで二度目、ロサンゼルスとサンフランシスコしか知らないのであるが、どうも外国に来たという感覚が希薄なのである。その理由として、これらの都市はアメリカテレビドラマや映画にしょっちゅう登場して見慣れていること、町行く人に東洋系の人が多いせいであろうか。特に今回は日本人町のホテルに泊まったりしたから、店に置いてある日常品は日本製で、食品スーパーも日本食を置いているから、東京のちょっと外国人が多い町かなといった風情である。

　東洋人が多いといえば、カリフォルニア全体で中国人が大変多いという。2日目の夜はチャイナタウンに食事をしに行ったが（カメラを忘れたので写真がない）、ジャパンタウンとは大違いである。とても賑わっていて店も多い。サンフランシスコとしては割と平坦な土地にあるジャパンタウンとは異なり、起伏の多い区画にチャイナタウンはある。港町独特の哀愁もある。食事は、地元の人が来るような店をうまく見つけ、なかなか安くおいしいものを食することが出来た。残念なのは、アルコール類はビールしか置いていなかったことである。

　帰り道、便意を催していた口車は、たまたまRitz-Carltonの前を通ったのでそのまま飛び込み、用を足すとともに一杯飲んでいくことにした。いくら違和感はないとはいえ、ここでアメリカをじっくり感じさせてくれることになる。

　ラウンジに入ったときからJazzの生演奏をやっていたが、席を占めて落ち着いてみると、ピアノもベースもじいさん、そしてちょっとハスキーがかったアルトの女性ボーカル。いやいや、これはたまりません。見た感じ、ベースのじいさん、60は軽くいっている感じであるが、タキシードにスニーカー、それで軽々とウッドベースを操る。ピアノのじいさんも枯れている。そこに、ハスキーボイスである。こんなすごい演奏が、たった7ドルで聴けてしまうのである。やはりアメリカはすごい。


　次の日会議が終わった後、サンフランシスコ最後の夜は小さなフランス料理屋に行った。ここも地元の人が来るようで、観光客とおぼしきは我々だけである(^^)。このフランス料理で思ったのは、日本ではなんでフランス料理屋=高いとなってしまっているのだろう。そこそこの値段できちんとした料理を出す。しかも、やたらごてごてしていない。おいしかった。アメリカで料理は期待できないなんて、いったいだれが言い出したのだろう。昨日の中華料理といい、アメリカ人だっておいしいものはわかるのである。

　そしてまた、昨日のJazz Trioが聴きたくて、Ritz-Carltonへ行った。今日も同じグループが出るのを確認しておいたから。着いたときは昨日より1時間早く、別のグループが同じ構成で演奏していた。女性ボーカルは若い人。最初はちょっとたどたどしかったが、真ん前に陣取っていたお客に乗せられたら俄然調子が出た。なかなかである。アメリカ版「都々逸」と言ったところか。

　そしてお目当てのグループ登場。あれ？女性が違う。そしてベースも。ベースは悪いが、若造だ。なんと、昨日のメンバーはピンチヒッターだったようである。あ、ベースは今日がピンチヒッターか。今夜の人もいいのだが、やはり、昨日のボーカルとベースの人の方が口車にはぴったり来る。一期一会とは良く言ったものである。

つづく

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　一週間前の夕刻、口車にMさんから電話があった。それは、ある本の復刻版ができあがったので、我が家に送ってくれるというものだった。

　時に1917年（大正6年）6月11日午後1時32分、北緯36度15分東経23度50分、地中海上の駆逐艦榊の機関室にて、海軍機関大尉の口車祖父達は、遅めの昼食を取り始めていた。と、その左舷正横約200メートルの近距離に、突然敵ドイツ潜水艦の潜望鏡が現れ、榊は直ちに開戦、前部4インチ7砲を即座に廻転して爆雷をみまったが、この時遅く、かの時早く、敵の放った一発の魚雷は、榊左舷艦橋下の火薬庫に命中爆発、艦橋から全部ことごとく粉砕され、マストは後ろに倒れ、船体の前部3分の1を一瞬にして失った。幸い後ろの機関室の部分は重油槽の隔壁により、浸水を免れた。艦長以下即死者を多数出しているのに、口車祖父は全くの無傷であった。その瞬間、口車祖父はお櫃を抱えていたという。

　被弾する直前、5分前まで口車祖父は艦橋にいた。艦長の指示を受け、昼食を取るために機関室に戻った矢先の出来事である。たった5分、この5分の差が幽明その界のどちら側に立つか、天と地ほどの差になったのである。これだけの被害であるから口車祖父は戦死したと思われ、いったん戦死公報が出、地元愛知では戦死の号外まで出た。新婚生活たった3日で、口車祖母は未亡人になりかけたのである。もしも本当に口車祖父が戦死していたら、口車本人はおろか、口車父もこの世には存在しなかった。その事実に思いを馳せるとき、口車にとってこの5分はとてつもなく重たい。

　さて、日英同盟に基づいて日本海軍第二特務艦隊が遠路地中海まで赴き、英仏の輸送船の護衛の任にあたり、このような人的損失まで出していたこと、歴史の闇の彼方に完璧に忘却されている。日本海軍が護衛に当たると生存率が高く、日本海軍の護衛を希望する船が続出したという。正に七面六臂の活躍だったのである。

　戦後（第一次世界大戦）、1919年（大正8年）11月18日に、日本海軍第二特務艦隊整理部の編纂により、「非売品」として「遠征記」が発行された。たまたま口車はこの書籍をある歴史研究家が所蔵していることを知っていた。また1997年、日本経済新聞に掲載された記事で、小説家のNさんがこの日本海軍第二特務艦隊のことを小説にしようとしているが、日本に資料がほとんどなく困っているということも知った。そこで日本経済新聞に前述のマネージャーのMさんを紹介してもらい、「遠征記」の存在を伝えた。そして、歴史研究家の死後、岩手県水沢私立図書館に寄贈されていることを突き止め、長期貸し出しを快諾していただき、小説家のNさんに渡した。

　今年になってMさんから突然、「後半の『片岡君』の手記の部分があまりにも面白いので、後半部分を復刻版として発刊することになった。」という連絡があった。そして6月21日に発刊され、本日口車の手元に届いたのである。

　面白い。まだ拾い読みしている程度だが、とにかく面白い。戦争という、シビアな情況でどうしてこのようなユーモアに富んだ文章が書けるのであろうか。正に、ひまじんライターの鑑である。「解説」に登場する、マルタ国初代副大統領で、現在開業医のドクターMの長年の謎が解決する顛末も、爆笑物である。


　ところで、著者の片岡覚太郎海軍主計中将のご家族の消息が不明なのである。したがって印税が現在宙に浮いてしまっている。どなたか消息をご存じないだろうか?


「日本海軍地中海遠征記」片岡覚太郎／河出書房新社
　本体2000円
　ISBN4-309-22372-9

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　関西オフラインミーティングお勧めの店、紹介してもらったざんす。


口車様

シャッチョーのオススメは、おそらく、「吉田」というお店です。
　　こんな店　吉田
　　〒543-0025
　　大阪市天王寺区下味原町4-11
　　ＴＥＬ　06-6774-0158
　　ＦＡＸ　06-6775-0158
　おいしいですけれど、ただ、やや高めかなという感じです。肉厚のある「タン塩」が絶品です。

次に、鶴橋で有名な焼肉屋といえば、やはり「鶴一」というお店です。
　　ＴＥＬ　06-6771-0806
　　　　　　06-6772-8929
　　ＪＲ・近鉄　鶴橋駅
　　西出口徒歩１分
　　http://www.turu1.co.jp
　吉田よりはやや安めかもしれません。炭火なのは良いのですがかなり煙たいです。私は、涙流しながら食べていた事があります。(^^;
　私は食べた事がないですが「とん足」がおいしいそうです。

　あと、行った事は無いのですが、「ラッキー園」というお店です。ＴＶで紹介されたこともありますし、通信カラオケの出来る宴会も可能ですので、良いかもしれません。
　　大阪市東成区東小橋3-14-29
　　鶴橋駅前
　　ＴＥＬ　06-6976-1919
　　http://www.lucky-en.com

地図やチラシを添付しておきます。

以上です。

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　さてと、サンフランシスコの続きです。

　空港に到着して、まずはパスポートコントロール。これが長蛇の列なんですな。まあ、一気に500人近くの乗客が降りて後ろの方に乗っていればしようがないのであるが、日本だけではないですな。それにしても日本人観光客の皆さん、「アメリカ市民」と「それ以外」の表示くらい、理解しましょうよ。

　次にしたことは両替。11年前に初めてアメリカに来たときのトラベラーズチェックが50ドル残っていてそれをキャッシュに両替しようとしたのだが、一苦労。当時東京銀行だったのが今は合併して東京三菱となり、デザインも変わっている。窓口のアジア系の女の子が（あえてこの表現使わせてくらはい）新米さんときて、頼りはマニュアルに記載の写真だが、当然そこにはない。まいったね。結局、「1フロア上のメインオフィスに行ってくれ。」と言われ、そちらへ行ってみると歳の頃同じくらいの女性なんだが、一発でOK。

　空港から市内までのアクセスであるが、事前にホテルの予約にメールで問い合わせて、シャトルサービス、すなわち乗りあいタクシーがあることを確認済み。市内まで11ドルプラス荷物1個当たり1.5ドルから2.0ドルの運賃。まあ、妥当なところですか。到着したのが朝のこともあり、お客は口車一人。空港から101号線を北上しサンフランシスコ市内へ。右手に海を見ながら車は走る。しばらく走ると、なんと、サンフランシスコジャイアンツの本拠地の3 COMパークが右手に見えるではありませんか。こんなところにあったんだ。

　空港から30分ほどでホテルに到着。市内に入って街並みの第一印象は、

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　さて、クイズの設問書き直しましたので、もうちっと考えて下され。その間に、口車の失敗談。

　ぎりぎり飛行機に飛び乗る（英語でjump in by ガス欠コインさま、あっているなぁ）という話でここのところ盛り上がっているが、当然失敗することもあるのです。その失敗の上にどこまで大丈夫かということが経験されるわけで、それはそれで貴重な経験ですが、やっぱあせります。

　口車、飛行機に、それも国際線に乗り遅れたことが2回あります。

1回目：

　今から11年前の3月、まだ成田空港のアクセスが空港公団が京成電鉄に意地悪したおかげでターミナルビルの真下になく、駅からターミナルビルまでバスで連絡していたころのことです。ちなみに、この旧成田空港駅は、現在東成田駅になっています。

　通常、駅からターミナルまでのバスは、5分で着きます。当時は京成のダイヤもすごく連絡が悪くまた、当時スカイライナーは日暮里に停車しなかったのでわざわざ京成上野駅まで行かなければならず、余計な時間がかかったのでした。で、出発時刻の1時間半くらい前に着く電車に乗ろうとしたら満員でアウト。今だったら前後に特急が出ているけれど、スカイライナー乗りのがすと30分後の特急で、これだと都合45分も遅れることになる。それで、空港駅についたのが出発時刻の40分前でした。

　で、まあぎりぎり間に合うかなと思ってバスが発車したら目が点。目の前、空港内の周回道路が大渋滞しているではありませんか。3月の、こんな時期になんで渋滞しているんだよぅ。ようやく連合航空のチェックインカウンタにたどり着いたのが5分前。係のおじさんに一言、「うん、間に合いませんね。」と言われてしまった。初めてのロサンゼルス行きだったのですが、幸いなことに2時間後にサンフランシスコ行きがある。国内線を調べてもらったら乗り継ぎ便も取れ、なんとかアメリカへ行けたのでした。


２回目：

　口車、空いていれば羽田空港から車で30分足らずのところに住んでいるのですが、空港へのアクセスが大変悪い。3年前羽田から台北へ行くことになったのですが、時間ぎりぎりでタクシーを奮発した。ところがですね、このタクシーの経路がまずかった。環八を行ってしまったのですよ。環八は周辺の人だったらご存知ですが、蒲田で京浜急行と平面交差している。したがって朝なんか大渋滞するのですが、まあ15分もあれば通過できるだろうなんてたかをくくっていた。そしたらなんと！30分も踏み切りで足止めをくってしまったのですよ。したがって、羽田のチェックインカウンタに到着したのは10分前。荷物を預ける必要が出てしまって、それだとアウト。結局2時間待って次の11時の便になったのでした。くっそう、あの大枚6000円のタクシー代はなんだったのぉ！しかも、沖合移転した空港は、我が家からだと環八ではなくて環七を通って大森経由の方が近いということもその後わかった。しかも、環七だと京浜急行も立体交差だし、渋滞していてもまだ読めるのですよ。


　ところで、この2回大変運が良くて、便指定の格安チケットだから、本来はフライトの変更が効かないのですね。ところが、2回ともたまたま席が空いていて航空会社の人が「ま、いいでしょ」と乗せてくれた。格安チケットも良いのだけれど、こういうところで偉い目にあうことがあるので、要注意なのです。

つづく

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　先の日記でひとり突っ込みで入れた、飛行機の時刻表の出発時刻と到着時刻、いったいどこで見ているでしょうか?というのを、独立させてみました。

　質問の意味がわからないという突っ込みがあったので、書き直し。

　飛行機の時刻表には出発時刻と到着時刻は記載されています。また、実際のフライトで出発時刻が遅れたとか、到着時刻が早まったとか言います。それでは、この出発時刻と到着時刻、どの時点で言っているのでしょう?

　1.　お客が全員搭乗口から乗り、搭乗口から出たとき。
　2.　ドアが閉じ、ドアが開いたとき
　3.　飛行機が動きだし、完全に止まったとき
　4.　離陸した瞬間と着陸した瞬間


　これを覚えておくと、せっぱ詰まって限界ぎりぎり、出発時刻のどれくらい前までにチェックインカウンターに居ればよいか、わかります。

　ちなみに最悪の場合の時間です（日本国内）。ただし、これはなんらそれで大丈夫ということを保証するものではないので、自分のリスクで飛び込みをやってください。

閑散期の国際線：30分前、ただし荷物を預けると微妙です。
繁忙期の国際線：1時間前、パスポートコントロールで30分かかる。ただし、ほんとにやばい場合は割り込みあり。飛行機会社の係員のパスコートコントロール前での必死の呼びだしに注意！
国内線：20分前

　ただし、これやって飛行機の出発遅らせると、周囲から大ブーイング食らいます。

つづく

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　なんかこんなタイトルの映画があったが、これは映画のお話ではなくて、東京からサンフランシスコまでの道中です。

　さてと、2001年6月13日。

　成田発サンフランシスコ行きの北西航空028便は、15:30発である。一般的には出発の2時間前にはチェックインしてねということになっているから13:30分に空港にいなくてはならないわけで、そうすると京成の普通の特急を使っていくとなると口車家からは2時間10分。すなわち、11:20分には出発しなければならない。

　しかーし、前日お客のところにインストールしたシステムが動かず、明け方からプログラムの書き直しを始めて、終わったのが11:15。ここから荷造りを機内持ち込みだけで済むように始め、我が家を出たのが11:52。次の駅で下車してお客のところへ立ち寄り、3分間でインストールして駅に戻ってきたのが12:17。そして渋谷から山手線外回りで日暮里へ向かったのであった。

　ここで口車、初めてSkyWebを使いましたよ。京成電車の乗り継ぎ調べるために。そしたら、なんと、山手線13:10に着くのに空港行きの特急は13:10発ではねーっすか。そこでダッシュをかけたのだが、切符を買うのでもたついて間一髪アウト。後で冷静に考えたら、パスネットカード持っていたから間に合ったんですわ。

　ということで、次に早くつくのは13:35発のスカイライナー。しかたないので970円余計に奮発して乗車券を買う。そして成田空港駅は14:30着。

　旅慣れているというのも善し悪しで、「30分前で間に合う！」という感覚があるものだから、ほんとにそれをやってしまう。駅から早歩きで歩き、エスカレータはかったるいからエレベータを使ってチェックインカウンターに到着したのが14:40。そしたらなんと、「出発が5分早くなりましたのでお急ぎください。」と来た。席を自分で選ぶ余裕もなくパスポートコントロールまで走り、搭乗口についたのが14:45。そしたら、なんとまだ登場開始してねーではないですか。結局なんのことはない、出発したのは15:30であった。ふう。サンフランシスコついて気がついたら、シャツに塩が吹いておった。

　思わず長い前書きになってしまった。ここから本題である。

　成田を飛び立って2時間後、飛行機は日没を迎える。それでは、日の出はどれくらいでやってくるであろうか。今回運良くそれを知ることができた。4時間少々で日の出を迎えるのである。しかも、今回のフライトでは本当に珍しい光景に遭遇することができた。

　2つ目と3つ目の写真を見ていただきたい。薄暮の地平線の下の雲海の中に赤く光っているところが見える。そうなんです。ハワイ島のキラウエア火山の溶岩が雲に反射して見えているのである。そして徐々に明るくなりやがて太陽が見えてくる。溶岩の赤が朝焼けの赤と渾然一体となっていく様子は、いやー、それはそれは美しかった。

　日本時間の23:30過ぎにはサンフランシスコに飛行機は到達し、天気に恵まれサンフランシスコ市街と金門橋、ベイブリッジがばっちり見えました。15分遅れたにも関わらず、飛行機は予定時間より30分以上早い現地時間8:20（日本時間14日0:20）、サンフランシスコに到着したのであった。

つづく

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