2001-02-08 杉原千畝氏について（口車さんへのツッコミ）
2001-02-02 命名
2001-02-01 最後の授業
2001-01-31 特別な日
2000-12-24 ロダンのクリスマスケーキ
2000-12-24 びっくりしたなぁ〜！
2000-12-15 I AM STILL ALIVE
2000-11-27 せっかくの桟敷席なのに〜！
2000-11-22 第1回パン・パ〜ティ〜
2000-11-19 ホームベーカリー

昨夜、NHKの「その時歴史は動いた」を私も見た。
杉原千畝については、以前、他の番組や何かの記事で知っていた。
「彼は第二次世界大戦中の在リトアニアの外交官で、人道的な見地から（日本の外務省の意見に反して）ナチスに追われるポーランドからのユダヤ人難民にビザを発給して、約６千人の命を救った人物。日本に帰国後は外務省を辞めさせられ、戦後４５年ののち、彼を探していた在日イスラエル大使館によって、彼の行ったことが評価され始めることになり、イスラエルでは英雄的に称えられている日本人である。」これが杉原千畝について私が知っていたことである。いつだったか彼が外務省から名誉を回復したという記事が新聞に載っていたことも思い出した。

昨夜の番組では、私が新たに知った印象に残るエピソードがいくつかあった。
彼は外務省の留学生としてハルピンに渡り、ロシア語を習得し、その後すぐに満州の外交部門での任務に就くが、満州での日本人の中国人への扱いに耐えかねて、満州任務を辞任したこと。
彼はロシア語が堪能であったため、スパイ任務の要請が再三あったが、強く拒否し続けたこと。
満州から帰国後、日本国内の外務省で勤務するが、その時に奥様に出会い、今もお元気な奥様のお話しによると当時まだ男尊女卑な傾向が強かった社会で、彼は女性に対してとても優しかったということ。
戦後、このリトアニアでのことを自ら語ることはなく、晩年、彼は自分の行ったことは外交官として正しいことではなかったかもしれないが、人間として当たり前のことをしたと語ったということ。

これらの話からも、あらためて杉原千畝の人物像が目に浮かぶ。
戦争という狂った時代の中でも、自分が正しいと思うことを貫くことができた彼に敬意を表したい。

それと同時に、外務省が今さら彼の名誉を回復したとは情けない。
何故、日本は外国で評価されてはじめて国内で認めるといったことになるのだろうか。話は逸れるが、ノーベル賞受賞者なども、国内では才能を伸ばせず海外へ出て評価され、ノーベル賞受賞後、慌てて日本でも賞や勲章を授与したりするのもその例だなぁと思った。

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昨日は雨で一日、家にいた。（雨じゃなくても出られないけどね。）
それで、この日記を書いていくにあたって娘の名前をどうしようかと考えた。

発表します！！

命名　瑠麻（るま）

ちなみに苗字は福田（仮名）です。
フクダルマちゃん、かわいいでしょ？
ふっくらした赤ちゃんにピッタリと、ひとり悦に入っていたロダンであった。

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昨日は、昨年５月から受講している「日本語講座」の最終日だった。出産のため、今年に入って出席できずにいたが、最終講義はどうしても行きたいと思っていた。そのことを知っている夫が早く帰宅し、娘を見てくれることを申し出てくれた。夫の帰宅を待ち、娘に授乳して、慌てて自転車で家を出た。思えば、この講義がスタートしてすぐ妊娠が発覚したため、自転車が乗れなくなり、こうして自転車で出掛けるのは初めてだった。（それまでは毎週３０分以上歩いて通っていた。）外は暗かったが、久しぶりのサイクリングに気分爽快。そして、久しぶりに会う同じ講義を受けていた仲間たちとの感激の再会。（ちょっと大げさ？）すごく充実した時間を過ごすことができた。
ロダンの育児生活はまだ始まったばかりだが、今は、昼間は娘と二人きりで、近所での買物に外出することもできない。訪ねてくれる人がいなければ、人に会うこともない。育児が順調なら、それもさほど問題にならないかもしれないが、子供がぐずったり、思うようにミルクを飲まないようなことがあると、母親が精神的に追い詰められることは容易に想像がつく。
最近、毎日のように報道される子供虐待のニュースに心が痛むが、そういう事件が、これ以上起きないためには、まわりの人たちの協力が必要で、母親が社会から孤立しないことが大切であることを実感した夜だった。２時間ばかりの外出であったが、とてもリフレッシュした自分を感じた。

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今日、１月３１日は昨年の５月末に妊娠が発覚してから、ロダンファミリーにとって特別な日であった。それは、赤ちゃんの予定日。カレンダーに大きく◎がしてあるのが、今となっては懐かしい。。。
実は、ご報告が遅れましたが、予定よりも早く無事、元気な女の子を出産しました。
育児にも、だいぶ慣れてきました。私の体調も良好です。
今後は、妊娠期間や出産の回顧談、育児について思うことなどを中心にロダンの「考えたこと」を書いていきたいと思いますので、よろしくね。

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今日はクリスマスイブ。今年のケーキはドライフルーツとスパイスとブランデーの効いたシンプルな大人のケーキでした。知り合いのおばさまが以前、外国人のお友達に教えてもらったものだそうで、ロダンは教えて頂いて先日初めて作りましたが、おいしかったので早速ご紹介します。作り方はとっても簡単です。クリスマスの一ヶ月から二週間前に作って、クリスマスまで置いておくのですが、もうずっと食べたくてたまりませんでした。久しぶりに子供のときのようにクリスマスが来るのを指折り数えてしまいました。

クリスマスのフルーツケーキ
《材料》　
バター 　　　８０ｇ
グラニュー糖 　　１００ｇ
卵 　　　２コ
小麦粉 　　１００ｇ
洋酒漬ドライフルーツ　　１００ｇ　（レーズン・くるみ・チェリーなど）
カラメルソース 　　小さじ２
スパイス類（シナモン：ナツメグ：クローブ：オールスパイス＝小さじ２：１：１：１）
ベーキングパウダー 　　小さじ１
ブランデー 　　　適宜

《作り方》
1.　小麦粉とスパイスを合わせて２度ふるう。
2.　ドライフルーツ刻む。
3.　卵　　黄・白に分ける。
4.　バターを練り、砂糖を半分を入れよく混ぜる。
5.　4．に卵黄を１ツずつ入れ、よく混ぜる。
6.　4．に2．のドライフルーツを入れ、よく混ぜる。
7.　カラメルソースを入れてよく混ぜる。
8.　別のボールでメレンゲを作る。卵白を角のたつまでよく泡立てる。
9.　8．に数回に分けて残りの砂糖を入れる。
10.　メレンゲ半分に7．を混ぜ、1．の小麦粉を加えてさっくり混ぜる。
11.　10.に残りのメレンゲも加える。
12.　紙を敷いた型に流し込む。
13.　160℃の天火で40〜50分　1時間10分位
14.　焼き上がったら、ブランデーをたっぷり塗って、ラップでキッチリ包む。
15.　２週間から１ヶ月、冷暗所におき、クリスマスに召し上がれ！

　　　　　　　　　　　　　　注：クリスマスまで待たなきゃダメですよ！！

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またまた前回の日記から一週間以上が過ぎてしまった。ほとんど寝て過ごしているせいか、一週間があっという間だ。この眠り病は伝染するのか夫トロンとともに、今日も、まったりとした一日であった。
夕方、外が暗くなってから、最近新装オープンした近所の大型スーパーに散歩がてら出かけ、夕食もそのまま近所で外食。らくちん、らくちん。そうして家に帰ってからもまったりとした時間が流れるのであった。。。年賀状をやらなくちゃと言いつつ、ソファーでくつろいでいるトロンがロダンに言った。
「１１ＰＭの歌って知っている？」　で、その歌を嬉しそうに歌う。
「あぁ、うん、知ってるよ。」
「あれを歌っている人って、アルプスのハイジの歌を歌っている人と同じなんだって。ついでにネスカフェの歌も同じ人らしい。」　
ロダンが実家に電話していた間にテレビでやっていたそうだ。コマーシャルソングといえば、ロダンの高校時代の友人は富士サファリパークの歌を歌っている男性と結婚した。そういえば、ロダンの小学生のころのピアノの先生は「３時のあなた」というワイドショーの元祖というべき番組のテーマ曲「さんじ〜のあ〜な〜た〜　さんじ〜のあ〜な〜た〜　あなた〜のさんじ〜」の歌を歌っていた女性だったなぁ。そんなことを思い出しながら、まったりとまた一日が過ぎていくかに思われたのだが、しかし！今夜は特別だった。
寝る前にＰＣを消そうとしたら、メールが来ていて、ついでにいつものように「ひまじん」を開いたのは、１２時少し前。ふと、そろそろ１０００００ヒットだったと思いつつ、開かれた画面のヒット数の数字を見た。

な、な、なんと！！！！１０００００ヒットＧＥＴの瞬間だった〜のだぁ〜！

思わず、建物中に響き渡るような声をだして、お風呂に入っているトロンの名を呼んだ。興奮してなんて叫んだかはよく覚えていないが、ものすごい勢いでトロンがバスタオル一枚で飛び出て来た。普段冷静沈着な彼のその姿にも驚いたのであったが、聞くと彼は私が破水でもしたのかと思ったそうだ。で、ことの真相を知ると嬉しそうにそのままの姿で「風邪引きそう〜」といいながら画面を切り抜いて保存してくれた。これがその証拠写真であ〜る。

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おぉ、気がつけば前回日記を更新して以来、半月もの時間が経っている〜！ロダンはこの間、元気に暮らしていたが、とにかく眠くて、予定があるとき以外は寝て過ごしていた。冬眠している熊のようだと我ながら思う。それにしても、新機能の「ひまーク」、よいですねぇ〜。なんでそんなことができるのか不思議〜！そういう機能自身を思いついた人もスゴイし、それを作った人もスゴイ！　さっそく自分の日記をひまークしてしまったロダンである。(だって、半日もしないうちに更新した日記が表紙にでないのは寂しいんだもん！)と誰に言うわけでもない言い訳をしながら。。。
さて、ロダンは妊娠９ヶ月になり、さすがに出歩くのは辛くなってきた。お腹も出てきて、自分のおへそが見えないくらいだ。座ると胸と太ももの間にお腹がはさまるような感じ。先日はレストランで狭い席と席の間を通り抜けるときに、とっさに横向きになって通りぬけようとしてしまったが、完全に横向きのほうが場所を取る状態になっていたことを忘れて、みごとにお腹がつっかえてしまった。とほほ。

そう、予定日まであと一ヶ月半。早ければあと一ヶ月もしないうちに、赤ちゃんとご対面できる。いったいどんな子が生まれてくるのか楽しみであり、また新たに始まる３人での生活がどんなものになるのか想像がイマイチできないでいる。夫が早く帰宅するようになるといいなぁ。。。

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せっかくの桟敷席を用意して頂いたのに、更新が滞っていてもったいないことをした。謎のヴェールを脱ぐと宣伝して頂いているので、もうひとつの秘密を告白しよう。（大サービス！）私がひまじんを知ったキッカケは夫がひまじんライターだからだ。（彼はロダンが桟敷席に載ったことをうらやましがっているフシがある。ふふふ。。。）ロダン自身がひまじんライターデビューを果たしたのはご存知の通り１０月。最初、夫には内緒だったのだが、ある日、自分専用のノートパソコンに向かっていたら背後に気配を感じ、振り返るとそこに夫がニヤニヤ顔で立っていた。友人たちが１日でロダンを私と疑ったのに比べたら、彼が気づいたのはそれから暫くしてからだったけど、今ではロダンの日記を楽しみにしてくれているらしい。家でぐうたらしていると、ひまじん書かないの〜？と聞いてくる。今も何を隠そう、ゲームをして遊んでいたら、「せっかくの桟敷席なのに、書かないの？」と言われ、ＰＣに向かっているというわけだ。まるで宿題をやれと親に言われた小学生のようだ。彼は子供が生まれたら口うるさい父親になるのであろうか。

子供といえば、ロダンにはドイツ人の大親友がいる。１５年来の友人でお互いの結婚式に出席したほどの仲なのだが、彼女にも４月にベビーが誕生することになったとのメールをもらった。偶然にもロダンの外国人の仲良し友人の３人(国籍はドイツ、フィンランド、アメリカ)がそろって今年、来年でママになることになった。彼女たちとは子供のころから知っているので不思議な感じだ。かつて将来お互いに子供が生まれたら夏休みの間だけでも子供を交換しようと約束していたが、なんだか急に現実的な感じになってきた。ロダンは我が子にお受験をさせるつもりはないが、幼い頃から異文化に触れる機会は作ってあげたいと思っている。(語学の習得もさることながら、異なる文化を理解できる心の基盤みたいなものが大切だと思うのだ。）

さて、昨日は友人が遊びに来て、自慢のホームベーカリーでパンを、圧力鍋でビーフシチューを作った。圧力鍋は暫く使っていなかったけど、あろう様の日記を読んで以来、マイブームが再来した。あろう様、ありがとう。圧力鍋では、お米も炊飯器で炊くより、短時間でおいしく炊けるのだ。

焼きたてパンの写真を撮ってみました。おいしそうでしょう？

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今日もホームベーカリーの続き。皆さんのツッコミのお返事もここでさせて頂こう。
さて、どうやって夫を説得したかの質問の答えは、次の通り。
１．おいしい焼きたてのパンが食べられる。
２．添加物が入っていないから安心。（とくに赤ちゃんの離乳食のときにも使えることを強調！）
３．ときどきパンを買い忘れることがあるけど、その心配がない。
４．経済的。パンを一斤焼くのにかかる材料費を計算したところ約９０円。
５．どのホームベカリーが使いやすいか検討した結果、友人と同じ物がよかったこと。
　　そのベーカリーの値段をネットでチェックした結果、某デンキやが一番安かったこと。
　　その底値は、友達にも確認済なこと。
夫は、論理的に説明しないと納得しないタイプなので、以上のことを一気に話した。その前にも、狙っていることは事あるごとに仄めかしておいた。そこで彼が言ったことは、
「でも、本当に使うかなぁ？すぐに飽きちゃったり、作るのが面倒になったりしない？」ということ。
そこで、ロダンは最後の切り札を切る。
「でも、あなたもプレステもたいして使ってなかったのに、プレステ２を買ったよー。」
彼の顔が降参顔になった。で、このディベイトはロダンの勝ちとなった。
ところで、今日でホームベーカリーを買って４日間でもう４回パンを焼いた。１日１回のペースだ。夫の心配は今のところクリアしているけど、ちょっと食べ過ぎ！　太るのが心配だなぁ。

ちなみに今日は２回もパンを焼いた。まず朝起きて、ロールパンの種を作り、そのあとシナモン入りブドウパンを焼いた。ロールパンは全自動という訳にはいかず、自分でめん棒を使って形を作ったりして、オーブンで焼かなくてはいけないのだが、それもまた粘土遊びみたいで楽しかった。シナモン入りブドウパンの方は、ブドウを途中で入れる手間があるが、後は全自動。
今日はたまたまヨーロッパ赴任時代の友人が一時帰国しており、そのときの友人たち４人がウチに集まった。そして、早速、第一回パン・パ〜ティ〜が開かれたという訳だ。ホームベーカリーは大好評。これまで聞いたことなかったけど、海外赴任する奥様方でホームベーカリーを現地に持っていく方が多いということだ。確かに、フランスでもドイツでも日本の食パンのようなパンはなかったなぁ。。。もっとも、ロダンは海外に行ってまで日本での生活を再現したいとは思わないので、そんなことは思いもしなかった。どうやら、男性のほうが海外の生活習慣になじめないケースが多いようで、夫のリクエストによることが多いみたいだけど、ロダンは独身だったしね。。。
そうそう、確かにホームベカリーの音はちょっと思ったより大きい。朝焼きあがるようにタイマーを設定する場合、寝室のそばには置かないほうがよいでしょう。ずっとうるさいわけでなく、イーストが途中で入れられるときなどに、突然大きな音がして驚いたりする。それから、タイマーを使ったことはまだないが、焼き上がったらすぐに取り出さないといけないので、炊飯機のように炊き上がってほって置いて保温されるということない。まぁ、ロダンにはいい目覚まし代わりになるかもしれない。。。
それから、ロダンのホームベーカリーは１斤分専門と思われる。でも、一度に食べきれなくても、スライスして冷凍しておけば、食べるとき、トースターでちょっと長めに焼くとおいしく頂けます。
ホームベーカリーのほかには、今、ロダンは圧力鍋に凝っております。その話は追々。

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この５月に友人Ｓの家に泊まりに行ったとき、朝、焼きたてのパンを朝食に頂いて以来、ロダンはパン焼き機(ホームベーカリー)を購入すべく密かにリサーチを重ねていた。で、今朝、目覚めた瞬間、決意した。
その友人Ｓの受け売りの「夫攻略法」を用いて、何とか承諾を得、二人の気が変わらないうちに出掛け、あっさり念願のホームベーカリーをゲット。これまた友人Ｓに教えてもらったパンを作る材料の専門店で材料も購入して帰宅した。
そして、早速作ってみたが、ホント超簡単！最初は乗り気じゃなかったはずの夫も、興味津々で、セットしてしまえば後は出来上がりを待つだけなのに何度も機械を覗きに行って、「今、こねてるよ。」「まだ発酵中。」「焼き始めた！」と子供のように実況中継してくれた。今日は、ライ麦を混ぜた食パンを作ったが、予想どおりにおいしくできて大満足。
そして今、頭の中では、友達をたくさん招いてのパンパーティの企画を考えているロダンである。

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